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道の駅 うきは

ファイル 3669-1.jpgうきは市浮羽町山北の210号沿いにある道の駅。

ここは初めての立ち寄り(だと思う)。210号は大分の方はよく通るけど福岡の区間はあんまし通らないもんね。
くにさんいわく「絶対混んでるだろうから通過するね」という事だったけど、意外とそうでもなさそうなので寄ってみたようだ。
駐車場は広く、手前に続いた第二駐車場の方なんかはガラガラで悠々停めた。

で、店まで歩きつつ、その手前でちょこっと展望。すぐ裏が展望台になってた。丘の上からの麦畑の農村地帯が見晴らし良かった。「円形劇場」と案内があったけど、内容読まずにこの見晴らしが劇場のようだとか言うのだろうと思ってた。(展望台のすぐ下に野外劇場がっあたらしい)

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手前の木の感じもよく「西見台の老松」とういうプレートがあったけど、それらしい松は見当たらなかった。。

さて、古民家風な形の店の方に進んだ。
くにさんの話では「手持ちで食べるトンカツが名物でおいしい」とのことだったけど、連休中だからか売切れか「羽カツ」は販売休止。まぁ仕方ない。
とりあえず目についた「いちご飴」を買ってみた。これって関東では見ないよね(リンゴはあるけど)。四国の子が話してたから西日本ではメジャーなのかも。
それと専用の自販機になってたご当地茶「うきはん茶」を購入。

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車に戻って来たら、周りの車がいなくなってて更にガラガラになってた。くにさんいわく「普段の日曜より空いてる」そうだ。
運がいいのかタイミングいいのか、そういえば秋月もすいてたし太刀洗だって混雑というほどでもなく普通だった。
なんかその分めちゃくちゃ混むところに集中してそうだなぁ、と思え、そういう所に当たらないようにと祈った。


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太刀洗平和記念館

ファイル 3668-1.jpg筑前町高田にある町立の歴史資料館。

ここは旧日本陸軍の太刀洗飛行場があった地で、この記念館は航空技術兵学校があった場所だそうだ。入口の門がその「第五航空教育隊正門」の遺構のようで、車を降りて先に見てみた。

そして新しい感じの格納庫のような記念館に入った。(平成21年(2009)に開館した新館だそうだ)

入館料は600円。払って入ると館の人が概要をガイド案内してくれた。
館内は基本撮影禁止で、展示してある航空機三機のみ写真可とのこと。もちろん目的はそれらなのでそれだけでOK。

まずは劇場映画「ゴジラ-1.0」の撮影用に作られた実寸復元模型の日本海軍局地戦闘機「震電」。
本土空襲爆撃機に対抗するための高高度への急上昇に特化した特異な機種でプロペラが後方にある斬新で独特なスタイル。試作飛行を経て実戦配備寸前で終戦となった。
これはレプリカとはいえ、実際に自分の目で見てみたい戦闘機だった。

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正直な感想は、思ったよりズングリした印象で、紫電よりも雷電っぽいくらいに胴が太く見えて、尖がった機首も思ったほど鋭角に感じなかった。。けど、写真であらためて見るとスラっとシャープにトンガって見えるのが不思議。あれ?やっぱかっこいいじゃん。
これが何でここにあるのかちょこっと疑問だったけど、どうやら製造したのが九州飛行機だかららしい。最初はこの太刀洗で造ってたけど空襲で基地が壊滅して工場は筑紫野に疎開、福岡で試験飛行したそうだ。生まれる前の縁だけど帰ってきたわけだね。

さてその隣には海軍艦上戦闘機「零戦」の三二型。これは世界で唯一の現存機だそうだ。二一型の改良版で性能は上がったものの航続距離が下がったので生産数は少なかったそうだ。
んー実際見るとスパッと切り詰めた主翼端は何とも無粋で不格好に見えた。けど、それが新鮮で面白かった。

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こちらはタラップで登って上から操縦席を覗けた。そういえば震電の操縦席は見れなかったけどそっちは茨城で見たばかりなので問題なし。後で二階からも見下ろせたけど、全体のフォルムはやっぱり零戦だね。萌袖バージョンだね。

そして三機目は陸軍の「九七式戦闘機」、零戦や隼の前の世代の主力戦闘機で太平洋戦争開戦時は陸軍の主力はまだこの九七戦だったそうだ。っていうか、やっと陸軍機。知覧も所沢もそうだけど、陸軍航空基地跡の記念館なのにどうしても零戦とか海軍機で人を集めてるような感じはもどかしい。という自分もその海軍機が目当てで来たわけではあるけど、陸軍機も存分に活躍しただろうし、機種のバリエーションもあるし、昔聞いた父親の話では一般には加藤隼戦闘隊の方が有名でゼロ戦ゼロ戦言い出したのは戦後の映画からと聞いた。(陸軍を悪者にしようとする米軍の情報操作だとか)

さて、そんな九七戦は真っ黒だったからかものすごく貫禄があり強そうだった。
この機は特攻に使われた機体でエンジン故障で引き返してきて博多湾に不時着水して沈んでたものだそうだ。

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館内をひと回りしたトコで友達からのLINEに気づいた、、「秋月に着いた」 あ、そっち行っちゃったかー、、いけねいけねこっちに来てるの連絡してなかった。「そっちだったら甘木ICからすぐだったのに、、」ごめんなさいー。

図渦しく「こっちに来て」といって引き続き観覧。ちょうど始まるシアター映像を見ようかなと思ったけどその間に来ちゃったら申し訳ないからヤメ。パネルなどの資料展示ももう一周じっくり見ようかなと思ったけど、どうも集中できず内容が頭に入ってこなかったからヤメ。
展示室を出てロビーのグッズ売り場を見てゆっくりとTシャツを選んで買って、あとは外に出て友達の到着を待った。

まだ少し時間があったので屋外展示されてたヘリコプター「HM2000」はじっくり見れた。
三菱製の遊覧飛行用の旅客ヘリで、純国産としては初のヘリだそうだ。ふーん。

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そして2時半過ぎに友達のくにさん到着。
車はFitのe:HEV CROSSTAR。乗り換えて初めてのお目見え。現行の四代目Fitは妙に大きく見える印象なのでこのSUV風で地上高の高いCROSSTARはどっしりといい感じ、最近流行のグレーで締まって見えた。ホンダ仲間に帰ってきたーってわけじゃないけど、前の車よりもくにさんに似合ってると思えた。(本当はトヨタにするつもりだったそうだ)
どっちに進もうかと相談しつつ暫く立ち話。3時前に出発した。


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秋月城跡

朝倉市秋月野鳥にある城跡。

八丁トンネルが開通する以前に通った322号で城下町を抜けて気になってた所で、そういえば秋月と言えば幕末の「秋月の乱」の秋月だよなと思い、一度は城跡も寄ってみたいものだと思ってて今回寄ってみた。

悠々停めた一番安そうな駐車場からは全体マップみたいなのがなくてよく分からなかかったけど、ナビ地図にあった城跡はこっちだと折れた道でまず渓谷を覗きながら石橋を渡った。

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川の先が「杉の馬場」という桜の並木道。もう花の時季ではないけど青々と葉の緑濃くいい雰囲気。昔は並木ではなくて杉の大木があったそうで、桜並木は日露戦争戦勝記念で植えたそうだ。

少し進むと「稽古場館跡」というのがあってそこが「秋月博物館」になっていた。これは有料だけどトイレに行きたかったので入ってみた。秋月の歴史を閲覧できたけど、秋月の乱や幕末の話はちょこっとで思ったほど取り上げられたいなかった。

そしてその敷地に並んで武家屋敷があった。秋月藩士戸波半九郎屋敷だそうで、戸波は馬廻頭から家老まで務めた要職の家柄、戸波氏は秋月の乱で自刀し、旧藩主の別邸となったそうだ。

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屋内は入れなかったけど縁側から庭の池にまわれた。キレイな池でカエルいないかなと眺めたけどトンボしか見なかった。トンボはキイロサナエかな?アップで撮れてよかった。

屋敷の門は閉まってたので博物館まで戻って道に出た。
表から見ると立派な門。でもド真ん前に「秋月藩成立400年」とか幟が立ってて開けることはなさそうだった。

その白塀と石垣の下の側溝に流れる水がキレイで瑞々しくコケも葉もいい感じで、ここにはイトトンボがひらひらと飛んでいた。

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洒落た店や寺への横道を過ぎて少し先にやっと城跡っぽい石垣と水生花壇のような水堀が見えた。その堀の中央にある石橋が「瓦坂」という正門に到る登城口。だけど、城跡は完全に学校になってて進入禁止。この少し先にある学校の校門が正門跡のようだ。もちろん進入禁止、というかとくに城跡としての遺構というか見所は無いようだった。
あぁ、ここは城ではなくて城下町のスポットだったのか。。(秋田でいうところの角館みたいな)

なーんだ、知らなかった。。と少々落胆しつつもまだ堀跡は続いてたのでトボトボ進むと、少し先に石段の登り口があって、石段の上には長屋門があった。
長屋門じゃあもう城じゃないのかなと思いつつ、案内によると、これは秋月城の裏手門として使用されたもので唯一の現存物だそうだ。門の先に藩主の御殿があったそうで、梅屋敷と呼ばれる表御殿と一段高くなった先に梅園という奥御殿があったそうだ。
足元のトカゲを見つつゆっくり登って門をくぐった。

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案内読まなきゃここが本丸か二ノ丸かって感じの広場になってたけど、それは隣の中学校。校庭校舎が丸見えだった。
秋月城は城というより陣屋というくらいの構えだったようだ。元々はこの裏の山の山頂に古処山城という城があり鎌倉時代からの秋月氏の城だったのが、後に秋月氏は高鍋に移封され、黒田長興がこの地を治めて秋月藩となり麓のこの館を城としたそうだ。

梅屋敷の広場の端の山道に「秋月城之跡」と石碑があり、一段上の奥御殿跡には日清日露戦争戦没者慰霊塔があった。城跡にはよくあるね。

端の山道の脇はこんもりと丘になっててその上に神社の社が見えた。ちょっと登る気力はなく折り返した。
っていうか、楓の葉の緑が眩しくいい感じだった。きっと紅葉の時期は凄いんだろうね。

石の鳥居がある神社の登り口は廃れてて、皆登ってた石段の登り口には黒い門があった。この門は「秋月城本門」だそうだけど、なんでこんなトコに??っていうか大手門とは別なの?よくわからなかった。

そしてこんなトコに往時の城下町の地図があった。道の入り口の方にあればいいのに。。

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桜並木の杉の馬場を折り返し。店のような寺とか見つつゆっくり歩いて戻った。
横の道を折れた先にも武家屋敷の案内があったけど、あまり歩く気にもならず武家屋敷もさっき見たからいいかとスルー。

中間にある茶屋「黒門茶屋」に寄ってみた。ちょうど昼だし何か食べようかな、、と思ってたけど、思ったほど腹も減ってなくて、軽く「飲む葛餅」の「さくら」という可愛らしいものをたのんでしまった。。
雰囲気ある店の奥の席につくと、裏の中庭に犬が二匹寝転がってて、その子らが店長と副店長だとあった。犬好きな店かと思いきや、店内の飾りの小物は招き猫だらけだったりしてわけわかんなかったw

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「飲む葛餅」は思ったほど葛餅っぽくなく飲みやすいスイーツ。ちゃんと葛餅食べればよかったかな?とおもったけど、まぁおいしいし軽かったのでOK。

ここでゆっくりして、友達と待合せようかなとか思ったけど、時間見たらまだ1時前強。。友達は2時くらいの到着予定だそうだからちょっと時間ありすぎ。博物館で見たチラシの行ってみたかったトコ(太刀洗平和祈念館)を検索したら、意外と近くですぐ行けそうなので店を出た。

1時に車に戻って出発。
城が城だったら2時くらいまでゆっくり歩き回れたのかな?ちょっとアテが外れた感じだけど、雰囲気いいスポットで気分いい散歩になった。

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田川市石炭歴史博物館

ファイル 3666-1.jpg田川市伊田の炭鉱跡地にある博物館。

そういえば九州は炭鉱や鉱山や煙突なども印象的で昭和の映画などでも触れることがあったけど、そういえば関連スポットなどは全然行ってないなと気づき、この博物館の案内を見かけた時は(どこへも寄るつもりもなかった割には)乗り気で行ってみようと思った。

着いたら入口の柱に「炭坑節発祥の地」とあってへーっと思った。
あれだよね「月がぁー出た出たぁー月がぁあー出たぁーあよいよい」ってやつだよね。盆踊りだよね。ここなのか。
ってわけで、過酷で危険な重労働の炭鉱のイメージが、盆踊りのイメージで少し明るく思えた。

さて、旧三井田川鉱業所伊田坑跡地にあるというこの歴史博物館は、公的なしっかりした建物で入館料400円。
払ってロビーの山笠を見つつ中に入った。

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パネル資料の中央に大きなジオラマで三井田川鉱業所伊田坑の1/150ジオラマがあった。Nゲージの縮尺だね、細かくてよくできてた。
資料展示は、じっくり読んでる人がチラホラいたけど僕は概要だけ見て流してサーっと進んだ。続く裏側の展示室は真ん中でいったん外に出る順路になってた。

で、外に出ると炭坑用車両が静態保存されてて見てまわれた。

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蒸気機関車もあって9600型の59684号、カッコイイ。

そしてそしてそんな車両の奥には炭鉱住宅長屋が再現されてて、玄関を開けると中も見れた。

最初に覗いたのは昭和期の家で、茶の間では親父が卓袱台で酒を飲んでた。そして台所には割烹着の奥さんが米を研いでたんだけど、この奥さんが妙に色っぽくて後ろから抱きしめたくなったw

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隣りの部屋は資料館になってて神輿があったり炭坑節の解説があった。娯楽も少なかったぶん祭りは凄かったんだろうな。節が後世に残るくらいだもんな。

そして奥には共同トイレがあり、折り返すと同じ外見のもう一棟の中は大正期の部屋と明治期の部屋になってた。ちゃんと畳敷きであまり変わらない感じだったけど、炊事場は屋外になってた。

そして館内に戻った。

後半は実物大の人形を配置した炭鉱内の作業風景ジオラマ。
なんか、女性の工婦も胸をさらけ出して働いてて驚いた。そろって作業に従事した夫婦もいたそうだ。ジェンダー平等だ。っていうか、昭和の昔は女性の胸もそんなに隠さなかったんだよね。TVでもじゃんじゃん出てたし電車で授乳なんて普通だったし。今は隠し過ぎだから、こんな人形見てもついつい悶々としてしまう。。困ったもんだ。(っていうか、男はちゃんと服着てるんだけど、、??)

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そして「炭坑体験VRシアター」というのも短いけどわかりやすく見れた。なかなかいい案内の館だった。

そして展示室から出てロビーの山笠を見つつ階段を登った。
二階の廊下には炭坑記録画の風呂場の風景がジオラマ模型になってた。男女混浴だったそうで、、なんか昭和ってもう全然違う世界だよな。

そして撮影禁止の第2展示室にはその炭坑記録画が並べられてて、見ごたえあった。

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ベランダが展望台。とは言ってもほとんどこの公園を見渡すくらいでそんなに眺めは良くなかった。
近くを列車が走る音がよく聞こえたけど、列車は頭をちょこっと出すだけで通り過ぎた。

下に降りて外に出た。
館の前にプレハブの土産店があったので覗いてTシャツ買っちゃった。店員さんは慣れて無くてあたふたしてた。

そして少し外の公園内を歩いてみた。
「炭坑節発祥の地」の碑や歌碑や案内をまた読んで、炭鉱夫の像を見上げた。夫婦の距離はこのくらいがいいのかも、、と勝手に微笑ましく思った。

山と町は公園の先からの方がよく見えた。二階の展望台いらねー。

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そして炭鉱住宅長屋からもよく見えてた「竪坑櫓」。これは深さ300m以上の最深部まで一気に下れるエレベーター。VRシアターでも見たけどおっかないよね。

最後に二本の大煙突。炭鉱内の動力源となる蒸気ボイラーの排煙の為のもので現存する明治期の煙突では国内最大級だそうだ。
真下まで行って見上げて見回した。

なんか色々と面白く見どころだらけのスポットだった。寄ってよかった。


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後藤商店

ファイル 3665-1.jpg益田市安富町の9号沿いにある自販機コーナー店。

ここはそういえば前から9号を通るたびに気になってはいたし、テレビの特集番組(ドキュメント72時間/NHK)でも見てああ!あそこだ!とピンと来て今度行こう!と思ってたけど、今回初めて寄れた。
結局ここまで夕食食べずに来ちゃって、あーもうこの先の区間はコンビニもあるかどうか、、なんて思ってたので、まさにオアシス。速度出てたから少し通過しちゃったけど、駐車帯は少し長めで、隣りにも自販機コーナーが並んでて、その先で駐車。歩いて戻ってきた。

おお、最近流行りのレトロ自販機。しっかり店内になってると怖くて入りづらいけど、オープンなのが気軽でいいね。
キャッチ―なその代表機種のうどんの自販機三台にラーメンの自販機もあった。
それぞれの自販機に二種のメニューがあって少し迷ったけど、看板にあった肉うどんにしてみた。

調理中の時間の数字を見つめてすぐ完成。取り出し口から出す所を写真撮ろうと思ってたら容器熱くてブレちゃった。

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四方にベンチで囲まれた大きめのテーブルの中央でいただきまーす。
そういえばここ、停まってる車は多く、見てるとみんな車の中でテレビ見たりしながら食べてた。まぁ、テーブル混んでて地元のコミュニティの濃い所になってても困るけどね。

で、うどんは思った以上に美味しかった。だしの味良く甘めながら柚子でキリッと閉まってて飲みほしたい汁。うどんもしっかりしてて悪くなく下手なチェーンより全然満足。
食べ終わったら、残り汁と割りばしと容器とそれぞれ別のバケツが用意されてて片付けも分かりやすくて気分いい。

やや軽めなのでラーメンもおかわりしちゃおうかなーと思ってたら賑やかな家族連れがやって来たのでおかわりやめてすごすご退散。

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いちおう隣りの自販機コーナーも見てみた。
暗い中で看板見たら「ごとう」と読めたので、こっちも一緒の店なのかと思った。(けど、それは「ぶどう」と書かれてたらしい以前は裏が農園だったのかな?こちらはこちらで別の人気店「オアシス」という店だったようだ)

こちらにはオリジナルキーホルダーの自販機もあって、うわー買ってこうかなーと迷った。。けど、よく見たら「花ヶ瀬 肉そば」とあってうどんじゃなかったし、600円だし、花ヶ瀬って別の店のやつかな?と思えてヤメといた。(花ヶ瀬はここの地区名でバス停の名になってるそうだ)あとは飲みものだけ買って車に戻った。

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宍道湖SA

ファイル 3664-1.jpg松江市玉湯町湯町の山陰道にあるサービスエリア。

この区間は有料を通ることは滅多に無く、おそらく初めて。あ、そっか下の9号は宍道湖沿いで流れていれば景色いい区間だったんだよなぁ、、と思い、その分、サービスエリアとかで宍道湖を眺められないかなーと思って寄ってみた。(ホントはトイレがメイン)

サービスエリアとは名ばかりで駐車場は広めだけど、店はパーキングエリア並みの小さめの建物だった。まぁよくあるけどね。
それでもちゃんと食堂はあり、出雲のそばとかシジミ汁とか食べられたみたいだけどもう夕方前には閉まってた。。道の駅かよ。(腹減ってないからやってても食べないけどね)

さて、メインは芝生の公園のようになっててその先に東屋のある展望広場があった。どれどれと歩いてみたけど、思ったほど宍道湖は距離あって間の森で広く見渡せずちょっとイマイチ。

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でも西日眩しく対岸の島根半島の山もよく見えたのでこれはこれでまぁいいかな。
純粋な展望休憩で、点景もコメント少なめで軽くあげられるだろうとほくそ笑んで車に戻った。

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タグ:楽:眺 景:湖 景:山 観:P

らーめん満洲味

米子市西福原にあるラーメン店。

僕はこの鳥取の牛骨ラーメンが好きで近年では鳥取を通るたびに店探して寄ってるんだけど、初めて食べて感激したのが大栄町由良の香味徳だったので、ついついそっちの倉吉方面で毎回店を探してしまっていた。
けど、調べると発祥はこっち米子だそうで、こっちにも人気店があり、そもそもの発祥の店というのがこの「満洲味」なのだそうだ。というのはネットで見てて、いつかは米子で、、と前々から思ってはいたけど、やっぱり東から来ると手前の倉吉で探しちゃってた。
で、今回は、倉吉にまわらずに琴浦あたりで、、と思ってたけど時間が合わず、調べたらどうやら米子のこの店は午後休みがなさそうなので、いやホントかな?発祥の店なのに?ネットの情報はアテにならないこと多いからなぁ、、と疑いながらも来てみた。

道は431号から曲がるトコからPの案内が出てて、その先も大きなスーパーの駐車場の端の部分が専用でコーンが立ってて分かりやすくすんなり停められた。
けど、ラーメン屋そのものが見当たらず、あれ?スーパーの中なのかな?と一瞬思ったけど、いやまてよ、まさかこの駐車場の後ろの家か?と、前の道に出て表にまわってみたら、玄関口にさりげなくラーメン柄の暖簾が掛かっててそうらしかった。。


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っ訝しみつつもおそるおそるドア開けて入ってみたら、中はスナック風ではあるけどちゃんとした店で、芸能人のサインも並んで貼られてたりした。いやー発祥の老舗というイメージからは想像つかなかった構えの店で驚いた。

てわけで無事入店。カウンター席に着いて一応メニュー見つつも、普通にラーメン、、いや1.5玉の大にしてみた(3玉の特大まであった)

ってわけで源流の米子の牛骨ラー、同じベクトルであってくれと願いつつ食べてみた。

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ら、食べ始め意外と思ったよりあっさり目というか薄味でおや?と思ったけど、すぐに牛骨の風味広がってしっかり「牛」、牛乳以上に牛かも、牛タン屋のテールスープよりも牛かも、ってくらいの牛風味で「そうそう、牛って甘いよね」と思える甘味がありつつしっかりラーメンだった。さすがだ。

やっぱ好きだわ鳥取牛骨ラーメン。米子の店も間違いないとわかったのでまた探索範囲が広がった。っていうか午後休みないならまたここ来れそうだなと、いい店を知れてうれしかった。

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タグ:餐:ら

道の駅 ようか但馬蔵

ファイル 3662-1.jpg養父市八鹿町高柳の9号沿いにある道の駅。

前はよくここで寝てて行きの常宿に近い感じだった道の駅。そっか、一日目が早朝に出発できれば二日目はここからのスタートだったのか。気合いの入り方が衰えたなぁ、、とがっかりしつつ、そんな昔の影を見つつ今はリラックスして楽しめてるんだからOK。そのおかげで以前は店が閉まってる時間にしか来れなかった所にこうして寄れるんだからね。
ひょっとしたら点景は初かも?なんて思ってたけど二回目だった。。忘れるのもアリだよね。(そういう箇所も増えてきた)

元々はトイレ休憩のつもりで来たし、まだお腹もすいてなかったんだけど、まぁせっかくだからなんかいいチョイ食いでもないかなーと思って店を見たらレストランの隣りにスナックコーナーがあった。
最初に気をひいたのは「麻倉山椒と八鹿豚のローストバーガー」
いや、ちょっと重いかなぁ、、また満腹に逆戻りはちょっとキツイなぁ、、と思って少し軽めに「八鹿豚ソーセージ」にしてみた。

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外のベンチで食べた。うんおいしい。見た目通りではあるけどパキっといい歯ごたえで、粗挽きの肉と脂の旨味バッチリ。
目の前の足湯コーナーでくつろぐ人を見ながらペロリと食べちゃった。
っていうか、こんな暑いくらいの日でも足湯を楽しむ人いるもんだねぇ。。と、なんか暑く感じて、他の周りの人の食べるソフトが恋しくなった。

ここはケチらずソフトもいっちゃうか!とまたスナックコーナーに戻って「麻倉山椒ソフトクリーム」購入。

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これはかなり山椒の風味強く、そういえば自分はそんなに山椒の風味は好きではなく鰻でもかけない方なので失敗したかなと一瞬思ったけど、食べてたら慣れて来て爽やかないい感じ、意外とソフトに合うもんだ。チョコフレークの粒も交じってて面白いソフトっだった。へええ。
(と、感心してたけど、実は前回の点景の七年前にも食べてた。。毎回楽しめるなら忘れるのもアリだよねw)


ちなみに前回の点景 この日の日誌

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才の神の藤

ファイル 3661-1.jpg福知山市大江町南有路にある京都府指定天然記念物の藤。

この時季はちょうど藤の咲く季節かなと思ってたので見かけた案内に沿って来てみた。
山間の谷の奧で道沿いに藤棚を通過して、抜けた先が駐車場になってた。駐車場はわりと手前に停められるくらいの余裕で、平日とはいえGW中にありがたいくらいの程よい人出だった。

まず、ちょっと立派な神殿風のトイレに入ってから藤棚に歩いた。

藤は花より葉の方が旺盛な感じで、少し時季遅かったのかな?ってくらいだったけど、日差し暑いような好天だったので、日陰になるくらいの葉の茂みはありがたく、藤の香りを楽しみながら藤棚に入ると涼しくて爽やかだった。

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そして奥には小さな神社の祠があって、石が祀られてた。まずは参拝。
御祭神は八衢比古神と八衢比売神(道を守る神)と猿田彦命(道案内の神)。ドライブ中にこそ拝みたい神様だね。

その横に案内板があった。
才の神の藤は、以前は樹齢2000年を超えるケヤキの大木にからまって広く開いた枝が天然の藤棚になっていたそうだ。(藤の推定樹齢は1200年だそうで、この1200と2000を間違えてるサイトが多いみたい)
でも幾度かの落雷に寄ってケヤキの枝は折れ、根元は空洞化し、幹の一部がかろうじて支えている状態になってしまっていたので、鉄骨の藤棚を整備したとのこと。
年評もあって、昭和9年には国の天然記念物に指定されたけど、31年には解除。。あらら。この間にケヤキがくずれたのかな。51年に鉄骨藤棚設置。で、58年に府の天然記念物に指定。だそうだ。
昔の姿はどんなんだったんだろうか、ケヤキの大木にからまった天然の藤棚って見てみたかったなぁ。
ちなみに、この藤は一般的に藤棚にするフジ(ノダフジ)とは違って、高い木などに絡む天然のヤマフジなので、花の房も短めだけど藤棚になってるのはとても珍しいのだそうだ。ほうほう。

案内板の裏にまわって川原の方に下って藤棚を裏から見上げるように見てみた。
ああなるほど、あの何本も集まってる藤の中心にかつてはケヤキの大木が立ち、このー木なんの木気になる木~みたいな感じでもっと立体的に藤がからんだ一大スポットだったんだろうなぁーと勝手に夢想した。

その根の所にも石が祀られてた。川は細い用水路みたいだったけど、水はキレイで日陰で爽やかだった。

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そしてこちらの一段低い側の先あたりが一番藤の花が濃くていい感じ。他の見てる人もこっち側で何枚も写真撮ってた。

やっぱり垂れる飛沫のように重なった藤がいい感じ。そういえば実の莢も大きなのがぶら下がってた。樹齢1200年もの歳を重ねてもまだまだ旺盛ですごいね。

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ゆっくり何周か藤棚をまわって楽しんで駐車場に戻った。

ここって店は車両販売のピザ屋だけで、自販機もなく、お金つかうトコが無かったので、最初は無視してた「藤保存美化協力金」に帰りはコイン投入。楽しめたトコだからね。(ピザはピース売りはなくホールのみなのでパスだった)

そういえば神殿トイレの背後には普通に高い木に絡んだ藤が見えた。そう、普通は天然のヤマフジはあんな感じなんだよね。
そんなの見上げてたのは自分だけだった。。
あ、ちなみに神殿トイレは年表によると平成8年に造られて公園広場としたそうだ。


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美浜食道

ファイル 3660-1.jpg美浜町大藪の27号沿いにある食堂。

三度目の来店で点景も三度目。
朝早くからやってる上に地元の料理もメニューにあるという有り難いお店。
今日は入口の自動っぽいガラス扉が開かなかったので、アレまさかやってない?と手であけて「食事できますか?」と入ってみたら「どうぞどうぞ」だったので安心して席に着いた。

ファイル 3660-2.jpgほかに客はいなかったので、停めた車の前の窓のボックス席に着いてメニューを見た。
そういえば前に次来た時はとねらってた「へしこスパゲティー」はマジック引かれて欠番になってた。。
ならばと、へしこおにぎりと三方五湖のシジミ汁と名物の梅干し、旬野菜の天ぷらの「地元定食」をたのんでみた。ら、「すみません、いまシジミ汁が普通の味噌汁になってしまいますがよろしいですか」とのことで、、じゃあ「焼うどんとへしこおにぎりセット」にしようかな、、とおもったけど、なんか弱いなと思えて単品で「へしこおにぎり」と「ソースカツ丼」!とかたのんじゃった。

で、まずは先におにぎりから出てきた。以外としっかり混ぜ合わせてにぎったおにぎりだった。

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お、これはうまい。しっかり濃いくらいの塩気で味出ててしっかり発酵食品の風味あってダイナミックに「へしこ」が味わえるいいメニュ-。前に食べた「へしこ茶漬け」よりもへしこ感強いんじゃないかな。おいしくぺろりと食べちゃった。全然メインとして弱くないので焼うどんセットでも地元定食でもよかったかもと思えた。

そしてサイドメニューのソースカツ丼。

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あ、いやいや、これもおいしい福井のソースカツ丼。赤ワインの洋風感のあるソースでしっかり福井味でカツもうまかった。ナイス。

やっぱ腹ペコで来たとはいえ、昨日はうどんと蕎麦であっさり過ぎたとはいえ、さすがに朝にしてはボリュームあって満腹満腹。いい気分で店を出た。


ちなみに前回の点景 この日の日誌

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