山都町小笹の笹原川にある分水施設。
県道沿いに駐車場があって停めて歩くと、造られた小川の流れる親水公園のような道が少し続く。
県道の脇なので、もっと近くに駐車場つくればいいのに、、とか思ったけど、まぁこれはこれで水が流れる感じの演出って事でいいかな。
そして「円形分水」
農業用水となる水を水田面積に応じて均等に分配する装置。
ここでは七割弱の水を通潤橋に流しているそうだ。
この装置は昭和31年の完成だそうで、九州内の他の所にはもっと古いものも残ってるとか。
江戸時代に出来た用水路の通潤橋にばかり水を流さずにこっちにも水くれーとかもめてたのかな。
少し先に通潤橋用の取水口があるとのことで、流れ来る水路に沿って歩いてみた。
道はずっと舗装されてて歩きやすく、途中で脇の川に「笹原の石堰」というのがあった。
嘉永元年(1848)に造られた潅漑用石磧の現存物だそうだ。
石垣が亀の甲のようなので「カメ堰」と呼ばれて親しまれたとか。
そしてその先の先にコンクリの取水口。
こっちは歴史も何もなく普通で面白味なかった。。
そして来た道をのんびり戻った。
来る前に「円形分水って面白そう」と言った僕に対し友達のくにさんが乗り気ではなかったのも何となく分かるな。一度来てたらもういいもんね。
でも九州まで来ておいて、近所を友達と歩いてるような、のんびりした気侭な散歩休憩て感じがいいね。
千葉を廻ってても熊本を廻ってても変わらぬゆるいテンションで過ごす休日。
ドライブ常に斯くしもがも。