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塩釜水産物仲卸市場

ファイル 3358-1.jpg塩竈市新浜町にある一般向けの魚市場。

四年ぶり二度めの来訪。
朝早くから食事できるとは思ってたけど、少し余裕もって8時半に来てみた。ら、少し遅いくらいだったようで駐車場混んでた。。7時半からだったようだ。(前回も8時くらいには食事はじめてた)

で、
もう要領は分かってたので、最初からマグロ狙いで市場を見てまわった。
だいたいどこも同じような感じだったけど、中には面白そうな刺身が並んでる店もあって、塩釜港産というマゴチ、メダイ、マコガレイに並んでたボッケ(ケムシカジカ)というのが気になって、ちょっとオマケのつもりで買ってみた。

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マグロは意外と近海ものじゃないのも多かったのと、逆に近海ものの「ひがしもの」というものは値段がガンと上がっててちょっと怯んだ。
一通り見てまわって少し迷いつつ、何軒か聞いてまわって、解体してるマグロがドンとある店で「うちはひがしもののラベルはつかないけど全部近海もの」というお手頃な店があったので、そこで丼用に赤身と中トロで1000円分購入。

そして奥の市場食堂でご飯セットと席ゲット。食事にありつけた。

まぐろ丼にする前にボッケだけは先に食べてみた。うんさっぱりしつつ甘くておいしい。マグロの前に食べておいて良かったー。これでご飯一杯いけちゃいそうなのをこらえて味わった。

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そしてマグロを思いきりご飯に乗せてまぐろどーーーん。さすがに少し多かったかなと思いつつその分遠慮なく掻っ込めて思いきり味わえてマグロ天国。んーんーんーんまい。

ちまちまといろいろなの乗せて海鮮丼にするのも悪くはないんだけど、メインの一番おいしいものを分かってたらそれだけで包まれたいよね。
まぁ鮪だけと言っても赤身と中トロの二色なので、サイドチェンジしながら最後まで思いきり味わえた。

いやぁ満足満足。
っていうか、、満足しきっちゃって、昼に合わせて行こうと思ってた亘理のはらこめしとかどうでも良くなってしまった。。まぁ食べた直後だからね。しばらくすれば今度はまたそっちモードでテンション上がるかな。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:食:丼 餐:魚 観:市

鹽竃神社

ファイル 3357-1.jpg塩竈市一森山にある神社。陸奥国一宮。

言わずと知れた東北一の有名な神社で、勿論名前は知ってたけど確か他に興味を持った「何か」特別なものがあったような気がしてて、それが何だか思い出せなかったし境内の案内図も見たけどピンとこなかった。まあ行けば思い出すかな、、と思って取り敢えず歩いた。

雨は小雨ながら傘ささないとキツイくらい。雨の日のお参りってまずいんだっけ?(むしろ「雨払い」でいいらしい)
お参りしてた人は他にもいたしそれでも全然すいてて悠々と歩けた。っていうかまるで城のような神社で、先ずは庭園を横目にゆるい石段を登ると「甑炉型鋳銭窯」というのがあった。江戸時代に仙台藩が石巻の鋳銭場で使用されたものだそうだ。

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鳥居くぐって階段のぼったら門(東神門)があった。
門をくぐってやっと鹽竃神社の境内。(何気なく写真撮ってたけどここで写してた桜の木は此処にしかない固有種の「塩竈ザクラ」という国の天然記念物だったようだ。まぁ花が咲いてなきゃどうという事もないし、これが気になってた「何か」でも無さそう)
「撫で牛」という牛の像があって撫でようかと思ったらコロナの為「直接手で触れないで心の中で撫でてください」とあった。。まぁこれは他の神社でも見かけるものだから「何か」では無いだろう。

唐門をくぐって入ると中の建物は殆ど国重要文化財。この唐門も国重文。宝永元年(1704)のものだそうだ。
拝殿はまず正面の大きい拝殿は右宮と左宮がひとつになった珍しいタイプ(全国でもここだけだとか)
ちょうど朝の掃除の時間で巫女さんや宮司の方が雨の中掃除していた。そのタイミングだからか拝殿は奥まで開かれてた。

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そして横にはもう一つの拝殿で別宮があった。実はこっちが主祭神の塩土老翁神を祀ってるんだそうでこちらも拝んだ。(右宮と左宮は武甕槌神と経津主神だそうだ)

そして境内で目についたのが「銅鐵合成灯籠」。江戸時代後期の文化6年(1809)のものでカッコよかった。
それと「文治の燈籠」左右2基あった。こっちは鎌倉ちょい前の文治3年(1187)のもの。奥州合戦の前で源義経が平泉に戻ったくらい。それ故、後に訪れた松尾芭蕉が歌にした燈籠だそうだ。

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別宮の前にあった柱のような木はタラヨウの古木だそうで、関東より南西で生える樹がこんな北で立派になってるのは珍しいそうだ。

最後に唐門の前の随身門から表坂という正面の真っすぐの石段を見下ろした。いやぁ駐車場上の方で良かったーと思った。

あとはゆっくり駐車場に戻った。
なんか見所多くいろいろあった神社だったけど、結局気になってた「何か」が何だかは分からなかった。んー別の神社と勘違いしてたのかなぁ?
でも、雨ながらこの神社に寄れてよかった。

タグ:観:宮 観:門 観:重 観:装 観:像 観:然 植:樹

イヨボヤ会館

ファイル 3356-1.jpg村上市塩町にある鮭の博物館。

前々から来てみたかったトコで、一度来た事はあるんだけど入らずに引き返したことがある。やっぱり来るなら秋の鮭の遡上時季じゃないと勿体ないよなぁ、、とか思ってて寄った事なかった。
今日もまだちょっと時季早いかなぁとは思ったけど、11月くらいに来る事はそうそうないだろうから(それに混みそうだし)思いきって来てみた。

まず、建物は妙に博物館らしからぬ瓦屋根の大屋敷風。ピンクの壁も鮭のサーモンピンクを意識してだろうけど、なんか飲食店みたい。そして入口から見た感じちょっと造りが古くさく(「会館」という名前も古くさく「会」がいらないと思った)あまり期待持てず、それもあって前は退散してた。

入館料600円(JAF割り-100円)で入館。
でも一歩入るとアニハカランヤ。館内は古くささは全然なくて堅さもなく楽しる科学館のような雰囲気だった。
さっそくさかなクンのサイン発見。あ、NGTも来てた。
吊るしてあった塩引き鮭は二年前に干し上げた実物だそうだ。
まずはその奥で村上と三面川と鮭のVTR映像を見たけど、時間かかりそうだったから途中で切り上げた。

奥に進むと「ミニふ化場」というトコが小さい水槽がずらっと並んだミニ水族館になっていた。

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ミニで、水槽内も飾り少なくシンプルだったけど、その分スッキリして魚が見やすくて良かった。
魚は基本淡水魚で「三面川に生息する生物」という標示と新潟県や環境省の「絶滅危惧」の標示が付いたものが多かったけど、何故か(高知と宮崎にしかいない)アカメの幼魚(成魚は海水で幼魚は汽水の魚)がいたりした。アカメは好きだからいいけどね。
他にも裏の公園で今年生まれたという錦鯉の幼魚なんかは、指に寄ってきて可愛かったし、トミヨだけは水草豊富な水槽で優遇されてて面白かった。トウホクサンショウウオも元気だったし、ウナギの水槽は少し長かった。
中央の「ふ化水槽」にはまだ孵化の準備もされておらずヤマメの群れとアユの群れが泳ぎ回っていた。やっぱまだ少し早いよね。

順路どおりに地下に進むと「生態観察室」という大きな水槽の水族館。おおちゃんとしてるじゃん。
一番手前のイワナ、ヤマメ、ニジマスとかの槽はどの魚も喰い合ったようでヒレが欠けていた。静かな水槽ではそうなるんだよね。
次は「鮭の稚魚」とある槽。これが去年孵化した子鮭かな。15㎝くらい?このくらいのサケは初めて見た。食べたらおいしいのかな?白身だからシャケの味はしないんだろうな。

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チョウザメの槽をはさんで、その奥は「人工河川」という地下水を引いた水路を覗く槽で、遡上してきて捕獲されたという鮭が沢山いた!
これはこれは見事に産卵形態の尖った鰭と嘴と模様のサケ達。っていうか、みんなボロボロ。遡上する鮭は関東の利根川でも何度も見てるんだけど、こんなに傷ついてないし白くなってもいないよなぁ。と痛痛しい姿を見てたら、なんかみんな気性荒くぶつかり合ってケンカばかりしてた。。それで傷ついてる?遡上で傷つかない分を互いに傷つけあってる?ボロボロになって生命力使い切る寸前に産卵というのが生き様なのかな。なんか凄いな。

しばらく生き様を感じながら見てたけど、産卵するのはまだまだのようで、もっと見ていたかったけど切り上げて先に進んだ。

この先はそのまま「サーモンロード」という地下道になってて、地下だけど川底の雰囲気の通路でワクワクしながら進めた。
その通路の途中には横に「青砥武平治記念コーナー」というのがあった。村上藩の財政を支えた鮭を安定して獲るための川普請で、孵化場となる種川を引いて活躍した人だそうだ。
へええと流して見つつ、時間も気になってたので先を急いだ。

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そして到着したのが「三面川鮭自然観察自然館」という川の水中を覗ける所。ここはさっきの青砥武平治さんが孵化場として三面川から引いた種川という横の川。流れがないから池みたいな感じだったけど、幾つもの窓が並んで長ーーく見れてスゴイ。パッと見だけで待つことなく魚が見えた。

ここで遡上してきたリアルな鮭が観察できるようだけど鮭の姿は無かった、さすがに少し早かったな。。(さかなクンの絵で産卵する鮭が見れてなぐさめられた)
あちこちに沢山いるのはみんなハヤ(ウグイ)だった。

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元気にチョコチョコ泳ぎ回ってるのはヤマメで、斑点模様がキレイに見えた。けど、逆にハヤはトロく、これってもう寝てんの?ってくらい群れで全然動かなくて不気味だったw
ハゼっぽいのはヨシノボリかと思いきや、カジカっぽいシルエット。(ウキゴリ?)そしてモズクガニもウロウロしてた。(モズクガニよりも動かない魚ってなんなの、、作り物じゃないよなぁ?)

少し見てたけどサケが通る気配もなく、流れも変化もなかった。ここがメインだと思ってたので閉館までの時間ゆっくりするくらいのつもりでいたけど、もういいかと10分くらいで引き返した。

地下通路を戻って、まだ少し時間があるので一応サケ漁の資料展示コーナーも見つつ上の階にも上がってみた。
いや、博物館としてはこっちがメインなのかな。興味なくはないけどジオラマ模型もないので足を止めることなく流して見てまわった。

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二階も資料展示と学習コーナー。閉館前だけにだれもいなかった。。整ってて見やすく、魚のアクリル標本とか昔の鮭缶のラベルゆっくり見たいものもあったけど流して見て上にあがった。

三階が最上階で展望室。でも山が見えるだけでパッとしない眺めだった。川も見えなかった。。

ってとこで一通り全部見てまわって満足。思ったよりもいろんな魚が見れたし、サケもちゃんと見れて、なかなかいい施設だった。最後はTシャツ買ったりして閉館時間4時半の5分前くらいで表に出た。

展望室から見えてたけど目の前のおみやげ店はもうとっくに閉まってた。博物館より先に閉まる土産屋ってどうよ。。

まだ明るいので裏の「村上市鮭公園」も歩いてみた。
川と広場と池の公園で、園内をぐるっと回ってる人工の小川の水がキレイでいい雰囲気。ああ、さっきの鮭の「人工河川」に引いた地下水と一緒の水かな。

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中央の池も水キレイだったけど、泳ぐ魚は錦鯉(黒い鯉も沢山いた)なのがイマイチに思えた。。鮭公園なのに。。いやまぁここにサケというのは無理だろうけど、せめてマスかなんか(アルビノのニジマスとか)に泳いでてほしかったなぁ、、とか思いつつ、そういえばさっき館内で見た「ここで生まれた錦鯉の幼魚」はかわいかったのを思い出して、これはこれで大事にされてそうだからいいかと納得できた。(っていうかマスじゃとられちゃうか。。)
そんな園内の片隅に瓦屋根付きで保存展示されてた木製の船は「下渡の渡し舟」で、平成元年まで使われてたものだそうだ。平成と見てそんな最近まで!と思ったけど、元年はけっこう昔か。

駐車場に戻って、足もとのサケの側溝クレーチングを見つつ車に戻った。

タグ:動:魚 観:館 観:像 観:絵 観:具 観:園 観:池 観:船 楽:証 楽:映 楽:買

米粉フェスタinたるが橋2022

胎内市下赤谷にある樽ヶ橋河川公園で催されたイベント。

樽ヶ橋河川公園は道の駅胎内の裏の谷の下にある胎内川沿いの芝生の公園。
道の駅から覗くとテント屋台が並びステージが設営されていた。

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米粉はここ胎内が発祥だそうで、その米粉を使った食品が集まるグルメイベント。
当地出身で観光PR大使である声優の長谷川玲奈さん(以下:ぽんちゃん)がステージのMCを担当するというのでファンとして駆けつけた次第。
到着したのが開幕15分前くらいで、すぐに見知ったオタさんも見つけて一安心。
配ってたウチワをもらってステージ前で開演を待った。

そして開会式。一応ぽんちゃんだけは撮影禁止と最初に言われたので、写真はウチワとゆるキャラと観光協会会長だけ。「目に焼き付けていって下さい」というので薄紫の素敵な服と姿をしっかり焼き付けた。

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開会式に引き続いて、出店のテントをまわってのグルメリポート。
ぞろぞろとついてまわって間近で見れた。っていうか、空腹で目の前のグルメリポートを聞くのってけっこう厳しいね。。

やべー、ひょっとしてMCって出ずっぱりかぁ?食事するヒマないかも?なんて思ったけどそんな事はなく、端の店まで紹介したトコでひと段落。MCも奥に戻ったので、やっと食事。

まずは「福よせ食堂」の米粉麺使用「オムそば」
これは意外と甘めの餡で、米粉麺はもちもちで面白く特徴的。イタリアンより面白いから人気になってほしい。

そして「ぽっかぽか」の「米粉をまぶしたチキンステーキ」
lこれは一番注目してたし、グルメグランプリで賞を取った「めでたい焼き」も同じ店で売ってたので一番の列になってた。。
これは少し並んだ甲斐あって、おいしかった!皮のカリッと揚がった感じが旨かったけど、それは一瞬で米粉の感じは弱かった。

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そして「胎内検定実行委員会」の「やらにゃん焼き」
これは前回の胎内検定の時食べておいしかったやつ。今回はピザ味があるというのでそれにした。んーもちもちカリカリで面白うまい。けど、どちらかといえばピザ味よりもクリームの方が良かったかな。

それと「中条グランドホテル」の「米粉のミルクスープ」バケット付。
うわこれもおいしい。野菜も入ってていい甘味。んーでも米粉の感じはわからなかった。

ここからはスイーツ。(ここまでも甘かったけどw)
「乙まんじゅうや」の「米粉揚げまんじゅう」これ食べてみたかったんだよね。米粉のコロモがさくさくというよりサラサラで面白くておいしかった!今日一番面白い米粉の品だった。今度店に行こう。

次は「マサヤ菓子舗」の「米粉入りマドレーヌ」
ここはテレビで知った「マサヤのパン」の店で、パンは買ったことがあったけど、実は菓子がメインの店だとは知らなかった。。
ってわけでマドレーヌ。おいしかったけど、やっぱりマサヤはパンがいいなぁ。また店に行こう。

少しゆっくりしてたら、昼からはよさこいが始まった。
前に胎内検定の時に体育館でも見たけどこういうのは屋外の方がイイね。っていうか、まだ高知では一度も見てないよさこいを新潟でばかり見てる背徳感、、

続いてご当地ヒーローの「流星戦士フラスター」ショー。
ちょっとゆるいヒーローで、敵の方が動き良かった気がする。そしてМCのぽんちゃんに突っ込まれまくってて(実は知り合いだとか)そっちの方が面白かった。MCぽんちゃんのフラスターも楽しめた。

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そして新潟の新人アイドルグループ「courtesea」のライブ。
なぜかリハから初めて、ゆるーいなぁ、、とか思ったけど続いての本番はちゃんと決まっててギャップ見せ。そういう演出なのね。なかなか良かったけど、僕はもうアイドルからは退いてるので俯瞰視。こちらも元アイドルのぽんちゃんとの絡みを面白く見れた。(「人々」の子はずっと「人々」言ってくれるかなぁ)

一旦ステージは捌けたのでおやつターイム。
っていうかアイドルさんの物販は気付いたら終わってた。早っ。チェキとかそういうのは無いのかぁ。

さて、まずは「くどうもちや」の「餅屋の団子」を買うつもりが売り切れだったので「渋皮栗大福」
栗がまるごと―とかではなくちゃんと案になって食べやすく、餅のうまさが引き立つ大福。おいしかった。

すぐ隣の「黒田屋菓子舗」では「米粉のクッキーシュー」が売り切れ。。米粉関係なさそうだけど「レアチーズクッキーシュー」を買った。ここは「CHRO」とお洒落な袋だけど、裏の店のシールは「昔から変わらない懐かしいシール」とぽんちゃんが言ってたので、それが見たかった。

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「珈琲舎ぐれ」のコーヒーは今日ずっと一緒にいたオタさんのオススメ。午後は風が吹いて少し気温下がったのでホットコーヒーがいい感じ。そしてついつい「米ナンチーズピザ」っも買っちゃった。意外とコーヒーと合っておいしかった。
実はおやつと言いながら甘くないのも食べたかったんだけど、あちこち完売売り切れで買えないものが多かったのでこのナンは買えて良かった。

さっき買ったシューは凍ってて溶けるの待ってたんだけど、コーヒーが覚める前に食べたかったので凍ったまま食べちゃった。いや全然おいしかった。シューが軽かったぁ。

ファイル 3355-6.jpgそんなこんなで2時半には閉会式。
最後の最後までぽんちゃんvsフラスターが面白かった。フラスターのファンだというcourteseaのみんなはもう帰り支度の普段着で飛び入り登壇。あざといねぇ。

ステージ終了で退散。樽ヶ橋を振り向きつつ道の駅に上がった。
オタ仲間のみなさんに「またご一緒できたら宜しく願います」と抜けて車にもどった。

タグ:楽:催 楽:推 楽:演 景:川 観:橋 観:キ 餐:麺 餐:肉 餐:汁 餐:菓 餐:餅 餐:飲 道の駅

麺queen・めん食

ファイル 3354-1.jpg南会津町田島後原にあるラーメン店。

田島の町で飲食店ないかまわってて見かけて寄ってみた。ここらの店は調べたこともなかったのでかなり冒険。
表通りの街道沿いの店ではないのでやっぱり夜は居酒屋的な店かな、、と思いつつ入るとそんな感じだった。
小上がり二卓と店の人がすわってたカウンター席二席だけの店かと思いきや、奥にテーブル席四卓あってそっちについた。
早めの時間だからか一組だけだけど、思った通り地元客が飲んでた。

ファイル 3354-2.jpgメニューはやっぱりおつまみの方が多かったけどわりとシンプルで、ラーメンは普通と塩とカレーとマーボー。冷やしマーボーとかもあったのでマーボーが売りなのかと思えたけど、辛いだろうからパス。
「塩ラーメン」にした。
ラーメンだけ食べに来る客はあまりいないんだろうな、、と思いつつ、ラーメン屋でラーメンだけ食べて悪いことがあるわけない!と場違い感を掃った。

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ってわけで「塩ラーメン」
正直いってあまり期待はしてなかったんだけどアニハカランヤ。これはうまいラーメン。
細めの手打ち風縮れ麺で「塩」があるトコは白河っぽく思えたけど、汁はまろやかないいコクの会津風。塩で会津風は初めて。(っていうか会津ラは「牛乳屋」と「ばんげ」と「うえんで」しかいってないけど)おいしかった。
そしてチャーシューもうまく、これはチャーシューメンにすればよかったかもと思える味わい。

っていうか実は会津若松まで行って食事ーーと思ってたんだけど、まだ先だからどう考えても飲みの時間だし、(第一希望はカツ丼だけど)ラーメンなら喜多方よりも会津が食べたくて、見つけ出すのも難しいかと思ってたので、「もう何でもいいや早めの時間で普通に食事しよう!」とか思って寄った田島で、求めていたような会津ラーのまろやかさを味わえて大満足。冒険の成功例。

ファイル 3354-4.jpgと、満足で店を出て、無断で停めてた目の前の南会津町役場の駐車場に戻った。
この役場は江戸時代の「田島陣屋跡」だそうで案内板が立ってた。戊辰戦争でも陣を構えたそうだ。跡地には何もないけど。

それよりもやっぱり明るい月が夜空に輝いてて、その横に見えた星は、ちょうどこの日大接近して見える木星だろう。
ちょっと眺めてから出発した。

タグ:餐:ら 観:光

花正食堂

ファイル 3353-1.jpg稲敷市鳩崎の125号沿いにある食堂。

どっかてきとうなトコで食事!とか思っててなかなかやってる店が見つけづらい半端な時間で、ホントはこのすぐ先の前に一度入ったことある店(あたりや食堂)で食べようかと目星付けてるトコだった。
なので、ついついせっかく見かけたこの店も通過しちゃいそうに流れてたけど、駐車場に咲いてたコスモスが綺麗だったので咄嗟に寄れた。
場所はギリギリ美浦村に入る手前の稲敷市。なので日誌の表題は江戸崎にしちゃった。

さて、店に入ると、外観のイメージにしては意外と洒落た昭和の喫茶店風で入口のゴムの木が育ちすぎてて面白い雰囲気。
カウンター席はテレビと荷物で埋まってたけどテーブル席ゆうゆうでテレビ前の席についた。

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メニューは手書きながら見やすく、とくべつ変わった独特なものは無かったけど、店の名を冠した「花正定食」がサラダとコロッケとモツ煮だったのでモツ煮がウリかな?と思い、サラダとコロッケを引いた「モツ煮込定食」にしてみた。
セットのドリンクはアイスコーヒーを選んだら、すぐ先に出てきた。

そして「モツ煮込定食」

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パッと見、量少なそうな皿でのモツ煮だけど、意外と肉あって丁度良く、危惧してた辛さはなく甘めの味付けだった。っていうか漬物おいしく味噌汁シジミでわりといい定食だった。
まぁ元々普通な食事がしたかったのでジャストだった。

店のおばちゃんも感じよく「今お昼ですか」と声かけてくれたけど、話は膨らまなかった。。もしわげね。

さて、食べ終わって店を出て、例の駐車場のコスモスを眺めた。
西日に照らされてちょっと黄色がかってたけど、花畑でも花壇でもなさそうな無造作なトコに密集して威勢よく咲いてていい感じ。綺麗だった。

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アップにして停めた車をバックに撮ってみたけど、裏の花で車隠れてた。。
それと、ヒラヒラ飛ぶ蝶も追って、花にとまったトコを写してみた。これは、、モンシロチョウ?(なんかモンシロチョウって春のイメージだったから別のかと思って調べたけどモンシロチョウでよかったっぽい)蛾だったらヤダなと思ったけど蛾は花にたからないか。
ゆっくり眺めて秋を感じた。

タグ:食:定 餐:煮 植:花 動:虫

麺家 香湯らーめん

ファイル 3352-1.jpg香取市小見川の356号沿いにあるラーメン店。

ここは二度目の来店。前回食べておいしかったからまた気軽に来ようと思ってて一年半開いてしまった。いやぁ、今年は<去年のsmall>(県内ばかり廻ってた)反動から県内だけのドライブが極端に少ないかも。小見川を通るのも久しぶりかも。(半年くらい?)

さて、なんか前回来た時は「小見川餃子」の表記が思いのほか無くてアレ?っと思った気がするけど、今日来たら駐車場前の自販機の裏に大きなパネルであった。「小見川名物 香湯ぎょうざ」
んーアピールしたりしなかったりなのかな。

ファイル 3352-2.jpg店に入ると5時の開店すぐだけど混んでたのはともかく、女性の店員さんが多く元気で感じよかった。
カウンター席についてメニューを見ると、やっぱり餃子のアピールが増えた気がした。壁にも大きく餃子だし。

あれ?前回は何食べたんっだっけ?とか思ったけど、多分普通のをまず食べるだろうから醤油だろうなと思って塩にした。あ、この「ワンタンBLACK」が気になってたような、、と思ったけど、餃子もたのみたいからワンタンは過剰だなと次回に。で、「香湯餃子3ケ」もたのんだ。

ファイル 3352-3.jpgしたら、餃子から先に出た。餃子はタイミングなんだよね、他の人の注文に潜り込めるとエラク早く出たりする。個人的には猫舌なのですぐには食べられないからラーメン先の方が有難いんだけど。

で、すこし無理して食べるか、、「熱いうちがいいのに」と思われつつ放置してラーメン後に食べるか、、迷いつつ自分らしく後回し。
さめたくらいの餃子が好き。ゆっくり味わって食べたい。早く出してくれたのにもうしわけない。

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で、メニューには当店人気NO.1とあった塩ラーメン。
ちょっとトロンとした感じで甘みあっておいしかった。そして瑞々しいネギと揚げにんにくのバランスも面白く楽しく食べられた。
塩のバリエーションで「牛乳塩」とか「バジルチーズ」とかあったけど、まずは普通の塩を食べて味わってからにして良かった。次回来た時は遊ぼう。

そして餃子は皮厚めでもちもちで、肉がドンと入ってた。小見川名物というほどの独特さはないけどおいしかった。
(後で点景見てみたら前回も餃子食べてた。。そうだったっけ?だったら「ワンタンBLACK」でもよかったか)


ちなみに前回の点景

タグ:餐:ら 餐:餃

JR十二橋駅

香取市津宮にあるJR鹿島線の駅。

以前からこの「水郷」という地域がいまいちピンと来てなかった。潮来と佐原が水郷の町というのは分かる。けどもう一ヵ所、あやめ園があってあやめ祭りを行う「水郷」地区はJR成田線の「水郷駅」あたりにあるもんだとばかり思ってたりした。
けど、調べるとこの水郷駅は単に地域名を駅名にしただけで舟が通るような水路も広いあやめ園もないローカル駅。では、あやめ祭りはどこでやってるのかと調べると、利根川対岸の与田浦近くのこの「十二橋駅」付近。(付近といっても少し距離ある)地図で見ると利根川の北の茨城側の飛地のようなトコで、町も何もなさそうだった。えー「水」の「郷」というからには水路に囲まれた町があるトコなんじゃないの?と腑に落ちなかった。

そしてこの「十二橋駅」、地図で見るとほんとに何もなさそうなトコにある駅で、12も橋はなさそうだし、駅名になりそうな立派な橋もなさそう。。いろいろと謎で興味あるようなないような。所だった。

ファイル 3351-1.jpgで、実際来てみたらホントに何もないトコだった。
広い田圃の中を突き抜けるような高架橋の鹿島線が真っ直ぐ突き抜けていて、その中間に整備用の階段かと思えるようなのが駅だった。
駅前は消防署と駐車場しかなく、逆にそれしかないから気兼ねなく停めてトイレ休憩できた。
トイレは昭和サイズのチューリップ。レトロとはいいがたい。
「水郷筑波国定公園」の案内板は剥げ荒んでた。いやそれより付近のコスモス畑とか案内してほしい。。

その横のプレハブは売店かなと覗くとそうではなく事務所のようで、何か袋詰め作業してた。入口の戸に「コスモス祭り」のポスターがあったのでそれを見てたら声をかけられてコスモス園の場所を教えてもらえた。「まだあまり咲いてないですけどね」だそうだ。
「コスモス祭り」は来週土曜から一ケ月開催だそうで入園無料。初日には新米300gが先着で配られるそうだ。あ、その米を袋に詰めてたトコかな。

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さてそのコスモス園に行ってみる前に、せっかくだから駅も見てみた。たしか無人駅だからと階段上がってホームに出た。

改札は無くちょっとモダンな待合室があり、その横に「乗車駅証明発行機」というのがあった。
わぁー記念に持って帰りたい、、とか思ったけど、乗らないのに発見しちゃイカンし、ローカル駅の乗客数を増やしちゃイカンと思いヤメといた。

っていうか、周りになにもない高架橋の上は、ちょっとした展望台。
ひろーい田圃とその先の与田浦。(与田浦はもう少し近くで広く見えるかと思ってたけど。。)まぁ、とくにはなにもない景色ではあるし天気はイマイチだけどのんびり展望できた。むしろなにもないトコを悠々眺められるのも珍しくてよい。

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待合室には「乗車駅証明発行機」とは別にICカード用のタッチ機が入場用と下車用の二つ立ってた。そっか、遮断されることはないから押さないでも乗れるけど降りる時に面倒になるのか。
時刻表見ると一時間に一本、朝は二本。ここからうちまで帰ったら1340円。まぁそんなもんか。(料金より乗り継ぎが大変そう)

ファイル 3351-4.jpgのんびりと階段を下りた。
階段からは西の眺め。とくに変わらないけど駐車場が見えた。
自分の車、線からハミ出しててはずかしかったw

普段は寄ることのない鉄道駅での休憩もたまには面白く思えた。

 
ちなみに、この地区は昔は香取の海の海中。そこに加藤洲という島があったそうだ。
その加藤洲の所に集落があってちゃんと町になってて、水路に十二の橋が架かってて、舟で十二橋巡りできる(ポスターで見たような)水郷の観光地になっているようだ。
ただ、この駅から加藤洲は1000mくらい先で、間は田んぼしかないから歩くのは怠そう。。ホントなんでこんなトコを駅にしたんだろうw
(ちなみに、舟の発着場はあやめパークにあって、そこまではこの駅から3500m。。)

タグ:観:鉄 観:装 景:湖 楽:眺

佐野ラーメン 中村屋 駒羽根店

ファイル 3350-1.jpg古河市駒羽根の4号沿いにあるラーメン店。

この中村屋というのは、定番ルート上にあった境町店に何度か行ってて気に入ってて、妹も連れてって好評だったけど閉店になって惜しんでた。で、今年になってこの4号を通った時に見かけて、調べて知って行こうと思って忘れてた。
今日は実は別の店に行こうという話になってて、そっちは野木に本店がある店。妹に検索させてみたけど、営業時間短くてとっくに終わってたので、じゃーどうするかと思いめぐらせてて思い出した。

で来てみたら、こっちは普通にやってて、「ホタテスープの佐野ラーメン」とあって間違いない。店の外観もなんとなく境町店に近い感じで迷わず寄れた。

うんうん、メニューも確か前と一緒。
自分はワンタンメンにした。

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おーこれこれ。ホタテスープの優しい味。そして佐野というよりは手打ちな感じのプリプリ麺。おいしかった。ちょっと久々で嬉しかった。こういうラーメンが好きだなぁ。
ワンタンはまぁまぁ。古河でワンタンならどうしても市街の餃子屋と比べちゃうけど、今日も妹にそっちに行きたいと言われて断ってもっと手軽なラーメン屋でとこっちに来たので比較はすまい。悪くはない。

ファイル 3350-3.jpg妹はラーメンと餃子、それと遠慮なく生ビール。。
まったく父親そっくりだ。
餃子はまぁまぁだったらしい。まぁそりゃね。

餃子屋とは違って一人でも気軽に来れそうなのでまた来ようと思った。

タグ:餐:ら

古峯神社

ファイル 3349-1.jpg鹿沼市草久の県道沿いにある神社。

山間乍らバスとかも停められそうな大きな駐車場のある神社で、そういえば粕尾峠へ進む時に見かけてた。寄ったのは初めて。妹が寄りたいというのでまぁいいかというノリ。

車を停めて歩くと、売店とかはまだやってそうだったけど、夕方5時の神社はもう閑散としてた。けど、他にも歩いてる人はいた。
入口の案内では日本武尊を祀る神社で五穀豊穣と交通安全に御利益あり、また天狗信仰が厚く天狗の宿とされてるそうだ。

鳥居をくぐって進むと、滝と川のような池があって、水はすごくきれいで大芦川の水をそのまま引いたのかと思えるような清らかな流れある池だった。正直、ここで足ポチャしたいくらいだった。(妹、、やろうとしてそうに見えた)

そして狛犬も彫り細かくカッコよく、他にも石の天狗面とかいろいろあった。そして妹が気にしてた橋の入り口の門があって、それが「古峯園」という庭園の入り口だったけど、時間遅いので先に神社に進もうと促した。

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石段を折り返すと、社務所なのか社殿なのか大きな茅葺屋根の味のある建物があり、その中央が祠のような造りで拝殿のようだった。っていうか彫刻が細かくて凄かった。
そして屋根に赤い天狗面。いろいろと凝ってた。

その先は寺のお堂のような広い玄関で中に上がれるようだった。自分は躊躇しつつも妹が乗り気なので靴を脱いで上がってみた。
中はキレイで大きくやっぱりお堂のような感じで、畳の広間にあったカラス天狗の像が迫力あった。
これは修行僧、、じゃなくて山伏の修行拠点の宿舎の集会所って感じなのかな。(江戸時代まではそうだったらしいけど、現在では一般の研修合宿や講という崇敬者の集まりに使われたりするそうだ)

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さらに奥に進むと奥にも広間があり、廊下の向かいに御守りとかあって御朱印の受け付けもこちら。こんな時間でも御朱印大丈夫だった。よかったな妹。
そして広間には天狗の面がずらーーっと並んでた。念のため写真撮っていいか尋ねると(すでにここまで撮ってたんだけど)「どうぞどうぞ是非是非」とむしろたくさん撮っていただきたいというような感じだった。

御朱印を得て満足の妹を待って表に出た。
この建物の向かいには郵便局があった。境内に郵便局がある神社かぁ。。やっぱり山籠もりに近い長期の修行研修とかあるんだろうか。

拝殿の前のカッコイイ松の裏に絵馬掛けがあったので、その前で御朱印を見せてもらった。

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何種類もの中から選べるデザインで、天狗の絵が迫力ある物にしたそうだ。カッコイイ。
昼は栃木でゲットできなかった御朱印だけど、ここでもらえて妹は上機嫌、、と思いきや、そのあと戻ったらさっきの「古峯園」の門は閉まって終わってた。。「だーかーらー先に行けばよかったのに」と不満で終わった。
(妹だけ御朱印求めて進んで、自分だけが古峯園を歩くという手もあったけどね)

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