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オシドリ観察小屋

ファイル 3380-1.jpg日野町根雨の日野川沿いにある野鳥観察場。

なんか駐車場が宅地の狭い路地先で、ここ停めていいのかな?って感じで他に車が無かったので不安だったけど、ちゃんと絵のパネルなどもあったので間違えてはいないと思え、停めて傘さして歩いた。

オシドリはカモ科の鳥で、国内で季節ごとに移動する漂鳥だそうだ。今年春に愛媛でオシドリの飛来地の案内を見かけた時に「11月頃から飛来」とあったのを覚えていたので、ここら辺も丁度今時季じゃないかな?と思って立寄った次第。

案内に沿って民家の裏の畑裏の細い道を進んだけど、すぐにデジカメの電池が切れたのに気づいて、予備バッテリーを取りに車に戻るときに、管理の人とすれ違って「オシドリ見れましたか?」と聞かれてアタフタ。バッテリー替えて再度進んだけど、そうやって聞くくらいだからあんまり飛来してないのかなぁ、、と思った。

で、再度細い道を進むと、JR伯備線の線路高架下付近にかけて川側にベニヤ板で壁があり、「お静かに」と書かれ、覗き穴があったので、あーここから覗くのかな、どれどれ、、と覗いてみた。

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ら、あ、いるいる。全然沢山いるじゃんオシドリ。マガモもいたけどオシドリの方が多かった。
喜んでた見てたら、目の前を列車が通ってすごい音、みんな飛んで逃げて離れていった。。「お静かに」というのが滑稽に思えたw

ファイル 3380-3.jpgっていうか、これって観察小屋ではないよね?と気付き、もっと奥にあるのかなと進むと、高校の校庭の裏に出てその片隅にちゃんと観察小屋があった。(ネットで見ると以前は高架下に簡単な小屋を作ってたみたいね)校庭の方にはロープが張られてて「立入禁止」とあった。

ここは有料で300円程度、入らなくてもオシドリは見れるわけだけど、管理してるのだろうから寄付のつもりで払って入った。
中は川側に穴が開いてて椅子があり、座って覗けた。けど、ほとんどがカメラで埋まり空いてるのは端の一つだけだった。

でもまぁ、飛んで逃げて泳ぐオシドリ、そこから陸に上がってゆっくりするオシドリなどよく見えて落ち着いて写真撮れた。

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なんか、オシドリというと仲のいい夫婦の代名詞的になってるけど、見た感じハッキリと夫婦になってる組は見かけられず、むしろオスはオス、メスはメスで固まりがちに見えた。まぁケンカはしてたけどね。

今日のオシドリは多いのかな少ないのかな。
まぁ、周りの人で三脚立てたカメラに向かってる人は少なく、写してる人はいなかったから、まだシャッターチャンスの時間じゃないんだろうとは思えた。

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そして陸に上がったのが増えてきたとこで、また特急の通過で飛んでの繰り返し。もっと静かなトコで集まればいいのにね。

しばーらく眺めて席を立って小屋を出た。
シロート的にはたっぷり見れて写真撮れて大満足。オシドリ綺麗だった。

駐車場へ戻る細い道の途中でも、ちょっと立ち止まって川の方を見てみた。
カメラのズームで見るとこっちの方でも単独でのんびり泳いでるオシドリが見えた。あ、後ろにメスが付いていってるね。ツーショットですね。この距離感はどういう関係でしょうね。

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マンホールのオシドリは夫婦仲よく向き合ってるけど、実際はそんなでもないようだね。

タグ:動:鳥 景:川 観:鉄 観:具

道の駅 奥大山

ファイル 3379-1.jpg江府町佐川の181号沿いにある道の駅。

初めての立寄り。小さめの道の駅で、特にプラスアルファがあるわけでもなく食堂メニューもピンとこずでトイレだけの休憩かなと思った。

けど、マンホールカードがあって、言ったら記名無しでスンナリもらえた。ので一応点景。
なんか久々のマンホールカード、西日本でもらった事ってあったっけ?(宮津と松山でもらってた)

っていうか、構内の外のマンホールはポケモンだった。。あれ?(でもこのマンホールの平仮名表記のおかげで「江府」は「こうふ」と読むことに初めて気づいた。いままでずっと「えふ」だと思ってた。。)
そして「ポイ捨てやめましょう」の貼紙は如来像だった。色々とキャラが渋滞してた。(他にも写真は撮れなかったけど道の駅の看板には「えびちゃん」という少女のキャラが描かれてた)

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チョイ食いのつもりで買ったのは「とびうおのちくわ」
いい味だったけど、そのまま食べるには少々薄味かな。

タグ:楽:証 観:キ 観:具 餐:魚 道の駅

大漁市場なかうら

ファイル 3378-1.jpg境港市竹内団地にある海産土産店。

「市場」というのと「お食事」というのを見かけて漁港の市場を想像して来てみたけど、観光大型土産店だった。まぁそれでも何かチョイ食い出来るかと期待して駐車場に入ったら、それはさておき、鬼太郎の大きな石像があって目を引いた。

おお、そういえば境港は鬼太郎の作者の水木しげる先生が育った町として「水木しげるロード」とか色々ある聖地の町。先日の打ち上げの飲みの席でもドラえもんの富山の話しに続いて話題に上がてったばかりだったのに忘れてて、それでもこうしてたまたま図らずも寄れたのはラッキーと思った。

鬼太郎の石像は6.5m、目玉おやじ含めて7.7mだそうだ。左手に境港名産の松葉ガニを持った当地オリジナルで、平成18年(2006)に造られたそうだ。

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手前には等身大のねずみ男像もあって、手を差し出して握手する状態だったけど、キャラ的にねずみ男と握手したらロクなことなさそうだったので、左手でつかむだけにしといた。(カメラ持ってたし)

そして店内に入ると、すぐ横の休憩スペースが鬼太郎のコーナーになってて、水木先生のサインや来た時の写真やラフ画、石造の小型模型には彩色されたのも並んでたりした。へぇー。いいね。

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ゆっくり見た後に店内を見ると全面土産売り場だった。鬼太郎の土産を職場に買って行こうかなと思って見たけど、程よい数と値のものが無くて迷いつつヤメた。(ケチだ、、ねずみ男のケチがうつったかな)

ファイル 3378-4.jpg隣りの飲食店に行ってみたらそっちは11時からだった。残念。
その飲食店との間に水槽があって、泳いでいるのはなぜか小鮒だった。海産物売り場なのに海の魚じゃないのね。でも金魚よりは潔いし可愛かった。(水槽の下に説明とかあって写真撮っておいてたけどブレブレで読めず分からず、、無念)

チョイ食いとしては小さなスナックコーナーの「イカ丸焼き」くらいかな、、と思ってよく見ると「カニみそ甲羅焼」なんてのもあって、300円でイカより安かったのでそっちにしてみた。(やっぱりケチだw)
カニは山陰水揚げの紅ズワイガニだそうだ。鬼太郎いじょうにカニアピールも多かった店なので、一応カニのゲットでよかった。

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カニみそは若い頃は苦手だったけど、最近は悪くなくそれでも率先して食べたいッというほどではないくらい。
でもうまかった。
けどやっぱこれは、日本酒だなぁ。。酒飲みながらゆっくり食べたい味だわ。ドライブがてらチョイ食いで味わうものではないなと感じた。

タグ:観:像 観:キ 観:絵 観:模 動:魚 餐:甲

ごっつおらーめん 倉吉本店

ファイル 3373-1.jpg倉吉市上井町の県道沿いにあるラーメン店。

やっぱり鳥取と言えば「牛骨ラーメン」。ここんとこ毎回で芸がないような気もしてきたけど、食べれるなら食べたい。ので、夜やってる店で検索して来てみた。

店はGWに食べた店(幸雅)と同じく駅前の通り沿いで、こっちの方が駅に近かった。駐車場は無いかも、、コインP停めてでも、、と思ったけど、店の脇に細いスペースで数台分あって停められた。ラッキー。

ファイル 3373-2.jpg店内も広くはなく、夜に溶け込んだいい雰囲気。
カウンター席についてメニューを見ると、塩、味噌、白、赤、ゆず、、とバリエーションあって少し迷った。
ふつうの「ごっつおらーめん」をたのむべきだろうなぁ、、と思いつつ、やっぱ塩があるならと「塩らーめん」にした。塩には塩バターや塩梅というのもあったけど、そこは普通に塩にした。
あー近所で何度でも来れるなら色々と試せるんだろうなー

メニューファイルの裏面にあったこだわりを読んで少し待った。
「ごっつお」は方言で「ごちそう」という意味だそうだ。(なんとなくわかったけど)そして1日100杯とあったので、営業時間内でも油断はならないかもしれない。

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ってわけで、ごっつおらーめんの「塩らーめん」
うん、これしっかり牛骨で塩の味わいもよくうまかった。
少し手を加えた感じもするけど、求めていた牛骨ラーメンの風味をちゃんと味わえて、その甘みが塩気と相俟っていい感じ。満足の食事。きてよかった。


ちなみにこの「ごっつおらーめん」は鳥取県内で他にも鳥取や米子に店があってここが本店だそうだ。
やっぱ倉吉がメインなんだ。鳥取牛骨ラーメンというよりむしろ倉吉ラーメンと言っちゃった方がいいんじゃないかな?とか思ったりしたけど、鳥取牛骨ラーメンの発祥は米子の店なんだそうだ。
え?そうなの?米子で食べたことなかったわぁ。(中間の琴浦では食べてるけど)店を検索やWebの記事でも倉吉の店が目についてたので米子は気にしたことなかったけど、次は米子で店探してみようと思った。

タグ:餐:ら 観:本

幸雅

ファイル 3248-1.jpg倉吉市山根の県道沿いにあるラーメン店。

昼食べたのが2時頃でまだお腹もすいてなかったんだけど、やっぱり鳥取県に来たら牛骨ラーメンを食べたい!と思って調べて来てみた。
殆どの店が昼過ぎで閉まっちゃうなかで夕まで通しでやってる店は少なく、ほぼ一択といった感じで決めて来てみた。
店はゲオに併設してるので駐車場の心配もなく、店も派手な見た目で一目で判ってありがたかった。そして雨降ってただけに店の近くで停められたのは嬉しかった。

店内は半端な時間ながらもお客さん多かったので、昼だったら待ちだったかもしれないなと思えた。

ファイル 3248-2.jpg手前がテーブル席で奥の厨房前のカウンター席につき、中間の券売機で券購入。
メニューは「なつ旨ラーメン」「醤油」「味噌」「担々麵」とあって、「なつ旨」というのは店頭の壁でも店内の貼紙にも解説されてて「牛骨を20時間以上コツコツ煮こんだ~地元の白しょうゆが利いている~昔なつかしくてい~」ラーメンという事だそうだ。
どの麺もベースは「なつ旨」だそうだけど、迷わずに基本の「なつ旨ラーメン」にした。

ってわけで「なつ旨ラーメン」

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んーこれこれ、やっぱ牛骨うまいいいいー
そしてなつ旨との命名も納得の円やかな優しさ。
さっき牛肉食べて満足してきたばかりだけど、これが牛の旨さだよね、ミルクの母だよね。
ほんと日本はいろんなラーメンが食べられて最高の国だよ。ドライブできてよかったーとしみじみ思いながら啜って吸ってぺろりと完食。で、満腹。水は残したw

いやぁ鳥取に来たらやっぱこれだなぁ
以前は由良の「香味徳」しか知らず、他のに行ったらイマイチだったので、由良がやってない時は諦めてたけど、ずっと寄れずにその由良店の味を忘れてきたからか、その後寄ってみた「すみれ」「香味徳 倉吉店」「いのよし」などどこもおいしく満足で、今回この「幸雅」で昼以外でも寄れる店を知ってしまったので、ますますはずせないご当地料理になった。
っていうか、鳥取市には無いのが不思議。

タグ:餐:ら

鳥取砂丘 砂の美術館

ファイル 2899-1.jpg鳥取市福部町湯山にある砂像彫刻美術館。

雪まつりの氷像の砂版といったところか。観光名所鳥取砂丘の真ん前にあって成程と面白く興味はあったけど、ドライブ中では寄ることはないかなーと思ってた。
けど、雨でも楽しめそうなスポットだし、今回は鳥取メインだからこういうメジャーなスポットに寄るのもいいチャンスだし、黙々とドライブしてたら鳥取県内では他に寄らずに走り抜けて余禄のチケット券無駄にしそうだし、、なにより丁度進んでた道の先にあったので素直に寄ってみた。

ら、平日の朝にもかかわらず思ったよりも混んでいた。
人気もあるんだろうけど、やっぱり飛石の間の日だし、鳥取砂丘に来た観光客はみんな雨でこっちに来そうだからムベナルカナといったとこかな。

ファイル 2899-2.jpgそしてコロナ対策もあって入り口では入場制限してインターバル開けて通されてたので列になっていた。。
一瞬やめようかとも思ったけど、せっかくだからゆっくり行こうと列に並んだ。

入り口前にあったネズミ?の砂像がマスクして鉢に尻を落としててかわいらしかった。(けど、なんでネズミ?そして鉢?)
後から思えば、こういう可愛らしく遊びのあるマスコットキャラ的な砂像はこれだけだった。一部コーナーで地域の人が作ったようなこういう軽いものの展示もあればいいのにと思った。

そして自分の番がきて入場券購入。ここでGotoチケットを使った。「おつりは出ませんけどよろしいですか」といわれ、ああそうか一人だとかなり損だな、、と思いつつ、余禄なので惜しむことなく使用して入場した。

で、階段上がって展示会場。
扉を開いて入ると広い展示会場に砂像がドーンドーンドーンとあった。そして最初に見た目の前の西洋の街並み!これは凄い。
砂丘の砂と水だけで造ったとは思えない細かく立派な彫刻の街は立派なデフォルメジオラマ。いきなり魅了された。

現在展示されているのは「砂で世界旅行・チェコ&スロバキア編」というもので、毎年テーマを変えて作品は全部作り替えられているんだそうだ。
その最初の「チェスキー・クルムロフ」という世界遺産の街をじーっくり見ながら先に進んだ。

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もうね、シロート目にも凄い彫刻だらけで、影の立体感と遠近感と造形が凄くて動きと雰囲気の濃い作品だらけ。正直写真よりやっぱ実物だな。楽しいというか感動した。
そしてこれら凄い作品が1年で取り壊されるという儚さもたまらなくいい。

一番奥の壮大なプラハ城も圧巻。これだけのものが砂上の城とはね。

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ひとまわりゆっくり見て廻って会場を出て、入り口横のモニターの制作映像を見てから再度また一周見てみた。

いやーまさに砂で世界旅行。チェコとスロバキアに関しての知識は薄かったけど、ヨーロッパの美しさと不思議さと不気味さをしっかり味わえた。

そして上の階にあがって全体を見下ろして俯瞰で眺めた。

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どれも凄いけどやっぱり好きなのは奥のブラハ城と手前の街。
上から見ても細かく路地や教会や広場が覗けて面白かった。

雨降ってたのでそこからの屋外展示も砂丘が見れる展望広場も行かずに降りて外に出た。
出口の先に売店が別の建物であったけど、もうチケットも使ったし、雨降ってるし、自分の車がこの出口のすぐ脇なので別にいいかと寄らずに出発した。

タグ:観:館 観:藝 観:飾 観:伝 楽:映 楽:催

レーク大樹

ファイル 2898-1.jpg鳥取市金沢の湖山池の湖畔にあるホテル。

日曜日夕方の当日割で安かった上にGotoで更に35%引かれた上に、1000円分のGotoクーポン券までいただいて、それ引いたら2000円しない宿になってしまった。

部屋は別館のホールを改装した部屋だけど広くてダブルで悠々過ぎ。ユニットバスはないけど屋上に露天付きの大浴場があるから、むしろトイレが使いやすくて全然イイ!
そして浴衣も大きくてちゃんと着れてデブ的に嬉しかった!
強いて難を言うなら酒の自販機が本館の3階4階にしかなくてビールしかなかったとこかな。まぁそんなに飲まないので風呂帰りに一本買って、それで十分だったから難というほどでもなかった。

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時間もお部屋もゆーったりした夜で、初めて手にしたGotoクーポン券を眺めつつ、珍しくテレビも見つつWi-Fiでネット配信を見つつ、持ってきた地図も眺めつつ寝た。
 
 
そして2日の朝は目覚ましかけてなかったけど、起きたらまだ全然真っ暗。
でも時間見たら6時と意外とゆっくり寝てた。ああ、西日本は30分くらい夜明けが遅いんだよね。(東京と鳥取で22分差)

ゆっくーりして半から朝風呂。
まだ真っ暗だったたけど、入ってたらだんだん明るくなって青暗いくらいで湖山池が見下ろせた。露天風呂は雨ふってたので火照った体を冷やしつつのんびり入ってたら、先に入ってた人も上がって貸し切り状態で悠々できた。
上がって拭いて浴衣来てもまだ次の人が入ってこないので写真とっちゃった。浴室は曇って??だけど、脱衣室からのと一緒の眺め。湖山池って広いんだね。(昨日の東郷池よりも広いらしい)

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そして7時半から朝食。
食堂で席指定で案内されて用意されてた朝食らしい朝食。
意外と品数多くいろいろ楽しめて、なによりだしの効いた湯豆腐がおいしかった。
バイキングのようにがっつくことはなくてもゆっくりオカワリして楽しめたし食後のコーヒーも落ち着けた。

で、8時半のチェックアウト。
少し混んでてカウンター詰まってて、ロビーから外眺めて少々待った。

ファイル 2898-4.jpg食堂からはチラリとしか見えなかった湖山池もここからはまた見えて、その手前には金の像が立っていた。
これは「湖山長者」という鳥取では有名な湖山池の伝説物語の長者だそうで、広い田んぼを所有して近隣の者に田植えをさせ、金の扇で日没を戻してまで作業させたものの、翌朝見ると田圃は水に沈んで湖山池になってたという話。
自然のしっぺ返しを教訓とする話なのか、富裕層の没落を喜ぶ話なのか、いい話なのか悪い話なのかよくわからないけど、金の像は「ならば」と負けじと扇を振って湖山池を富の溢れる豊かな景勝地にしようと頑張っているような姿にも見え、晴れた日に見てあげたかったと少々残念に思えた。

けど、この宿はすごくよくくつろげて大満足。
昨日夕方の当日宿の検索だけど、正直いって鳥取に戻ってこようとは思ってなかったので、見つけて来れて良かった。長者さまさまですな。

タグ:楽:宿 楽:証 楽:湯 楽:眺 景:湖 餐:豆 観:像 観:伝

因幡丼処

ファイル 2897-1.jpg鳥取市吉成の53号沿いのスーパー敷地内にあるかつ丼の店。

因幡の丼処という店名を見て咄嗟に寄ってみた店。
なんとなく店名だけのイメージでは鳥取近郊の日本海で獲れた魚の海鮮丼とかかなーと思ってたけどそうではなくて、鳥取の素材にこだわったカツ丼の店だった。いやもう全然OK。

ドライブ先でカツ丼というと、ソースカツ丼とかタレカツ丼とかデミカツ丼とかあんかけカツ丼とか味噌カツ丼とか、、ご当地名物の変わったものばかり興味本位で食べてるけど、本当は普通の玉子でとじたカツ丼がやっぱり好きで、そういうスタンダードなカツ丼が名物の地域はさすがにないよね。。

ってわけで、ある意味一番遠出のドライブ先で食べないような大好きメニューの夕食というのも、気負ってなくていいよねと思えた。 

ファイル 2897-2.jpgさて、店は外見の通りそんなに大きくない喫茶店くらいだけど、空いてたのでカウンター席でもゆったり座れた。

メニューはやっぱりメインが玉子とじのカツ丼。
そして、だし醤油カツ丼というのもあり、ソースカツ丼や味噌カツ丼もあった。
で、一応おススメを聞いてみたらやっぱりまずはとじカツ丼ということで、素直にそれにした。っていうか、最初からそのつもりだった。

注文してからの調理だけど思ったほど待たずに登場。
広い皿のような丼で、オムライスのようにご飯を包む玉子トンカツ。一体感ある見た目が新しい料理のように思えた。

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そして食べたら勿論ちゃんとしたカツ丼。
でもだしがいい味でしっかりしみて玉子もおいしいし玉葱も甘く、そしてカツは厚くおいしい豚肉で食べ応えあり。脂もイイ。
やっぱカツ丼好きだわ。思い切り食べれるし味わえる。
ぺろりと食べて満足の夕食になった。

最近はチェーンのとんかつ屋が増えて、カツ丼とか安めのメニューでそこそこのもの出すから一般には難しそうな気がするけど、こういう丁寧な店がぜひぜひ流行って人気になってほしいと思った。

タグ:食:丼 餐:肉 餐:卵

いのよし

ファイル 2893-1.jpg倉吉市海田西町の179号沿いにあるラーメン店。

たしかこの店が鳥取に住んでた人に教えてもらった店。倉吉の牛骨ラーメンの店。
裏に駐車場あるみたいだけど店の横に停められてスンナリ入店。
まだ11時だからかそんなに混んではなくカウンターの席に悠々と着けた。あ、いや、時間で余裕だったわけじゃなく、元々コロナ対策で席を広くとってたようだ。。

さてさて大好きな牛骨ラーメン。理想は由良の神味徳でそれはしばらく食べてないけど、イマイチに感じた店もあるのでちょっと冒険でもあった。(それに午前中食べたアヒルの玉子で具合悪く口の中も嫌な感じだったので純粋に味わえるか不安もあった)

ファイル 2893-2.jpgメニューは塩とか味噌とかあった。
え、牛骨で塩とか味噌なの?それは興味あったけど、やっぱり普通に醤油で、、 と思いつつ、醤油だけど「スジラーメン」というのにしてみた。牛骨に牛スジ。きっといいぞ。

待ってると続けてお客さんが来てたものの、まだそんなに混んでる感じでもなかった。
けど、少々お待ちくださいと待たされてた。コロナ対策で席が少なくなってたようだ。大変だねぇ。。

そして「スジラーメン」登場。

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んーーんーーこれこれ。
 これはウマイ牛骨ラーメン。一気に気分あがった。
まろやかでおいしい。麺もよく絡んでおいしく啜れる。
何ていうかもうスープがビーフ。なるほど乳製品のまろやかさにも通ずる感じだよね。
そして牛骨スープに浸った牛スジもおいしくたまらん。
もう完全に口も気分も満足モード。(午前中食べた変なものはすっかり消えた)

やっぱ好きだなぁ牛骨ラーメン。
ホント鳥取がもう少し近くにあったなら、他の店も行ってみたいのに、そして自分がもう少し若かったなら、ラーメン二杯くらい平気ではしごするのに。。とか思うけど、今日はこの一杯で満足昇天。
もうこれで今回のドライブは折り返してもいいような気分になってしまい、この先どう進むか些と迷ったw

タグ:餐:ら 餐:肉

円形劇場くらよしフィギュアミュージアム

ファイル 2892-1.jpg倉吉市鍛冶町の県道沿いにある模型博物館。

移転した小学校の円形校舎を改修した施設。
文化財的な校舎がオタク趣味的なフィギュアの博物館になるのは物議もあったらしいけど、おかげで興味持てて来てみようと思えたので個人的には嬉しい。
ちなみにこの円形校舎は現存する日本最古のものだそうだ。

駐車場は裏に広いのがあって、開館30分後に来たけどもう結構車停まってた。
建物を眺めつつ正面に歩いて入館。入口には恐竜が口を開いていた。
入場料は1階の企画展だけとかコースあって全館は少々高め。全館で入館。
写真OKなので取りまくりたかったけどカメラの調子悪くて撮ったつもりで撮れてなかったりブれてたりが多かった。

建物の中は中心に可愛らしい螺旋階段があって吹き抜けていて、周りに廊下があってドーナッツ状に部屋があってエレベーターも付いていた。
螺旋階段の下にはペンギンがいて、脇には亀が毛布かぶって寝てた。勿論フィギュアw

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で、その一階は売店と企画展などで、売店は最後に見るとして、デフォルメキャラフィギュアの「ねんどいろ」の部屋もあった。
この倉敷にメーカーの工場があるそうで(その会社の設立はうちの地元だったりする)この施設もそれらメーカーの協力でできたわけだ。金型や商品の展示だけでなく販売もしていた。

企画展「超アニマルワールド」ではシュライヒというドイツの動物フィギュアを展示していた。
スッキリした部屋に貴金属を飾るようなケースで商品をそのままシンプルに展示。触れるコーナーもあった。好きな動物というえばセイウチで、それもあったけど購買欲は無かった。

そして二階は常設展。
「恐竜」「動物」「ミリタリー」「キャラクター」「日本の文化」というテーマに別れた雰囲気ある部屋に別れてて、こちらも同じく貴金属を飾るようなケースで展示。こちらも基本的には食玩など一般に出回った物をそのまま密度濃く展示。

最初の「恐竜」と「動物」は一階とかぶる題材だけど、黒いトーンの部屋のこちらの方が雰囲気あって良かった。

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中には大きいサイズの特別品もあって、そういうのがなかなか良かった。カエルがとくにリアルで動き出しそうだった。(これは欲しい)
そして一時集めてたシリーズとか、職場のデスクに飾ってたのとかもあってキレイに並んでて、こういう風に飾れたならなぁ、、と羨望の眼で眺めた。

「ミリタリー」からはプラモデル作品がメインで並び、雑誌に載ったジオラマとかも飾られていた。個人的にはやっぱりジオラマが好きなのでここら辺が一番見ごたえあった。
(けど、ジオラマは小さい写真では面白味ないのでここでは割愛)

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「キャラクター」はけっこう片寄ってて北斗の拳とかエヴァとか多かったけど、個人的にツボなものはとくになくてサラッとまわった。「日本の文化」もその流れで岡本太郎から小倉優子までサラッと進んだ。

そして三階。
模型ジオラマづくりの体験コーナーはスルー。
円形校舎の教室を再現した学校コーナーが面白かった。こんな感じの教室だったんだね。

ここに来て思い出したのが、昔そう言えば高校生の頃、部活の柔道で脳内出血で入院した時の病院もこんな感じの円形の建物で迷いやすくてまぎらわしかったなぁー。(現在は建替えて普通の四角い病院になってる)
きっとここの生徒も先生も教室間違えたりしてただろうなぁーとか思った。

その隣に御当地キャラの部屋があり、見てみたらメジャーな声優さんがCV担当ついてた。けど、好きな声優さんはなかったし、ファンの人が何人か集まって屯って隠れて見れない展示とかあってヤレヤレだった。

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そして屋上。
中は改修工事の写真が並べられていた。
この円形校舎は昭和30年(1955)の竣工で、ここまできれいにするのも大変だったようだ。
円形校舎は昭和30年代には左程珍しい物ではなく全国に何十ヶ所もあったらしい。(っていううか、まだ現役のものもあるそうだ)でもやっぱ使い勝手は悪かったんだろうね、40年代には建てられることもなくなったようだ。

さて、屋上にも出られた。
ドーナツ型360度の展望台。子供だったらグルグルと目が回るくらい走れそう。すこし曇ってきちゃってたけど倉吉の町もよく見えた。
柵に近隣の案内が下がってたけど、半分以上千切れてなくなっちゃってて残念だった。

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そして螺旋階段をグルグルと下った。階段の天井は小さな丸窓があって光が差し込むようになってた。建物としては面白くワクワクするよね。
なんというか、仏像が沢山並んでるサザエ堂を回るように模型を見てまわれる建物だった。

最後に売店も見たけど、元々フィギュアは買ったりしないし、欲しくなるような好きな作品のものもなかった。アンケート書いた返礼のポストカードをもらって、入口のカエルのガチャだけやって館を出た。

フィギュア展示は、正直に言えば滋賀の長浜で行った「海洋堂フィギュアミュージアム」ほどの濃く作り込んだ展示ではなくサラッと見てまわれる感じだったけど、建物の面白さと合わせて楽しいスポットだった。
(さっき食べたアヒルの玉子の不快感と他に食べてない空腹感がなければもっと楽しめたかもしれない、、)

タグ:観:館 観:模 観:建 観:蛙 観:一 観:キ 景:町

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