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北方井手ちゃんぽん 諸富店

ファイル 3260-1.jpg佐賀市諸富町山領の208号沿いにあるちゃんぽん専門店。

武雄市北方町にある「井手ちゃんぽん」の支店(ではないらしい)。県内そして他県にも何店かあるらしい(いくつかの系統のフランチャイズがあるようだ)
っていうか、今日は佐賀の34号の方でも一店見かけてて、武雄手前では本店を通過してて、食べられなくて残念に思ってたトコで、まさか暗くなってから見かけて寄れるとは思わなかった。有明沿岸道の途切れたトコから444号に下りずに少し回り道の208号側に進んでよかった!

ラッキーとばかりに寄って暗い未舗装の駐車場に停めて店に入った。

ファイル 3260-2.jpgいつ以来だろ。(点景的には2013年以来の9年ブり)そういえばドライブ中での普通のちゃんぽんは、長崎で食べるかこの佐賀の井出ちゃんぽんかくらいしか食べてないかも。。(リンガーハット行っても皿うどん食べちゃうしw)
とか思いながらシンプルなメニューを見た。迷わず普通のちゃんぽんをたのんだ。

厨房の前の席がカウンターで、調理を眺めながら待った。ら、なんかカツ丼をたのんでるお客さんも沢山いるようで、ちゃんぽんと共にひっきりなしにカツ丼を調理していた。うううう気になるぅ。次来たらカツ丼食べたいなぁ、、とか思いつつ、次に佐賀に来る時に憶えていられる自信はなかった。

そしてちゃんぽん登場。

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やまもりのモヤシ野菜。正直言えばラーメンとかで山盛りになってるモヤシは邪魔くさくて好きじゃない。けど、このちゃんぽんは野菜が主役って感じで、モヤシにしてもちゃんと調味されてしっかり味付いてウマい。だってメニューに「麺抜き」というのがあるくらいだからね。
あと最近増えてるタンメンの店の野菜はおいしいんだけど熱すぎてツラい。そういうストレスを感じずにおいしくもりもり食べられて合間に麺を啜っておいしく食べた。
スープもおいしく啜って完食(スープは本店からの取り寄せだそうだ)。おいしかった。

そういえば武雄の本店でしか食べた事なかったけど、しばらくぶりだから差は分からず、とにかくおいしく満足。
次来たらカツ丼。。覚えとかなきゃねw

タグ:餐:麺 餐:菜

肥前鹿島干潟

ファイル 3259-1.jpg鹿島市常広の有明海に面した干潟の海岸。

有明海の干潟は寄ったらじっくり見て長居しちゃう大好物。でも今回はもう日が暮れるからパスかなぁ、、と諦めてたんだけど、鹿島に来たのが6時15分前、ぎりぎり日が暮れる寸前にちょこっと寄れそうだと思って見掛けた案内に従って来てみた。

ら、見晴らし台らしきものがなかなか現れず、それらしい所に到着したのが6時ちょい前。なんとか日のある内にこれてよかった。

現地の案内は「鹿島新籠」となってて、あれ??っと思ったけど、これは「渡り鳥水鳥重要生息地ネットワーク」の登録地としての海岸名ってことだった。
見晴らし台のスロープにある横断幕や見晴らし台の左側にある案内板には「ラムサール条約」の登録湿地として「肥前鹿島干潟」が出てた。

さてその見晴らし台に上がった。
見晴らし台といっても堤防の上にあがれるだけのものだったけど、堤防じたい高かったので眺めはよかった。まぁ見晴らしという言葉に嘘はない。そして、ここ以外にはこういう眺望できる場所はなさそうだった。

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案内板を見るとここから見える有明海は左側が佐賀県、正面左が福岡県、正面右が熊本県、右の端が長崎県と四つの県が見れる海。四つは珍しいかも。

ファイル 3259-3.jpgさてそして干潟。広ーい干潟。ラムサール的に喜ぶくらいの野鳥はいなかったけど、鹿島川河口の方には干潟を歩く鳥が見えた。ズームして写真撮ると、黒白の分かりやすいのが案内板にあった「ツクシガモ」だな。築紫鴨と書くだけあってこの有明海がメインの飛来地の渡り鳥なので見れて嬉しい。茶色いカモがメスかと思いきや、ツクシガモは雌雄同色だそうでこれは別種。
細長いのは全国どこにでもいるアオサギ、みんな近寄ってて仲良く見えるけど、ズームで重なってるだけで実際はバラバラな筈。

まあ鳥はいいとして、それより手前のこまいやつ。こっちはよく見えなかったので、やっぱり近くまで行こうと階段降りて浜へ出張った。ホントはもう足疲れてて上り下りしたくなかったんだけどね。誘惑に負けた。

ってわけで干潟の寸前から眺めると、こまいボコボコは全部カニだった。シオマネキ?こいつらはこいつらでかわいいんだけど、やっぱムツゴロウが見たいよなぁ、、有明海だしなぁ、、と思いながらカメラのズームをスライドさせてたら、いた!のそーっと歩くムツゴロウ! 夕方はもうお疲れかな?動きが緩慢だった。

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最初は見つけただけで嬉しかったけど、だんだん欲が出て、背びれ広げないかな?とか、飛び跳ねないかな?とか、ケンカしないかな?とか、、とか期待してみてたけどペコペコ歩くくらいだった。
ゆっくり見てたら雲間から夕陽の日が差してきてムツゴロウのラメっぽい体も照らされた。

けど、その日差しを最後に日が暮れて陰った。もう帰ろもう帰ろと思いつつ、ついついしばらく離れられなかった。
最後はもっかい鳥を見て、船も見て、広く俯瞰して戻った。

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見晴らし台に戻って名残惜しく眺望しつつ、設置されてた双眼鏡はどんなもんかと覗いてみた。
ら、
うわーこれはよく見える。そして覗きやすい双眼鏡だった。
まだまだ動くムツゴロウや背びれ立てたムツゴロウとかもいて、位置覚えてカメラを向けてみたけど、カメラのズームじゃ全然追いつけずボケボケ。サモアリナン。

と、なんだかんだ30分ほど楽しんで車に戻った。ちょこっと見るだけのつもりだったけどやっぱダメね。
でも満足。やっぱ佐賀に来たら干潟見なきゃね。

タグ:楽:眺 景:海 景:浜 観:具 動:鳥 動:虫 動:魚

武雄神社

ファイル 3258-1.jpg武雄市武雄町武雄の県道沿いにある神社。

夕方だけど駐車場にはわりと車停まってて、参拝客の多い人気の神社のようだった。
僕はここにある「武雄の大クス」が目的だったけど、せっかくだから神社行ってから行こうかと思った。(参拝客用の駐車場だし)

ゆっくり歩く家族を追い越しつつ進むと、まず先に「夫婦桧」という二本並んだ檜があった。夫婦円満の願掛けで吊るされた紐に幾つもの鈴がくくられてた。安産祈願石というのもあった。じっくり見て拝む人達を横目にサラッと見て通り過ぎた。

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そこからの坂はまるで城のような神社の石垣が続いてて、さっきの「塚崎の大楠」よりもむしろこっちの方が城跡なんじゃないかと思えた。
進んで石段を境内に上がって、現れた社殿は白地のどっしりしたもので見た目に威厳を感じた。まず参拝。

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振り返ると武雄の市街はちょっと先だけど少し見晴らしよかった。
本殿にまわるとその前に矢場があった。
他にもいろいろあったけど、それより大楠が先だと境内案内を見て御由緒を読んだ。

この武雄神社は武内宿禰を祭神とし、神功皇后の異国征伐の帰途に兵站を止めた場所に創祀されたそうだ。わぁ、朝行った忌宮神社と繋がった。。(武内宿禰が父の武雄心命を祀ったのが「武雄」の由来という説もあるそうだ)
元は山の北側にあったんだけど、平安時代末期に領主が塚崎城を築くためこの東側に遷されたそうだ。(ここは城じゃなかったか)

さて、大クスへは鳥居をくぐって石段を下って参道を進む。まるで別の神社みたいだ。っていうか、この下った石段はまた帰りに登るんだよなぁ、、とヘタレた事考えながらゆっくり進んだ。

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けど、その先の楓が緑の廊下のようでキレイで、抜けた先の竹林も高く深くいい雰囲気だった。

そして竹林の先に「武雄の大クス」があった。
ロープで仕切られて立入禁止で正面から離れて観るだけだったけど、立派でカッコよかった。

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この樹は樹高30m幹周20mで、全国巨木第6位、クスで5位、樹齢推定3000年という武内宿禰より1000年以上年上の御神木。でもこれも市の天然記念物。市なのか。
まぁ肩書はともかく独立しててしっかり木の形としても整ってて葉も青く豊かで元気な堂々とした大樹。惚れ惚れしてしばらく眺めた。あとから来た人も帰るくらいしばらく眺めた。

もう日も当たらず少し肌寒く感じたので来た道を戻った。
けど神社に戻るとまだ日は高くやや蒸し暑かった。

タグ:植:樹 観:宮 観:石

塚崎の大楠

ファイル 3257-1.jpg武雄市武雄町武雄にある巨木。

前の道で案内見かけてこれが「武雄の大楠」かなと思って来てみた。
中の方に案内はなく取り敢えず武雄市中央公民館の裏の駐車場に停めて周りを歩いてみたけどそれらしいものが見あたらず、案内も出てなくて困った。。
じゃあ中央公民館で聞いてみようかと入口の方に進んでみたら、建物の向かいの丘に「塚崎の大楠」の案内板が立ってたのをやっと見つけられた。

けど、、この丘を上った上にあるそうで登るのが億劫だったし、目的の大クスとは別の樹らしいし、、と躊躇しつつ、案内板にこの丘は「武雄城(塚崎城)の一部です」とかあって興味ももちつつ、少し迷ってままよと登ってみた。

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グングン一気に登ると上まではすぐだった。堅掘とあった竹林を進み、城跡と云えばそう思えなくもないくらいの埋もれそうな道を進み、木の根の張った坂を上るとその頂に朽ちたような太い木が見えた。
え、枯れ木なの?とか一瞬思ったけど脇からのびた幹の先に緑の葉を蓄えてしっかり生きていた。なんかすごいな。

下の案内では幹周:13.6m、樹高18mで佐賀県内三位の巨木、推定樹齢は2000年の市の天然記念物。2000年なのに市なのか。吉野ケ里遺跡と同じくらいなのに市か。。
昭和38年に落雷にあったそうで、近年では幹の空洞化が進行してるとか。でも逆にこの空洞がカッコよく、触れないように寄って包まれてみた。

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ゆっくり眺めて下りは別の道、文化会館へ下った。
廃墟後っぽい小さな曲輪っぽいのがあったりして荒れた感じではあったけど、こっちの道の方がコンクリ舗装された坂でちゃんとしてた。

車に戻ると、車体に映った周りの木の葉の感じが良かった。
この駐車場の裏の森の感じがよく、来た時はてっきりこっちに巨木が埋もれてるのかと思って迷わせてくれた。地図には「迎田緑地」とあった。脇に蔵があったりして雰囲気良かった。

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タグ:植:樹 観:城 景:森 楽:登

吉野ヶ里歴史公園

ファイル 3256-1.jpg吉野ヶ里町田手の385号沿いにある国営歴史公園。

発掘された弥生時代の大集落跡で国特別史跡であり、多分日本一有名な古代集落遺跡だと思う。なので佐賀県の名所観光スポットといえばまず真っ先に挙げられるキャッチーな公園。

個人的にはやっぱ縄文時代の方が好感あって、農耕と見分階級のイメージの弥生時代はあまり好きではなく、いままで九州のドライブ中に寄りたいとは思わなかったし、今日も近くに来るまで何とも思ってなかったんだけど、まぁたまには寄ってみてもいいかな、、とか気まぐれみたいな感じで寄ってみた。

広い駐車場は有料で310円、入園料は460円。ケチな自分でもまぁこのくらいは仕方ないかというくらいかな。

えらく広いという話は聞いていたけど、さっそく入口ゲートから遺跡までは長い橋で川を越える。天気いいからいいけど暑くてすぐに汗ばんだ。
遺跡の入口で銅鐸を鳴らせた。

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集落の入り口まではクッション性の高いゴム舗装の道で歩きやすかったけどそこまでだった。
柱の塀の内側には土掘りのような溝が掘られ槍のように斜めに立てた棒で防備してた。なるほど、城郭といえば城郭っぽくこの吉野ヶ里遺跡が城100選に選ばれてるのも少しは理解できそうだった。

中でまた地図を見てまずは南内郭にむかった。道沿いには木枝で作られたイノシシが並んでた。パッと見リアルでよかった。

南内郭の前には展示室があったので先に入ってみた。けどやや昭和チックな展示でパッとせずサーっと見て出た。

そして展望台みたいなの(櫓門?)もあったので登って上から南内郭を眺めてみた。
この南内郭は支配者層が住んでいた場所だそうだ。再現された建物より広場が広く曲輪といわれてもピンとこない感じ。城100選は再びハテナ。

中に入ると、物見櫓は登れるものもあるようで、人が途切れたら登ってみようかなと思ってタイミングを見てたけど、途切れることなかったので諦めた。

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竪穴式住居はそれぞれ中に入れた。っていうか、竪穴式住居は縄文時代とそう変わらないのね。
王の家も王の妻の家も娘夫婦の家も造りは一緒っぽく大きさに差異は感じなかった。中に人形がいたり食器が並べられてたりしたけど、それでもどれも縄文時代とそう変わらない印象。全部は入らずにささっとまわって、他の建物も見つつ郭から出た。

次はその先、中のムラ。すぐ先だけどすぐというには思いのほか離れてた。大昔は土地あまり放題だったんだねぇ。もう少し密集してた方が機能的じゃないのかなぁ。。
中のムラは、祭祀儀礼の道具などが作られていた工房区画。住居も少し大型に感じた。

その奥に北内郭が強固な柱塀に囲まれていた。
虎口のような入口から入ると迫力のある高床の建物「主祭殿」が現れた。わぁこれは城だわ。本丸だなココ。

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ここも中に入れるので登って入ってみた。ら、二階は祀りごとを行う場で人形が集まって会議をしていた。
三階は祈りごと人形が集まって祈祷をしていた。

北内郭は他にも高床の斎堂、祭殿、住居、倉などあり、住居に上がってみたらここは司祭者の住まいだったそうだ。普段は一切外に出れなかったそうなので住居というより座敷牢のような感じに思えた。

そしてここの物見櫓はいくらか空いてそうだったので登ってみた。
まず登ってすぐは北側の展望。遺跡の先と北の山そして北西横には堀と塀の外に屋根倉という倉庫が並んでいた。

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ぐるっと回って南は郭の中心方向。こっちの塀の外には東祭殿というのが独立して建っていた。
暫し風で涼んで汗乾いてからゆっくり降りて塀を出た。東祭殿は夏至の日の出と冬至の日の入りを結ぶ線上にあり、季節ごとの儀式をお子あった場所だそうだ。

北内郭を出てさらに北に進むと、すぐ先に「甕棺墓列」というエリアがありあちこちボコボコほられた穴の中にはカメのようなツボのような物が入ってた。ツボは詰まり棺桶のようなもんでいわゆる墓地というわけだ。

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そして墓地の先に「北墳丘墓」という王族の墳墓があって、中はとても見やすい展示資料館になってた。墓は上からも覗けるようになってて実物を近くで見れるし、案内説明もジオラマ模型もあって見やすい展示。新しく整ってた。

墳丘から出るとその先に園内を廻るバスの停車場があった。なんかもう歩き疲れたからあとはバスでいいやと並んで乘った。バスはすぐに来た。

バスはここから環壕集落ゾーンの横を南にゆっくり走った。戻るときに見ようと思ってた「倉と市」や「南のムラ」のエリアはバスの窓から眺めるだけでもういいやと通過。
バスは西口の駐車場前で折り返して戻って、東口の集落入口近くで降りた。

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これでもう車に戻ろうかと思ったけど、バス乗り場の裏にあった「弥生くらし館」というのだけ見て行こうかなと思った。けどここすぐ行けるかと思いきやぐるっと回らなきゃ入口に行けなかった。
歩き疲れてたからヤメときゃよかった、、とか思ったけど、ここは新しい展示でジオラマ模型も充実しててなかなかよかった。(体験工房の方は家族連れで賑わってたので遠目で遠慮した)

こんなとこかな。いやーひろかった。思った以上に足疲れちゃった。。
帰りの長い橋が億劫だった。売店も覗いたけどなんか疲れちゃってて何も買わなかった。

全体の三分の一くらいの「環壕集落ゾーン」だけのひとまわりだったけど、充分いろいろ見れて満腹満腹。
弥生時代に対する印象は変わらなかったけど、北内郭の強固な感じや「主祭殿」がカッコよく、客観的に魅力的に思えた。まぁ、ほかの時代の史跡や遺跡も客観的な魅力を楽しんで見るだけなんだけどね。

タグ:観:遺 観:園 観:城 観:選 観:建 観:楼 観:像 観:館 観:具 観:模 楽:歩 楽:眺 楽:乗

道の駅 吉野ヶ里

ファイル 3255-1.jpg吉野ヶ里町松隈の385号沿いにある道の駅。

有料の東脊振トンネルの区間を通らないと来れない道の駅。二度目の立ち寄り。ってことは前回も有料トンネル通過したのか。。ここの峠(坂本峠)は一度も通ったことないわけか。。
っていうか、こんな近くに道の駅があったならダムでトイレ寄らなくてもよかったわけで、見かけるまで忘れててよかったw

点景にはしてなかったんだっけ(09/9/20のCR-Xの頃だから点景始める前でコワクにもしてなかった。。)。たしか前回は輪切りのヤマメの刺身を食べたのを憶えてた。

ファイル 3255-2.jpgってわけで丁度いいのでここで食事休憩、入口にあった「うなぎのせいろ蒸し」「アナゴのせいろ蒸し」「瓦そば」というのが気になった。瓦そばは食べてみたかったけど、それって山口の名物だよね。。ウナギは九州産極上とあって気を引いたけどちょっと贅沢かなぁ。。アナゴが丁度いいかな。
とかほぼ決まって中に入ると、フードコートに店は三店(別棟にも一店)あってそれぞれ多彩なメニューで迷いに迷った。ギリギリまでアナゴと思ってたけど、やっぱケチって安いメニューに逃げた。。佐賀のB級グルメの「シシリアンライス」というのは食べた事なかったのでそれにしてみた。「三田川ホルモンのモツちゃんぽん」というのも気になったけど、三田川というのが何処か知らなかった。。(地名ではなく吉野ヶ里町内にある人気店の名前だったらしい)

そういえばヤマメとかやってる店はもうなかったなぁ。。(13年もたってるからねぇ)

席で待つと、出てくるまでにちょっと時間かかった。大人数の注文の後だったらしい。。

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ってわけで「シシリアンライス」なんか野菜たっぷりすぎ。。埋もれてたけど肉ものってた。
おいしいはおいしいけど、うもれた肉とライスはスプーンで食べて野菜は掬えずに箸で食べるのが煩わしく、だったらサラダはサラダで食べた方がいいのでは?と思えた。シシリアンライスってこういうものなの?(もっと肉がメインぽい)量はそんなに多くないけどめんどうくさいからゆっくり食べられた。

外に出ると水汲み場があった。そうだったっけ。
「東背振トンネル入口から四百六十メートル付近に横井戸百メートル掘り取水した天然水です。」だそうだ。一旦車に戻って空いたPETボトルに汲んだ。ナイス。

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そして建物の裏にまわって南方向の眺望。前の道を挟んで広がる筑紫平野を眺めた。
ずっと平らで田畑が多くのーんびりした平野。いいながめ。
有明海はもやーっとしてよく見えかったけど、右にうーっすら見える山は雲仙かな。方向的にはその手前辺りが佐賀市街だけど、都市っぽくは見えないね。ドライブ的には気楽に廻れそうでありがたい。

タグ:餐:飯 餐:菜 観:水 楽:汲 楽:眺 楽<待 景:町 景:山 道の駅

五ケ山ダム

ファイル 3254-1.jpg那珂川市五ケ山地内の那賀川最上流にあるダム。

ダムの駐車場はちょうど工事片側区間だったので通過しちゃったんだけど、その先にも広そうな駐車場があったのでトイレがてら寄ってみた。

新しい公園の雰囲気の駐車場で店の建物の上が展望台になってるようだった。
ここは「五ケ山クロス」という福岡都市圏のアーバンアウトドアエリアのベースとして整備した駐車場だそうで、店はモンベルのアウトドア用品ショップだった。
あれ?またモンベルだ。昨夜寝てた福井の新しい道の駅も半分モンベルのショップだったなぁ。

まずは横のダムを覗き見つつ建物の上にのぼって展望。
すぐ湖ではなく少し間があったけど、周りの山から広く見えてクネッたダム湖の範囲もわかっていい眺め。っていうかそれよりも風が涼しくて気持ちよかった。

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トイレついでに店にも入ってみた。まぁ別にアウトドアするわけじゃないから(ドライブは車の中だからインドアだし)ひやかしみたいなもんだけど、Tシャツはいい感じで安いのがあったので買っていこうかなと思った。けど、、そういえばちょっと高めのガンダムのTシャツ買ったばかりだったっけ、と思い出してやめといた。

さて、せっかくだからダムも見て行こうかなとそっちに歩いてみた。
こっちの駐車場からは階段を一二階分くらい下りる。

階段の下にあった「竣工記念碑」は平成30年とあった。あたらしいねぇ。ナビの地図に載ってないわけだ。
そしてダムの手前には「ダムカード配布一時休止のお知らせ」が貼ってあった。コロナだから手渡ししないそうで、申込書とやらを配布してた。えー、そうなの。

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というわけでカードの無い純粋なダム鑑賞。
自然の中にある巨大な人工物をじっくりながめた。
っていってもダム知識うすくあんまし詳しく知らないんだけどね。休憩には丁度いいよね。

タグ:楽:眺 景:湖 観:堰

実物大νガンダム立像

ファイル 3253-1.jpg福岡市博多区那珂にあるショッピングモール「ららぽーと福岡」の入り口で催されてる巨大像展示。

ららぽーと福岡の4月のオープン前日から公開された展示で、これは期間限定とかではないのかな?(ないらしい)っていうかなんでニューガンダム?って思ったけど、ファーストはあるしΖも実物大じゃないけど岡山にあるからかな。ΖΖだったら来なかったと思うので賢明な選択なのかもしれない。
あ、ユニコーンもあったっけ。みんな宇宙世紀物だねぇ。。(そのうちどこかにクスイーもできるんだろうか、、)

さて、νガンダムはたしか20mくらい(23m)。立体駐車場は意外と上の階の方はガラガラだったので頭部が見えるくらいの高さまで登ったら4階でほどよかった。で、後頭部が覗けるあたりで車を停めて写真撮った。前に静岡で見たガンダムは車と写真なんかとれる場所じゃなかったから少々沸いた。自分の車とアニメの尺度が現実で並ぶのは不思議な感覚だなぁ。

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後姿を覗き見ながら店舗への渡り廊下を渡った。そういえば劇中では地球に下りる事のない宇宙用の機体なのでその背景に山が見えるのもちょっと不思議な感じ。
地上階に下りてまた背中を見ながら表に歩いた。

なんか思ったよりも足も胴も細いね。後方下からの印象はガンダムというよりガザCって感じに見えた。。

後姿や横から見上げたりしながら表にまわって見上げて、少し後ろに下がってやっと全体ドーン。
やっぱ正面から見ると貫禄あるモビルスーツ。足の細さはやっぱり感じるけどしっかりガンダムだった。

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ん?でもなんかνガンダムってこんな感じだったっけ?
色が違ってて青が明るい青なのが違和感あった。それと雛人形の右大臣左大臣の背中の矢羽のようなファンネルやシールドがなく、その代わりに「ロングレンジフィンファンネル」という長い砲身のようなファンネルを背負ってたのでνガンダムというよりΖガンダムっぽい印象だった。
まぁファンネルなんか背負ってたらバランス悪いだろうから仕方ないよね。
そんな色も装備もちゃんと富野由悠季監督が監修してるそうだから問題ないし、個人的にはガンダムに思い入れはそんなにないので文句ない(ジオン派なのでw)。逆に言えばこのロングレンジフィンファンネルのお陰でバランス取れててるおかげで、四方とも壁から離れた場所で見やすくドンと展示できてるのだろうからこれでいいのだ。

じっくり観たあとでその手前に販売車両の売店があった。店内は入れ替え制でちょこっと列になってたけどすぐ入れそうだと並んでみた。ら、並んでる間に演出時間になったようで顔と片腕が動いた。わぁ次順番だぁ、、どうしようか、、とか思ったけど、ちょうど演出が終るまで順番にならずに見れた。ナイス。

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売店ではTシャツを買った(Lまでしかなかったけど)。っていうか他に欲しい物も無かった。。
この売店は出張店みたいな感じで、ららぽーと4階に店があるそうなので、最後にまた近くで見上げてから店に入ってみた。

驚いたことに、4階はほぼ全面的に「ガンダムパーク福岡」という事になっててショップだけじゃなくてゲームセンターやアトラクションゲームもガンダムメインのエリアだった。

そしてショップの「GUNDAM SIDE-F」は入口前に人の身長大くらいのνガンダムとサザビーが仁王の如く立っていた!(1/12だそうだ)

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νガンダムはこれこれこの色だよ。ファンネルもしょってるし。
っていうか、やっぱサザビーだよな。カッコイイ。こっちを実物大で見たかったなぁ。ガンダムってさぁ何かおもちゃっぽいんだよね。色的にも。元々玩具を売るための主人公機だからそうあるべきなんだろうけど、ジオンやネオジオンの機体の方が魅力的だと思うんだけど、一般的にはやっぱガンダムが人気なのかなぁ。「逆襲のシャア」ではνガンダムが強すぎて憎たらしかった。負けちゃったら逆襲じゃないじゃん。。返討のシャアじゃん。。ファーストは最後ガンダムも撃破されるからいいのに。。なんてことブツブツ言いながらじっくり見まわした。

さてショップはネット配布の整理券が無いと入れないのでこれを見るだけで退散。欲しいガンプラがあるわけでもないので満足。

ガンダムパーク以外も少し歩くと、アニマルカフェにナマケモノがいたり、屋上にはトラックがあって陸上競技場みたいになってたりと面白かった。
昼前なのでここで食事して行けばちょうどいいんだけど、やっぱ休日のショッピングモールの雰囲気は煩わしく、足早に車に戻った。

タグ:観:像 観:キ 観:模

資さんうどん 陣山店

ファイル 3252-1.jpg北九州市八幡西区陣山にあるうどんチェーン店。

北九州発祥の24時間営業のチェーン店で国道沿いにもあるありがたいお店。だのに、そういえばなんで今まで一度も入ったことなかったんだろうね。(いつもまず九州に来たら混雑した北九州は早く抜けちゃいたいからだよ)
っていうか、福岡のうどんってここ十年くらいまで知らなかったし、やっぱそれよりラーメンという頭があったからだろう。
とはいえ、「福岡うどん三傑」と呼ばれててるらしい三大チェーンの他の二つ「ウエスト」と「牧のうどん」は食べたことあったので、この「資さんうどん」は次こそ行きたいと思ってた。けど、看板見かけるまですっかり忘れてて通り過ぎちゃったんだけどね。

この店に関していえば、国道の看板が店より先にあって気が付いた時には横なので最初から寄るつもりじゃなくちゃ入れない形。裏の道まわって戻ってきた。

店は円形の面白い形。
中に入ると広いワンフロアにテーブル並んだ食堂の雰囲気で活気あっていい感じ。

ファイル 3252-2.jpgメニューを見ると品目沢山あって迷いに迷った。
まわりをみると丼物をたのんでる人多いし、でもやっぱうどんだよなー、、と思いつつ、小倉発祥の焼うどんなんかもあって揺れた。

やっぱ普通に「肉ごぼ天うどん」にした。
けど、たのんだ後に「かしわごぼ天」に北九州名物と書かれたのに気づいて少々後悔した。。

メニューには「資さんうどんの歴史」とか「資さんうどんの楽しみ方」などあって、待つ間も楽しめた。
楽しみ方には、待つ間はおでんをとってきて食べるとあり、うどんのシメにぼた餅を食べるとあった。ぼた餅?
歴史を見ると、創始者が小倉の屋台で愛されてたぼた餅を復刻させようと開発したそうで、ご当地的な情を感じた。

さてそして「肉ごぼ天うどん」いただきます。

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なんというか、マーカーペンくらいのゴボウ天が五本も刺さっててこれは食べれるかなぁ、、と怯んだけど、食べたら全然うまかった。ゴボウはそんなに得意じゃない方だけど不思議なことに福岡のごぼう天は全然いけるんだよね。
そしてお出汁もいい味で、肉の甘さとごぼてんの香ばしさがいい感じで絡んでおいしい。そしてもちろん柔らかいうどんもおいしくもちもち。「資」の字のかまぼこもかわいいアクセント。
チェーン店と侮るなかれこのくらいの気軽さでおいしく食べれるのが福岡のうどんのいい所。地元の人が慣れ親しんでいるソウルフード。朝から味わえて満足。

そして会計の時やっぱりついついぼた餅を買って車に戻った。
走り出してうどんの味の口が落ち着いたら食べようと思った。

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けど、気になって信号待ちですぐに食べちゃった。
いやいやいやうどんの味の口でも意外といい組み合わせのおいしいぼた餅。これが北九州の味わいなのね。
元々子供の頃からぼた餅は大好きなのでこれは買ってよかった。おいしかった。

タグ:餐:麺 餐:菜 餐:揚 餐:餅

乃木神社

ファイル 3251-1.jpg下関市長府宮の内町にある神社。

忌宮神社から「古江小路の街並み」に歩くつもりだったけど、裏の道の出たら「あ、ここさっき車で通った時手前に乃木神社ってあったな」と思い出して来てみた。
下関市長府といえば乃木希典の出身地、総本山とかそういうわけではないだろうけどゆかりの地で何かあるかなーと思って来てみた。

乃木希典は明治時代の軍人で日露戦争で旅順要塞を攻略した将官。明治帝御崩御の後に追うように夫婦で自決し崇められて全国各地に神社が出来た英雄偉人。近年では司馬遼太郎の酷評などによって愚将との印象が広まっているけど、個人的には小説は小説と割り切っているので個性的な侍魂を貫いたエキセントリックな人物と認識している。
亡きあとにたくさん神社ができてもナンダカナーって感じだろうけど、家の前の坂に自分の名前が付けられて、それがアイドルグループの名前になったりしたらさすがにやめてくれと言いたくなるかもしれない。

さてさて参拝。ごりやくはなんでしょうね。

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奥に進むとさざれ石が並んだ先に「御神水」というのがあった。乃木家の使ってた井戸「梅の井」からくみ上げた水だそうだ。蛇口は玉をひねるタイプ。水は普通だった。
そしてご夫妻の銅像があった。

その先は「乃木将軍舊邸」とあった。へええ、東京赤坂の旧邸が残ってるのは知ってたけど、こっちもあるんだ。
普通の平屋の小さな家もあった。
江戸の藩邸で生まれ育った乃木氏だけど、安政5年(1858)の十歳の時にこちらに移り十六歳まで暮らしたそうだ。
これは没後の大正三年に復元した家屋ということだけど、外見は幕末の家屋とも大正の家屋とも思えない普通な感じに見えた。。中の間取りを復元ってことなのかな?閉まってたから分からなかった。(戸を開ければ入れたらしいけど寄附金提示されてるので気が付いてても入らなかったと思う)

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家の周りはいい感じで木が繁り楓の葉の緑がきれいだった。梅の井とか石神社とかまでは庭の名残のもののようだった。そしてツツジがキレイに咲いていた。

で、他にも「水師営の会見」という唱歌の歌碑があったり、「二〇三高地の松」という若い松があったりした。
ちょっと雑に感じたのは、室内用のガラス水槽が幾つか並んで置いてあり、水草繁って荒れていたけど、メダカが泳ぐのはかろうじて覗けた。

こんなとこかな。
水と銅像でほぼ満足してたけど、思った以上に見どころあるメモリアル的な神社だった。

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さてさてやっぱり「古江小路の街並み」へも行こうかな、、とも思ったけど、なんかいろいろ見て充分だったし、何気に忌宮神社との間の道も雰囲気良く、「横枕小路」と標柱も立ってて、これと同じ感じ雰囲気かなー、、だったらこれでいいやとか思えちゃったので、もういいかと車に戻った。

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