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龍野西SA

ファイル 3833-1.jpgたつの市揖西町土師東山の山陰道にあるサービスエリア。

手前のPAが松屋と松の屋だったので寄らずに通過してて腹ペコ。
さすがにサービスエリアならちゃんとした食事できるだろうと期待して寄った。

まぁたまーにしょっぱいSAもあるにはあるけど、ここはちゃんとした普通なSAで、しっかりフードコートな食堂でメニューもたくさんだった。

で、やっぱり地名を冠したご当地系メニューがそそる。「たつの新宮ネギラーメン」「龍野醤油チャーシュー麺」「赤穂塩ラーメン」とか惹かれたけど、そういえば今日は朝からラーメン食べて、昼そば食べて、おやつにタンメン食べて、、麺類ばっかやん。
ってわけでご飯もの。「赤穂塩から揚げ定食」も気になったけど、加古川名物の「かつめし」にした。加古川は県内とはいえちょっと遠いいけど、から揚げは普通っぽいからね。

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かつめしはデミグラスソースのかかった牛カツのライス。ん?あれ?おやおや?
これトンカツじゃん。。
加古川は遠いいから仕方ないか、、そこまでこだわる人もいないのかな?
まぁおいしいけどね。ちょっと力抜けた。

あー「赤穂塩から揚げ定食」にしとけばよかったかなぁ。これから赤穂に行くわけだし。
なんかくやしいなー

ってわけで、腹は満ちたけど気持ちなんか満たされなかったので、食後に店をみてまわって赤穂の塩つぶあんの塩大福を購入。んーなんかよそでも見たようなパッケージだなーとか思ったけど、ちゃんとここ「龍野西サービスエリア限定」とあったし外には幟も立ってた。

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車で食べた。んーまぁうまい。塩きいてあんこもいい感じ。でも赤穂の塩だからうまいのかどうかは正直分からず、まぁ思い込みかね。
きっと塩から揚げにしてても、まぁうまいけど、、と思ったのかなと思って納得した。

っていうかなんか今日は麺だけじゃなくて和菓子も続けて食べてたねー。


この日の日誌

タグ:餐:揚 餐:飯 餐:菓 観:P

岐阜タンメン 21号茜部店

ファイル 3832-1.jpg岐阜市茜部菱野の21号沿いにあるタンメン専門店。

前々から気にはなってた岐阜のソウルフード的名物「岐阜タンメン」だけど、似たように「○○タンメン」と地名の入ったチェーンのタンメン店を関東の方でも見かけてて、幾つか行ったことあって、こんな感じかと知った気でいたので、とくべつ岐阜で行ってみようと強くは思ってなかったんだけど、そんな店が増えてもなお「岐阜」だけはウェブで記事になってたりして少しは違うのかも?と思えてた。
でもやっぱうちの方から行くと岐阜は、もう少し進めば滋賀で近江ちゃんぽんが食べれるので通過しがちで、帰りは朝方が殆どだったのでやっぱり寄る機会は無かった。

それが、今日はたまたま昼にもりそばという軽い食事で、それ以降も栗きんとんというそれぞれうまいけど腹にはたまらない食事で、こんな時間ながら空腹でどこかで食事したい気満々だった。
そんな中、各務原で対向車側に「岐阜タンメン」の店をみかけて通過、あー引き返せばよかったかなー、と思ってたら岐阜ではこっち車線にあったので逃さず来店。半端な時間だけに駐車場もスンナリ停められたし席にもつけた。ナイス。

席は厨房の覗ける二人用くらいのボックス席で窓から車が見えて落ち着いた。

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まず壁には岐阜タンメンの由緒案内説明もあり情報量多くて面白かった。
メニューは貼紙にあって、基本は岐阜タンメンだけで、それに半ちゃんなどのセットやトッピングを選ぶという岐阜タンメン専門店。まずは普通に岐阜タンメンだけをたのんでみた。そして辛さも5~1までと「辛さなし」を選べる有難さ、辛いの苦手なのでもちろん「辛さなし」。これで辛かったらけちょんけちょんに書いてやるwと安心しきって、説明読みながら待った。

で、出てきた岐阜タンメンはプレーンだけに思ったほどの野菜の量ではなくあっさりした街角中華のような印象だった。

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食べたら感激。これはうまい。
驚いた。やや甘めで酸味の効いた豚がらスープのおいしさにうなった。そしてストレートな麵も啜りやすくいい感じ、野菜も肉も邪魔じゃないくらいの量で理想的。これは売れるわけだわ。
想像してたのは熱すぎてなかなか食べられない白菜が邪魔なくらいの野菜と油で強めの味の極端な前記のチェーンタンメン。いやいや全然違ってた!失礼仕った。
なんていうか酸味が平塚を思い出させてこれぞタンメン。そして近江ちゃんぽんの汁にも負けないうまさで西行きドライブではどちらを選ぶか今後迷いそうな嬉しい予感。

汁を大切に飲み干してどんぶりの底の「ありがとうございます」の文字に「こちらこそごちそうさま」と返したいくらいのいい気分で店を出た。

岐阜タンメンいいね! もっと早く食べてればよかった。

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タグ:餐:ら

すや 西木

ファイル 3831-1.jpg中津川市中津川の19号沿いにある和菓子屋。

もう秋の岐阜と言えば中津川の栗きんとん。すっかり大好物になって、毎度西行きで買って行く土産で推しにも好評なので今回もこれ目的で中央ルートをまわってきた次第。

そして、毎回違う店の栗きんとんをためしてみてたので、今回はこの「すや」さん。去年寄った「川上屋」と二大老舗とされる店でこちらの方が元祖なのかな。
共に国道沿いにあるのは支店で本店は市街にあるんだけど、そうとは思えぬ立派な店舗で若干腰引けた。。

店内も厳かな感じで、商品もメインの栗きんとん以外はほとんどなくショーケースに優雅に配されてた。
まずお土産には奮発して10個入りと、それ以外にバラで買ったんだけど、バラの方が単価やすいのは箱が立派だからなのかな。恐れ入った。

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店内にあったテーブルでバラで買ったのを食べて行こうかと思ったけど、やっぱちょっと落ち着かないのでやめて店を出た。

店の横には庭のような茂みが紅葉っぽくイイ感じで通り抜けつつ、その先にあった店がやってる甘味処を見てみた。けど、栗っぽいメニューはなさそうなので入らずに車に戻った。

そして車でさっそくバラのをひとつ開けて食べた。

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んん-やっぱ栗きんとん最高。
何となくの感覚だけど、ここのが一番甘さが強くて濃いように思えた。並べて食べ比べてるわけではないので印象でしかないんだけど。
店の雰囲気からもっと素朴な感じかと思ったので意外だった。


ちなみに今回の自分用のバラは2個だけ。あとは推し以外のみんなへのお土産。「甘いの苦手の人は遠慮なく遠慮してね、自分で食べるから」と言って渡したけど、みんなおいしく食べていただけて良かった。
(一人だけ随分と遅れてきてたから上げずに黙って自分で食べちゃった。ナイスというべきか、、てへへ)
推しにも「今回は十個だからご家族に分けてあげて」と言ったけど、しぶしぶひとつだけ分けてあとは全部自分で食べたとか。。いや気持ちは分かるけど、、そんなに気に入ってもらえてうれしいけれど、、ww

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タグ:餐:菓 楽:買

道の駅 日義木曽駒高原

ファイル 3830-1.jpg木曽町日義の19号沿いにある道の駅。

点景は三度目で、昔はよく寄ってたけど近頃は通過ばかりの道の駅。確かいくつもある木曽の19号沿いの道の駅の中では一番最初に寄った道の駅だったと思う。

で、昼前のいい時間だったのでここで食事。
食堂のメニューを見たら、以前のような面白いメニューはなくなってて、なんか普通のメニューばかりに見えたので、蕎麦でいいやともりそばにした。

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さすが信州のうまいそば。長野で蕎麦食べて失敗したことはないなぁ。ちゃんとしたそば屋でなくても充分おいしいんだからたいしたものだ。
ちょっと量的には物足りないけど、このくらいの方が他でも寄れるからいいのさ。と、ササっと食べた。


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:麺 道の駅

石川PA

ファイル 3829-1.jpg八王子市石川町の中央道にあるパーキングエリア。

たまにのるようになった中央道で毎回寄ってる気がするPA。点景は三度目。
そして毎回ここで朝食食べて遠出の都市部抜け出したスタートとしてるような感じ。
っていうか、PAなのにちゃんと食堂あって、ご当地ラーメンやってて、そこそこうまいという実にありがたい場所。
本当に何もないPAと充実してるPAと呼び方を変えていただきたいものだ。他でも期待しちゃうじゃないか。。

といいつつ、夜明け前に来たのは初めてかも。マゼンタの照明できれいだった。
そして店内は照明落とし気味でムード出てた。

ファイル 3829-2.jpgと、おもいきや、ムードではなく単に暗くしてただけで、食堂はまだやってなかった。。え?そうなの?
わーしくじったー と思ったけど、開店は6時からだそうで、スマホ見たらあと2分だったので、そのままそこで待った。なーんだ焦った。

ってわけで6時丁度に店開いて一番の客で券買った。
いつも普通の八王子ラーメンだからたまにはとチャーシュー麵にしてみた。
あー違った、たまには塩ラーメンにしてもようかと思ってたんだっけ。。まぁいいか。塩は八王子じゃないんだよね。多分。

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ってわけで、チャーシュー麺。
チャーシューはそんなでもなく、これは普通のでもよかったなと思えたけど、悪くはなく八王子の玉ねぎを味わって満足した。

さて、食事の後は一応売店も見て「八高線焼き」というのが気になったので一つ買ってみた。
店の入口には「ちょっと一息甘いもの」という案内シートがあったけど、どこがどう八高線なのかという説明はなかった。

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車で開けてみると木の葉の形の焼き菓子で、中にはいい味のチーズクリーム。案内シート通りの軽いスイーツ。
でもやっぱり包装にも説明はなく、どこがどう八高線なのかは謎。どこかの駅で作ってるのかなぁ?高速PAでJRマイナー路線の菓子ってチグハグで知らない人にはなんのこっちゃだし、乗ったことある自分でもなんのこっちゃだし、、んー、なんのこっちゃと興味持たれればってことかな。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:麺 餐:菓 観:P

極上煮干し鶏そば やまだ邸

ファイル 3828-1.jpg船橋市二和東にあるラーメン店。

新京成電鉄の三咲駅近くの通り沿いにしてはある程度の広さの駐車場がある店で、昨日踏切前の一時停止で見かけて寄ろうかなーと思いつつ通過しちゃってた。
ので今日は寄ってみた。

ところでスマホのカメラが変なモード入ってて変な色調の写真。点景やめようかと思ったけど修正したら何とか見れるようになったので(むりやりしたので)まぁ記録として。

メインメニューは看板にもあった「濃厚煮干し中華そば」これかなと思ったけど、濃厚ではなくあっさりの「煮干し中華そば」というのもあったのでそっちにした。鶏白湯もあったけど、それは個人的にはアタリハズレ大きい賭けなので避けた。

ファイル 3828-2.jpgそれと何となく食べたくなって唐揚げを足した。

その唐揚げの方が先に出てきたけど、一口食べたら熱くてなかなか食べれず、無理せず結局ラーメンを待つ事になった。へたれー。 

そしてラーメン登場。そうそう、醬油と塩が選べて、普段なら塩の方が好きだからそっちたのむけど煮干しなら醬油かなと思って醬油にした。

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うんうんおいしいラーメン。
思ったほど煮干し強くなく程よい感じでいい感じ。強すぎるとエグみでちゃうよね。
麺は縮れてないけどストレートよりも優しいイイ感じ。うんいいね。

なんか、毎回すっかり車運搬係も固定になってしまったゲームマーケットだけど、次回も幕張メッセだそうだから、また次回帰りに寄ろうと思った。次は塩かな。それとも濃厚いってみるか。

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タグ:餐:ら

鉄焼うどん 鍛冶屋寅次郎

ファイル 3827-1.jpg小山市天神町の県道沿いにある焼うどん店。

ホントは別のラーメン店(帆立スープの佐野ラーメン中村屋)に行くつもりで進んでた小山市街だったけど、この店を見かけて焼うどんの店って珍しいなと気になって変更、妹も乗り気でよかった。
見るからにチェーン店の構えだけど、他では見た事の無い「鉄焼うどん」なんかの系列の特別店みたいな感じかね。

ファイル 3827-2.jpg店は空いてて好きなトコ座れたのでもちろん停めた車の前のテーブル席。
メニュー見て普通に「鉄焼うどん」をたのんだ。
あぁあと店内の大きなポスターで気になった「自家製秘伝もつ煮込」をつけみた。
そして妹は遠慮なくレモンサワー。水で乾杯。なんなんだ。

ってわけで「鉄焼うどん」
メニューに食べ方が載ってて、1,卓上の醤油ダレをかける。2,湯気を眺める。3,香ばしく焼けたらうどんを食う。

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なんか、麺がきしめん以上ひもかわ未満くらいの幅広饂飩で、食べづらいと言えば食べづらいけど、まぁどうせ熱いから一本ずつゆっくり食べれて面白かった。味は醤油ダレにバターがきいて、そりゃ旨いわな。っていうかなんかやっぱ面白かった。

そして自分がたのんだ無料のライスともつ煮込が後から出てきた。
食べ方には続きがあって、4,残った具材にライス投入。5,卓上調味料で好みのまぜ飯にする。 だそうだ。

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なにかと自分で味を調えるトコだなぁと思いつつ、七味もラー油も胡椒も使わず醤油ダレかけるだけだった。まぁ充分おいしい。
でも、もつ煮は白飯の方が合うよなぁ、、と思った。

妹はレモンサワーで半分腹満ちたようでライス不要でもつ煮を少しつまむだけで丁度よかったようだ。

すげーうめーってほどではないけど、面白い店が出来たもんだと思った。

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タグ:餐:麺 食:焼 餐:煮 餐:飯

道の駅 たじま

ファイル 3826-1.jpg南会津町糸沢男鹿沼原の121号沿いにある道の駅。

前から何度も寄ってる道の駅。点景は三回目。
もう夕方だし、閉まってるかなーと思ったら店もやってたし、車両販売の会津地鶏の焼き鳥もやってた。(蕎麦のスタンドは閉まってた)
ので、迷わず焼き鳥。

でもさすがに夕方では品切れメニューも多く、残念ながら「会津地鶏の焼き鳥」は終わってた。。普通の国産鶏の焼き鳥は何種もあったけどそれじゃつまらないので「会津地鶏の皮串」にした。妹もそれでいいというので二本。

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注文書に記入して注文した後は意外と待った。前の前の注文を焼いてるくらいだった。八分待って焼きあがった。

うん、さすがの会津地鶏。皮串も充分うまくペロリと秒で串から消えた。あー、比較で普通の皮も買っとけばよかったかな。

ファイル 3826-3.jpgもう周りは日が暮れてすっかり青暗くなり始めていたけど、山の上の方だけはまだ日が当たってて、紅葉の赤さを照らしていた。おお綺麗じゃんと少し見とれていたけど、そんな山を見てるのはうちら兄妹くらいで他に周りを見まわす人はいなかった。そんなもんかねぇ。

ちなみに前回の点景 前前回の点景 この日の日誌

タグ:食:串 餐:肉 景:季 道の駅

下郷町物産館

ファイル 3825-1.jpg下郷町弥五島道上の121号沿いにある産直店。

観光地の「塔のへつり」の入口付近の観光向けな大きな店が並んだ区間にあるドライブインというか道の駅風な店。

すごく腹減ってるって程ではないけど、手前でラーメン食べそこねた口が何かちょこっと面白いもの食べたい口になってて、とくに妹が「なーんか食べたい」と寄ろう寄ろうと積極的だった。

で、まず気になったのが店先の幟の「ますバーガー」、ますバーガールズという女の子キャラのゆるい幟だけど、鱒ということで失敗はなさそうなバーガー。まずそれを探して店内をまわった。
けど見あたらず、もうとっくに売切れかな?と思ったけど、もうとっくに閉まった食堂のメニューを見たらそっちに上ってた。。
食道は3時まで。30分遅かった。あーまたか、残念。くやしー。

妹は「ベーコンポテトドッグ」というのを見つけて買ってそれ食べてた。

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どう?ときくと「うん、そのまんま」だそうで、まぁおいしいけど驚きはない普通のスナック。

えーじゃあ、こっちは、、ソフトかな。
と、山ぶどうソフト。

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昨日よりは暖かいけどもう日も傾いてちょっとソフトを食べるには肌寒いくらいだったし、シャーベットな感じのソフトだったのでより涼し気だったけど、程よい酸味と甘味でおいしかった。

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タグ:餐:冷 餐:揚 楽<残

会津さざえ堂

ファイル 3824-1.jpg会津若松市一箕町八幡弁天下にある観音堂。

さざえ堂は通称で「円通三匝堂」という形状の旧正宗寺のお堂だそうだ。旧滝沢本陣から歩くと飯盛山の階段の七割くらいを脇から登る形になる。
自分はネットやら駅のポスターやらで見て、妹はテレビなどで見て、お互いに興味あって来たいと思ってたスポット。
なんだけど、若松市内で働いてた地元ともいえる従姉の話では、飯盛山の観光ついでに寄るくらいのスポットで、わざわざそこだけに行くっていうほどのものでは無いらしく「そんな期待するほどでもないよ」と言われてしまった。いやいやいやいや地元の人は得てしてそう言うもんなんだよねーとか思って妹共々まんまと期待して坂を上って来てみた次第。

石の鳥居からの坂を上り、赤い鳥居をくぐって嚴島神社。ん?神社?お寺じゃないの?と思ったけど、さざえ堂はもう一段上だった。
順路的にまずは神社を見てまわった。勢いのいい水路が流れる水の神社だった。

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水路の元には「戸ノ口堰洞穴」という洞穴のある溜池があった。なんかすごくいい雰囲気。
この穴は猪苗代湖の水を若松に引くために掘られた地下水路で、その戸ノ口原の戦いに敗れた白虎隊がこの長い洞穴をくぐってここに撤退してきたんだそうな。。ヤだなぁ。敗退の途で長い暗闇を進んだら気を病むよなぁ。そしてやっと抜けた先で城が燃えてたらそりゃ絶望も深いよなぁ。あーいや今日は白虎隊じゃないんだ、、とさざえ堂に進んだ。

ってわけでもう一段上のさざえ堂。
来てみたら、思ってた以上に小さかったし、サザエの様に丸く上の方が小さくなってるのかと思いきや、太さは変わらない塔のような重なって背が伸びた不安定な六角堂という感じだった。

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拝観料は400円、ここはすぐ脇に券売所があり黙って入っちゃう人はいなさそうだった。

入るとまず「郁堂禅師」の坐像、この僧が寛政8年(1796)に建立したんだそうだ。写真ブレちゃった。

そして中は螺旋のスロープ坂で文字通りサザエの貝殻の渦の様にゆっくり回って登る特異な建物。床も段にはなっておらず、歩きやすいように凹凸をつけて傘の様な感じになっていた。
正直、形状は面白く螺旋を登るのは楽しかったけれど、思ったよりも全然小さく、そして上り切るのもすぐに感じた。なにより形状や景色を楽しんでしまって中心の柱側にあった物などは全然見てなかった。っていうか、観音像とかは無いんだね。。(江戸時代には三十三体の観音像が並んで、登って下りるだけで観音巡礼が完了するというものだったらしい)

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一番上はポッコリと橋のような円弧で越えてすぐに下り。下りの方がゆっくり外の景色を見れた。
見下ろす社は「宇賀神堂」自決した白虎隊士を祀る神社。サザエ以外はみんな神社だね。まぁ昔は神仏混淆が普通かぁ。

ファイル 3824-5.jpgそしてぐるぐる回ってあっという間におりてしまった。

感想は妹共に「なんかあっけないね」もっと大きくてじっくり見れるかと思った。。
っていうかポスターの写真盛り過ぎだよね。彩度上げて広角で低い目線なので凄く雰囲気濃く広いと思えてた。妹のテレビもやっぱり撮り方で魅力増してたそうで期待しすぎてたと同意見。
まぁ面白いは面白いから悪くはないのだけれど、従姉の言う通りオマケで来るのがいいくらいの所だった。

正直、群馬の太田のさざえ堂の方が大きくゆっくり回れて、螺旋ではないけど観音様だらけで現役のお堂として立派に思えた。
けど、調べると、嚴島神社は元々は正宗寺にあった神社で、明治初期の廃仏毀釈で廃寺となり、神社とさざえ堂だけ残ったという事らしい。そっか廃寺かぁ、、明治初期に何があったんだろう、、って戊辰戦争じゃん。そういうことね。

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