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栃木阿波家

ファイル 3969-1.jpg栃木市尻内町の293号沿いにあるラーメン店。

前に妹連れて寄って大好評のうまい店。調べたら野木に本店があるようで、その後はそっちに何度か行ってみてるんだけど悉く閉まってて、時間が合わないのか縁がないのか寄れてなかったので、妹とこっち来たら是非寄りたかった。

なんか今日は宇都宮から293号に出ての南下ですぐには見当たらなかったので「ゴメンもっと北だった」と思いこんで謝って「えーガッカリ」と言われてた。けど、ずっと進んでたら栃木市の西で店を見て「こっちだった!」と無事入店。

今日は兄妹共々まよわずに「塩バターラーメン」を注文。二人とも同じメニューをたのむのは珍しいかも。

それと妹の希望で水餃子も一皿たのんでみた。
先に出てきた水餃子は湯や汁にはつかってなくて丸い小籠包みたいなかわいらしさだった。

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熱そうなので様子見て妹に「まだ無理じゃない」と言われつつ皮の先をちょこっと齧ってゆっくり食べた。やっぱり熱くてその状態で冷めるの待ったけどこれはおいしかった。
食べれるくらいにさめれば、ぷにっとしてジュワ。いい味。

そして塩バターラーメン。これこれ。

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こちらは前回の点景で称賛してるので言わずもがなだけど、透けたイイ味の汁にモチっとした細麺、それだけで充分うまい塩ラーメン。でも主役は丸く乗った倉島バター。これがイイ!
最初バター解かさずに塩のまま味わって、そしておもむろに少しづつバターを混ぜてその円やかさを堪能。
「んーこれこれ」と兄妹揃って満足の食事になった。

さて、満足で店を出て、まだ次は佐野アウトレットまでこれから向かうのですぐに出発したいトコだけど「ちょっと待って(-。-)y-゜゜゜」と妹の煙草待ち。おーい、アウトレット閉まるぞーw

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まぁ閉まっててもこっちは構わないのでのんびり待った。
店の前を眺めてたら正面の道に割られた山の森からヒグラシの声が聞こえてきていい感じだった。今年初かな。気持ち涼んだ。


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:ら 餐:餃 楽:音

龍門の滝

ファイル 3968-1.jpg那須烏山市滝を流れる江川の本流にある滝。

前に一度立ち寄って好印象のスポット。だけど、その後立ち寄ることはなく十一年振りで点景も二度目。前の道は何度か通ったりしてたけどねぇ。

今回は妹が「滝に行きたい」というので来てみた。普段ならここが浮かぶことはなさそうだけど、最近見てる旅アニメで先月ここらが舞台になってるのを見たので「滝」と言われて思い出した次第。

「龍門ふるさと民芸館」の裏の駐車場に停めて歩いた。この民芸館は前回休館してたので今回は寄ろうと思ってたんだけど、先に滝を見ようということで取り敢えず通過して滝への坂道に出た。

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その坂は緩やかに下って、途中で滝が覗けたし、折り返しの所で竹林が見えたりアジサイが咲いてたりして妹に好評。「ちょっと待って」と写真撮りながら下った。

そして中間の少し下の折り返しに観瀑台の広場があって、一番下まで降りずとも広く見渡せた。そして滝の中間正面なので飛沫も風に流れてきてて広場は霧雨状態。
ひんやり涼し気で気持ちよかったけど、飛沫がかかってメガネ濡れて見えなくなるので、気持ちいいとのんびりする妹をおいて先に下にくだった。

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そして一番下で川を渡って中央で滝を見た。こっちは飛沫は来ないので濡れないけど涼しくはなかったけど、やっぱ正面下から広く大きく全体が見れるのでいい眺め。
少ししたら妹もおりてきて「いいねいいね」と写真撮ってた。

この滝のいい所はこの広く見えるところと、山奥まで行かずに来れて駐車場からそう歩かずにすぐ見れるところ。
マイナス点は水があまりきれいではないところ。少し濁ってて足ポチャする気にはならない。
妹はそこにはふれず喜んでたのでホッとした。

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しばらく眺めて対岸側に渡って少し先まで歩いてみた。
対岸側は暫く広場の公園のようになってて、先まで行って何があるわけではないけど少し先まで歩いて折り返した。
広場には外国人ぽいパーティーばかりで、はだしになってなごんでた。

また川を渡って坂を戻った。観瀑台の広場で少し涼んで、またアジサイで写真撮ってゆっくり登った。
登り切った後は滝の上の方にまわってみた。滝が落ちるキワが見れたと思ったけどその奥には滝不動の堂があるだけで木々の合間は何も見えなかった。そうだったっけ。。
ここで戻る時に誰かに耳元で話しかけられたような気がしたんだけど、近くには誰もおらず妹も少し離れてたし低めの声だった。気のせいかな。

さてそして、「龍門ふるさと民芸館」に入ってみた。無料だしね。
「龍神堂」という額の部屋に入ると、椅子が並んでて「龍神様夏バテの為しばらくお休みとなります」とあり暗い壇上に龍がいた。夏バテじゃ仕方ないね。

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地域の案内のコーナーには6月までやってた「ざつ旅」の原作者のサインと原作マンガの龍門の滝の部分が飾られてた。雑な旅と言いながら割とリッチで恵まれた旅行で、いった事あったトコが多かったのでくすぐったい作品だったけど全部見てたのでなんか巡礼になってしまった。
それよか「シモツケコウホネ」という栃木県内の4カ所にしかない希少野生植物種の情報が気になった。

そして建物の中央は階段で上がれる塔楼になってて、妹も意外と乗り気だったので階段を登ってみた。
壁にかかった大きな龍の絵を見ながらグングン上ると、上には「八龍神社」の祭壇があった。
ガラガラや由緒がきもありちゃんとこの「民芸館の最上階に八龍神社を建立しました」と書かれてた。

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それと天井の大きな龍の墨絵も迫力あってよかった。
窓には網が張ってあったけど龍門の滝が見下ろせた。ずっと下の滝はなんかこの天井の龍の尾の先のように見えた。

のぼって来て良かったなとは思ったけど、あまり上がる人が多くないのか冷房が効いてなかったので、長居はせずに降りた。

下ではまだ売店がやってたのでササ―っと見て「龍門サイダー」というのを買ってみた。ここまでなにかと肯定的だった妹だけどこれだけは「やめときなよ、高いだけだよ、普通のサイダーだよ」と反対してた。「いいんだよイメージなんだから」と買って飲んだ。高くて普通だけど、汗かいた後でノド乾いてたので冷たくておいしかった。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:景:滝 景:川 楽:眺 観:楼 観:宮 観:像 観:絵 観:ロ 植:花 餐:飲

道の駅 もてぎ

ファイル 3967-1.jpg茂木町茂木の123号沿いにある道の駅。

初期からある道の駅で何度も来てはいるけどちょっと久々だし、点景はまだ二度目。茂木は294号では縦断するけど横の123号はそんなに通らないし、いつも混んでる印象だからねぇ。

なのでもちろん妹を連れてというのは初めて。そういえば初めて来た時は宇都宮の友達とだったし、前回の点景は大洗好きの友達乗せてた、意外と一人で寄ったことない道の駅かも??(そんなことはないと思うが、、)

とりあえず食事にと思って来てみたけど、やっぱり思った通り混んでいた。駐車場の一番手前の(前回の点景で食べてた)「冷やしゆず塩ら~めん」の食堂は長い列になってて一目でヤメ。(ネタ的には丁度よかった)

ファイル 3967-2.jpgチョイ食いでもいいかなと直売店の方に進んでみたけど、蕎麦屋の看板があったので奥にも店があるようでそっちに行ってみた。ら、こっちは二組くらいの待ちなので、まぁそのくらいならと記名して待った。

意外と待って十数分程で席に着いた。ファミレス調のメニューを見ると「季節限定もてぎの自然薯」とか割と地のものをメインにしてて好感。妹はその「冷つけ汁自然薯とろろそば」、自分は「鮎天」というのが気を引いたので「鮎の天ぷら御前」というセットにしてみた。

店は植物園のような温室を改装したような建物で、高い天井を幕で隠して竹などで洒落た感じになってた。
窓から外を見ると鯉のぼりならぬ鮎の幟が垂れていた。少し風がほしいね。

そして「鮎の天ぷら御前」わっぱめしのセットになってた。

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アユといえば塩焼きが一般的で、天ぷらで食べたことはなかったので、どんなもんかちょっと興味深かったけど、食べてみたら鮎の風味もピンとこず、やっぱ鮎は塩焼きだわなと思えた。わっぱ飯もパッとはせずイマイチだったけど、蕎麦はうまかった。

ファイル 3967-4.jpgっていうか妹の自然薯がそばがきより濃くてもちもちでよかったらしく「自然薯ってこんなだったっけ」と喜んで、蕎麦もうまいし葉っぱみたいな天ぷらもうまい!と大好評。そっちにすればよかった。。(葉っぱみたいな、、は店の人に聞いたらつるむらさきだそうだ)

まぁ取り敢えずいい食事。前回の点景ともネタかぶらず無事に項目に出来たし。
食後はまた直売所。妹がさっき覗いた時に安い植木が気になってたそうで購入。なんか妹はこの道の駅がすごい気に入ってたみたい。名物のジェラートも食べてないしSLも見てないけどね。

出発前に喫煙所に行ってた妹がそこで見た案内の棚田に行きたいと言い出した。いやいやもう2時半でこれから滝にいくのにそれは寄り道が過ぎると却下した。(ちなみにその棚田はずっと前に行ってたトコだった。


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:麺 餐:魚 観:飾 楽:買 道の駅

大前神社

ファイル 3966-1.jpg真岡市東郷にある神社。

294号の方にも案内の看板出てて、「日本一の恵比須様」というのが気を引く神社。自分はずっと前に一度寄ったことあってガッカリというか胡散臭く感じて点景にもしなかった(見返してみたら日誌にも書いてなくて寄ってなかったことになってていつだったかわかんない。。)

で、今日は妹に「真岡って何かある?神社とか」と言われて「胡散臭くて怪しい神社があるね」とか答えたけど、妙に乗り気で「行こう行こう」というので寄ってみた。

駐車場は表の県道沿いの方に停めたけど、奥の方にもあったようだ。妹はそっちの方がイイと不満のようだったけど「ちゃんと参道から行こう」とこっちから進んだ。

ので、鳥居と森の川沿いの参道から進んだ。
イイ感じの森で横の川沿いに出ると堰があった。確か前に来た時は二宮尊徳さんが治水したと案内あったように覚えてたけど、そういう案内は見当たらなかった。別のトコと記憶違いか?ここで唯一印象良かったトコなんだけどなぁ。

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そして神社。右正面が重要文化財とあった「大前神社」。
で、左側に何とも胡散臭く感じてた「大前恵比須神社」。塗り直されてた恵比須像は日本一の大きさらしいけど、なんかねぇ。リリーフランキーか大泉洋かって感じのイメージでどうも好感持てない。

けど、一応こっちの大前神社とは別なんだね。こっちはちゃんとしてるのかなと期待して進んだ。
ら、ビー玉の沈んだ手水や、フォントがカワイイ「夏詣」の提灯などあちこちに手がかかってていい感じだった。

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そして参拝。国重文という拝殿はなるほどと思える装飾で彩られつつカッコよかった。
あれ?大きな恵比須はともかく神社はちゃんとしてて、全然イイ感じの神社じゃないじゃないか。前に来た時はあなんでそんなに印象悪かったんだろう、、と不思議に思った。

拝殿から「参拝順路」という案内に誘われつつ脇にまわると、まっすぐ立派に伸びた御神木はスタジイだった。え、スタジイってクネクネに伸びる魔法使いっぽい木じゃなかったっけ。
その横には天明3年(1783)建立という「唐金燈籠」がさり気無く立ってた。

そして風鈴の棚も設置されていた。「ちょっと少ないね」と妹、でもくぐった先の苔の休憩スペースはいい感じで、振り返って見る社殿がいい感じに見えた。その本殿を見つつ裏に進んだ。「幸せ参道」というのが気になってたんだけど、進むと料金所があってその奥は有料だった。。あーそうか、ここ、やたらと有料の箇所があってお守りとかも充実してて金運がつく前の投資を促されてるように思って胡散臭く感じてたんだっけ。。

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とか思ったけど、よく見るとこれは瑞垣内の神庭の拝観料で、「幸せ参道」は無料でご自由にどうぞとあった。よく見なきゃダメだね。一応妹に「有料の国重文は見たい?」と聞いて無料の方に進んだ。

で、無料の「幸せ参道」は摂社末社の並ぶ本殿裏。どこの神社でも本殿裏などには摂社末社があって地味にフーンと眺める程度だったけど、ここは違った。
まずはバイクの神社があった。よそでも見たけどここが「発祥」とあった。バイク絵馬や写真だけでなく、顔ハメや川崎カラーのボンベや本田や山葉のカラーのネコなんかもあって面白かった。

先に進むとキキョウの花がキレイに咲いており、その前には「明眼神社」五感回復とボケ封じの神という事でここはちゃんと拝んだ。

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この隣りの「淡島神社」からの末社摂社の祠にはそれぞれカラフルな幕が飾られていた。どれもヘビの絵があったからヘビ年の今年の物だろう。参拝者をなごませつつそれぞれのお社に興味を引いて楽しんで参れる気配りが感じられてこれはすごいと思った。

「皇大神宮」の脇には筧と蹲があって庭園ぽく瑞々しくなってたんだけど、その上の木の葉にアマガエルがいて、しかも沢山。今年は全然見かけてなかった雨蛙が不意に何匹も見れて嬉しくなった。

「大物主大國魂神社」の足元には鯉の置物、「天満宮」には牛の置物が愛らしく置かれ、牛は撫でた。
一番大きいのが「荒神社」、小さい「稲荷神社」と並んだ「琴平神社」は金の幕が目立ってた。
「幸せ参道」は神社としての見せ方と持成しにほっこりした。胡散臭いなんて言っちゃってゴメンナサイ。すごくいい神社でした。

とか思って表に戻ると大きな御守授与所。お守りも絵馬もお御籤も種類豊富で、ああ、やっぱりお金なのね。
授与所はお茶屋を挟んでもう一カ所あった。「大前神社」と「大前恵比須神社」は別なのね。

そしてその「大前恵比須神社」。やっぱりなんかねぇ。

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この大前恵比須神社は中に入るのが有料。お水取り拝観料という事でいろいろできるようだけど、自分が胡散臭いと言い過ぎたか妹もあやしく感じてて入る気なし。
それより最後にやっぱ御朱印がほしいと大前神社の方に戻った。で、参道の方の授与所で何種かある御朱印を迷いつつ「一粒万倍日」の米型の物にしてた。「日付以外手書きじゃないけど一粒万倍日だからねっ」とやけに一粒万倍日を口にしてた。(自分は知らない言葉だった。。「一流バンバンエビ」と聞こえて「エビ?」と頓珍漢に聞き返してた)

ファイル 3966-7.jpgさて、車に戻る前に一服と喫煙所に行く妹を追ってみたら、喫煙所のある裏の駐車場にはバイクの参拝者用の駐輪場が「ツーリングオアシス」と洒落てて、奥に国道のようなおむすびまで立っていた。819はバイクってことね。いやぁこってるねぇ。なんかバイクの人達が羨ましく思えた。車のドライブの神社は無いモンかねぇ。

この日の日誌

タグ:観:宮 観:重 観:一 観:像 観:堰 観:飾 観:発 観:蛙 観:P 景:川 楽:触 植:樹 植:花

下野薬師寺歴史館

ファイル 3931-1.jpg下野市薬師寺にある史跡のガイダンス施設。

前から近くはよく通るのでなんとなく気になってたものの、国分寺や尼寺との違いがよくわかってなかったし、そもそもお寺はあまり興味なく、下野だったら国府跡は随分前から何度か行ってたので別にいいかなとも思ってて寄ったことなかった。

今日はこの下野で風呂入って帰ろうと思って進んでて、案内見かけて寄ってみようかなって気になって来てみた。

駐車場からは少し上って館内に入った。
入館は無料で写真OK。小さな館だけど入ってさっそくジオラマ模型とかちゃんと作られてて新しく照明も落とし気味の雰囲気ある展示館だった。

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で、パネルとか見て読んでひと回り、下野薬師寺は七世紀末に建立され、八世紀前半に国の寺となって戒壇がおかれて東国の中心寺院として栄華を極めたそうだ。戒壇というのは戒律を受持する場ということで、奈良時代の当時は全国に三カ所しかなく、つまり東国においてはここで受戒しないと僧として認められないということらしい。天下の三戒壇と呼ばれたそうだ。 ってことであってるのかな。すごいトコだったんだ。ピンときてないけど。

展示をひとまわり見て、当時の服装とかパネルとかある部屋も見て、エレベーターで上に上がると屋上は展望台だった。

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そんなにいい眺めでもないけど、まずは駐車場を見た。一瞬自分の車がない!と思ったけど、そっか代車だったっけ。

そして反対側が下野薬師寺跡。そりゃそうだけどすぐ近く。そっちに行くつもりはなかったんだけど、すぐ先だから行ってみようかなと思えた。っていうか、そう思わすための展望台って感じだった。

で、裏口から出て下野薬師寺跡に歩いてみた。
案内板が多く二次元コードで動画が見れるらしいけど試すほどではなかった。所々解説されてて丁寧ではあるけど、広かったり雑多に物が置かれたりして国の史跡の割にはパッとしない印象だった。

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真ん中あたりに戒壇堂という六角堂があった。江戸中期にあった戒壇院を偲んで建てたものだそうだ。史跡としてはちぐはぐな感じだけど仏教仏教してて面白かった。天井が派手だった。

創建塔台という五重の塔が立ってた台跡もあった。これを再建してほしいものだ。

そして写真撮影用スマホスタンドなんていう洒落たものが立つ先にあるのが復元された回廊の一部。一部すぎてなんともはやだけど、シロートとしてはこういう再現物があるのとないのとでは全然違うのよ。

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周りの畑ではヒバリがピ-チクパーチク囀りながら飛んでいた。春だねぇ、暑いけど。
史跡内のすっかり緑の梅林では沢山のスズメが戯れて飛んで跳ねていた。
現在は長閑な農園の中の遺跡だけど、ここが栄えた奈良時代はどんな感じだったんだろうね。
っていうか、、梅の季節に来るべきだったかねぇw

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タグ:観:館 観:寺 観:史 観:模 観:像 動:鳥

向田熊野神社

ファイル 3900-1.jpg那須烏山市向田にある神社。

烏山城跡の入り口にあった案内板で見た「八咫烏神社」に行こうと思って来てみた。
神社は熊野神社で、境内に八咫烏神社もあるようで、幟には両方の神社名が揚げられていた。

正直ぱっと見、暗く鬱蒼とした林の中の神社で、草も茂ってマイナーな員印象、でも幟が並んでたから安心して参道を進めた。

そして正面に熊野神社。まずは拝殿でお参り。
横の奥の本殿は格子の屋根付きであまりよく見えなかった。

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そして目的の八咫烏神社は、境内社という形で他の末社と並んで一番手前にあったけど、これだけは石畳が続いてたので摂社という扱いなのかな。
こちらもお参りして中を拝見すると、サッカーボールが上納されていた。二つとも栃木FCのものだった。八咫烏といえばJリーグということなのね。

横に案内板があった。
烏山のカラスで町名の由来のカラスの神社ということかと思って来てみたけど、そうではなく平成30年というごく最近に紀伊の熊野本宮大社から分霊賜って造られたそうだった。なーんだ。
烏山の由来は、カラスが飛来して頂上に金の御幣を落とした山に築城したのが烏山城だったからだそうだ。あー素直に城だったかぁ。

っていうか、御祭神が八咫烏って架空の生き物だけどそういうのもアリなのカー。(まぁ神話じたい架空に近い話だしね)

さて、境内奥には「熊野神社のご神木(スギ)」という市指定文化財の標柱があった。けど、どれがご神木なのかわからなかった。。
標柱のすぐ後ろに太い切り株があったからそれかも。。(そうらしい)

あと近くから覗いた本殿は飾り多くキレイだったので、よく見えないのはもったいないなと思った。

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石鳥居をくぐって境内を出た所で、藤棚の下の日陰に黄色い花が群生してるのが見えた。植えたわけではなさそうな自然な群生でキレイだった。(外来種かな?なんて思ってたけど帰って写真で調べたら、在来種で自生の「ヤマブキソウ」らしかった)
それと対面側には白い花もぽつぽつ咲いていた。(こちらも在来種の「イチリンソウ」っぽい)
さらに先月真岡の植物園の高山植物のとこで見た変な形の花の「ウラシマソウ」も傘の葉さして竿たてて幾つも咲いていた。

深い森とか山中とか歩かなきゃ見れなさそうな花が見れて満足。目的は全然違うけどいいトコでいい立ち寄りだった。


この日の日誌

タグ:観:宮 観:伝 植:樹 植:花

かまぎん

ファイル 3899-1.jpg那須烏山市中央にある焼きそば店。

「烏山 食事」で検索してこの時間営業中の店で見つけて来てみた。
ネットでは「釜銀」とあるけど、店ではひらがな表記でどこにも漢字がなかったので表題は此方で。
この時間にやってる普通の定食店みたいなのを期待してたけどまさか焼きそば屋があるとは思ってなかったのでなんかナイス。
店はちょうど入ってた県道から細道に折れて坂を上り始めたすぐのトコで、駐車場があるかわからず取り敢えず店の前に停めて聞いてみたらそのままそこでOKということでそのまま席に着いた。

ファイル 3899-2.jpg店は年期入った古くからやってる店って感じで、昔からずっと焼きそば屋だったのか焼きそばが一番売れるから専門になったのか分からないけど、メニューは焼きそばのみ。玉子と肉とイカのバリエーション。イカって珍しいかなと思えたので「イカ玉入り」の大をたのんでみた。

大小は小がお子様や御年配の方でも食べれるサイズ、大が女性でもぺろりと食べれるサイズだそうで、特盛は+50円からたのめるそうだ。

さて「イカ玉入り」の玉は目玉焼きで、イカはゲソの小間切れだった。へええ。そして箸はなくフォークがささって出てきてて、食べやすいような食べにくいような、でもなんか面白いなと思った。

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食べたらソバがしっかりした強い感じで、縮れなしのストレート。茶そばっぽい感じ。でもソースはよく乗ってておいしく目玉焼きとイカでおいしくペロリと食べられた。ちょっと個性的でいいね。

店の女の人は小上がりで近所の人と話してたけど、感じよく雰囲気いい店だった。
席には烏山の案内パンフが数種類おかれてたので、少し読んで烏山のスポットを頭に入れてから店を出た。

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タグ:餐:や

八重桜関山

ファイル 3898-1.jpg小山市延島にある公園。

「八重桜」で検索してこの「八重桜関山」という所に来てみたんだけど、「開山」というのは八重桜の品種名らしいので、スポットとしては「川の一里塚 桜公園」というのが正しいのかな?
田川という川の分水の、鬼怒川に流れ込む水路の河川敷にある塚を中心に前後に並んだ八重桜の公園。現地の案内では六十六本の八重桜が植樹されているそうだ。

たしかに来てみたらかなりの八重桜が集まって咲いててピンク一色。見事に咲きまくってていい感じ。
でも場所の辺鄙さと桜以外はとくに何もなく駐車場もないからか人はチラホラしかおらず、車も滅多に来ないからまぁ路駐でも問題ないなと塚の横に停めて歩いた。

塚の上には東屋があり、「田川放水路記念碑」と放水路の案内板があった。洪水被害軽減のために造られた放水路だそうだ。
田川は細い川ながら日光から宇都宮市街に流れて結城の先で鬼怒川に合流する川。氾濫することもあったのか。
この放水路の水門が定番ルートでよく渡ってる道だった。その下流は農業用水路のような感じなので川の本流だったとは知らなかった。

「川の一里塚」の石碑もあった。川の一里塚というのは平成元年に鬼怒川沿いに造られた水防活動の拠点スポットだそうだ。

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塚は北側にしか階段がなかったので、南の桜の林は見下ろすだけで北に下りて、そっちの桜林を見て歩いた。

川沿いに並んだ姿は色濃く壮観で、バイクの人が写真撮り歩いてるだけで他に人もなく悠々と眺め歩いた。
放水路の川には水がまるでなかった。これから田植えの時期だから水は用水路のような本流がメインかな。

先の方に駐車場あったら気まずいなぁ、、とか思いながら端まで歩いたけど駐車場は無かった。
そして端の手前から桜の林に進入して、木々の間を歩いてみた。

もうたっぷり八重桜。どの木も背が低く花がちょうど目線でしっかり囲まれた桃色の世界。

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木の間は道になっているわけではないけど、歩きづらいって程荒れてはおらず普通に歩けた。
間にはベンチもあったので入っちゃいけないってことはないだろうと安心してゆっくり歩けた。

ピンクに目が疲れたら足元の草叢を見たりして、小さ青い花とかもキレイだなと思えた。これはハルリンドウ?フデリンドウ?
シジミチョウ(ベニシジミ)が止まってたのはイヌノフグリかな。ここら辺の小さな勝手に咲いてる自生の花もいいよね。でもこういうトコにわざわざ踏み入れたりしなければ敢えて見ることはないかも。

でも近くから聞こえてたゲゲゲゲゲゲゲゲというアカガエルっぽい鳴き声の主が見つけられなかったのは悔しかった。。最近はカエルが見つからなくて駄目だわ。

足元の小さい花をよけつつピンクの八重桜を暖簾のように抜けて、間の道に停めた車に戻った。

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タグ:植:花 観:園 観:堰 動:虫

白蛇辨財天

ファイル 3891-1.jpg真岡市久下田西にある神社。

「今年は蛇年だから白蛇の神社が人気らしいよ」という妹のリクエストで来てみたら、なんと知ってる所で、前に来た焼きそば屋の隣りだった。

その隣りの焼きそば屋はもうやってないみたいだった。(いや、ネットで調べたら閉店とは出てなかった、、普通に営業時間外で暖簾はずしたらこんな感じなのかも。。)

そして駐車場前にはきれいな枝垂桜があって、なんか神社は前に来た時より好印象だった。こういう季節に来ればいいのね。

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さて、境内に歩くと、狛犬ならぬ狛蛇が並んでて、左右でちゃんと阿吽になってた。蛇だからアとウンというよりシャーとチロチロって感じだけどね。妹は「にらんでるー」と蛇は苦手と避けてた。「おいおい蛇苦手なのになんで白蛇の神社に来てんだよ」というと「白蛇はいいのよ、神だから」って、、矛盾を通り越してシュール。
参道脇の池の鯉がやたら元気でポチャンと跳ねたら妹が驚いて「わっ、へび?へび?」とか言ってて笑った。

そしてお参り。
もう4時過ぎてたので社務所は閉まってた。
「えー御朱印がほしかったのに」と妹。残念でした。

そして社殿の裏に「銭洗いの瀧」
「こっちが目的じゃないの?」と聞くと「銭洗いは鎌倉で行ってるし財布もってきてない」とのたまった。「財布なきゃ御朱印だってむりだろ」というと「そこは、ほら、、」たかる気満々だった。

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ってわけで自分はこんな銭洗いで金運を呼ぶとか信じてないから札は避けて500円玉だけ出してアトラクション的に洗った。っていうか妹にやらせた。笊のついた棒で滝まで伸ばして洗う形式。
あーでもこれって、洗ったお金は使っちゃいけないんじゃないの?うわぁもっと安いのにしとけばよかった。。(こんなケチが金運良くなる筈がないw)

流れる水は汲み上げた水だそうだ。裏に装置もあった。
裏口に進む橋から振り返ったら「渡り廊下が池の上だ」と妹。間にぐるっとまわった池に囲まれる形の拝殿だったんだ。さっきの鯉は現金を洗った水で育ってたのね。。

裏から出るとその裏の屋敷の庭も神社になってたので入ってみた。

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「市神社」という祠があって小さな庭が境内になってた。白蛇辨財天の本殿もこちらから見えた。
そして門の脇の桜もきれいに咲いていた。

小さいけど見どころ多くて来た甲斐あった。文章にするとなんか冷やかしに来たような感じだけど、水いっぱいの池に囲まれたいい感じの神社だった。

この日の日誌

タグ:観:宮 観:像 観:池 観:水 楽:験 植:花

おふろcafé いちごの湯

ファイル 3880-1.jpg真岡市下籠谷にある日帰り温泉。

ここ真岡井頭温泉は以前から何度も来てる日帰り湯。こっち方面では一番最初(17年前)に来た所だった。
けど、人気で混んでる事が多く駐車場満車でヤメたことも何回かあって、小川町や喜連川、芳賀、高根沢、上河内、矢板などで他の日帰り湯に寄るようになってこっちには滅多に来なくなった。
そしてここで食事した事もなく点景には一度もしてなかった。

そんなわけで久々に(と言っても振り返ったら3年ぶりくらいだったけど)来てみたら、何やら名前が「いちごの湯」になってて驚いた。

入口も少し変わって下駄箱の鍵のバーコードを読ますタッチパネルの券売機。説明に館の人が立ってたけどそれでも手古摺る人が多かった。最近の昼飯時の飲食店もこうだよね、席開いてるのに列になりがち。イライラする。
とか思いきや「本日プレオープン記念で半額になっております」だそうで300円で入浴できた!一気に不満飛んで機嫌よく入館。

入口ロビー前には何やら洒落たイチゴ製品売り場のコーナーがあって、天井に苺畑が見えた。

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そして大浴場までの廊下も洒落た棚が並んでて飾りや本とかマンガとかが並んでた。休憩室も洒落てて囲炉裏みたいな暖炉みたいな焚火みたいな炎が上がってる部屋とかあった。

そして入浴。脱衣所のロッカーとかは新しくなったのかな。浴室は以前のままだったけど、元々キレイで広々した浴室で無問題。
ここは無色の湯でサラッとしていい感じ。内湯も外湯も広めで、今日は特に休憩室が人だらけだったのもあって浴室は割と空いてて悠々だった。

風呂上がって、食事できるならと食堂を見てみたらもう終わってた。
あら残念、今回も点景にはならなかったわ、、とか思いつつ廊下を戻る途中でフリーの水コーナー、、じゃなくて、なんとフリーコーヒーにピーチティーにレモン水!え、いいの?とピーチティー注いだ。

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だったらと棚で見かけてた綺麗な風景の写真集を手にしてその棚の合間の席に腰かけて寛いだ。

いやーこれは優雅だわ。マンガだってサカモトデイズとかダンダダンとかフリーレンとか今どきのアニメ化されたばかりの人気作が並んでてツボを得てるし、いくらでもゆっくりできそう。
まぁ今回マンガは読まなかったけどゆったり写真集を味わって、遠慮なくピーチティー4回おかわりしてレモン水で締めた。

気分良くホクホクで出ると、入口では「本日はプレオープンなので6時までになってます」という案内が聞こえた。あぶねー明るいうちに来ててよかった。っていうか、後1時間もないのにピーチティーもレモン水も終了せずにしっかり足してて凄いなぁと思えた。

これは混むね、今後さらに混むね。半額で300円て普段は600円?そんな安かったっけ?半額は聞き間違いかな?それでも絶対混むね。そういうつもりでダメ元でまた来てみよう。
(帰って調べたら「真岡市民限定プレオープン」と出てた。。え?市民限定だったの?何も言われなかったなぁ、、ありがたやありがたや)

この日の日誌

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