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磐城平城跡

ファイル 4011-1.jpgいわき市平旧城跡にある城跡。って住所そのものだね。

城跡はJRいわき駅の立体になった北口の度真ん前の丘で、駅前ロータリーには、丁寧な「磐城平城」の案内パネルと「磐城平城下の図」という地図パネルがあり、やや城チックな感じになっていた。
いやはや、いわき市って城のイメージが無くて最近まで全然気づかなかったけど、この平城は家康の家臣の鳥居忠政が築いた城で、幕末には幕府家老を務めて襲撃された安藤信正が城主だったりして、その悔しさから戊辰戦争ではかなり粘って激戦が続いた城だそうで(案内には簡単に落城したような書かれ方してるけど)白河や棚倉が陥落してもしばらく奮戦したそうだ。

さて、案内地図見て早速城跡に歩こうかと思ったけど、それより先にトイレに行きたかったので平駅に歩いてみた。
広い渡り廊下からは停車してる常磐線普通車の車両と、その後ろに端のホームに入ってくる一両だけの磐越東線が見えた。
そしてトイレは改札の中にしかなかった、、ので、スイカで入場(これって初乗り分取られるのかな)して済ませた。吊りトマトの写真が印象的な駅だった。

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そしてまた駅前に出て、目の前の丘の城跡に歩いた。
工事してたのは堀の溝から続く法面で、その堀の先の上が本丸で八連櫓(戊辰戦争で焼失)というのがあったようだ。
横から登る坂道があったのでそっちに進んだ。結構な急坂だった。

坂の途中には工事用車両の入口ゲートがあった。「城下の図」によればここらが中仕切門跡。(いずれはここが城跡公園の駐車場になるようだ)
そのゲートの先の駐車場は旅館のもので、急坂を登り切る手前に石垣が見えた。この石垣がこの城跡唯一の現存物だそうで、これから整備して積み直すのか番号が降られてた。ここには埋門と塗師櫓という櫓があったそうだ。

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坂を登りきると上も旅館の駐車場。本丸跡は旅館と宅地に埋もれていた。まわる形で細道から本丸の奧方向に進むと工事中の長い塀が立ってて「磐城平城しろあと公園を整備中です」と案内があった。えーこれから整備するトコなのー。整備期間は令和八年の2月末までになってた。。
入口は開いてたけど当然入っちゃダメだよな。っていうか、入ってもしょうがないし。まぁ仕方ない、戊辰戦争の経緯が細かく書かれるような資料館ができますようにと祈りつつ通過した。

少し進むと少しこんもりした森に石垣が見えた。閉鎖された石段があって土塁の跡かな?と思えたけど案内もなくよくわかんなかった。けど、「城下の図」だと鈎字の中門櫓の端になるので、中門から隅図櫓までの土塀の土塁跡と考えてよさそうだ。内側に石垣はなかったんだろうけどね。

その脇に丹後沢公園の裏口があったので折れてみたら、深い堀跡の池に下る木道の階段が組まれてた。

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中段の公園広場は通過して、下りきってみたら堀の池の脇の道はロープで閉鎖されてた。。えー。注意書きには「倒木などの危険性」とあった。そんなん無視して通っても平気そうだったけどヤメといた。仕方ない。戻るか。と、降りてきたばかりの段をまた登った。

そして中段の公園広場。曲輪っぽい感じだけどここも「城下の図」だと水堀になってる。高さの違う水堀が並んでた?
新設のトイレと瓦屋根の東屋があって井戸跡っぽいのもあったけど何の説明もなかった。まぁ堀に井戸はないよな。

公園対岸の坂道を上ってみた。ここも結構急坂で、途中に案内が立ってるかと思ってはりきったけど、公園のペットやゴミの注意書きだった。。

公民館の脇から宅地に抜けて駅方向に折り返した。全然普通の宅地だけど、ここらが大手外曲輪。先の下り坂口の桜の木の下に「旧平城 大手門界隈」とあった。やーっと城跡の標柱があった。ここに大手門があったというわけではないけど、旧平城という標示で少しほっとした。ここは坂の口の向かいに鐘楼があったらしい。

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坂に下らずに横道を折れれば追手門跡から大手曲輪を経てさっきの中門跡、まぁ普通に宅地なのでそっちには戻らずに坂を下った。
この坂道も急でなかなか城跡チック。天気よくて気分良く坂を下った。「急傾斜地崩壊危険区域」という案内が立ってて「がけ崩れ防災の心得」を喚起してた。

坂を下ると駅の裏側。目の前の病院から駅まで水堀だったようだ。左手に本丸の丘が見えて、この端に天守代わりの三階櫓が建ってたようだ。丁度常磐線が到着したトコで、三階櫓が残ってれば車窓からもよく見えただろうなと思えた。もっとも、三階といっても屋根は二重であまりカッコいい櫓ではなったみたいだけど。(でも調べたら、三階櫓のあった部分は駅開設時に開削されたそうで、実際は線路くらいまで伸びてた丘の上だったらしい)

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そして車で来た道を歩いて本丸三階櫓下の坂を上った。工事で信号のある片側相互通行で狭くなってたけど車も少なく怖くなかったけど、やたらあちこちに「土砂災害警戒地域」というのが立ってて、不安な道だった。っていうか、よく地震で崩れなかったもんだ。

そして北口ロータリーに戻った。ゆっくりたっぷり歩いたつもりだったけど、45分程度の散歩だった。途中から晴れて良かった。今回の連休はずっと天気悪かったから、こんなのんびり城歩きできるとは思ってなかったので嬉しかった。
駅前に飾りで再現された土塀とか、確認でもう一度「城下の図」とか見直しつつ、エレベーターで高架下の駐車場に下りた。(坂のぼらずに駐車場に行ける道があったらいいのになぁ)
整備が完了したらまたいつか再訪したいなと思った。


この日の日誌

タグ:観:城 観:石 観:池 観:園 観:鉄 楽:歩

道の駅 猪苗代

ファイル 4010-1.jpg猪苗代町字堅田五百苅の115号沿いにある道の駅。

二回目の点景だけど、もう一二回は寄ってたと思う。
わりと新しく磐越道のインターからもすぐで観光ムードで混んでる印象の道の駅。と、いうのは今回寄ってから思い出したことで、トイレはともかく売店の方は歩きづらいくらい混んでてウンザリだった。
(入口にあった赤べこの工事用単管バリケードが可愛いなと思ったら、これ、販売してた。買ってくやついるのかなw)

けど、意外な事にその手前のフードコートはすいてて席も空いてて、最初はまだやってないのかと思うくらいだったけど、ラーメン食べてる客がチラホラいたので朝からやってるフードコートだった。

ファイル 4010-2.jpgんー、朝はパンをちょこっと食べただけで半端な腹心地。でもここ最近普段は食事少量に抑えてるから全然平気だったんだけど、朝からラーメン食べれる道の駅っていいなと思ったのと、メニューの文言を読むと「福島県ラーメン総選挙」で二年連続一位で殿堂入りした喜多方の「喜一」という店のオーナーがプロデュースしたラーメンだそうなので、これは食べてこうかなーって気になった。

食券購入してカウンター席についた。そっか喜多方って割と朝ラー文化だしね。と期待して待った。
目の前の窓はドットの半目隠しガラスだったけど、その先に停めてた自分の車が見えてたのに気づいて喜んだ。

たのんだのは塩ラーメン。そういえば喜多方で塩ラーメンが人気の店で調べて行ったのって「喜一」じゃなかったっけ?(2016/05/03、閉まってて寄れなかったけど)

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んー、まぁおいしい塩ラーメンだけど、なんか正直、思ったほどでもなかった。麺がイマイチで喜多方っぽくないし。正直わざわざ食べる程でもなかったかなと思えた。
っていうか、ここで食べずにこのまま真っ直ぐ郡山に向かえば毎回空振りの郡山ブラックが今回こそ食べれたのかもと後から気づいてちょっと惜しく思えた。んーむずかしいね。
でもけしてまずいわけではなくて、食事制限中ながらしっかり汁も飲み干した。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:ら 観:具 道の駅

道の駅 あいづ湯川・会津坂下

ファイル 4009-1.jpg湯川村佐野目の49号沿いにある道の駅。

何度か寄ってる新しめの道の駅。
もうここの目当ては前回飲んで気に入ってた紙パックの「飲みにくい」ヨーグルト。
まだ朝早くて店も開いてないからもうそれだけのつもりで、前回の点景の内容と同じだから今回はあげないつもりだった。

で、車降りてさっそく自販機コーナーに進むと一瞬あれ?なくなったか?と思ったけどちゃんと「会津のべこの乳」の自販機はあった。前回来た時はマツコの番組で取り上げられたというPOPが張ってあったので目立ってたのが、取り外されてて埋もれてた感じ。

ファイル 4009-2.jpgしかも覗くと番号で選ぶ型の自販機の棚は空きが多く一瞬焦ったけど、目的のヨーグルトはかろうじて一列だけで販売してて、ホッとした。
なんだろう、もうテレビの影響が薄れて売れなくなっちゃったのかな、と不安に思いつつ購入、、、、しようとしたら小銭がなーい
しからば千円さつ! と思いきや、万と5千しかなーい
あちゃーやっちまった。あほかー。と落胆。49号走ってこっちに向かった意味がなくなってしまった。。

お店の方で両替してくれないかなーと覗くと未だ開店前の作業で忙しそうな状況。あーこりゃ無理だな、、と思いつつ、ダメ元で声かけて聞いてみた。ら、「んーちょっとまってください」と奥に行って、戻って来て「いいですよ」と快く両替してくれた。 けど、もって来てくれてたのは100円玉で千円分「あ、すいません千円じゃなくて五千円を千円に、、」と二度手間をかけさせてしまった。(先に五千円を見せて頼んでたんだけど、しっかり伝えるべきだった)

ってわけで忙しいところお手間かけて申し訳なくありがたくなんとか千円札ゲットで自販機に戻った。これで釣銭切れだったり千円札反応しなかったりしたら泣くな、、と思いつつ試すと無事買えた。やったー。お店の人ありがとう。会津サイコー。

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ありがたい気持ちでいっぱいで「飲みにくい」ヨーグルトを飲んだ。
うん飲みづらいw でもやっぱりおいしい!

という展開だったので、これはさすがに日誌の本編でサラッとは書けないなと点景にした次第。
天気は悪いけど気持ちいい朝になった。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:飲 観:装 楽<困 道の駅

道の駅 ならは

ファイル 3907-1.jpg楢葉町山田岡大堤入の6号沿いにある道の駅。

以前か何度か寄ってたけど、震災後の臨時警察署からリニューアルオープンしてからは三度目の立寄りで点景は二度目。
此処は意外といい日帰り温泉なので夜に寄りたいトコだけど、今日は昼間でトイレが主目的。なんか面白いメニューあったら食事してもいいかなってくらいの軽い寄り道。

直売店の惣菜とか見てまわった後にフードコートのある風呂の方の建物に入った。
まず入口に「ストロマトライト」というのが展示してあった。層状に発達した藍藻に堆積物の粒子が積もったものだそうで、大昔には大繁栄して光合成で地球の酸素濃度を増大させたものだそうだ。へええ。

さてさて、フードコートのメニューを見ると「マミーすいとん定食」が楢葉の名物のオススメとあったので迷わずにそれにした。元々すいとん好きだしね。っていうかマミーって何?

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空いてたので、席は窓側に座り外を眺めた。
目の前の6号が見えるだけだけど、隣りの人は丘の上の煙突を気にしてた。いやいやそれは火力発電所のでしょ。

「マミーすいとん定食」はコロッケも付いてきた。

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すいとんは思ったよりしっかりした団子だった。形が整いすぎてて安っぽく思えるけど、もちろん硬くはなく食べやすく小麦っぽくいい感じ。まぁ悪くなかった。
オマケかと思ってたコロッケが、柚子が入ってて面白かった。楢葉は柚子が名物だそうだ。

直売所の方は混んでたけど、こっちの建物は空いてたので落ち着いて食事できた。


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:食:定 餐:汁 餐:揚 観:飾 観:地 道の駅

道の駅 たじま

ファイル 3826-1.jpg南会津町糸沢男鹿沼原の121号沿いにある道の駅。

前から何度も寄ってる道の駅。点景は三回目。
もう夕方だし、閉まってるかなーと思ったら店もやってたし、車両販売の会津地鶏の焼き鳥もやってた。(蕎麦のスタンドは閉まってた)
ので、迷わず焼き鳥。

でもさすがに夕方では品切れメニューも多く、残念ながら「会津地鶏の焼き鳥」は終わってた。。普通の国産鶏の焼き鳥は何種もあったけどそれじゃつまらないので「会津地鶏の皮串」にした。妹もそれでいいというので二本。

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注文書に記入して注文した後は意外と待った。前の前の注文を焼いてるくらいだった。八分待って焼きあがった。

うん、さすがの会津地鶏。皮串も充分うまくペロリと秒で串から消えた。あー、比較で普通の皮も買っとけばよかったかな。

ファイル 3826-3.jpgもう周りは日が暮れてすっかり青暗くなり始めていたけど、山の上の方だけはまだ日が当たってて、紅葉の赤さを照らしていた。おお綺麗じゃんと少し見とれていたけど、そんな山を見てるのはうちら兄妹くらいで他に周りを見まわす人はいなかった。そんなもんかねぇ。

ちなみに前回の点景 前前回の点景 この日の日誌

タグ:食:串 餐:肉 景:季 道の駅

下郷町物産館

ファイル 3825-1.jpg下郷町弥五島道上の121号沿いにある産直店。

観光地の「塔のへつり」の入口付近の観光向けな大きな店が並んだ区間にあるドライブインというか道の駅風な店。

すごく腹減ってるって程ではないけど、手前でラーメン食べそこねた口が何かちょこっと面白いもの食べたい口になってて、とくに妹が「なーんか食べたい」と寄ろう寄ろうと積極的だった。

で、まず気になったのが店先の幟の「ますバーガー」、ますバーガールズという女の子キャラのゆるい幟だけど、鱒ということで失敗はなさそうなバーガー。まずそれを探して店内をまわった。
けど見あたらず、もうとっくに売切れかな?と思ったけど、もうとっくに閉まった食堂のメニューを見たらそっちに上ってた。。
食道は3時まで。30分遅かった。あーまたか、残念。くやしー。

妹は「ベーコンポテトドッグ」というのを見つけて買ってそれ食べてた。

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どう?ときくと「うん、そのまんま」だそうで、まぁおいしいけど驚きはない普通のスナック。

えーじゃあ、こっちは、、ソフトかな。
と、山ぶどうソフト。

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昨日よりは暖かいけどもう日も傾いてちょっとソフトを食べるには肌寒いくらいだったし、シャーベットな感じのソフトだったのでより涼し気だったけど、程よい酸味と甘味でおいしかった。

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タグ:餐:冷 餐:揚 楽<残

会津さざえ堂

ファイル 3824-1.jpg会津若松市一箕町八幡弁天下にある観音堂。

さざえ堂は通称で「円通三匝堂」という形状の旧正宗寺のお堂だそうだ。旧滝沢本陣から歩くと飯盛山の階段の七割くらいを脇から登る形になる。
自分はネットやら駅のポスターやらで見て、妹はテレビなどで見て、お互いに興味あって来たいと思ってたスポット。
なんだけど、若松市内で働いてた地元ともいえる従姉の話では、飯盛山の観光ついでに寄るくらいのスポットで、わざわざそこだけに行くっていうほどのものでは無いらしく「そんな期待するほどでもないよ」と言われてしまった。いやいやいやいや地元の人は得てしてそう言うもんなんだよねーとか思って妹共々まんまと期待して坂を上って来てみた次第。

石の鳥居からの坂を上り、赤い鳥居をくぐって嚴島神社。ん?神社?お寺じゃないの?と思ったけど、さざえ堂はもう一段上だった。
順路的にまずは神社を見てまわった。勢いのいい水路が流れる水の神社だった。

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水路の元には「戸ノ口堰洞穴」という洞穴のある溜池があった。なんかすごくいい雰囲気。
この穴は猪苗代湖の水を若松に引くために掘られた地下水路で、その戸ノ口原の戦いに敗れた白虎隊がこの長い洞穴をくぐってここに撤退してきたんだそうな。。ヤだなぁ。敗退の途で長い暗闇を進んだら気を病むよなぁ。そしてやっと抜けた先で城が燃えてたらそりゃ絶望も深いよなぁ。あーいや今日は白虎隊じゃないんだ、、とさざえ堂に進んだ。

ってわけでもう一段上のさざえ堂。
来てみたら、思ってた以上に小さかったし、サザエの様に丸く上の方が小さくなってるのかと思いきや、太さは変わらない塔のような重なって背が伸びた不安定な六角堂という感じだった。

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拝観料は400円、ここはすぐ脇に券売所があり黙って入っちゃう人はいなさそうだった。

入るとまず「郁堂禅師」の坐像、この僧が寛政8年(1796)に建立したんだそうだ。写真ブレちゃった。

そして中は螺旋のスロープ坂で文字通りサザエの貝殻の渦の様にゆっくり回って登る特異な建物。床も段にはなっておらず、歩きやすいように凹凸をつけて傘の様な感じになっていた。
正直、形状は面白く螺旋を登るのは楽しかったけれど、思ったよりも全然小さく、そして上り切るのもすぐに感じた。なにより形状や景色を楽しんでしまって中心の柱側にあった物などは全然見てなかった。っていうか、観音像とかは無いんだね。。(江戸時代には三十三体の観音像が並んで、登って下りるだけで観音巡礼が完了するというものだったらしい)

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一番上はポッコリと橋のような円弧で越えてすぐに下り。下りの方がゆっくり外の景色を見れた。
見下ろす社は「宇賀神堂」自決した白虎隊士を祀る神社。サザエ以外はみんな神社だね。まぁ昔は神仏混淆が普通かぁ。

ファイル 3824-5.jpgそしてぐるぐる回ってあっという間におりてしまった。

感想は妹共に「なんかあっけないね」もっと大きくてじっくり見れるかと思った。。
っていうかポスターの写真盛り過ぎだよね。彩度上げて広角で低い目線なので凄く雰囲気濃く広いと思えてた。妹のテレビもやっぱり撮り方で魅力増してたそうで期待しすぎてたと同意見。
まぁ面白いは面白いから悪くはないのだけれど、従姉の言う通りオマケで来るのがいいくらいの所だった。

正直、群馬の太田のさざえ堂の方が大きくゆっくり回れて、螺旋ではないけど観音様だらけで現役のお堂として立派に思えた。
けど、調べると、嚴島神社は元々は正宗寺にあった神社で、明治初期の廃仏毀釈で廃寺となり、神社とさざえ堂だけ残ったという事らしい。そっか廃寺かぁ、、明治初期に何があったんだろう、、って戊辰戦争じゃん。そういうことね。

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タグ:観:寺 観:建 観:重 観:像 観:宮 観:池 景:洞

旧滝沢本陣

ファイル 3823-1.jpg会津若松市一箕町八幡滝沢にある古民家。

延宝6年(1678)に郷頭の住居として建築された物で国重文。江戸時代前期かぁ、江戸幕府は四代家綱。ってことは、幕末の戊辰戦争の頃(慶応4年1868)にはもうかなりの古民家だったわけだ。
その戊辰戦争の時に本陣とした建物、城の近くでも本陣は別なんだね。

いつもなのかわからいけど中は無人で、入館料の400円は自主的に投函する形。妹は「わかりゃしないって」なんて言ってたけど勿論投函。ほかにも見学してるお客さんがチラホラいたけど、きっと皆さん払ってらっしゃることでしょう。(後から来た二人は払ってなかったようにみえたけど)

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中は堅苦しさもなく、資料館的に古道具も並べられた古民家スポット。土間に竈を見てから下足して囲炉裏の広い板の間(御前)に上がった。

奥の畳敷きの座敷に進むと筆書で「弾痕」とかあちこちにあり柱には「刀傷」もあった。完全に乗り込まれて制圧されたのか。

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戊辰戦争以前は歴代藩主の参勤交代の時の休憩所に使われたそうで、北の縁側の庭園は落ち着く感じだった。
っていうか、藩主の休憩所にしては小ぢんまりとしてたんだなぁ。
いや、それよか戦で本陣としてた時はどういう風に使われてたんだろうか、、白虎隊もここで命を受けて出陣していったそうだし、土方歳三だって斎藤一だってここから出陣したわけだろう。
もっと隊員揃って並んで訓示受けるような場所がありそうなもんだけど、そういうもんじゃないのかな。

ファイル 3823-4.jpg妹は全然興味なさそうなので、ほどほどに見てまわって外に出た。

来た時は屋敷の土間側の駐車場からだったのでイマイチピンと来てなかったけど、このままサザエ堂に歩いて来ようと出た側が正門の入り口だった。前の道の先から振り返ったら、おお、お屋敷だとかっこよく見えた。

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手打ちそば処 箸ば味

ファイル 3822-1.jpg郡山市逢瀬町多田野上山田原の県道沿いにある蕎麦店。

従姉のおススメで従兄家族等と共に車三台八人で来店。
店は県道のすぐ前の民家そのもので、駐車場は県道の対向車側に未舗装ながら二軒分ほどの広さであった。

玄関から入ると満席で待ってる人がいた。けど一組だけで、左程待たずに入れた。
もうほんとに普通のやや古い民家そのままで、中の間と奥の間にテーブルを配置してを客室にした感じ。

さすがに八人のテーブルは無いし、混んだ昼なのでは2つにわかれたテーブルは少し離れちゃったけど、しかたないよね。
メニューはもりそばと天ぷらそばくらいなもんで、朝食食べてまだそんな時間もたってなかったのでもりそばにしておいた。
そしたら意外と大きな皿でのもりそばで見た目より量あってたっぷり。白い汁は大根のとぎ汁だそうでここにタレのようなそばつゆを混ぜて食べた。おもしろい。

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そばはうまかった。
そういえば昨日も昼は蕎麦食べてたんだっけ、、とか思い出したトコだったけど、この蕎麦はまたこれでおいしかった。店の雰囲気も良くてイイ感じの食事。

そしておばちゃんがたのんだ天ぷらそばは、伯母曰く汁のそばに天ぷらがちょっと乗ったイメージだったらしいけど、蕎麦は普通のもりで同じ量で、天ぷらに煮物におにぎりなどがついたデラックス版。

ファイル 3822-3.jpg食べきれないから食べてということで大葉のおにぎりは僕が、天ぷらのほとんどは妹がいただいた。ごちごうさま。

そしてコーヒーメーカーのコーヒーが一杯セルフで無料とのことでいただいた。ちゃんとしたコーヒーだった。

そして飾りのように垂らした穂が付いたまま締めた稲のことを店の人に聞いたら、やっぱり収穫後にこうして飾るのがこの地域の風習だそうで同じ郡山でもうちの方ではやらないようなので面白いもんだと話を聞いた。
店の人も話し好きでこの家のことなど色々話してくれて楽しめた。

ってわけで、食事終えて少しゆっくりして店を出て、ここで従兄家族と伯母、そして従姉と別れた。ごちそうさまでした。

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道の駅 季の里天栄

ファイル 3821-1.jpg天栄村大里天房の294号沿いにある道の駅。

リニューアルしてからは初めて寄ったけど、以前は何度か寄ってて「きゅうりソフト」が気になってたトコ。
点景に一度もしてないって事はきゅうりソフトを食べずじまいだったんだろうけど、微妙にマズくて記憶にも記録にも残さなかったという可能性もあるかも、、

で、リニューアルしてもそのきゅうりソフトはあるのかなーと覗いてみたら、キュウリはなかったけど「天栄長ネギソフト」というのがあって気になった。
けどさすがにソフトという気温じゃないよなぁ、、と躊躇。一旦店の中を見てまわったら、やっぱりネギが特産らしく販売してた。妹にも「どうせ気になるんでしょ」とか言われて、やっぱり購入。

ファイル 3821-2.jpg

ポヨンとしたソフトに葱はパウダーでかけてあった。
このポヨンとしたソフトが良質でおいしいソフトだった。けど、ネギの感じはイマイチで、葱の粒が入ってるとかそのものがさしてあるとかの演出がほしかった。なんか普通においしいソフトだった。

っていうかこの道の駅で特筆すべきは、食べたソフトではなくて食堂のメニュー。
なんと会津の「牛乳屋食堂」のラーメンがメニューに上がってた。マジか! 芦ノ牧温泉駅の人気店で行列必携で僕も大好きで何度か行っててTシャツまで買ってしまったあの牛乳屋食堂がここで食べれるとは驚き。
妹にも話したらすごく気になってたようで「特にこのミルク味噌ラーメンとか気になる」なんて言ってたけど、、そんなメニューあっちにあったっけ??大丈夫か?(あるらしい、前からあったっけ?)

次来たら食べるぞ(普通の醤油を)

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タグ:餐:冷 道の駅

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