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海鮮まんぷく亭 かわ村

ファイル 3489-1.jpgおいらせ町染屋の45号沿いにある海鮮料理店。

もう夜は普通に見かけたラーメン屋かなんかでいいや、、とか思ってたけど、「平目漬け重」という看板を見かけたのでむしろ願ってもない発見で嬉しくなって寄ってみた。

今日は昼に鯵ヶ沢で「ひらめ漬け丼」とか満腹で見送ってて悔しかったのが、まさか此方でありつけるとは思わなかった。
っていうかどちらかというと「平目漬け丼」って、こっちの八戸の陸奥湊の人気の店の話題の方を前から知ってて興味持ってたので、今日鯵ヶ沢で見かけた時もあーこっちでもやってるんだと思った。で、ありながら、こっちの店は魚市場あたりなので夜はやってないだろうから完全に諦めてた。だのでうきうき。

車を停めてみると、意外と洒落た雰囲気で貧乏なおひとりさまは腰ひけそうな感じしたけど(写真であらためて見ると普通の平屋の家屋まんまで、現地での雰囲気の印象って凄いなと思えた)、思い切って入るとやっぱり洒落た店内だったけど、カウンタ―席もあって落ち着けた。

一応メニュー見てみたものの、もう決まってて揺るがず「平目漬け重」にした。

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おお、なんか丼ばかり頭にあって思い切り掻っ込めるのを想像してたんだけど、お重で出ると高級感あってゆっくり味わって食べようって気になるね。
そして見た目普通の白身魚の刺身の平目だけど、食べるとグッと貫禄ある魚。最近は天丼でウマいと驚いたりして天丼で食べたい魚の上位って印象だったけどやっぱ刺身だね。ヅケのたれもいい味で引き立ててたのかも。おいしかった。
あ、ちなみにここの茶碗蒸しは甘くないお出汁のおいしいものだった。

満足のいい夕食になった。手前で適当にラーメン屋とか寄っちゃわなくてよかったー。

この日の日誌

タグ:食:丼 餐:魚

天王つつじまつり

七戸町天王の天王神社界隈で催される花まつり。

今回のドライブはここまで何カ所もの花のスポットがことごとく時季違いでハズレでツツジのスポットまで花はイマイチだったものの、ここのツツジは丁度頃合いでキレイに咲いてて良かった。

ファイル 3488-1.jpgその天王神社は車からよく見えて何か充分だったので寄らなくてもいいかなーって思ったけど「七戸城東門」というのもあって、城跡なら歩こうかと車を停めてみた次第。

七戸城は北方の安藤に対する南部の防衛拠点で、三戸や八戸と同等の権力ある城だったけど康正2年(1456)の蠣崎の乱で城を落とされてカが落ちたと説明にあった。
でも戦国時代までは七戸南部の城で、九戸の乱で秀吉の滅ぼされて廃城だそうで、その後江戸時代は代官所だったようだ。とするとこの東門はどの時代の復元なんだ?とか思ったけど、まぁ深くは考えまい。

取り敢えず門をくぐると、中は門の周りだけでなく斜面などに広くツツジが咲き広がっていた。

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そこから二ノ丸や本丸に上ろうと思ってたけど、そっちにはツツジは全然なく、坂道を登った先の二の丸の口が閉じられてるようにも見えて、そそらなかったので進まずに「門だけでいいや」とツツジを眺めて満足した。

ファイル 3488-3.jpg最後に前の道から天王神社のツツジを眺めて、これで出発、、
 と、思ったけど、城跡に上らなかった分こっちの石段は登ってもいいかも。。なーんて気になって、結局素直につつじまつりを楽しむように歩いた。

参道の石段はまっすぐで急なものの、先見えてるし神社としては極端に高くは無く、なによりまわりのツツジが少し高く植えられてて、ツツジのアーチというかトンネルみたいな感じで見上げつつ楽しく一気に登れた。

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そして登りきって振り返ると町役場庁舎方向の町が見下ろせた。
右手の向かいの丘が七戸城跡。同じくらいの高さかな。まぁこの時季のぼるならこっちだよね。

少し眺めてまわって息整えてから天王神社にお参り。
本殿がわかれてなく中に祭壇があってお寺のお堂のような社殿だった。

そしてゆっくりくだりは横の舗装路を下った。上に駐車場は無いので管理用の道だろう。

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横に緩やかに流れて眺めもいいけど、他に石段との間につづら折りに下る未舗装の細道があったのでそっちに逸れてみた。
これはなかなか花の中のいい小道。真っ直ぐな石段よりも花の背は高く一層包まれた感覚で面白い。つつじまつりというからにはこういう道を通らないとね。夕方だからか人も多くは無くて自分のペースでゆっくり下れた。ナイス。

そして下りきると入口には何気にチューリップとかも並んでた。色が同化して一体感あった。
そういえば「まつり」と言いながら出店は屋台のアイス売りの二台だけで、もう終りな雰囲気で二人で話していた。
夕方で気温下がってアイス!という雰囲気ではないけど、神社の上り下りで少し汗ばんだので一つ買ってみた。「十色・六色アイス」という名前も気になってたけど10か6かとは聞かれずに盛り付けていった。

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ちょっと雑だけどいろんな色の派手なアイス。これは(秋田のババヘラみたいな)青森の御当地アイスなのかな。(ネットで見ると「チリンチリンアイス」とか「カランカランアイス」とか呼ばれてるらしいけど、普通に「十色アイス」と呼んだ方が個性あると思うけどなぁ)

味はさっぱりシャーベット。色による味の差はあるけどほぼ違和感ないくらいの薄めのさっぱりアイス。極端に違って目立つのは黒いコーヒー味かな。どれもおいしかった。


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タグ:植:花 景:季 観:城 観:門 観:宮 餐:冷

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青森市柳川にある記念資料館。

青森港に固定され静態保存された青函連絡船の船内を部分改装して造られた資料館。
「青函連絡船」は青森から函館までの津軽海峡を渡る船。駅から港に延びる線路の先に接続して列車を乗せて渡る鉄道連絡船で、明治の末から昭和の末まで就役してた北海道への大動脈。子供のころの自分は列車ごと載せて渡る船というのが輸送船めいてて空母のようなカッコよさで憧れたなぁ。てっきり電車に乗ったまま船に乗るもんだと勘違いしてたけど、乗客は駅で降りて乗船して渡ってまた駅で乗ってたそうだ。

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そんな鉄道時代の憧れの船の実物、煙突のJNRの国鉄マークが懐かしかった。
外装はさすがに少し錆びも見えるけど昭和で退役した船と考えれば全然ちゃんとしてて、このままリアルに出航してもよさそうな感じだったので、船に乗る感覚で入館できてワクワクした。入館は有料だけどJAF割り効いて410円。

中に入るとさっそくリンゴ売りのおばちゃんの等身大人形ジオラマがあって「津軽海峡文化コーナー」に進むと昭和30年代の青森駅前の市場のような露天商や店の人形ジオラマが続く「青函ワールド」が雑魚寝の客室に広がっていた。

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これ、人形ひとりひとりちゃんと名前と年齢ついてて解説も細かった。面白く見てまわったけど、なんかこう妙に暗くて、大変な時代を支え合った人々の風景って感じで、厳しさと辛さ故の元気さって感じだった。近くの子供が「こわーい」とまるでお化け屋敷のように親にしがみついてた。。

そんな昭和青森区間を抜けると、パネルの青函連絡船写真展示から連絡船の歴史の解説と船や鉄道の模型が並ぶ博物館になった。

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駅内風景の人形もちょこっとあって妙にスタイルいい寅さんぽい人もいた。

細かく造られた模型をじっくり見ながら進むと横の一角には客席があった。
これは運行当時からのグリーン席だそうだ。ちょっと腰かけて休憩。窓から港が見えた。

その先の寝台室は覗く形で飾られてて、ブランケットの巻飾り方(二枚貝とか)のこだわりが面白かった。
他にも「事務長室」「船長室」「サロン会議室」などが覗けた。たまにいる人形にドキッとした。

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桟橋駅の350/1模型を見つつ進んでブリッジに入った。
広く悠々な感じの操舵室。就航時はもっとごちゃごちゃしてたのかな。

そして次の順路は外に出て船橋上での展望。広く青森湾が眺められた。
右の山は下北半島?じゃなくてもっと全然手前の夏泊半島かな。
ぐるっと後ろにまわれば青森市街。アスパムやベイブリッジが見えた。

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ゆっくり眺めてたら青函フェリーが来てた。いつのまに。。思ったよりも速いね。

そして甲板に下りて鯉のぼりを見上げつつ船尾に歩くと、なんと煙突に入れた!こんなトコ入るの初めて。。中ってこんな感じなの?
そして煙突も登れてこっちからも展望。舟橋より少し高いけどそんなに変わらないね。
吊った鯉のぼりも身近に見下ろせた。

そして順路はエレベーターで一気に下層。車両甲板に下ると貨車や貨物が何両も静態保存されてた。
頭の先の奥には連結器。船尾は港に接続する線路が見えて沸いた。
特急の車両もあったけど、客車が乗る事もあったのかな。

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郵便車やディーゼル機関車など見てまわって、更に最下層に下ってエンジンルームまで見れた。すげー。
コントロール室や発電機も見た。ここら辺は今現役のカーフェリーとかとどのくらい違うんだろうかね。

と、一通り楽しく見てまわってロビーに戻った。
最後にトイレ行ってから出ようと思ってトイレの場所を聞いたら「鉄道模型ショー」の展示室の奥だとのことで、通過がてら鉄道模型を鑑賞。
広く長いサークルの線路が組まれてたので走らせてる新幹線も速度ついててカッコよく見えた。城のジオラマがあったので弘前城かな?と思ってみたら彦根城と書いてあった。なぜ?(弘前だと八戸から来た人は嫌がるからとかかな?)

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そして外に出た。あー船乗って海渡りたいなーという気分で悔しく思いつつもスポットとしては大満足のおもしろいトコだった。

車に戻りつつ、少し先に出て船を見た。
横には「津軽海峡冬景色」の歌碑があって曲がエンドレスで流れていた。
うーんこれだよね。このイメージ強いよね。いい歌なんだけど、なんかみんなつらそうで重いんだよね。
そしてその横に何故か戦時中に空襲で攻撃された時の説明があった。なんで館内に展示しないんだろう?とか思いつつ、じっくり読んで出発した。

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タグ:観:館 観:船 観:模 観:具 観:装 観:鉄 観:飾 景:海 楽:乗 楽:眺 楽:音 楽:懐

海の駅わんど

ファイル 3486-1.jpg鰺ヶ沢町本町にある漁協の観光直売所。

何度か寄った憶えあるけど点景にはしてなかった。
た-しーかーネタ帳に載せてた昔の話題で「鮟肝アイス」に興味があって来てみたものの、売ってなかったし、食事のタイミングじゃないし、軽いもので興味あるものが無かった、、とかじゃなかったかな。
でもその後、ネットで見掛けることがあって、あーなんだそういうのもあったのかーちゃんと見てまわればよかったーとか思うようなものがあった、、ような、、 という怪しいうろ覚えの興味で寄ってみた。
ら、建物二階の窓ガラスにあった「鰺ヶ沢相撲館」の文字見てコレダ!と思い出せた。

焦らずに駐車場でイカ食べ切ってから車を降りた。

で、まずは先に店内を見てまわった。
食堂ではヒラメのづけ丼が気になった。名物のようでキャラまであって、わりと安めでおいしそうだった。あーここで食事にすればよかったなぁ、、と思いつつ、物産店の方では総菜コーナーなど色々と興味あるものあって、ついつい筋子のおにぎりと茶碗蒸しだけ購入。このくらいなら入るかな。

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筋子はほぐれてて小粒のイクラのようでうまかったけど少なすぎて味わえなかった。普通のしょっぱこい筋子でいいのに。
茶碗蒸しは「青森の茶碗蒸しは甘い」と聞いてたので興味もって食べてみた。うん、確かに甘い。けど、思ったほど違和感なくて意外だった。あー玉子焼きで甘いのがあるのと同じような感じかな。すんなり味わえた。
そしてオマケのリンゴジュース。やっぱうまい。朝から青森県を走って来たけど、リンゴを飲んで「あー青森に来たんだ」と実感できた。

もう満腹。無理して平目づけ丼いかなくてよかった。。それはまた次回かな。
取り敢えず満足。と車に戻ろうとして「違う違う」あぶなく本来の目的忘れて出発するトコだった。二階の「鰺ヶ沢相撲館」がメインだった。

店の大きな方の入り口の脇に階段があって、なんと無料だけど若干地味なのと靴を脱いでから階段を上がるのが手間なのかあまり登っていく人は見掛けずすいてそうだった。
下足して登ると二階はなんとも立派な造りで気合入った資料館だった。いいねいいね。

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中は青森の力士というか舞の海がメインのパネルや品の展示で、中心の部屋に小さな土俵と大型モニターがあって舞の海の名取組み20戦の映像が写されていた。いいねいいね。
好きだったんだよね舞の海。技のデパート。映像見てても思わず声出ちゃうもん。
一周回って20戦全部見ちゃった。(当時一番応援してた力士との対戦は無かったのが残念)

そしてゆっくりと資料展示を見てまわって満足の資料館。無料なのに濃く楽しめてちゃんとしてて有難い所だった。イカ食べてる途中だからとスルーしないでよかった。茶碗蒸しとリンゴジュースで満足して出発しないでよかった。

記念スタンプを押して階段を下ると途中の幟の横の窓からCR-Zが見えた。寄った先で駐車場の自分の車を見かけると、車も一緒に楽しんでたような気になって嬉しい。

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けど、外に出てみたら、上から見えてたのは同色の同じ車で自分の車じゃなかった。。自分の車はもっと手前で建物に尻向けて停めてた。そういえばグラストップじゃなかったね。(広島ナンバーだった)

そして駐車場には少し前にTVで人気になってたらしい鯵ヶ沢の犬「わさお」のフォトスポットがあった。
僕はこの番組は見てなかったので全然知らないんだけど、映画にもなったくらいだから話題としては知ってたって程度。軽トラの窓が顔ハメになってて面白いなと思って写真撮っといた。

けど、帰ってから調べたら、その犬を飼ってた店「きくや商店」こそ昔寄ってイカ買って食べた「素敵なお姉さんが焼いてた店」その店だったらしい。ん?飼い主はおばちゃんだよな。素敵なお姉さんは娘さん?バイトさん?まぁいいか。ちょっと映画が見てみたくなった。ネット配信でレンタルできないかな。

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タグ:餐:飯 餐:卵 餐:飲 観:キ 観:館 観:具 楽:映 楽:競

めめちゃんの店

ファイル 3485-1.jpg鰺ヶ沢町赤石町大和田の県道(旧国道)沿いにあるイカ焼き専門店。

そういえば鰺ヶ沢を通るときにはこうして立ち並ぶイカ焼きの店でイカ買って食べながら走るのが好きで恒例になってたなぁーと思った。
最近ではバイパスも出来て通らないことも多くなっちゃったし、手前の深浦の道の駅で食べちゃったりしてたけど、今日は通過して来ててバイパスも回避してたので寄る気満々、最初の方で見掛けた店に寄ってみた。

で、寄ってみてふと思った。あれ?この店ってかなーリ昔の初めて来たときくらいに寄った素敵なお姉さんが焼いてた店かも?
あれはー25年くらい前だから、今焼いてる女の人がその人かも?とか思った。(けど帰ってから日誌や写真振り返ったら違ってた)

そして焼きたてのをひとパック購入。すぐに出発した。

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で、進みながら早速食べた。

んーーーやっぱうまい!
イカ焼きはやっぱ鰺ヶ沢が一番だなぁ。

ついつい止まらずに続けて食べちゃうんだけど、これって噛んでると顎の根が痛くなってきちゃうんだよね。。
間あけてゆっくり食べたいんだけど止まらないんだよね。。
とか思ってたけど、昔よりも柔らかくなってるのか今回は全然痛くならずにすんなり味わって食べられた。ナイスナイス。

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タグ:餐:魚 餐:焼

海の駅ふかうら 深浦まるごと市場

ファイル 3484-1.jpg深浦町深浦浜町の深浦港にある産直店。

ここは以前まだこういう名前になる前に実験営業中の「海鮮市場ピアハウス」という時に一度来てて、ちょこっと買って食べたりして好印象の所だった。

ちゃんと営業してからは寄ってなかったけど、今回は空腹で温泉の後だったのでなんでもいいから食べたい状況。迷わず寄ってみた。

前に来たのは随分前(12年前)なのでどんな店内だったかハッキリ覚えてはいないけど、小さいながらちゃんとした産直店になっていた。
逆にちゃんとしてて総菜コーナーが小さく、特殊でキャッチーなものは置いてなかったけど、イカ御飯と焼魚と粉物を購入。

ファイル 3484-2.jpg外で食べようかと思ったけど、螺旋の階段を上がってみたら二階に多目的スペースとあってテーブルがあったのでそこで食べた。
(港に向いたベランダの展望台へは扉閉まってて出れなかった)

小さなイカは何気にヤリイカでうまかった。
そして赤魚(アカムツ?)もいい味でバッチリ。軽いけどいい感じの朝食になった。

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そして粉物「ガッパ餅」もここでひとつ食べてみたらおいしかった。意外と小豆のきいた甘い味でこれはスイーツ。食べやすかった。
少し食べて残りは車で食べようかなと思ってたんだけど、ぱくぱくと全部食べちゃった。

最後に店出る時、入口付近で大声で喧嘩するように会話してた地元の奥様方の濃い津軽弁の会話が、ぜんぜん聞き取れなくて面白かった。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:食:弁 餐:飯 餐:魚 餐:餅

黄金崎不老ふ死温泉

ファイル 3483-1.jpg深浦町舮作下清滝の日本海海岸にある温泉。

ここは三度目の来訪で二度目の入浴。(一度は混雑してて諦めた)点景も二度目。
前回は雨降ってたのに対し、今回は晴れてて随分と印象違ってたのでまた上げてみた。

先に内湯で体洗ってからの移動も手際よくササっと済ませて、どうせ脱ぐからとデニムの下に下着はつけずに海岸の露天風呂に移動。

露天は前は混浴と女湯に分かれてたけど、今は一応男湯と女湯という表記になっていた(でも浴衣の女性も入ってた)

で、ゆーっくり海を見ながら入浴。
ここの湯は芥子色というか黄土色。夕日の時間には黄金に輝いて見えるのかどうかって感じだけど、雨の日には泥の湯に見えた。。今日は晴れて青空の下なので落ち着いた黄色に見えて、温泉の特殊感満天でいい感じ。ぬるめなのでゆったり入れた。

けどしばらくして茹だったら上がって磯風浴びて日光浴。きもちよかったし、磯を飛び回る鳥も多くて景色も飽きなかった。

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そして上がって帰りにまたTシャツを購入。
前回も買ったんだけど生地薄めでヤレてたので買い直し。背中に○不でなんか好きなデザイン。すぐに来て出発した。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:楽:湯 景:海 景:磯 楽:買

十二湖駅産直コーナー ぷらっと

ファイル 3482-1.jpg深浦町松神下浜松の101号沿いにある十二湖駅舎の直売所。

「青池ソフト」の幟を見て思わず立寄ってみた。
ちょっと登り歩いて汗かいた後なので冷たいものが恋しかった。
けど、本音を言えばそれよりも何か食べたかった。朝飯まだなので。

ちょこっとでも何か面白い物があればと思ってのぞいてみたけど、とくに何もなかった。

ってわけで、素直に「青池ソフト」
凄く青かった。味はヨーグルト風ラムネって感じで普通においしかった。
池はこんなに青くなかったけどねーとか思ったけど、そういえば青池には行って無かったっけ。。青池だけ違うのかな?

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店の人の話ではやっぱり水の濁りは雨などのコンディションによるそうだ。先月の大雨の影響だそうで、あちこち通行止めになってたのも大雨で崩れたりしてたからだそうだ。

駅舎内はベンチに案内パネルが並んでた。
時刻表も液晶パネルだったりして古臭さはなかった。本数は二時間に一本とかだったけどね。


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タグ:餐:冷 観:鉄

日本キャニオン展望所

ファイル 3481-1.jpg深浦町松神にある景勝地の展望台。

日本キャニオンは十二湖へ行く道からちらっと見えた岩ゴツゴツっぽい崖で、もうちょっとよく見えるトコないのかなぁ、、とか思ってた先で見かけてたのがこの展望所への山道。「キャニオン遊歩道」とあった。
気になってたので十二湖から戻る時によってみた。

で、遊歩道の入口にはキャニオンまで0.5㎞とあった。500mかぁ。まぁそれならわけないだろうと進んでみた。

道はすぐに上り坂。500mだからすぐだろうと意気揚々と進んでたけど、運動不足の僕はすぐに汗だく。なんか山登りだった。
足元には若く低いヒバの葉が勢い良く道に飛び出してて、脇に「ヒバの香りヒノキチオール」とあった。ヒバの香りはよく分からなかったけどデカいヒバの葉の迫力に元気出た。あーこれ、能登のうまい蕎麦屋で蕎麦の下に敷いてたやつだね。これなら大盛も一枚でいけそうだとか思った。(ちなみにヒノキチオールというのは抗菌作用のある成分だそうで、コロナにも有効だとか。。匂い嗅いだだけで効くのかねぇ?)

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自分がトロいせいもあるけどやたら遠く感じて、登りも折り返しが何度もあって先がわからず、500mってこんなあるか?ってぶつぶつ言いつつなんとか登った。

登りきったところに分岐があったけど。日暮の池への道は閉鎖されていた。
ここからは下りに転じて、えー下ったらまた帰りに上るんじゃん。。とか思ったけど、すぐ先に展望台っぽいのが覗けて到着した。15分かかった。

ってわけで、日本キャニオン。いい眺め。
白く高く崩れた岩肌がキレイだった。

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ゆるやかな風が心地よく、谷の眺めをしばらく眺めて、ふと見上げるヒバの樹は真っすぐ高く伸びてて気持ちよく、転じて足元を見ると小さなヒバの葉。ちょこっとTS。
後から来る人もなく、5分ほど独占してゆっくりして引き返した。
(っていうか実はこの展望所、よく見えてた向かいの崖と同じような白い岩肌の崖がここの下にもあったようだ。どうせならその両側を見れるようなところに展望台があってほしいと思うけど、そんなうまい場所はないんだろうね)

ファイル 3481-4.jpgそういえばここには「風」という案内が立ってた。まぁ確かに心地よい風だったけど、そんなに強くはないから案内出すのは大げさって思えた。たぶんそう感じたのは、その「風」の柱に合わせるようにヒバの葉が縦に並んでて、如何にも強い風が吹きますよーって演出をしてたように見えたからかもしれない。

それと帰る時に見かけたヒバで、葉の裏にオレンジの毒々しいのを付けてるのがあった。これって花?ヒバの花ってこんな裸子っぽいものなの?
森の中でも同じ様なのを枝の先に単独で見かけたのでそうなんだーと思った。(けど、それは花でもなんでもなく「てんぐ巣病」という菌に侵されて発生した奇形症状の胞子だそうだ。うげぇ)

帰りの道は早いかと思いきや、下り坂で勢いつくのは怖いのでゆっくり慎重に下ったので長く感じた。歳もあるしデブでもあるし、下り坂がキツイと感じるのは悲しいなぁ。

でもホンの500mの往復だけど、山歩きした気分で楽しめた。


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タグ:楽:登 楽:眺 景:崖 景:山 景:森 植:樹

津軽十二湖自然休養林

ファイル 3480-1.jpg深浦町松神山国有林にある自然公園。

世界遺産白神山地の西の端の多数の湖が点在する森で、十二というのは山の上から見える数だそうだ。
始めて此方方面を通った時から気になってて、何度か来てみた事もあったけど、どこに停めてどう歩くべきか分からず結局サッと引き返しててしまってた。

今日は早朝だから少しは歩いたりゆっくりしたいなぁと思って来てみた。

湖は県道を進むとまず最初に「八景の池」が現れ、その先に「二ツ目の池」が続き、その次の「王池」の狭間にトイレのある駐車場があったので停車。

トイレ行きつつ、自然休養林の案内板を見た。
池は道に沿って八景の池、二ツ目の池、王池、越口の池、中の池、落口の池、鶏頭場の池、青池と続いてて、折り返してまわって長池、リフレッシュ村で折れて日暮の池、そこからこの王池に戻れるように書かれてるけど、どこまでが車道でどこに駐車場があるのかは出てなくてイマイチつかめなかった。

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この駐車場は細長い池の合間っぽく先にも手前にも木々の合間から池が見下ろせたんだけど、先は「王池東湖」、手前は「王池西湖」と出てて、あーどっちも王池で奥でつながってたのかな?と思った。

雰囲気はよかったけど此処だけで満足とはいかず車で移動。
少し先の分岐点のリフレッシュ村への道は通行止で閉鎖されてた。(開いててもダートっぽいのでいかなかっただろうけど)

途中何カ所か車止められそうな所はあったけど取り敢えず行けるまで進んでみたら、「鶏頭場の池」の前に大きな有料駐車場があった。料金所に人はおらず閉まってもいなかったので取り敢えず入って停めて歩こうかと思ったけど、駐車料金1500円と出てたのですぐに出た。

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ここから青池まで800mとあったけど、まぁいいかと折り返した。(その青池が一番青くて綺麗な池だったっぽい)

少し戻って「落口の池」の開けたトコを過ぎて林の中の広い路肩に停めてる車があったので、並べて停めて降りてみた。
車を停めたすぐ前は池が見えるのが木々の合間からだったので、少し前の開けたトコまで歩いてみた。
その開けたトコにはトイレと店っぽい建物があり、池の方にはベンチが並んでて憩える感じになってた。

ベンチの方から池に下りてみたら、「せせらぎ」との案内板があった。
その先に沢から水の流れ込む口があって、なるほどせせらぎの音が楽しめた。洒落た案内である。

ファイル 3480-4.jpg

でも池の水はあまりキレイとは言えず濁ってた。大雨で土砂とか流れ込んできてたのかな。
見る限り魚も見えないし、、とか思いつつしばらく見てたらちんこい稚魚が泳いでるのが見えた。おお、ちんこいのにヤマメっぽい
パーマークが見えてて可愛かった。

さて、向かいのトイレに入りつつ、閉まってるスナックコーナーっぽい方を覗いてみたら、その先に水汲み場があった。というか、その先に沢が流れてて「平成の水百選 沸壺池の清水」とあった。あーこの上にある池から流れてきてる沢なのね。そしてその沢が流れ込むから「落口の池」なのね。
沢の脇の道は立入禁止になってて入口を観音像が守ってた。ここから「沸壺池」へは行けないのかぁ、残念。

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ペットボトルもってくればよかったぁとか思ったけど、、この水は沢から引いた水だったので飲むのはアウトだろうねぇ。持ってこなくてよかった。手だけ浸してひんやりと気持ちよかった。
沢の石の苔と花を眺めてのんびりして来た道を戻った。

まぁこんなトコかなと出発。すぐ先のビジターセンターも車止められそうだったけどまだ開いてないので通過した。(ネットで見たらイトウの養殖場があって大きなイトウが見れたそうだ。。残念)

最初に寄った王池の駐車場も通過して、国道に戻る勢いで進んでたけど、「日本キャニオン展望所」への遊歩道口にあった駐車場には寄ってみた。日本キャニオン展望所は別項目で。

で、日本キャニオンから戻って、運動不足の僕は汗だくでここでまた休憩。
駐車場の向かいに茶屋があってその前が最初の池「八景の池」だった。茶屋は開いてないけど八重桜咲いてたり濃い赤のツツジ咲いてたりしてそれらを見つつ池を眺めた。

ファイル 3480-6.jpg

水はやっぱり濁ってたけど、風もなく一番静かな水面だった。
奥の方にカモが泳ぐのが見えたのでカメラズームして写してみたらキレイなオシドリだった。
手前の水面には大きな魚が泳ぐのが見えたので少し沸いたけど、よく見るとコイだった。

ってとこで、十二湖はイマイチ凄い感じはなかったけど普通に森のイイ感じとその中に点在する池は休憩には心地よくちょっと寄り道するにはいい感じだった。水の濁りはコンディションかなぁ。。それだけは残念。

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タグ:景:森 景:湖 景:川 楽:浸 観:水 観:選 観:P 植:花 動:鳥 動:魚

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