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ラーメン横綱 吉祥院本店

ファイル 3838-1.jpg京都市南区吉祥院這登西町の171号沿いにあるラーメン店。

この「ラーメン横綱」は千葉のうちの地元にもある京都ラーメンのチエーン店で、此処が本店。うちの近所にあるくらいだからあちこちにあるのかなーと思って調べたら、関東地方では千葉県だけに三軒あるだけで他にはなかった。。何故。
ウチの近くの店は気軽に何度も行っててわりと気に入ってるので、一度京都の本店に行ってみたいなと思ってた。

で、来てみた。本店は「第一旭」みたいに小さい駐車場のない店とかかなぁ、、と思いきや、普通にチェーン店の形態で駐車場ちゃんとあって楽々だった。そうあってほしかった。むしろありがたかった。

ファイル 3838-2.jpgカウンター席に着いて、メニューも勝手も分かってるのでとくに迷わずいつものようにラーメンと鉄板チャーハンを頼んだ。

明るく広い店内には、以前の店の写真が貼られてた。あーこっちの方が雰囲気あっていいなぁ。。と思った。(けど創業は写真の店ではなくもっと昔の屋台からだそうだ)

で、先に鉄板チャーハンが出てきた。鉄板の部分に玉子をといて焼いて搔きまわすイベント系。写真ブレてたので画像ないけど、うちの方の店と一緒なのでまぁいいでしょう。

っそして熱くて少しずつ食べてたところにラーメン登場。

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うん、チャーハンもラーメンも味は一緒。だけどなんか少し丁寧な気がしておいしく感じた。いや、気のせいかな?
いややっぱ少しおいしいよ。と食べきった。

会計の時に「うちの方の支店よりおいしく感じました」と言ったら「同じ筈ですけどね、ありがとうございます」と返された。「おおきに」じゃなかった。。

この日の日誌

タグ:餐:ら 餐:飯 観:本

うかいやレストラン 東相生店

ファイル 3837-1.jpgたつの市揖保川町片島の2号沿いにある食堂。

丁度こんな感じの店ないかなーと思ってたトコだったけど、しばらく店のない区間の先だったのでうっかり通過とかしなくて寄れてよかった。
店には大きく「めし&焼肉処」とあり「ひとり焼肉喜んで!」とあって、そんなガッツリじゃなくてもいいんだけどな、、と思ったけど、「道中名物 ホルモンうどん焼き」ともあり、おお丁度いい名物もの!もうメニュー見るまでもなく店に入る前からたのむのは決まった。

半端な時間だけに店内はすいてたので、一番奥の窓の前のテーブルに座った。停めた車のまん前である。

で、少し待って出てきた「ホルモンうどん」は意外と量が多かった。

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ファイル 3837-3.jpgそして、焼きたてで熱くてしばらく食べられなかった。湯気見て待ってて「そういえば」と思い出して本日のチェキと生写真でチェキ飯にした。なんか最近、こうして食事を飾ってやっと戦利品として実感して落ち着くようになってきちゃった。。

さて、少しさめて少しづつたべた。
うん、うまい、、、   ん?  あ。 辛いや。。
まぁたぶん一般的にはこれは全然辛くないよって言うレベルなんだろうけど、苦手な者的には辛く、苦い顔しながら食べた。
いままで兵庫県側(主に佐用)で食べたホルモンうどんはどこも辛くなかったから、「兵庫(佐用)=辛くない」「岡山(津山)=辛い」っていう認識だったけど、兵庫も店によってだったのか、、安心できないメニューだ。

食べ終わってもしばらく口の中と気持ち落ち着くまでゆっくりした。
っていうか店空いてるから少しくらい長くいても問題なさそうだ、、と思って、ここで本日の宿を検索した。

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ゆーっくりしてたので、来た時には横から眩しく照らしてた夕陽も山陰に落ちはじめた。(窓の汚れはアシカラズ)

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タグ:食:焼 餐x辛x 楽:推 景:陽

龍野西SA

ファイル 3833-1.jpgたつの市揖西町土師東山の山陰道にあるサービスエリア。

手前のPAが松屋と松の屋だったので寄らずに通過してて腹ペコ。
さすがにサービスエリアならちゃんとした食事できるだろうと期待して寄った。

まぁたまーにしょっぱいSAもあるにはあるけど、ここはちゃんとした普通なSAで、しっかりフードコートな食堂でメニューもたくさんだった。

で、やっぱり地名を冠したご当地系メニューがそそる。「たつの新宮ネギラーメン」「龍野醤油チャーシュー麺」「赤穂塩ラーメン」とか惹かれたけど、そういえば今日は朝からラーメン食べて、昼そば食べて、おやつにタンメン食べて、、麺類ばっかやん。
ってわけでご飯もの。「赤穂塩から揚げ定食」も気になったけど、加古川名物の「かつめし」にした。加古川は県内とはいえちょっと遠いいけど、から揚げは普通っぽいからね。

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かつめしはデミグラスソースのかかった牛カツのライス。ん?あれ?おやおや?
これトンカツじゃん。。
加古川は遠いいから仕方ないか、、そこまでこだわる人もいないのかな?
まぁおいしいけどね。ちょっと力抜けた。

あー「赤穂塩から揚げ定食」にしとけばよかったかなぁ。これから赤穂に行くわけだし。
なんかくやしいなー

ってわけで、腹は満ちたけど気持ちなんか満たされなかったので、食後に店をみてまわって赤穂の塩つぶあんの塩大福を購入。んーなんかよそでも見たようなパッケージだなーとか思ったけど、ちゃんとここ「龍野西サービスエリア限定」とあったし外には幟も立ってた。

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車で食べた。んーまぁうまい。塩きいてあんこもいい感じ。でも赤穂の塩だからうまいのかどうかは正直分からず、まぁ思い込みかね。
きっと塩から揚げにしてても、まぁうまいけど、、と思ったのかなと思って納得した。

っていうかなんか今日は麺だけじゃなくて和菓子も続けて食べてたねー。


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タグ:餐:揚 餐:飯 餐:菓 観:P

桂川PA

ファイル 3689-1.jpg京都市南区久世東土川町の名神高速道路にあるパーキングエリア。

さっきトイレ休憩したばかりなのにまたトイレ。大津SAまで行けば食事できたのになぁ、、と思いつつ、それじゃ前回と同じだからこれでいいのだ!と、うだうだ考えながら来てみたら、ちゃんと食堂のあるPAだった。ナイス。(っていうか今更だけどSAとPAの違いって何よ、PAの下の区分がほしいもんだ)

駐車場は空いてて、店の真ん前に停められた。悠々の悠ですな。まずトイレ行って、そして店に入って食堂に進む。

ファイル 3689-2.jpg券売機の上の写真のメニューを見ると、「ご当地」で「スタッフイチ推し」とあった「京ゆば丼・京豆腐セット」が目について即決定!
だけど、券売機に目を下すと朝メニューとやらで半分以上隠されてて、ラーメンかカレーしかなかった。。
えー。カレーは無いし、またラーメンというのもなぁ、、「京都の味噌ラーメン」というのが写真ででかでかと出てたけど、やめて外に出た。

そしてスナックコーナーを見てみた。「九条ネギ入りコロッケ」や「手仕込みからあげ」も気になったけど、「丹波赤どりのチキンカツ」を買った。

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うんおいしい。こういう手持ちのチキンってコンビニでよくあるけど、それらのようなグズグズのチキンではなくしっかりしつつ柔らかい食べやすいカツだった。

おいしくペロリ。
いや、これじゃ朝食にはならないでしょ、、と、店に入った。

「京都府与謝野町産・丹後米使用」とあった巻きずしや柿の葉寿司が目について、「牛しぐれ巻」もうまそうだったけど、「だし巻き丹後」というのが気になってそっちを購入。車で食べた。

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ひとつ食べてウマい!
京っぽい感じ。しっかりだし巻きを味わえて、牛しぐれも少し入ってた。
あとは出発してゆっくり食べようと思ったけど、止まらずぱくぱく食べてすぐなくなっちゃった。
これはPAで食べてたら、もう一個買い足してたかも。


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タグ:餐:揚 餐:肉 餐:鮨 餐:卵 観:P

茨木千提寺PA

ファイル 3688-1.jpg茨木市千提寺の新名神高速道路にあるパーキングエリア。

トイレ休憩、、のつもりで来つつ、何か食べれたらなぁーという期待もあるにはあった。
けど、トイレと休憩室以外なーんもないPAだった。

っていうか、PAてこういうもんだよね。
昨日の朝のしまなみ海道のPAが良すぎたのでつい期待してしまった。

で、その休憩室にあったのは「壁ストレッチ」
手をつくポイントで体を伸ばせた。
横の萬歳タイプと、縦のフュージョンタイプ。誰もいないので悠々伸ばせた。いいね。

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あとは自販機に茨木市のゆるキャラ?「いばらき童子」
どこもかしこもたいへんね。

足元の案内図には、裏の外の公園まで書かれてて「ビオトーブ」とか出てた。
行けるのかな?遠目に眺めろって事かな?


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タグ:観:P 観:キ 楽:験

道の駅 ようか但馬蔵

ファイル 3662-1.jpg養父市八鹿町高柳の9号沿いにある道の駅。

前はよくここで寝てて行きの常宿に近い感じだった道の駅。そっか、一日目が早朝に出発できれば二日目はここからのスタートだったのか。気合いの入り方が衰えたなぁ、、とがっかりしつつ、そんな昔の影を見つつ今はリラックスして楽しめてるんだからOK。そのおかげで以前は店が閉まってる時間にしか来れなかった所にこうして寄れるんだからね。
ひょっとしたら点景は初かも?なんて思ってたけど二回目だった。。忘れるのもアリだよね。(そういう箇所も増えてきた)

元々はトイレ休憩のつもりで来たし、まだお腹もすいてなかったんだけど、まぁせっかくだからなんかいいチョイ食いでもないかなーと思って店を見たらレストランの隣りにスナックコーナーがあった。
最初に気をひいたのは「麻倉山椒と八鹿豚のローストバーガー」
いや、ちょっと重いかなぁ、、また満腹に逆戻りはちょっとキツイなぁ、、と思って少し軽めに「八鹿豚ソーセージ」にしてみた。

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外のベンチで食べた。うんおいしい。見た目通りではあるけどパキっといい歯ごたえで、粗挽きの肉と脂の旨味バッチリ。
目の前の足湯コーナーでくつろぐ人を見ながらペロリと食べちゃった。
っていうか、こんな暑いくらいの日でも足湯を楽しむ人いるもんだねぇ。。と、なんか暑く感じて、他の周りの人の食べるソフトが恋しくなった。

ここはケチらずソフトもいっちゃうか!とまたスナックコーナーに戻って「麻倉山椒ソフトクリーム」購入。

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これはかなり山椒の風味強く、そういえば自分はそんなに山椒の風味は好きではなく鰻でもかけない方なので失敗したかなと一瞬思ったけど、食べてたら慣れて来て爽やかないい感じ、意外とソフトに合うもんだ。チョコフレークの粒も交じってて面白いソフトっだった。へええ。
(と、感心してたけど、実は前回の点景の七年前にも食べてた。。毎回楽しめるなら忘れるのもアリだよねw)


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:肉 餐:冷 道の駅

才の神の藤

ファイル 3661-1.jpg福知山市大江町南有路にある京都府指定天然記念物の藤。

この時季はちょうど藤の咲く季節かなと思ってたので見かけた案内に沿って来てみた。
山間の谷の奧で道沿いに藤棚を通過して、抜けた先が駐車場になってた。駐車場はわりと手前に停められるくらいの余裕で、平日とはいえGW中にありがたいくらいの程よい人出だった。

まず、ちょっと立派な神殿風のトイレに入ってから藤棚に歩いた。

藤は花より葉の方が旺盛な感じで、少し時季遅かったのかな?ってくらいだったけど、日差し暑いような好天だったので、日陰になるくらいの葉の茂みはありがたく、藤の香りを楽しみながら藤棚に入ると涼しくて爽やかだった。

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そして奥には小さな神社の祠があって、石が祀られてた。まずは参拝。
御祭神は八衢比古神と八衢比売神(道を守る神)と猿田彦命(道案内の神)。ドライブ中にこそ拝みたい神様だね。

その横に案内板があった。
才の神の藤は、以前は樹齢2000年を超えるケヤキの大木にからまって広く開いた枝が天然の藤棚になっていたそうだ。(藤の推定樹齢は1200年だそうで、この1200と2000を間違えてるサイトが多いみたい)
でも幾度かの落雷に寄ってケヤキの枝は折れ、根元は空洞化し、幹の一部がかろうじて支えている状態になってしまっていたので、鉄骨の藤棚を整備したとのこと。
年評もあって、昭和9年には国の天然記念物に指定されたけど、31年には解除。。あらら。この間にケヤキがくずれたのかな。51年に鉄骨藤棚設置。で、58年に府の天然記念物に指定。だそうだ。
昔の姿はどんなんだったんだろうか、ケヤキの大木にからまった天然の藤棚って見てみたかったなぁ。
ちなみに、この藤は一般的に藤棚にするフジ(ノダフジ)とは違って、高い木などに絡む天然のヤマフジなので、花の房も短めだけど藤棚になってるのはとても珍しいのだそうだ。ほうほう。

案内板の裏にまわって川原の方に下って藤棚を裏から見上げるように見てみた。
ああなるほど、あの何本も集まってる藤の中心にかつてはケヤキの大木が立ち、このー木なんの木気になる木~みたいな感じでもっと立体的に藤がからんだ一大スポットだったんだろうなぁーと勝手に夢想した。

その根の所にも石が祀られてた。川は細い用水路みたいだったけど、水はキレイで日陰で爽やかだった。

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そしてこちらの一段低い側の先あたりが一番藤の花が濃くていい感じ。他の見てる人もこっち側で何枚も写真撮ってた。

やっぱり垂れる飛沫のように重なった藤がいい感じ。そういえば実の莢も大きなのがぶら下がってた。樹齢1200年もの歳を重ねてもまだまだ旺盛ですごいね。

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ゆっくり何周か藤棚をまわって楽しんで駐車場に戻った。

ここって店は車両販売のピザ屋だけで、自販機もなく、お金つかうトコが無かったので、最初は無視してた「藤保存美化協力金」に帰りはコイン投入。楽しめたトコだからね。(ピザはピース売りはなくホールのみなのでパスだった)

そういえば神殿トイレの背後には普通に高い木に絡んだ藤が見えた。そう、普通は天然のヤマフジはあんな感じなんだよね。
そんなの見上げてたのは自分だけだった。。
あ、ちなみに神殿トイレは年表によると平成8年に造られて公園広場としたそうだ。


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タグ:植:花 植:樹 植:実 観:園 観:宮 観:然

美浜食道

ファイル 3660-1.jpg美浜町大藪の27号沿いにある食堂。

三度目の来店で点景も三度目。
朝早くからやってる上に地元の料理もメニューにあるという有り難いお店。
今日は入口の自動っぽいガラス扉が開かなかったので、アレまさかやってない?と手であけて「食事できますか?」と入ってみたら「どうぞどうぞ」だったので安心して席に着いた。

ファイル 3660-2.jpgほかに客はいなかったので、停めた車の前の窓のボックス席に着いてメニューを見た。
そういえば前に次来た時はとねらってた「へしこスパゲティー」はマジック引かれて欠番になってた。。
ならばと、へしこおにぎりと三方五湖のシジミ汁と名物の梅干し、旬野菜の天ぷらの「地元定食」をたのんでみた。ら、「すみません、いまシジミ汁が普通の味噌汁になってしまいますがよろしいですか」とのことで、、じゃあ「焼うどんとへしこおにぎりセット」にしようかな、、とおもったけど、なんか弱いなと思えて単品で「へしこおにぎり」と「ソースカツ丼」!とかたのんじゃった。

で、まずは先におにぎりから出てきた。以外としっかり混ぜ合わせてにぎったおにぎりだった。

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お、これはうまい。しっかり濃いくらいの塩気で味出ててしっかり発酵食品の風味あってダイナミックに「へしこ」が味わえるいいメニュ-。前に食べた「へしこ茶漬け」よりもへしこ感強いんじゃないかな。おいしくぺろりと食べちゃった。全然メインとして弱くないので焼うどんセットでも地元定食でもよかったかもと思えた。

そしてサイドメニューのソースカツ丼。

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あ、いやいや、これもおいしい福井のソースカツ丼。赤ワインの洋風感のあるソースでしっかり福井味でカツもうまかった。ナイス。

やっぱ腹ペコで来たとはいえ、昨日はうどんと蕎麦であっさり過ぎたとはいえ、さすがに朝にしてはボリュームあって満腹満腹。いい気分で店を出た。


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:飯 餐:魚 餐:揚 食:丼

湖北ほくほく亭

ファイル 3605-1.jpg長浜市西浅井町塩津浜の8号沿いにあるラーメン食堂。

道の駅の近くだけど少し町からは離れた場所で夜は真っ暗な中で一軒だけ明るく目立ってたので思わず寄って食事。この時間ではもう町に出ても飲み屋しかやってなさそうだったので助かった。

店内は広く悠々とテーブル席に着いた。

ファイル 3605-2.jpgメニューを見るとラーメンも色々あって「牛ホルモンラーメン」とか「ほくほくちゃんぽんメン」とか少し迷ったけど、店の看板にラーメンと焼肉とあって肉食べたかったので定食かなーと思いつつ「焼き肉丼」にしてみた。

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思った以上に甘め強い味付けだったけど美味しく食べられた。
でもやっぱ面白そうな麺類にしとけばよかったかな。

次また同じような感じで此処を通ることがあるか分からないけど、この時間のここらには普通に気軽に食事できる店があるとわかって収穫だった。

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タグ:食:丼 餐:肉

滋賀県立琵琶湖博物館

ファイル 3604-1.jpg草津市下物町にある博物館。

実は2007/5/10にも来てて、その時はブラックバスバーガーが目当てだったけど、とっくに販売終了してて空振りだった。そのころはまさかドライブ中に博物館の寄道とかありえねーと思っててチョイ食い目的だけったので退散しちゃったけど、最近はよく寄道するようになり、特にここだけはちゃんと行きたいと思い始めてた。
というのも、ここ、博物館といいながら水族館のエリアが充実しているらしく、琵琶湖にしかいない固有種とかたくさんみれるそうで、日本の淡水魚のメッカとでもいうべき所。
で、近年、ドライブで寄ろうかと思う機会がありつつも、月曜休みでダメじゃんと空振り続き。。今頃になってちゃんと曜日合わせてやっと来れた。

さて、駐車場から少し歩いて入館は4時苺前になってしまった。
でもまぁ博物館の一部だからミニ水族館くらいだろうと、一時間もあれば充分だろうと思って慌てずに進んだ。(完全に甘かった)

さすがに特別展示エリアまで見る気はなく通常チケットで入館。
さっそく「水族展示室」に進む。
廊下で繋がった別棟のようで、ますますミニ水族館くらいかとの確信と箱物的な簡素な展示かもとまで想像したけどアニハカランヤ。まず展示の水槽に一つ一つテーマのようなパネルがあって、飼育員の愛が溢れる興味深い解説で魚の特性や視点がわかりやすく、見やすい水槽が並んだ濃い水族館だった。

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「鰌、恍惚」「魚界のベジタリアン⁉」「どんこにキュンです。」「幸福を呼ぶ⁉ベンテンナマズ」等々、、「学芸員が見つけたよ!」というのは新種記録されたヨドゼゼラ。「チャットでお問い合わせ」は回答が長くて立体的だったり「置物ではないです」でヒキカエルもコミカルに。

細かく見た後の足元からの大きな水槽「内湖ヨシ原水槽」も気分いい。そしてその中で泳ぐ大きめのタナゴ「カネヒラ」が婚姻色で綺麗で目立ってた。

続いてトンネル水槽は水が抜かれていた。
今年の2月にオオナマズの大型水槽が破損して100トンの水が流出する事故があった後に点検したらこちらにも小さなヒビを発見したので水を抜いているそうだ。あら残念。
個人的には午前中に越前でトンネル水槽をくぐってきたトコなので、残念度は薄かった。

非難した「ビワコオオナマズ」は別の水槽でのんびりしてた。
ここら辺からは普通の水族館のテンションで「くらしの中の魚たち」琵琶湖固有種の魚の水槽が並んでて、全部写真撮ってたけどここには俯瞰でのだけにしとこうかな。特筆するとイワシの様に群れでクルクル回ってた「スズモロコ」が可愛かった。それと、自分が初めてルアーで釣りあげた魚「ハス」もいた。そっかこれも琵琶湖が原産なんだったっけ。

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外来種のコーナーもあったけど、ブラックバスは剥製標本だけだった。。そんな扱いなんだ。雷魚は大きいのが泳いでたのに。
一瞬クロダイかな?と思ったのはオヤニラミだった。こんな大きいのは初めて見た。一応国内外来種ということらしい。

川魚屋のコーナーもあって川魚料理が模型で並んでいた。この店はモデルがあって実際に琵琶湖の魚が並んでいるそうだ。「道の駅でも買えるから是非」とか書いてあった。(食べたばっかだけどね)

ちょこっと中庭に出ると川の流れを再現した水槽にアユが泳いでた。やけに小さいなと思ったけど、ああ、これが琵琶湖の大きくならない「コアユ」かな。鮎の禁漁の幟も立ってた。滋賀は8月下旬から禁漁なんだ。他の県はどうなんだろう。

中に入ると中流域のコーナー。大きな水槽の前で一生懸命に覗いてるカップルがいた。なんだろうと思って後から見たらオオサンショウウオ(交雑種)だった。オオサンショウウオは先月日光で存分に見てたから「なーんだ」って感じだった。

橋を渡って上流域のコーナー。イワナは「ナガレモンイワナ」という虫食い状の特殊斑紋のあるタイプ。希少なので滋賀県では捕獲禁止になっているそうだ。

なぜかその隣に水鳥コーナーがあってカイツブリがもぐりまくってた。これは下流域だよね。
そういえばイワナはともかくマス類といったらビワマスっていないの?それが見たかったんだけどなぁ、、とか思ってたら「海外の古代湖」のコーナーにいた。なぜ??(元はトンネル水槽にいて避難移動したんだそうだ)

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「今日のバイカル湖」とかあってリアルタイムのバイカル湖の水中を映すモニターもあった。
そして「バイカルアザラシ」。。世界一の古代湖にはアザラシまでいるのか。
逆にアフリカの古代湖のマラウイ湖なんかは綺麗な魚だらけでサンゴ礁のような熱帯感。あ、熱帯か。

そしてチョウザメでかっ!広い水槽を悠々と泳いでた。そして解説にも驚いた。昭和の初期までは北海道の川にも遡上して来てたそうだ!へー。それが河川工事で絶滅してしまったそうで。あらら。

あとはふれあいコーナーやマイクロアクアリウムなどあったけど、もう40分だったのでサーっと流して見て通過。時間足りなかった。。二周まわるつもりだったけどとんでもなかった。。

で、一応水族展示室以外もパーッとみておこうかなと上の階に上がってみた。

蘆原の入り口で烏丸半島周りの自然と小動物の紹介。うぉぉこれも面白そうだ。じっくり見たいところをサーっと流して進んだ。リアルな模型が多かったけど、カエルとカメとスッポンは実物で生きていた。すげぇ。

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そして農村の暮らしのコーナーでは民家が再現(移築?)されていた。懐かしいくらいの建物で、座敷にも上がれるけど、あがらすにサッとながめた。池にはコイがいて水路から水を取り込むところも水がちゃんと流れてた。

更には生き物コレクションのコーナー。ここは模型だけど琵琶湖の生き物が並んでて壮観。キノコの模型もよかった。うわぁちゃんと見たいけどもう50分。閉館10分前のアナウンス。悔しいけど展示室を出た。

この展示室がC展示室。まだAとBがあったようだ。全部見るなら丸一日コースか。。まぁとりあえず水族展示室はちゃんと見れたからOK。でもまたもう一度来たいなぁ。
とか思いつつロビーまで戻ると、売店はまだ開いてて見てるお客さんがたくさんいた。
自分も急ぎ足で見て廻って、自分用にTシャツと、土産用にハンドタオル、そして衝動買いでオオナマズのぬいぐるみとか買っちゃった。そして閉館ギリギリで館を出た。

駐車場の前の林を抜ける時、木々の合間から琵琶湖の先に沈まんとする夕日が見えた。
ああ、沈みそうだ、、と歩きつつ駐車場のトイレに寄ってたら、しっかり沈んでた。それでも烏丸半島の先っぽで琵琶湖は広く見えるので少し眺めた。琵琶湖大橋もよく見えた。

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そして車でゆっくり宿検索。周りの車もみんな出て気が付くと自分だけでガラーンとしてた。もっと日が長い時季に来てゆっくりしたかったなぁ。あ、いや、夏は暑くてたまらないか。暗くなってきてから出発した。


この日の日誌

タグ:動:魚 動:虫 動:鳥 動:獣 観:館 観:模 観:蛙 観:屋 観:橋 景:湖

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