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UDON BISTRO 千代田饂飩

ファイル 3643-1.jpg館林市羽附旭町の354号沿いにある饂飩店。

点景記事12回目というお気に入りの店。だのに、館林に移店してからは時間が合わなくてなかなか来れず、なんと二年ぶりのひっさびさの来店。いやぁもう来れないんじゃないかと思い始めてたよ。。

真っ暗な駐車場から洒落た店内へ。店は空いてて他一組だけだったけど、ゆっくりワンオペのお願いの案内看板読んで、窓側の長ベンチで案内されるのを待ったけど、空いてる時は好きに席に着いちゃっててよかったのかな。

ファイル 3643-2.jpg久々に会った店主は少しふくよかになったかな、さすがにおぼえてていただいてて「ごぶさたしてます」というとニッコリ。

メニューも増えてて「みそめんバター」と「ワノベーゼ」新しいメニューをオススメしてくれた。それでわ、、と「みそめんバター」にしてみた。ホントは久々だからもっとシンプルな饂飩の良さを味わえそうなメニューにしようと思ってたんだけどね。(そういえば醤油だけのシンプルな「あぜ醤油うどん」はないんだね)

後から来店の客が普通にプリンたのんでて、フト見ると先に来てた客もプリン食べてた。あ、最近はすぐ売り切れにならないくらいの数を作ってるのかな?と思い、自分も追加でたのんでみた。

ってわけで「みそめんバター」

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いやぁ正直、味噌にバターでしょ、おいしいだろうけど味強くて饂飩の香りは隠れちゃうかもとか思ってたんだけど、ところがどっこい、小麦の感じと瑞々しさがしっかり感じられ、尚バターもうまく味噌も風味良い実においしいメニュー。これはさすがと驚いた。きっと「ワノベーゼ」もしっかりと千代田饂飩なんだろうな。

そして「館林プリン」。あれ?前から館林ってついてたっけ?
こちらも割と最近玉子直売所で美味しいプリン食べてたから、そのくらいだろうと舐めてかかってたら、あれれ?ここまで固形だったっけ?ここまで濃厚だったっけ?とあらためて驚く始末。さすがだ。

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ってわけで、ぱっと見のメニューではいろんな創作的な饂飩が増えて、アイデアと洒落た感じが増したように見えたけど、しっかりブレないおいしさが衰えることなく嬉しく思った。

店主とは会計時にちょこっと話すくらいだったけど、「みそめんバター」絶賛できた。
「本当は久々だったからすだち饂飩とかシンプルなの食べようと思ってたんですけどね」と正直に言ったら「すだちは季節メニューで今はないです」と聞いて、あれ?そうだったっけ?と、そういえば前は暖かい季節にしか来てなかったかも、、魚道とペアだったからね。あ、今日もそうか。

ファイル 3643-5.jpgまたこよう。
早くても時間調整して少し遠回りしてでもまたこよう。
と心に誓って外に出た。

店の前の駐車場は灯りがないから真っ暗。
見上げる夜空は星がよく見えてて、月もクッキリ。毎回夜空見上げる星見スポットになりそうだ。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:麺 餐:菓 観:光

道の駅 玉村宿

ファイル 3642-1.jpg玉村町上新田の354号沿いにある道の駅。

354号はよく通る道ではあるけどこの区間はそんなには通ってなく、高崎からの帰りだったりしてこの道の駅は通過しがち。なのでなんか久々に寄った気がする。
点景はこれで四度目だけど、前回は2018年だった。あーね。
とかいいつつ、今回も食事するわけでもなく、+αのある駅でもなく、トイレだけで点景にするつもりはなかったんだけどね。

ファイル 3642-2.jpg建物の前には背の低い若そうな河津桜がキレイに咲いていた。
こうしてみると屋根の色とオソロで妙に馴染んでる気がした。
っていうか、あちこち河津桜が多すぎな気がする。
春が待ちどうしい気持ちは分かるけど、染井吉野まで待とうよ。河津桜は河津に見に行こうよ。。まぁこれで後はもう春の陽気というんだったら何の文句もないんだけどさ。(また来週から冷えるんでしょ)

さて、とりあえず今日はぽかぽかで気分いいので河津も許す。
店に入って、食べはしないけど飲食コーナーを見てたら、ソフトが「抹茶豆乳ソフト」とかで町内の豆腐とお茶のメーカーがコラボした玉村宿限定だそうで面白そうだしぽかぽかだったから買ってみた。

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今年初のソフトクリーム。(振り返ると去年は元旦から食べてたんだな。。)思いのほかおいしかった。
しっかり豆乳というか豆腐感あって隠れて無くて抹茶に合わせて諄くなくいい味でコラボしてた。

そして座った窓向きの席の正面にうちの車が見えて、眺めながらぺろぺろ。いい休憩になった。

ところで、
以前食べたことのある「軍配山ラーメン」はいまだに販売しててメインを張るメニューの様だった。もうどんなラーメンだったか覚えてないけど。。
で、その名前の元の「軍配山」のこんもりした小さな塚の写真が貼りだしてあった。古墳の塚だった。なんか形良くてかわいかった。どこらへんだ?と気になって情報コーナーで近隣マップを見てみて、なんかうろ覚えで行けそうな場所だったので行ってみようかなと思った。
 
 
ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:植:花 餐:冷 餐:豆 道の駅

玉村八幡宮

ファイル 3641-1.jpg玉村町下新田にある神社。

町の中心となる古刹で、本殿が国指定重要文化財という事で気になって寄ってみた。
356号から折れてすぐ赤い鳥居をくぐって参道に駐車場があり、その他にも何か所も駐車場があるらしく、混むときは混むんだろうな、、とか思いながら、かっこいい門の前で停めて写真撮った。

一瞬この「随神門」が国重文かな?とか思うくらいいい具合に古びれててかっこよかったけど、これは慶応元年(1865)に再建したもので町重文だそうだ。

門をくぐるとそういう建物の説明の案内板があり、境内には「安産撫で犬」という犬の像や人形供養の祠、そしてご神木のまっすぐ伸びた楠の木などいろいろ見るトコある神社だったけど、由緒は石碑で見づらかった。

御祭神は誉田別命(応神天皇)と気長足比売命(神功皇后)、建久6年(1195)に源頼朝が命じて建てた角渕八幡宮を江戸時代初期の慶長15年(1610)に移築して玉村鎮守としたものだそうだ。

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そして手水は花手水になってて華やかで、真ん中の甕に球が浮いていた。あ、玉村だからかな。洒落てるね。

そして社殿の囲いの塀の周りは水堀のような水路になってて「御神水」という地下100mからくみ上げた水があった。ちょっと手を浸して涼んだ。
案内によると「水の溜まる村」というのが「玉村」の由来(説)だそうで、水の配置が洒落てていい感じの神社だった。

そして参拝。
拝殿で拝んでいつものように脇から裏に廻って本殿を拝見。
国重文だからか裏も広めで見やすくゆっくりまわれた。

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この本殿は慶長15年築で、赤白にキレイに塗り直されていつつ、装飾は少ないシンプルな造り。彫刻などをあしらうようになるのは一世紀以上後の江戸中期からだそうだ。

ぐるっと回って拝殿に戻る。確かに本殿は杮葺きで拝殿は銅だね。
建築は一八世紀初期らしいけど、はっきりしないからかこちらは町重文。国から一気に町って差が大きくない?県はどこいった?

彫刻などを見ながら表にまわると中に巫女さんが二人なにか準備してまわってた。ついついそっちばっか目で追ってしまった。おっさんはイヤぁね。

あとは境内の承応元年(1652)の石灯籠などを見つつ、背面からの門を眺めつつ(裏側には「放生楼」とあった)、さっきの御神木の楠はこっちから見ると確かに二本の樹が根元で絡んで立ってて通称が「夫婦楠木」というのも納得。
そういえばこの御神木の前にあった案内看板は「昇龍の松・勝運の松」と別の木を案内してて、案内図では神社を出て裏の駐車場までぐるっと回らないと見れないらしい。。まぁ散歩がてら行ってみるかと門を出て歩いた。

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けど、なんか阿呆らしくなるくらいしっかり裏までまわって到着。これ、本殿のすぐ裏じゃん、、そっちから出られる道をつくってほしかった。。けどまぁ勝利を祈る人ならそのくらいの手間を惜しんでちゃダメだよね。 いや、僕は別に勝ちたいものがあるわけでもないんだけど。。

その「昇龍の松・勝運の松」は横に伸びちゃった松の木で、一旦地面に垂れた幹がV字に折り返して伸び立っていた。
他の道は切られてて特異な部分だけ残されて強調された状態ではあるけど、神社の木としてはGJ。でもでかでかと「パワースポット」「神ってる!!Vってる!!」とかあって苦笑。
でも単に試験合否に限らず運気や健康などの回復上昇なども書かれてて拝めて良かったと思えた。(すっかり消え去った女性運なんかも残りの人生で上昇してくれると嬉しい)


この日の日誌

タグ:観:宮 観:門 観:飾 観:水 観:重 観:石 楽:浸 植:樹

匠味堂

ファイル 3640-1.jpg太田市富沢町の県道沿いにある軽食店。

小さな店だけど、「焼きそば」と「焼きまんじゅう」の幟が立ってたのでこの県道が現役の国道でよく通ってた頃から知ってたような気がする。けど、西方向に通ると対向車側だし、東方向だと店が背になってて気づきづらく、一度も寄ったことはなかった。

けど、今日は一旦通過してやっぱ寄ろうと思って裏の一通の道に折り返して来店。駐車場は三台程度だけど前の道の路駐も平気な感じだった。まぁ停められたけどね。

完全に西日が背で見づらかったけど、店の感じは和風で感じよく入り口脇の梅の花も咲いていた。

ファイル 3640-2.jpg中に入ると小上がりの他に囲炉裏タイプの四辺テーブルがあって、おひとりさまでもご安心。中心の囲炉裏部分には盥が置かれ、お茶や箸など回転させてとれる形になってて面白かった。

メニューを見ると「焼きまんじゅう」と「焼きそば」だけの店。いさぎよい。両方セットのランチセットが3時までで少し過ぎちゃってたけど、店の人に聞いたら大丈夫という事でセットにした。
セットは缶ジュースも付いてて「お好きなのをどうぞ」と冷蔵庫から缶コーヒーとって飲んでたので回転盥のお茶は飲めなかった。

店内にはもう食べてる客が一組だけだったので、待たなさそうだったけど、こういう店は持ち帰り電話予約客が多いんだよね。一組分の予約が先で少し待ち。でも次の持ち帰り客が来る前に「焼きまんじゅう」が出てきた。たすかった。

ファイル 3640-3.jpgなんか焼きまんじゅうはしばらく食べてなかったかも。やっぱりおいしいね。
とくにここのはタレにクルミがきいてていい味で堅めでよく絡んでおいしかった。
そういえばメニューには「ごま」と「からしマヨネーズ」なんていうバージョンがあったので次寄れたらセットじゃなくてそっちを冒険してみようかと思った。

そして焼きまんじゅうを食べ終わったくらいのタイミングで「焼きそば」
そういえばここもばっちり太田市内だから「太田焼きそば」ってことになるのかな?
そういう表記はどこにもなかったけどね。

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その焼きそばは割と太めの麺で味もしっかりしてて、印象でいえば太田の岩崎屋が黒くなくなったような感じでおいしかった。(っていうか、その岩崎屋じたいもう何年も行ってないからかなりいい加減な印象なのであしからず)
おやつにいいくらいの量なのでぺろりと完食。おいしかった。群馬はいいねぇ。


この日の日誌

タグ:餐:焼 餐:饅 食:串

鹿島海軍航空隊跡

美浦村大山の霞ケ浦湖岸にあった旧軍の航空隊基地跡。

何年か前にスロープやカタパルトの桟橋跡とかを見に来て、霞ケ浦を広く見れて浦岸ギリギリまで車で出れて夕日がきれいな場所として気に入って何度も寄って通過してる場所。その基地跡が一般公開されてると知ったのはつい最近、去年の夏からだそうで、知らずに夏来てた。。

ってわけであらためて来訪。前来た時に「美浦村週末カフェ」になってた廃倉庫の裏が広く駐車場になってて整ってた。
そして倉庫に入ると、ここで撮影されていた「映像研には手を出すな」のコーナーがあった。

そして広い倉庫の奥のプレハブが受付売店。入館料は通常800円だけど、企画展中で1000円だった。丁度10分後の2時からガイドツアーがあるらしくラッキーだった。(午前と1日2回だそうで)

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そして、前にきた時は此処にいくつもの移動販売車が来てたりしてたのでここで食事するつもりで来たので腹ペコ。だけど、店は受付売店の隣りのカフェだけだし、ガイドツアーまで時間ないし、、軽いものないかと店見て「茨城名産レンコン天ぷら」をたのんでみた。
すぐできてすぐ食べれたナイス。

このレンコンがマジうまかった。
茨城のレンコンってすごいな。甘いんだ。
そして瑞々しくてシャキシャキ。ゆっくり味わって食べてたらガイドツアーの集合がかかってしまってちょと慌てた。

さてこの回のツアーはガイドさん二人と参加者は八人くらいだった。
まず最初にこの倉庫の説明。自動車車庫だったそうで裏の駐車場にももう一棟並んでたそうだ。車輪を持たない水上機を格納庫からスロープの岸まで移動させる為に自動車はかなり活躍してたそうだ。

そして南の裏の燃料庫に歩いた。前に来た時に石碑を見たトコだ。その時は廃棄車両やゴミ等放置されてて少々荒れてたけど、さすがにキレイになってた。
入口側から概要を説明されて裏側から中に入れた。往時は上空からわからないように土で覆ってた為に上には通気口があり、裏側には細狭い通路があるという事だけど、この裏のトタン屋根はいつのものだろう?戦後に掘り起こして倉庫を広げた?

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そして倉庫内にも入って見れた。ガランとして暗い倉庫が大小三庫。これはガイドツアーでなきゃ入れないからいい時間に来れて良かった。

一旦自動車倉庫に戻って通過。
その先の正門跡を案内。衛兵の詰め所があったとか。手前におかれた整地用のローラー(巨人の星的には「コンダラ」)は基地当時のものだそうだ。

そして前の道を跨いでメインの本庁舎跡へ進んだ。
ここは戦後には病院になり結核患者の隔離病棟としてなんと1997年まで使われてたそうだ。他の廃倉庫より50年ちかく現役で使われてたとは思えない廃墟感。。

海軍の錨マークが入った水栓口を見つつ正面口から入館。
造りは友部の筑波航空隊基地跡と同じ印象で、二階への階段も同じに見えたけど、上が見えないように低く遮断する壁板が下がっているのがちょっと異様で、基地の時からあったものという説明だったけど、隔離病棟になってから受けたもののような気がしてならない。

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ガイド内容はわかりやすく、基地当時からのものをちゃんと案内してくれてたけど、病院の時はどうだったのか気になってちょっと不気味だったし、殆ど廃墟っぽい姿のママなので雰囲気バッチリだった。取り敢えず、基地当時から使われてたテーブルや丸いシャンデリアが面白かった。
この本庁舎でガイドは終了。でもガイドさんは入口に残って案内したり質問に答えてくれたりしてた。

企画展というのは「廃墟景観シンポジウム」というもので、二階の暗い部屋にモニター吊るしたり、ブラウン管がポツンとついてたり、アートっぽいオブジェっぽい飾りに包まれたりしてて不気味さを増していた。ガイドが終わった後で一人でまわってみたら余計に深い雰囲気でぞくぞくした。

一階の展示は明るめで、世界の廃墟の写真が並んだ部屋も安心して観れた。ここで撮影された映画やドラマの紹介の部屋だけは撮影禁止でうっかり撮りそうになっちゃった。
食器が並べられた部屋は何だか判らなかったけど、基地に関する資料の部屋も一室だけあり、九三中練水上機の模型があった。

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そして映画「ゴジラ-1.0」の撮影で使われた局地戦闘機「震電」のレプリカコックピットが置かれた部屋があった。おお、これが見たかった。
本当にコックピットだけなので震電なのか何なのかって感じだったけど、覗き込んだ操縦席はリアルでしっかりしてて良かった。
そっか、「ゴジラ-1.0」見た時は基地関係は全部友部の筑波基地だと思ったけど、震電の隠し倉庫のシーンはこっちだったんだ。

そして外に出て、本庁舎の裏にまわり基地跡内を散策。
あちこちに案内板が立ってて番号降られてて順路もわかりやすかった。

本庁舎の裏の先は士官宿舎跡。コンクリの土台が残ってて跡地感ばっちり。部屋は細かく並んでてトイレも分った。(ここらの施設は昭和後期までは残ってたそうだ)
少し先に学生寮跡。学生寮は一棟だけだったのか。赤い消火栓も案内付きで立ってた。

一区画歩いて汽缶場跡(ボイラー室)に向かう。これはドラマの「映像研には手を出すな」でガッツリ出てたトコで、ドラマ見てて「あ、あそこだ」と分かった。(映画は見てない)

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乃木坂ファンには聖地なのかな、個人的には思い入れはないけど、それまでフェンス越しにしか見れなかったトコの内部に入れるのは感慨深い。間近に見る廃ボイラーの廃基地感や剝がれた壁の雰囲気(ハトが停まってた)はなかなか。ゆっくり見てまわった。

外に出ると近くに小鳥が停まった。おとなしい色のジョウビタキのメス。写真でゲット。

すぐ裏に丘のような土塁があって登って上から広く眺められた。
もらったパンフの施設配置図を見ると、ここは第一兵舎の裏の酒保とか烹炊所があった場所。なんだろ、何で一段高いんだろ。第一兵舎は一段高かったのかな。便所跡だけ一段下に残ってたのも謎。取り壊すより埋めちゃった方が楽で盛ったのかな?
っていうか、軽油庫と車庫とボイラー室と発電室だけ残したのも不思議。他にも講堂やら演習場など色々あったようだけど、、んー、装置を解体するのが手間だからかな?

土塁の裏には発電所跡。先五微かに霞ケ浦の水面が見えた。
そっちに降りたかったけど道はなく枯れススキに覆われてたので、戻って廻って行ってみた。

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あれ?こっちの建物には入れないのかな?と思ったけど、ぐるっと回って裏側が入口でちゃんと入れた。入り口前の小屋跡は配電室だったようだ。

この発電室は、さっきのボイラー室より全然小さいけど、屋根まで剥がれ落ちて空が見えて明るくイイ感じだった。
撮影によく使われるのも此処だと案内にあったけど、なるほどって思えた。
奥にあった高圧受電盤を見てみた。製造年を見たら全然戦後だった。。なーんだ、病院時代にも使われてたって事か。(ボイラーも?)

この発電室跡の奥にも盛った土塁があって撮影スポットとあったけど、整備中だとかで登りづらそうだったのでパスした。

最後に一番奥の物乾場跡を眺めて折り返した。
この一番奥にキーワードの紙が貼られてて、あ、そういえば所々にあるワードを書き入れて導き出された言葉が正解するとクリアファイルがもらえるって説明聞いてたっけ!(「ウォークスルーアトラクション」だそうだ)と、ここで思い出し、キーワードの紙を探しながら戻った。(意外と難しくて、本庁舎の入口でガイドさんに少し助けてもらっちゃった)

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そして自動車車庫跡の受付売店まで戻った。キーワードは正解でクリアファイルを戴いた、色々と楽しませてくれていい所だ。
他にもリアル謎解きゲームができるコースなどもあって色々と盛り上げてたし、グッズもたくさん売ってた。ついついいい気になって基地のとゴジラのTシャツを買っちゃった。

最後に駐車場の端の基地当時から残るコンクリート塀を見て車に戻った。この塀、普通に昭和っぽいくらいでそんなに古さを感じないけど、見れば軽油庫前から正門前まできれいに一面のこってて凄いなと思えた。(ひょろく見えるけど地震でも平気だったんだね)

二時間弱、思った以上にじっくり楽しんで歩けた。来てよかった。
 
 
ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:観:軍 観:史 観:建 観:具 観:装 観:模 観:ロ 観:キ 楽:催 楽:買 楽:験 動:鳥 餐:菜 餐:揚

佐野らーめん麺屋いつき

ファイル 3638-1.jpg栃木市藤岡町大前の県道沿いにあるラーメン店。

バカ正直に言うと、もう少し先の渡良瀬川の南のよく通る区間で見かけて気になってた別のラーメン店で食事しようと思ってたんだけど、手前で見かけたこの店が、ぱっと見で駐車場も停めやすそうだし店の雰囲気も良かったので迷わずに寄ってみた。

普段はそういえば、佐野ラーメンはなるべく佐野市内で食べようとか思ってて、こうした近隣の市での立ち寄りは遠慮しがちだけど、茨城とか別の県では気にせず寄ってたし、そういえば初めて食べた佐野ラーメンは小山市だったっけ、、とか思って半端なこだわりはナンセンスだと思い直した。

店内は割と広くゆったりした卓配置で、狭く感じないカウンター席に着いた。

そしてメニュー見て少し迷う振りしつつ普通にラーメンをたのんだ。

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うん。おいしい佐野ラーメン。
汁は少し醬油感強めでやや酸味あってしっかりした味。麺もひらひら感よりクネクネ感強く、やや手打ち麺っぽく感じて、しっかりした輪郭ある印象。最後までおいしく啜って丼干せた。

店は来た時より出る時の方が混んできてた。いいタイミングで寄れてゆったり食べれて良かった。


この日の日誌

タグ:餐:ら

餃子の店 たつみ 小山支店

ファイル 3637-1.jpg小山市高椅の高椅神社前の県道沿いにある餃子専門店。
何度も来てるお気に入りのお店だけど、ここしばらく寄れてなくてコロナの合間以来だから二三年ぶりなのかな。(お店の常連さんがコロナで亡くなったという話を聞いた。。)

点景も久しぶりで、項目としてはまだ三回目、別の項目で書いたのが+二回、殆どは日誌で餃子のアップを上げてたかも。

で、ここ最近も通ればやってるか見ていくけど、早く来れても昼2時くらいで閉まってて通過ばかりだった。出発する時間が明らかに遅くなってるからねぇ。

で、今日は12時半だから大丈夫だろうと来てみてしっかり営業中でやっと寄れた。

テーブル三卓だけの小さな店で、入る前に店の写真撮ってたら中からお客さんが出てきた。 ので、もうガラガラかなと入ってみたら、混んでて一卓しか空いてなかった。めずらしい。

そして店のおばちゃんと久々に再会。このおばちゃんの人柄もよくておいしく食事できる店でもある。嬉しい顔して迎えてくれたけど「明日でこの店最後なのよ」という言葉を聞いて愕然。。えーそれは残念。なくなる前のギリギリで来れたのは良かったけど寂しいなぁ。

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ってわけでいつもの行者ニンニク餃子の定食。
今日はなんか凄くおいしい唐揚が付いてきた。いつも何かしらついてきて「これも食べてみて」とアットホームな対応でほっこりしてたけど、唐揚げは最後だからのサービスかな。軟らかくておいしかった。もちろん餃子も佃煮も。ゆっくり味わって食べた。

いやホントたまにしか来れなかったけど、好きな店がある道は通過するだけでも気分よかったので、いやしスポットが無くなるのはとても残念。それに、最後で混んでる時じゃなくて、何でもないのんびりした時にもう一度来たかったなぁ。ゆっくり話聞きたかった。

だけど、いままでありがとうございました。
最後に店の前まで出て見送ってくれて嬉しかった。
 
 
ちなみに前回の点景  この日の日誌

タグ:食:定 餐:餃 楽:話 楽<残

髙橋肉店

ファイル 3636-1.jpg龍ケ崎市砂町の県道沿いにある精肉店。

龍ヶ崎駅前から真っすぐ長く続く本町商店街の奥の方にある店で、暗くなって他に開いてる店も少なく分かりやすいし車どおりも少なく隣りは建物取り壊して空きになってたので気にせず路駐して店に寄れた。

目的は龍ヶ崎コロッケ。随分前に町おこし的にアピールしてネットでもよく見かけててドライブがてら何度か来て何軒か買ってまわったもんだけど、あまりヒットはしなかった印象ながら、なくなる事はなくずっと幟も立ってたので、最近でもたまーに買いに寄ったりする。点景にも何度かしてるけど、、、振り返ってみたらこの店はしてなかった。。別の肉屋だった(→)(→)
いや、来てない事はないぞと日誌を振り返ったら、2009年の4月に来てた。15年ぶりだったのか。

ファイル 3636-2.jpgさて、店入るとショーケースにコロッケ類が並んでて色々あって取り敢えず幾つかひとつずつ買ってみた。
、、けど注文受けてから揚げ始めて、オヤっ?と思ってよく見たら、このショーケースのはダミーのサンプルだった。あら。気付かなかった。

まぁいいかと、店内に貼られたサインやテレビ放送のプリントとかを見てゆっくり待った。

そしたらもう一人いたおばあちゃんのお客さんが「これついこの前テレビでやってたのよ」と話しかけて来て、「最近でもコロッケが話題なんですねぇ」と、話しを聞いてるうちにだんだんと昔ばなしになって〔あ、つかまっちゃったかな〕とは思いつつ待ちのヒマだからいいかと聞かせてもらった。なんでもこの近所の人らしく、店の子が姉の同級生とかで遊んだりしてたそうだ。もう店は代変わりしてその人は夫婦でよそに移ってしまったそうだけど、自分はたまにここに買いに来て懐かしんでたりするそうだ。おすすめは唐揚げで今日も唐揚げを買いに来てたそうだ。

ほっこりしながら聞いてたらコロッケ上がっておばあちゃんと別れた。あれ?おばあちゃんの注文の方が先だったんじゃないの?とは思ったけど詮索せずに店を出た。
 
 
帰ってから早速食べた。いつもは走りながら食べることが多いけど、今日はもう真っ暗だったからね。
買ったのは「ばあちゃんコロッケ」「豚トロコロッケ」「メンチカツ」そして「玉ねぎフライ」
帰りの車内はこの玉ねぎフライのにおいでいっぱいで、何度も食べちゃおうかと思ったけど、帰って来て食べて正解。甘いタマネギがソースと凄くよく合った。

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「ばあちゃんコロッケ」は秘伝のタレで味付けだそうだ。甘くてソースのいらないしっかりしたいい味のコロッケ。
「豚トロコロッケ」はゴロッと入った豚トロの粒がいい食感の面白いコロッケ。これいいね。
「メンチカツ」はいう事ない間違いない品。たまにうまいけど食べづらい柔らかすぎるメンチとかあるけど、食べやすいしっかりしたメンチで安心。

満足だけど帰ってからあのショーケースの写真見てたら、もっと色々気付いてないのもあって、ゆっくり選んで買えばよかったかもとか思った。(人気商品!!とあるチーズハムカツとか)


この日の日誌

坂田城跡梅林

ファイル 3635-1.jpg横芝光町坂田にある城跡の丘の上の梅果樹農園。

前から何度も来てる梅見スポット。確か、千葉県では一番の梅林だったと思う。城跡を歩きながらの梅見でお気に入り。(ここまでコピペ)
点景は六度目。
でもここ数年来てなかったような気がする。
近所で梅が咲き始めると思い出して、来てみるとちょっと早くてこっちはまだあまり咲いてないという事が多く、少し時期遅らせていこうと思ってると忘れてついつい過ぎちゃうなんて事が続いてた。(ほぼコピペ)

さて今年は、丘に上がって来たトコからもう梅が咲いてていい感じ。でもそのかわりに駐車場は満車で出る車待ちの列に並ばされた。こんなん初めてかも。「坂田城跡天空の梅まつり」の開催日二日目だったらしい。まぁその分ちゃんと咲いてるならいいや。

待ちは一台だけで10分弱で駐車して歩けた。そして今回は三つ折りのパンフレットを頂けた。これも初めてかも。

駐車場の先の梅からもう咲いてていい感じ。写真撮って匂って気分良く先に進めた。
基本農地なので全面梅園というわけではないけど、青々したネギ畑と片隅の梅林とかいいコンビ。

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途中の銚子連絡道路に切り割られた橋から見下ろしたら、銚子道の脇に臨時駐車場が作られてた。へええそんなトコに。歩いて登るの大変そう。

さて、咲いた梅は結構匂い強くてなんか艶めかしい感じなんだけど、橋渡る前から匂っててうわすげえな、、と思いきや、なんか少し違うにおいだぞ。なんだっけコレ、、と進むと菜の花だった。菜の花畑こんなに広かったっけ?まぁ綺麗だからOK。県の花だし。

そして「坂田城跡天空の梅まつり」の屋台が集まる会場に折れると、いつもより少し多いかなってくらいの屋台と移動販売車が並んでた。

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ひとまわり見てまわって買ったのは「梅みそ五平餅」横芝の梅使用だそうだ。なかなか分かってるねぇ。「梅シュガー チュロス」というのもあったけど、やっぱ五平餅だよねぇ。

これはおいしかった。むしろ梅まつり限定じゃなくて普通にあってほしいようないい味。梅と味噌って意外と合うじゃん。
横の挿し木の枝垂れ梅を見つつ、その挿し木を説明する製作者と観光客との会話に耳を向けながらゆっくり食べた。といってもあっという間にペロリだったけどね。

さて後はどこまで歩こうかなと思いつつ、ゆっくり梅を見ながら農地を歩いた。
日陰の大手門跡の林の入口まで梅が咲いてていい感じだった。

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ここからが城跡。まず外城(三郭)はほとんど青い網で囲われた梨農園で、逆に梨の花が咲く時期はそっちの方がキレイなんじゃないかとさえ思えた。

合間の梅を見つつ堀切の林を抜けて次は登城(二郭)、梅があるのはここまでで見台(馬出)と無城(本丸)はずっと林なのでそこまでは行かずに二郭の案内板で折り返した。(実はこの二郭三郭の呼び方がいつの間にか変わってて以前の写真を見ると見台が二郭で登城が三郭、ここの案内板はしっかり三郭だった。。)
こっちの主郭の先の坂田池公園から登ってくる人はご苦労さんだね。自分も最初はそっちから登ったけど、梅を見るまでハイキングだよね。

この二郭あたりの梅は広めに植えられてる感じで、一株一株低く広く伸びてるから見やすい位置で花を咲かせてくれてて有難い。実を収穫するのは大変そうに思えるけどどうなんだろう。

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そんな感じで一株ずつの姿を見ながら三郭に戻って外郭に戻った。なんか見る向きが違うとツボミがよく見えたりで、まだまだ満開は先な感じだった。

やっぱり銚子道の脇の梅はこんもり凸凹の所に植えられてていい感じで見上げられて青空と映えて見えた。(実はこれ、古墳だそうで寺方古墳群というそうだ)
昼間の月もよく見えた。旅客機バンバン通ってたけど、花との写真はうまく撮れなかった。。

そんな感じで一時間歩いて駐車場に戻ると、待ちの車の列は来た時より増えていた。あらあら。ササッと出てあげた。

ちなみに前回の点景  この日の日誌

タグ:植:花 植:樹 観:城 楽:歩 餐:餅

たまごや とよまる 松尾店

ファイル 3634-1.jpg山武市松尾町山室の県道沿いにある玉子直売店。

この県道のはにわ道を通ってて前から「たまごかけご飯」の看板が気になってた。けど、この道はだいたいいつも帰り道で、寄ってみたらもう食事の時間は終わってたって事もあってちょっとむずかしいかなーと思ってた。
でも今日は、いつもと逆走で先に横芝に向かってたので、ちょうど昼くらいの時間なのでバッチリ寄れた。

店に入って食事できますかと一応訪ねて、カウンターの席に着いた。
来た時は他に客いなくて二卓のテーブル席でもいいかなと思ったけど、後から続けて二組の客が来て埋まったので良かった。

たのんだのはプリンセット(定食+極上プリン)。玉子かけご飯食べたすぐ後にプリンというのもどうかと思ったけど、プリンもオススメのようなのでいってみた。

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さてさて、定食はシンプルなTKG。割る前の玉子で登場。
醤油さしは「正油」と「卵かけ専用」というのがあったので、専用の方を垂らして混ぜてみた。
ら、この「卵かけ専用」は甘くて失敗。。先に味確かめてから掛けるべきだった。。半分食べてやっぱ駄目だと正油を垂らした。味は落ち着いたけど濃くなってしまい玉子のおいしさをゆっくり味わえなかった。
そして終盤になってテーブル上の箱の刻み海苔の存在に気付いた。。悔しいから最後の二口くらい掛けた。

あーしっぱいしたー
と凹みつつ定食を食べ終えて、あ、そうそうと思い出したかのようにプリンを食べた。ら、これはすごくおいしかった!
少しかためのしっかりしたプリンで底のカラメルの苦みが心地よくTKGの失敗はすっかり忘れて満足した。

この日の日誌

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