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生もっちプリン専門店

ファイル 3601-1.jpg敦賀市大比田の8号沿いにあるプリン販売店。

「変なプリン」という幟とその変なイラストや特異な雰囲気の店が気になって、一度通過したけど戻ってきて立ち寄ってみた。
洒落た感じでもあるしプリンの店だし、ちょっと腰引けてたけど、こんな天気で他に客もいなさそうなので停めて傘さして店に歩いた。

店の前には牛の像があって「この乳牛さんにぜったいにさわってください!」とあった。やっぱ変だ。
乳を触るのはなんかヤだったので角を握ってみた。

商品名は「変なはぶたえ生もっちぷりん」だそうで、今までにない甘さと食べにくさで、食感注意、のびすぎ注意、満腹注意との詫び案内があった。変だ。面白い。
小さな店内もぷりんの瓶を吊るしたりしてお洒落なんだけど妙な感じで面白かった。迷わず一つ購入。

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店の屋上や横のコンテナ積んだ上にソファーやテーブルがあって晴れてればそこでゆっくり食べられたんだろうけど生憎の雨。
積んだコンテナを見てみると先にはブランコが吊ってあり、横には「MOM」の大文字のフォトスポット。斜めになったコンテナには「コノヘンテコナナナメコンテナニ絶対に登ってください!」とあった。仕方ないなぁ、、と喜んで登った。

なんか斜めで変な気分の階段部屋。
でもこれって雨でも平気だし、一番上はガラス張りで海方向展望できるし、上の方は座席っぽくなってるしってことで、一番上で買ったプリンを食べた。

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っていうか、なるほどこれはこれは おもしろい!
解説の通り、あまくておいしいけど、粘りが強くてなんとも食べづらい。ズルズルいってプリンを食べたのは初めてだ。なんじゃこりゃ?と楽しくなった。

ファイル 3601-4.jpgいやいや変テコだけどしっかりしてる。このスポットも含めて実に面白いスイーツで楽しめた。
これってやっぱカップルとか女子向けなんだろうな。。
おっさんが一人ではしゃいでて更に異様だったかなw

雨降っててガラガラで良かった。思い切って寄ってみてよかった。
敦賀の面白いもの味わえて満足。


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タグ:餐:菓 観:像 景:海 楽:触 楽:験

道の駅 越前

ファイル 3600-1.jpg越前町厨の305号沿いにある道の駅。

ここは初めて寄った。っていうか、何度も通ってる305号だけど全然認識してなかった、、こんなトコに前からあったっけ?
っていうか、しっかりした建物の日帰り入浴施設で昼から風呂入るつもりはないので「まぁ通過だけどね、、」とか思ってたら向かいに「越前がにミュージアム」という施設と「越前うおいち」という海鮮市場があってこっちも道の駅と出てたので思わず寄ってみた。

越後の能生みたいにカニ食えないかなーとか期待したけど、越前のカニは11月からの解禁、さすがに冷凍ものは並んでたけど全部土産用。解禁寸前で安くなってる等という事もなく、モチロン買ってすぐ食べるというような雰囲気でもなく、見てまわるだけの冷やかしで終わった。。

さて「越前がにミュージアム」も覗いてみた。もちろん有料だけど500円と安め。入り口の雰囲気はちょっと子供連れ向けかな、、と思ったけど、空いてそうだし雨降ってるしハズレでもワンコインならいいかと入ってみた。

まずエレベーターで三階に上がる順路。
そこにあらわれたのが海中ジオラマ。おお。これはイイ。
なんと縦ジオラマで港の海上から表層-中層-深海と三階吹き抜けで深さを実感できる造りになっていた。

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越前は岸から一気に深く成る地形でカニの絶好の漁場、そういうのはなんとなく知ってたけど、こうして深い深い底にカニがいる情景を見ると、こんな深い所にいる生き物が甘くうまいというのも不思議だし、それを引揚げる漁師もすげえなぁと思える。

そんな港の出航前の雰囲気や夜の漁村もよく造られた細かい模型で眺めがいあるし、下の層に螺旋の階段で潜って、見上げる水面の高さも感じられ、一気に引き上げられるカニはたまったもんじゃないなと、カニに生まれなくてよかったと胸をなでおろした。

さてさて、その螺旋の階段の途中には柱に窓があって、そこにも模型が置かれて漁の解説などが見れた。

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中層にはズワイガニ漁の歴史などパネルや漁具の展示が作業小屋に入るようなレイアウトで楽しめた。

そして深海層には潜水艇の調査の模型。カニって人が潜れない様な深い所の生き物なんだよなぁ。。宇宙人みたいなもんだよな。とか、いろいろと感じさせてくれてなかなかいい博物館だと満足してたら、まだ序の口。ちゃんと実物のカニも樽型の水槽で泳いでた!
なんだちゃんとカニが見れるんだ。知らなかったので嬉しかった。
水槽は幾つかあって雄雌分けられてた。

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これで満足してたけど、更に進むと「海遊歩道」という水槽トンネルがあってプチ水族館にもなっていた!マジか。これは驚いた。まさか魚まで見れるとは。これで500円は破格でしょ。

小さいカニやエビの小さい水槽も並んでたし、更に「ふれあい水槽」もあった。
空いてたのでヒトデをひっくり返したりしてたけど、この水槽には魚もいた。珍しい。っていうか魚は素早くて触れ合えないよね。

そして人だかりになってたのはトリックアートのフォトスポット。最近のはやりがわかってるねぇ。お客さんは団体さんで一気に混んだりしたけど、ゆっくりまわってたら二周目ではゆっくり見れた。ひとりだとゆっくり見れていいわ。

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カニの研究の模型も見つつ、パノラマの大型スクリーンの映像も見たし、漁船体験シミュレーターなんかもやってみた。超難しかった。

存分に楽しいで外に出た。寄れてよかった。雨のおかげだ。城、寺、とハズした後だっただけに嬉しかった。

いやいや、こんなに楽しんじゃったらカニでも買ってかなきゃ申しわけないかな、、とか思って市場をもう一回まわってみたけど、やっぱり今食えないカニは買う気にならず店を出た。
ら、店先でイカと貝の串焼きを焼いてたので、イカを買った。

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これは何ていうイカなんですかと種類を聞くと「ヤリイカですよ」と言われたので、え?こっちのヤリイカってこんな小さいの?とか思いながら甘いヤリイカを想像しいて食べた。のが失敗。おいしく食べれなかった。小さいのってこんな感じかぁ。ちょっと蛇足になっちゃった。
 
 
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道の駅 蓮如の里あわら

あわら市吉崎の305号沿いにある道の駅。

新しい道の駅だろうか、初めて見かけた気がする。(今年の四月オープンだそうだ)っていうか、この第二駐車場のカフェが気になって思わず立寄り。これは寺のお堂?何の説明もなかったけど「京都本格珈琲純喫茶イクスカフェ」とあり、額には「鳳凰閣」とあった。

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カフェは10時からでまだ閉まってた。開いてたら腰引けて駐車場にも入らなかったかも。。(京都は嵐山と祇園にある大人気のカフェだそうだ)
横には道の駅の施設なのか「蓮如館」というのがあって中は「蓮如上人記念館」だそうだ。9時からなのでまだ開いてなかった。(以前は鳳凰閣が「蓮如上人記念館」だったそうだ)

「鳳凰閣」は高床式になっててその桁下から裏の北潟湖と島のように見える鹿島の森が覗けた。うわーこんな景色見おろしてのカフェはなんか贅沢すぎでお洒落過ぎで、やっぱ縁なさそうだわー。と思いながらじろじろ見て車に戻った。

で、
第二駐車場というくらいだから第一もあるわけで、道の斜め向かいすぐ先にあったのでそっちも寄ってみた。

道の駅の店も9時からで開いてなかったけど、ここはすぐ裏に「吉崎御坊跡」という国史跡がある所で、寺には関心のない自分でもどんなもんかちょっとは気になった。
吉崎御坊というのは室町時代に蓮如上人が布教の中心として建てた坊舎。大人気で門徒が集まりまくって一大宗教都市になったけど、戦乱や火災で何度も焼失して跡地になってしまったそうだ。

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駐車場のすぐ前に「西御坊」の石段があったので上ってみた。その石段の上の「念力門」は天正19年(1591)に豊臣秀吉が西本願寺に寄進したという門で、幕末の蛤御門の変の時には本願寺を守ったそうだ。昭和24年(1949)に京都から16台の荷車で移したそううだ。なんかすげぇ。450年物の門には見えない堂々たる姿。戦国と幕末に触れる思いでくぐった。

「西御坊」というのは西本願寺の別院。わくわくして門をくぐったもののやっぱり寺院はどうも勝手に入っていいものかどうか戸惑いあって、本堂で一礼しつつササッと横に出た。

道に出ると今度は「東御坊」東本願寺の別院があった。
ここは門の先に石段があるのだけれど、門をくぐったらびっくり。あれ?ここって城だったっけ?と思わず勘違いしたくなりそうな楼閣が石垣の上に建ってるじゃありませんか。え?なにこれ?とまたワクワクしながら石段を上った。

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この建物は宝物館だそうだ。延享2年(1745)に大工小屋として建立、屋上の太鼓堂は名古屋城の櫓と同様式だとかで江戸時代に時計台といて親しまれたとか。ちょっといろいろと時代がごっちゃになる。。
北潟湖と鹿島の森なんかチラリと見えて湖岸の城。江戸時代には幕府に睨まれなかったのかねぇ。(お城ファンのサイトでは完全に城と認識している所もあったw)

鐘楼が単体でもう一つあってこちらは寛政3年(1791)のものだそうで、鐘は御坊で法話があることを信者に知らせる合図として鳴らしたそうだ。

「嫁おどし肉附の面拝観所」というのもあった。なにそれ。。
その拝観所への案内に沿って進むと裏口のような細い参道に出た。ここには「室町時代からの唯一現存する参道です」とか出てた。室町の細道、でもちゃんとコンクリの道にはなってて歩きやすそうだった。まぁ拝観所はまだ開いてなくても史跡の御坊跡への道だそうだから、と、進もうとしたら、ここまでパラパラと舞うくらいだった小雨が、一気にサーッとちゃんと降り出した。。さっきの城跡に続いてまたかぁ、と諦めて道の駅に戻った。

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下り坂を滑らないように気を付けて戻っているうちに本降りになって濡れてしまった。それでもすぐ諦めて戻ってよかったと思えるくらいに雨脚は強まって、すっかり土砂降り。

道の駅は開店五分前で入れず、前の屋根付きテラスで雨宿り。
外からはガラス越しに越前瓦で造ったという「あわら伝説 嫁おどし物語」の像が覗けた。

伝説は、、信仰心のない姑と信心深い嫁の物語。
御坊へ通う嫁を姑が諫めようと夜道の竹藪から鬼の面を付けて「親をないがしろにして御坊へ通うとは何事じゃ!」と現れ、ビックリした嫁が蓮如上人に祈ると、姑は動けなくなり面が取れなくなってしまい、御坊へ連れて行って祈ったら取れて、姑も信心深くなったという話。
どうしても邪な僕はこういう話は素直に取れなくて、、面は嫁が用意してたんじゃね?とか嫁の策謀に思えてしまう。いかんいかん。
っていうか、外にはコミカルな顔ハメもあった。。頭が温泉の盥になったマスコット絵だけど、鬼の面をかぶろうとする姑の顔ハメってどうよ。抜けなくなったら面白いよね。あわら温泉に行ったら取れるのかな。

雨はやみそうにないので濡れるの覚悟で車に走って乗り込んだ。少し地図見て出発した。
 
 
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道の駅 越前おおの荒島の郷

ファイル 3530-1.jpg大野市蕨生の158号沿いにある道の駅。

ここは割と新しい道の駅。去年のGWに寝に寄っただけで二度目だけど点景は初めて。
ロータリー交差点の一角の前にあって、誘導されるように来たw
っていうか、旭川とか豊岡とか嘉手納とか町中で入り込んだロータリー交差点は珍しさもあってワクワクしたもんだけど、郊外ですんなり駆け抜けたいようなトコにあるとこんなにもウザったい邪魔な交差点だとは思わなかった。。

さて、前回来た時に気になってたのがカーゴ販売店の「白山平泉寺どじょう」、どじょうの唐揚げが気軽に食べれるなんて、営業時間に来れたら絶対に寄ろうとか思ってた。
けど、来てみたら「本日定休日」で閉まってた。あー月曜はダメか。(土日祝の営業なのかな?)残念。

ファイル 3530-2.jpgだったら店内でパックとかで売ってたりしないかな?とか思って店に入ってみたけど売ってなかった。無念。

それはともかく、洒落てて品揃え豊富な店内で、目についたのが越前大野城の模型。「天空の城」と題して綿の雲に浮いていた。
売り物なのかと思ったら「どうぞ自由に手に取ってご覧ください」とあった。すげぇ。スケールは350/1と700/1だそうだ。
手に取ってじっくり見ようかと思ってたら、更に店の奥にもっと気になるものを見かけた。

「九頭竜川淡水魚ミニ水族館」!!おお!!いいねいいね。
大型1つ中型2つの三つの水槽だけだけど、しっかりコーナーとして壁に嵌めてて、魚の解説もあってバッチリ水族館。この道の駅一気に好感度MAX。

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魚は、ヤマメの稚魚とイイ型のイワナ、そしてアブラハヤの水槽には天然記念物のアラレガコがいた!前に鳴鹿大堰の「九頭竜川資料館」で見たやつだ!こんなとこでも見れるとは。
そして山女魚の子がかわいくて見入っちゃった。レスも貰ってしまった。きゃー。

そのミニ水族館の奧には洒落たテーブルの休憩所があった。ので、店で気になったものを一つ買ってチョイ食い休憩とした。
買ったのは「福井サーモンにぎり寿司」。ドジョウを探してた時に一目見て気になってた。
福井でマスというと「水面総合センター」で見たサクラマスを思い出し、そのサクラマスかな?とか思って購入。(全然違ってて海水養殖のブランド虹鱒らしい)

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うまい!
キレイな見た目そのままのいい味でいい脂のにぎり寿司。もうペロリぺロリで一瞬でなくなった。もうひとパック買っちゃおうかなーとか考える程だったけどそれはさすがに品がないのでヤメといた。

もうすっかりどじょうの悔しさは忘れちゃって大満足。朝のブラックバスなんかは帰って写真見るまで忘れるくらいだった。

いやはやこんないい道の駅だとは思わなんだ。むしろどじょうが休みでよかったかも。

ファイル 3530-5.jpg他にも隣りにモンベルのショップがあったけど覗かずに外に出た。っていうか最近モンベル凄いね、あちこちで見かける。そういえば高知のヤイロチョウの森で買ってきたTシャツもモンベルだわ。
その奥には「クライミングピナクル」という8mの模擬岩があったり「カヌー体験池」とかもあるけど、それはちょっと無縁かな。

なんか新しい道の駅はすごいねぇ、、と驚きながら車に戻った。

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タグ:楽<残 観:模 観:然 動:魚 餐:鮨 道の駅

杉津PA

ファイル 3529-1.jpg敦賀市杉津の北陸道にあるパーキングエリア。

この区間の北陸道は通ったことなかったので初めての立寄り。
いやぁこの敦賀の北の区間はいつもは8号でずっと海沿いだったから、てっきり北陸道も海沿いを走るのかと思ってたら、全然海なんか見えない道だった。(ずっと横見てたらチラリとは見えたのかも?)
そんな中で寄ってみたこのPA、駐車場からバッチリ海が見えてて驚いた。

なるほど海から少し距離はあるけど、山の上の方にぽっかり空いた山腹からの眺めは、車を降りてみたら杉津の大比田海岸と、その横に突き出た島みたいな岡崎山がよく見下ろせて、海の向かいの敦賀半島の先っぽ(原発のあたり)もよく見えた。

そして右の端には少し突き出た展望台もあったので店の横を抜けて行ってみた。

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裏の展望台は駐車場前とそんなに眺めは変わらないけど、目の前にアジサイ咲いてたり、少し下に上り線側のPAが覗けたりして、燕も目の前でビュンビュン飛びまわっていた。
海ではゆっくりフェリーが湾を縦断してた。
そしてまたでました恋人の聖地のハートロック。二人で外しに来るまでは絶対に別れられないくらいの呪いになってしまえー。

さて、ゆっくり眺めて戻って、一応店ものぞいてみた。お腹は空いてないのでどんなもんかと見てただけだけど、へしこのおにぎりとかあって惹かれておにぎり一個くらいなら入るなと購入。
海苔まいたのととろろ昆布まとったのとあってとろろ昆布があと一つだったのでそっちを買って、ベンチに座って食べた。

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うんとろろ昆布もうまいしお米もうまい、もちろんへしこもいい味でやや少量ながら丁度いいくらいで昆布と米を味わえた。
売ってたとこでのへしこの説明は「サバの糠漬けをあぶったもの」とあった。発酵させるまではいかないのね。(やっぱり以前聞いた「くさらせる」という福井の人の話は極端な家庭料理だったようだ)

それはそうと店のまわりは燕の巣だらけ。結構大きくなった雛に親がせっせと食べ物運んでて間近を飛び回って賑やかだった。

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タグ:景:海 景:岬 楽:眺 餐:飯 植:花 動:鳥 観:船 観:P

道の駅 うみんぴあ大飯

ファイル 3371-1.jpgおおい町成海にある道の駅。

国道沿いじゃなくて一本入ったトコにあるので毎回通過してて立寄ったのはこれで二度目。
隣りの小浜の道の駅も国道沿いじゃないから殆ど寄らないなぁと思ったけど、逆隣の高浜の道の駅は国道沿いだけどしばらく行ってないのでそういう問題じゃないか。。
っていうか道の駅が近くに三つ並んでるのはちょっとあり過ぎでもったいないw

前回はトイレのみの休憩で今回は雨宿り休憩。
強い雨に凹んで、車から降りずに高知の推しライバーさんの配信を見てた。

ら、15分くらいで雨やんで雲割れて青空見えてきた。。おお。

此処ですぐに出かければよかったんだけど、余裕ぶっこいて配信見てのんびりしてたら、また15分後にはドンヨリしてきちゃってた。。あら。

トイレ行って出掛けよう!と車を下りて、一応店も見てみた。とくにコレといったものは無かったけど、水槽に鯛がいたし、裏の港の海が広く見えた。

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ファイル 3371-3.jpg「わかさ瓜割の水」だけ買って車に戻った。ああ、「瓜割の滝
もこの近くだっけ。いいトコだけど一度しか立寄ってなかったなぁ。

道の駅の前には入場無料の「エルガイア」という電力科学展示館があった。入ってみようかなーと思ったけど学童向けかと思ってヤメた。

ってわけで、ほとんどネタのないただの休憩。点景にする気はなかったけど、45分もいたし、印象は残ってたし。逆にネタがない項目なら簡単に纏められるかなと思ってあげてみた。(でも、それなりになっちゃった。。)

タグ:景:海 動:魚 餐:飲 楽:推 道の駅

ドライブイン よしだ

ファイル 3370-1.jpg若狭町海山の県道沿いにあるドライブイン食堂。

店先に看板で出てる名物「いか丼」の店。
確か前にウェブで見かけたのと、友達がテレビで見たという話を聞いてて気になってて、二年前にこっちに来た時も来ようかと思ってたんだけど、場所がうろ覚えだったので先に道の駅に寄ったら「年稿博物館」の方に行くことになって食べられなかった。というか、その二年前は元々年稿の方が興味上だった。まぁ、博物館は最高に良かったのでそれで正解だと思うし、(割と直前まで忘れてたけど)今回こうして来れたので結果往来。天気までその二年前と同じようなイマイチな空というのはちょっと皮肉にも思えるけどね。

とまぁそういうわけで、やっとこれた名物の店。駐車場は湖沿いに少し長くあって悠々停められた。

ファイル 3370-2.jpg店はわりと混んでたけど、席も多くスンナリ着けた。
なんか、入り口近くにあった「三方五湖の天然うな丼2500円10食限定」というのも気になったけど、ここはやっぱり名物の「いか丼」だよね。で、「ゲソ揚げ」が付くセットにした。

どうでもいいけど、後から来た隣りの席のカップルはまた「海鮮丼」をたのんでた。(先月の「はらこめし」のトコでも横のカップルが海鮮丼にしてた) なんだろうね、カップルっていうのは名物はたのまないものなのかね?まぁどうでもいいけど。

っていうわけで「いか丼セット」

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単にイカが美味しいだけの丼かと思ってたけどアニハカランヤ。
意外なことにイカはたっぷりのトロロに漂ってた。とろろごはんのフワトロとイカのプリっとした食感の対比が面白く、もちろん味も良くイカも甘くタレの味も良くおいしかった!
かててくわえて添えられた梅干しが美味しく、これ、口に含んでイカ丼食べたらまた味の確変。最高にオモシロおいしい丼で感激。なるほど食材なら鰻や海鮮丼ほど贅沢ではないけど「丼」として完成された逸品。これは食べて良かった。

ファイル 3370-4.jpgで、セットのゲソ揚げはプリッとしてるかと思いきや、意外過ぎるくらい柔らかくてフニャフニャで軽く食べれた。
こうなると、単品の「烏賊ミミバター醤油炒め」とかはどんな感じで出てくるのか興味持てた。次回来れたらそういう組み合わせもアリかな。

食べ終えてついつい「おいしかったです」と一言添えつつ会計済ませた。

軽く店の中を見るとおみやげに並んで梅干しも沢山あった。ここらの名物のようだ。おいしかったもんね。
それと、一角にバイクの模型が飾られてて、ツーリングチームの名刺?が貼り集められたボードがあった。バイク乗りの人が良く来るんだろうね。今日もバイクの何台か人いた。バイクの人の方がうまい店とか名物とか詳しそうだよね。

店裏の離れのトイレに行ったら、その先に湖が見えた。いや、こんなトコで眺めてないで車の前でゆっくり眺めようと駐車場に戻った。

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店の前の湖が「水月湖」。前回見てみたかった湖。7万年もの間変わらぬ姿で湖底に歴史を積んでる湖。
古さで言えば琵琶湖は500万年だから桁が違うけど、この広さでずっとって凄いなぁと思えた。 けど、見た感じだけではあまりピンとこないので、やっぱり先に「年稿博物館」に行っといてよかった。

湖面の近くにはオオバンが浮いて泳ぎ、時折潜ってた。

タグ:食:丼 餐:魚 餐:揚 餐:果 景:湖 動:鳥

レストランミハマ

ファイル 3244-1.jpg美浜町大藪の27号沿いにある食堂。

7年前にも一度寄ったことあって二度目の来店、点景も二度目。
朝からやってる店で「へしこ」などの福井の御当地メニューもある店で、また時間が合えば是非寄りたいと思ってた筈なのに、すっかり忘れてて、今日も来て思い出して、灯りがついててやってそうだったので咄嗟に寄ってみた感じ。

けど、灯りが点いてたのは弁当コーナーのトコだったので、ひょっとしたらコロナのご時世だから持ち帰りだけなんてことは、、、とか思いつつ、ユーモアあるイラストに好感もちながら弁当コーナーを覗いてみたけど、店の人は奥のようなので、ちゃんと店に入ってみた。
ら、ちゃんと営業してて、食事してるお客さんもいた。よかった。

ファイル 3244-2.jpg窓際のテーブル席についてメニューをみてみた。
「男丼」という大盛りっぽい凄いセットメニューが目を引いたけど、朝からそこまでドカンと食べたいわけではなくパス。
「地元の定食」というへしこおにぎりと三方五湖のシジミの味噌汁と地元旬野菜の天ぷら等々のセットにしょうと思った。けど、「すみません今は地元旬野菜の天ぷらができなくてそのメニューは休止しています」といわれた。
ああそういえばと、普通に「海老フライ定食」をたのんだ。(二倍の額の「大きな海老フライ定食」というのもあったけどやめといた)。最近配信でエビフライの話を聞いててエビフライ食べたいモードだったのだ。

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ってわけで「海老フライ定食」
自分の中では海老フライというのは左程評価高くなく、おいしいけどボリュームに欠けてご飯とのバランスが難しく滅多に頼まないメニュー。っていうか、よく考えたら定食で選んだのは初めてかもしれない。(エビ天丼ならまだタレご飯でいけるけど定食じゃぁなぁ、、って感じ)けど、ここでは四本の海老フライが集ってたので配分よさそうだった。
そして食べてみたら、意外とカリッと揚がった衣がしっかりエビの味を閉じ込めてておいしく、その衣も落花生かなんか入ってそうな香ばしさでおいしかった。これはいける。
ご飯すすんでおいしく満足の朝食になった。ナイス。よかったよかった。


ちなみに前回の点景

タグ:食:定 餐:揚 餐:甲

福井家 城東店

ファイル 2905-1.jpg福井市城東の8号沿いにあるソースカツ丼の店。

ここは吉牛みたいな気軽さと価格で福井名物のソースカツ丼と越前そばが食べられる店。
実はここ、以前にも来てて開店一時間以上前で食事できなかったものの、店の人が駅前店を教えてくれてそっちに行ったら早くからやってて食べたのが福井での点景第一稿。
ってことは10年ぶりか、もっと気軽に頻繁に来るかと思ってたけど、福井で食事のタイミングがなかったのか、8号を158号より北に進むことがなかったのか、すっかり忘れてたってわけでもないけど十年は意外に思えた。

ファイル 2905-2.jpg店に入ってカウンター席に座ってメニューを見た。
メガカツ丼とか福井三昧セットとかいろいろあったけど、ここはスタンダードに「ヒレカツ丼とおろしそばセット」にした。
ソバは「温」「冷」えらべるそうで、今日は蒸し暑かったので冷にした。(越前そばは本来「冷」が基本らしい)

丼と蕎麦だと先にそばを食べるのが常なので、越前おろしそばから賞味。
悪くない蕎麦でおいしくすすれた。っていうか大根おろしが思ってたよりも辛くて、こっち系のトゲトゲな辛みはいくらかはイケるけど得意なわけはなくゆっくり休みつつ食べた。

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そしてソースカツ丼。普通に食べるのは観光客で、福井市民はマヨネーズをかけて食べるのが一般的という話もしっかり覚えていたので、まず最初によそ者として普通に食べてみた。
うんこれで充分じゃんおいしいじゃん。福井らしいソースじゃん。
と思いつつ、地元方式のマヨをかけた方を食べてみた。
あ、こっちの方がいいわ!
濃さが補完されブーストかかったような感じ。もう戻れなくなって残りは全部マヨで一気に食べた。なるほどー。

個人的にはマヨラーって程ではないけどマヨは好きな方。
ではあるけど、マヨに邪魔されないで食べたい物やそういう気分の時もある。のでちょっとドキドキだったけどこれは邪魔ではなく勢いをつけてくれたターボの役割で福井市民に同調できた。これはいいね。でも他の店でやったら怒られるのかな?
 
 
ところで、、駅前店の点景みたら店名違ってるね。(→)
経営変わったのかな(そうらしい)駅前店はまだあるのかな(閉店したらしい)
ともあれ勝手ながら滅多には来れないけどこの店はなくならないでほしい。

タグ:食:丼 餐:揚 餐:麺

福井県年縞博物館

ファイル 2904-1.jpg若狭町鳥浜縄文ロマンパーク内にある博物館。

三方五湖の水月湖の湖底から採れた世界最長の貴重な「年縞」を展示して地球の歴史を示す考古学博物館。
この「年縞」というのは湖底に積まれた枯葉や花粉や塵芥の層の数で年数を測り、含まれる炭素分子量で他で発掘された古いものの存在した年代が正確に測れる基準となるもの。
ここ水月湖で出たものは世界も驚く7万年分もの「年縞」
7万年もの間、酸素がないアルカリ性の湖水の底で生物に邪魔されることなく静かに枯葉が沈んで積もった湖ということだ。物凄いことだよね。現代まで綺麗に示したここの正確な縞は「世界標準ものさし」として採用されているそうだ。

それをWebで見て知って前々から興味持ってて、それと友達の「TVでやってた三方五湖のイカ丼がうまそう」という話にも誘われて今回三方五湖に来てみた次第。
もう午後遅く天気悪く暗くなり始めてて空振りかな、、と思ってたのが、道の駅からの流れで見逃しそうだった一番の目的に来れたという事が実にうれしかった。(ついさっきまでは及び腰で迷ってたくせにw)

入館料割引で払って入ると、まずは一階の映像シアターで案内動画を視聴。
そして二階に上がると不思議な空間。その年縞の実物が展示してあり、裏から照らされていた。
光陰矢の如しというか、そんな長い歴史の物差しが目の前に続くのを見ると、年月の儚さと尊さを感じた。

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近くで見ると火山の噴火などのメモが幾つもあり、長い歳月の厳しい気象変化を何度も越えてそれらすら些事に見える時間の痕跡を眺めているのかと思うと、まだ線にすらなってない今年始まったばかりのコロナ禍なんかすぐに超えられそうな気がしてきた。

そんな年縞の前に館の人がいて質問に答えて解説してくれていた。
とても分かりやすく丁寧に教えてくれるので、ずっと聞き入ってしまい、自分含めた熱心な何人かでついてまわって、ガイドさんみたいに解説していただけた。
この縞は黒いのが夏の落ち葉、白いのが冬の落ち葉なんだそうだ。
そして他の古代湖、たとえば琵琶湖などでは年縞は出来ないのかと質問すると、河川からの水の流入で規則的に積もらないのと魚などの生き物が底をかき回すからダメなんだそうだ。

7万年分歩いて一番先までいって折り返すと、裏側は猿人からの人類誕生の資料展示。
年縞と共に記された年表のパネルや模型などの面白そうな展示がされていたけど、ここまでゆっくり解説聞きながらきたもんだからここでもう閉館まで15分。。ちょっと急いで進んだ。

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日本最古の人骨は中間の3.5万年前のもの。沖縄、対馬、北海道の三ルートで渡来したらしい。

展示の中でも気を引いたのは海外の他の年縞。同じように各地で採取されていて、モンゴルのなんかは1億2000万年前の地層の中にあった古代の湖の年縞とか更にすごいスケール。

そして日本の2億5000万年前の石「隠岐片麻岩」や世界一古い石のカナダの39億6000万年前の「アカスタ片麻岩」とかもあった。(ちなみに日本最古の石は25億年前のもので島根で去年発見されたそうだ)
ともあれ、古い時間を点ではなく線で現在まで繋がって年月を実感させてくれる年縞はやっぱりすごいなぁとすっかり魅了。
1億年前がどうかはもう考えが及ばないけど、7万年には間違いなく自分の血筋につながる祖先たる猿人がいたわけで、この長い時間脈々と絶えることなく生き抜いた祖先が大変な思いをして子孫を繋ぎ今の自分に受け継がれているかと思うと、、、そんな長い時間をまるで神様のように俯瞰して見る贅沢を感じ、そして独身なのでここで途切れさせてしまうという贅沢を感じ、感慨深く有り難く満たされる思いだった。

最後まで要所要所丁寧に解説してくれた館の人には感謝。
とても興味深く楽しませてもらいました。
7万年の間には今よりも暑い時期もいくらでもあったけど、寒い時期の方が断然長く多かったそうで、実は現代の我々は長い歴史の中では温かい恵まれた時期に暮らしててラッキーなんだそうだ。なので実は温暖化なんかよりその先に必ず来るであろう氷河期への対策の方が真剣に立てるべき課題だそうだ。「もっとも私たちの何代も後の先の話ですが」と、いつも年縞を見てる人のいう事はちがうよねw

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ってわけで5時少し過ぎちゃっての退館。
外に出ると長い博物館から漏れる灯りが年縞のようで素敵だった。

あーもう少し早く来ればよかったー
っていうか、是非とも天気いい日に三方五湖をドライブしにまた来よう。(その時はイカ丼も忘れずに食おうw)

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