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海南神社

ファイル 3183-4.jpg三浦市三崎にある神社。

三崎の町はテレビドラマや映画のロケ地としてよく見かけてて、特にこの神社は印象に残ってて気になってたんだけど、そういえば毎度此処に来るのって正月なんだよね。初詣の列に並ぶ気はなかったので、遠めには見つつも来たことがなかった。

で、まだ暮れの今日こそはと目指して歩いてたつもりなんだけど、なんか別方向に歩いてっちゃってて、丘の上の方だよなと階段坂を上ってみたりして、町を眺めつつ、諦めてスマホの地図見てやっと神社の裏に辿りついた。(なのでこの参道の写真は最後に撮ったものです。あしからず)

思ってたよりも全然丘の下で、階段を下って境内に進むと、途中で猫がお出迎え。汚れてなかったので近所の飼い猫かな。寅年そうそう縁起がいいね。(まだ明けてなかいから丑年だけど)

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まず「相州海南高家神社」という社があって大きな恵比寿っぽい絵が立っていた。けど近すぎたし映り込みでよく見えなかった。やっぱり裏から入っちゃダメだね。

そして海南神社にお参り。
キレイな赤い社殿で、意外と自分以外にも参拝してる人はチラホラいた。

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境内は正月向けの準備は済んでいた感じで、何に使うのかわからないマグロの頭とか、鮪みくじとか、参拝記念樹の本榊とかが配置されていた。
一応裏の本殿も拝見したけど、これは完全に裏だったのでチラ見で戻った。

拝殿の横の案内板には源頼朝についた三浦氏の事が書かれていたけど、弁財天の話とゴッチャになっててちょっと分かりづらかった。(神社の由緒では無かった)

さて、境内には葉は落ちててけど立派なイチョウがあった。
この御神木は頼朝の手植えの銀杏だそうで樹齢約800年。古木だけあって立派な乳を垂らしていた。その乳からか子宝安産恋愛成就のハート形の絵馬が掲げられていた。

向かいの神楽殿には「七福神めぐり」とかで七つの祠が並んでたり、獅子頭が飾られたりしてた。何気に内側に槍が沢山掛けてあるのが覗けた。

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そして参道入口の両脇に池があって、その奥に「筌龍弁財天」の祠があった。けど、この鳥居の前がドラマで一番印象残ってたトコなので弁財天はチラ見で鳥居前の階段あたりばかり気にしてた。

神社の由緒はこの参道入口にあった。当地を開いた藤原資盈を祀った神社で天元5年(982)の建立で三浦郡の総社だそうだ。
やっぱり素直に正面表から来るべきだったね。最後に正面から振り返って眺めて神社をあとにした。

タグ:観:宮 観:飾 観:具 観:絵 動:獣 植:樹 楽:歩

優善

ファイル 3182-1.jpg印西市平岡の356号沿いにある蕎麦食堂。

東方向のドライブで頻繁に通る定番コースの356号利根川土手道から古い方の356号に逸れてすぐなので、もうすっかりお気に入りで何度も寄ってる店。(と、此処まで定番のコピペ)
点景はこれで九回目。四ヶ月定期。

今日は珍しく暗くなってからの来店。
こんな時間だけど一応昼飯だったりする。

店に入ると席の椅子が新しくなってた。いいね。

前にキノコの話をしてたので冬限定のキノコ天そばが気になってたけど、聞いてみたら「今日は普通のキノコしか入荷が無いので普通です」だそうだ。タモギタケとか面白いのが入った時に是非というのでヤメて、オススメメニューのミニ桜エビかき揚げ丼セットにしてみた。

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うんエビ濃くておいしいし味も香ばしい。「間に赤い白菜もいれてみました」だそうで、見せてくれた白菜は紫蘇のような色だった。
よくわからなかったけどこういう所が面白い。

食後店主と少しまた話して店を出た。昼間よりゆっくりできていいかも。
 
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さてそして溜めてた過去ログ。

まず前回は今月の12月5日。
オススメの黒板にあったのが「そばミニ生姜丼」生姜丼て、、生姜焼きってことかな、、と聞いてみたらそうだとのことでそれにした。
アッサリ味の生姜焼きの乗ったミニ丼でおいしかった。

この日は昼から奥の座敷で宴会があって店の人は対応忙しそうだった。よきよき。

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前々回は11月13日。
オススメメニューのミニバラチラシの「ヒゲソリダイ」というのが非常に気になったけど、バラチラシじゃよくわからないだろうからヤメ。
「チャーとろ丼」っていうのは何かと聞くととろろのかかったチャーシューとのことでそれにした。
前の週においしい焼豚の店に行ったばかりだったけどこのチャーシューもうまかったし、とろろとの相性もよくおいしかった。これはナイス。普通にあって欲しいメニュー。

この日も宴会の仕込みでもあるのか忙しそうで、店主は表に出てこなかった。

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その前は10月9日。 
オススメメニューの「ミニぜいたく丼」の「ボラ」と「モクアジ」が気になって、とくに「ボラ」はどんな感じか聞くと、川のボラは臭いけど海で獲れたボラは臭みなくおいしい白身魚とのことで、「ボラをメインで多めの配分にしましょうか」といってくれてそうしてもらった。

うん、確かにすっきりとおいしい魚。へーボラってこんな感じだったのかぁ。。初めて食べたわ。
写真は食べ始めてから思い出して撮ったのでそばが減ってます。あしからず

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その前は9月20日。 
オススメメニューのミニバラチラシの「フエフキダイ」というのが非常に気になったけど、バラチラシじゃよくわからないだろうからヤメ。っていうか丼飯を思い切り食べたい気分だったので、普通のメニューの鮪カツ丼を久々にたのんだ。これは三度目かな。やっぱりうまかった。

この日は食後に「栗のケーキを作ってみたんですよ如何ですか」と店主にススメられたので、食べてみた。
見た目なんとも手作り感いっぱいの微笑ましい感じだったけど、この栗のペーストが和栗をこしたものでモロ栗で甘さも自然でうまかった。あー栗だ。

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っていうか、最近は普通のメニューのリピートも増えて来たものの。それでもやっぱり毎回たのしめるし、オススメも何かしら面白いものがあっていつ来ても楽しく、毎度点景にしておきたい。
来年も楽しみにしています。

前回

タグ:餐:麺 餐:魚 餐:肉 餐:揚 餐:菓 楽:話

キャンベルタウン野鳥の森

ファイル 3181-1.jpg越谷市大吉の大吉公園内にある鳥類園。

ここは以前、埼玉の県鳥で国の天然記念物の「シラコバト」が見れる所で調べてて知った場所で、その時はさいたま市の大宮公園のミニ動物園で見て満足してた。(→)
その後も一応気にはなっていたけど、有料なのでわざわざ足が向く事はなかった。(大宮公園は無料)

っで、今日は越谷をフラフラしてたのでなんとなく来てみた。
公園の駐車場に停めて入口に歩くと、入場料は100円だった。。え、いままで100円ばかりをケチってたの?

中に入ると早速いたのがカンガルー、、じゃなくてワラビーか。(どう違うんだ?)っていうかいきなり動物かいw 越谷市はオーストラリアのキャンベルタウンと姉妹都市という事でオーストラリアの動物って事ね。かわいかった。

その隣にはダチョウ、、じゃなくてエミュー(どう違うんだw)がいた。この子は離れて後ろ向いてて愛想なかった。動物はワラビーだけだった。

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そしてバードゲージという鳥の放し飼いコーナーに入った。出入口は二重の自動ドアで、一つ閉じてから二つ目が開いて鳥が出ない構造になってた。

中は、鳥が飛びまわる林の様子。日も差しこんでて穏やかだった。
まず最初に見たのはその中にあるシラコバトのゲージ。この子らはさすがに放し飼いにはなってないのね。
覗くと4羽いてそれぞれペアになってくっついてた。仲いいような寒いだけのような。。
説明を読むと「日本のシラコバトはインドの亜種で、江戸時代に飼い鳥として人為的にもちこまれたものが野生化した~」とあった。え、外来種じゃん。。(ブラックバスだって数が減って200年くらいしたら天然記念物になるんじゃね、、)

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周りの地べたや餌箱に沢山いる鳥を見ながら進むと展望台が見えた。
まず先にのぼると、すぐ前の樹の枝に小鳥が戯れているのが見えた。やっぱり樹上の小鳥がかわいくて好きだな。

この展望塔の上のテーブルに鳥を解説したファイルが置いてあって、見るとさっきの小鳥は「キンカチョウ」というオーストラリアの鳥だった。っていうか、他もみんなオーストラリアの鳥で、ワラビーやエミューだけじゃなくて(シラコバト以外)全部がオーストラリアの鳥類園だった。
あーそれを知って興味薄かったのかも。自然に日本にいる鳥で珍しい鳥や綺麗な鳥は興味あるけど、海外のとなるとペットショップみたいだもんね。

でも逆にむしろ、生態や特徴など関係なくただただ鳥が沢山いる空間として素直に楽しめてよかった。

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水辺のトキも近くを歩いてたりして、地べたのハトも樹上に飛び上がったり、インコっぽいものも色々いつつ、白い小鳥もちゅんちゅん啄んでた。

とくに近かったのが足の長いチドリで、普通に人が歩く道を歩いててすれ違ったり横を通り抜けたりしててかわいかった。

ゲージの中の鳥も他にもいたけど、放し飼いになってるのとはどう違うんだろ、混ぜるとめんどうな種類なのかな。

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とまぁ何種もグルグルまわって見て楽しめた。これで100円は申し分ない。ドライブがてらくるにはいいトコだと思った。

っていうかさ、うちの地元の松戸市もオーストラリアの市(旧ボックスヒル市:現ホワイトホース市)と長年姉妹都市締結してて(今年50周年だそうだ)、うちの前の公園にもユーカリの樹があったりするけれど、こういう施設は無いのが悔しい。コアラの動物園くらい作ればいいのに。。

タグ:動:鳥 動:獣 観:園 観:然 観:楼

道の駅 しょうなん

ファイル 3180-1.jpg柏市箕輪新田の県道沿いにある道の駅。

うちから一番近い道の駅。
なので一番よく寄る道の駅なのだろうけど、通過する率も一番高い道の駅でもあると思う。
で、この度従来の敷地の隣に倍以上の広さの駐車場と倍以上の大きさの直売所の新エリアが先週オープンした。
先週は混雑を予想して避けてたけど、今週は別に遠くまで行くつもりもなかったのでむしろどんだけ混雑してるものかと来てみた。
ら、
ん?こんなもん?とやや拍子抜けするくらいスムーズに入れて停められた。

案内図をみても新エリアはでかかった。従来のエリアはそのまま残ってレストラン棟として「つばさ」という名前がついていた。
この新館は直売所棟で「てんと」という名がついてた。そういえば裏にあった野菜レストランとやらも道の駅の構内になってた。そうだったんだ。別かと思ってた。

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そしてでかい直売所に入ってみた。人はまぁ多いけど広いので悠々。配置も内装もいたってシンプル。とくべつ風変わりなものやコーナーなどはなかったのであまり来ることないかも。
柏の案内の蘊蓄パネルがレジ前の袋詰めの場所の前に並んでたけど、誰も見てなかった。

チョイ食いのスナックコーナーはないけど、奥にカフェがあって其処で「しょうなん野菜バーガー」や「むこたまサンドイッチ」とかソフトとか販売してた。

おなかすいてたので、「しょうなん野菜バーガー」を買ってみた。
バーガーはレジ横に作り置きで、袋からはパンしか見えてなかった。っていうかハンバーグじゃなくてベーコンと野菜だったらサンドじゃないの?丸ければバーガーなの?とか思いながらカフェ前のベンチで食べた。(テイクアウトにして外で食べれば10円安かったのに、、)
そしてパンの上部を斜めにカットして具を挟んでて、どっちから食えばいいか分かりづらかった。なによこれ。

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でも、うまかった!
もんくタラタラで食べ始めたのがまるでフリであるかのようにおいしかった。
まず、味のしみたカブの煮物が入っててこれがうまかった。最初何かと思ったわ。柏はカブが特産だもんね。っていうか「季節の野菜」というだけで隠してたよね。
そしてトマトは極甘。これはいいトマト。完全にフルーツ扱い。やっぱりちょっと食べづらかったけどペロリと食べられた。

ファイル 3180-4.jpg機嫌良くなって、直売所でちょっと気になった物も買っていこうかなという気になって戻った。
買ったのは「落花生あん どらやき」この道の駅限定販売の商品だそうだ。

出発してすぐに食べてみたら、これもおいしかった。
しっかりピーナッツの味と風味が生きた餡で、粒も入ってた。
っていうか、お茶買うの忘れてた。。甘いものにはお茶ないとちょっとツライ。
そういえば新館の「てんと」の方には自販機とか一切なかったからなぁ。。「つばさ」の方もどうなったか覗いて来ればよかった。。

 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:ば 餐:菜 餐:菓 道の駅

大須賀津農村公園

ファイル 3179-1.jpg美浦村大須賀津にある公園。

Google地図で見つけてた展望台のある公園。
来てみたら岸からはチョこっと内側で、前に4台分の駐車場があるけど満車だった。。
しかたなく道脇に停めて公園に行ったけど人は誰もいなかった。。なんなの。(岸を歩いてる人の車かな)

公園名の表記はなく、整備事業の概要の石碑と美浦村の案内板が駐車場の車に隠れつつ立っていた。もう少し見やすいトコに立てればいいのに。

園内は銛を持った裸婦像と塚の上の展望台があるだけの小さな公園で、裸婦像は西洋人っぽい感じの等身で真正面から夕日を浴びていた。

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まぁ、ここに来るまでもずっと眺めてきてた霞ケ浦なのでその広さは実感してるし筑波山も見えてたので、少し高い所に上ったくらいで、そんなに違った景色が見れるとも思ってなかったけど、まさに日が沈まんとしてる感じなので、せっかくだから沈む前にと急いで展望台に登ってみた。

ら、
やっぱ少しでも高いといい眺めだわ。
夕日も少し戻って長く照らしてたし、暮れる空のグラデーションも広く見えた。
筑波山はやっぱりモヤッと見えてたけど、奥の先の市街はよく見えた。あれが土浦かな。

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展望台にあがるときに大量に飛び去ったスズメたちはすぐ下の電線で並んでた。この屋根が巣になってたのね。驚かせてすまない。
園内の若い桜の木にもたくさん退避して、はやくいなくなんないかなーと待ってる感じだった。

眺めは堪能したのですぐ降りようかと思ったけど、雲間に隠れそうだった夕日が雲の下にこぼれるように顔を出したので、ちょっと足を止めて眺めた。
いつもこの日が暮れる時ってやたら早く短く感じるけど、眺めてるとゆっくりで、なかなか垂れない玉子の黄身のようにゆっくりに感じた。

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でもけっきょく日が沈み切る前に展望台を下りた。角度的に展望台の下はもう沈んだ後かなと思ったけど、まだ下からも夕日が見えていた。あれ?時間の流れが遅くなってる?

下からはさっき桜の木に退避したスズメ達を写してみた。
なんか、自分がいなくなったらすぐに屋根に戻るのかと思ったけど
そうではなく、ゆっくり夕日を眺めていた。鳥も夕日がきれいだと感じてるのかな。。(いや、温かいからでしょ)

ズームで撮ると、照らされたスズメのシルエットがクッキリしてて、背景の夕焼けが映画のセットみたいに見えた。スズメの物語とか思いつきそうだった。

タグ:楽:眺 観:園 観:像 観:楼 景:湖 景:山 景:陽 動:鳥

旧海軍鹿島航空隊基地跡

ファイル 3178-1.jpg美浦村大山の霞ケ浦湖岸にあった旧軍の航空隊基地跡。

何年か前に旧海軍の水上機基地を調べてて知った場所で、ちょっと郊外だからか廃墟となった遺構の建物がほったらかしで残ってて、浦岸のスロープにも出られる場所という事で、ずっと来ようと思いつつ別の場所と勘違いしてたり忘れてたりで来れてなかった。

で、ここも昨日の日誌を纏めててGoogle地図見て思い出して、「次回」とか言ってるとまた忘れそうだからすぐに来てみた次第。

とはいえ、地図をしっかり把握してたわけではなく、少々不安な細道を進んだ先でそれらしい石碑を見つけてホッとした。

けど、あったのはこのH11年に立てられた石碑だけで、他には案内板などなく、後ろの建物が何なのかもわからなかった。

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まぁ見るからに古そうなその時代のものっぽい感じだけど、荒れてて廃棄車両や廃棄タイヤが入口を塞いでいた。(燃料庫だったそうだ)
裏に倉庫を付け足して利用されてたような形なので、権利関係で撤去も整備もできない廃墟というところだろうか。まぁ逆にそういうウヤムヤのおかげで残るならそれもアリなのかも。

さて、その向かいには柵の中に廃倉庫があり、それを利用した「美浦村週末カフェ」になってて扉が開いてたので進んでみた。(現地には何も書かれてなかったけどこの倉庫は基地の車両整備庫だったそうだ)

倉庫内と前にテーブル席が置かれて、車両の移動販売店が外に3店あって、おいしそうだったけど、もう店じまいの時間らしく片付けを初めていた。。(わー珍満じゃなくてこっちで食事すればよかったー)

通過してその先にある廃墟を眺めた。
これが旧司令部本庁で、戦後は病院として平成初期まで使われてたそうだ。もちろん閉鎖されてるので遠目に眺めるだけでОK。

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そして折り返してみたら倉庫内に1店あるのに気づき、そこはまだ片付けとかしてなさそうなのでメニューとか見てみた。(貼紙にあった「店主と行く怪魚釣りボートツアー1時間3000円」というのが気になった)

で、「美浦村米サイダー」というのが気軽で面白そうだったので買ってみた。
倉庫内で座って飲んだ。これ、屋根とか穴だらけだから雨の日はダメそうだねw

米サイダーはうまかった。甘酒のやさしい甘みでコメ味爽やか。柚子の香りもうるさくなくてほど良くコメを引き立ててた。

きれいな多目的トイレに寄って車に戻った。ここはまた来ようと思った。
で、少し移動。
さっきの旧司令部庁舎後の前にまわって(乃木坂の子のドラマロケのボイラー倉庫跡を横目に)北側の浦岸に進んだ。

こっちには水上機用の大型スロープ(水上機を水面に下ろすための傾斜面、スリップ)か残されてて、車で進入。
手前の方はジェットスキーやBBQなどで人が集まってたけど、奥の方はガラガラだったので水際まで進んで霞ケ浦を眺めた。

なんか、かつては教習や偵察の水上機が飛び立ってた場所だけど、今ではジェットスキーのコースになってて(大会も行われる場所らしい)平和でいいなぁ。
小鳥もチョコチョコ近くを歩き回ってて平和でいいなぁ。(「タヒバリ」という渡り鳥だそうだ)

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ちょっと角の先まで歩いてみた。
その浦に突き出た部分の先に丸くある窪みがカタパルトを立ててた所だそうだ。艦上射出の訓練用かな。ハリボテでいいから再現してほしいなぁ。

その先を覗くと東側の岸にもさらに長いスロープがあった。ああそうだっけ。
なので一旦車に戻って車で移動。

こっち側はさっきの江戸崎(榎浦)に続く小野川の入り江の「古渡入」という部分。西日が眩しくいい感じ、水面に映る陽光を浴びながら水際をゆっくり進んでみたりした。
車をとめて浦と車と西日の写真を撮りまくったりして、もう基地跡というのも半分忘れて水辺の雰囲気を味わった。

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牽引車がボートをおろすのを眺めたり、ひょこひょこ潜りまくる水面の水鳥(ミミカイツブリとオオバンかな)を眺めたりのんびりして出発した。

タグ:観:軍 観:建 餐:飲 観:車 動:鳥 景:湖 景:陽

オオヒシクイ観察小屋

ファイル 3177-1.jpg稲敷市稲波の小野川の土手沿いにある野鳥観察地。

国天然記念物のオオヒシクイの群れが関東では唯一飛来する場所がこの旧江戸崎町の干拓地だそうで、その保護のために周りの道は全面的に駐車禁止になっていて、「稲敷雁の郷友の会」が管理するここにだけ駐車場が設けられて観察できる場所となっているようだ。
昨日の日誌を纏める作業でGoogle地図見てて気がついて初めて知って早速来てみた。

っていうか「オオヒシクイ」という鳥さえ知らなかった。
以前「国の天然記念物」というフィギュア付き雑誌を全号買い集めて読んでたけど、出てなかったよなぁ、、特別天然記念物じゃないから掲載されなかったのかな?)
知った気にならずに色々調べてみるべきだよなぁと思った。

さてさて、観察小屋といってもネイチャーセンターみたいなのがあるわけではなく、友の会のプレハブの詰め所と簡易トイレがあるだけで、干拓地側の建物は水田の揚水機場でヒシクイのパネルは立ってるけど鳥と関係ないものでパイプ柵で閉鎖されていた。

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詰め所の前に数人の人がいて三脚のカメラと単眼鏡が田圃の方を向いて並んでたので「あれ?鳥は川じゃなくてこっちの方にいるんですか」と聞いてみたら、「夜は川で寝るけど朝から夕まではこっちに上がってくる」んだそうだ。
「触らないように覗いてみて」と言われたのでありがたく単眼鏡を覗かせてもらったら、たくさんのヒシクイが集まってるのが覗けた。おお、これか。

自分のカメラでも最大ズームでその方向を探してみたけど、なかなか見つからなかった。。

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これか!と思って写した凹凸はただの土だった。。(なんか小鳥は写ってたのが残念賞みたいで笑える)

何度か単眼鏡を覗かせてもらい、「逆光で眩しいし、そのカメラじゃ見えないかも」といわれつつ、背景の建物や電線の鉄塔などでアタリを付けて「あのあたりですよね」「いやもっとこっちの光ってる屋根の建物の所」と助けてもらって、やっと見つけられた!

うーん、たしかにデジタルズーム最大でなんとか写せるくらいなので、単眼鏡で見たようにはっきりは撮れないけど、自分のカメラで撮れたという満足感は大きかった。(撮れなきゃ点景にもできないしw)

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何枚か撮ってたら、翼を広げてるカッコイイのも撮れた。
これ、この友の会の人がいなかったら完全にちんぷんかんぷんで川を見てカモ見て帰るだけだっただろうね。(っていうか川は見なかったな)助かった。

鳴き声は変な声で、トランシーバーで通話してる人の声のように聞こえた。(マジで誰かが通信してるもんだと思っててしばらく気づかなかった)

「今年の渡来数はどうなんですか」と質問すると「今年はもう200羽も来て」るそうで、去年が最大の207羽だったそうだから更新しそう。「今年は来始めるのが遅かった」そうで「温暖化ですかね」とか話してたけど、それで渡来数が増えるのは嬉しい気がする。

少し話を聞きながらのんびりしてたら、群れの2羽が飛びあがった。
おーおーこっちにくるね。逆光だから影だけど、これが一番大きく写せたかな。
見た目の色模様はカモっぽいけど、大きさはカモより全然大きく白鳥より小さいくらいのようだ。

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「1羽離れてるのの様子を見に来てるんだべ」との話で、飛ぶ先を見るともっと近いトコに一羽いるのが見えた。「ケガしてるのかねぇ」と話してたけど、見た感じ毛繕いして元気そうに見えた。一人になりたい時もあるんじゃないw

ヒシクイばかり見てたけど、鳥は他にも色々いて、なんと揚水機場の裏側のパイプ柵の上にカワセミが来て停まってたりした。(これは写真撮れなかった。。無念)こんな近くでカワセミを見れたのは初めてで感激した。
他にもツグミなんかは普通に「私も撮ってよ」と言わんばかりに近くに降りてきててかわいかった。
天然記念物は貴重だけど、他の鳥も素敵に思える素人でありたいと思った。(魚釣りで外道を毛嫌いするみたいなのはウンザリ)

ちなみにヒシクイはガン(雁)の一種でカムチャッカ半島から飛来する渡り鳥。雁は警戒心の強い鳥でその種類の中でもヒシクイは特に警戒心が強いそうだ。
友の会の人の説明のように昼間は陸で草の根などを食べて(ん?水辺の菱を食うんじゃないの?)夜水辺に移動して寝る習性で、その移動の「ねぐら立ち」「ねぐら入り」という集団飛行が見どころらしい。寒くなきゃ来てみたいけどねぇ。。

30分弱ゆっくりして友の会の人達にお礼を言って静かに出発した。

タグ:動:鳥 観:然 観:具 楽:話

珍満飯店

ファイル 3176-1.jpg稲敷市高田の県道沿いにある中華食堂。

昨日この江戸崎を通った時に(下品でモウシワケナイけど)「珍」と「満」の店名が気になって目に留まってた店。
昨日は行こうと思った店がなくなってて、もう何でもいいから気になった店で食事しょうと思ってたのに、ちょっと気になったこの店を通過してしまったのはやっぱり食事できないパターンのスパイラルにハマってたからだろう。
ってわけで今日は此処で食事してやり直しというつもりで来てみた。

ファイル 3176-2.jpgとはいえ、ホントにいたって普通の店。
店名は別に面白い意味では更々ないようで、店内に子孫繁栄のオブジェとかシンボリックな道祖神的なものが飾られているわけもなく、せっかくの店名が勿体ないとも思えるくらい普通の食堂だった。
メニューも普通で、ホワイトボードのランチメニューでいいやと頼んだら「ランチは平日だけ」といわれ「牛肉重セットとかはある」とのことでそれにした。

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ってわけでいたって普通な食事。ラーメンも普通でホッとする。安心の味。牛肉重は少し油が強かったかな。ササッと食べてササッと出た。

店を出たらすぐには出発せずに、目の前の沼里川に架かる大正橋に歩いてみた。
なかなかレトロカッコイイ橋だけど、気になってたのはその脇のオオヒシクイの看板。昨日も何か鳥の説明してるなーと気になりつつ通過してた。まさかこれが国の天然記念物だったとは知らなかった。
看板は「保護のため夜間照明を制限します」というだけのもので鳥の説明はなかった。
橋からみる川は町中の割に自然な風景で静かな水面に青空と西日を映してていい感じだった。

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ちょっと川に沿って歩いてみた。
ら、たくさんのカモが飛び逃げて行った。
ん、カモだよなぁ。。オオヒシクイという鳥は全然知らず、看板のイラストを見る限りではカモと変わらず、ひょっとして天然記念物を驚かせてしまった?とか思ったけど、やっぱカモだよなぁ。。(カモです)

小野川から分岐する所はやたら広い池のような風景。これは霞ヶ浦の名残なんだろうね。(対岸の干拓地も含む「榎浦」という広い入江だったそうだ)
まぁ、こんな感じで昨日この「オオヒシクイ」というのが気になっても、ここで調べることも無かったんだろうとは思うけど、今日はコンプリート版ってことで此処からは日誌作業中に気になって調べて知ったオオヒシクイのスポットに向かって出発した。

タグ:餐:ら 食:丼 観:橋 景:川 動:鳥

阿弥神社

ファイル 3175-1.jpg阿見町竹来の県道沿いにある神社。

ホントは公園を探してたんだけど、ナビ地図見てて目について来てみた。
けど、駐車場がなくて通過。。
戻ってきて脇の細道に入ってみたけど、そっちにも駐車場は無く裏にまわる道も無くまた引き返した。
で、仕方ないので向かい側の学校の方の広めの横道で路駐して歩いてきてみた。

まず入口手前に「阿弥緑地環境保全地域」とあり、その地図にもPはなかった。
そして町の天然記念物として「阿弥神社樹叢」との案内板があって、そこに創建は607年の推古天皇年代だとあった。
当初より社格の高かった神社で、千年数百年ずっと郷里で信仰さて続けてて境内の日本杉はどれも樹齢300年以上だとか。

石の鳥居をくぐって進むと、社殿までは一本の細長い参道が鬱蒼とした深い森にのびていて、背中の西日に照らされながら進んでみた。
細い参道はちゃんと整備されてて歩きやすく、森も鬱蒼としつつも青空も見えて不安も無く歩けた。

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そしてその奥の社殿は意外と大きくてドッシリしてて、まわりも清掃されてて凛としてて、なるほど大事にされてる場所という感じがした。この広さと大きさなら初詣とか大勢の参拝がありそうな感じだけど、そもそも駐車場がないから完全に地域住民だけの神社なのかな。
裏の本殿も飾りのないスッキリした社殿。平入の伊勢家ですね。(祭神は建御雷神だそうだ)
裏をまわってたら防犯ブザーが反応してて焦ったw

もうすこしなんか伝説とか由来とかの案内板とか期待してたけど何もなかった。(帰ってから調べたら「阿見」の地名は「海」がなまったものだそうで神社よりも古いようだ)

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森の中だけに寒くてゆっくりできずすぐに引き返した。
西日の差しこむ参道の口へ進むのは気分よくイイ感じ。とくにコレというものがあったわけではないけどいい雰囲気で歩けて良かった。

そういえば保全地域の案内にあった草木(ヒサカキ、ヤブツバキ、シロダモ、ゴンズイ、ヤブミョウガ)とかは分からなかったけど、鳥居付近に波のように茂る密集したシダが西日を浴びた感じがなんかよかった。

タグ:観:宮 景:森 植:草

多々良沼公園

ファイル 3174-1.jpg館林市日向町にある沼の畔の公園。

何度か立ち寄ってる沼だけど、そういえばちょっと久しぶり。デルソルの頃以来かな?
今日はトイレに行きたかったので来てみた。トイレはコンビニよりも公園とかの方がドライブ的にも楽しめそうだしね。

で、久々に来てみたら周りの道がキレイになってて、岸の途中にキレイな駐車場があったのでそこで小休止。
なんか案内図を見ると沼岸に九ケ所も駐車場があるのね。。前は館林の口(松沼)と邑楽の弁天島側とガバ沼の三ケ所だけだったような気がする。

今回停まったのが北側の日向駐車場。
名前の如く沼の先正面に西日が見えてる日向の駐車場。思わず停めた車越しに眩しい西日を映す沼の写真をパシャリ。
そして脇にあったのは「野鳥観察棟」とある建物だったけど、トイレは横の扉ダイレクトの一つだけで小さかった。

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観察棟の前には「白鳥飛来地」とあって、小さな橋を渡ったら有料の釣り場で、年間釣りコンテストの写真とか貼り出されていた。

釣りしなきゃ無料でしょ、とか思って進んでみたら、ここの岸には沼に突き出た桟橋や浮橋があって、浮橋は「釣り人以外は入らないでください」とあった。
桟橋は三方に延びてて、こっちには「釣り人以外は~」とは書かれてなかったので西側の橋を進んでみた。

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けど、見た目の通りあまり頑丈な造りではないので、あまり進まずに、沼を眺めて戻った。そういえば白鳥はまだのようで一羽も見かけなかった。
いままでじっくりとは見た事のない角度からの多々良沼が眺められてよかった。
 
 
と、出発したんだけど、その先の堤の上に歩道が整備されてて広く沼を見れそうだったので、やっぱり少し先の大きな松沼駐車場の方にも寄ってみた。
ここは前からある駐車場で、何度か来た事あるトコ。

堤の上の道は「夕日の小径」という名だそうだ。やっぱり夕日スポットだったのね。
その脇の電線に鳥が群れて留まってて、よく駅前にいるモズとかヒヨドリとかかと思いきや、スズメだった。なんだろ、スズメだと思うと嫌な気がしない。。

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前は岸に下りてたけど、水位が高いのか岸が狭かったのと、岸に上がってたカモの数が多かったので上の道から眺めるだけにした。
夕陽にはまだ少し早いけど眩しい西日の感じもイイ。眩しすぎて気持ちよかった。

そういえばこの「夕日の小径」は堤だけど、多々良沼って人工だっけ?天然だっけ?(天然の沼で、この堤は北の部分の干拓の為のものだそうだ。昔は3割以上広く122号のあたりまで沼だったらしい)

ファイル 3174-5.jpg

一旦駐車場に戻りつつ、少し公園の方にも歩いてみた。
公園からはあまり沼は見えなかったけど、所々覗ける所があって、何やら大きな観音像みたいなのが見えた。あれ?そんなのあったっけ?とカメラでズームしてみたら、邑楽町の邑楽タワーだった。ああそんなのあったね。
日暮れまで歩こうかと思ったけど、寒かったのでやめて缶スープを買って飲んでから車に戻った。

ファイル 3174-6.jpg「鳥白湯」という文字にそそられて飲んでみたけどよく見たらサムゲタン風スープとか書かれてて少し辛かった。。やられたーと思ったけど底に米が沈んでて面白かった。いろいろあるなぁ。

ちなみに前回の点景

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