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宝明楼

ファイル 3802-1.jpg牧之原市相良の150号沿いにあるラーメン店。

店はなさそうで夜はコンビニかなぁ、、と思ってたトコで見かけた店。そうそうこういう入りやすそうな店がいいのよ。
と思ったけど、やっぱり日曜の夜なんかは家族連れと飲み客でちょっとタジタジ。カウンター席あったからよかった。

たのんだのはラーメンと半焼き飯。
出てきてみたら、なんか思ってた以上にちゃんとしたおいしそうなラーメンだった。

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嬉しくなるような普通の醤油ラーメンだけど、味良くしっかりおいしかった。意外だったのが細麺ストレートで、普通の醤油だと面白くなさそうに思えたけど、いい感じで啜れて悪くなかった。
焼き飯もおいしいチャーハン。完璧。

ホント近所にこういう店ほしいよ。

この日の日誌

タグ:餐:ら 餐:飯

長篠城址

ファイル 3801-1.jpg設楽町清崎中田にある城跡公園。

長篠と言えば武田家滅亡の一端となった「長篠の戦い」が超有名で、そこまではさすがに歴史に浅い自分でも当然知ってて、151号などで通過して「長篠」の地名を見るとああとは思ったけど、戦は野戦で城の攻防ではないからか、ここに寄ってみようと思った事はなく、毎回通過してた。

で、今日は手前で見かけた看板が赤と青の派手な文字色と磔にされた裸の男の絵とで秘宝館ぽくて気になって寄ってみた。

なんか思いのほか地味ーなとこで店もなく、駐車場は広いけど舗装が古くてあまり観光地として大事にされてはなさそうな感じだった。
駐車場から歩くとすぐに白壁の櫓風の建物で「長篠城址史跡保存館」というのがあった。有料だけど220円なので躊躇なく入った。

館内はモロ昭和な感じの資料館で大きなガラスケースで資料展示。
すぐ前にあった門は城の現存物かと思いきや「亀姫屋敷門」長篠の合戦の後に新城に城を移した奥平信昌に嫁いだ家康の長女亀姫の屋敷の門だそうだ。。城じゃないんかい。

そして「長篠の戦い」の戦いの資料展示になるけど、一番のメインは看板にもあったはりつけの男「鳥居強右衛門」名はすねえもんと読む。絵巻の物語のように命をかけた伝言と磔処刑の説明があって、長篠城を救った英雄として旗にもなって代々語り継がれたそうな。
いやぁ英雄にしてはこの図柄は、、っていうのが正直なところで、落ち武者頭はともかく物凄い腋毛と褌からはみ出す陰毛の凄さがインパクト強。去年のNHK大河でもしっかりこの英雄譚をやってて大好評だったそうだけど、陰毛までは再現してなかったようだ。

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さて、合戦の話もちゃんと解説されてて推移はよく分かったし、鉄砲や甲冑の展示もあったけど、鳥居強右衛門のインパクトの方が上でサラッと流して見て出た。

さて、保存館を出た後は城歩き。長篠の合戦後に廃城になった城なので造り以外の遺構はなく、軽く本丸跡を歩くだけ。
この保存館の前は本丸前の帯曲輪跡だそうで、保存館があった所も堀があってその前の砂利の広場に土塁があって、往時はぐるっと回って本丸に進んだところを真っすぐ行けるように整備しちゃったらしい。

駐車場前から湾曲してた立派な堀も、本丸前の土橋跡からは埋められて公園のような溝になっていた。

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本丸は広ーい広場で平らで草は刈られれてて歩きやすかった。
大きな「長篠城本丸跡」の標柱のあるこんもりしたトコが櫓跡のようだ。どんな櫓があったのだろうか。

奥の端は柵の先に線路があって、「武田軍五砦」と「鳶ヶ巣の戦い」が解説されてたけど、文字がかすれて読みづらかった。
鳶ヶ巣山には白い幟が立っていた。砦を構えてたトコかな。
野戦の三段構え(実際には無かったらしいけど)よりもこの5つの砦を鉄砲隊を主として奇襲して武田の武将を撃ち取ったことこそ鉄砲の大戦果だったようだ。

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この線路は一段低くなってその先の先が「野牛曲輪跡」となっていた。往時はこの線路の所に土塁があって鳶ヶ巣方向を見る櫓台があったそうだ。実質天守?

そして北側に残る土塁には赤い鳥居が並んでたのでちょっとくぐって土塁を登ってみた。
ら、土塁の上まで並んだ鳥居の先には神社も祠さえなく、「城藪稲荷様移転のお知らせ」という案内があった。鳥居だけ残すのはどうかと思うけど、鳥居がなかったら土塁に上る道もなくなりそうだから良かったのかな。

保存館の前に戻って館前のパネルを読むと、この解説が一番簡潔でわかりやすかった。

そしてスタンプ台もあった。鳥居強右衛門のスタンプを押してみたら、腋毛と陰毛がなかった!こんなのすねえもんじゃないやい。

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最後に駐車場の前に「さかさ桑」というのがあった。
なんかもう伸び放題伸びた髪の毛のように前の道に蔦葉が流れ出していたけど、よく見ると確かに桑の葉で驚いた。こんな枝垂れてる桑は初めて見た。なんでも落ちのびた武田勝頼が突き立てた杖から出た桑だそうだ。いや、それはこじつけじゃないか。元は退路の豊川(寒狭川)沿いの集落にあったもので、近年枯れたのを惜しんで土地の人が新しいものをこちらに植えたとあった。え、なんで?すね衛門への?

この日の日誌

タグ:観:城 観:館 観:伝 観:門 観:具 観:宮 楽:証 植:草

道の駅 したら

ファイル 3800-1.jpg設楽町清崎中田の257号沿いにある道の駅。

ここも初めて寄る道の駅。この257号沿線は少し手前にも道の駅あったけどどこも全然寄ってなかった。。何度も通ってる道だと思ってたけど、この区間は通ってなかったのかな。。(日誌を振り返ると、2003/04/19、2001/10/07、1993/2/21というあまり寄道しなかったCR-Xの頃に通ってた)

さて、この道の駅はなんか新しく、入口の看板ロゴからカッコよく駐車場の舗装もキレイだった。けど混んでて、停められないかも―と思ったけど、タイミングよく出る車がいていい位置で停められた。
なんかチョイ食いできたらいいなーと店に歩いた。

けど、店に行くまでもなく手前の駐車場前にレトロな電車車両が静態保存されているのに気づいてそっちを見た。
「電車のりば」とあって、駅のホームのようになってて、間近で見れると思いきや車両内にも入れるようになってて沸いた。いいねいいね。

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床は簀の子が置かれてたけどその下に従来の黒い木の床が見えた。上がるとまず運転席もよく覗けた。
車内は片側がガラスケースとパネルの資料館になっていて、片面は昔のままの形と思われる座席になっててくつろげた。

これは豊橋鉄道田口線で使われていた「モハ14」大正14年(1925)製造でなんと来年で100歳。昭和43年(1968)に田口線は廃線になってこの車両も廃車。廃車になってからの方が長いのね。ずっと郷土資料館で保存展示されていたそうだ。

道の駅は人多く賑やかだったけどここは静かで雰囲気良く、切符棚などのレトロな資料展示も面白く、少し寛いで休憩した。

もうこれでこの道の駅は満足だったけど、まぁ一応店の方も見ておこうと移動。なんかいろいろあったけど、サーッと見て奥に抜けると、隣接して「設楽町奥三河郷土館」というのがあった。
二階の展示室が有料のようで一階の展示は無料で見れた。明治期の農民家というのが、実際の廃屋の資材を使って部分再現されていて、完全な形ではないけど雰囲気を見れ、説明の模型なども楽しめた。

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建物は新しく、窓も大きかったので、階段で二階に上がってみたら眺めよかった。前の川がよく見えて、少し先の簗なんかも見えた。

さて、有料の郷土館は¥300、ケチる額じゃないけど、初めて寄ったくらいの馴染みのない地区だから見てもピンとこないだろう、、と、思ったけど、別に急いでないし、むしろ今日は後は静岡で予約した宿に向かうだけだからゆーっくりでいいし、手前の道の駅では焼きそば食べるだけで一時間もかけてたくらいだしw、、ってわけで、折角だからと入ってみた。

したら(ダジャレじゃなくて)中は今風なカッコいい展示で、え、こんなトコでどうしたの?という県立並みのデザインされた資料館になってて驚いた。
入ってすぐの、山の野生動物や鳥の剝製や昆虫の標本なんかは、ゴチャッと並んでたら昭和のまんまのヤレヤレなハコ物に思えそうなものだけど、しっかり区分けされてパネルやVTRなどで分かりやすく、丁寧で凝った展示。鉱物の展示などはもう石がずらっと区分けされて並んでて、ただ眺めるだけでも圧巻だったし、土器などもガラスケースで宝のような展示で楽しく見れた。

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そして民族風土の展示でスポット的なジオラマ模型がいくつもあって、見てると新しいものと古い作りの物がうまく混ざってた。
最新の模型は細かいし、動きやドラマも感じやすい表現豊かな造りだから、ジオラマ好きとしては模型の古さでガッカリしがちな資料館見学だけど、ここは新しくリニューアルする以前の郷土館に展示してたものを基本にしてうまく混ぜて展示してるんだと思え、感心しつつゆっくりじっくり見てまわれた。

ファイル 3800-5.jpgってわけで、大満足。まるで馴染みない地方の郷土館をこんな楽しく見れるとは思てもみなかった。300円ケチらなくてよかった。っていうか、たまには地元の資料館とかも行ってみようよwとか思った。

郷土館を出ると廊下側の大きな窓からも川がまた見れた。アユ釣りしてる人が見えた。

そしてこれでチョイ食いしても蛇足でしかないし、色々あったけどそこまでインパクトあるものも目にとまらなかったので何も食べずに車に戻った。
飲み食いしないでここまで満足の道の駅ネタも珍しいかもしれない。寄ってよかった。

この日の日誌

タグ:楽:乗 観:鉄 観:具 観:館 観:模 景:川 道の駅

道の駅 上矢作ラ·フォーレ福寿の里

ファイル 3799-1.jpg恵那市上矢作町の257号沿いにある道の駅。

初めての立ち寄り。見た目的には洋館のようなかわいい感じだけど、山中の川沿いの小さめな道の駅で、他でもあったような紀伊あたりで見たような感じの道の駅だった。
ちょうど昼だから混んでるかなー、でもなんか食べられたらいいなーと店の奥に進んだ。

ファイル 3799-2.jpgしたら食堂はどうやら席もあいててメニューも壁いっぱいに並んでいい感じ、「どて煮丼」とか気になったけど、朝ちゃんと食べたからそんなに空腹でもなく軽いものにしようと焼きそばにした。明智町の土田金商店さんのそば使用だそうだ。

食券買って席に着いてゆっくり待った。

ゆっくり待った。

ゆっくり待った。

あれ?

自分の番号ってまだ随分先だなぁ、、と、ふと気づくと周りの客も食べてる人は殆どなく待っていた。
呼ばれた番号の人もなかなか取りに来ず、どうしたのかと思えば、外のテラス席で、そっちまで声が届いてないようだ。っていうか、店内だけじゃなくてそんなに待ってる客いるの?
まぁ別に急いでるわけでもないからと気長に待ってたけど、中にはキャンセルすると言い出す客もいた。いや、むしろ辛抱強い客の方が多くて不思議に思えた。

で、食券買ってから45分でやっと番号呼ばれた。

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っていうか量すくなっ。数分でぺろりと食べ終えちゃった。
まぁおいしい焼きそばではあるけど、45分待ってまで食べたい料理ではなく、この時間かけるなら手前の岩村城跡でも歩けばよかったと思った。

で、全然腹ふくれずむしろ足りなくて空腹に思えてきちゃったくらいで、店内見てまわって大きな団子とお茶買ってテラスに出てみた。
ら、テラス席の客は100%待ちでやっぱり食べてる客がいなくて吹き出しそうになっちゃった。。

そのテラス席の手前のベンチで、川を見ながら団子を食べた。団子ならすぐ食べられますよーと見せつけるのも性格悪すぎなのでテラス席には背を向けて食べたw

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岐阜というと団子がうまいという勝手な印象をもってたけど、そこまでうまい団子でもなく、でも量が多くて腹の足しになったので満足。

いやー長居した。

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タグ:餐:や 餐:菓 楽<待 景:川 道の駅

信玄堂 手賀野店

ファイル 3798-1.jpg中津川市手賀野にある和菓子店。

もう秋の岐阜県と言ったら中津川の栗きんとん!大好物になってしまった。っていうかここんとこの岐阜の点景はほとんど栗きんとんになってしまっている。。
今回はやっと涼しくはなって来たもののつい先日まで猛暑だったためまだ夏のつもりだったけど、暦では9月も中旬で一応秋、っていうか、中津川の栗きんとんは9月1日からの販売開始だそうだ!
ってわけで、今日も岐阜はやっぱり中津川の栗きんとん。今回はこの信玄堂に来てみた。

去年寄った川上屋の国道店の前の道を少し入ったトコで、店の案内は見えていて気になっていたのだ。

店は小さく新しそうで洒落てて気軽に寄れそうないい感じ。
店に入るといろんな商品が並んでてどれも気になって困った。取り敢えず栗きんとんはバラで二日分。それとー「しぶ栗」という栗丸ごと入ったふわっとしたやつを購入。
そしてーソフトクリームもあったので買って店の前のベンチで食べた。

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食べたのは「極みソフト」という栗ソフト。うん、普通においしい。
でもやっぱ栗きんとんの方が楽しみなので、まぁオマケみたいな感じ。っていうかやっぱ季節限定の「栗粉ソフト」にするべきだったかな。いや、ソフトはソフトで取り敢えずなのでこれでいい。

ふと見ると、入口のオブジェのように置かれたいが栗がやたらデカくて驚いた。写真撮りまくってたら他の人も覗いて「わぁ大きい」と驚いてた。地元の人が驚くくらいだからやっぱり大きいんだ。

そして車に戻って、一つ食べてニヤケながら今夜の宿を検索して出発した。

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一つ食べたらあとはしばらく楽しみに取っといてゆーっくり食べた。
なので「しぶ栗」も食べてみたのは午後遅め。栗丸ごとでおいしいけどでもやっぱ栗きんとんにはかなわないなぁ、、と思った。

この日の日誌

タグ:餐:菓 餐:冷 植:実

田村食堂

ファイル 3797-1.jpg伊那市伊那西町下春日町の県道沿いにある食堂。

前に一度来たことがあって、町の中心からは少々歩いた先にあった店。
今回止まった宿がこの店の真正面のホテルで、ああ、ここから賑やかな方に歩くのはヤだなぁ、、と思い、他に店もないのでまぁいいかと入ってみた。

せっかくの伊那での宿泊で、兼ねてから飲み歩いてみたいと思ってた町だけに、一度入った店というのも勿体ないような気もした。

ファイル 3797-2.jpgけど、カウンター席について見たメニューには「馬肉煮込」や「おたぐり」といった食べてみたかった伊那のおつまみメニューがちゃんとあって歓喜。
いやでもどっちがいいだろうと違いを店の人に聞いたら、どちらも馬だけど肉の醤油煮込とホルモンの味噌煮込で全然違うものという事なので、両方たのんで「氷結無糖レモンサワー」で軽く飲んだ。

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おお、なるほど、これはなるほど見た目近くてもまるで違う二品。それぞれいい味でおいしかった。
どちらも日本酒向きなつまみだと思え、二杯目は「井の頭」という銘柄の地元の酒、、とも思ったけど、今夜はまだこれから作業したいから軽く飲むくらいのつもりなので同じサワーでおかわり。

で、二杯の二品で程よく満足。好みでいえばホルモンの「おたぐり」の方がおいしかったかな。

さて、あとは食事して締めよう。
ホントは前回この店来た時に伊那名物の「ローメン」を食べたので、次来ることがあったら店の名物の「ソースかつ丼」を食べようと思ってたんだけどねぇ、昼にカツ丼食べちゃったしねぇ、、そこまで腹も減ってないしねぇ、、ってことで、今回も「ローメン」。まぁ伊那に来たなら食べたい麵でもあるからいいかな。

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たしか直近で食べたローメンは萬里彩園だったかな。(高遠城で焼そばの方が後だった)そこのが甘口でサラッとしてたからか、ここのはそれよりはしっかりした味に思えておいしかった。惜しむらくは豚肉なところ。やーっぱくさいくらいのマトンが恋しい。いや、飲んだ時はこのくらいでいいかな。

考えてみれば駅の近くの飲み屋街みたいなトコが宿から近くても、何軒も飲み歩くわけではなくて、多分一軒で料理と酒に満足したらそれだけで満足してたんだろうから、むしろ店を迷う必要もなく宿まん前の店でおいしく食事できたのでナイスだった。
それに、少しは早めの時間に来れたのでスンナリ店も入れたけど、後から後から客は来てて帰る時には外で待ってる客が沢山いたりしてナイスと思えた。
伊那の宵はいい夜だった。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:飲 餐:煮 餐:肉 餐:麺 楽:宴

道の駅 ほっとぱ~く浅科

ファイル 3796-1.jpg佐久市甲の142号(254号重複)沿いにある道の駅。

ここは割と古くからある道の駅で、CR-Xに乗ってた頃から何度も寄ってた所で夜も寝たりしてた。けど、ここ最近は通過ばかりで、そういえば点景にもしてなかったっけ?点景は今回が初。(と、思いきや、初期に食事した店の名前の方で一回上げてた)んーまぁそういえばいつもトイレか寝るだけだったかぁ。脇腹痛くて唸りながらねたこともあったっけなぁ。。

今回もトイレ。おなかは全然空いてなかったし、そもそも食堂はもう終わってて、ソフトクリームもそっちでの販売のようで終わってた。

でかい熊の毛皮を見つつ、外の浅間山を眺めたりしてしばし休憩。でも人が多くて落ち着かなかった。

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また今回も点景にならないねー、とか思いつつ店内を見まわしてたら
、レジ横の「小ブナの甘露煮」のパックが「毎年大好評!秋の郷土食!」とあって気になった。
店の人に「名物なんですか」とか聞いてみたら。
「ご高齢の名物おばあちゃんの手作りなんですよ」だそうだ。これはいつまでも食べれるものではなさそうだなと思って一つ買ってみた。

出発して食べてみると、おおこれはうまいとパクパク進んだ。
けど割と早く飽きて手が止まった。一度止まるとパタリだった。正月の酒のつまみにはいいんだけどねぇ。ドライブで食べるにはちょこっとでよかった。

リンゴジュースは一気に飲めた。裏見たら松本のリンゴだった。佐久じゃないのか。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:魚 餐:煮 餐:飲 景:山 道の駅

おかた茶屋

ファイル 3795-1.jpg下仁田町東野牧の254号沿いにあるドライブイン。

254号は遠出の西行きの時によく使うルートなので以前から何度も見かけて通過してて、たまにはここで食事してみてもいいかなと思ったこともあったりしたけど、今回が初めての立ち寄り。

外見以上に大きな店内で、団体さんでも来ないと寂しいくらいの奥ゆきがあった。おひとり様で落ち着くような雰囲気ではないので今まで来なかったのも自然に思えたけど、まぁ気にせず奥に進んで食事にした。

店の前の幟には「もつ煮」と書かれてただけあって、もつ煮定食ともつ鍋定食がおススメのメイン料理だったけど、こちらはさっき街中で空振りだった「下仁田かつ丼」が食べたく、それがあったのでそれにした。
あとメニュー見てたら、下仁田はコンニャク処だけあって「こんにゃくができるまで」の解説ページがしっかりあって、見てたら食べたくなったので「みそおでん」もたのんでみた。

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で、先に「みそおでん」
柚子の味のきいた味噌がいい感じでおいしかった。けど、柚子味噌の味がメインでコンニャク自体の味はピンとこないのが本場だけに残念に思えた。つい先日、醬油味の煮た蒟蒻でおいしいのを食べた憶えがあっただけに、こういう味噌じゃなくてそういう煮蒟蒻のメニューがあってもいいだろうになぁと思えた。

そして「下仁田かつ丼」

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メニューに「甘辛ソース味」とかあったからなーんとなく勝手にソースかつ丼かと思っちゃってたけど、ソースじゃなくてタレかつ丼ね。
うん、甘めながらいい味でおいしかった。量も丁度いいくらいでおいしく食べられた。
コンニャクは軽そうで意外と腹に重めなので、他の地域のようなデカいカツとかじゃなくて良かった。満腹満腹。

食べ終わって外に出ると、停めた車の後ろの山がポッコリした感じでかわいらしくなんとなくパシャリ。

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曇っちゃってた空も、薄日が差しはじめてていい感じ。後ろの川も覗いて少しゆっくりしてから出発した。

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タグ:食:丼 食:串 餐:肉 餐:煮 景:山 景:川

坂東市観光交流センター 秀緑

ファイル 3794-1.jpg坂東市岩井にある工房体験施設。

泊まっていた「ホテルグリーンコア 坂東」の正面にあって、ロビーの窓から蔵の建物が見えたので出発前に寄ってみた。

国有形文化財の明治建築の酒蔵を改装した施設になっており、門は開かれていたので入って公園のような感覚で歩いてみた。

まず、門の横に背の高い大きな栗の木がトゲトゲの実を沢山つけて立っていた。こんな町中で大きな栗の木は珍しいよね。そして毬栗が大きくなってて、気温も涼しめだったので、やっとそろそろ秋になってくれたのかと嬉しく思えた。

そして広場の脇には牛? 作り物の牛が三頭、くつろいでた。酪農もする酒造だったのか?

そして高い煉瓦の煙突。大正12年の製造。いいねぇ。青空にまっすぐ伸びていた。

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煙突の先にケヤキの広場があって、そこにある本蔵と主屋が明治建築の国有文。
大きな本蔵は明治28年(1895)造の相澤酒造の酒蔵。現在は多目的ホール。中が見たいけどさすがに閉まってた。
相澤酒造は昭和6年(1931)に廃業、大塚酒造に引き継がれて栄えたものの平成23年(2011)に廃業したそうだ。「秀緑」というのは品評会でも賞を取ってたという主力の酒の銘柄で、筑西の酒造が引継いで醸造してるそうだ。

主屋は店舗兼居宅、こちらは総合案内所。表は閉まってた。まだこういう施設が開く前なのにふらふら公園のように歩いてられる雰囲気というのも有難い。

坂東市合併20周年という幟も立ってた。20年になるのか。個人的には岩井とか以前の地名の方が分かりやすくていいんだけどねぇ。
幟に描かれたキャラは「茨城ごじゃっぺカルテット」という茨城を題材にしたマンガだそうだ。知らなかった。アニメにはなってないけどサンデー系の商業誌作品だそうだ。読んでみようかな。

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一番奥には工房棟、こちらで工房体験とかできるようだ。
そして庭のある和風館の離れもあった。
総合案内所は裏の横からは入れたけれど、案内されるつもりもなかったので入らなかった。

結局誰も見かけずに誰とも合わずに気ままに歩き回って門から出た。
なんか雰囲気よくて気分よく回れた。

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門を出ると目の前にホテルと駐車場。そういえばここの駐車場ってないよね。。(と、思ったけど、裏の裏に専用駐車場はあるそうで、このホテルの駐車場も一応OKなんだそうだ)
こんなとこが岩井にあったんだねぇ、知らなかったわ。ここのホテルに泊まってよかった。

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タグ:観:建 観:館 植:樹 植:実

スカイラウンジ ヴォジュール

ファイル 3793-1.jpg土浦市城北町にある「ホテルマロウド筑波」の最上十三階にある展望レストラン。

金曜夜は残業込んでて帰りが遅くなったので外泊せず我慢してたので、その分少しだけ高めの宿をと予約したのがこちらのホテルの朝食付きプラン。それでも一般的にはリーズナブル。リーズナブルなわりにしっかりした大きいホテルで市街中心辺り乍ら駐車場も多くていいホテル。少々古い感じもしたけど部屋も広めでゆっくりできた。

そんな部屋は三階で窓から何も見えなかったけど、朝食は十三階なので少し楽しみだった。
のに、朝は作業が捗って気がつけば8時過ぎてた。いかんいかん朝食9時までで料理は45分までだったーと少々慌てて十三階に上がった。

したら、広々と全面大きな窓ガラスでさすがの展望レストラン!

まぁ取り敢えず朝食バイキング。8時半前で危ないところだったw
特筆する品はない卒のないホテルの朝食バイキングではあるけど、どれもちゃんとしてておいしかった。一番おいしく感じたのは何気に煮物のコンニャクだった。欲を言えば土浦なんだからレンコン料理が欲しかった。
地場物といえば米は「常陸小田米」だそうだ。北条から小田の筑波山麓のコシヒカリだそうで、これはおいしく、おかわりすすんだ。

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で、土浦市街の北東部を眺めながらゆっくり食べられた。
ちょっと霞ケ浦は遠めで湖面も大きくは見えなかったけど、薄曇りの空ながらヨットマリーナあたりは日が差してて、輝く湖面が引き立った。

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それとJR常磐線の線路は普通列車が何度か通過しつつ、特急も通過するのがよく見えた。鉄っちゃんにも優しい展望だった。(じゃないけど)
ああそっか、これ筑波鉄道が廃線になる前ならそれも見下ろせたのか。たしか正面のマンションの手前が線路跡の道「りんりんロード」だよな。(とおもったけど、このホテルの開業は平成元年だそうで廃線の後だった。。)

45分で「もう料理はおわりになりますけど」と声かけられつつ、その後に上がってきたカップル客が謝りながら残ったもので食事するのを眺めつつ、、9時前までゆっくりした。

そして部屋に戻る時にエレベータールームの窓で、さっきの展望の裏の西側を眺めた。正面左の茶色いビルの横の森が土浦城。現存櫓門は木に隠れてた。
そして足元真下に車を停めた第四駐車場。お、殆どの車がもう出発して3台しか残ってないね。おかげで自分の車がすぐ見つかった。

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そして下るエレベーターから南側を見ながら降りた。正面の高層マンションが土浦市役所の入った建物「URALA」。
部屋の階はもう何も見えなくなるので、ホテルではなくて展望レストランでの点景項目にしました。

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