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道の駅 うみんぴあ大飯

ファイル 3371-1.jpgおおい町成海にある道の駅。

国道沿いじゃなくて一本入ったトコにあるので毎回通過してて立寄ったのはこれで二度目。
隣りの小浜の道の駅も国道沿いじゃないから殆ど寄らないなぁと思ったけど、逆隣の高浜の道の駅は国道沿いだけどしばらく行ってないのでそういう問題じゃないか。。
っていうか道の駅が近くに三つ並んでるのはちょっとあり過ぎでもったいないw

前回はトイレのみの休憩で今回は雨宿り休憩。
強い雨に凹んで、車から降りずに高知の推しライバーさんの配信を見てた。

ら、15分くらいで雨やんで雲割れて青空見えてきた。。おお。

此処ですぐに出かければよかったんだけど、余裕ぶっこいて配信見てのんびりしてたら、また15分後にはドンヨリしてきちゃってた。。あら。

トイレ行って出掛けよう!と車を下りて、一応店も見てみた。とくにコレといったものは無かったけど、水槽に鯛がいたし、裏の港の海が広く見えた。

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ファイル 3371-3.jpg「わかさ瓜割の水」だけ買って車に戻った。ああ、「瓜割の滝
もこの近くだっけ。いいトコだけど一度しか立寄ってなかったなぁ。

道の駅の前には入場無料の「エルガイア」という電力科学展示館があった。入ってみようかなーと思ったけど学童向けかと思ってヤメた。

ってわけで、ほとんどネタのないただの休憩。点景にする気はなかったけど、45分もいたし、印象は残ってたし。逆にネタがない項目なら簡単に纏められるかなと思ってあげてみた。(でも、それなりになっちゃった。。)

タグ:景:海 動:魚 餐:飲 道の駅

ドライブイン よしだ

ファイル 3370-1.jpg若狭町海山の県道沿いにあるドライブイン食堂。

店先に看板で出てる名物「いか丼」の店。
確か前にウェブで見かけたのと、友達がテレビで見たという話を聞いてて気になってて、二年前にこっちに来た時も来ようかと思ってたんだけど、場所がうろ覚えだったので先に道の駅に寄ったら「年稿博物館」の方に行くことになって食べられなかった。というか、その二年前は元々年稿の方が興味上だった。まぁ、博物館は最高に良かったのでそれで正解だと思うし、(割と直前まで忘れてたけど)今回こうして来れたので結果往来。天気までその二年前と同じようなイマイチな空というのはちょっと皮肉にも思えるけどね。

とまぁそういうわけで、やっとこれた名物の店。駐車場は湖沿いに少し長くあって悠々停められた。

ファイル 3370-2.jpg店はわりと混んでたけど、席も多くスンナリ着けた。
なんか、入り口近くにあった「三方五湖の天然うな丼2500円10食限定」というのも気になったけど、ここはやっぱり名物の「いか丼」だよね。で、「ゲソ揚げ」が付くセットにした。

どうでもいいけど、後から来た隣りの席のカップルはまた「海鮮丼」をたのんでた。(先月の「はらこめし」のトコでも横のカップルが海鮮丼にしてた) なんだろうね、カップルっていうのは名物はたのまないものなのかね?まぁどうでもいいけど。

っていうわけで「いか丼セット」

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単にイカが美味しいだけの丼かと思ってたけどアニハカランヤ。
意外なことにイカはたっぷりのトロロに漂ってた。とろろごはんのフワトロとイカのプリっとした食感の対比が面白く、もちろん味も良くイカも甘くタレの味も良くおいしかった!
かててくわえて添えられた梅干しが美味しく、これ、口に含んでイカ丼食べたらまた味の確変。最高にオモシロおいしい丼で感激。なるほど食材なら鰻や海鮮丼ほど贅沢ではないけど「丼」として完成された逸品。これは食べて良かった。

ファイル 3370-4.jpgで、セットのゲソ揚げはプリッとしてるかと思いきや、意外過ぎるくらい柔らかくてフニャフニャで軽く食べれた。
こうなると、単品の「烏賊ミミバター醤油炒め」とかはどんな感じで出てくるのか興味持てた。次回来れたらそういう組み合わせもアリかな。

食べ終えてついつい「おいしかったです」と一言添えつつ会計済ませた。

軽く店の中を見るとおみやげに並んで梅干しも沢山あった。ここらの名物のようだ。おいしかったもんね。
それと、一角にバイクの模型が飾られてて、ツーリングチームの名刺?が貼り集められたボードがあった。バイク乗りの人が良く来るんだろうね。今日もバイクの何台か人いた。バイクの人の方がうまい店とか名物とか詳しそうだよね。

店裏の離れのトイレに行ったら、その先に湖が見えた。いや、こんなトコで眺めてないで車の前でゆっくり眺めようと駐車場に戻った。

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店の前の湖が「水月湖」。前回見てみたかった湖。7万年もの間変わらぬ姿で湖底に歴史を積んでる湖。
古さで言えば琵琶湖は500万年だから桁が違うけど、この広さでずっとって凄いなぁと思えた。 けど、見た感じだけではあまりピンとこないので、やっぱり先に「年稿博物館」に行っといてよかった。

湖面の近くにはオオバンが浮いて泳ぎ、時折潜ってた。

タグ:食:丼 餐:魚 餐:揚 餐:果 景:湖 動:鳥

レストランミハマ

ファイル 3244-1.jpg美浜町大藪の27号沿いにある食堂。

7年前にも一度寄ったことあって二度目の来店、点景も二度目。
朝からやってる店で「へしこ」などの福井の御当地メニューもある店で、また時間が合えば是非寄りたいと思ってた筈なのに、すっかり忘れてて、今日も来て思い出して、灯りがついててやってそうだったので咄嗟に寄ってみた感じ。

けど、灯りが点いてたのは弁当コーナーのトコだったので、ひょっとしたらコロナのご時世だから持ち帰りだけなんてことは、、、とか思いつつ、ユーモアあるイラストに好感もちながら弁当コーナーを覗いてみたけど、店の人は奥のようなので、ちゃんと店に入ってみた。
ら、ちゃんと営業してて、食事してるお客さんもいた。よかった。

ファイル 3244-2.jpg窓際のテーブル席についてメニューをみてみた。
「男丼」という大盛りっぽい凄いセットメニューが目を引いたけど、朝からそこまでドカンと食べたいわけではなくパス。
「地元の定食」というへしこおにぎりと三方五湖のシジミの味噌汁と地元旬野菜の天ぷら等々のセットにしょうと思った。けど、「すみません今は地元旬野菜の天ぷらができなくてそのメニューは休止しています」といわれた。
ああそういえばと、普通に「海老フライ定食」をたのんだ。(二倍の額の「大きな海老フライ定食」というのもあったけどやめといた)。最近配信でエビフライの話を聞いててエビフライ食べたいモードだったのだ。

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ってわけで「海老フライ定食」
自分の中では海老フライというのは左程評価高くなく、おいしいけどボリュームに欠けてご飯とのバランスが難しく滅多に頼まないメニュー。っていうか、よく考えたら定食で選んだのは初めてかもしれない。(エビ天丼ならまだタレご飯でいけるけど定食じゃぁなぁ、、って感じ)けど、ここでは四本の海老フライが集ってたので配分よさそうだった。
そして食べてみたら、意外とカリッと揚がった衣がしっかりエビの味を閉じ込めてておいしく、その衣も落花生かなんか入ってそうな香ばしさでおいしかった。これはいける。
ご飯すすんでおいしく満足の朝食になった。ナイス。よかったよかった。


ちなみに前回の点景

タグ:食:定 餐:揚 餐:甲

福井家 城東店

ファイル 2905-1.jpg福井市城東の8号沿いにあるソースカツ丼の店。

ここは吉牛みたいな気軽さと価格で福井名物のソースカツ丼と越前そばが食べられる店。
実はここ、以前にも来てて開店一時間以上前で食事できなかったものの、店の人が駅前店を教えてくれてそっちに行ったら早くからやってて食べたのが福井での点景第一稿。
ってことは10年ぶりか、もっと気軽に頻繁に来るかと思ってたけど、福井で食事のタイミングがなかったのか、8号を158号より北に進むことがなかったのか、すっかり忘れてたってわけでもないけど十年は意外に思えた。

ファイル 2905-2.jpg店に入ってカウンター席に座ってメニューを見た。
メガカツ丼とか福井三昧セットとかいろいろあったけど、ここはスタンダードに「ヒレカツ丼とおろしそばセット」にした。
ソバは「温」「冷」えらべるそうで、今日は蒸し暑かったので冷にした。(越前そばは本来「冷」が基本らしい)

丼と蕎麦だと先にそばを食べるのが常なので、越前おろしそばから賞味。
悪くない蕎麦でおいしくすすれた。っていうか大根おろしが思ってたよりも辛くて、こっち系のトゲトゲな辛みはいくらかはイケるけど得意なわけはなくゆっくり休みつつ食べた。

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そしてソースカツ丼。普通に食べるのは観光客で、福井市民はマヨネーズをかけて食べるのが一般的という話もしっかり覚えていたので、まず最初によそ者として普通に食べてみた。
うんこれで充分じゃんおいしいじゃん。福井らしいソースじゃん。
と思いつつ、地元方式のマヨをかけた方を食べてみた。
あ、こっちの方がいいわ!
濃さが補完されブーストかかったような感じ。もう戻れなくなって残りは全部マヨで一気に食べた。なるほどー。

個人的にはマヨラーって程ではないけどマヨは好きな方。
ではあるけど、マヨに邪魔されないで食べたい物やそういう気分の時もある。のでちょっとドキドキだったけどこれは邪魔ではなく勢いをつけてくれたターボの役割で福井市民に同調できた。これはいいね。でも他の店でやったら怒られるのかな?
 
 
ところで、、駅前店の点景みたら店名違ってるね。(→)
経営変わったのかな(そうらしい)駅前店はまだあるのかな(閉店したらしい)
ともあれ勝手ながら滅多には来れないけどこの店はなくならないでほしい。

タグ:食:丼 餐:揚 餐:麺

福井県年縞博物館

ファイル 2904-1.jpg若狭町鳥浜縄文ロマンパーク内にある博物館。

三方五湖の水月湖の湖底から採れた世界最長の貴重な「年縞」を展示して地球の歴史を示す考古学博物館。
この「年縞」というのは湖底に積まれた枯葉や花粉や塵芥の層の数で年数を測り、含まれる炭素分子量で他で発掘された古いものの存在した年代が正確に測れる基準となるもの。
ここ水月湖で出たものは世界も驚く7万年分もの「年縞」
7万年もの間、酸素がないアルカリ性の湖水の底で生物に邪魔されることなく静かに枯葉が沈んで積もった湖ということだ。物凄いことだよね。現代まで綺麗に示したここの正確な縞は「世界標準ものさし」として採用されているそうだ。

それをWebで見て知って前々から興味持ってて、それと友達の「TVでやってた三方五湖のイカ丼がうまそう」という話にも誘われて今回三方五湖に来てみた次第。
もう午後遅く天気悪く暗くなり始めてて空振りかな、、と思ってたのが、道の駅からの流れで見逃しそうだった一番の目的に来れたという事が実にうれしかった。(ついさっきまでは及び腰で迷ってたくせにw)

入館料割引で払って入ると、まずは一階の映像シアターで案内動画を視聴。
そして二階に上がると不思議な空間。その年縞の実物が展示してあり、裏から照らされていた。
光陰矢の如しというか、そんな長い歴史の物差しが目の前に続くのを見ると、年月の儚さと尊さを感じた。

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近くで見ると火山の噴火などのメモが幾つもあり、長い歳月の厳しい気象変化を何度も越えてそれらすら些事に見える時間の痕跡を眺めているのかと思うと、まだ線にすらなってない今年始まったばかりのコロナ禍なんかすぐに超えられそうな気がしてきた。

そんな年縞の前に館の人がいて質問に答えて解説してくれていた。
とても分かりやすく丁寧に教えてくれるので、ずっと聞き入ってしまい、自分含めた熱心な何人かでついてまわって、ガイドさんみたいに解説していただけた。
この縞は黒いのが夏の落ち葉、白いのが冬の落ち葉なんだそうだ。
そして他の古代湖、たとえば琵琶湖などでは年縞は出来ないのかと質問すると、河川からの水の流入で規則的に積もらないのと魚などの生き物が底をかき回すからダメなんだそうだ。

7万年分歩いて一番先までいって折り返すと、裏側は猿人からの人類誕生の資料展示。
年縞と共に記された年表のパネルや模型などの面白そうな展示がされていたけど、ここまでゆっくり解説聞きながらきたもんだからここでもう閉館まで15分。。ちょっと急いで進んだ。

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日本最古の人骨は中間の3.5万年前のもの。沖縄、対馬、北海道の三ルートで渡来したらしい。

展示の中でも気を引いたのは海外の他の年縞。同じように各地で採取されていて、モンゴルのなんかは1億2000万年前の地層の中にあった古代の湖の年縞とか更にすごいスケール。

そして日本の2億5000万年前の石「隠岐片麻岩」や世界一古い石のカナダの39億6000万年前の「アカスタ片麻岩」とかもあった。(ちなみに日本最古の石は25億年前のもので島根で去年発見されたそうだ)
ともあれ、古い時間を点ではなく線で現在まで繋がって年月を実感させてくれる年縞はやっぱりすごいなぁとすっかり魅了。
1億年前がどうかはもう考えが及ばないけど、7万年には間違いなく自分の血筋につながる祖先たる猿人がいたわけで、この長い時間脈々と絶えることなく生き抜いた祖先が大変な思いをして子孫を繋ぎ今の自分に受け継がれているかと思うと、、、そんな長い時間をまるで神様のように俯瞰して見る贅沢を感じ、そして独身なのでここで途切れさせてしまうという贅沢を感じ、感慨深く有り難く満たされる思いだった。

最後まで要所要所丁寧に解説してくれた館の人には感謝。
とても興味深く楽しませてもらいました。
7万年の間には今よりも暑い時期もいくらでもあったけど、寒い時期の方が断然長く多かったそうで、実は現代の我々は長い歴史の中では温かい恵まれた時期に暮らしててラッキーなんだそうだ。なので実は温暖化なんかよりその先に必ず来るであろう氷河期への対策の方が真剣に立てるべき課題だそうだ。「もっとも私たちの何代も後の先の話ですが」と、いつも年縞を見てる人のいう事はちがうよねw

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ってわけで5時少し過ぎちゃっての退館。
外に出ると長い博物館から漏れる灯りが年縞のようで素敵だった。

あーもう少し早く来ればよかったー
っていうか、是非とも天気いい日に三方五湖をドライブしにまた来よう。(その時はイカ丼も忘れずに食おうw)

タグ:観:館 観:地 観:石 観:模 観:一 楽:話

道の駅 三方五湖

ファイル 2903-1.jpg若狭町鳥浜の162号沿いにある道の駅。

初めての立ち寄り、っていうか162号じたいかなーり久々(02/8/27以来)なので道の駅があるのは知らなかった。けど手前から案内出てたので寄れた。

もう3時半をまわってたけど売店はやってて、ナイスと思ったけど食堂はなかった。
そして特に面白いものもなくチョイ食いというか食事的には空振りだった。

その売店とトイレの建物から廊下のような屋根続きの別の「自然観察棟」という棟があって行ってみた。

高床の階下は舟屋のようにボートがつながっていて、いい雰囲気で三方湖が覗けた。
階段を上がるとその「自然観察棟」はネイチャーセンターみたいな感じだった。

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そして中に入ると水槽があって三方五湖の魚が泳いでいた。で、三方湖の説明で「ナガブナ」という珍しい鮒が生息してるとあったので「ここの鮒はナガブナですか?」と聞いてみたけど「いえ普通の鮒です」だそうだ。。残念。

そして広い窓から正面の三方湖を眺めた。天気よければねぇ。
単眼鏡もあって覗いてみたけど難しくて合わなくてよく見えず、梃子ずってたら館の人が丁寧に使い方を教えてくれた。
けど、「さっきまで渡り鳥が沢山いたんだけど、、」今はいなくてカモとカワウくらいしか見えなかった。(正直カメラのズームの方が見やすかった、、)

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そして館内では三方湖の先にある水月湖で発掘された「年稿」についても解説してて、そういえば元々はそれに興味があって水月湖を見ようと思ってきたんだっけ、、とか言ってみたら、その年稿の博物館がすぐ隣にあるからとお勧めされた。
「んー、、でももう4時前だからなぁ、、」と迷ってたら、5時までやってる筈だから割引券もあるからと背中を押されたので行く気になった。
正直うわべの知識だけで水月湖を見に行っても薄い感慨しかなかっただろうし、もう暗くなるから触りだけでも博物館で知識を得た方が利口だろうなと思った。

敷地は隣でも広いので一応車で移動した。

タグ:景:湖 動:魚 動:鳥 道の駅

小浜城跡

ファイル 2902-1.jpg小浜市城内の162号沿いの中洲にある城跡。

幕末の物語などで何度か目にしてた小浜藩の藩庁の城。国道のすぐ横みたいなので案内にそって横道に曲がってみた。
ら、
なんか細い道の宅地の町角の神社が城跡のようで、神社の小さな駐車場しかなくて戸惑った。

で、神社に停めて神社をお参り。
神社の由緒と小浜城の案内は幾つも立ってた。(どの案内も同じ内容だった)
小浜城は関ヶ原以後に築かれた城で明治の廃藩後は陸軍が入って破壊し、河川拡張工事で北の丸と二ノ丸を削って堀を埋めて宅地になったそうで、この境内がそのまま本丸のようで、当時の図を見ると三ノ丸が国道あたりでその間は堀、3分の2くらいの細さになったようだ。取り潰す気満々ながら逆によく本丸だけはそのまま神社として残ったもんだと逆に驚く。
あれ?小浜藩って幕府側だったんだっけ?(鳥羽伏見は幕軍で戦ってその後恭順して北越に進軍したらしい)そのまま残れば珍しい形の中洲(三角州)の水城で素敵な観光地になっただろうになぁ。

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神社はその後の明治初期に建てたもので、初代小浜藩主の酒井忠勝を祀った神社。あれ?陸軍大阪鎮台分営はどこいった?(壊すだけ壊して、狭いと言って彦根に移ったらしい)

賽銭箱には「よろしかったらどうぞ」と青い柚子がおかれててサービスいいなと思ったけど小浜城のパンフは100円とあってチグハグで面白かった。

お参りした後、そのまま傘さして水たまりだらけの境内を奥に見えた石垣に歩いた。

その石垣の階段の見えた南西隅が思った通りの天守台。
登れるようになってたので登った。ここだけはちゃんと城跡スポット。
そして少し低めながらちょっとした展望台で、小浜の町やその背の山、小浜湾に先の半島の山が見えた。
明治維新までここに三層の天守があったそうで、大阪鎮台の改修中に出火して取り壊したそうだ。(いや、絶対わざと火をつけたに違いない)

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眺めよりも左右に続く石垣が思ったよりもしっかり組まれて修繕されてていい城跡風景だった。
10万石以上もあり若狭の中心でもあった城が、こんな隠れるようにひっそりと本丸の石垣だけ残しているというのも随分寂しい感じもするけど、個人的には雨降りでやや先を急いでいたようなこんな時にサラッと寄れて軽く見るトコだけ見れた城跡で都合よかった。

タグ:観:城 観:宮 観:石 楽:眺 景:町

東郷街道おつくね祭

ファイル 2623-1.jpgJR越美北線越前東郷駅の駅前通りで開催されていたお祭り。

この駅前の通りにある食堂で以前食事したことがあったので、今回もと思って来てみたらお祭りだった。
少し手前の稲荷神社の前にお祭りの駐車場があったので停めて歩いてみた。

地域のお盆の夏祭りという感じだけど、結構店も出てて何か食べられそうなので見てまわった。

お祭りの演目などはこれからみたいだけど、模擬店はもうやってて食べ歩いてる人や座って飲んでる人とかいたし、ボールすくいやスマートボールとかもあって夏休みの子供たちも楽しそうだった。

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ずっと進んだ奥の駅前にステージがあり、法被着た人たちが集まっていた。ステージには「わらすべ投げ」とか「米俵運びリレー」とか書かれてていろいろ競技的なものもあるようだった。

少し手前の横道を折れると裏の広場には手作り感いっぱいのキャラ神輿が並んでいた。チコちゃんとかお城とかミニオンとかこびとづかんとかあって、一番手前に「おつくね」のキャラ(おつくねとはおにぎりのことだそうで三角の顔だけのキャラだった)があったけど一番不気味だったw

さてさて、正直言えば催しより興味あったのは食べ物。一通り見た中でまず気になったその手前の店で「おろしそば」を食べた。

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冷たいそばでおろしと削り節の乗った越後そば。さっぱりして夏にちょうどいい!
少なめなミニサイズだけど、安いし気取ってなくていい感じ。永平寺の手前の店で食べてたら間違いなく倍以上の料金だっただろうから丁度良かった。さっぱりおいしくぺろりと食べた。

他に気になったのは焼き鳥!
二ヶ所焼いてる店があって、どちらも沢山の串を次々と焼いていて人も集まっててよっぽど売れそうに思えた。
入り口側の店を見てみると「東郷名物」とも書かれてたので買ってみた。

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周りの人が十本単位で買っていく中、取り敢えず五本購入。「紙コップでいいですか」と言われたけど、むしろその方が車に持ち込みやすいので嬉しかった。
で、一本食べながら歩いた。一串小さめだけど食べやすくて丁度良くおいしかった。

そういえば行こうと思ってた店「とっくり軒」は暖簾がかかっててやってそうだったけど、蕎麦食べたし、焼き鳥買って手に持ってるとこだしって事で今回は見送り。
競技とか催しもまだ始まる感じじゃなかったのでこれでいいやと通りを出た。

ファイル 2623-5.jpg公園のような神社の先の駐車場に歩く間に中学生くらいの子たち何人かに挨拶された。(これって、見知らぬ怪しい人だからだったっけ。。)

そして出発。走りながら焼き鳥を食べた。
毎度のことながら、ゆっくり食べるつもりがおいしくてパクパク食べてすぐになくなっちゃった。。10本くらい買って来ればよかった。。

タグ:楽:催 観:街 観:飾 餐:麺 餐:肉 食:串

道の駅 一乗谷あさくら水の駅

ファイル 2622-1.jpg福井市安波賀町の県道沿いにある道の駅。

三年前に来て以来の二度目の寄り道。(前回は土砂降りだったっけ)
建物前の水路の豊富な水は西日を映して輝いてて、水車も元気に回ってて瑞々しい道の駅だった。
けどまず、ここで食事できたらと思って来てみたので建物へ直行。

だけど、もう食堂は閉まってた。
全然明るいけどもう4時まわってたんだ。やっぱ永平寺の手前で何軒も見かけてた蕎麦屋に寄っとくべきだった。。

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仕方ないので何かないかなと店の方を見てみたけど、ここは菓子しかなくて、気になったのが「福井発」と書かれてた「ふわとろブッセ」ふくいいちごを買ってみた。
んーまぁ見た目通りな感じ。個人的には値段に見合わない印象だった。

あーあ なんかガッカリだ。。と車に戻ろうとしたけど、そういえばここは裏に「ビオトープ」という小川の森があったっけ。。と思い出して覗いてみた。
ら、
小魚がスイスイ泳いでて、トンボも飛んでてイイ感じの水辺の林。
木道を歩きながら水をのぞき込んでまわった。

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魚はなんだろう?横に筋とか模様とかないからモロコなのかタナゴなのか?やっぱり上からじゃ種類が分からないな。。

まだまだ全然暑くてもうゲンナリだったけど、林の木陰は涼しげでいい感じで少しゆっくりと小魚を眺めて休憩した。

そしてそういえば裏の足羽川の水門のトコってなんか(ダムカードとか)ないのかな?とか思って歩いてみた。
途中「旧足羽川頭首工堤柱」という昔の堤の柱を見ながら川に出た。

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ここの水門は小屋風になってて洒落てて気になってたけど、堤は閉鎖されてるし、横にある建物も管理事務っぽいんだけど何もなくて、とくに見るものもなかった。。
川と堤と大量にいたサギを眺めつつ車に戻った。

タグ:餐:菓 景:川 動:虫 動:魚 道の駅

福井県内水面総合センター

ファイル 2621-1.jpg福井市中ノ郷町にある淡水魚の調査研究施設。

ミニ水族館のようになってて無料で見れる施設というのをウェブで調べてて見つけた場所。ネタ帳ねた。
特にここは珍しくサクラマスが水槽で見れる所というので来てみたかった。(まぁサクラマスは天然ものを何度か見てるけどね)

駐車場に停まってる車を見て、なんとなくの想像は確信になったけど、入ってみたらやっぱり夏休みの子供連れだらけだった。
けど受付の人も感じ良かったので怯むことなく入館。

まずはその「サクラマス」
舷窓のような小さく丸い窓から覗く形。温度の問題?明るさの問題?中ではゆったりゆらーっと泳いでいたけど、やっぱ窓が狭いから見づらかったし写真も難しかった。
サクラマスはいつもの魚道で泳ぎ去るのを何度か見たのと北海道での遡上で滝を上るのを見たくらいなので、まぁそれに比べればハッキリちゃんと見れてて満足。
これの陸封型がヤマメなんだっけ、、んー見た目はヤマメというよりニジマスかヒメマスかって感じだね。でも顔はシャケっぽいか。

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そしてその横には昨年12月に生まれたサクラマスの稚魚の小さな水槽があった。んーこれはかわいい。っていうか稚魚はヤマメみたいなパーマークがあるんだね。
こっちはこっちで元気に泳ぎ回ってて写真撮るの難しかった。

そして、じっくり見たあとは奥に進んでみた。
九頭竜川の淡水魚資料館でパソコンクイズ見合いなのも並んでたけど、グルグル回せる標本は面白く、ジオラマ模型もあった。

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でも気になるのは大きな水槽。下流の魚、中流の魚、上流の魚、外来魚とあり、アユの稚魚の群れは普段の利根川で見るものより白くおとなしかった。野生じゃないとこうなるのかな。
そして外来魚はスモールマウスバス。実は実物は初めて見た。見た目はやっぱブラックバスだね。
僕らが子供の頃(釣りキチ三平にハマってた頃)はブラックバスと言えばラージマウスバスだけでスモールは日本にはいないとされていた。それが密放流で広まっていつの間にかあちこちにいる魚になってたようだ。ここにいるってことは目の前の九頭竜川にいるんだろうな。

一通り見て階段を上がると二階は、資料展示少しくらいだったけど、奥の方で隣の飼育研究施設が見下ろせた。どういう研究をしてるんだろうか。大きい層の魚はサクラマスかな?

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館内は人はボチボチくらいしかいなかったからゆっくり見れた。
けど、二階の窓から裏を見ると外は親水公園のようになってて子供たちが沢山遊んでいた。
手前の池の部分でアユが沢山泳いでいたので一応外に出てみたけど、やっぱり場違い感強くて軽く歩いてすぐに中に戻った。

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また大きな水槽やサクラマスを見つつ、満足したトコで建物を出た。

最後に入り口前の池には大きな錦鯉がいて近寄ると寄ってきた。なついているなぁー。
近寄ると逃げ前ってすごい速度で泳ぎ回ってた裏の池の鮎とは大違いだ。さすが愛玩動物だわ。
と、感心しつつ、そういう魚も外来種も含めて色々魚が見れる施設で楽しめた。

タグ:観:館 観:装 観:池 観:模 動:魚

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