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東山円筒分水槽

ファイル 3560-1.jpg魚津市東山の県道沿いにある灌漑用水分配装置。

日本一美しい円筒分水槽だそうだ。朝出発前に検索した魚津市のスポットで一番目についた水のスポット。
稲作の灌漑用なのでもちろん汲んだり浸ったりはできないけど、コンコンと溢れて流れていくのを見るだけでも気分良さそうに思えた。

まずバス停前に解説の案内板があった。
この片貝川の沿岸地域では水害や水不足が多く、水争いが絶えなかったそうだ。そこで平等に分配する為の組合が明治期に組織され、昭和の戦後になって農業用水利施設を完成させたそうだ。できたのは昭和30年ごろってことかな?
それがそのまま現在も支障なく安定した分配で用水を供給してるそうな。

概要はともかく、丸い造形と溢れ流れる水がい感じ、なるほど「日本一美しい」というのも納得できそう。っていうかよその円筒分水槽はこんなじゃないのかな?(他では八年前に九州で見てた
何より蒸し暑い夏にはヒンヤリ気持ちいい微風を感じられて見てて気分良かった。

ファイル 3560-2.jpg

横の公園がこんもり盛られて高くなってて少し上から眺められそうだったけど、それより奥のバルブの所に登れるのでこっちの方が近くからいい感じに覗けて良く見えた。
田圃も広く見えて、供給する水の流れを想像しながら眺められた。

さて、上から眺めてても蒸し暑いだけなのでほどほどでまた下に降りて、横から水の流れ落ちるのをぐるっと見てまわった。
というのも、角度によってヒンヤリする場所としないばしょがあるようなのだ。
「有形文化財」とか「うるおい環境とやま賞」とかパネルを見つつひと回りしてみると、北側と南側の両端が一番涼しいようだった。

ファイル 3560-3.jpg

涼んだところで田圃を見ながら駐車場に戻った。
田圃にいたシオカラトンボは水の青さを反映したような色に見えた。稲はまだ小さいながら穂をつけはじめていた。

いやじつは鳴き声聴こえるカエルはどこかなーと見てたんだけど、ここでもカエルは見えなかった。なんか今年はカエルと縁がない気がする。。

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