まんのう町川東の438号沿いにある道の駅。
あれ?こんなトコに道の駅とかあったっけ?とか思って寄ってみたけど、来てみたら見憶えあって割と近年寄ってソフト食べたとこ。Zに乗ってた頃かな。
さて今日はもちろんまだ早く店など開いてない時間。トイレ休憩だけかな。
店の前には白いホタルブクロの花が鉢植えに咲いて並んでた。
不意に見かけた自販機の有馬かなに惹かれたりしつつ表に戻った。
さて出発するかと思ったけど、「美霞洞温泉公園」という案内が目について気になったので進んでみた。
駐車場の裏の川沿いの休憩広場的な公園かなと思ったけど、草生えて放置された感じで川も見えなかった。
けど、駐車場よりももっと先があるようで、アジサイとかカタツムリとか見ながらのんびり進んでみたら、先にも「美霞洞温泉公園→」の案内があってもっと先に公園があるみたいだった。
脇の国道のトンネルよりも先に進んで、並んだ地蔵とか見つつ覗き込めない渓谷に沿って進んでみた。
え、これってどこまで歩けばいいの?距離とか地図とかも標示してほしいよなぁ。。と、引き返すタイミングもつかめずに歩くと、林を抜けたあたりで、上に岩山が見え、川側も覗けて見下ろすと駐車場があった。。ちょっとガッカリ。
ああ、そういえば通ってきた時に「美霞洞温泉公園」って見かけたような。。
整備弱く荒れた感じだし上り下り面倒なので階段降りて行くべきか少し迷ったけど、ここまできて降りずに引き返すのも悔しいから降りた。
園内地図と公園の案内と美霞洞温泉の案内も立ってたけど、地図にある「夫婦岩」というのが見当たらなかったし(裏に下る道があったらしい)、「美霞洞温泉」とある建物の場所は駐車場になっていた。
美霞洞温泉は宝暦12年(1762)に平賀源内が薬品会に出品した温泉水だそうで、平安時代には平家の落ち武者が傷を癒したという古くからの温泉だそうだ。
ここにあった温泉が道の駅に移転して日帰り湯になったそうで、もう公園としては大事にされてないような場所に思えた。一応下の橋「仙通橋」までは下って川くらい見ていこうと思った。
けど、意外とこの橋が雰囲気良く苔むしてて、風も涼しくイトトンボも飛んでて(写真撮れなかったけど)心地よかった。川の渓流もさわさわといい感じで、橋を渡ってみたらその先の案内地図では「食堂」とあった場所が苔むしてて木漏れ日まぶしく輝いてていい感じ。爽やかな朝を感じた。
道が少し先に続いてて小さな石橋と小さな滝が見えたので歩いて滝を見た。手前の足元の流れてたから、石橋がない方がよく見えたのでは?とか思った。
その食堂広場にあった東屋が実は神社の拝殿代わりだったようで、覗くと先に祠が見えた。この裏の木がご神木でそれを守る宮かな。(いや「石鎚神社」とあったのでそうではないようだ)
なんか雰囲気いいトコでのんびり涼んで橋に戻った。
あーなんか戻るのかったるいなぁ、、とか思ってたら、今度は「雄渕・雌淵」という案内を見かけてしまった。川沿いに進んだ先のようだ。これ以上歩くのはどうかと思ったけど気になったので進んでみた。
渓谷はずっと日陰で地味な感じだったけど川の渓流がキレイなので期待しつつ進んだら、横の神社の社殿のとこで遊歩道は終わってた。あれ?ここなの?と思ったけど、川沿いの石の道は続いてたのでもう少し進む。
そしたら岩が切れたような渓谷が見えた。おーおーこれが「雄渕・雌淵」なのね。
その割れた岩の間からその先の小さな滝が見え、日も差し込んで見えたりしてなかなかのいい景色。淵は淵なんだろうけど、その淵の周りが神秘的な感じで良かった。でもなんか写真撮るのは難しかった。
これはここがメインの見どころかな。そういえば案内には「美霞洞八景」とあったっけ。まだ何か所か見てないトコあるようだけど、これで満足。
ちょっと廃れた感じから、なんかあやしい公園だなぁと期待だだ下がりで歩いてきたけど、それを盛り返すイイ感じの場所が見れたので、とりあえず歩いてよかった。と、納得して来た道を戻った。
帰り道はどこかの葉っぱにカエルついてないかなーとか見て歩いたけどカタツムリしかいなかった。
道の駅に戻ると、小鳥の鳴き声が電柱の上からして見上げたらキビタキだった。そして地べたには崩れた枯葉のような蝶が戯れてた。羽を閉じたテングチョウ?(羽広げれば普通にきれいな筈)
なんか色々見れたけど、道の駅はまだ開いておらず汗拭いて出発した。
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