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部原簡易パーキング

ファイル 3000-1.jpg勝浦市部原の128号沿いにある駐車帯。

先月通った時は夕方にもかかわらず満車に近い混み方に見えて通過してたけど、今日はぱっと見悠々すいてたので寄ってみた。

トイレだけある無料の駐車場。
海がよく見える場所で、思えば房総でこういう駐車場は他にはなく、この先にいくつかある道の駅よりも景色いいし、車とめた前が海だから眺める分には手っ取り早くて便利いい。
でもやっぱ滅多には寄らず、実はまだ数回くらいしか寄ってない。

まぁ寄っても海見るだけだけどね。
近隣に何があるわけでもないので純粋な休憩。

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それがさぁ、
ヤフオクで落としたデジカメ、なんかオートフォーカスがきかないときが多くてさぁ、四割方ピンボケ。帰って見てみてガッカリ。
というのを記しておこうと、点景にしてみた次第。

これはこれで味があるような気もしてきた

まぁまともに撮れた写真も無くはない

ファイル 3000-3.jpg

タグ:観:P 楽:眺 楽<残 景:海

蓮沼海浜公園 展望塔

ファイル 2999-1.jpg山武市蓮沼にある公園の展望塔。

随分前から気になってて、一度は車を停めて歩いて来てみたことあったけど、閉鎖されててのぼれなかった。
その後、Webで取り壊すという記事を見たような気がしてすっかり残念と諦めていたんだけど、何度か通って見かけてて取り壊されてはいなかった。
ひょっとしたら別のトコの展望塔の話題とごっちゃになって勘違いして憶えちゃってたのかもしれない、、

そして今日は手前から「あれ?まだあるんだ、、」とか思いながら見てたら、最上階で展望する人が見えた!「え?のぼれるの?」と気になって寄ってみた。(改修が終わって解放されたのは今年の3月だそうだ。)

展望塔は「こどものひろば」という区画の中央にあり、駐車場からまっすぐ歩く。すぐ脇にないから寄らないって人もいそうだ。空いてるので一番手前に停められた。

ファイル 2999-2.jpgそして展望塔。
一階に「展望塔利用(無料)についてのお願い」とあって、注意書きの他に利用時間や構造やデザイン由来とかがあったので写真撮っておいたんだけど、残念ながらピンボケで読めず、、やっぱ駄目だこのデジカメ。。

で、その1階は閉まってた。(裏の売店も閉まってたけど、トイレは開いてた)
なので、外側の階段を上った。二階も閉まってて中は不明。三階から塔の中の階段に入ると、そこに二階からの階段は無かったしエレベータなんか勿論なかった。
まぁわけないだろうとのぼってみた。
3Fから各フロアに階数が出てて7Fの上が屋上だった。8階分の登りかぁ。。でも一気に登れたのでビルの高さとは違うと思う。


ってわけで屋上からの展望。八階だけあってさすがに眺めよかった。
アクリル板の窓と高めの格子で飛び降り防止になってて少々閉鎖感はあったけど、俯瞰で見れば九十九里の海も広く見えたし、手前のたもとも平気で覗き込めた。東西南北全方位見れて、駐車場の自分の車も見えて嬉しかった。(まぁド真ん前に停めたからねぇ)

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北方向を見るとプールの蓮沼ウォーターガーデンはずいぶん先の方だった。っていうか長い公園だよなぁ。。
足元の公園のゴーカートや特殊自転車は乗ってる人いなかったけど、ミニトレインは乗ってる人が見えてずっと先の方に走ってた。
塔のすぐ前に駅があって「日本一の走行距離2.1㎞」と出てた。へー。

たっぷり眺めて階段を下りた。
すぐ下の七階におりると、涼しいいい風が吹いてたのでちょっとまたここでも展望。上は日差しが暑かったので涼めて気持ちよかったし、こっちはベランダ式で窓はないので広く見渡せてむしろ最上階よりもイイ眺めだったかもしれない。

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そして上で写真撮り忘れてた西側もよく見えた。
房総半島も中間のこの辺りは平べったいよね。遠くに見える総武線の先の丘もあまり起伏なくキレイな帯のようにのびていた。

手前の田圃では移動する田植機が見えた。ごくろうさまです。
涼んで眺めて階段を下った。

タグ:楽:眺 景:海 観:園 観:楼 観:具 観:一

麺家 香湯らーめん

ファイル 2998-1.jpg香取市小見川の356号沿いにあるラーメン店。

店先の看板に「小見川餃子」とあったのが前から気になってて寄ってみようかと思いつつ、食事の時間に合わなかったり合っても混んでそうだったりで通過してた。
で、今日は小見川に来たのが午前11時、丁度開店するくらいの時間だし朝食べてないしってことで寄ってみた。

まだ空いてる駐車場は真ん前に悠々停めて入店。店は新しくきれいで、あれ?ずっと前からあった店だったような気がしてたけど、、と少し不思議に感じた。

ファイル 2998-2.jpgカウンター席は5席、やっぱり一人客は少ない店なのかな。
メニューは多く迷った。
「ワンタンBLACK」というのが一番気になったし、塩メニューも牛乳とかバジルチーズとか冒険メニューも気になった。
メニューの表には「当店のスープは~」水郷鶏の鶏ガラと国産昆布、隠し味に胡椒豆と大豆をじっくり煮、揚げ葱と揚げラードを入れた香りのよいスープがこだわりとあった。
どのラーメンもそのスープが元になってるんだろうけど、そのこだわりの味を味わいたかったのでやっぱりまずはシンプルに醤油ラーメン。そして餃子(3ケ)にした。
ラーメンは細麺と中太麺とで選べた。普通な方でとあやふやなことを言ったら「中太麺ですね」となった。

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まず先に醤油ラーメンから登場。
そして食べようと思ったくらいで餃子も出てきた。
麺は太くは見えずほど良い感じ、汁は危惧したギトギトさもなくいい醤油の汁を揚葱と揚ラードが前面に出張ってこうばしくいい味。甘めな感じもうまく纏まってた。これはいいね。
チャーシューは少し脂感強くてくどかったかな。若者にはいいだろうけど。

ファイル 2998-4.jpgそして餃子。
ぷっくらして餡ギッシリ、ひき肉が密でどっしりした餃子だった。
そういえばメニューには特に小見川餃子とは書いてなかったなぁ。。掲載もサイドメニューの枠で、どちらかというとワンタンを推してる感じにとれた。
餃子自体はおいしく満足だったけど、地域性ある得意なものではなかった。次回来たらワンタンメニューにしようと思った。

帰ってから調べたら2019年に同地域内から移転して来た店で、もともと人気店だったそうだ。
あれ?そうなの?もっと前から見かけてたような気がしてたけど、、まぁ店は新しかったから納得だけど、、前にもラーメン屋があった場所だったのかな?ひょとすると小見川餃子の看板ってこの店じゃなかったのか?今日あったっけ?とか気になって調べてみたけどわかんなかった。。
まぁどちらにしてもおいしかったからいいや。

タグ:餐:ら 餐:餃

臥龍の藤

ファイル 2997-1.jpg銚子市妙見町の妙福寺にある藤の古木。

「千葉県 藤の名所」でGoogle検索してあがってた場所の第三弾。
とはいえ最初から向かって来てたわけではなく到着は4時過ぎ強。時間的にはおとといこっちに来るべきだったのかもね。
駐車場は寺の裏側なのでこの案内板は後から見たもの。車はちゃんと停めて八台というトコかな。駅からも近いし工場見学できる醤油工場のすぐ前ということもあってか、停まってる車よりも歩いてる人は多かった。
そしてやっぱり藤の名所ということもありオープンな印象の寺院で気兼ねなく見て歩ける雰囲気でよかった。

で、
裏から歩いてもまずすぐに藤棚がありキレイに咲き揃っていた。
おお、これは整ってて密度濃くて優雅な藤棚、市街地の寺院は洗練されてて違うなぁと感じた。そして藤棚は囲いがあってその下には入れず脇から覗くだけだったけど、案内に「現在、足利フラワーパーク園長・樹木医塚本こなみ先生による抜本的治療中です」とあった。ってことは治療が終わったら下に入れたりするのかな。

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とりあえず横から覗くだけでもその濃い紫の雰囲気と香りを楽しめて、ゆっくり周りを歩いた。
その藤棚の前には「北辰殿」というお堂があり、案内を読むと、聖徳太子が自らの童子姿を彫った「北辰妙見大菩薩御尊像」という物が奉納されているそうで、なんとこれは源頼朝から豊臣秀吉に伝承され、後に加藤清正が江戸城に奉遷し、多古城の松平氏に伝わって享保元年(1716)にこの寺に奉祀されたそうな。えーなんかスゴイ寺だったのか。知らなかった。(寺には興味薄いもので)

そんな「北辰殿」の前を通って進み左右に続く藤棚を抜けると本殿前の広場に出た。
その本殿の右脇の大客殿と社務所の前にある藤棚には案内板があって、これが「臥龍の藤」だった。

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なるほどこれは立派な藤棚。下の樹を見ると幾柄に別れた幹が昇る龍の如く(正直いえばタコの足に見えたけど)棚に伝って隆盛に広がってて勢いよく花房も濃く圧巻だった。

この「臥龍の藤」は案内によると樹齢七百五十有余年の野田藤。京都御所内から船便で移植されたんだそうだ。
これはこれはと周りを廻って見てまわった。写真を撮ってる他の人達もいろんな角度で撮ってたりして面白かった。

こちらもやっぱり囲いがあって藤棚の下には入れないけど、社務所の入口前は高くよけた棚があって、ここは下に入れて藤の先の青空も見上げられた。
こっちの藤は少し密度薄いなとか思いきや、臥龍の藤の方を見ると続いて繋がってて、なんとこれも臥龍の藤の先っぽだった。広がるねぇ、まだまだ元気だねぇ。

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鮮やかな紫に慣れた目を休めるように、向い側にあった白い藤棚も見てまわってみた。
白い藤ってなんか不思議な感じ。っていうかおいしそうw

そして本堂の龍の彫刻とかも見てまわると、その本堂の脇には「五葉の松」というのが案内付きであって、読むとこれは。薩摩の島津が育てて皇居吹上御苑に献じてたものだそうだ。なんかいろいろあるなぁ。

本殿から大客殿へと頭上に繋ぐ渡り廊下の「通本橋」の下をくぐって表の方に一旦出てみた。
ここを出ると銚子駅はすぐなのでこっちから歩いてくる人も多かった。
で、一枚目にあげた案内板を見て折り返した。(こういう見出し的なものの写真がほしかったので)

また境内に戻って臥龍の藤を眺めてたら、まだ明るいけど四隅のライトが照らし始めていた。あぁ夜もライトアップしてるのか。夜の藤とか見てみたいなぁ。。(それこそ鬼滅の刃っぽい雰囲気だろうねぇ)

そしてもうひとつの井戸の上の小さめの藤棚も眺めながら駐車場に戻った。
藤は、最初の奥の藤と、この井戸の藤、白い藤と、臥龍の藤の四つあってどれも綺麗だった。

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そして藤以外にもいろいろあって、太鼓橋の前には滝が流れてて、これは滝行用のものだそうだ。
なんか見所多く、ベンチもあったりトイレもあったりした丁寧なお寺で好感持てた。どうも寺院というと部外者がフラフラ入っていいものかと不安になるけど、名所となるとさすがだね。

っていうか何度も来てる銚子だけど全然知らなかったわ。
今回はたまたま「某人気アニメの影響で藤の花を見に行きたい」なんて書いたメールがラジオで読まれたりしてたのもあって、嘘から出た誠ってわけでもないけど、口先だけじゃなくてちゃんと行こうとしとかなきゃ不誠実だよな、、とか思って調べた「千葉県 藤の名所」、知らなかったトコに来れて楽しめて良かった。

タグ:植:花 植:樹 観:寺

優善

ファイル 2996-1.jpg印西市平岡の356号沿いにある蕎麦食堂。

東方向のドライブで頻繁に通る定番コースの356号利根川土手道から古い方の356号に逸れてすぐなので、もうすっかりお気に入りで何度も寄ってる店。(と、此処まで定番のコピペ)
点景はこれで七回目。

前回「半年おきに上げよう」とか言ってたけど、ここんとこ毎月来てて溜まったので四っつづつの年三回とかでいいかな。

まずは今日 4月24日

なんか毎月「かた焼きそば」を食べようと思って来ててついつい別のを食べてるんだけど、今日は朝飯遅めで食べちゃってたので量多めの印象のかた焼きそばはヤメとこうと思い、おすすめメニューの「そば・ミニギバサ山かけ丼」というのが気になり「ギバサって何ですか」と質問。地域によって呼び名が変わるネバネバの海藻で、ギバサは秋田での呼び名とか。正式にはアカモクというのだそうだ。ちょっと弱いか、、と迷ってたけど「マグロ刺ものってますよ」と言われそれにした。

そばより先にギバサ山かけ丼が出てきたけど、わさびを醤油に溶かして上からかけようかと思ってたトコで蕎麦も来てそろった。

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あーこれは好きだわ。かなりのネバネバでツルツルっと食べれておしい。
内房の金谷とかで出る「カジメ」とは違うのかな?(食感一緒だったけど別ものらしい)店の人はカジメは知らなかった。

で、今日も食べ終わってから店主人のあんちゃんと少し歓談。やっぱりコロナの話とか連休の話がメイン。連休中は店休みにするそうだ。
 
 
 
 
そして先月 3月28日

「かた焼きそば」を食べようと思って来てたんだけど、「冬限定メニューが今日までです」と言われて見てみた。気になったメニューは取り敢えず食べてたよな、、と思ったけど、そういえば「カキ天ぷらそば」って、何となく掻き揚げ天ぷらのそばかと思ってたけど、ひょっとしたら牡蠣の天ぷらなのかな?と聞いてみたらそうだた。あ、じゃあそれいってみよう。
ってことで「カキ天ぷらそば」

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ふたつのカキ天ぷらは蕎麦とは別皿ででて来たので、軽く汁につけてサクッとたべつつ、もうひとつは浮かべ浸してフワッと食べた。
ふたつだけど、一つの中に牡蠣がそれぞれ二つづつ入ってたので食べ応えあり、意外とミルク部も多く牡蠣の風味とミルク感を味わえて期待以上に美味しく満足メニューだった。
 
 
 
 
先々月は 2月21日

この日は自分の誕生日なので、一番高いメニューにしようと決めてたので「かた焼きそば」もおススメで気になった「そば・ミニふぐ天丼」もヤメて「うな重」をたのんだ。
正直いえば餅は餅屋、鰻は鰻屋で食べるのが賢明だとは思うけど、おきに入りの馴染みの店で一度も食べた事なくまず滅多に頼むことないだろうというメニューを食べることこそ贅沢というもの。

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ってわけでうな重。いや全然おいしいよ。焼き方やタレもそりゃ鰻屋とは違うけどこの店らしい個性も感じられつつ、食べ応えある身で思いきり食べられた。誕生日としても満足の食事になった。
 
 
 
 
そして今年の始めは 1月10日

しつこいようだけど「かた焼きそば」を食べるつもりで来てて、またまたついつい黒板のおすすめメニューに目移り。「そば・ミニたらばがに丼」って、、色んな食材を楽しんで入荷してるよねぇ。

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食べて気付いた。そういえば正月もタラバ食べてたっけ。。
ってことで左程の感激はなく、半分弱占めたワカメが邪魔でそれを消化するのに手間取った。もう少し違ったアピールでタラバを味わいたかったけど、それでもやっぱりおいしいね。
 
 
 
と、今回もまたおすすめメニューを選ぶ事が多く、なかなか気に入ったメニューをリピートする機会がないのがもどかしいけど、毎回違うメニューで楽しませてもらったし、だんだん食後の歓談までセットの食事が定番化してくつろぐようになってきてしまった。よきよき。
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:麺 餐:菜 餐:揚 餐:貝 餐:魚 餐:甲 楽:話

龍頭寺の大藤

ファイル 2995-1.jpg匝瑳市木積の龍頭寺にある藤の古木。

「千葉県 藤の名所」でGoogle検索してあがってた場所の続編で、先に寄ったトコはイマイチだったけど、こっちはお寺という事で期待してた。
いつもの海見てひとまわりの県内定番コース上にある八日市場の近くだけど全然知らなかった。こういう検索で知れたのも嬉しい。

でも意外と八日市場からは離れててかなり奥にある寺院で県道からは細道ながら「おせん様の藤祭」という横断幕で案内されて分かったものの不安な道の先だった。しかも駐車場はいっぱいで(各々が少し寄せて停めればあと数台停められるのに)少々待って停めた。平日でこれだと週末はどんなになるのだろうか。

で、車から歩くと、大きな案内図があって他にも臨時駐車場があったらしい。ちょっと分かりづらいよ。

そしてお寺は道から坂を下った舌状台地の襞の谷間で、また登るのやだなぁって感じの急な坂を下るとすぐに寺が見えて手前の裏に藤棚があるのも見えた。

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キレイに咲いていていい感じだったけど、建物の裏だから大藤はきっと表側にあるに違いないと思い一旦通過。
お寺の表にまわって本堂を見つつ歩きまわってみた、、けど、前の道に出たトコに小さな藤棚があるくらいでそれらしい藤はなかった。
あれ??おかしいな、ひょっとしたらあの裏のが大藤だったのか?と戻ってみたら、どうやらそれらしかった。

なんか狭そうな建物の裏なので(池も濁ってて)まるで貫録なかったけど、むしろ偉そうに勿体ぶったりしてなくて親しみやすくていいし、密度は濃く時雨のように垂れた花はキレイでいい雰囲気だったし、棚内に入れて長く垂れる花を間近で見て香りもよく包まれる感じで藤棚を鑑賞できた。

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この「龍頭寺の大藤」は樹齢100年以上だそうだけど、そもそもこの地は元禄時代に加納せん(おせん)という婦人によって考案された「藤箕」が大ヒットして13万枚も制作して関東東北東海などに出荷された歴史があり、蓑づくりの発祥の地として「おせん様の藤祭」というのを毎年開催し続けてるそうで、大藤よりも古い歴史の藤を素材とした文化の息づく地域だったわけだ。へー知らなかった。

取り敢えずは大藤を見てまわり、順路らしい墓の丘に少し上りつつ大藤を見下ろしつつ、そういえば足元に並んだ七福神とかも見てまわった。(全部写したつもりだったけど六体だった、、あれ?)

そして「何か話かけて下さい」とか書かれ設置されてたテレビ東京のカメラを睨みつつ、脇に見えた立派なタケノコを見つつ、また坂を上って戻った。

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駐車場の裏にある売店っぽいテントを覗くと幕には「国の重要無形民俗文化財指定「大積藤箕制作技術」300年の歴史館」とかあって、パネル解説の資料館になっていた。(ちなみに売店としては焼き芋を売ってるだけだった)なんとも雑な歴史館だなぁ。国重要文化財ならもう少しちゃんとしたのがあってほしいけどなぁ。
そういえば最初に見た案内板の前にも何かあったなと行ってみたら、こっちには藤箕の実物と製作工程などのパネルがあった。箕には文化財の証書のコピーがテープで貼られてて、雑だなぁ、、と思った。

悪くはないけどこんなもんかと少々微妙な気分で車に戻った。
けど、運転席から見た向かいの畑に「地上絵 金太郎と鯉」という幟が立ってて気になったので、また下りて歩いてみた。

どうやら芝桜で作ったデザイン花畑のようで、下からだと何が何だか分からなかったけど、幟の所にちょこと盛った土塁があったので上がって見た。

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けどなんかやっぱりちょっとよく分からなかった。
丸いのがクマの顔なのでその横の赤いのが金太郎の腹掛けなのかな。黒い金具のトコが金太郎の顔か。んー微妙。これからもっと咲いてハッキリするのかも。(いや、もう咲き終わりはじめたとこなのかも)

で、ここから畑の先に藤棚があるのが見えたので更にオマケがてら畑を横断して歩いてみた。
ら、単に畑の脇にある農家の藤棚かと思いきや、そうではなくその奥にちゃんと一区画分の藤棚の広場があった。そうそうこういうのだよ。こういうトコをを求めてたのだよ。表の方に出たら「おせん様の藤園」とかパネルが出てた。。まじか。気がつかなきゃ見ずに帰るトコだったぞ。。

どうやらここは最初の看板にあった「箕づくり実演」とか「米はこび競争」とか催される「藤まつり」の祭会場らしかった。分かりずらいよ。看板だけじゃなく順路なりなんなり出しててほしい。

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そしてその藤棚の広場の奥には「藤棚200m散策コース入口」と看板立ってた。ああ、それが「散策道」とあったやつね。まだまだ藤棚あるのね。
そうだよね、お寺で藤見てた人やすれ違ったは数人だったのに駐車場いっぱいだったのはおかしいなと思ってたんだよ。見て歩ける藤棚もちゃんとあるわけだ。 けど、順路は畑の裏の土の道で雨降ったらグチャグチャだろうと想像つく段を暗い森に下って怪しかった。。

暗い森は細いながらもちゃんとした道路で、坂を下って森を抜けると「藤棚200m」とあって藤棚があった。
200m先にチョロっとある藤棚ではなく、200m続く藤棚という事だった。よかった。ちょっとまばらだったり順路が雑だったりしてたけど、なかなかの藤棚の道。メインは坂道で、写真撮ってる人も多くゆっくりいろんな角度から眺められた。

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藤は房の短い玉のような品種や桃色の花の品種などもあり色々と楽しめたし、雑な感じもあり乍らも舌状台地の襞の谷間を彩る感じは面白かったし、藤棚の外の木々に絡んだ藤も含めて自然な感じも良かった。

ゆっくり眺めて匂いも堪能しつつ坂を上って、藤の谷の200mをあとにした。
その坂を上るとさっきの「おせん様の藤園」の入り口に出た。え、こっちから行ってもよかったのか。。っていうかその方が順路っぽいよなぁ。。裏から裏からとまわっちゃったけど、まぁそれもよし。ほどよい散策で満足できた。こっちに気づいて歩けて良かったー。

タグ:植:花 植:樹 観:寺 観:像 観:具 観:発 観:道 観:重 楽:歩

木下万葉公園

ファイル 2994-1.jpg印西市木下の356号沿いにある丘の公園。

頻繁に通る定番コースの脇にある丘の公園だけど、トイレ休憩で数回、歩いたことは前回の点景以来なかったかもしれない。。
「木下貝層」という国史跡名勝の天然記念物と、雛壇に並んだ河津桜がきれいな公園で、河津桜がきれいに咲いた時季は寄ってみようかと思ったりもしたけど、その奥にローラー滑り台が出来てからは子連れの客がたくさん来てて敬遠。国道から眺めるだけだった。

そんなトコだけど、今日は出掛ける前に「千葉県 藤の名所」でGoogle検索してみたら、この公園が出てたので、藤なんてあったっけ??とか思いつつ寄ってみた次第。

貝層の前の駐車場に停めて公園正面入り口にまわって丘の階段を登った。
ここはまっすぐ登る階段以外にもゆっくり斜面をまわって登るスロープの舗装路もあるんだけど、まぁここは階段で一気に。
交差するそのスロープの道を見ると、斜面の植木の案内とともにその草木にまつわる和歌が書かれてたりして、ああ、万葉公園だから万葉集なのか、と気が付いた。

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そんな中、キレイに咲いてた花もあったのでちょっと上る足を止めて見てみた。
これは「けい(現代名シラン)」という名の花だそうだ。よく見かけてたけど知らんかったw(紫蘭だけに、、orz)大伴池主が「蘭蕙」と読んだこの花は、昔から日本で自生して普通に咲いていた花だそうだ。(「諸説ある」とも添えられていたけど)

さて、階段を登り切ると、その上の広場に円形の藤棚があった。
あーこれ、藤棚だったんだ。。

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っていうか、棚が高いのに藤は密度も長さも少なくまばらな感じでイマイチ、いやイマサン。これで名所を名乗っちゃダメでしょ。Googleに言って取り下げてもらった方がいいと思う。(思うだけで自分で投稿とかはしない)

実はすごい隠れ名所だったなんてことは期待してなかったし、とりあえずまぁ藤は見れたのでよし。
丘の先の展望は前に来た時に見たのでパスで、取り敢えず一週廻って広場を奥に歩いた。

実は別のトコににも藤があったりして、、とか期待しつつも、そんな事は無く広場の先の裏口に出て、河津桜の段斜面側から下った。

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まぁ軽い散歩に丁度いいくらいの丘歩き。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:観:園 楽:読 植:花

久保記念観光文化交流館

ファイル 2993-1.jpg真岡市荒町の県道沿いにある観光施設。

ちょっと休憩のつもりで「まちあるき駐車場」という市街の無料駐車場に車を停めて降りると、その隣にあったのが大谷石の蔵のような建物と洒落た土産屋が集まったこのエリア。

まずは手前のメインぽい蔵の「久保記念館」というのを覗いてみた。
中に入ると観光案内所になってて、記名すると館内に上がって見物できた。
「日本銀行宇都宮代理店真岡派出所」という看板があったので、そういうものだったのだろう。明治40年築の建物だそうだ。
案内所の事務所が右半分、左半分は屋敷のようになってて靴を脱いで上がると応接室のような板の間。モニターにはここをロケで使ったドラマ「エアガール」が流れてて、他にもロケした人のサインが飾ってあった(乃木坂46とかもあった)案内の人が横に立ってドラマを見てたので色々聞こうかとも思ったけど、予備知識ゼロの立ち寄りで申し訳ない気もしたのでヤメて隣りの畳の間に進んだ。

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畳の間には縁側に機織りが置かれ、箪笥の上などに真岡木綿のアピールがされていた。
そして奥には箪笥階段があって二階に上れた。おお、箪笥階段って他でも見かけてて上ってみたかったんだよね。重量級に自分が上ってもしっかりしてて不安はなく狭目だから上りずらくとくに面白いこともなかったけどね。

二階は「久保資料室」とあって、久保貞次郎に関する資料が展示されていた。
この久保貞次郎は美術評論家で児童美術の改革をした偉人。この真岡で児童画公開審査会を昭和初期から始めて盛況を得たそうだ。
へー、真岡ってそういう町でもあったんだ。知らなかった。VTRを見つつ資料も一通り見てまわって箪笥階段を下った。

外に出ると奥にも大谷石の蔵があり、手前に大谷石のオブジェのような「暖炉」が置かれてた。これが1943年構築の「久保ギャラリー」での唯一の現存物なんだそうだ。

そして蔵は「美術品展示館」になっていて中は久保コレクションの美術品が並んでた。(よく分からなかったorz)
この蔵は大正12年築の米蔵で、昭和32年に「久保アトリエ」に改修して内外至る所にコレクションを並べていたそうだ。(?ギャラリーとアトリエは違うの?)

この隣りのナマコ壁の蔵は「観光まちづくりセンター」とあったけど閉まってた。

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最後に観光物産館を見てみた。
そういえば明日都内で人と会うのでそのお土産に小品をと思い物色。(とちおとめのハンドクリームにしたら評判よくて良かった)

後は去年SLのとこでも見た鉄道キャラのパネルを見たり、マンホールを見たり(久保記念館での「マンホールカードの配布は終了しました」とか貼り出されてたのが残念)しながら駐車場に戻った。

通りの対岸には「真岡木綿会館」というのもあったけど、まぁ今日はこれで充分、また次回寄る事があったらそっちに行ってみようかな。

タグ:観:館 観:建 観:具 観:藝 楽:映 楽:買

登竜

ファイル 2992-1.jpgさくら市氏家の293号沿いにある中華食堂。

4号から折れてJRの線路下をくぐったすぐ先にある店。この道は4号に出る側がいつも混んで渋滞してるので店には入りづらく、毎回目について気にはなってたけど通過してた。
で、今回も通過したけど、30m先の第二駐車場は対向車の渋滞の列が丁度切れた尻だったしガラガラだったので寄ってみた。
その駐車場には廃店舗が残ってて、たしかこっちは以前餃子専門の別店舗で営業してたんじゃなかったかな。それで「餃子」で気になってた筈。いつも正嗣だったからね。

さて30m歩いて店に入った。すいてたけどカウンター席には椅子はなく、手前に二人掛けのテーブル席が四宅あってそっちに着席。
四人掛けの席と奥には座敷もあるみたいだけど、思ってたより小さい店に感じた。

ファイル 2992-2.jpgさてメニューは多くて迷った。
デカ盛りメニューも有り(それは個人的には遠慮だけど)、定食メニューが充実してて、セットにしやすい半ラーメンとかも各味ごとにあり、えびみそチャーハンとかソースカツ丼なんかもそそられた。
けどま、最初はシンプルに「しょうゆラーメン」と「餃子1人前」にした。
後から来る客とかもそれぞれバラバラにたのんでたみたいだから、特別どれが旨いというより、どれも旨くたのみやすい親しめる店という感じだった。

餃子とラーメンほぼ同時に登場。ラーメンは鉄鍋で出てきたのが意外だった。(煮込まれたわけではなくて丼代わりの演出だけど)うどんではたまにあるけどラーメンでは初めて見たかも。おもしろい。

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で、先にラーメンから。
汁は普通かと思いきや、優しい鶏ガラの味で、我が家の雑煮のような親しみある甘さの醤油ラーメンだった。これはいいね。表の看板には「自家製手もみラーメン」と出てた麺は縮れの強い手打ち風の太麺、もちもちと程よくおいしく啜れた。そして意外と肉肉しいチャーシューもおいしく、これは普通にちょくちょく食べたいラーメンだと思った。
そして餃子。
野菜多めで甘めで柔らかくぷよっとした焼き餃子。くっついてなくて食べやすいのがいい。割りと普通の印象なので遠くから来てわざわざ食べたいと云う特異なものではないけど、親しみやすい店にぴったりなおいしさだった。

まぁ軽く餃子だけ食べるなら正嗣でいいけど、食事したいときはこっちだね。
またこんな感じの半端なすいてそうな時間に来たら寄りたいと思った。

タグ:餐:ら 餐:餃

道の駅 おかべ

ファイル 2991-1.jpg深谷市岡の17号沿いにある道の駅。
何度も寄ってる所で点景も四度目。

今日は二月の富津公園のときと同じく、チケットを買ってた有料配信の朗読劇を視聴するための休憩で来た。(会場での観覧券は抽選でハズレた。。)
ホントは神川の「白寿の湯」に向かうつもりだったので、「道のオアシス神泉」とかでの休憩かな、、と思ってたけど深谷で寄り道して昼過ぎちゃったのでここでの休憩。今日はもう深谷メインかな。

で、朗読劇は1時半開演で10分前に停車。先に此処でのお気に入りの「深谷ねぎフライ」を買ってササっと食べた。
うん、やっぱネギおいしい。

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それと、もうひとつお気に入りの「ねぎみそ煎餅」普通のと「こげめし」のと買って車に戻った。
で、煎餅食べながらゆっくり視聴。この「こげめし」は初めて食べたかも。こっちの方が食べやすくておいしかった。

この配信はライブじゃなくてもアーカイブで一週間見れるんだけど、やっぱり生で見れるならその方がいいし、ドライブといっても雨だし丁度いいかな。
二月に富津で見た別の朗読劇もなかなか良かったので(出演者も内容も全然違うけど)、こういうドライブの休憩もアリだと思った。

朗読劇は「リップシルド ~ワタシと私とわたしのことを~」
声優の長谷川玲奈(ぽんちゃん)含む三人での舞台で、即興演奏のピアノをバックに「わたし」の秘密話を語りかけるもの。
歌まであったのは意外だったし、昭和のこちら世代の歌で驚いた。

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スマホ画面を撮ったりしてたら、バックが暗いシーンでは反射した車内が写りこんで、なんかちょうど助手席に座ってるような位置になってなんか良かったww

雨ながらのんびりの午後。まったりと心地良かった。

タグ:食:焼 餐:菓 楽:演 楽:推 道の駅