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道の駅 いが

ファイル 3439-1.jpg伊賀市柘植町の25号名阪国道沿い(大阪方面)にある道の駅。
もともとは伊賀サービスエリアだったそうだけど、こっち方面だけ道の駅になったそうだ。
と、ここまで前回のコピペ。二度目の立ち寄りで二度目の点景。前回はZの時だね。

給油が目的で寄ったんだけど、小腹も減ってきてたので食事しちゃってもいいかなと店をのぞいた。

ここは三重名物のメニューが多く、伊勢うどんとか四日市とんてきとか亀岡名物の味噌焼きうどんとか、、あれ?伊賀のものが無くない?あ、伊賀牛肉うどんというのがあった。(そこは松阪牛じゃないんかい) んー 伊賀牛がうどんじゃなくて肉料理だったら惹かれたけど、うどんだったら伊勢うどん食べたいなぁ。。しばらく食べてないし。と、迷った。
で、結局伊勢うどんにしちゃった、

ファイル 3439-2.jpg

ってわけで「極(きわみ)伊勢うどん」
黒いタレのかかった太いフワフワうどん。独特だよね。
伊勢で食べたときは、店によってひたひたの汁に沈んでたのもあったけど、こうしたぶっかけタイプが一般的なのかなぁ?
汁は黒いけど、そんなに味濃くなくて丁度よくて甘めのいい味。そういえば西の人は関東のうどんは汁が黒いっていうけど、伊勢の方がよっぽど黒いよねぇ。(向こうから見ると伊勢も東日本で関東とひとくくりなのかな)

ところで伊勢うどんは久々でいつ以来かと思って振り返ったら、点景になってなかった。。多分08/4/13(→)以来。もう15年になるのか。早くはないけど。

軽く店も見てまわって車に戻った。
そして出発、、の前に給油、、と思ったらスタンドがなくなってた。。まじかー!(EV充電スタンドはあった)
あれ?そうだっけ?前からだっけ?(令和に入ってからっぽい)

次のスタンドまでもつかなぁとハラハラしながら名阪国道に戻った。


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:麺 楽<困 道の駅

鬼ヶ城

熊野市木本町の太平洋熊野灘に面した海岸の景勝地。
国名勝であり、国天然記念物であり、日本百景でもあり、世界遺産でもある。

ファイル 3225-1.jpgここは10数年前のCR-Xに乗ってた時にラストの遠出で来た事があった絶景スポット。この点景のコーナーを設ける寸前なのでそういえば記事にしてなかったね。(コワクにはしてたかな)

で、まだ朝早いからと軽い気分で立ち寄ってみた。
駐車場では正面の半島の先から朝日が差してて眩しくイイ感じ。

新しく見やすい案内板によると、『昔、鬼と恐れられた「多俄丸」という海賊が住みつき』『坂上田村麻呂が来て退治した』そうだ。桃太郎じゃないのね。。
海賊にしてもこんな荒い地形のトコに住まなくてもいいのになぁ、、とか思いながら歩くと、少し下ったトコで早速その鬼の顔のような岩が見えた。

んんーやっぱ厳めしく荒々しくカッコいい景色。朝日で黄色く照らされた崖と海と空の青さと影のコントラストの絶景地。
そして崖の岩肌もツルっとストンと切れてたり険しくゴツゴツに波うってたりと荒々しい姿。まさに鬼の城に入城する感じで歩き進んだ。

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そしてまずは鬼の口のホールのような胃の腑のステージのような「千畳敷」という場所。

そしてその先の「奥の木戸」という断崖の入り口までは前回も来てて、ここから先は立入禁止になってて進めなかったので引き返してたんだけど、今日は行けるようなので、じゃあもちろんと迷わずに進んだ。
海の先には「魔見ヶ島」と案内されてた岩の島が浮いていた。

ファイル 3225-3.jpg

いやいやよくこんなトコに遊歩道造ったもんだよね。そして細い道だけど滑りそうな箇所はなく足元しっかりしてるので怖さはなく豪快な海と岩の景色を楽しみながらずんずん進めた。
とはいえ道からはずれる気はまったくなく、「どうやって行ったの?」ってトコで釣りをしてる人が沢山いて驚く。すごいなぁ。

名前は「猿戻」「鬼の風呂敷」「犬戻」とあって(「雉戻」はないんだね。。)「神楽岩」の上には海鵜が停まっていた。

意外と道は長く、高低差は大きくないんだけど運動不足なだけにちょっと汗だく。またこの道を引き返すのはツライなぁ、、と思いつつも進む足を止める気はなく、次々と現れる景色を楽しみながら休み休みゆっくり歩いた。

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「鰐岩」という島の岩が中間くらいらしい。まだまだ続く。
鳥はウミウだけでなく青くて綺麗なイソヒヨドリも飛んできてた。

意外と途中ですれ違ったのは一組の親子だけで「けっこうキツイですね」と声をかけられた。「ええ、でも進まずにはいられない絶景ですね」と返した。

「潮吹」というトコでは打ち寄せた波が吹きあがるのかと思ってしばらく止まって観てた。けどそういう強い波も来ず何もならなかった。(音が鳴るそうだ)

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「飛渡」という裂け目を越えてしばらく進むと、西側のホールのような「鬼の見張り場」というトコに出て、そこからは「水谷茶屋跡」「鬼の洗濯場」「蜂の巣」「波切不動」と続いて終了。
港と長い七里ヶ浜が見える西端に出た。

ファイル 3225-6.jpg

ここから引き返すか、内陸の道をまわるか少し迷ったけど、来た道を引き返すのはやっぱりやなのでそのまま進んでみた。

港前の案内板でちゃんと戻る道が示してあった。東の入り口の案内板からここまで40分チョイだった。
っていうか、、こっち側の入口は地味だなぁ。いきなり階段でこんなだったら歩いてないかも。歩くならやっぱり東からだね。

国道42号の鬼ヶ城トンネルは歩行者通行禁止なので一本北のトンネルにまわるようだ。旧国道かな?
港町の裏を川沿いに進んだ。川を覗いてみたらキセキレイがいた。

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なーんかトンネルは長かった。
まぁ、もっと不気味な手掘りのトンネルも歩いた事あるので不安は感じずに通行。車両通行禁止のマークはあったけど、軽自動車普通車除くだったので軽トラとかもたまに通行してた。

で30分かけてゆっくり戻った。景色いいわけでもないからそんなには立ち止まらなかったからこっちの方が距離は長いのかも。ああ、でもたまに鳥とか見て立ち止まってたかな。

ガッツリ歩いて8時前に車に戻った。まぁこれは歩くべきでしょ。
世界遺産というのはあくまでも熊野古道のオマケでしかないんだけど、ふさわしい景勝地だと思える。
寄って良かった。全部歩けて良かった。

ちなみに昔のコワク

タグ:楽:歩 楽:眺 景:海 景:崖 景:岩 景:浜 観:地 観:選 観:然 観:道 観:伝 動:鳥

湾岸長島PA

ファイル 2921-1.jpg桑名市長島町松蔭の伊勢湾岸道にあるパーキングエリア。

何度か寄ってるPA。でも伊勢湾岸道はよく通るわりにはまだ数回しか寄ったことないって感じかな。

今日はまずトイレ目的で立ち寄り。なんかいつもよりトイレが近い気がする。
なんだろう、そんなに飲み物がぶがぶ飲んでないけどなぁ。

で、トイレ入る時にその奥が公園ぽく見えたので出てから行ってみた。
なんか雑草生えて枯れてそのまんまって感じの廃れたような雰囲気のコーナーだけど、奥に展望台みたいなのが見えたので歩いて行ってみた。

ファイル 2921-2.jpg

階段を上って先まで行ってみたけど、何を展望するための物なのかわからない景色。。
いちおう伊勢湾岸道とその橋は見えるけど遠いいしピンとこなかった。

裏のスロープからぐるっと回って降りてみたら「プレキャストセグメント橋のできるまで」という案内板が下にあった。
工業系専門的な説明でパッと見ただけで分かるもんでもないけど、どうやら伊勢湾岸道の橋の最新技術の構造の事を解説してて、その長島高架橋のセグメントを使った展望台という事らしい。わかりズラ。

ぽかぽかとのんびり歩いて戻って店に入った。
ここはPAだけど店は広くフードコートも広く充実。先に食事しようと思ったけど何食べようかかなり迷った。
確か前回は長島スパゲティを食べたんだっけ(これってスパーランドとスパゲティのスパをかけたダジャレだったんだね。。。)、で、悩んだ挙句ふつうに愛知名物の「きしめん」それと桑名のご当地B級グルメという「しぐれ肉巻き」をつけてみた。

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「しぐれ肉巻き」は、あさりの時雨煮を混ぜたごはんを肉で巻いたもの。時雨飯はアサリって感じがしなかったけどおいしかった。けど一個200円は若干高い気がした。

「きしめん」はふつうにきしめん。平打ち麺のビラビラ感が好き。他の平打ち饂飩に比べてスマートで形しっかりしててすました印象。ツンデレみたいな。
ぺろりと食べて軽い食事になった。

そして土産を買って車に戻った。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:観:P 観:橋 餐:麺 餐:飯

鶏屋食堂 丸一

ファイル 2762-1.jpg四日市市馳出の23号沿いにある鳥肉専門焼き肉店。

前の道を通ってて見かけて気になってた店。「昼はランチ」とあったので気軽に寄れそうな気がしてた。
けど、前の23号のこの四日市はいっつも手前で渋滞してて、少し流れ始めた辺りに店があるので、寄ろうと思ってた前回もついつい通過とかしてた。
今回は渋滞がなくスイスイだったのでちゃんと左車線に寄ってかまえてたので寄れた。

ファイル 2762-2.jpg店内は広く好きなテーブル席に着いた。
そっか焼肉だからテーブルだから昼とか混む時間は一人じゃ入りづらいかもな。
メニューは見たけどあまり考えずに素直にランチセット。若鳥二人前の焼きBセット。
ランチの時間(14時)を数分過ぎちゃってたけど別に大丈夫だった。

ご飯とスープはセルフでお代わり自由。一杯で充分だけどね。
で、昼から焼肉。鳥はじっくり焼かなきゃね。

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火力強く部分をみつけて三つずつローテーションで焼いてゆっくり食べた。
タレも辛くなくておいしく食べられた。

そっかそういえば亀山のみそ焼きうどんも焼肉食堂だよな。松坂も地元的には鶏かしわ焼肉が一般的らしいし。三重は焼肉県なのかも。

でも、さすがに食べ終わって焼肉のにおいバッチリなのは少々困ったw
ドライブの行きでは不向きかな。
焼き肉以外にも唐揚げや味噌野菜炒めの定食もあったから次回はそれもアリかな。

タグ:餐:肉 食:焼 食:定

パンダ食堂

ファイル 2721-1.jpg四日市市六名町の広域農道沿いにある食堂。

何度か通ってる広域農道「フラワーロード」の終点(起点?)の交差点にあるので、前々から気になってて一度入ったことがあった店。(五年前に点景にしてた)

この道を通るのは久々で、ここに来るまですっかり忘れてたけど、丁度信号赤だったし駐車場も広いので丁度いいと寄ってみた。

ファイル 2721-2.jpg入口を入るとまずボードの「本日のランチ」というのを目にして、ほぼたのむの決めつつカウンターの席に着いた。

けど、席の普通のメニューにもそのランチの二品はあって同じ値段。あれ?やりやすいように誘導されてるだけなのかな?とか思ったけど、そもそもランチメニューというのはそういうものだよなと思って気にせずに最初に気になった「とん焼き定食」をたのんだ。
ら、ランチのは小鉢とデザートが付くそうで、杏仁豆腐かコーヒーゼリーかと聞かれ、コーヒーゼリーにしてみた。(けど、杏仁は手作りでおススメのようで卓上別メニューでもアピールしてたから、そっちにすればよかったかなと後から思った)

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ってわけで「とん焼き定食」ランチ。
とん焼きは所謂四日市名物の「トンテキ」のタレでステーキまでではない豚小間を焼いた焼肉定食。
トンテキのおいしさバッチリで、普通に食べるならこれで充分満足だし意外と肉も厚めで多くてご飯とのバランス考えなくてもパクパク食べれた。
それにキャベツがこのタレと合うんだよね。小鉢の玉子焼きも嬉しく、ランチでよかった。

前回来た時は何食べたんだっけ?
思いがけず四日市名物(もどき)をおいしく食べられて満足の昼食になった。

タグ:食:定 餐:肉

伊賀上野パーキングエリア

ファイル 2705-1.jpg伊賀市予野の25号名阪国道にあるパーキング。

この名阪は何度も通っているけど、目立たない小さな入り口で今まで全然気づかなかったPA。見やすかった前の車のナビにも載ってたのかなぁ?
え、こんなのあったんだー知らなかったーと今回はたまたま気付いて咄嗟に寄ってみた。

駐車場は狭くもなく程よいくらいの広さだったけど、少々廃れた雰囲気。駐車場の正面にある「SERVICE AREA」との看板を揚げた廃墟みたいなドライブインの建物は何故か柵の外にあった。。
他には奥の方にトイレがあるだけで、他の停まってる車は純粋に休憩の為だけに来てるのかなぁ、、とか思ったけどアニハカランヤ。良くみたらその建物の右側端の「名物どて焼き」と書かれた食堂は営業してるようで、店から出てきた人を見かけて気づいた。

お!これは思わぬところで「名物」の食事にありつけるかな、、と車を降りて行ってみた。

ファイル 2705-2.jpgら、失礼ながら廃れた印象そのままのジャンクな感じの店で建物の角の二店舗分くらいを通したようなL字型の店。
なんか凄い店を見つけたようなワクワク感で店内に入るとL字型に長ーいカウンター席がつながっていた。
カウンターの中の厨房も雑な雰囲気だったけど、半端な時間ながら意外と客も多かったので「名物」なんだろうなと席に着いた。

で、その名物とあるどて焼きを定食でたのんだ。
目の前でグツグツと煮こまれたどて焼きを青ネギで盛り付けて丼大の豚汁も出てきた。
関西では一般的なのかもしれないけど関東では「どて焼き」というのはなくて知らず、炒め物かと思ってたけど煮込み系だったのか。

ファイル 2705-3.jpg

どて焼きは細かめの牛スジ肉で甘めの味付け。これがネギとあってて風味と旨みが溶け合ってうまかった。いやぁーご飯がすすむ!
そしてそれとは逆に塩っ気ある豚汁もまたおいしく、二つの味を交互に楽しめた。
これはいい。よそのどて焼きがどう云うものか知らないけど「名物」は嘘じゃないと思えた。
(持ち帰りで「どて焼き」を買って行くお客さんも来てた)

そしてまるで知らなかったコアな店を発見できた嬉しさもあって満足な食事になった。
やっぱドライブは何度も通って知ってると思ってるような所にも発見があって楽しいな。

ファイル 2705-4.jpg食事の後はちょっと廃墟っぽい中央の店を覗いてみた。
ガラス越しに見えた中は昭和感たっぷりの食堂。いつまで営業してたんだろうかね。
ショーケースの食品サンプルのメニューは崩れておらず(古い物だと灼けて黒くなってたり皿から浮いてたりするよね)値段はラーメン550円、コーヒー300円、エビフライ定食800円、、値段じゃ分からないかw

でも横の自販機コーナーの自販機は全部新しく、レトロな物は一切なかった。
一応パーキングエリアとしては休憩に難もないので、このどて焼き店だけでもいつまでも残って欲しいなと思った。

(ちなみに一つ難を言うと、このパーキングから本線へ出たトコの合流車線が短く殆ど無くて少々怖かった。。)

タグ:食:定 餐:煮 餐:肉 観:P

伊賀SA

ファイル 2664-1.jpg伊賀市柘植町の25号名阪国道沿いにあるサービスエリア。

ここで寝たのは二回目。
売店は24時間営業かな、サービスエリアだしね。
今回も前回と同じように朝食としてパンを購入、それだけだったから点景にするほどでもなかったけど、朝の雲が割れたそれの感じがよかったので上げてみた。

少々肌寒気な朝だけど寝袋は出さなくて丁度良かった。
このくらいがいいな。寝やすてありがたい。

ファイル 2664-2.jpg店は結構興味引くパンが並んでて少し迷った。
そして買ったパンは「松阪牛バーガー」と「手裏剣クリームパン」と「ハムエッグパン」
(前の点景を見てみたら似たような感じだったw)

で、走りながら、、と思ったけど、急ぐわけじゃないからゆっくり写真撮って一口食べたりしてから出発した。

ファイル 2664-3.jpg


ちなみに前回の点景

タグ:餐:麭 観:P

伊賀上野城

ファイル 2629-1.jpg伊賀市上野丸之内にある城址公園。
戦前の昭和初期に建てられた木造の模擬天守がある珍しい城跡。
一度来てみたかったけど、城を歩くような時間に上野市街を通る事は珍しいというか先を急いでる時が多かったかな、一度も来てなかった。

今日だって普段ならもう城は歩かないような夕方ギリギリの時間だけど、滋賀から廻って滋賀に帰るだけの余裕なドライブだし、本当は今年まだ足を踏み入れてない和歌山県まで行きたいと思ってたけど時間的に普通に考えて無理だから、だったらここらで寄道もいいかなとか考えてたトコで見かけて、これは丁度いいと寄ってみた。

でもネットで見たら天守の観覧閉館時間は5時。駐車場に着いて歩き始めたのは4時半。ちょっとキツイかもだけど、まぁサイアク中に入らなくてもいいやと坂道を登った。

坂はそんなに急でもなく公園っぽく砂利道で歩きやすかったけど、少々焦っているのと日陰でも蒸し暑く、汗だらだらで進んだ。
まず屋台が点在する広場に出て、今度は石の飛び出たコンクリ道を登った。
そこのピークが本丸かと思いきや、天守はその向かいの一段低い所にあった。変な城だなぁと思ったけど、こっちのピークは戦国時代の筒井氏が築城した時に天守を建てた場所だそうで、徳川の時代になって藤堂高虎が改築した時に一段低い所に天守を建てて、こっちは城代屋敷にしてたそうだ。

ファイル 2629-2.jpg

せっかく登ったのになぁ、、と思いながら石段を下りると、天守の前には何やら柱のようなオブジェや花弁のような燭台などが並べられていた。
この11日と明日12日はライトアップイベントがあるそうで、天守も夜9時まで開いてたんだそうだ。なんだ急いで損したww

JAF割で券買ってサンダル脱いで入城。
模擬天守だからか内部の撮影はOKだそうなので、他ではあまりちゃんとは見ない展示物も一通り見てまわった。


ファイル 2629-3.jpg

木造の建物の雰囲気はお寺みたいな感じ。展示もいろいろで他のお城の資料館とはちょっと違った感じに思えた。
「不落の瓦」というのがあって「触ってみてくださいパワーがあなたにも」とか書かれてたので触ってみた。これは二年前の台風で瓦が100枚以上飛んだ時に、屋根の端でぎりぎり落下せずに止まった瓦だそうだ。受験生用かぁ。。僕は落ちる落ちない関係ないもんなぁ。。少し考えて「普段の夜、PC前で寝落ちしませんように」と祈って触った。(ごりやくはなかったw)

そして二階三階と一応城らしく少々急な階段を登って展望室に上がった。

なかなかいい景色で、風も心地よかった。
まず西日まぶしい西側。目の前の高校のグランドが藩主の屋敷御殿跡だそうだ。
そして北側。滋賀県の甲賀市との間の低い山が壁になって見える。通ってきた422号の陸橋も見えた。甲賀と伊賀の忍者は意外と近い地域だったんだね。

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東側はさっきの筒井氏の天守があったこの山の頂上。東側に睨みをきかさないというのが徳川に対する配慮かなと思えた。(往時の設計は五層の天守だから睨めたかもw)
南側が上野市街の中心側。意外とすぐに田畑になって小さい町に見えた。
木津川の川沿いにあった建物が櫓型だったのを見て、某茨城の城型建物のある町と共通項のように思えて軽くズッコケた。
あとは城内にキノコみたいな変な建物を見かけて興味持った。

ゆっくり風浴びて二周くらいしてから下に降りた。
隣の小天守みたいな櫓も小さな資料館になってて、冷房の効いた中に入ると「忍びの井戸」という深い井戸があった。これは家康が大坂の陣に失敗したら「この城に三年籠るから」と掘らせた城内井戸で、横穴が逃げ道になってる忍者向きの井戸でもあるそうだ。
それと「昭和期復興天守」と「慶長期五層天守」の比較した紙模型があった。

五層の立派な天守だったのに三層の天守を復興というのもなんとも味気ないけど、完成直前に台風で倒壊した五層より安定した三層にしたのは利口だと思えた。筒井の天守も三層だったわけだしね。

外に出て、天守よりも大事なこの城の見所の高石垣に歩いた。「日本一・二の高さで有名な」とあったけど、1か2かはっきりすればいいのに。対抗馬は大坂城。あっちは日本一って言ってないのかね。

石垣は上から見てもなあ、、とか思ってたけど、端のぎりぎりまで行けるのでこれはなかなか。高所恐怖症の人は来ちゃだめだね。吸い込まれちゃうよ。

ファイル 2629-5.jpg

眼鏡が落ちる分けないだろうけど一応おさえて覗いてみた。
上から覗くと高い高い!
大坂城はこんな風に覗けたりするのかな。。っていうか観光で落ちた人いないのかな。。横の他の石垣見ても高く聳えててカッコよかった。

そして天守の前ではそろそろオブジェのライトが点きだしていた。もう少し暗くなったらキレイなんだろうなとは思いつつ、その前の坂を下った。

ああこっちが正面だったのね。と思える「史跡 上野城跡」の石柱がありった。
この正面の坂をまっすぐ下ったら車で通った白鳳門に抜けちゃうと気づき、駐車場とは方行違うし、行ってみようと思ってたトコまったので、坂は下らずに折れて、また筒井天守の城代屋敷跡へ登った。
屋敷跡は地割が示されてて見て歩けたけど筒井天守跡はどこだかわからなかった。。(奥の茂みの坂の上だったらしい)

ファイル 2629-6.jpg

そして駐車場の上の広場(ここが二の丸かと思ってたら違ってて「元作事屋」という高台だったらしい)に戻った。屋台はまだ開いてたけど土産売店はもう閉まってた。。

ここから忍者の人形だらけの松林を抜けて、バンドのマイクリハみたいな音が聞こえる方へ進んでみた。
ら、そこに上から見て変だと感じたキノコみたいな建物があった。
この建物は「俳聖殿」という国重文の建造物。この地出身の松尾芭蕉の生誕300年を記念して昭和17年(1942)に造られた木造の堂で、形は旅装の芭蕉を表したんだそうだ。

ステージが組まれて椅子が並べられてて、ここで何かコンサートでもあるのかな?(6時半からだったらしい)リハ音は録音でのPA調整らしかった。

忍者博物館とかもあったけど、(甲賀で行ったし)もうやってなさそうなのでスルー。
屋台もありきたりのしか、、、とスルーしそうになったけど、「伊賀牛串処」というのは気になって覗いてみた。
松・竹・梅とあり、一番上の1日限定5本とかいう「松」は売切れてた。ちょっと値は張るけど伊賀牛だしと奮発して、その下の数量限定といって1本しか残ってなかった「竹」を購入。(誰もいなくなったら足しそうだとは思ったけどw)
ワイン仕込みでまず鉄板で焼いてから炭火コンロで豪快に焼いていた。

ファイル 2629-7.jpg

ってわけでまさかの伊賀牛。横のベンチで食べてみた。
うん、うん、うん。たしかにこれはウマイね。筋もなく柔らかく蕩けるけどしっかりしてた。
今回のドライブはちょこちょこっとしたものしか食べてないけど、そんなちょこちょこっとしたものの中でも、贅沢でおいしい物があってもいいよね。

そして最後に帰り道の駐車場手前の「芭蕉翁記念館」というのも夜間は入館料無料と出てたので寄ってみた。
松尾芭蕉は一般的な障りしか知らないけど、丁度つい最近山形に行って最上川を見てきたところなので親しみ持って資料を見た。

と、なんか色々濃かった城跡公園。こんな時間からゆっくりと楽しめるとは思わなかった。寄ってよかった。

タグ:観:城 観:閣 観:石 観:一 観:建 観:重 観:館 観:飾 景:町 楽:眺 楽:触 食:串 餐:肉

道の駅 関宿

ファイル 2472-1.jpg亀山市関町新所の1号沿いにある道の駅。
寝たりトイレだったりと何度か寄ったことがあり、食事した時は点景にもしてた。
今日もトイレだけのつもりでの立ち寄り。お腹いっぱいだしね。

とはいえ、一応店の方も見てまわった。
「亀山茶ソフト」とかあって気になった。。
けど、またドライブ序盤からお腹がゆるくなっても嫌だからパス。

さて出掛けるかと外に出たら、やっぱポカポカの陽気でこれはソフトクリーム食べるべきでしょ、、と悩ませた。

で、やっぱ気になったものは極力見逃さないようにしようとソフト購入。
ポカポカの外で食べようかと思ってたけど、受取りは食堂でだったし、食堂内は天井につるされた幕がキレイだったりしたので、テーブル座って食べた。

ファイル 2472-2.jpg

お、思ったより濃い味のしっかりしたお茶ソフト。
クリームもやや重めで舐めごたえがあり、ゆっくり楽しめた。

取り敢えずソフトクリームを食べようと思える暖かい季節になったのは嬉しいね。
でも、食べてるうちに雲に日が隠れてしまった。
すぐに気温が下がるという事はないけど、ソフトを食べたくなるかならないかはちょっとしたタイミングで変わるので、いい時に休憩できたと思う。


ちなみに前回の点景
あ、この日は「亀山茶ソフト」をあきらめてたんだ。丁度よかった。

タグ:餐:冷 道の駅

來來憲 自由ヶ丘店

ファイル 2471-1.jpg鈴鹿市自由ヶ丘にある中華料理店。
前の表通りの1号バイパス沿いの建物の壁に「名物とんてき 創業40年」と大きく書かれてて案内されてて、前々から気になってた店。
四日市のとんてきは他の店何軒かで食べてるし、「來來憲」は曙店で食べて点景(→)にしてたお気に入りのご当地グルメ。
「來來憲」はチェーンではなく暖簾分けなのかな?他にも本店や松本店などの人気店があるらしい。

取り敢えずドライブ的には1号すぐで駐車場もあるここが一番寄りやすい店なんだけど、いかんせんここらって夜や早朝に通過することが多くてねぇ、、昼過ぎたばかりのこの時間に来るの珍しいかも。
ってわけで勇んで来店。(とか言いつつホントは寸前で見かけて思い出して寄っただけなんだけどw)

店は思いのほか普通のサイズの街角の中華料理店だった。
満席に近く、ちょこっとだけ待ってカウンターの席に着いた。
そして迷わず「とんてき定食」をたのんだ。B級グルメの割にはそれなりの金額ではあるメニューで、少々安い「こま焼」の「來來定食」というのを食べてるお客さんも多かったけど、ここはやっぱ「とんてき」だよね。

少々まって料理到着。

ファイル 2471-2.jpg

いいねいいね。おもいきり箸で食べれる豚ステーキ。頬張って満足。
味は昭和からのなじみある街角中華なニンニク油醤油の親しみやすさながら、やっぱりおいしいのはさすが名物。
そしてそして、そんな油と醤油のタレにひたったキャベツがまたおいしくてご飯がすすんだ!
最近本格中華の店があちこち増えてきてるけど、こういう昭和の街角中華の油の味がたまらなくいいんだよね。

更にこだわりのトン汁にもトンテキ1片大の豚肉がトロトロに煮こまれて入ってて、おいしくとろけた。
実は隣の席の人の「來來定食」のこま焼も量はあって思いきり食べられそうでそっちでもよかったかもとか思ったりしたけど、このトン汁は「とんてき定食」にしかつかないみたいなので、それだけでも正解。やっぱ迷わずこっちにしてよかったわ。

満足で店を出ると、もう暖簾を下ろしてて「4時まで準備中」と出てた。あ、昼は2時までだったのか。
来店したのが1時半すぎ。それでほぼ待たずに席につけたのかな。ギリギリながら丁度いい時間に来れてナイスだった。

タグ:食:定 餐:肉

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