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機動戦士ガンダム THE ORIGIN展

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所沢市東所沢和田のところざわサクラタウンにある角川武蔵野ミュージアムで催されている「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」という漫画作品の原画展。

この「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、1979年にテレビ放送されたアニメ「機動戦士ガンダム」を作画監督の安彦良和ご本人がリメイク漫画化した作品で、掲載専用媒体として創刊された「ガンダムA」という雑誌に2001年から11年まで連載され完結した作品。
 
自分の中のガンダムはブームだった中学生の頃で一旦終わってたんだけど、前の職場の同僚(飲み友)の影響で他のガンダムや安彦良和の漫画を何作も読んだりするようになって好きだったので(ほとんどの作品を読んでる筈)、連載開始を知った当時は「まじか!!」と驚くほど大感激の企画で「ガンダムA」は創刊号から連載の最終回までの殆どを発売日に買って(石垣島に行ってた時だけ買えなかった)熟読し、愛蔵版も全巻揃えて何度も読み返している作品。人生で一番ハマった漫画かもしれない。
 
なんといってもキャラクターが生き生きとしてて魅力的で素晴らしい。アニメでは化物のようだったドズルや妖怪のようだったマクベですら人格を描かれて魅力的だし、ただの愛人のようだったハモンなんかひょっとしたら作品中一番魅力的な女性ではないかと思える程の描かれ方。そしてもちろんランバラルは一番カッコイイ漢だった。
スレッガーもカッコいいしカイもやっぱりイイ。そしてもともと嫌いだった主人公のアムロはやっぱり腹立たしくて良いw(おやじにもブタれたことないやつが、ガールフレンドは平気でひっぱだける上に、両親家族を亡くしたばかりの娘に気づかいゼロの鬼畜ぶりw ララアがどうのいう前に人の優しさ悲しさに気付けよ)
 
そしてアニメとは細部で変更があって戦争の趨勢などなるほどと思える流れになってて、過去編もしっかり描かれてて大満足。
この改編が気に入らない人も多いみたいで、オリジンは史実とは別のパラレル作品と捉える向きもあるみたいだけど、人物の解釈や背景や辻褄が描く人によって変わるのは歴史小説やドラマみたいなもんだよね。自分的にはむしろアニメ本作よりもこっちの方がオリジナルでいいと思ってる。
 
そんな作品の原画展、是非とも少しは空いてそうな平日に来てみたかった。

サクラタウンも角川武蔵野ミュージアムも面白い建物なので先に上げてみた。その岩みたいなミュージアムに二階から入ると広いロビーに受付があって並ばずにチケット購入。
三階に上がって「EJアニメミュージアム」というのが会場。
写真はスマホで静止画ならOKだそうで、デジカメは×だった。なぜだ?
でもまさかこういう原画展で撮影ОKは嬉しいね。

入ると先ず連載されてた時期のガンダムAが壁一面にズラっと並んでた。これ全部家にあるけど並べるとこうなるのか。。(増刊号はなかった。あ、あれは描き下ろしの一枚画じゃなかったっけ)

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展示は物語の最初から(ほぼ)順を追ってカラー原画やモノクロ原画が額入りでキレイに並べられていた。
なんかもう、ナレーターの永井一郎の視点のような俯瞰で眺めているだけでも物語の中に入り込んだ気分で感無量。胸あつだった。
そして安彦先生のコメントも楽しく嬉しい展示。それぞれの章ごとのコメントだけでなく、たまに原画の下に小さく添えられた小さなコメントまであってじっくり見れた。

そしてガンダムと言えばシャアとアムロばかり表に出るけど、一番カッコいいのがランバラル。大好き。
戦闘で負けるシーンや自決のシーンは涙でそう。武人として「恥」でも負け惜しみを言って勝者の少年を奢らせずに奮い立たせようとした思いやりは正に「漢」! 「兵士の定め」という最後は、悪魔の所業の作戦を放棄しつつも、結局巻き込んだ若者や民間や守った筈の姫まで戦地で敵対してたことに対する憤りと、戦争は兵士どうしで行われるべきであるという美学、アニメしか見てなかった時はなんで?と悔しく思うだけだったけど、この漫画を通して観てそのカッコよさがわかった気がした。
コメントに、ラルとセイラの再開シーンを描いてて二人の過去が気になったのが「過去編」を描こうと思ったきっかけのひとつだとあった。(以前は「タチ中尉という奴が気になって~」とも言ってたけど)なるほど、過去編でランバラル大活躍だもんなぁ。実はシャアの過去よりもこっちが主点だったのね。

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そして、セリフの入ってない原画を見るだけでも涙でそうなのがカイとミハルの悔恨ページ。
もう少しカイとミハルのイチャコラ展開が見たかったなぁ。蛇足だろうけど。

意外だったのはブラウブロ。ドブみたいな色だと思ってたけど原画はキレイだった。
シャリアブルはアニメと全然違うけど、報われなさが際立ってていいキャラだった。アムロもシャアも鬼すぎるw

そしてこの作品で一番評価が一転したのがドズルザビでしょう。いっつも貧乏くじ引いてるけど負けずに突っ切るカッコよさ。ザビ家にしては思いやりがあり唯一人間味ある人物。
それを踏まえてみるとソロモンでの最後のシーンはアニメで見た時と真逆の印象。ドズルの背後に出た悪魔のような影は白い悪魔に攫われる様子が映ったのではないかとか思えちゃった。

そして光る宇宙とアバオアクー戦の最終局面のコーナーは凝った展示で天井からセリフがぶら下がってた。
そしてセイラさんの乗るジムって赤かったんだっけ。。とか今更気づいた。
そういえばオデッサが終わって宇宙に戻るときに安彦氏は「ここからは話を変えることなくアニメに忠実に完結させます」みたいなことインタビューで言ってて少々気落ちしたけど、実際は変更点やオリジナル展開満載で最後まで楽しませてもらった。
アニメで一番しびれてた「大佐!いけません!」というシーンが無くなったのは寂しいけど、そうきたか!という胸あつ展開は大満足の大団円。最高の漫画だった。

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そして意外にも一番涙したのは眉唾で読んでた番外編のラスト。セイラさん最高だよ。

漫画の後に安彦先生の作業部屋が再現されてて解説のインタビュー映像と共に楽しめたし、所沢在住という事で所沢の話の映像やマンホールなども飾られてた。

最後にこの夏公開のククルスドアンも流れてて楽しみになった。
売店では何か買おうと思ったけど、シャツもポスターも殆どアムロとシャアのデザインなのでパス。キーホルダーだけ3つ買ってみた。(袋入りであまり好きなのは出なかった。。)

実は以前2007年に川崎で開催されてた「安彦良和原画展」に行ってて(日誌にはガンダムのガの字もアニメのアの字も書いてなかった。。)オリジンの原画を見ててその綺麗さは知ってたので、そこまでの感激はないかな?とか思ってたけど、アニハカランヤ。その頃はまだ過去編が始まったくらいかな?こうして完結して10年も経った後に改めて俯瞰的に眺められる喜びは比べられない感激。始終胸あつで廻れて楽しめた。来てよかった。
(簡単にまとめるつもりで長々と語ってしまった。。反省)

ちなみに川崎での「安彦良和原画展」は2007/08/18に行ってた。
ガンダムだけでなく他の作品の原画もあって楽しかった。

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タグ:楽:催 楽:映 観:絵 観:藝 観:伝 観:キ 観:具

平井家住宅

ファイル 3202-1.jpg稲敷市柴崎にある古民家。

国指定重要文化財の案内を見かけて来てみた。けど、集落の中にあって道は軒先の細道で駐車場も少し離れてた。
やめようかと思ったけどまだ時間も早いからいいかとのんびり歩いて来てみた。

大谷石の塀に囲まれた脇道に入ってみたら、古民家の入り口は閉鎖されていた。
案内を読むと入館希望者は管理者か歴史民俗資料館に電話して呼び出してくださいとの事。。
まぁ人が常駐するような観光地でもないから仕方ないか。そこまでして中を見たいわけでもないので覗くだけにした。有料だし(200円)

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建築年代は不明で推定では江戸初期の寛文年間(1661-1673)だそうで、平井家についてはどういう家柄だったのか書かれてなかったので、住人の歴史より建築物としての価値が貴重な古民家なんだろうね。
平成15年に解体修復工事が完了したそうで、パッと見はキレイ過ぎるほど整った堂々たる屋敷。建築の知識もないフラリとドライブがてら寄ったような自分は外目に見るくらいで充分なのかも。
家の前もガランとゆとりあるスペースがあり(ここを駐車場にすればいいのに)、植木も整っていた。

中に入れないんじゃ点景にするまでもないかな、、と思ったけど、まず多分中に入りに再訪することはないと思うので上げとこうと思った次第。
空振りで腑に落ちない気分で来た道を戻った。

ファイル 3202-3.jpgそういえば前の道の向かいに更地の空き地があって石碑が立ってた。「内藤蔵之丞跡地」とあったけど、それがだれなのか、生家跡なのか屋敷跡なのか蔵の跡なのかなんなのか分からなかった。。(ネットにもなにも出てなかった)
なんか奥の方はゲートボール場のようだ。手前を駐車場にすればいいのに。。とぼやきながら数分歩いて駐車場に戻った。

タグ:観:屋 観:重 楽<残

美よし食堂

ファイル 3201-1.jpg稲敷市幸田の125号沿いにある定食屋。

おととし来て食べておいしくてまた来ようと思ってての二度目の来店。
その時食べた「どじょう唐揚げ」がおいしくて印象的で、職場で「かしこまった店じゃなくて普通に食べる泥鰌料理が食べてみたい」と同僚が言ってて真っ先に浮かんで「そのうち行こう」とかいう話になってたけど、、彼を連れて来ることはあるだろうか、、w

さてさて、今日は先月素通りして「やっぱり其処で食べとくべきだった」と悔しく思ったのを憶えて軽いリベンジ的な感じで来てみた。

まぁ今回は普通に普通の食事でと思い、丼物がいいかなとメニューを見てて、気になったのは「あさり丼」だけど、それはミニの麺類にプラスのメニューだったので、じゃあ蕎麦でも、、と思いつつ、ラーメンやちゃんぽんの並びに「炒めそば」というのがあって、焼きそばじゃなくて敢えて「炒め」としたのが気になってそれにしてみた。

たのんでから周りを見ると、半端な時間ながらわりと人が入ってて近隣住民の憩いの店といった和やかさ。フト気が付くと半分以上の人が鍋焼きうどんを食べていた。鍋焼きうどんが人気メニューだったのか。それにすればよかったかな、、とか思ったけど、鍋焼きにミニ丼は多すぎそうだったからまぁいいかな。

ってわけで「炒めそば」と「ミニあさり丼」

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なるほど、野菜炒めに麺を入れた感じなので素直に炒めそばってことなのね。うんうんいいねぇこれ。普通においしかった。
意外と量が多かったけど飽きずにおいしく食べられた。

そしてあさり丼は和風薄味のあっさりごはん。(いやダジャレじゃなくてさ)真逆な感じの極端な組み合わせになっちゃったけど悪くない。さらさらっと食べて味噌汁のめば最初の油っこさも和んで落ち着く。いい昼食。おいしかった。

ファイル 3201-3.jpgさて、そういえば「どじょう」のメニューは紙かぶせて隠されてたのを会計の時に聞いてみたら、やっぱり季節メニューで田植え終わったくらいの時季だそうだ。
そりゃそうか。「じゃあまたその時期に来てみますね」というと、「年によってズレがあるから電話してから来られるといいですよ」と番号をメモしてくれた。親切でありがたい。車内に保管しとこう。

 
 
ちなみに前回の点景

タグ:食:焼 食:丼 楽:話

麺屋 心羽

ファイル 3200-1.jpg加須市下樋遣川の県道沿いにあるラーメン店。

よく通る定番コースからちょこっと折れた先にある店で、おととし来て食べておいしくてまた来ようと思ってたんだけど、日曜は休みだったり長い列ができてて敬遠してたりしてやっと二度目。その日曜休みだった時に連れてた妹が覚えててリクエストされたので、列さえ長くなければという条件で来てみた。
ら、店前で待ってた人はいたけど数組くらいだったので待つことにした。

先ず食券を買って名前を告げて外で待つシステム。外は日差しあって温かかったのでのんびりしてたらそんなに待たずに店内に入れた。

ってわけで二回目の来店。この店は塩ラーメンの店で前回食べたのが「鶏塩拉麺」さっぱりおいしく今回は妹が注文。自分は「貝塩拉麺」ホンビノスのラーメンで題材でマンガに載ったという店内の貼紙を見て気になってたメニュー。でも今の解説の写真には「蛤」と書かれてた。あれ?変わったのかな。
それと一品オマケで妹とシェアで「牡蠣と帆立のソテー丼」というミニ丼。妹は「水餃子」とどっちがいいか少し迷ってた。

そして先にラーメンが出てきた。

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うん、いいねいいね。しっかり貝だね。っていうかやっぱりこれ「ハマグリ」だよね。自分はホンビノスって食べた事なかったからそれはそれで楽しみでもあったけどどうせなら蛤の方がいいよね。妹曰く「ホンビノスは殻が白いからハマグリだよそれ」と。さっぱりした塩とあってて良かったし海苔もよかった。ストレートの麺も悪くなく「薄いけど日本そばみたいな色付いてるよね」と妹。
そうそう妹の方の鶏塩も「安心して食べれる優しい味」と好評で良かった。

ファイル 3200-3.jpgそして後から来た「牡蠣と帆立のソテー丼」(丼というか碗)
意外な事に下のご飯がバーターライス。ほっこりする嬉しい味だけど、如何せん味濃い目だから後味でさっぱりしたラーメンを書き消しちゃわないかな、、なんて勘ぐったけど、ラーメンはさっぱりしながらもしっかり味あって後味の邪魔はされなかった。ナイス。

美味しい食事になった。

 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:ら 餐:貝 餐:飯

筑波サーキット

ファイル 3199-1.jpg下妻市村岡にある自動車レース場。

友達の走る走行会を見物に来てみた。
自分はこの筑波サーキットは、マンガ「サーキットの狼」(Aライ模擬レース)で読んで知った最初のサーキットなので、ちょこっと思い入れがある。
マンガではスーパーカーがクラッシュしまくって、すっとんで池に落ちたり爆発したり落ちてきて屋根に穴をあけたりと物凄い展開で、レースというのはそういう危険なもんだと思い込んでいたし、自分は運動神経が貧乏なのでサーキット走行をしてみたいと思ったことはまるでなく、このサーキットへはこうした友達の走行会くらいで、ジムカーナ―場も含めて何度かは来ているけど、近くを頻繁にドライブしている割には滅多に来ない場所。場所も半分忘れてた。。

さて、来てみたらもう走行が始まってたので、早速メインスタンドに上がってみた。
電光掲示板にはまだ3ラップ目と出てたので、思ったほど遅れてはいなかった。

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何周か見てCR-Xの写真撮ったりしてたけど、なんか柵で見づらいので、隣りに並んだサブスタンドに移動してみた。
こっちの方が最終コーナーからホームストレートを過ぎて第1コーナーまで見やすく座りやすく落ち着くし写真も撮りやすかった。
ズームしたらプラモデルの箱のようなアングルのCR-Xが撮れたので満足。

一旦終わって次の組の走行に入れ替わった所でスタンドを下りた。
そしてホームストレート下のトンネルを抜けて向かいのパドックに渡り、次の走行に向けてタイヤのチェックなどしてた友達のトコへ行った。

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今日はチーム仲間が来ておらず合間ヒマという事なので気兼ねなく次の走行までゆっくりした。

で、あと2セット走るというので、次は別のスタンドに歩いてみた。
パドックから歩いた先の第1ヘアピンスタンド。
ホームストレートから第1コーナーをまわってS字の先のヘアピンの前の観客席。ここは他にも見てる人が多かった。直線ですぐ通り過ぎちゃうメインスタンドよりも各車がじっくり観れるしね。
走る車は軽から小型と重そうなワゴンの組で、次の組が2000㏄以上の速い車って感じかな。「向うの組に入ってたら抜かされまくり」だから良かったと談。

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面白かったのはダッヂのステーションワゴンが三台も走ってて、凄い音でヘアピンをクリアしてた。なんかビートルズのマジカルミステリーツアーみたいで面白いなとか思いながら眺めた。

二本目が終わり、ピットに戻って挨拶して、これであとはドライブに行こうかな、、とも思ったけど、今からフラフラしてもどこへ行けるわけでもないし天気もイマイチのままなので、三本目も見て行くことにした。

次は奥まで歩いて芝生内スタンド。
サーキットのど真ん中にあるスタンドで、ダンロップゲートの先から一番奥の第2ヘアピンへ流れて、長いバックストレートで戻ってくるのを見れるし、ホームストレートも見ようと思えば見れるのでサーキット全体が見えるスタンド。

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そのバックストレートの奥のミニコースではバイクが走ってるのが見え、その背にモヤッと筑波山が見えていた。
そしてストレートを過ぎる車を追うと、裏のジムカーナ場も見えドリドリして煙と爆音を上げていた。

また次の組が走りはじめるまでのんびり見てゆっくり戻った。
そういえば、まだ今日も腹が少しゆるめで三回もトイレに寄ってたんだけど、最後に戻るときに入った芝生広場のトイレでさえもキレイで整ってて落ち着いで座れた。ホームからのトンネルの雰囲気から昭和っぽいトイレかと想像してたのでちょっと意外でありがたかった。

パドックに戻ると、とりとりさんはもう帰り支度できてて「夕方に用事があるからすぐ帰る」とのことで、すぐに分かれてトンネルくぐって駐車場に戻ったら、ちょうど車に乗たトコでCR-Xが現れテンポよく帰れた。

タグ:楽:競 楽:音 観:車 景:山

らーめん すずらん

ファイル 3198-1.jpg八千代町沼森の125号沿いにあるラーメン店。

選ばずに見かけた店で食事しようとは思ってたけど、結局コンビニでなんか買って軽く済ませて終わりかなぁ、、と思ってたトコで見かけたラーメン店。
125号のこの区間はそんなに通らないし、見た目レトロな今風のチェーン店っぽい感じだったので気に留めてなかったのかもしれない。

チェーン店っぽいけど「八千代店」ではなく「八千代」のラーメン店って感じの看板だった。(下妻の居酒屋の会社が出してるここだけの店だそうだ)

ファイル 3198-2.jpg店先に「北海道産小麦 春よ恋」というプレートがあり、店内メニューや貼紙でも使用アピールしていた。

カウンター席についてメニューを見ると「トロ肉チャーシュー麺」「塩ワンタン麺」などいろいろあって目移りしたけど、なぜか外の看板の「鶏白湯」が気に留まっててそれにした。(写真で見ると端っこの小さめの看板だったけど、、)
でも実は個人的には「鶏白湯」は難しい選択で、中華や博多のようなスープだと大好きなんだけど某天下○品っぽい感じだと苦手なんだよね。
まぁそれの専門店ってわけではないから一般的な感じかなと、あまり期待はせず不安も持たずに待った。

そして「鶏白湯らーめん」、赤玉葱に覆われてたメニュー写真よりもあっさりと程よい見た目で登場。このくらいの方が見た目いいのにねぇ。

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んん!これは好きな方の濃厚クリーミーな鶏白湯だ!
縮れのない丸麺は細パスタみたいだけどモチモチでおいしく、さすがアピールするだけのことはある北海道産小麦粉だと思えた。
そして何気に揚げゴボウがいい感じでおいしかった。
完食ペロリでもちろん汁も飲みほした。

おいしいラーメンで思いのほか満足の昼食。フラフラして良かった。
ここらのラーメンといったら前から何度もいってる「香文」一択だったけど、ベクトルの違う別のいい店が知れてよかった。他のメニューも気になったので此処もまた来たいと思った。

タグ:餐:ら

麻賀多神社

ファイル 3197-1.jpg成田市台方の464号沿いにある神社。

友達と「どっかでお茶しようか」と話してて「初詣がてら神社とかでも」という話になって来てみた神社。

自分は何年か前の真夏の午後に来て以来二度目。(真夏でも涼しく雰囲気いいからまた来ようとか言ってて来てなかった。。)友達のとりとりさんはもっと前にやっぱり一度来て以来だそうだ。
で、「初詣がてら」とか言いつつ実は二人ともそれぞれ他で初詣は済ませており、正確には「初詣の雰囲気が若干残った寂しくないくらいの神社でもフラっと行ってみよう」というニュアンス。
そもそも「初」しか行かない詣でを初詣というのは違うと思う。

さて、神社は西日を隠した森の中で、木々の背に見える空の明るさと影と木漏れ差した黄色い西日で不思議な雰囲気だった。

「麻賀多神社」というのはこの地に数多く点在してて(18社だそうだ)ここがその総社、佐倉城の麻賀多神社の本宮でもある。
ついつい下総北総というと「香取神社」ばかり浮かんでそっちは何度も行ってるけど、頻繁にドライブしまくってる近場のこっちこそ来るべきだったと思った。

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まっすぐ歩いて拝殿はまだ新しい木材色の柱、近年再建したようだ。裏の本殿は赤だけど、さりげなく飾り気薄い伊勢式。
御祭神は稚日霊命と和久産巣日神。

お参りした後は大杉に進んだ。
何度見ても(二度目だけど)立派なまっすぐ伸びた太い杉。樹齢1400年以上で東日本一を謳ってる。
とりとりさんはお参りだけして帰ってたそうで、この大杉は知らなかったと驚いてた。

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あとは末社を見ながらひとまわり。
そういえば奥の裏への道があって、その先に古民家カフェの案内板が立ってたのでちょっとどんなもんか進んでみた。


森を抜けた先に何やらレトロな建物。「金鳥」とか「ヤンマー」とかのレトロ看板はあざといなと思いつつ出てみると、雰囲気イイまさに隠れ家的な古民家カフェがあった。
その隣には廃バス車両を配したドッグランカフェというのもあり、された空間。
神社の表側にはやってるかやってないかわからない寿司屋があるだけなのに裏にはこんな店があるなんて思ってなくて、これは驚いた。

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もともと「どこかでお茶しよう」というモードだったので、せっかくだからとその古民家カフェ「きのこくらぶ」に入ってみた。

席は奥の方の神社からの通りに面した狭い席まで進んで、隠れ家感を楽しみつつゆっくりお茶した。意外とこの神社からの道は人通りが多く、こんな場所のカフェって大丈夫か?などと心配する必要はなさそうだった。

そういえば店内には「鯖の文化干し」の貼紙が多く、食事メニューも充実してるようだった。(水のグラスが若干サバっぽかったのはご愛敬?)他にも徳之島の貼紙も目についてて、とりとりさんのたのんだコーヒーには黒糖が付いていた。「コーヒーには溶けないので齧ってお楽しみください」だそうだ。
セットのケーキはキャロットケーキだそうで、自分は食事したばかりだったから(そっちでタルトケーキも食べてたし)紅茶を単品で。

ゆっくり40分ほど話して5時前に店を出た。
日が暮れて暗くなってからの店の雰囲気も良かったけど、暗くなってから神社を抜けて戻るのは足元が心もとないのでギリギリってトコかな。

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そしてライトアップされてた大杉もカッコよく、少し眺めて神社を抜けた。
思いがけない発見で寛げた。どこもそうだけど分かった気になってないで、やっぱいい感じのトコは何度も行くべきだよね。

今日は楽しかったありがとうと、とりとりさんとはここでわかれるつもりで挨拶して出発した。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:観:宮 植:樹 餐:飲 楽:話

道の駅 湧水の郷しおや

ファイル 3196-1.jpg塩谷町船生の461号沿いにある道の駅。

初めての立ち寄り。っていうかこんなトコにあるとは知らなかった。
「湧水の郷」っていうからてっきり「尚仁沢名水パーク」が道の駅に昇格したのかな?とか思ってた。。
まぁ400番台とはいえ国道沿いの方が車通るし、地域性としても人里の方がいいとは思うけど、湧水の郷と言って尚仁沢名水を紹介するにしては場所が湧水地から離れすぎていないか?と思った。

ところでナビ地図見てて気になったのが国道の向かいにある小山で、名前が「富士山」になっていた。(461号沿いの手前にももう一つ富士山があった)そこらへんの説明とか案内とかあるかと思ったけど、なにもなかった。。面白味ありそうだけどなぁ。(南側からみるとキレイな富士型の山だったらしい)

さて、飲食店コーナーはカフェだけ開いてた。「名水コーヒー」とか飲もうかな、、と思ったけど、おなか少しゆるめなのでやめといた。

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西側の奥は芝生広場になっていてその先の日光の山がよく見えた。
広場の前に学校にありそうな水場があったけど、やっぱり湧水が出るのではなく単なる手洗い用のようだった。。
左側にあった石碑を見ると、さっきの日光の道の駅に記念館があった「船村徹」の出生地はこっちなんだそうだ。石の前に立つとセンサーでスピ-カーから曲が流れて焦った。。

逃げるようにその前の交流館に入った。(逃げる必要もないんだけど)交流館は面白写真コンテストとか、船村徹の資料展示とか、地域の紹介で、面白かったのは昔ここらに通ってた下野鉄道(東武矢板線)の資料展示。へー。もう少し早い時間なと廃液跡とかまわってみても良かったけどね。

そして奥の体育館みたいな部屋は今年行われる国体のカヌー大会のコーナーになっていた。

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中央に競技用カヌーが展示されてて、周りを47都道府県の応援幟が並んで囲っていたのが面白かった。

そして最後に直売所。普通な感じの小さめの農産物店。
総菜コーナーは奥の方にあって、見ると全部「半額」シールが貼られてた!ので晩飯用に「山菜おこわ」と「餃子」を購入。
それとおまけのつもりでレジ近くにあったネギ味噌味の「揚もち」を購入した。
おかきはそんなにハズレは無くまぁ無難だろうとか思い、さっきの日光の「ゆばチップス」が物足りなさ過ぎたので補完のつもりで買った。

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で、「揚もち」は走りながら食べた。
「湧水の恵み」とか「高原山系の清らかな水で育った上質の餅米が原料」とかあったけど、油で揚げてちゃ水とか関係ないだろうとまるで期待してなかった。
が!
これがエラク軽くサクサクでうまかった!!
信号で止まるたびに食べてたんだけど、次の赤信号が待ち遠しいくらいおいしかった。
それでもすぐに食べ終わってしまい、うわーこれは多き方の袋のを買っとけばよかったーとか思った。
そしてたしかチーズ味とかもあったのでそっちも気になった。
これは定番ルートの延長とかで又買いに来ようと思った。

タグ:餐:菓 景:山 観:船 観:飾 楽:音 楽:買 道の駅

道の駅 日光

ファイル 3195-1.jpg日光市今市の119号沿いにある道の駅。

割と新しい道の駅で、場所が観光地としての日光の入り口のような今市駅近くの町中ど真ん中なだけに、来るたびに渋滞してて敬遠してた。けど、夕方の店が閉まったような時間にトイレ休憩だけで一度来た事はあった。

取り敢えず観光シーズンでもないし昼は大きくまわってるし、オープンから数年はたってるからそこまで混んでないだろうと思って来てみた。
案の定、多少混んではいたけど警備員に誘導されながらだけどスンナリ(トイレの真ん前で)停められた。ナイス。

構内にある博物館は「船村徹記念館」この今市出身の作曲家だそうだ。
自分より上の世代の演歌や歌謡曲のようで、知ってる曲は、、「矢切の渡し」くらいだなぁ。(さすがに松戸市民なのでそれくらいは)ってわけで通過。

ファイル 3195-2.jpg奥の方にはお祭り屋台の展示があって、外からガラス越しに見えるんだけど。。
映りこみ激しくてよく見えなかった。。

あったのは「相生町の彫刻屋台」と「東町の花屋台」。
QRコードからYouTubeの動画が見れるらしいけど、祭りで動かしてるトコよりこうしてとまってじっくり見る方がいいな。

販売所の方はさすがに新しい道の駅だけにいろいろ揃えてて充実してたけど、軽く食べれて日光っぽいものというのは見つからず、フラフラまわって、買ったのは「ゆばチップス」という菓子。
出発して走りながら食べた。

ファイル 3195-3.jpgすごく軽く「あ、湯葉だ」とそのまんまの湯葉がいい味になった菓子で、とてもおいしかった。
けど、殆ど袋の中で崩れちゃってて、あまりちゃんと食べれないわりにすぐ食べ終わって、少なく味気なく全然食べた気しなかった。。

というパッとしない寄り道。
点景にするには弱いなと思ったけど、それだけに次また寄るとも思えなかったので一応点景にしてみた。
「作曲家」の記念館があるトコで「菓子(かし:歌詞)」を買うというのも洒落が効いてるでしょ。(自分で言っててヤレヤレだけど)

タグ:餐:菓 観:飾 道の駅

やぶそば

ファイル 3194-1.jpg鹿沼市末広町にある蕎麦店。

国道から見えた小さな蕎麦屋で、向かいに幟が立った駐車場が見えたので衝動的に寄ってみた。
実はあまりお腹空いてなくて食事するつもりはなかったんだけど、だからこそどの店に寄ろうとか考えたなくて気まぐれで寄れたという感じ。

鹿沼といえばにら蕎麦!が頭に浮かぶけど、実は町の駅の蕎麦屋でしか食べた事は無く、そういえば他の店でも食べてみたかったのだ。

ファイル 3194-2.jpgその幟が立った更地が駐車場でいいんだろうけど、駐車場とは書かれてなくて少々不安もあったし、どっち向きに停めていいのか少し迷った。けど、これだけそばの幟が立ってれば間違いないだろうし、昼は大きくまわってたからドカンと停めて店に行った。

店は小さい店ながら入口に大谷石で「やぶそば」とあったり大谷石のカエルが並んでて微洒落だった。(「やぶそば」が店名だとは思わなかった、、)

店に入りテレビが見えるテーブル席についてメニューを見ると、幟にあった「鹿沼しゅうまい」の天ざるセットとかも気になったけど、やっぱりブレずに「にらそば」をたのんだ。

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おお、こうきたか。
他で食べたのはニラが蕎麦と和えるように混ざって出てきたけど、こうしてドンドンドンとあると一瞬別の野菜かと思えてしまった。
ニラの配分は気分で変えて蕎麦とのリズムを考えて食べてみた。
ニラだけでもおいしく爽やかで、思いきりニラを味わいつつ、そばも手打ちでおいしく啜れた。うんうまい。やっぱ鹿沼はにら蕎麦だね。

軽くペロリと食べられて程よい腹心地。気まぐれで寄れてよかった。

タグ:餐:麺 餐:菜