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燈籠坂大師

富津市萩生にある寺。

そこへ行く道の切り通しのトンネルが人気のスポット。
自分は以前に友達の案内で来たことあったので寄るつもりもなかったんだけど、食事した手前の店の店内にあった写真を見て妹が「ここ行きたい」とリクエスト。まぁ別に軽く歩くだけだからいいかと来てみた。

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駐車場から歩くとまずトンネル。
これも鶴嘴の跡が残る手掘りのトンネルで、岩の層模様まで見えて雰囲気あるけどメインではない。

抜けた先の丁字路を右に曲がるとその切り通しのトンネルが見える。
「おぉこれはすごいね」
と、妹が思った以上に沸いて燥いで大好評で、え、そんなかと思いつつ、やっぱりダイナミックな高い切り通しとトンネルはいい景色。妹も歳とって素直になったなぁ、、なんて思いつつ進んだ。

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道はキレイな舗装路で割と広く悠々歩けてトンネル部では涼しい風も流れてて気持ちよかった。そして洞内に反響するセミの声にヒグラシのものも交じってて殊更感じよかった。

抜けた先が燈籠坂大師への階段の入口。ここで折り返すつもりだったけど、妹が乗り気で「上にも登ってみよう」というので、まぁ前回は登ってないから悪くないと、妹に続いてゆっくり登った。

階段は途中で男坂と女坂に別れていた。「まぁ普通こういうのは女坂の方が傾斜が緩やかなんだよね」というと妹は迷わずそっちへ進んだ。

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奥の折り返しで小休止。ひとりなら一気に登るくらいだけど、楽でいいや。お堂への道の景色もわるくない。
また歩き始めた妹が「うわぁっヘビヘビ」と驚いてたのでナニナニと覗くとトカゲがいた。えーかわいいじゃんw

そして最後は自分が先になって登ると先に海も見えてきた。ちょっと遠いいけど海が見えるのはイイね。
っていうか、下の説明では弘仁11年(820)に日光へ行く途中の弘法大師が通った時に岩に自画像を刻んだのがこの地で、その後里人が大使を慕ってその場所に常夜燈を立てて漁をする人の灯台とし「燈籠坂大師」として親交を深めたとあったけど、、灯台にするには海遠いいなぁ。

そして登り切ってお参り。鳥居あってすっかり神社のつもりで一礼二拍手で柏手たたいたけど、大師は寺院だよね。。まぁいいか。

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その横にまだ少し段があり道が続いてたので進んでみた。途中で見かけたコガネムシでまた妹が驚いてた。乙女かよww

で、頂点の切り通しを抜けると尾根の道に突き当たり「←造海城」という道標が立ってた。あーなんかここ城跡だって言ってたね。
ってことで少し進んでみたら「未整備のため危険 自己責任で登城ください」というのも立ってて、すぐに岩を登るような細道。もうちょっと進んでみたけどサンダルで歩くようなとこじゃないし妹もいるのでヤメて引き返した。

ファイル 3061-5.jpgそして最後は男坂の方から下った。
こっちが正面だね。でも下るのも急でいい眺めなくらいだから素直に女坂から登ってきて正解だったと思った。

帰りは他の観光客とすれ違いながらまた切り通しのトンネルを抜けた。帰りの方が一層ヒグラシの反響が大きくていい感じだった。
妹が「けっこう車停まってた割に歩いてたのウチだけだったね」と言っててナルホド。他の車の人達はみんな城跡まで歩いてるってこと??まぁいいか。

ちなみにこの造海城は戦国時代の真理谷武田の城で、ネットで見た鳥観図イラストは凄くカッコイイ海に突き出た山城だった。けど、やっぱかなり険しそうなので行かなくて正解。
幕末にはこの城跡に砲台も築かれたそうで、切り通しの箇所も多いらしい。
で、ここからは邪推だけど、その台場の砲台跡がホントは灯台にしてた燈籠坂大師だったんじゃないのかな。。砲台を築くときに撤去されて、もっと行きやすい途中の今の場所に移したとか。

どちらにしても、少しは整備して切り通しの箇所や歴史をちゃんと解説したらもっとちゃんとした城跡に砲台含めた観光名所になるのになぁ。。と思った。

ちなみに前回の点景

タグ:観:道 観:寺 観:城 楽:登 景:洞 動:虫

中華料理おくむら

ファイル 3060-1.jpg富津市竹岡の127号沿いにある町角中華店。

ここんとこ千葉しか廻ってないから当然127号も何度も通ってて、「アジフライ」の幟が立ったこの店は小さな店ながら両車線側にも駐車場があるのを知ってて、一人でアジフライを食べに来るならここだなと思ってた店。「黄金アジ」とはどこにも書いてないけどそういう地域でアジフライを全面に出した店なら下手なものは出ないだろうと思ってた。

で、今日は黄金アジを食べてみたい妹を連れてきちゃったわけだけど、最初から人気店は無理だよと言っておいたのでさすがにイヤとは言わずに入店。
でも、店に入って反応がなく何度か呼んでやっとおばあちゃんが出てきたときはちょっと僕も「やべぇかも」と思った。(後で聞いたら二人ともに「埼玉のうどん屋(→)」を思いだしてた)

ファイル 3060-2.jpgちょっと気が引けつつも席に着き、自分は「地アジフライ定食」、妹は「地アジフライ」単品と生ビール。まぁいつものことだけど今回はちょっとその遠慮のなさも仕方ないと思えた。

小さな店内は4人掛けテーブルと6人掛けテーブルと丸テーブルの3卓だけで、奥に座敷でもあるのかな?どう考えても駐車場の停められる車の数と合わない小さな店。そもそもおばあちゃんのワンオペだから3卓だけなのは正解だけどね。

で、「地アジフライ定食」登場。

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尾っぽがついてないので見た目こそパッとしないけど、コロンと厚みのあるフライで中はふわっと脂ジューシーなとろけるアジ。ちょっとまて、黄金アジの特異性って何だったっけ?とか一瞬思うくらいのおいしいアジフライだった。
そして「ひとつ太刀魚のフライもつけときました」というそれがまたおいしかった。太刀魚のフライとか初めて食べたかも。店内の貼紙にも「タチ魚定食」「地タチ魚焼」とかあって気にはなってたんだけど、うれしいサービス。
そしてそしてキュウリの漬物までよく漬かってておいしかった。

妹も大喜びでうまいうまい言って食べて、食べ終えてからおばあちゃんに「黄金アジというのは?」とか聞いてた。
おばあちゃん曰く「黄金アジというのはそうそう滅多に獲れないのよ」だそうで「だから黄金アジと書いてても普通の地アジを使ってる店も多いんじゃないかな」とか。いや、これだけおいしけりゃ騙されてたとしても全然ОKよ。

店を出て兄妹顔見合わせて「これは大正解だね」と満足の食事。よかったよかった。

タグ:食:定 餐:揚 餐:魚 楽:話

甚兵衛茶屋

ファイル 3059-1.jpg成田市北須賀の464号沿いにある鰻料理店。

先週の水曜日が土用の丑の日だったのかな。ネットの配信でみんなウナギウナギ言ってたので鰻食べたいモードだった。
で、週末の今日食べに来たのが印旛沼の464号宗吾街道の「うなぎ街道」と呼ばれるこの地域。幾つもの鰻屋が並んでいるけど、今まで入ったことがあるのは「印旛沼漁協水産センター」だけだったのでたまには別の店でも食べてみたいなと思ってた。
午後遅くなって来てみたらその水産センターはもう閉まってたけど、真向かいのうなぎの幟の立ったこの店が開いてたので入ってみた次第。
他に比べると比較的小さめの店。入口に大きめな水槽で大きな黒いコイが泳いでた。

店の中も古民家風でいい感じ。テーブル席だけだから空いてる半端な時間に来れて良かった。店内にも水槽があってドジョウとタナゴが泳いでた。

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停めた自分の車が見える手前の窓の席に着いた。
メニューは色々あってコイ料理もドジョウの唐揚げもあった。(食材だったかw)
迷わずに「うな重」を注文。上とか並とか梅とか松とかには分かれてなかったので迷う要素もなかった。ウナギは国産で三河一色産の鰻と書かれてた。へー。一色というと海沿いでイカ焼きの印象しかないんだけど意外。

待つ間メニューや店内を見てたら「成田うなぎ祭り」のポスターがあって丁度期間中だった。この店も参加店のようで、そういえば「成田うなぎ祭り」って青い幟も立ってたね。参加店といっても特別なメニューがあるわけではなくスタンプラリーの印がもらえて抽選で旅行券が当たるというもの。スタンプ集めるほど鰻を食べ歩く財力はないなぁ。。

そして「うな重」登場。

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うんうん、やっぱ鰻はやわらかくてうまい。すごいフカフカって程でもなくキュッキュしてるわけでもなく丁度いいくらいの柔らかさで、タレの主張が強すぎない分うなぎらしい魚感が味わえて佳。ゆっくり味わって食べれた。

やっぱうなぎはご褒美だなぁ。スタンプラリーとか贅沢すぎるよなぁ。次は年末かなぁ。おいしかった。

タグ:食:丼 餐:魚 動:魚

官軍塚

ファイル 3058-1.jpg勝浦市川津にある史跡公園。

ここは初めての立寄り。(と思ってたけど帰ってから日誌を振りかえってみたら11/01/02に友達と来てた。。まぁその時はその後に行った「八幡岬」と「鵜原理想郷」の方を点景にしてここは割愛してたのですっかり忘れてた。。そしてその日の写真は地震でパソコン壊れてすっ飛んでしまって見返せない。なむさん)
以前は通過するばかりのドライブだったけど、ちゃんとこうした展望駐車場は寄らないとだよねーとか思いながら停車。
停めたトコの前の気の赤い実が鮮やかで、車の天井ガラスにもクッキリ反射してた。(珊瑚樹というらしい)

さてさて、駐車場の横に山頂への階段があるからその上が展望台だろうとはわかってたけど、先に前の木陰から覗ける眺めを望んでみた。

こっちは手前の川津港の村から見える海で、岬のように見える対岸は御宿かな。上にあがってこっち方向が見れなかった時の保険としてじっくり見た。

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官軍塚の解説もあって読むと、明治2年の年頭に戊辰の役で函館に向かう官軍の援軍の熊本藩兵の乗った船が川津沖で難破、130人の死者が出て埋葬供養したのがこの官軍塚だそうだ。なるほどその官軍か。

で、山頂への段を登った。
森の中を登る階段で木が近く、そしてセミが近くで鳴きまくってた。それがセミの声聞くと啼いてるのはニイニイゼミとツクツクホウシとヒグラシ!まだ7月だからニイニイゼミはわかるけど、ツクツクホウシは早すぎ!千葉の南はこんなもん?そして昼間からヒグラシって海近いのに山の中って感じ!木陰の涼しさと相まっていい感じ。で、ニイニイとツクツクは凄い間近で啼いててちょっと探すとすぐ見つかった。

そして頂上にはくぐってまわって上がる面白い形の展望台。早速登るといい眺め。
南の勝浦灯台から御宿までの広い海。官軍の船はどこらへんで難破したんだろか。

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御宿の海岸をズーム最大で見てみたら浜辺に人が沢山いるのが見えた。御宿町は海水浴場開いてるんだっけ。月の砂漠の像はどこら辺だろと当てずっぽうで写してみたけどハズレてたみたい。

裏の西側は千葉の山。起伏なく平らでおとなしいね。
しばらく眺めて風を浴びて展望台を下りた。

南側の東屋のある芝生の広場には、森の側に新しめの案内板、東屋の奥に石碑が並んでた。この平成24年の新しい案内は下の平成6年の案内とほぼ同じだけど、死者数が藩兵200余名と米国人乗組員20人とかなり増えていた。。新しい方が正確なのか盛ってるのか。。

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そして石碑の方の案内はm節く自分が写りこんじゃって読みづらかったけど、二百余名の溺死者とあるのでこっちが正しそう。そしてこの石碑には、太平洋戦争時中、沿岸警備陣地となって旧態を失ったが~ 遭難百年に際し改めて石碑を建ててt往時を偲ぶ~とあった。こういうのは同じことしか書かれてないと思って飛ばすけど、それぞれ読まなきゃダメなのかぁ。

そして東屋は椅子が壊れかけてたけど、入って見たら日陰で涼しくていい感じ。夏はちょっとヒ日陰で休めるトコ必要よね。
ここからでもカメラのズームで洋上のタンカーを見れたりできて小休止。

ファイル 3058-5.jpgそしてまたセミの森の階段を下った。
下りこそはヒグラシの写真を撮りたいなと思ったけど、やっぱりヒグラシは見つけられなかった。。ヒグラシは近くじゃなくて木陰で啼いてたからね。
そんな木陰の合間からのぞけるその先の眺めとかもいい感じ。なんか凄くいいスポットだった。印象の良し悪しは来るときのタイミング次第なんだね。

タグ:楽:眺 楽:音 景:海 景:浜 景:森 観:灯 観:史 観:船 植:実 動:虫

旧鳴海荘跡地

ファイル 3057-1.jpg勝浦市勝浦の丘の上にある展望駐車場。

横道の先に覗けた広い駐車場。公園か何かかと思って来てみたけどただ駐車場があるだけだった。入って大丈夫、、だよな、、とか思ったけど、ちゃんと「この駐車場は観光行楽用に整備したものです」という注意書きがあったので一安心。広い未舗装の海側に車を止めた。
そして展望休憩。まずは海をバックに車の写真を撮った。

駐車場の園内にあるのは海側にちょこっと突き出た展望デッキだけ。
そこでゆっくり海を見下ろして眺めた。

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一面に見える勝浦湾の海。勝浦の町までは見えないけどいい眺め。
のーんびり眺めた。

なんか案内板くらいあればいいのに。。と、駐車場の入口に歩いた。
丸い石碑に公園名があるのかと思いきや、これは与謝野晶子の歌碑だった。
裏側に公園名があるのかな?とか思って前の道に出てみたけど「勝浦市」とあるだけだった。
けど、その脇の茂みの中に「津波避難場所 旧鳴海荘跡地」という立て札があってやっと名称がわかった。。なんか敢えて伏せてるような印象だなぁ。なんかいわくつきの場所なのかな。。

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さてさて、また展望デッキに戻ってもう少しじっくり展望。
湾内は行楽のモーターボートやジェットスキーが走り廻ってて気持ちよさそうだった。

対岸の岬をズームすると勝浦水中公園も見えた。一度行ってみたいんだよね。。

それと湾の中央(上のパノラマでは木で隠れてるあたり)には鳥居の立った岩礁があった。これは市内にある遠見岬神社の海の鳥居らしい。そういう案内くらい立ててほしいよなぁ。
(実はこの鳥居のある所は元々の遠見岬神社のあった島の一部で、江戸時代中期の地震で海没しちゃったんだそうだ)

ファイル 3057-4.jpg最後に振り返って駐車場の奥を見てみると、裏の斜面の中ほどに鳥居があるのに気づいた。神社だね。
行ってみようか、、と思ったけど、少し登るし草むらの中だし案内も何も無いから地元の人の鎮守かなと思ってヤメといた。
(これは徳川軍として本多忠勝と共にこの地に攻め入り領主となった植村氏が建てた「鳴海神社」という神社で、この「旧鳴海荘跡地」というのもその領主の屋敷だったそうだ。 。。 っていうか、観光用に整備するならそういう歴史案内とかあるべきだよね。でも廃城にした勝浦城跡を避けたような丘の上に建てたのは、、やっぱいわくつきなのかな。あまり後世に伝えたくないような何かがあるのかな。案内が全然ないから邪推しちゃうよ。まぁともかく景色はいい所ってことでヨシとしましょうか)

タグ:楽:眺 景:海 景:岬 景:岩 観:船

ちょっと!まにあわせの店 かねまさ

ファイル 3056-1.jpg勝浦市杉戸の297号沿いにある食堂。

千葉県内だけをまわってるここ最近で、この297号もよく通ってて、この店も見かけてて気になってた。
大きく書かれた「ちょっと!まにあわせの店」というのも気になるし、それよりも「まぐろたっぷりづけ丼 ズバリ500円」というのが大いに気になってた。
けど毎回通る時には、勝浦市内とはいえまだ海には距離ある場所なので、やっぱり海の方へ行って食事したいなと思って通過してた。。
で、今回は大多喜あたりから思い出してて此処で食事しようと思ってたのでスンナリ寄れた。

ファイル 3056-2.jpgやっぱりみんなそんな感じなのかな、昼前とはいえ店は他にお客おらず悠々テーブル席に着いた。
メニューは「かねまさ名物まぐろのづけ丼」と「かねまさの刺身定食」のふたつだけ。なんと潔く分かりやすいメニュー。刺身定食の刺身の内容は日によって変わりますとあったので今日は何かと聞いてみたらマグロとカツオだそうだ。ああ勝浦のカツオだねぇ。ちょこっと考えたけど、やっぱり狙ってた「まぐろのづけ丼」にした。
づけ丼には味噌汁がつかないそうで+100円の味噌汁もつけた。

そして「まぐろのづけ丼」登場。
たれのつやが光り惜しみなく米を隠したまぐろのづけで期待以上。いただきます。

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んーんまい。
たれがてろんてろんで、まぐろがとぅるんとぅるん。イイ味で厚みもあってしっかり頬張れていうことなし。
味噌汁も大きめの碗でパッと見具がなさそうに見えたけどアサリが沈んでてしっかり味わえた。

味噌汁追加でもこれでも600円は破格だよね。っていうか刺身定食だって800円は破格だよね。魚屋が営業してるとはいえ驚きだよ。店が海沿いならこの三倍でもいいくらいだよ。
という満足な食事。店員の女の子もかわいかったし。海を見る前にもう今日は満足!って気になっちゃった。

タグ:食:丼 餐:魚

まこちゃんラーメン道楽

ファイル 3055-1.jpg野田市目吹の県道沿いにあるラーメン店。

県道の芽吹大橋はよく通るけど、ここはいつも少し北の農道に折れて迂回してしまう区間で滅多に通る事もなかった。でも千葉から出てない最近は芽吹大橋に曲がらないので交差点の信号待ちでチラッと見かけてたので知ってはいた。
で、今日は3時半だけど通りがかってみたらやってたので寄ってみた。この時間にやってるのは嬉しい。

ファイル 3055-2.jpgそして何といってもこのクソ暑い夏に「冷やしラーメン」の幟があるのが嬉しい。そして入り口前の外に見やすいメニューが出てるのも嬉しい。辛いメニューも有るけど基本的に醤油、塩、味噌、魚介の素直なラーメンらしい。

店に入って迷わずに冷やしラーメンをたのんだ。
冷やしは基本の醤油かと思ったけどそうではなく魚介の方だった。意外だ。つめたいと魚介の味わいが出ずらそうだし油つかえばかたまりそうだしで難しそうなのに。

で「冷やし魚介ラーメン」登場。
カツオ、サバ、イワシ、煮干、豚ガラ、鶏ガラの出汁を寝かせて煮干の香味油で整えてるそうだ。

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うん、これは熱くなくてもしっかり魚介のおいしいラーメン。味濃くてもさららと食べれていいね。
汁も飲み干せて満足の昼食。店の奥さんも感じよくていい店だった。また来よう。暖かいのも食べてみたいしまぜそばとかもあった。

タグ:餐:ら

はきだし沼

ファイル 3054-1.jpg野田市船形にある沼。
絶滅危惧種のトンボが生息する沼という事で前から気になっててやっと来れた。
地図で見るとこの付近には他にも幾つもの沼が点在してるみたいだけど、なんでここだけに「日本の重要湿地500」になってて珍しいトンボがいるのか疑問だったけど、来てみたら「この池は“遊水池”です大切にしましょう」と看板立ってた。
ああそれで水質が違うとかかな?(そうらしい)と思えた。

で、歩いてみると沼の岸は葦に覆われてて水面が覗ける場所は一ヵ所だけだった。湧水というから少し期待したけど、水は濁って透明度は無く沼らしい沼だった。しょぼん。(湧水というか利根川の伏流水らしい)

トンボはまぁまぁ飛び交っていたけど、パッと見どれも普通のシオカラトンボっぽかった。(少し寸胴なのはオオシオカラかな)

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自分みたいなシロートがフラッと来てみただけでそんな珍しいトンボなんか観れる筈ないよなー、とは思ってたけど、自宅近所でも見かけるのと同じシオカラだけというのは何とも悔しい。せめて他の種類のカワトンボとかイトトンボとかがいないもんかとしばらく目を凝らし、対岸の方をデジカメのズームで覗いてみたりしてみた。遠くのアオザキはすぐにわかるけどトンボは飛んでるのが分かるくらいでやっぱりどれもシオカラに見えた。。

ちなみに絶滅危惧種は「オオセスジイトトンボ」と「オオモノサシトンボ」。どちらもカワトンボのような細いトンボ。こんなクソ暑い時には草叢の日陰に隠れちゃってるかな。(ちなみにこの沼に生息する絶滅危惧種はトンボだけでなく水生カメムシの「コバンムシ」というのもいるそうだ。まぁそれは興味ないし見れることもないだろうけど)

ってことで、日陰が覗けそうなトコないかな、、とか思って沼に沿った未舗装の横道を歩いてみた。
こういう時にサンダルはちょっとよくないよね。ふくらはぎまでくすぐられる雑草を踏みながら進んだ。

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けどやっぱこっちも残念ながらシオカラトンボばかり。葉に停まってそうなのはトンボじゃなくてシジミチョウ。沼を覗ける箇所もなく、木陰を作る木も遠く、沼が途切れるくらいのトコで引き返した。

戻る時はギンヤンマっぽいのが飛んでるのが見えた。ギンヤンマでも嬉しい。けど、止まってはくれないんだよね。高射砲のつもりでカメラで追って何枚か撮ってみた。一発くらい当たっててくれーと思ったけど帰って見たら意外と撮れてて嬉しかった。

ファイル 3054-4.jpg表に戻ってまた水面を覗いてみた。やっぱ自然なとこでは10分かそこらじっとして眺めて待たなきゃとか思って静止。ホントは見えてても気づいてないだけかもとじっくりゆっくり見まわしてみた。

けどやっぱシオカラだけ。これくらいかな。薄い収穫だった。

まぁまた時季を見て来てみようかな。

タグ:景:湖 動:虫

あけぼの山農業公園

柏市布施下沼にある公園。
ここにあるグランドはJリーグの柏レイソルも使用してて、以前J1チームの公開練習を見に来た事があった。けどあれ何年前だ?まだ明神とか玉田とかいた頃だから2003とか04くらいかな(05年でした)。
それ以来ずっと来てなかったのでかなり久々。駐車場がどこかも道がどう繋がってるかも覚えておらず、グランドをまわって裏の細道を折り返してなんとか到着。

ファイル 3053-1.jpg今日はここのヒマワリを見に来てみた。
昨日大網のひまわりスポットで空振りだったので近場でリベンジという感じ。前は花なんて全然興味なかったんだけどねぇ。やっぱり年とると花鳥風月なんだねぇ。
で、駐車場前のヒマワリ畑に歩いてみたら、立て札に「7月11日の大雨暴風によりヒマワリが倒れてしまいました」とあったけど、それでも沢山咲いてていい感じだった。

まずは前の道「風車の散歩道」から花を眺めつつ進んだ。で、その先にサッカーのグラウンド。今日は少年サッカーの練習試合かな、幾つものチームで賑わっていた。

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グラウンドの前が「風車広場」ひまわり畑はこの手前までだったけど、木蔭で休むサッカー少年以外にも散歩して歩く人も多く賑やかだった。
とりあえず風車や池の写真をとってひとまわり。池には蓮の葉が茂っててたまに花も咲いていた。カエルとかいないかなーと探してまわったけどいなかった。

さて、人の多い夏の公園の雰囲気に慣らしたトコであらためてひまわり畑に突入。
まあまぁ歩いてる人も多かったけど、邪魔に感じる程でもなく自分のペースで見て歩けた。
確かに中央のほとんどのひまわりは倒れちゃってたけど、周りの方のはわりと残っててひまわりに包まれる感じは楽しめた。

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東から西に通り抜けると、北西の隅に足場で組んだような展望台があったので取り敢えず登ってみた。
上から見るとより一層ひまわりの倒れた区間の広さが把握できて残念に感じたけど、まぁこれはこれで特別な眺めでもあるし、倒れてても花は咲いてるので悪くはなかった。

台から下りたら花畑区域から出て、その向かいの芝生の「ふるさと広場」に行ってみた。
ここでは何かの祭かイベントかのように車両の移動販売店が幾つか出てて、何か冷たい物でも買えるかと思ったけど、列が長くて並ぶ気ゼロ。列が短くても子供連れの親子だらけのトコに並ぶ気はなく冷やかしで眺めて通り抜けた。その脇にあったヒョウタンの柵がかわいかった。

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この広場の奥には「資料館」というのがあったのでそこまで歩いて入ってみたんだけど、中は売店と休憩室があるだけで何の資料も展示もなくすぐに出た。。

まるで平時のような賑やかな夏休みの子供連れだらけの公園の雰囲気を掻い潜り乍ら「ふるさと広場」を脱してひまわり畑に戻った。

花畑より脇の道の方が日陰っぽくて楽そうだったけど、やっぱりここは花畑を横断。そのために寄ったんだからね。

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駐車場が南側、花は南に向いて咲いてるようで、展望台の方からだと背を向いてたのかな。
振りかえってみると折れたひまわりもそれぞれちゃんと花咲いてて、なんか猛暑でクソ暑いから寝転がったままでゴメンね!とでも言ってるかのような感じ。中には立ち残ってる花もいてちょっとあざとく見えた。

とりあえず昨日空振りだったヒマワリ成分は補完。でもやっぱり人が多いトコはやだな。
花畑はたまたま気になった時にノリで寄るくらいでいいな、と思った。

タグ:植:花 植:実 植:草 観:園 観:装 観:池

高滝ダム記念館

ファイル 3052-1.jpg市原市養老の県道沿いにある資料館。
先月来てて一階の資料館だけみたけど、その時はもう閉まってた二階のレストランのメニューが気になってたのを憶えてて来てみた。
来た時がいきなりの土砂降りの凄い雨だったので雨宿り的にも丁度いいとも思ったけど、ここに来るつもりが無ければ雨降ってない区間で帰れたのかもしれないので、丁度いい雨宿りとはいわないよね。

さて今日はまだ2時なので目的のレストランもしっかり営業中。雨宿り客が結構いたけど店内は広く席も多く悠々テーブル席に着いた。

ファイル 3052-2.jpg「団体さんがメニューを迷ってるところだから先に決めてもらえれば、、」と言われたけど、もう最初から決まってたので迷うことなく外の幟もなってる「黒しょうゆ焼きそば」をたのんだ。
待つ間に雨は更に強くなってて、窓の外に落ちる雨が激しく外も白く目の前のダム湖も霞んでた。

で、「黒しょうゆ焼きそば」登場。

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まぁこういう所のメニューだから少し変わってるなくらいの面白みがあればいいな、ってくらいの期待感だったけれどアニハカランヤ。実にしっかりした味で中華っぽさもある焼きそばで驚いた。
まずチンゲン菜がみずみずしくてうまい。そして焼きそばの麺ももちもちでちゃんとしてて味付けがいい。カテテクワエテ「市原養老産もち豚使用」とあってどんなもんかと思ってた豚肉がまたうまい。最後までニコニコでペロリと食べられた。

これはなめてたわぁ。あまり聞き慣れないメニューだったし、店のメニュー的にはなんとなく「もちもちスパゲティー」とか「高滝ダムカレー」の方を押してるっぽい感じだったし、エビフライとかしょうが焼きとかのメニューの中でまさかの中華風味バッチリな焼きそばが来るとは思わなかった。
いやいや蛇足になっちゃったかなぁとか思ってた食事が一転しておいしい食事で大満足。来てよかった。

ファイル 3052-4.jpgそして食後は一応まだ雨降ってたのでまた軽く一階のダム資料館を見てまわった。
展示は少々古臭くあまりみるものもないけれど揚水車の模型とか水路トンネル跡の解説パネルとか面白い物もあった。そして湖周辺のジオラマもよくできていた。(やっぱりダムカードは「配布中止」とあった)
まぁ完全なオマケって感じの資料館だった。けど、それで外に出たら雨が小ぶりになってたので丁度よかった。

タグ:餐:麺 観:館