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麺屋 穂華

ファイル 3694-1.jpg下野市笹原の4号沿いにあるラーメン店。

最近ここらの4号はよく通るので見かけて気にはなってた店。
店の上に「和だし醤油らぁめん」とあり、だしの店は濃くてえぐいとちょっとなぁと敬遠しがちだけど、まぁたまにはいいかと寄ってみた。

店は洒落てるけどカウンター席もあって意外と入りやすく、タッチパネルのメニューは面倒くさいけどまぁこういう御時世だから仕方ない。
普通に看板にあった「和だし醤油らぁめん」でと思ってたけど、塩があったので「和だし塩らぁめん」にしてみた。

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これはあっさりでちょうどいいわ。すごくうまいわけではないけど、まろやかで程よく味わいあって気張らずに食べられる。近所に欲しい店だ。
醬油も食べてみたいけど多分次回来ても塩だろうな。


この日の日誌

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渡良瀬遊水地コウノトリ交流館

ファイル 3693-1.jpg小山市下生井にある情報発信施設。

国特別天然記念物のコウノトリとその環境の保全に関する情報の資料館。野田にコウノトリの施設があるのは知ってたけどこっちにもあったのは知らなかった。まさかフクロウを見に来てそれを知るとは思わなかったなぁ。
さてここは川に囲まれた広い田圃の地域の狭い集落にある施設で、案内はちゃんとしてたから来れたような場所。古民家を改装した建物なのは好印象だけど、場所まで古民家でリアルだった。

駐車場は砂利ながら広く悠々で、交流館は入る前からさっそく館の人がガイドしてくれて丁寧だった。

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コウノトリの国内野生種は一度絶滅した種族。トキみたいなもんで現在は飼育下繁殖で育った子らを放鳥し、自然繁殖を助けて保全しているもので、今、ここらにいるコウノトリはみんな野田で生まれた子なんだそうだ。へー野田ってすごいんだ。

案内の後もパネルや写真を見てまわり、実際の鳥の重さと同じぬいぐるみは持ち上げるの難しくてヤメといた。さかなクンも来てパネル絵を描いてったようだ。(ちゃんと鳥が魚を咥えてた)

さて、ではでは人工巣塔を見に車で少し移動。
すぐ先の土手を駆け上がると土手の上は広く舗装されてて駐車悠々だった。この土手は「生井桜づつみ」といい、その内側は渡良瀬遊水地の第2調節池。広い湿原のような手つかずの自然な風景が広がってるようで眺めよかった。(実際は調整池なのでガンガン手が入ってて、よく見ると重機も顔出してた)

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っていうか、人工巣塔ってどこよ?と探すと、ド真ん前の少し遠くにポツンと立ってた。これは肉眼じゃ観察できないや。。

ってことで土手を少し進んで倉庫の裏に隠れた「コウノトリ観察デッキ」に行った。
ここにはでかい望遠鏡と中型の望遠鏡とあって、覗くとよく見えた。ライブカメラくらいよく見えた(じゃあライブカメラでいいじゃんっていうのはナシね)

取り敢えず自分のカメラでも最大ズームでしっかり見えた。

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他の人は望遠鏡にスマホ当てて写真撮ってたね。なんか真似するのは悔しくてやらなかったけど、素直にまねればよかったw

他にも鳥の鳴き声はたくさん聴こえてたので探してみてまわったけど、トンビくらいしか見つけられなかった。まだまだだなぁ。トビもかっこいいんだけどね、モブ扱いだよね。

ゆーっくり見まわしてたら、ここでも交流館の人がガイドしてくれていろいろ話してくれた。
遊水地は国交省の管轄だし他も権利問題とか色々と面倒くさいんだそうだ。手前の邪魔な倉庫もどうにもできなくて癪だとか。

人工巣塔は実はすぐ近くにもう一つあって、堤の外の集落の裏の電柱の前に、県が金だけ出してとりあえず立てたものだそうで、そっちの方が古いんだけど一回も巣創りされたことないらしい。
土手から見えた。ああ、あれか。

今、遊水地の人工巣塔には母親一羽と子供が二羽か三羽いて、父親がエサ取りに飛びまわってるから、帰って来れば飛んでる姿も見れるとのことだったけど、まぁまだ昼じゃ帰ってこないだろうから、ある程度のトコで切り上げた。


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野木神社

ファイル 3692-1.jpg野木町野木にある神社。

去年12月に一度来てた「フクロウが見れる神社」
でもフクロウが見れるのはGW明けの今時季ということで、ずっと気にかけててやっと来れた。

駐車場に入るとその端に望遠鏡とカメラと人が集まってて嬉しくなった。
さっそくそちらへ行ってみると、単眼の望遠鏡は神社のもので「参拝者用 ご自由にご覧ください」とあった。ありがたい!
で、
覗くとバッチリ枝に留まったフクロウに合っててよく見えた。

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でもこれ、自分のカメラで写そうと望遠鏡の向いた方向を探すと、手前の大ケヤキではなく社務所の裏の木なのはすぐわかるけど、どこらへんなのかよくわからず、かなーリ探しまくって、やっと見つけた!これ神社の人よく見つけたよなぁ。。とは周りの人みんな口揃えて言ってた。

ゆっくり眺めて境内に進んでみた。
ら、こちらも社務所の脇にカメラが並んでた。さっきのとは別の方向なのでこっちにもいるのかなと目で追ってみたけど、よく分からないので聞いてみた。
こちらは大ケヤキの洞にいる雛が顔を出すのを待ってるんだそうだ。まだ全然顔出さないらしい。あーなるほどあそこか。大きな幹を上に辿ったらすぐ分かった。

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っていうか、社務所の縁側の大きなモニターにライブ映像が映し出されていた。あーさっきの洞だ。っていうか、親は別のトコにいるんだね。

下の小さなモニターに映ってたのはこの近くのコウノトリの人工巣塔だそうだ。へーそんなのあったんだ知らなかった。コウノトリ交流館というのもあるそうで、このあと行ってみようと思った。

そして樹齢1200年の大イチョウを見つつ社殿に進んで拝んだ。

ファイル 3692-4.jpg駐車場に戻ると今度はネコがヒロインになってた。(神社猫「りーちゃん」というそうだ)おとなしくかわいいネコだった。

まぁフクロウは全然動かないからねぇ。気ままに動き回るネコは対照的でおもしろいよね。
とか思って、またフクロウを見てみたら、横向いたり羽の下掻いたりと意外と動いてた。みんなネコばかり見ててこっちも見ろと言ってるようで面白かった。

いやぁフクロウ見れてよかった。ホントに野生のフクロウが子育てしてるんだなぁ。それが毎年ちゃんと見れるスポットって珍しいよね。
実はウチの松戸市もフクロウが市の鳥に選ばれてて、実際自宅で夜の鳴き声は聞けたりするし、桜並木の枝から飛ぶのを見たこともあるんだけど、こんな昼間にじっくり見れるスポットなんて無いもんねぇ。すごいよね。

今回は雛は見れず親鳥だけだったので、また来年とか来てみようかと思った。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:動:鳥 動:獣 植:樹 観:宮 観:具 景:森

佐野らーめん麺屋いつき

ファイル 3638-1.jpg栃木市藤岡町大前の県道沿いにあるラーメン店。

バカ正直に言うと、もう少し先の渡良瀬川の南のよく通る区間で見かけて気になってた別のラーメン店で食事しようと思ってたんだけど、手前で見かけたこの店が、ぱっと見で駐車場も停めやすそうだし店の雰囲気も良かったので迷わずに寄ってみた。

普段はそういえば、佐野ラーメンはなるべく佐野市内で食べようとか思ってて、こうした近隣の市での立ち寄りは遠慮しがちだけど、茨城とか別の県では気にせず寄ってたし、そういえば初めて食べた佐野ラーメンは小山市だったっけ、、とか思って半端なこだわりはナンセンスだと思い直した。

店内は割と広くゆったりした卓配置で、狭く感じないカウンター席に着いた。

そしてメニュー見て少し迷う振りしつつ普通にラーメンをたのんだ。

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うん。おいしい佐野ラーメン。
汁は少し醬油感強めでやや酸味あってしっかりした味。麺もひらひら感よりクネクネ感強く、やや手打ち麺っぽく感じて、しっかりした輪郭ある印象。最後までおいしく啜って丼干せた。

店は来た時より出る時の方が混んできてた。いいタイミングで寄れてゆったり食べれて良かった。


この日の日誌

タグ:餐:ら

餃子の店 たつみ 小山支店

ファイル 3637-1.jpg小山市高椅の高椅神社前の県道沿いにある餃子専門店。
何度も来てるお気に入りのお店だけど、ここしばらく寄れてなくてコロナの合間以来だから二三年ぶりなのかな。(お店の常連さんがコロナで亡くなったという話を聞いた。。)

点景も久しぶりで、項目としてはまだ三回目、別の項目で書いたのが+二回、殆どは日誌で餃子のアップを上げてたかも。

で、ここ最近も通ればやってるか見ていくけど、早く来れても昼2時くらいで閉まってて通過ばかりだった。出発する時間が明らかに遅くなってるからねぇ。

で、今日は12時半だから大丈夫だろうと来てみてしっかり営業中でやっと寄れた。

テーブル三卓だけの小さな店で、入る前に店の写真撮ってたら中からお客さんが出てきた。 ので、もうガラガラかなと入ってみたら、混んでて一卓しか空いてなかった。めずらしい。

そして店のおばちゃんと久々に再会。このおばちゃんの人柄もよくておいしく食事できる店でもある。嬉しい顔して迎えてくれたけど「明日でこの店最後なのよ」という言葉を聞いて愕然。。えーそれは残念。なくなる前のギリギリで来れたのは良かったけど寂しいなぁ。

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ってわけでいつもの行者ニンニク餃子の定食。
今日はなんか凄くおいしい唐揚が付いてきた。いつも何かしらついてきて「これも食べてみて」とアットホームな対応でほっこりしてたけど、唐揚げは最後だからのサービスかな。軟らかくておいしかった。もちろん餃子も佃煮も。ゆっくり味わって食べた。

いやホントたまにしか来れなかったけど、好きな店がある道は通過するだけでも気分よかったので、いやしスポットが無くなるのはとても残念。それに、最後で混んでる時じゃなくて、何でもないのんびりした時にもう一度来たかったなぁ。ゆっくり話聞きたかった。

だけど、いままでありがとうございました。
最後に店の前まで出て見送ってくれて嬉しかった。
 
 
ちなみに前回の点景  この日の日誌

タグ:食:定 餐:餃 楽:話 楽<残

天竜飯店

ファイル 3622-1.jpg真岡市長田の県道沿いにある中華食堂。

一目で目につくおおきな「塩ラーメン」の看板で気になりつつ暖簾が掛かってやってそうなのも見えて、一旦通過しちゃったけど、まわって戻って来て手前の駐車場に停められた。

幟は「ギョーザ」と「あんかけ焼きそば」とあり、入り口の黒板にも「当店イチ押し」にまず「あんかけ焼きそば」とあって「塩ラーメン」が下に並び「当店手作り」で「真岡ギョーザ」とあった。

ファイル 3622-2.jpgえ、あんかけ焼きそばの方が売りなの?とそっちも気になって迷いつつ、店に入ると塩ラーメンの塩についての解説の貼紙があったのでやっぱ塩ラーだなと決められた。

店内に人はなく、小さな水槽に大きな金魚、、いや鯉だな、窮屈そうにバタバタ暴れてて気になった。

ピンポン押して店の人呼んで注文してテーブル席に着いた。ガラガラだからカウンターよりテーブルでいいよね。

ファイル 3622-3.jpg「お湯が沸騰するのに時間かかるからラーメンは少し待ってね」と先にギョーザが出てきた。
地名を冠する真岡ギョーザ、特別他と違った所が有るわけではないけど、ハネはなくカリッとくっついてなくて食べやすく、甘い野菜のおいしい餃子だった。

「この時間に食べるのは昼食なの?夕食なの?」と聞かれ、え、どっちだろう、、と自分でも迷いつつ「中間ですね」と答えになってないことを答えてしまった。

そして塩ラーメン。おお、汁が透明。

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これはこれは、ちゃんと塩の味を楽しめる塩ラーメン。
ものすごく縮れた麺は啜ってて方向が定まらないくらいでその分汁と絡んでゆっくり楽しめた。
ワカメがちょっと邪魔に感じたけど最後まで楽しめた。

これはいいね、また来よう。そしてまた塩ラーメン。。と思うけど、やっぱ次来たら「あんかけ焼きそば」いってみたいよなぁ。


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タグ:餐:ら 餐:餃 動:魚

ラーメン専科 竹末食堂

ファイル 3616-1.jpg下野市薬師寺の4号沿いにあるラーメン店。

下野市あたりのラーメン屋を検索して素朴な感じの店名にひかれて来てみたけど、むかしながらのみたいな店かと思いきや、洒落た感じで食材凝ってそうで今風な感じの店だった。

混んでなさそうなのでいいかと店に入って、カウンターの奥の方にまわって席に着いた。
メニューは、鶏と昆布の「醤油あっさり」と、鶏と煮干しの「塩あっさり」と、濃厚鶏の「醤油こってり」が基本で、他に鶏と空前の帆立ペーストという「あっさりスペシャル」というのがあった。塩にするつもりで店に入ったけど、スペシャルが気になったのでそっちにしちゃった。

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うん、これはおいしいラーメン。贅沢な汁がとくにサスガで、しっかり味わい深くておいしい。
細麺も啜りやすくもちっとおいしいし、具もそれぞれおいしい行き届いたラーメン。おいしくしっかり食べられて満足で食べ干した。

これはいいね。小金井の風呂はまた何度も来るだろうから、こちらの店にもまた寄りたいと、他のメニューも味わってみたいと思った。


ちなみに
帰ってから店を調べてみたら、栃木県内に何軒かある「竹末」の一店だそうで、本店は喜連川で、喜連川の道の駅のうまいラーメン店もこの竹末系の店だそうだ。
あーあーあー、たしかにあそこのラーメンはおいしかったわ。なるほどねー。


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タグ:餐:ら

野木神社

ファイル 3615-1.jpg野木町野木にある神社。

4号を通るたびに看板を見かけててなんとなく知ってた神社で、今年こっちに来て、乗せてた妹がここらの神社を検索して調べたら「フクロウが見れる神社」だとかで興味持った。その時は4号を通過した後なので来た道を戻る気はせず別のフクロウの神社に行ってたので、こっちもそのうち来てみようと思ってた。

てっきりこの4号沿いすぐにあるのかと思ってたけど、案内された横道に折れると、その裏の旧国道の先から続く長い参道の奧で驚いた。広い駐車場には他に車が無く入り口前に悠々停めて歩いた。

まず鳥居の横に由緒沿革の案内板があった。
延暦年間(約1200年前)に坂上田村麻呂の蝦夷平定後の凱旋の途中で社殿を造られたという古刹の神社だそうで、現在の社殿は文化3年(約190年前)の火災で焼失した後に古河城主の土井氏が再建したものだそうだ。
日露の軍神の乃木神社とは別だけど、明治時代には乃木大将も度々参拝に訪れたそうだ。
御祭神は菟道稚郎子命、応神天皇の皇太子(異母兄の仁徳天皇に皇位を譲って自害したとされる)

その隣にはコミカルで可愛い石彫りのフクロウの木が立ってた。「ふくろう」は野木町の町鳥に指定されているそうだ。

そしてまず参拝。拝殿にも幾つかの木彫りのふくろうがおかれていた。

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そして裏に廻って本殿とその彫刻を拝観しながら、ふくろうはどこぞ?と探した。てっきり鳥小屋のゲージかなんかあって飼ってるものだと思ってたけど、裏にはなく表にもなく、脇の社務所のあたりにもなく、、あれれ?と思ってたら拝殿に写真が貼られてて、どうやら野生のフクロウがよく来る所という事の様だった。
説明を読むと「フクロウはほぼ一年中同じ森にとどまる留鳥で、~通常あまり目にすることはありませんが12月頃と5、6月の子育ての時には親子の姿を見ることができます」とあった。
ん?5、6月なら確実なのか?っていうか12月頃ってなんだ??ちょうど12月じゃないか。

えーどっかの木の上に留ってるの?高いトコ?っていうか昼間の話だよね?と、木の上を見てふらふらした。

木といえば境内にはまず拝殿の前に乳の垂れた「大イチョウ」があった。これはこの地に神社が移築された延暦年間に奉植したものだそうなので樹齢1200年??栃木の名木100選だそうで、これは葉のついた時季に見てみたかったかも。(神社のXによると10日早ければ綺麗だったらしい)
木の前には絵馬かけがあって、絵馬の上に掛かってた丸いのは乳ってことだね。

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それとその少し奥にも案内板の立った木があって「大ケヤキ」。案内によると「足利氏の執政の末に乱にあい神領を奪われて社殿の破壊したが、長禄三年(1459)より再興され鎮守の森に育つよう社前に数多くの木々を植えたが、このケヤキはそれ以前にあったもの~」ということで、推定樹齢650年だそうだ。足利氏の長禄年間というと「享徳の乱」というやつかな。公方と関東管領の争いで公方は鎌倉を放棄して入ったのが古河城だから、目と鼻の先の此処らも戦乱あったのかね。

さて、フクロウは見当たらないけど、境内には小鳥がたくさん飛んできては枝でじゃれ合っていた。写真に撮れたのはヒヨドリとシメ。みんな素早くてね。カメラ向ける頃には枝を移ってるんだよね。

この大ケヤキだけじゃなくて裏にも回ったりして見上げたけどフクロウは見当たらず、12月頃っていうのは何なんだ?と思いつつ、他に人がいないんだからやっぱり無理だろうとは思いつつ、フラフラ歩いて「二輪草群生地」というトコにも出てみた。二輪草の開化は三月から四月だそうだ。

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横の道の先の木でそれっぽく見えたのをズームしてみたけど、やっぱり木の幹の折れた部分だった。。

あとは参道の木も見てまわったりウロウロしてたけど、日当たりいいとはいえやっぱり冬は寒く体冷えちゃったので一時間で諦めて車に戻った。

いやぁ、野生のとは思っなかったなぁ。フクロウ見れなかったのは悔しいけど、野生じゃ仕方ない。来年5,6月に覚えてたら来てみようと思った。
っていうか、「12月頃」っていうのはホントなんなんだ?検索してみても12月に撮ったフクロウの写真は一枚もなかったよ。


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タグ:観:宮 観:像 観:飾 楽<残 植:樹 動:鳥

城の湯 やすらぎの里

ファイル 3610-1.jpg矢板市川崎反町にある日帰り湯施設。

川崎城跡の山の脇にある温泉で、市民会館のような雰囲気の施設だけど、広い露店風呂はその小山の森を見ながら入れて気分よく、無色の湯もいい感じでお気に入り。上河内の温泉よりは空いてるしね。少し遠いいのでまだ今回で二度目。

ゆーっくり浸かって蕩けた。

ファイル 3610-2.jpgそして風呂あがってから食堂で食事。
点景作業溜まりまくってるからもう普通の食事でいいや、、とか思ってたけど、なんか「矢板ラーメン」というのがおススメとあって面白そうだったのでそれにした。

他にも「おしらじ塩冷やしめん」というのがあって更に面白そうだったけど、さすがに冷たい麵に触手伸びる季節じゃないからそれはまた今度。

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「矢板ラーメン」はネギニラ入りの麵だそうだけど、見た目恐ろしく普通。。でも啜ってみたら、普通においしい醤油ラーメンで、ああそういえばニラの風味かな?て感じも少しはしていい感じ。こういうところのラーメンにしてはぜんぜん普通においしかった。ナイス。

や手湯上りは少しのんびり散歩。館の裏の山の「歴史と憩いの森」というトコに進んでみたけど、MTBの練習場だった。。歴史は?憩いは?

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その向かい側は川崎城跡に続く山。ここら辺も城だったのかな?城の湯っていうくらいだからね。
そこには「川崎神社」というのがあった。案内には奈良時代からある神社とあったので行ってみようかと思ったけど、まっすぐな参道はパッと見長くもうすっかり日陰で雰囲気よくなかったのでやめた。
ラーメンがうまかったからって無理にネタを足そうとしなくてもいいのにね。

そんな感じでちょろっと歩いて車に戻った。
実は駐車場の手前の西日の川の感じが一番雰囲気よかったんだけど、いい写真無くて割愛。へんなあやしい裏山の入り口だけの点景になってしまったw

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タグ:餐:ら 楽:湯 景:森 観:宮

鷲子山上神社

ファイル 3590-1.jpg那珂川町矢又と常陸大宮市鷲子に跨った山頂にある神社。

全然知らなかったけど妹が検索して、最初夕方になりそうだから嫌だったけどフクロウの神社という事で興味持ってきてみた。ら、栃木の神社だと思ってたのに茨城から山登ってアレ?と思ったし、道も険しくこんな道の先の山の上でちゃんと駐車場あるのかと不安になったけど、ちゃんと駐車場あってホッとした。

そして歩くと鳥居の前の道の上から県境の標示があった。あーそういう事ね。ここは栃木県と茨城県の県境の標高470mの鷲子山(とりのこさん)にある神社で、古くからも常陸と下野の国境だったそうだ。

社務所はまだ開いてたけどもう4時半だから「先に御朱印いっとけば」と妹を待ってから鳥居をくぐった。

鳥居の石段の先が拝殿かと思いきや、楼門だった。
御手水の手前には「水掛け不苦労」という水をかけて撫ぜる梟像があった。へーおもしろい。

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そして大化12年(1815)再建という楼門をくぐると長い石段。。「フクロウの石段」という名で96段あるそうだ。うへぇ。
この石段も右側が茨城県、左が栃木県。僕は茨城側から登った。
96段の上に山門がありその先で折れてたので、まだ続くのか?と思ったけど、もうそこが拝殿だった。脇から大きな杉の木「千年杉」が見えてたけど先にお参り。(そういえば結局見ずじまいだった。。)
ここは裏の本殿が半分栃木県だそうなので拝殿は茨城のようだ。その茨城の木々の合間から西日が差して神々しかった。

この鷲子山上神社は大同2年(807)の創建で、最初は来る途中の「本宮」の位置にあったそうで、天文21年(1552)にこの場所に移ったそうだ。社殿は天明8年(1788)の大改修のものだそうで、こんな山の上なのにすごい歴史だわ。

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やっぱりここにも梟の像があり裏の本殿の脇にも小さいのが並んでた。凝ってるね。本殿は赤くその彫刻にはフクロウはなかった。フクロウだらけになったのはいつからなのだろうか。

そしてぐるりと回ると裏の奥の方にも何やら社殿、奥の院とかそういうのかなと坂を下って行ってみたら末社の稲荷神社だった。
なぁんだ、、坂下らなきゃよかったと思ったけど、その脇に「福ふくろう園」というルートの口の柱でが立ってた!そして「入園無料」「社務所まで行けます」と丁寧に書かれてたのでありがたく進んだ。
ら、フクロウの並ぶ長ーい下り坂はどうやらアジサイに囲まれた道。アジサイの咲く時期に来てればよかったねぇ。

坂を下りきると「十干十二支ふくろう」というのが並んでた。「なでてあげましょう」だそうだ。
そしてそこからの高低差のない道沿いには名のついた梟像が並んでて、なんとも飽きさせない濃い道だった。
写真に撮ったのだけでも「運気上昇ふくろう」「感謝元気ふくろう」「学業ふくろう」「方除けふくろう」

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「家内安全ふくろう」「自然保護ふくろう」「大ふくろう」「家族ふくろう」「見ざる聞かざる言わざるふくろう」「団欒ふくろう」「職場円満ふくろう」「恋人ふくろう」「友達ふくろう」「何でも叶うふくろう」は屋根付きで木彫りだった。

「大願成就ふくろう」「お願いふくろう」も屋根付き木彫り。「音楽芸術ふくろう」「平和ふくろう」「かぼちゃふくろう」は何なんだか。。

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一旦途切れたけど最後に集団で「見守りふくろう」「九星ふくろう」が社務所寸前の鳥居手前に並んでた。
谷の下を覗くと「笑顔ふくろう」が草でかたどられてた。そして「亀井戸」があるようだ。もう坂の上り下りしたくなかったけど、妹が乗り気で「行くべ」言うのでしぶしぶ下った。

その「亀井戸」はちょっと懐かしい手漕ぎのポンプ井戸で甕に石のカメが浸かってた。
やっぱ漕ぎたくなっちゃうね。出た水はカメのおしりに掛ってちょっとエッチwって言うかよく考えたらこんな山の上で手漕ぎ井戸ってなかなか珍しいね。なんでも「御神意により井戸を掘り底にカメの形をした石を沈めたら」清水が湧き出たという伝説の井戸だそうだ。
そこに「水占ふくろうみくじ」というのがあった。妹が飛びついた。すきだよねこういうの。水に浸すと文字が出てくるおみくじ。

えっちら来た道登って鳥居の前に戻ると、石段に鳥がおりてきた。お!フクロウか?と思いきや、そんなわけはなくハトだった。まぁね。
社務所はやっぱもう閉まってた。先行っといてよかったね。

閉まった飲食店を店頭のメニュー見ながら通り過ぎて、最初に気になってた本宮の鳥居の石段を上がってみた。
けっこう急な石段を一気に上がると、その上には金色の大きなフクロウがあった。

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「金運 不苦労御柱」だそうだ。真ん中の御柱を棒で三回たたいて両手押しあてるとイイらしい。いろいろ楽しませてくれますね。
拝殿の脇には「福運びフクロウ」御白石を籠に移して幸福を願いましょうだそうだ。

ファイル 3590-7.jpgお参りして石段を下った。脇に椎茸みたいなキノコ生えてた。
石段を下りると正面に樹齢200年の「朝やけもみじ」夕日は逆光で陰になってたけど、まだ紅葉してないのに夕日で少し赤くも見えてこれはこれでいい感じ。

ほんといろいろあって濃い神社だった。
そしてこんなギリギリ日が暮れる前の夕方に来てもたっぷり楽しめるスポットだった。
妹よくみつけたねGJ!


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