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赤みそ家 白河店

ファイル 3331-1.jpg西郷村小田倉小田倉原の4号沿いにあるラーメン店。

もうなんでもいいから見かけた店に入ろう!と思ってて市街入って最初に見かけた店。
なんと白河だけど白河ラーメンじゃなくて味噌ラーメンの店。っていうか、普段っぽい余裕の感覚でたまにはいいじゃんと思ってたし、なんなら点景書書かなくていいくらいの方がいいとか思ってた。
でも取り敢えず、家系ラーメンとかモヤシ沢山乗ったコッテリ系とかじゃなくて良かった。
無論カライ系だったら論外。あ、味噌は鬼門か。辛くないことを祈って店に入った。

ファイル 3331-2.jpgカウンター席についてメニューを見ると、全面的に味噌ラーメンで種類多く、辛いのは「辛味噌ラーメン」とあり、トッピングのピリ辛のものも表記あったので普通のは辛くなさそうに思えた。
「3大麺」と大きく表示したメインメニューは味も別なのかと一応聞いてみたら、どの味噌ラーメンも汁は一緒とのことで、じゃあ普通に味噌バターコーンにしようとおもいつつ、隣にあった「チーズ味噌ラーメン」にしてみた。

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ってわけで「チーズ味噌ラーメン」
危惧した辛さはまるでなく安心して食べれるおいしい味噌ラーメンだった。よかった。
チーズは味噌にも合ってておいしかったけど、うざいくらい伸びて少々食べづらかった。けど麵にも絡んでよく味わえた。

味噌は滅多に食べないので、感想は貧弱だけど、そのぶん点景は簡素に纏められるかなとか思ってたのに、なんかぐちぐちと長くなってしまった。反省。
「滅多に食べない」とか言ったばかりだけど、実は先週龍ヶ崎で食べたばかりで、さすがに2つ続けて味噌ラーメンの話はたるいのでそっちの点景は割愛してしまった。
(ちなみにこの店はあちこちでよく見る某家系チェーンの会社の味噌店だったらしい。 白河まで来て、、ってトコだけど、気ままなドライブはこのくらいの適当さでよい)

タグ:餐:ら

旧井上家住宅

ファイル 3330-1.jpg我孫子市相島新田の356号バイパス沿いにある古民家。

バイパスから「旧井上家住宅」の看板が見えてるので前からずっと気になってたんだけど、寄道するような余裕ある時間い通ることが少なくて何度も通ってるのに寄ったことがなかった。
ので、今日は丁度いいから来てみた。

で、そのバイパスに面した方が駐車場のような空き地になってるんだけど、こっち側から歩くと思いきり屋敷の裏で屋敷の囲いもなく、井戸の間を通っておじゃましますみたいな感じだった。
井戸の感じとかなんか少し荒れた雰囲気だったけど、庭の前には塀があって、多様な風鈴が吊られてて雰囲気あってて良かった。
そしてアブラゼミが小学生でも網で捕れそうな近くで啼いてた。

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真っ直ぐ進んでその庭塀の先の母屋を見た。
母屋は江戸時代後期の安政5年(1858)の建築。屋根は茅葺だけど戦後に鉄板で覆ってしまったそうだ。文化財なら戻して修復してほしいけど厳しいんだろうなぁ。いろいろ整備されてないようだし。
でも解説の案内板はちゃんとあって読みやすくありがたかった。

お寺みたいな正面玄関(式台)が開かれてて中が覗けたけど、改修中で上がるのは禁止されてた。まぁ別にそれはいい。広く良く見れたから充分。天井は新しくなってたし外見の印象よりもよりちゃんとして見えた。

その玄関の前には葵の紋の宝箱(長持という木箱)。ちょっと邪魔だった。

主屋を出て奥の建物を見ると、これは大正8年(1919)に建てた「旧漉場」という作業場。
中は管理事務と案内所かな寄付金入れの募金箱が渋かった。隣りの部屋にはクラシカルな鳥かごが並べられてた。一番奥の部屋は普通に過ごせそうな部屋だった。

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表に出て横から見つつ裏に進んでみた。
母屋の脇に無粋な感じに建て増したのは窯屋という炊事場。昭和初期では最新の鉄筋コンクリートだったそうだけど、今見るとちょっと無粋。中も荒れた物置になってて些残念。

その窯屋の前が裏門。大正11年(1922)建造。説明に「降棟の鬼に『丸にかたばみ』の井上家の家紋」とあった。説明多くて楽しめる。あれ?葵の家紋ではないのね。

裏門を通って表に出てみたら、おお、お屋敷だ。塀に囲まれて瓦屋根の建物が並ぶ堂々とした御屋敷。
そして塀に沿って進んで表門の方にまわった。

うーん、やっぱお屋敷はこうして堂々度した正面から入ると印象違うよなぁ。駐車場からとはいえ、裏の井戸から入らずに回るべきだなぁ。。とか思えた。

そして表門は嘉永4年(1851)の建築。これが一番古いのかな。漆喰と瓦で青海波を模したという屋根がカッコイイ医薬門。平成27年の保存整備工事で明らかになった大正期の改変部を復元して修理補修したそうだ。他でも其々にある案内パネルもその保存整備工事の時に付けたのかな。

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表門から入ってもう一度母屋に進んだ。こんどは横の玄関からガラガラガラと入ってみた。こっちは土間の一般の玄関。ここに見取り図が置かれてた。

そのままその奥の開拓人食堂という土間に続いてた。ここはさっきの窯屋の隣。窯屋と同じようになんかいろいろ置かれてて物置になってて散らかってた。
その中にこの屋敷の模型があった。茅葺屋根の姿でカッコイイ。

母屋を出るとその正面の水塚の段の上に蔵があった。これは二番土蔵で嘉永4年(1851)築、あ、表門と一緒か。案内板にあった古写真には三っつの蔵が水塚の上に並んでいるのが見えた。他の二つはいつごろなくなったんだろうね。

そしてその先の水塚の下に昭和5年の新土蔵があって、こっちは解放されていたので入ってみた。
中は広く高い一室で、壁にパネルが展示されてて井上家の資料館になってた。(写真はピンボケ。。)文字も大きく古写真も出てて読みやすかった。手賀沼開拓の歴史とか興味あるから楽しめた。
井上家は元々は江戸で家主を務めた商家だったそうで、江戸時代中期の享保の改革による手賀沼干拓事業に参入してこの地に移り、名主として代々務めたそうだ。

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最後に庭門をくぐって庭園に入ってみた。
庭は正直広さの割に植木が多くて狭く感じた。どう写真撮ればいいか迷いつつ進んで、母屋の縁側に進んだ。中も覗けた。上がらずとも十分だな。
そして昭和中期に建て増ししたという奥の部分も覗けた。こっちは普通の家な感じなのでじろじろ見ずに引き返した。
庭の木に花が咲いてるものはなかったけど、縁側の角にあった大釜に溜まった水のうえの菱が小さな花を咲かせてて可愛らしかった。

ってかんじで、思った以上にゆっくり見てまわれるいい所だった。
案内も多いし見所多いし。惜しむらくは物置みたいな少々雑な部分が多く、若干あれた感じがするというトコ。だけど、カッチリ整備し過ぎて補修し過ぎて現存物に見えないような新築っぽい文化財よりよっぽど雰囲気あって味があるともいえる。むずかしいところだね。

タグ:観:屋 観:建 観:門 観:庭 観:具 観:模 動:虫 植:花

桶川飛行学校平和祈念館

ファイル 3329-1.jpg桶川市川田谷にある軍事施設跡の資料館。

旧陸軍飛行学校跡として建物が現存している全国唯一の場所で、無料の資料館として開放しているというのをネットで見て興味持ってた場所。
ホントは友達に声かけて行こうかと思ってたんだけど、最近あんまり集まらないし、もう行ってるかもしれないし、集まって行くほどの内容でもなさそうだし、6月にあった時には忘れてたし。。

で、今日は熊谷で空自の熊谷基地(旧陸軍熊谷飛行学校跡地)を通った時に思い出して来てみた次第。
何度も通ってる県道の橋の先を鋭角に曲がった脇にあって、こんなトコにあったのかと驚いた。
なんか変な隠れた場所のわりに駐車場はちゃんとあって停めやすく、大きな案内板を読んでから中に歩いた。

守衛所、車庫、本部宿舎、便所、弾薬庫が現存。昭和12年開校で20年の閉校まで20期1500名以上の飛行兵を教育、昭和20年から特攻隊の訓練基地になり、戦後は住宅困窮者の住居として使用(え?)昭和31年には64世帯300人が生活(えええ?)平成19年に最後の住人が転出して保存事業を進めたそうだ。
なんか、基地建築物というか住宅困窮者住居の現存物って、、ヤバくね?と怯んだ。

けどアニハカランヤ。門も柵も建物もみんなキレイに修復されていた。(まぁそりゃそうか)
まず門をくぐって左手に「守衛所」(実はその手前に弾薬庫跡があったんだけど、小さくてただの物置かと思った)
その守衛棟は中にも入れて畳敷きの小部屋が見れた。雰囲気はあるけど壁から何からキレイで整い過ぎてて現存物とは思えなかった。

そして右手には車庫棟。トラックなどの軍事車両を格納整備してた建物。ここもキレイで、「復元整備工事記」というのが銅板で掛かってた。復元、、、だよね。
車庫にはそれぞれの建物の1/20の構造模型が置かれていた。

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そしてメインの兵舎棟。を。見る前に、トイレトイレ。
一旦裏に抜けて便所棟に進んだ。けど、これは展示用の便所。昔サイズの個室も壁の小用もキレイになってて使用は禁止。手前にあった工事用の簡易トイレが実際のトイレか―と思ったけど、手前に多目的トイレが一室だけあった。のでたすかった。手洗いの蛇口はそのまま使えた。
ちなみにこの便所棟の手前の渡り廊下の途中(簡易トイレが置かれてたトコ)に往時は教室棟があったそうだ。教室はなんで残さなかったんだろう。住居としては使い勝手が悪かったのかな。

さて、兵舎棟に戻ると「もうすぐ熊谷空襲の放映が始まります」と言われ、まずはキレイな廊下を奥に進んだ。
で、一番奥の展示室でモニター前の椅子に座ってる人がいたから、ここかと入って待ってた。けど、3時過ぎても始まらないからおかしいな?と思ったら上映は隣の展示室だったようで、廊下で「こっちじゃないやこっちだ」という他の客の声が聞こえて気付けた。。マヌケ。
で、その熊谷空襲の映像はちょっと古臭いアニメだった。。んー、なんだかなぁ

終戦間際だけど子供たちは川遊びしててのどかで、熊谷の辺りってこんな感じだったのかなぁ。。とか思った。(埼玉は関東の他の県と比べて空襲被害少なかったらしい)東京から来た戦災孤児の親類の女の子にも普通の夏休みのような接し方でモヤモヤしたし、結局熊谷空襲でその女の子だけ死んじゃって熊谷の家族は全員無事という結末にイライラした。なんだこれ。
でもこれ、最後のクレジットまで見てたら声優さんは豪華だった。主役の女の子はハイジ(杉山佳寿子)だし、他にもベテランの有名な声優さんばかりで驚いた。

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アニメを見終わって、また奥の展示室に戻って資料展示をゆっくり見た。
さっき間違えてたモニターの下は熊谷空襲のコーナーになっててサモアリナンなんだけど、B29の大きな模型がむき出しで置かれてたので、それもじっくり眺めた。
うちの父親は学童疎開先で酷いイジメにあって栄養失調で帰されたので東京で空襲を味わってるんだけど「空飛ぶB29はキラキラ光って綺麗な飛行機だなーと思った」って言ってたっけ。

続く展示室を見てまわった。
埼玉県内の軍事施設地図があったけど全部陸軍だった。まぁそりゃそうか。

間に一室だけ往時の寄宿室を復元した部屋があった。ギッシリ左右に詰め込まれたベッドが並び、ホントに寝る為だけの部屋だった。隣りと近いから頭の方向を互い違いにしてたそうだけど、そんなことしたらみんな頭蹴られまくりじゃないのかな。。

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一通り見てまわって外に出た。っていうかメインのこの宿舎棟もキレイに整い過ぎてて現存物という感じはしなかった。
(ネットで見ると改修復元前の写真が沢山上がってるけど、それはもうボロボロの廃墟チックな現存物。いやこれはキレイになってから行って良かったわwwと思えた)

外に出たら、頭上にセスナ機が飛んできた。
これは荒川の端の向こうの対岸側にあるホンダエアポートの飛行機で、そのホンダエアポートこそ、この桶川飛行学校の飛行場だったそうだ。結構離れてるよなぁ。そういうもんなのかな。
駐車場に戻る間にはヘリも飛んできた。にぎやかだなぁ。

タグ:観:軍 観:建 観:模 観:具 観:機 楽:映

元祖田舎っぺ 熊谷 北店

ファイル 3328-1.jpg熊谷市代の407号沿いにある武蔵野うどんの店。

群馬県在住の知り合いのオタさんのオススメで、うろ覚えだったので不安に思いながらも間違えようのない国道沿いで、店は看板ですぐ分かった。
駐車場は混雑してて停められなかったらあきらめようと思ってたけど、意外とすんなり空きがあって停められた。ラッキー。

で、その駐車場の車で隠れてたけど、やっぱり店の前には列ができてた。。んー停めちゃったしなぁ、、どうしようかなぁ、、とか躊躇しつつ並んでたら、後ろに並んだ若者の「どうする」「このくらいなら15分待ちくらいかな。他の店行くよりは早いよ」という会話が聞こえたので、そうだよなと納得して待った。さんきう。

で、10分くらいで店内に進み、5分くらいで席についた。若者の読みは正確だった。
メニューはいろいろあったけどメインは「きのこ汁うどん」と「肉ネギ汁うどん」それの「塩」もあった。あーあーあそういえば熊谷近辺でうどん屋の「塩肉ネギ汁うどん」の看板見て気になってたのってこの「田舎っぺ」の別店舗かも。(そうらしい)ってことでその気になってた「塩」にしようと思ってたけど、やっぱ最初は普通ので行くべきかな、、との迷いが二順して、オーダー聞かれた時には「きのこ汁うどん」をたのんでた。まぁいいか。

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ってわけで「きのこ汁うどん」
これはこれは肉厚椎茸たっぷりの汁の白い武蔵野うどん。うどんはどっしりしつつ思いのほかもちもちで溌剌とした感じ。これはなるほど人気で混むのもわかる。ゆっくり味わって食べられた。

混んでなければ何度でも来たいけど、並ぶの考えたら腰ひけるかな。
特に今回、会計で前の客がなんか文句言ってて遅くなって更に待たされたので、すっかり待つイメージが料理のイメージを越えちゃった。。
ここはどうやら本店で埼玉県内に何店かあるらしいけど、他で比較的すいてる店とか無いかなー。いやいやみんなそんなの調べてるだろうね。

タグ:餐:麺 餐:菜 楽<待

境逸品 鶏そば 山田屋

ファイル 3327-1.jpg境町住吉町にあるラーメン店。

先々週、妹連れて境の道の駅で沖縄そばを食べた後に、妹が店で土産用のここのラーメンを見かけて「この店も気になるね」といい「え?そんなラーメン店、この境町にあったかなぁ?」と疑問に思って場所を調べてた店。(っていうか妹は、おいしい沖縄そば食べた後によくもまぁ土産のラーメンとか見てたもんだ、、)
で、場所は表の県道からちょこっと横道を鋭角に折れた先で、ああ、ここじゃ見かけるわけもなく、知らずに当然だと思った。

で、それを憶えてたので来てみた。
横道に折れた先は、こんなトコに店あるのか?って感じの宅地だったけど、ちゃんとあった。駐車場もあって店の前に悠々停められた。なんか洒落た感じだったけど迷わずに入ってみた。

ファイル 3327-2.jpgら、店内手前の部屋は待ちルーム、数人待ってる人がいた。
そして券売機は休止中。メニューは鶏そば「黒」と「白」の二種類。あーこれは迷うなぁ。
ともにトッピングを一種選ぶセットで1000円丁度。ちょっとオーダーのシステムがわかりづらく、書き込む紙に記入してワンオペの店の人が聞きに来た時に渡すようだ。
「黒」も「白」も共に鶏ベースのアサリ出汁スープで、「黒」はサバ節を出汁に加えた再仕込み醤油で黒トリュフ乗せ。「白」は干し椎茸を加えた出汁に白醤油で玉葱柚子乗せ。クッキリvsスッキリって感じかな。。迷いに迷って「黒」にしてみた。トッピングはチャーシュー増しで。
で、紙を渡してから気づいた。券売機の前に集金ボックスがあって、穴から1000円入れる方式だった。。気が付いてすぐに「いけねイケネ」と野口さんを投入した。あぶねあぶね無銭飲食になるトコだった。。(っていうかコレ無銭飲食されちゃうんじゃないか)

席数少なく意外と待って15分でカウンター席についた。
セルフの水を汲もうと思ったら「境町のお茶です」とあった。おお!猿島茶だね。これはおいしかった。嬉しいサービス。
更に25分待ってやっとラーメン登場。ワンオペなので時間かかるのは仕方ない、のんびりした気分で来ないときびしいね。

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さて「鶏そば黒」うーんこれはうまかった。
しっかりした味で雑な感じはなく素直においしい。境町にこんな店があったとは。先々週の妹GJ!
麺もゆるい縮れの優しい細麺。チャーシューもレアハムのような優しさ。そして肉の上のトリュフを後から混ぜて味変も楽しめた。わぁ、トリュフってまたベクトル違う味わいで面白い。(っていうか見た目キャビアっぽくて思った感じとあさってで一瞬混乱した)

他の客はトッピングを「和え玉」にしてる人が多いようだった。和え玉とは味のついた替え玉だそうだ。あ、これたのめば「白」も味わえたのか。。これは現金で追加注文もできるそうだけど、まぁ「白」は次回の楽しみにとっておこうかなと思った。

タグ:餐:ら 餐:飲 楽<待

鵜の岬

ファイル 3326-1.jpg日立市十王町伊師にある太平洋に面した岬。

まだ陽も暮れてないし、一ヵ所くらい海辺に出て休憩してもいいかなと思って進んでて「ウミウ捕獲場公開中」という看板を見かけたので寄ってみた次第。
そういえば鵜の岬って日帰り湯があるんじゃなかったっけ?というのもあって丁度いいかなとも思った。

実は鵜の岬は前にも寄ろうと思って6号から折れてみたことがあったんだけど、国民宿舎の立派なホテル前の駐車場は、宿泊者ではないと停めちゃいけないような雰囲気だったので、引き返してた。。
で、今日は落ち着いて進んでみたら、幾つかある駐車場の内、宿泊者専用のものもあるけど、公園来園者も停められると表記ある駐車場もあったので、安心して停めて歩いた。

鵜のモニュメントがありつつ、まず池があって、公園と言えば公園っぽいけどやっぱりホテルの敷地という感じがして落ち着かなかった。まぁ実際ホテルの敷地なんだけどね。実は「鵜の岬」という岬はなく、この一帯は「伊師浜国民休養地」という区域になるのかな。「鵜の岬」は地名ではなく公募で決まったこの国民宿舎のホテルの名前なのだ。ちなみにこの「国民宿舎 鵜の岬」は宿泊利用率が33年連続1位の国民宿舎だそうな。
やっぱりこんな月曜の夕方に歩いてる人はみんな宿泊客なのかなぁ。。とか思い、まるで拝む気がこれっぽっちもない寺院を歩く以上の落ち着かない気分。
池の先に円形のゲージがあって、そこにウミウがいるようだ。まずはそこまで行こう。と周りを見ずにそそくさと歩いた。

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ウミウの丁寧な解説と全国で此処にしかない「ウミウ捕獲地」の説明を読みつつ、ウミウを眺めた。
ウってなんかいつも遠目に見てて少し怖そうな鳥のイメージあったけど、近くで見るとちょっとかわいく見えた。細くなったペンギンみたいな?この子らが飛ばなくなってぷっくらしたのがペンギンかも。
ちょっと網が重なってて写真は撮りずらかったけど、中には何羽ものウミウがくつろいでた。

しばらく見てたかったけど宿泊客っぽい親子が来たので退散。一旦池を戻ってホテルの方に歩いた。
そのホテルの裏が海。こそこそと裏にまわって林の散策路を歩いた。
散策路はもう夕方でだーれもおらず、なんか忍び込んだような感覚でサササッと進むと、不意に宿泊客っぽい老夫婦が現れたりして焦った。(悪いことしてるわけじゃないのに。。)
そして「ウミウ捕獲地」の海辺に抜けるトンネルの入り口に来てみたら。。。閉まってた。「公開終了」とあった。。何それ?ひょっとして宿泊客にのみ開かれる道なのか?

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どうにも腑に落ちず、トンネル以外に行ける道でもあるのかとトンネルの上の丘を上ってみた。
けど、上も林でぜんぜん海も見えず、岬の先に行けそうな道はやっぱり「関係者以外立入禁止」と閉鎖されていた。
えー、なんなのここ、、と、凹みながら丘を下った。下る時には下の入り江の浜が見下ろせた。
下りきるとその浜はちょうどホテルの前で、展望台のようなテラスデッキが貼り出していた。そのテラスに「ウミウ捕獲場公開中」の看板があったので「こんなん嘘じゃん」とかブツブツ言いながら見てみたら、時間が午前9時半から午後2時までとあった。あー時間か。もう5時半だもんな。。そりゃ無理だわ。
浜の端からウミウ捕獲場の方は見えないかな?と、進んでふりかえってみたけど、多分、見えてる崎の裏側だろうと思う。まぁ覗けたところでウミウがいるわけでもないだろうけどねー。っていうかウミウはさっき見たしねー。

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その浜の端の先には「海のさんぽ道」という遊歩道が延びていたのでそっちも進んでみた。
これは海沿いの細道でさっきの林よりも険しい一本道。そしてグングン登る坂もあって汗だく。
でも上の方は見晴らしのいいトコに出て海が広く眺められた。んーこれは朝日の方向だから、早起きの宿泊客にはいいだろうねぇ。
で、ここら辺も土むき出しで、ウミウが休みに来そうな雰囲気の岸壁になってた。いいねいいね。波も強く、ハマユリも咲いてていい感じ。すこし足を止めて岸壁と海とを眺めた。(風はなくて汗はひかなかった)

そのまま遊歩道を進むと、海沿いの岸壁の丘の細い峰の一本道。内側なので海は時折覗けるだけだった。

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道は少し海から離れたりもしたけど、最後は北側の伊師浜海岸の砂浜が見下ろせて西日も差してていい感じだった。

夕方で気温下がってきてたけどちょっと湿気がすごく蒸し暑くて汗だくの散歩だった。
ひとっ風呂浴びたいトコだったけど、そういえば日帰り湯なんてあったか?別のとこか?それともあの立派なホテルの中かな?こそこそと散歩してきただけにホテルはちょっと入りづらい気分だったので風呂は諦めて車のエアコンの風をガンガン浴びて出発した。(日帰り湯はホテルの横の奥への道の坂を上がった上にあったらしい、、案内あったかな?全然気が付かなかった)

まぁこんなだったけど、景色は楽しめた夕方の散歩でなかなか良かった。一応ウミウは見れたしね。

タグ:動:鳥 観:園 景:海 景:岬 景:崖 楽:眺 楽<残 植:花

山田小川屋

ファイル 3325-1.jpgいわき市錦町上中田の県道沿いにある菓子店。

食事が済んであとは帰るだけと余裕な気分で旧国道を進んだら、すぐ先で見かけた店で、上の看板に「駄菓子」とあるのにちゃんとした構えの店というのが気になった。お客さん出てきてたので店はやってるみたいで、もやーっと気になりながら一旦通過したけど、やっぱり戻って来て寄ってみた。

ファイル 3325-2.jpgいわきでは「駄菓子」のニュアンスが違うのかな?とか思いつつ、ガラス窓を覗くと店内に「山田まんじゅう」という暖簾も見えた。ああ、和菓子を謙遜して駄菓子と言ってるのかな。とか思いつつその「山田まんじゅう」というのも気になった。そういえば店名の山田は地域名かなんかなのかな?

取り敢えず店に入ってみた。ら、パン屋だった。。 え、そうきたか。

けど並んでるパンの種類は多くなく、菓子パンだけだった。ああ、「菓子パン」を「駄菓子」というのね。。

で、数種のパンはひとつふたつ残ってるだけで、メロンパンだけは沢山並んでた。あーここはメロンパンがメインの店なのね。
ってわけで、そのメロンパンを買ってみた。

正直カツ丼食べた直後なので腹は全然すいてなかったから、後でゆーっくり食べようかなーと出発したんだけど、、 やっぱ気になって取り敢えず一口だけでもとすぐ開けちゃった。

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ら、 んまかった。
最近ありがちのゴテゴテしたメロンパンではなく、素直においしいビスケットが乗った感じの分かりやすい純朴なメロンパンで、中に入ってたクリームのなめらかさと甘さも相俟ってすんごくいい感じだった。
あーこれはきっと人気のメロンパンかも。何気にいいトコ寄っちゃったかも。と、嬉しくなった。(ちなみに、袋には思い切りメロンが描かれてメロンバターだのシャーベットだの書かれてるけど、メロンの味はしません。あしからずw)

ペロリと食べていいデザートになった。
(そういえば「山田まんじゅう」ってあったんだっけ?)

タグ:餐:麭

お食事処 山武士

ファイル 3324-1.jpgいわき市錦町中央の県道沿いにある食堂。

小名浜港で魚でも食べればよかったのについつい通過しちゃって海から離れてしまった。
まぁ6号に出れば店くらいあるだろうと思ってたけど、出る前の旧国道の町中で暖簾が出てる店を見かけたので迷わず入ってみた。

ファイル 3324-2.jpg一応店の前の看板には「魚・山菜・焼肉」とあったので魚も食べれるかなと思って店に入ってみた。

けど、店内のメニューを見るとごく普通の軽食店。
普通のラーメンと丼と定食だけで、魚のメニューも山菜メニューもなかった。。まぁあの看板は古くからのものって感じだったしね。
それに今日はもう沼で満足なので食事は点景にしないくらいのものでいいくらいに思ってたのでむしろ丁度いいかな。と、普通にカツ丼をたのんでみた。

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うん、普通においしいカツ丼。甘めの味で肉のボリュームもよく、そういえば最近とんかつチェーン店のカツ丼かスーパー総菜のカツ丼しか食べてなかったので、少し懐かしく感じた。
そして味噌汁がなめこ汁でうれしかった。

っていうか、付け合わせのキュウリがみずみずしくておいしかった!丁度テレビで特別なキュウリの特集が映ってるトコだったのも相まってたのしめた。
店のおばちゃんの話では「うちで採れた自慢のキュウリ」だそうで、近所にも分けて好評だそうだ。 で、そこからいろいろと話を聞けてゆっくりできた。こういうのもわるくないね。
なんか気分いい食事だったのでけっきょく点景にすることにした。

タグ:食:丼 餐:肉 餐:菜

賢沼ウナギ生息地

ファイル 3323-1.jpgいわき市平沼ノ内代ノ下にある国天然記念物の沼。

たーしかいわきで寄ってみたいと思ってたトコがあったと思ったけどー、、と毎回思いつつも、どこか思い出せずに来れなかったスポットがこの「賢沼ウナギ生息地」。魚系の国の天然記念物スポットなんだけど、ウナギが見れたのは昔の事で最近では見かけられないらしくネットでもウナギの画像は上がっておらず、どうせ来ても、、っていうくらいの望み薄スポットなので毎回思い出せなくても仕方ないよね。
でも今回は「いわきといえばー」と考え巡らせて思い出せたので、四倉PAで地図を確認して(食事もせずに)来てみた。

ウナギは見えずともウナギのスポットだから鰻屋くらいあるかなーとか期待して来てみたんだけど、広い駐車場の周りには飲食店はおろか売店も何もなかった。。PAで食事してから来ればよかった。。。

さて、その「賢沼ウナギ生息地」と言う石柱は脇にあって、場所としては「沼の内弁財天」というのが入口にあった。
まずはそこから森の中の階段を少し上った。丘というか小山の中腹にある池のようだ。
で、森には「保健保安林」という看板が立ってた。平成9年の看板だけど「湖沼にはウナギの他に多くの生物があり~」と言ってる、、その時点ではまだウナギが多かったのかな。(昭和後期で殆ど見かけなくなってたらしい)

寺の門の先に沼が見えた。寺の門はくぐらずに通過して沼に進んだ。ら、沼の前には弁天堂の山門があった。

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標柱には「市文化財 密蔵院楼門」とあったけど案内板は「賢沼ウナギ生息地」の解説だった。ここでは門について書いてよw
「弁天川を遡上して沼に入ったシラスウナギが保護されたまま巨大化して生息」とあり、「近年生息するウナギの減少が著しいため原因究明の調査を実施中」ともあった。まぁゼロではないんだろうね。いなくなってたら天然記念物の指定は解除される筈だから。

門は修繕されてるようなされてないような、、波の彫刻はキレイになってたけど、両脇の仁王様などは古い侭っぽくって逆に味が出てた。

門をくぐって沼に出ると、水面を黒字に白い帯のコシアキトンボが飛び回っていた。
この子はずっと飛んでるから写真に撮れないんだよなぁ。。とか思ってたら、魚見堂の手前の柳に停まってくれた。
さて、沼を見ると、水は土緑に濁っていて透明度は低そうだったけど、汚れてるって感じでもなかった。水面に見えた魚はやっぱり思った通りコイだらけ。何も見えないよりはいいかもしれないけど、喜ぶほどでもない。

で、沼の畔にはその魚見堂がありその向かいに弁財天堂があった。
案内に寄れば大同2年(807)の創建、奥の院(この弁天堂の事かな)は延享4年(1747)に平城主が造営。山門は仁安3年(1168)、浮見堂は文化6年(1869)に完成とあったけど、仁安3年は間違いでは。。

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弁天堂の奥の方で沼を眺めてたら、コイが波立ててやってきた。慣れてるというかなんというか、ゴメンね、エサ持ってないや。。
わざわざ来てくれたコイたちを横目に、魚見堂に戻ってみた。この魚見堂は新しくキレイだった。(震災でこの辺りは崩れて沼に没したので整備して復元したそうだ)

で、やっぱりコイは集まりまくってたけど、ミドリガメも多かった。。天然の涼しげな沼なのに水面だけは近所の公園の池と変わらない感じで少々残念。

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やっぱり日陰は涼しく魚見堂は落ち着いてゆっくりできた。広い水面にヒグラシの声が響きわたってて爽やかで心地よかった。しばーらく見てたけどコイ以外の魚は見えなかった。
なんでも昔は大人の男の腕くらいの太さの大ウナギがうじゃうじゃいたとか、、映像くらい残ってないものかねぇ、、
っていうか、天然のウナギが泳いでるトコって一度も見たことないかも。。(ドジョウもナマズも無いかも、、)

しばらく涼んで戻った。
楼門をくぐった日陰のトコの沼から水路に注ぐトコは底が覗けるくらい浅いので、こういうトコで魚が見たいよなぁ、、とか思って見てたらイトトンボを見かけた!よく見るとカップルで合体してた。嫉妬しやすい弁天様の領域でなんとも大胆に体位を変えながらイチャコラしてたw

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っていうか、水に落ちた枝の周りにエビが沢山いるのに気が付いた。どうせまたアメリカザリガニだろうさと思ってたけどよく見るとヌマエビだかスジエビだかの透けた色の天然の川エビ。横筋があるからスジエビかな。
なんかたまに枝を登って水面から出たりしてた。え、川エビって水面から出たりするもんなの?遊んでるだけ?
しばらく観察してたら、小さな小魚の群れも泳いできた。なんかちょっと荒れたようなトコだけど逆に自然ぽく賑やかで面白かった。

ファイル 3323-6.jpgなんかウナギの情報でもないかなと思って最後に一応お寺も寄ってみた。
「密蔵院賢沼寺」という真言宗のお寺。
とくになにもなかったけど、遊歩道の入口があった。これは、、沼を一周できるのかな?(そうらしい)けど、案内図は無く、どのくらいの距離とか見どころあるのかとか何の情報も無かったので進まなかった。ひょっとして別のポイントではまだウナギが見れるかも?とかでも書かれてたら進んだだろうけどねぇ。

キレイに咲いてたアジサイだけ見て駐車場に戻った。うちの方はとっくに終わってるけど福島ではこの時期でもアジサイ咲いてるんだね。

とりあえずウナギは見れないにしてももう少し情報は欲しかったかな。けど、ヒグラシとスジエビで癒されので好印象の沼。来てよかった。

タグ:景:湖 観:然 観:門 観:寺 楽:音 植:花 動:虫 動:魚

栃木阿波家

ファイル 3322-1.jpg栃木市尻内町の293号沿いにあるラーメン店。

「夕食は佐野まで走って佐野ラーメンかねぇ」「ちょっと芸がない気もするけど」とかなんとか話してたトコで見かけたラーメン店。「地鶏ラーメン」の看板がちょっと気になってたら妹も気になってたらしく「良さげじゃない」というので、通過しちゃってたけど「ひきかえすか」というと賛成された。

いざ戻って車を停めて見ると、看板とか手書きっぽくてちょっと不安にも感じた。
建物もパッと見の外観は駅舎風というか雰囲気ある形なのに赤提灯がチグハグで、扉や窓の感じがちょっと古い造りで妙だった。

ファイル 3322-2.jpg店内に入るとやっぱりちょっと古くさい感じの内装で、壁にあるバターのアピールの絵や手書きの文字が妙に昭和っぽい感じしたけど、その内容やメニューに書かれたアピールポイントは興味深くラーメンには期待持てた。
スープは北海道「新得地鶏」名古屋「名古屋コーチン」鹿児島「さつま若しゃも」の三種の地鶏を使用
麺は古河の「地鶏ラーメン研究会本店」直送の厳選小麦の自家製玉子麵
玉子は香川の「讃岐コ-チン地鶏」の玉子
そしてバターは北海道の地元でも手に入らないプレミアム品の「倉島バター」だそうだ。

ってわけで、メニュー少々迷いつつその倉島バター入りの「北の塩バターラーメン」にした。
妹は産地直送の甘エビ入りッというのが気になって「甘エビ塩ラーメン」にしてた。
あれそういえば自慢のひとつの玉子のメニューはトッピングの煮卵しかないのかな?と思って見たら。「玉子かけご飯セット」というのがあった。んんん、、少し考えたけどそんなに空腹でもないので今回はやめといた。

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ってわけで「北の塩バターラーメン」
嬉しい事にバターは大きなチャーシュウの上に乗ってたので、溶かす前にプレーンな鶏塩を味わえた。うん、そのままでもおいしい汁。麺は縮れのない細ストレート、だけど意外と汁と絡んでおいしく味わえたし気持ちよく啜れた。
そしてバター。うわ、これ、プレミアムは誇張ではなくマジでおいしいバターだわ。濃厚でいい味でまろやか。ここで食事にしてよかった。

ファイル 3322-4.jpg妹の「甘エビ塩ラーメン」は大きめの甘エビが三尾のってた。一口汁交換して味わってみたら、なかなかエビの味しみてておいしく、こっちとはまた違った感じでおいしかった。正直バターの方が正解だろうと思ってたけどそうでもなかった。こっちもいいわ。もっと腹減ってる時に来たならこの甘エビ塩にTKGでもいいかも。玉子とバターの組み合わせは勿体ないからね。

これはいい店を知れて良かった。妹も大好評だった(そして「私のおかげ」と自慢してた)
293号のこっち区間はそんなに頻繁には通らないけど、定番コースの余裕あるときのバリエーションで来れそうだなと思った。

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