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きたみ

ファイル 3613-1.jpg榛東村新井の県道が折れる交差点にあるラーメン店。

この向かいにあるのが村役場で、その先にあるのがお気に入りの日帰り温泉「榛東温泉ふれあい館」。前に道を間違えてこっちから廻って来ちゃった時に見かけてて気になってて、調べたら午後休みはなく半端な時間でも寄れそうなので、温泉の帰りに寄ろうと思ってて(忘れてたりもしつつ)今回来れた。
まぁ寒い季節でもないと風呂の後にラーメン食べようという気にはならないかもね。

ファイル 3613-2.jpg駐車場は広く悠々停めて店内に。
店はオープンなカウンターだけの小さな白い建物に、木目調の客室を追加建築でくっつけたような感じで、狭めの三角の客室はなんか手作り感というか屋台に付属する仮店舗みたいな雰囲気でわくわくした。

窓に向いたカウンター席に着くと窓から役場の裏の公園とそのずっと先の赤城山が見え、駐車場側には自分の車も見えて落ち着いた。

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食べたのは普通に「中華そば 醤油」おおおラーメンだ。
ナルトにホウレンソウにメンマにチャーシューという王道のトッピングはそれぞれちゃんとしてたし、チャルメラ屋台を思わせるような細麺で、汁もしっかりおいしい。忘れちゃいけない基本形。

ぺろりと平らげて大満足。風呂上がりでちょっと汗だく。
もう少し暗くなってからの方が雰囲気もよさそうに思ったけど、場所が場所だから遅い時間には来れないよね。。

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タグ:餐:ら

杉戸天然温泉 雅楽の湯

ファイル 3612-1.jpg杉戸町杉戸にある日帰り温泉施設。

日帰り湯の検索アプリで探して来てみた。
入浴料千円ちょっとオーバーなので、普段の自分ならパスだけど、いつもの道から丁度いいくらいの距離の場所だし、タオルバスタオルに館内着までセットだそうでゆっくりするならいいかと来てみた。

来たのは2時過ぎで駐車場も館内も混んでたけど、浴室は広く悠々入れた。湯はカーキ色に濁っていい感じの天然温泉。露天風呂も広く、他に比べて寝湯が多く、三ヶ所ほど移りながら寝転がってゆっくり入った。

一旦上がってXLの館内着を着てみたらキツかった。。
そして館内は休憩室も混んでたけど、食堂は空いてたのでゆったり食事。

ファイル 3612-2.jpgメニューでは「江戸時代に杉戸で食されていた伝統玉子料理を杉戸農業高校の生徒さんと一緒に現代風にアレンジしました」という「たまふわ杉農うどん御膳」というのがすんごく気になったけど、うどんがカレーということで躊躇。
冒険するべきか迷ったけど辛いのは苦手なので断念。

無難に埼玉県のブランド豚という「姫豚生姜焼き定食」にした。

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甘め濃い味の生姜ダレがたっぷり絡んだ大きめの豚バラ肉で、むしろご飯との食べるバランスが難しく思えるくらい味わえておいしかった。

ゆっくりしておちついたトコで、再度入浴。また少し寝転がった。
夕方になると浴室も混んできた気がしたのでほどほどで出た。
三時間ほどゆっくりできた。いい風呂だった。館内着だけもう少し余裕があればまた来たいと思えるんだけどなぁ。
 
 
 
と、この11月の点景は3点だけだった。
作業が溜まってるから消極的だったとはいえ過去最少タイ。
前の3点だけの月は事故って半分以上ドライブしてない月だから実質今月が最少。
別に無理して寄道する必要はないけど、作業の為に行動を抑えるのは本末転倒なので、あまり好ましくはないなぁ。

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タグ:楽:湯 食:定 餐:肉

魚平食堂

ファイル 3611-1.jpg香取市小見川の県道沿いにある海鮮食堂。

手前で検索して来てみた。
思えば小見川って色々食事で寄ってて、ラーメンとか親子丼とかクレープとか、、カレー焼きそばなんてのもあったっけ、、二回くらい寄ってる店もあるけどなかなか定番化はしずらく、まーだ他にも何かありそうな気がしてる。
で、今回は魚料理。いや、魚なら銚子まで行った方がいいだろうと思いそうな場所ではあるけど、それだけに評判いい店なら間違いなさそうにも思える。

店は小見川駅の近くで何度も通ってる所だけど、店は調べてないとなかなか入れないもんだよね。来たらすぐ分かって、通りの斜め向かいの駐車場もすぐわかって停められた。

店の入口の黒板には「本日海鮮丼はありません」とあった。。えー。 でもまぁ折角だからいいかと店に入った。

ファイル 3611-2.jpg中は厨房と客室の間の廊下で少し座って待たされた。
メニューは黒板ボードに書かれてて、○○+刺身というのが十種くらいで、ケチるつもりはなかったけどあまり安価ではなかった。
金目鯛姿煮はやっぱたじろいで、鯛西京焼きくらいにしておこうと思ったけど、注文聞かれてアジフライ+刺身と少し安めのメニューでケチってしまった。
小さいなぁ自分。。

とか思ったけど、客室のテーブル席に着いてまた少し待って出てきた「アジフライ+刺身」の定食はでかかった。アジの骨がドンと立ってた。アジ丸ごとで身のフライも十字に絡むように配されてインパクト大のアジフライだった。

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ほくほくフルフルの身のフライはうまかった。
骨は飾りだったのかな、ポリポリとは食べれなかったけど、鰭と脇はおいしく楽しめた。
そして刺身はこれサワラでしょ。独特な脂の味だからすぐわかった。サワラは大好きだから大喜び。千葉のサワラは冬なのでそろそろ旬かな。おいしかった。
そして汁は味噌じゃなくて吸物で、トロトロのカブが入ってておいしかった。
ゆっくり楽しんで食べられていい食事だった。

なんか隣りのテーブルの女性四人の客が賑やかで、量の多さに驚いたりして「食べきれない―」とパックもらって詰めてた。
聞き耳立ててたわけではないけど、会話全部聞こえちゃって、なんか楽しそうだった。
で、このあとはお風呂に行くそうで、検索してどこがいいか話し合ってて「佐倉のスミレっていう所が凄く良かった」と中心ポイ人が言ってそこに行くようだった。ここから佐倉かよ、、佐原と佐倉まちがえてたりして、、とか思いつつ、自分もその佐倉の風呂行ってみようかなと思った。今日じゃないけどね。

ふだんは周りの人の会話なんか全然耳に入れないし、ましてやそんなとこから情報を得たりなんて事は無かったので、珍しいなと思った。

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タグ:餐:魚 食:定 楽:話

城の湯 やすらぎの里

ファイル 3610-1.jpg矢板市川崎反町にある日帰り湯施設。

川崎城跡の山の脇にある温泉で、市民会館のような雰囲気の施設だけど、広い露店風呂はその小山の森を見ながら入れて気分よく、無色の湯もいい感じでお気に入り。上河内の温泉よりは空いてるしね。少し遠いいのでまだ今回で二度目。

ゆーっくり浸かって蕩けた。

ファイル 3610-2.jpgそして風呂あがってから食堂で食事。
点景作業溜まりまくってるからもう普通の食事でいいや、、とか思ってたけど、なんか「矢板ラーメン」というのがおススメとあって面白そうだったのでそれにした。

他にも「おしらじ塩冷やしめん」というのがあって更に面白そうだったけど、さすがに冷たい麵に触手伸びる季節じゃないからそれはまた今度。

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「矢板ラーメン」はネギニラ入りの麵だそうだけど、見た目恐ろしく普通。。でも啜ってみたら、普通においしい醤油ラーメンで、ああそういえばニラの風味かな?て感じも少しはしていい感じ。こういうところのラーメンにしてはぜんぜん普通においしかった。ナイス。

や手湯上りは少しのんびり散歩。館の裏の山の「歴史と憩いの森」というトコに進んでみたけど、MTBの練習場だった。。歴史は?憩いは?

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その向かい側は川崎城跡に続く山。ここら辺も城だったのかな?城の湯っていうくらいだからね。
そこには「川崎神社」というのがあった。案内には奈良時代からある神社とあったので行ってみようかと思ったけど、まっすぐな参道はパッと見長くもうすっかり日陰で雰囲気よくなかったのでやめた。
ラーメンがうまかったからって無理にネタを足そうとしなくてもいいのにね。

そんな感じでちょろっと歩いて車に戻った。
実は駐車場の手前の西日の川の感じが一番雰囲気よかったんだけど、いい写真無くて割愛。へんなあやしい裏山の入り口だけの点景になってしまったw

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タグ:餐:ら 楽:湯 景:森 観:宮

中華そば 青葉 東大和店

ファイル 3609-1.jpg東大和市清水の都道沿いにあるラーメン店。

中野が本店で関東に20店舗近くあるチェーン店。
青梅街道を進んでてこの「青葉」の看板を手前で見かけて、東京で東京のチェーン店ならドライブ的にもアリじゃないかと寄ろうと思った。

でも青葉は町中やモールの店舗が多いイメージで、街道沿いとはいえ駐車場大丈夫かな、、と不安に思ってはいたけど、対向のこっち車線側にもちゃんと駐車場があって無事停められた。ナイス。

そういえば青葉は、なんとなく耳にも目にもするメジャーな店だけど、入ったのは確か2004のGWに入院してた義弟の見舞いがてら飯田橋店に入って以来なので、どんなラーメンだか全然憶えてなかった。。

けど、席着いてメニュー見たら中華そばとつけ麺しかなかったので迷うこともなく楽にオーダー。

で、中華そば。
今どきにしては珍しくなるとが乗ったスタンダードな見た目で、もちっそしてそうな麺もそのまま見えててバッチリだった。(割りと汁に沈んで麺が見えてないラーメンは多く、少し穿ってアップ写真撮る事が多い)

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さて味は、すっきり醤油でも豚骨醤油でもない丁度いい醤油ラーメン(動物系と魚和風系のダブルスープだそうだ)ああこういう感じだったっけ。素直に汁も麺もおいしくペロリと完食。
ああ、これは青梅街道で帰るたびに寄ってもいいなと思えた。

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タグ:餐:ら

旧平田家住宅

ファイル 3608-1.jpg北杜市小淵沢町にある古民家。

国重要文化財ということで、前に通過した時に気になってたのを赤信号の交差点で気付いて気まぐれで立ち寄った。

敷地内の駐車場前にある郷土資料館が受付になってて、210円の入館料でガイドが付いた。なんとも親切なありがたいスポット。
屋根の断面が覗ける模型も細かくしっかり作れていた。

この平田家というのは武田信玄の家臣の末裔だそうで、合戦で武功を上げたそうで、ああそれで信玄と謙信の対決の像があるのね。
その駐車場と資料館からは一階分上の段に屋敷があって階段を上った。

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近くで見るとまるで裏のような勝手口のような入り口しかない平らな長方形の屋敷で、今日は風が強いからと戸は半開きにしてて中は真っ暗。あぁでも古民家ってこんな感じかも。

屋敷は六割以上土間で、厩が片側にあって曲がらずにそのままワンフロアなので相当馬のニオイしただろうなぁと思った。今はワラで作った馬があるだけだから全然くさくないけど。

囲炉裏の火も消されていたけど、普段は屋根の強度維持の為に閉館までずっと点けてるんだそうだ。「今日は風が強かったものでごめんなさいね」だそうだ。

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と、いろいろ説明してもらってたトコで、後からの観覧客も来て、もう一回ガイドを最初からリピートになった。気にして謝られたけど「急いでないからいいですよ」と返した。その分ゆっくり天井を見たりできた。

そして反対側から外に出てみると、あ、こっちが表だった。
でもなんで日陰側が表なんだろうと思ったら、「この地域では東の金峰山を信仰していたのでそっちに向かって家を建て」てたんだそうだ。そういうもんなんだ。
表側は少し広さがあったので下がって全体が納まる堂々した姿が写真に撮れた。うーんすごい藁葺だよなぁ。

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後から来た客は感激しつつササっと帰っていったので、また女性のガイドさんとマンツーマンになった。
「いろいろ古民家に立寄ったりするけど、ここまで土間がメインのお屋敷もめずらしいですね」とか「それにしても凄い屋根と柱ですね」という話して屋根の吹き替えの話や木材の話などを聞き、栗の柱と聞いて栗の話になったりして、ガイドさんは「お客さんの話の方が専門的なことが多くて日々勉強になります」と逆に感心されて、いえいえ自分なんか全然浅くてと気恥ずかしかった。

そしてこのスポットはJR小淵沢駅から歩いてこれる所なので、小海線と中央線の乗り継ぎ時間で来られる人が多く、来るときは下り坂だから早いけど戻るのは上り坂だからと時間を気にしてササッと帰られる人が多いそうだ。「ゆっくり見てゆっくりお話できるお客さんは嬉しい」とか言われていい気になって、色々話しちゃった。

前に長坂の焼そばを食べに寄った後に前の道を通って気になってて今日やっと来れた、という話をしたら「長坂に焼きそばの店なんてあるんですか?」と返されてびっくり。テレビでも出てたしネットでも見かけるので有名だと思ってたけど、意外と地元の人は知らないもんなのかな。隣りの駅なのになぁ。
「やっぱり勉強になります」とまた言われつつ、気をよくしつつ、ある程度の所で遠慮して「どうもありがとうございました」と礼を言い階段を下りた。

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タグ:観:屋 観:重 観:模 観:具 楽:話

高遠城址公園

ファイル 3607-1.jpg伊那市高遠町西高遠にある城跡の公園。

昼前で、たまには高遠そばっていうのを食べてみようかと思ってたけどいざ高遠に来てみたらどこらへんの店がいいかわからず、それよりもたまには高遠城に行ってみようか。。と来てみた。
ちょっと逃げではあるけど、こちらも毎度毎度次こそはと通過してたスポットなので、昼前で時間に余裕あって天気のイイ今日みたいな日に足が向いてよかった。
ましてや丁度「もみじ祭り」の期間のようでタイムリー。いや逆に混んでるかも、、と思いつつ、進むと駐車場は広く悠々停められた。

駐車場から城址への階段の前にはゲートと料金所があったけど「無料」だった。以前は有料だったのかな、、(桜の時季だけ有料になるらしい)

そして脇には「信州そば発祥の地」という幟が立っていたので、ひょっとしたら此処で高遠そば食べられるかも!と気分沸いて階段を上れた。
で、階段を登りきると「もみじ祭り」の幟の間に「高遠そば」の幟もあって確信した。やっぱ紅葉より蕎麦だよねー(いやそれより城だろ)

その上がった所はニノ丸跡。完全に葉が落ちた桜の木の合間にモミジがある感じで集中した感じではなかったけど、いい感じに色づいてた。

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そしてその二の丸の奥にある建物に進んでみたら、入り口に「高遠そばまつり会場」とか出てた。え、そば祭りだったっけ!ラッキーと入ってみた。

建物は「高遠閣」という昭和11年(1936)築の文化会館。下足してあがってすぐに受付、蕎麦の券を購入。この券を買うのは並ばなかったけど、そのあと番号呼ばれるまで待機なのでロビーは人だらけで、しばらく時間かかった。
高遠城の鳥観図イラストを眺めたりして待った。建物の奥の廊下を覗くと横の部屋で四五人体制で蕎麦を打ってるのが見えた。正に打ち立てだ。

17分ほどで番号呼ばれて蕎麦受け取って(いつぞやの関東でのそば祭りに比べたら全然早かった)、階段上がって二階の広間が食べる所。テーブルはびっしりではないけど意外と満席ではなくて窓際のおひとり様用っぽい席とか好きに選べて悠々と食べられた。

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食べた高遠そばは、特別な個性とかあるわけではない素直なそばで、しっかりしてツルツル啜れて蕎麦の風味満点のおいしい蕎麦。薬味の大根おろし入れたら辛かったけど美味しく食べれた。(この辛み大根を入れるのが「辛つゆそば」という高遠のスタイルだったそうだ)
ホントいつもそば食べると思うことだけど、やっぱり大盛りにしとけばよかった。。ぺろりと食べて秒で食べ終わってしまった。

さて、おいしい蕎麦で満足したとこで、じゃあついでに城も見て歩くかなと、、いやいや逆逆、それが目的だってばよ。

テント四つの特産品売り場を抜けて、その裏の菊花まつりコーナーも見て抜けて、「桜雲橋」で掘割を渡ると「問屋門」という門があった。これは城下の問屋役所にあった門だそうだ。

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門の先が「本丸跡」。ここにあった大きなモミジが一番赤くて鮮やかだった。じっくり紅葉を感じて真赤な枝葉の下をくぐった。

崖側の端には「太鼓櫓」があった。これは明治の廃城後に対面の山に造られた鼓楼を、公園化してすぐの明治10年(1877)に現在地に移設して昭和初期まで時の太鼓を打ってたものそうだ。形は廃城前の城内にあったという鼓楼と同じなのかな?シンプルな形だしね。
あれ?そういえば国道の交差点にも同じような太鼓櫓があったよな。あれはなんだ。(これの3分の2の縮尺レプリカで平成22年に商店街入口のモニュメントとして建てたものだそうだ)

この本丸からの眺めは良く、中央アルプスの木曽山脈がよく見えた。けど手前の城下の高遠市街は枝に隠れてよく見えてなかった。
北方向に見ると覗けたのはすぐ下の広い駐車場だった。

さて、また掘割を覗きながら土橋を渡ると「南曲輪」、ここもやっぱり葉の落ちた木の中に赤いモミジが立ってて、人も少ないので陽光と紅葉を見上げながらゆっくり歩けた。往時は庭園があって中央に池があった曲輪だそうだ。

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そして次の掘割は「白兎橋」。この橋にかかるモミジの日蔭の感じがとても良くて、個人的に一番綺麗に感じた場所。紅葉はまだ少し早いくらいのやや緑まじりの色づきだけに赤い葉が引き立ってたし、緑黄橙赤のグラデーションな感じも良かった。

橋を渡ると「法幢院曲輪」。戦国時代にはお寺があったという曲輪で江戸時代になると一般に人もお参りできるようにと城外に移ったとか。
ここに南口ゲートがあって折り返し。ゲートからは美術館が見えた。眺めは本丸よりも市街が近く建物も少し見えた。

南曲輪に戻って途中で東に折れてみた。二の丸に渡る土橋からは堀にある池が覗けた。この池は桜の咲く頃には見上げる桜や池に映る桜、また散った桜でいっぱいの水面とか最高の映えスポットらしいけど、秋はひっそりとしてて日が陰ったタイミングだったのもあってパッとせず下りる気にはならなかった。

そして裏からの二の丸は、桜の木だらけでモミジは小さく、日が陰っててこともあってさびしい感じだった。やっぱり基本的には桜の季節がメインの城址公園なんだね。桜の時にも来てみたいよなぁ。
「高遠閣」の前の販売テントに来ると賑やかでほっとした。

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そして最初に気になってたローメンのテントで「焼きそば風ローメン」を買って、あいてるベンチ探して食べた。
ああローメンだわ。本物のローメンの麺で、食べやすくおいしかった。肉がブタなのが残念だけど(くさいくらいのマトンが好きなのに)伊那の名物まで味わえて大満足。

さて、これで城跡公園内はひとまわり。でも駐車場のゲートには戻らずに北口ゲートから前の道に出た。
この空堀の前の道の右手は三の丸跡なんだそうだ。坂を下ると途中に「進徳館」というのがあった。石段を上って門をくぐった。

この「進徳館」は高遠藩の藩校で万延元年(1860)の創設。建物や門は当時の現存物で、城内で唯一そのまま残った建築物。茅葺屋根で堂々としていた。
上には上がれなかったっけど、裏のエンガワまでふすまが開かれててよく見えた。ボタン式の音声ガイドとか押して一人でゆっくり聞いて歩き回った。

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また前の坂道を下ると三の丸跡の先の方にある広場に「伝、高遠城大手門」というのがあった。
「伝」って、そう言われてるけど怪しいってこと?見た目ボロボロで傾いてた。。説明には高遠高校の正門として使われてたとあった。往時は門櫓だった筈の大手門は、切り詰められて普通の門として使用されていたようだ。とはいえ、城址公園の外のこんなところに修繕もされずに放置されているのはどうかと思うが、、
(それはそうとこの門についてる丸いの。イイヨネ)

そして駐車場に戻った。
この広い駐車場は奥の半分が「勘助曲輪」で中央部に堀があり、入口側は武家屋敷だったそうだ。
「勘助曲輪」は築城当時には無く大手門を東から西に移した時に造成したとあった。
んー。ファンタジー要素の強い山本勘助の名を冠した曲輪。なんか怪しいなぁ。と、邪推のタネを土産に出発した。

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タグ:観:城 観:門 観:楼 観:園 観:建 観:発 景:山 景:季 植:樹 餐:麺 餐:焼

御菓子処 川上屋 手賀野店

ファイル 3606-1.jpg中津川市本町の19号沿いにある和菓子店。

まさか朝の8時半で開いてる店があるとは思わなかった。さすが中津川、名物の栗きんとんの時季は違うのかな。と、思いきや、この店は通年8時からの営業だそうだ。。和菓子屋って朝早かったんだ。

まぁ他の町では朝早くからやっていようが和菓子屋に寄るなんてことはまずないだろうけど、中津川だけは別。栗きんとんのおいしさを知ってしまっては寄らざるを得ない。

車を停めて店に入ると、暖簾には創業元治元年とあった。幕末ですねぇ。歴史ですねぇ。(本店は市街の中津川宿の昔からの場所にあるそうだ)

そして、もちろん自分用に買う「栗きんとん」が目的だけど、できれば日持ちがする(来週会う推しにお土産にできそうなくらいの)もので栗きんとんぽさもある商品とかないかなぁ、、と広い店内の長いショーケースを見た。

そしたら若い女性の店員さんが声をかけてくれて「それでしたらこちらを」と、「嬉しの栗」という一週間くらいもつ商品を薦められた。煮炊いた栗に栗きんとんをまぶしたものだそうで、栗きんとん感バッチリだそうだ。
それではそれをひと箱と自分の味見用に一つ買おうかなと思った。。けど、なんか他のも気になって個装のひとつは「苗木城伝説」というのを買ってしまった。(もちろん栗きんとんも)

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「お包みしますので少々お待ちください」というのが意外と長くて、奥から作りたてのものを詰めてくれてたのかな?店内を見てまわってたら、菓子で作られてるというカッコイイ龍「蟠龍」というのが大きなガラスケースに入って飾られてた。「赤壁城伝説の龍」とあり、その伝説が書かれてた。

なんでも中津川の苗木城は城下の木曽川に住み着いた蟠龍に守られてたそうで、城の壁を白くするたびに白色が嫌いな龍に壁を崩されてたとか(守ってないじゃんw)。なので苗木城は日本で唯一の赤壁の城だったそうな。
へええ、そんな城あったんだ。後で行ってみようかなーっとか思った。

そして商品が纏まって購入。店内に囲炉裏のような座席があって、そちらで食べててもいいそうなので、座ってちょこっと味見。
窓からは南っ先の根の上高原の山が見え、自分の車も覗けた。

で、まずはもう待ちきれない「栗きんとん」

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んーん-んー これこれ!
もうホント栗以上に栗。これぞ栗。やっぱうんまいわ。

今日はこれ、自分用に6個も買ったので、たーっぷりゆーっくり味わう栗の一日にしようとほくそ笑んだ。

そしてお試しに買ってみた「苗木城伝説」
栗きんとんを餅で包んだ逸品。

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おおおおおおお
これはこれは。餅だわ。栗きんとんだわ。
なんだこの贅沢なモチモチの柔らかさの中の充実は。ニヤニヤが止まらない。

こちらは四日くらいの日持ちだそうで、帰ってからの自分用に買って帰ろうかとも思ったけど、そんなに食べて味に慣れちゃっても面白くないなと自重。中津川でこその味わいとした。

いやぁ朝から満足。実は店あいてるなんて思ってなかったから、道の駅で少し時間潰そうかとか考えてたんだよね。
そして、味わって満足で、さっき興味持ったばかりの苗木城もすっかり忘れて、あー中津川は最高だわーとニコニコで出発した。(城跡はまた今度ね。凄いいいトコっぽいし)

あ、ちなみに
翌週に持って行って推しに渡した「嬉しの栗」も大好評で、ご家族で味わってもらえたかなと思いきや「おいしかったからもう全部自分だけで食べちゃった」そうだw
この推しには一昨年に行く途中で買えた「栗きんとん」をあげてて大好評だったので、本当はそっちをあげたい気持ちいっぱいだったんだけど、「嬉しの栗」も凄く良かったそうでよかったよかった。(そっちもひとつ味見用に買って自分も食べとけばよかった。。)

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タグ:餐:菓 餐:果 観:模 観:伝 楽:買

湖北ほくほく亭

ファイル 3605-1.jpg長浜市西浅井町塩津浜の8号沿いにあるラーメン食堂。

道の駅の近くだけど少し町からは離れた場所で夜は真っ暗な中で一軒だけ明るく目立ってたので思わず寄って食事。この時間ではもう町に出ても飲み屋しかやってなさそうだったので助かった。

店内は広く悠々とテーブル席に着いた。

ファイル 3605-2.jpgメニューを見るとラーメンも色々あって「牛ホルモンラーメン」とか「ほくほくちゃんぽんメン」とか少し迷ったけど、店の看板にラーメンと焼肉とあって肉食べたかったので定食かなーと思いつつ「焼き肉丼」にしてみた。

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思った以上に甘め強い味付けだったけど美味しく食べられた。
でもやっぱ面白そうな麺類にしとけばよかったかな。

次また同じような感じで此処を通ることがあるか分からないけど、この時間のここらには普通に気軽に食事できる店があるとわかって収穫だった。

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タグ:食:丼 餐:肉

滋賀県立琵琶湖博物館

ファイル 3604-1.jpg草津市下物町にある博物館。

実は2007/5/10にも来てて、その時はブラックバスバーガーが目当てだったけど、とっくに販売終了してて空振りだった。そのころはまさかドライブ中に博物館の寄道とかありえねーと思っててチョイ食い目的だけったので退散しちゃったけど、最近はよく寄道するようになり、特にここだけはちゃんと行きたいと思い始めてた。
というのも、ここ、博物館といいながら水族館のエリアが充実しているらしく、琵琶湖にしかいない固有種とかたくさんみれるそうで、日本の淡水魚のメッカとでもいうべき所。
で、近年、ドライブで寄ろうかと思う機会がありつつも、月曜休みでダメじゃんと空振り続き。。今頃になってちゃんと曜日合わせてやっと来れた。

さて、駐車場から少し歩いて入館は4時苺前になってしまった。
でもまぁ博物館の一部だからミニ水族館くらいだろうと、一時間もあれば充分だろうと思って慌てずに進んだ。(完全に甘かった)

さすがに特別展示エリアまで見る気はなく通常チケットで入館。
さっそく「水族展示室」に進む。
廊下で繋がった別棟のようで、ますますミニ水族館くらいかとの確信と箱物的な簡素な展示かもとまで想像したけどアニハカランヤ。まず展示の水槽に一つ一つテーマのようなパネルがあって、飼育員の愛が溢れる興味深い解説で魚の特性や視点がわかりやすく、見やすい水槽が並んだ濃い水族館だった。

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「鰌、恍惚」「魚界のベジタリアン⁉」「どんこにキュンです。」「幸福を呼ぶ⁉ベンテンナマズ」等々、、「学芸員が見つけたよ!」というのは新種記録されたヨドゼゼラ。「チャットでお問い合わせ」は回答が長くて立体的だったり「置物ではないです」でヒキカエルもコミカルに。

細かく見た後の足元からの大きな水槽「内湖ヨシ原水槽」も気分いい。そしてその中で泳ぐ大きめのタナゴ「カネヒラ」が婚姻色で綺麗で目立ってた。

続いてトンネル水槽は水が抜かれていた。
今年の2月にオオナマズの大型水槽が破損して100トンの水が流出する事故があった後に点検したらこちらにも小さなヒビを発見したので水を抜いているそうだ。あら残念。
個人的には午前中に越前でトンネル水槽をくぐってきたトコなので、残念度は薄かった。

非難した「ビワコオオナマズ」は別の水槽でのんびりしてた。
ここら辺からは普通の水族館のテンションで「くらしの中の魚たち」琵琶湖固有種の魚の水槽が並んでて、全部写真撮ってたけどここには俯瞰でのだけにしとこうかな。特筆するとイワシの様に群れでクルクル回ってた「スズモロコ」が可愛かった。それと、自分が初めてルアーで釣りあげた魚「ハス」もいた。そっかこれも琵琶湖が原産なんだったっけ。

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外来種のコーナーもあったけど、ブラックバスは剥製標本だけだった。。そんな扱いなんだ。雷魚は大きいのが泳いでたのに。
一瞬クロダイかな?と思ったのはオヤニラミだった。こんな大きいのは初めて見た。一応国内外来種ということらしい。

川魚屋のコーナーもあって川魚料理が模型で並んでいた。この店はモデルがあって実際に琵琶湖の魚が並んでいるそうだ。「道の駅でも買えるから是非」とか書いてあった。(食べたばっかだけどね)

ちょこっと中庭に出ると川の流れを再現した水槽にアユが泳いでた。やけに小さいなと思ったけど、ああ、これが琵琶湖の大きくならない「コアユ」かな。鮎の禁漁の幟も立ってた。滋賀は8月下旬から禁漁なんだ。他の県はどうなんだろう。

中に入ると中流域のコーナー。大きな水槽の前で一生懸命に覗いてるカップルがいた。なんだろうと思って後から見たらオオサンショウウオ(交雑種)だった。オオサンショウウオは先月日光で存分に見てたから「なーんだ」って感じだった。

橋を渡って上流域のコーナー。イワナは「ナガレモンイワナ」という虫食い状の特殊斑紋のあるタイプ。希少なので滋賀県では捕獲禁止になっているそうだ。

なぜかその隣に水鳥コーナーがあってカイツブリがもぐりまくってた。これは下流域だよね。
そういえばイワナはともかくマス類といったらビワマスっていないの?それが見たかったんだけどなぁ、、とか思ってたら「海外の古代湖」のコーナーにいた。なぜ??(元はトンネル水槽にいて避難移動したんだそうだ)

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「今日のバイカル湖」とかあってリアルタイムのバイカル湖の水中を映すモニターもあった。
そして「バイカルアザラシ」。。世界一の古代湖にはアザラシまでいるのか。
逆にアフリカの古代湖のマラウイ湖なんかは綺麗な魚だらけでサンゴ礁のような熱帯感。あ、熱帯か。

そしてチョウザメでかっ!広い水槽を悠々と泳いでた。そして解説にも驚いた。昭和の初期までは北海道の川にも遡上して来てたそうだ!へー。それが河川工事で絶滅してしまったそうで。あらら。

あとはふれあいコーナーやマイクロアクアリウムなどあったけど、もう40分だったのでサーっと流して見て通過。時間足りなかった。。二周まわるつもりだったけどとんでもなかった。。

で、一応水族展示室以外もパーッとみておこうかなと上の階に上がってみた。

蘆原の入り口で烏丸半島周りの自然と小動物の紹介。うぉぉこれも面白そうだ。じっくり見たいところをサーっと流して進んだ。リアルな模型が多かったけど、カエルとカメとスッポンは実物で生きていた。すげぇ。

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そして農村の暮らしのコーナーでは民家が再現(移築?)されていた。懐かしいくらいの建物で、座敷にも上がれるけど、あがらすにサッとながめた。池にはコイがいて水路から水を取り込むところも水がちゃんと流れてた。

更には生き物コレクションのコーナー。ここは模型だけど琵琶湖の生き物が並んでて壮観。キノコの模型もよかった。うわぁちゃんと見たいけどもう50分。閉館10分前のアナウンス。悔しいけど展示室を出た。

この展示室がC展示室。まだAとBがあったようだ。全部見るなら丸一日コースか。。まぁとりあえず水族展示室はちゃんと見れたからOK。でもまたもう一度来たいなぁ。
とか思いつつロビーまで戻ると、売店はまだ開いてて見てるお客さんがたくさんいた。
自分も急ぎ足で見て廻って、自分用にTシャツと、土産用にハンドタオル、そして衝動買いでオオナマズのぬいぐるみとか買っちゃった。そして閉館ギリギリで館を出た。

駐車場の前の林を抜ける時、木々の合間から琵琶湖の先に沈まんとする夕日が見えた。
ああ、沈みそうだ、、と歩きつつ駐車場のトイレに寄ってたら、しっかり沈んでた。それでも烏丸半島の先っぽで琵琶湖は広く見えるので少し眺めた。琵琶湖大橋もよく見えた。

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そして車でゆっくり宿検索。周りの車もみんな出て気が付くと自分だけでガラーンとしてた。もっと日が長い時季に来てゆっくりしたかったなぁ。あ、いや、夏は暑くてたまらないか。暗くなってきてから出発した。


この日の日誌

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