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味匠やずや

ファイル 3914-1.jpg藤崎町榊和田にあるラーメン店。

トイレ休憩で寄ったコンビニからチラっと見えた店先の幟が気になってきてみた店。
ドライブ中はご当地ラーメンとかじゃないとスルーしがちなところではあるけど、もう時間も3時を過ぎてて閉まってる店が多い時間帯で気になったやってる店なのでせっかくだから食べてっちゃおうかなという気になった。

ファイル 3914-2.jpg店に入るとまず券売機。
自家製麺で朝ラーもやってる店らしい、朝からやってるのにこの時間にも開いてるのはありがたい。
っていうか正直言えばやっぱ初めての店ならスタンダードな中華そば、いや塩中華そばをたのみたいところではあるけど、何度も来れるような場所じゃないのでそんなの気にせずに幟にあった限定メニューの「さくら香る桜shinaそば」にしてみた。
なんと5/4の今日までの1日30食限定。ホタテ塩で、「弘前公園の水面に漂う花筏を表現した一杯」だそうだ。

カウンター席に着に着くと、周りは味噌ラーメンの客が多かった。

そしてその「桜shinaそば」。ちょっと恥ずかしいくらいきれいだった。

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うんうまい。まず最初に一口啜った汁がうまくてイイ味でニコリ。
麺もモチモチで基本的にうまいラーメン。
ピンクのは微塵の蒲鉾かな、その下に桜色の幅広麺が沈んでてこれがうまかった。そして緑の飾りのような菓子も汁に融けるといい味滲みて面白くおいしかった。
更にホタテのバター焼きもひとつじゃなくて隠れてたりしてうまかった。

と、ウハウハで食べてたけど、昼食べてなかったから丁度いいと思ってたのが、せんべいの天ぷらとか唐揚げとか車で食べてたせいか、意外と腹減ってなくてそんなにスイスイ入らなかったせいで後半もたついてしまった。
そのせいか、ピンクの蒲鉾が味なくて邪魔に感じたのと、最初旨かった汁もホタテや肉のそれぞれの味に押されて後半ピンとこなくなってしまった。。勿体ない事をした。

食べ終えて外に出ると、店の人が幟を片付けて暖簾を外してるトコだった。ギリのタイミングだったようだ。やっぱり寄ってよかった。
弘前の桜はもう散ってるだろうけど、ここで桜を堪能できた。

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タグ:餐:ら 餐:貝

青森田代十和田線やすらぎの駐車帯

ファイル 3913-1.jpg十和田市深持深持山の県道にある休憩用駐車場。

八甲田山の見える大中台の高原の駐車場だけど、駐車場からは南の黒森はよく見えるけど八甲田の高田大岳の方はちょうど背面の森で見えない。
けど残雪の残る高原の感じが気持ちいいので、トイレの後も少し休憩。

広々した景色と青空を眺めた。

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そして少し歩いて一面の雪の斜面に進んでみた。
そういえば今年は関東はしっかりとした雪の日はなかったので、雪を踏みしめたのは今年初かも。動物の足跡(肉球跡)を見つつ、自分の足跡も付けてきた。

少しグズグズの箇所もあり靴が濡れてきたので少し進んだだけで引き返した。
振り返ると東側の方の山は暑い雲かぶってて、ちょっと違う位置で随分天気違ってるよなと思ったけど、来た道がそんな感じだったので、抜けられてよかったと思えた。

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そして森の手前に鮮やかな黄緑が見えたのでカメラのズームで見てみたらフキノトウだった。もうここらも春なのね。
なーんて思って車まで戻って来てみたら、目の前のトイレの脇にもフキノトウがあって細かい花が開いてた。

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タグ:景:山 景:季 楽:験 観:P 植:草 植:花

史跡根城の広場

八戸市根城根城にある城跡公園。

八戸には何度も来てるけど正直この城は知らなかった。前に洲崎西のトークイベントで八戸市公民館に行った時にその横の八戸城跡を歩いてそれだけが城だと思ってたけど、近年職場の顧問が日本100名城巡りにハマってて宴会で話を聞いておススメされたのがこの城跡。へええ、自分は100名城とか気にしてなかったし、いつもドライブがてらで寄るだけなので意外と有名な城を知らないことが多いので、オススメされてて嬉しかったけど、しょうじき八戸に来るまで忘れてた。

ファイル 3912-1.jpgさて、八戸市博物館の横に入口があって進んだら「旧八戸城東門」というのがあった。
ボランティアガイドさんの詰め所もあって3人くらい塀にパネルを吊るす作業をしてたけど、パネルを覗き込んで読んでても声をかけられることもなかった。

この門は八戸城の東門で安政6年(1857)に台風で倒れて家臣の門になってたものだそうだ。なんかきれいなので現存物という感じはしなかった。元々は根城のものを移したという伝承が、、ともあったけど、それはあやしい。
ほか、案内板やパネルを一通り見てから門をくぐった。

中は公園な雰囲気だったけどすぐに土堀の「堀跡」があって中世の城らしかった。
っていうかこっちに城の駐車場もあったんだ。博物館に停めちゃまずかったかな。。まぁガラガラだったからいいか。(こっちはバス用だそうで博物館前で正解だった)

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公園を真っすぐ進むと、最初ツツジが咲いてたけど、もっと派手なハナモモも咲いてて、それより沢山の枝垂れ桜がいくらか咲き残ってて、葉も多いけど日も差してきていい感じだった。これは一週間早ければ可也きれいだっただろうなと思えた。

東禅寺跡というのを横目に進むとその先の広い堀っぽい所は「通路跡」、堀を埋めてつうろにしてたそうだ。ゴルフ場みたいな感じに見えた。

そしてまた堀。両脇にしだれ桜が並んでていい感じ。でもその先のモコモコの雲が気になった。

その先が一番広い広場。「中館」という曲輪でつまり二の丸かと思ったけど、そういう分類ではないようだ。
ここはその広場の真ん中に根城全体模型が立ってて本丸全体模型が寝ていた。城としては前の国道の向かいにこの中館よりも広い曲輪が二つあって堀が囲ってたそうだ。

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中館を出たあたりの桜が一番綺麗だった。少し眺めまわってから堀を進んで「本丸」に歩いた。
堀は更に深く「木橋」で渡って、木の柱の塀の坂を上って「東門」をくぐった。あれ、また東門か。ああ、博物館の方は八戸城のだっけ。元々はあそこには門も橋も入り口も無かったのかも。

門の中に料金所。この本丸だけは有料で250円払った。安。
なんか縦長の竪穴式住居みたいなのがあって、あれ?城でもあり縄文遺跡でもある感じ?とか思ったけどそうでは無く、これが当時の納屋だったものの復元物だそうだ。

この根城は建武元年(1334)の築城で南北朝時代の奥州の南朝方の中心として南部師行が治めた城。北朝に敗れても城と根城南部は300年続きつつ、桃山時代には三戸南部の配下になり、江戸時代に遠野に移封されて廃城、その後に盛岡藩から分かれてできた八戸藩が入ったのが八戸城ということのようだ。

本丸を中に進むと再現された主殿の館があった。これが中世の城の姿なんだね。ちょっと立派な古民家くらいにしか見えないし、さっきの竪穴は遺跡に思えて一瞬ここは何なんだっけ?と分からなくなったりした。

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建物に進むと、裏には上馬屋があって馬の像が立ってた。
そしてこの主殿は中にも入れた。
質素でしっかりした造りの館で、ここは来客との会見や儀式のときにだけ使われてたそうだ。
まず詰の間と茶の間には囲炉裏があって、控え室には武具があった。
角を曲がった二之間では「鎧で記念撮影」というのをやってて、どうぞどうぞ是非是非と声かけられて勧められたので「じゃあ兜だけ」と兜だけかぶって写真撮った。弱そうw鎧も全部ぜひぜひと勧められたけど他は太ってるからと遠慮した。「これはいつの時代の鎧なんですか?」と聞いたけど「くわしくはちょっと、、」と誤魔化された。

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そして体験証明書というのをいただけた。やっぱはずかしかった。

奧に進むと広間は会議か宴会か料理を前にした武家が並んでた。
そしてやけに明るいトイレもあり、祈祷の間には祭壇のような飾りあり、廊下にあったこの主殿の模型はやけに屋根が高く見えた。本当は高かったのかな。

外に出て裏にまわると、本丸は建物以外も広く、そして主殿以外にも色々あった。
まず裏には長く並んだ中馬屋、四角い下馬屋は柱跡に木の杭だけで、隣りの建物はトイレだった。スッキリしたトコで裏の端から眺めてみたら、意外と川は離れてて見えず、間に宅地もあった。

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西にまわると物見の跡があり、祭壇跡?とハテナのついたのがあってその横に西門があった。
西門の前には番所があった。柵から裏も覗けたけど西の沢という窪地は何もなかった。

そして裏から見る主殿もなんか堂々としててカッコよかった。枝垂桜がもう少し残ってればもっとよかったんだけどね。

その先には工房というのがあって、入口が(デブには)小さくて低いけど中にも入れた。外に案内板あったけど、入ったら音声ガイドが流れた。武具など色々製作修繕するところだったそうだ。

その前には常御殿というのが柱跡の杭と煉瓦で仕切られてた。当主が普段暮らす館だったそうだ。
野鍜治場というのだけは妙にしょぼくて適当に造ったような柱だった。井戸は覗いたらスズメが飛び出して驚いた。穴は無かった。

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鍛冶工房というのが竪穴式では一番大きく少し深く、炉があった方は土壁になってて奥は木で風通しよくなってた。
屈んで入る所が多かったので板蔵という物置は入口広くて楽だった。

最後に奥御殿も柱跡の杭と煉瓦の仕切だけだった。ここは当主の家族が住んだ館。先祖の霊も祀られてたとか。

これで東門の前に出た。最初に見た納屋も中に入れたので屈んで入ってみた。二棟あったけどひとつでもういいやと門を出た。

なーんか見どころだらけで楽しすぎる城跡公園だった。けど、南部氏の抗争の歴史には疎くてピンと来てない部分も多く勿体なかったかも。そして広くてくたびれた。足も疲れてゆっくり歩いて戻りたかったけど、雨がパラついてきちゃったので急いで戻った。
最後に博物館も見て行くつもりだったけど、ちょっと疲れたからもういいやと一息ついたら出発した。

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タグ:観:城 観:園 観:門 観:屋 観:建 観:橋 観:具 楽:験 楽:証 植:花

館鼻岸壁朝市

八戸市新湊にある八戸館鼻漁港の港湾岸で毎日曜日に開かれる朝市。

ファイル 3911-1.jpgこれは全然まったく知らなかった。陸奥湊の有料駐車場で聞いて初めて知って来てみた。
広めの岸壁に広く駐車場スペースがあって、人も多くすんごく賑わってた。あーこれは駅前の小売市場も空いててサモアリナンだわ。なるほどね。

駐車場からは露店が二列の筋になってて陸側の方に幟が立ってて入口っぽくなってたのでそちらから進んでみた。
店は飲食のが多かったけど、食材や小物、座布団や楽器など色々あって面白かった。

そして飲食店は長い列を作ってる店が多く、お、ここは全然並んでないんだと思えばもう売り切れで終わってたりした。8時過ぎに来てたんじゃ遅いのね。まぁ僕は腹減ってなくて冷やかしだからいいけどね。

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「日本一朝早く会えるアイドル pacchi」というのもあって、なんと7時半からライブをしてたそうだ。へええ、と思って見てみたら、もう物販の最中でチェキ撮影してた。がんばってね。

さて、やっぱりおいしそうな所は列になってて、そんな中たまたま列になってない店の「せんべいの天ぷら」を見つけて、これもドライブの共にと1パック(3つ)購入。これ好きなんだよね。ナイス。

市は港の角までかなと思いきや直角に折れてまだ続いてた。結構長いねぇ。折れた先は一列の向かいだけだったけどまだまだずっと賑わってた。

こっちではちょうど歌ってた子もいて、かわいいからアイドルなのかと思ったけどKAGETUさんというシンガーソングライターだそうだ。カメコが多かった。

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やっと露店が途切れて朝市の端を出ると、その先には「湾港ストア」という濃い感じの店があって、そこも人気で混み合ってた。
ちょっと覗いてみたらそばうどんと支那そばの食堂がメインな感じだった。でもここは朝市じゃなくてもやってるんでしょ?

折り返すと、一番気になったのは「海鮮食堂」という屋台。うにみそおにぎりとか、極上ひらめ生ハムとか気になるメニューは勿論売切れ。これはあるなら少しなら並んでも食べたいね。

さて、折り返して、見てない方の列を見つつ、たまに元の列も覗いてみたら、タイミングなのかさっきは列長かったのに数人の列になってた店もあったので、それじゃあ一つくらいチョイ食いしようかと「八戸いがめんち」の店で1個だけ買ってみた。

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「いがめんち」はタコ焼きより大きめでゆで卵より小さめのボール型で、メンチというから肉とイカかと思いきやそうでは無く、イカのお好み焼き風団子といった感じで、イカの風味良く素直に食べれておいしかった。腹減ってなかったとはいえケチらずに3個入とか買えばよかった。

そして戻って来てみたら、もう店閉めて帰ってスペース空いてるところが多かった。今まで行ったほかの朝市はわりと昼近くまでやってるトコが多かったけど、ここはホントに朝だけなんだね。何時からやってるんだろ。。(3時4時から出してる店もあって6時には出揃って7時前がピークらしい、そして一応9時終了)
まぁ個人的には駅前でちゃんと食べてから来て、終わりの方を見て歩いた今日の順番で正解だったと思う。せんべいの天ぷらも買えたし。

で、そのせんべいの天ぷらは出発して割とすぐの蕪島に向かう間に一つ食べてみた。さっきいがめんちで貰った串があったのではんぺんのように刺してたして食べたら食べやすかった。ナイス。

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んーシンプルだけどいい塩気で揚げた油感も程よくおいしい逸品。そしてダンボールみたいな変な食感も面白く、嚙んでるとすぐ柔らかくなってホッとする面白さもいい。
そしてパクパク続けては食べずに残りの二つはゆっくり八甲田の雪山や青森に下る坂道などで食べた。でもやっぱこれ2パック買えばよかったー、、と思った。

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タグ:観:市 食:串 餐:揚 餐:魚 楽:催 楽:演 楽:買

八戸市魚菜小売市場

ファイル 3910-1.jpg八戸市湊町久保にある市営の市場。

十一年前にも来てて二度目の来訪、点景も二度目。
なんかリニューアルしててスッキリしてた。前の方が雰囲気があってよかったような気がするけど、入りやすくはなったので旅行客にはいいのかな。
前回来た時は駅前の通りの店が全部開いてて賑やかな朝市になってたけど、今日は閉まってた。日曜は休みだった。実は目的としてた人気の食堂も休みで閉まってたのでやむなくこっちに来た。

で、入口に「朝ごはんの食べ方」とおばちゃんの顔ハメ、これは前からあったかも。

中に入ると、妙にスッキリしててお客もすいててやけに静かで、え?終わってないよねと一瞬思った。前のゴチャっとした雰囲気のイメージが強いからかな。まぁ気楽にまわれるからいいかとまず一通り見てまわった。

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青森と言ったらなんかスジコのイメージ、今回はスジコ丼にしちゃおうと筋子500円分くださいと専門店のおばちゃんに言うと量り売りで600円分(あれ?)分けてくれた。っていうかそれでもちょっと多すぎたかな。
これとご飯だけでよかったけど、見てまわってて安くて気になってた八戸産アブラガレイ刺身(250)を購入。それでご飯(150)味噌汁(200)の贅沢な朝ごはんにした。席は全然空いてて余裕だった。

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んーやっぱいいね。筋子プチプチでまろやかでにやけるしょっぱさ。いやほんと600円分は多かった。血圧痛風患者の自覚ゼロ。いやもう旅の恥は掻き捨てですよ(意味違う)。普通飲食店だとイクラのメニューはあっても筋子のメニューってないよね。思い切り食べれて幸せ。ホント好き。
そしておまけのアブラガレイは軟らかくふわっとしててこれはこれで面白くおいしかった。買って正解。

いい朝食になったと満足で市場を出た。

店の前にあった車両販売の唐揚げだけど、「りんごを使った鶏のから揚げ」ってことで気になった。更に「冷めてもおいしい」ともあったのですぐ食べなくてもドライブの共にして後で食べてもいいかと思って買ってみた。青森のタレントの王林も好きだそうだ。(ロケでうちの会社に来たことあるタレントさん)

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食べたのは八戸を出る10時半くらいで、開けてみたら意外と一つ一つ大きかったけど、入ってた串が太めで刺しやすく食べやすかった。
味はリンゴかどうかはよく分かんなかったけど味の深みあって確かに冷めてもおいしい唐揚だった。うん、これはうまい。ゆっくり食べるつもりだったけどパクパク続けて食べきっちゃった。

これ、港の方の朝市で出店してたら長蛇の列になってすぐ売り切れちゃうだろうなぁと思えて、こっちで売っててくれてありがとうって思った。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:卵 餐:魚 餐:肉 食:串 観:市 観:具

道草庵

ファイル 3742-1.jpg青森市浪岡女鹿沢野尻の「道の駅なみおか」構内にある蕎麦店。

朝からやってて、大喜び。
この道の駅は何度も寄ってて、寝たこともあったと思うけど、そのころは4時5時くらいで出発してたんだろうねぇ、、8時に起きて食事してからなんて考えもしなかったんだろうなぁ。

そういえばこの道の駅はまだ一度も点景にしてなかったようで、、そうだっけ?なんかチョイ食いするくらいの時間に寄ったこともあったような気がするけどなぁ。

ファイル 3742-4.jpg日誌を振り返ると二回しか来てなかった。
 
初回が08/7/4で、
この時チョイ食いで「もちもち揚げ」というのを食べてた。(けど、日誌には不掲載、、何故?)
 
次が17/8/20で、
これが夜寝ただけだった。
思った通り翌朝は4時に出発してた。。七年前でそんな感じか、五十代の衰えは大きいなぁ。

さて、店は立ち食いでは無くてちゃんとそれぞれの席にイスがあるPAの食堂くらいの感じで、メニューは色々で券売機の前で少し迷った。
蕎麦はどのメニューも地場米の玄米蕎麦だそうで、それも楽しみ。
取り敢えず「なめこそば」と人気という「えび天むすび」にしてみた。

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うんうまい。ここらへんだと津軽そばの薄い汁かなと思ったけど、そうでもなくしっかりいい味付いてて麺もモチモチでツルツルで気持ちよく啜れた。なめこは普通だけど好きなんだよね。揚げかすと葱がフリーなのも今風でありがたい。
天むすは海苔も揚げて塩ふった(韓国風?)味付きでえび天は小さめで尾が飛び出てなかったけどおいしかった。

これで満足ではあったけど、やっぱりどうしても気になってたのが貼紙にあった「りんご餃子」青森だしねぇ。ネタとしてもねぇ。
で、満腹ではないのでいけるかなと追加で注文。

ファイル 3742-3.jpg少し待って登場。揚げ餃子だった。

あ、これおいしい!

餃子の餡に対してのリンゴ果肉が異質ではなくいい個性で食感もよかった。
正直ネタ的に「アップルパイでいいじゃん」と言ってみたかったところだけど、いやいやぜんぜんこれはイイ餃子。普通に普段売っててほしいくらいの意外なメニューで楽しめた。

おいしい食事で気分いい朝になった。8時まで寝ててよかった。衰えは衰えで今までと違うものが楽しめるのなら悪くないものだ。

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タグ:餐:麺 餐:飯 餐:餃 道の駅

麺工房てんや

ファイル 3695-1.jpg三戸町川守田正浄寺の4号沿いにあるラーメン店。

一旦通り過ぎちゃったけど、道の駅で調べて戻ってきた。
まさかとは思うけど、辛いラーメンだったり家系とか二郎系とかだったら避けたいトコだけど、まぁ朝からやってるくらいだからあっさり系だよね。(とか思うけど、秋田では朝からこってりの店だったこともあるので)

入口に貼紙で「朝6時から14時ラストオーダー」とあった。6時からはすごいな。ドライブ的にはそういう店が多いと助かる。

ファイル 3695-2.jpg店に入るとまず券売機。色々あって迷った。
麺は、「てんや中華そば」が基本かな?あっさり鶏だしの「朝ラーメン」というのや「煮干し中華」、「まぜそば」と「辛そば」が赤いボタンなので「まぜ」も辛いのかなと敬遠。こうハッキリ辛いメニューが分かれてるとそれ以外は辛くないだろうと安心できて嬉しい。限定の「サバ豚」というのもあった。
まぁ、取り敢えずは基本の「てんや中華そば」だよね。それにした。

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おおこおれはうまい。
見たかんじ汁が透けてたから津軽みたいな薄味かなと思いきや、しっかり味して甘めで優しい嬉しいラーメン。大きなチャーシューもおいしかった。これは朝からぜいたくな気分。

そういえば今回の遠出ではこれが初の点景だけど、引っ張った甲斐あったようなおいしい食事になった。
(でも前のネタもラーメンだったから、何か挟めばよかったとアップしてから思った。。)


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タグ:餐:ら

海鮮まんぷく亭 かわ村

ファイル 3489-1.jpgおいらせ町染屋の45号沿いにある海鮮料理店。

もう夜は普通に見かけたラーメン屋かなんかでいいや、、とか思ってたけど、「平目漬け重」という看板を見かけたのでむしろ願ってもない発見で嬉しくなって寄ってみた。

今日は昼に鯵ヶ沢で「ひらめ漬け丼」とか満腹で見送ってて悔しかったのが、まさか此方でありつけるとは思わなかった。
っていうかどちらかというと「平目漬け丼」って、こっちの八戸の陸奥湊の人気の店の話題の方を前から知ってて興味持ってたので、今日鯵ヶ沢で見かけた時もあーこっちでもやってるんだと思った。で、ありながら、こっちの店は魚市場あたりなので夜はやってないだろうから完全に諦めてた。だのでうきうき。

車を停めてみると、意外と洒落た雰囲気で貧乏なおひとりさまは腰ひけそうな感じしたけど(写真であらためて見ると普通の平屋の家屋まんまで、現地での雰囲気の印象って凄いなと思えた)、思い切って入るとやっぱり洒落た店内だったけど、カウンタ―席もあって落ち着けた。

一応メニュー見てみたものの、もう決まってて揺るがず「平目漬け重」にした。

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おお、なんか丼ばかり頭にあって思い切り掻っ込めるのを想像してたんだけど、お重で出ると高級感あってゆっくり味わって食べようって気になるね。
そして見た目普通の白身魚の刺身の平目だけど、食べるとグッと貫禄ある魚。最近は天丼でウマいと驚いたりして天丼で食べたい魚の上位って印象だったけどやっぱ刺身だね。ヅケのたれもいい味で引き立ててたのかも。おいしかった。
あ、ちなみにここの茶碗蒸しは甘くないお出汁のおいしいものだった。

満足のいい夕食になった。手前で適当にラーメン屋とか寄っちゃわなくてよかったー。

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タグ:食:丼 餐:魚

天王つつじまつり

七戸町天王の天王神社界隈で催される花まつり。

今回のドライブはここまで何カ所もの花のスポットがことごとく時季違いでハズレでツツジのスポットまで花はイマイチだったものの、ここのツツジは丁度頃合いでキレイに咲いてて良かった。

ファイル 3488-1.jpgその天王神社は車からよく見えて何か充分だったので寄らなくてもいいかなーって思ったけど「七戸城東門」というのもあって、城跡なら歩こうかと車を停めてみた次第。

七戸城は北方の安藤に対する南部の防衛拠点で、三戸や八戸と同等の権力ある城だったけど康正2年(1456)の蠣崎の乱で城を落とされてカが落ちたと説明にあった。
でも戦国時代までは七戸南部の城で、九戸の乱で秀吉の滅ぼされて廃城だそうで、その後江戸時代は代官所だったようだ。とするとこの東門はどの時代の復元なんだ?とか思ったけど、まぁ深くは考えまい。

取り敢えず門をくぐると、中は門の周りだけでなく斜面などに広くツツジが咲き広がっていた。

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そこから二ノ丸や本丸に上ろうと思ってたけど、そっちにはツツジは全然なく、坂道を登った先の二の丸の口が閉じられてるようにも見えて、そそらなかったので進まずに「門だけでいいや」とツツジを眺めて満足した。

ファイル 3488-3.jpg最後に前の道から天王神社のツツジを眺めて、これで出発、、
 と、思ったけど、城跡に上らなかった分こっちの石段は登ってもいいかも。。なーんて気になって、結局素直につつじまつりを楽しむように歩いた。

参道の石段はまっすぐで急なものの、先見えてるし神社としては極端に高くは無く、なによりまわりのツツジが少し高く植えられてて、ツツジのアーチというかトンネルみたいな感じで見上げつつ楽しく一気に登れた。

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そして登りきって振り返ると町役場庁舎方向の町が見下ろせた。
右手の向かいの丘が七戸城跡。同じくらいの高さかな。まぁこの時季のぼるならこっちだよね。

少し眺めてまわって息整えてから天王神社にお参り。
本殿がわかれてなく中に祭壇があってお寺のお堂のような社殿だった。

そしてゆっくりくだりは横の舗装路を下った。上に駐車場は無いので管理用の道だろう。

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横に緩やかに流れて眺めもいいけど、他に石段との間につづら折りに下る未舗装の細道があったのでそっちに逸れてみた。
これはなかなか花の中のいい小道。真っ直ぐな石段よりも花の背は高く一層包まれた感覚で面白い。つつじまつりというからにはこういう道を通らないとね。夕方だからか人も多くは無くて自分のペースでゆっくり下れた。ナイス。

そして下りきると入口には何気にチューリップとかも並んでた。色が同化して一体感あった。
そういえば「まつり」と言いながら出店は屋台のアイス売りの二台だけで、もう終りな雰囲気で二人で話していた。
夕方で気温下がってアイス!という雰囲気ではないけど、神社の上り下りで少し汗ばんだので一つ買ってみた。「十色・六色アイス」という名前も気になってたけど10か6かとは聞かれずに盛り付けていった。

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ちょっと雑だけどいろんな色の派手なアイス。これは(秋田のババヘラみたいな)青森の御当地アイスなのかな。(ネットで見ると「チリンチリンアイス」とか「カランカランアイス」とか呼ばれてるらしいけど、普通に「十色アイス」と呼んだ方が個性あると思うけどなぁ)

味はさっぱりシャーベット。色による味の差はあるけどほぼ違和感ないくらいの薄めのさっぱりアイス。極端に違って目立つのは黒いコーヒー味かな。どれもおいしかった。


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青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青森市柳川にある記念資料館。

青森港に固定され静態保存された青函連絡船の船内を部分改装して造られた資料館。
「青函連絡船」は青森から函館までの津軽海峡を渡る船。駅から港に延びる線路の先に接続して列車を乗せて渡る鉄道連絡船で、明治の末から昭和の末まで就役してた北海道への大動脈。子供のころの自分は列車ごと載せて渡る船というのが輸送船めいてて空母のようなカッコよさで憧れたなぁ。てっきり電車に乗ったまま船に乗るもんだと勘違いしてたけど、乗客は駅で降りて乗船して渡ってまた駅で乗ってたそうだ。

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そんな鉄道時代の憧れの船の実物、煙突のJNRの国鉄マークが懐かしかった。
外装はさすがに少し錆びも見えるけど昭和で退役した船と考えれば全然ちゃんとしてて、このままリアルに出航してもよさそうな感じだったので、船に乗る感覚で入館できてワクワクした。入館は有料だけどJAF割り効いて410円。

中に入るとさっそくリンゴ売りのおばちゃんの等身大人形ジオラマがあって「津軽海峡文化コーナー」に進むと昭和30年代の青森駅前の市場のような露天商や店の人形ジオラマが続く「青函ワールド」が雑魚寝の客室に広がっていた。

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これ、人形ひとりひとりちゃんと名前と年齢ついてて解説も細かった。面白く見てまわったけど、なんかこう妙に暗くて、大変な時代を支え合った人々の風景って感じで、厳しさと辛さ故の元気さって感じだった。近くの子供が「こわーい」とまるでお化け屋敷のように親にしがみついてた。。

そんな昭和青森区間を抜けると、パネルの青函連絡船写真展示から連絡船の歴史の解説と船や鉄道の模型が並ぶ博物館になった。

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駅内風景の人形もちょこっとあって妙にスタイルいい寅さんぽい人もいた。

細かく造られた模型をじっくり見ながら進むと横の一角には客席があった。
これは運行当時からのグリーン席だそうだ。ちょっと腰かけて休憩。窓から港が見えた。

その先の寝台室は覗く形で飾られてて、ブランケットの巻飾り方(二枚貝とか)のこだわりが面白かった。
他にも「事務長室」「船長室」「サロン会議室」などが覗けた。たまにいる人形にドキッとした。

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桟橋駅の350/1模型を見つつ進んでブリッジに入った。
広く悠々な感じの操舵室。就航時はもっとごちゃごちゃしてたのかな。

そして次の順路は外に出て船橋上での展望。広く青森湾が眺められた。
右の山は下北半島?じゃなくてもっと全然手前の夏泊半島かな。
ぐるっと後ろにまわれば青森市街。アスパムやベイブリッジが見えた。

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ゆっくり眺めてたら青函フェリーが来てた。いつのまに。。思ったよりも速いね。

そして甲板に下りて鯉のぼりを見上げつつ船尾に歩くと、なんと煙突に入れた!こんなトコ入るの初めて。。中ってこんな感じなの?
そして煙突も登れてこっちからも展望。舟橋より少し高いけどそんなに変わらないね。
吊った鯉のぼりも身近に見下ろせた。

そして順路はエレベーターで一気に下層。車両甲板に下ると貨車や貨物が何両も静態保存されてた。
頭の先の奥には連結器。船尾は港に接続する線路が見えて沸いた。
特急の車両もあったけど、客車が乗る事もあったのかな。

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郵便車やディーゼル機関車など見てまわって、更に最下層に下ってエンジンルームまで見れた。すげー。
コントロール室や発電機も見た。ここら辺は今現役のカーフェリーとかとどのくらい違うんだろうかね。

と、一通り楽しく見てまわってロビーに戻った。
最後にトイレ行ってから出ようと思ってトイレの場所を聞いたら「鉄道模型ショー」の展示室の奥だとのことで、通過がてら鉄道模型を鑑賞。
広く長いサークルの線路が組まれてたので走らせてる新幹線も速度ついててカッコよく見えた。城のジオラマがあったので弘前城かな?と思ってみたら彦根城と書いてあった。なぜ?(弘前だと八戸から来た人は嫌がるからとかかな?)

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そして外に出た。あー船乗って海渡りたいなーという気分で悔しく思いつつもスポットとしては大満足のおもしろいトコだった。

車に戻りつつ、少し先に出て船を見た。
横には「津軽海峡冬景色」の歌碑があって曲がエンドレスで流れていた。
うーんこれだよね。このイメージ強いよね。いい歌なんだけど、なんかみんなつらそうで重いんだよね。
そしてその横に何故か戦時中に空襲で攻撃された時の説明があった。なんで館内に展示しないんだろう?とか思いつつ、じっくり読んで出発した。

この日の日誌

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