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旧平田家住宅

ファイル 3608-1.jpg北杜市小淵沢町にある古民家。

国重要文化財ということで、前に通過した時に気になってたのを赤信号の交差点で気付いて気まぐれで立ち寄った。

敷地内の駐車場前にある郷土資料館が受付になってて、210円の入館料でガイドが付いた。なんとも親切なありがたいスポット。
屋根の断面が覗ける模型も細かくしっかり作れていた。

この平田家というのは武田信玄の家臣の末裔だそうで、合戦で武功を上げたそうで、ああそれで信玄と謙信の対決の像があるのね。
その駐車場と資料館からは一階分上の段に屋敷があって階段を上った。

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近くで見るとまるで裏のような勝手口のような入り口しかない平らな長方形の屋敷で、今日は風が強いからと戸は半開きにしてて中は真っ暗。あぁでも古民家ってこんな感じかも。

屋敷は六割以上土間で、厩が片側にあって曲がらずにそのままワンフロアなので相当馬のニオイしただろうなぁと思った。今はワラで作った馬があるだけだから全然くさくないけど。

囲炉裏の火も消されていたけど、普段は屋根の強度維持の為に閉館までずっと点けてるんだそうだ。「今日は風が強かったものでごめんなさいね」だそうだ。

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と、いろいろ説明してもらってたトコで、後からの観覧客も来て、もう一回ガイドを最初からリピートになった。気にして謝られたけど「急いでないからいいですよ」と返した。その分ゆっくり天井を見たりできた。

そして反対側から外に出てみると、あ、こっちが表だった。
でもなんで日陰側が表なんだろうと思ったら、「この地域では東の金峰山を信仰していたのでそっちに向かって家を建て」てたんだそうだ。そういうもんなんだ。
表側は少し広さがあったので下がって全体が納まる堂々した姿が写真に撮れた。うーんすごい藁葺だよなぁ。

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後から来た客は感激しつつササっと帰っていったので、また女性のガイドさんとマンツーマンになった。
「いろいろ古民家に立寄ったりするけど、ここまで土間がメインのお屋敷もめずらしいですね」とか「それにしても凄い屋根と柱ですね」という話して屋根の吹き替えの話や木材の話などを聞き、栗の柱と聞いて栗の話になったりして、ガイドさんは「お客さんの話の方が専門的なことが多くて日々勉強になります」と逆に感心されて、いえいえ自分なんか全然浅くてと気恥ずかしかった。

そしてこのスポットはJR小淵沢駅から歩いてこれる所なので、小海線と中央線の乗り継ぎ時間で来られる人が多く、来るときは下り坂だから早いけど戻るのは上り坂だからと時間を気にしてササッと帰られる人が多いそうだ。「ゆっくり見てゆっくりお話できるお客さんは嬉しい」とか言われていい気になって、色々話しちゃった。

前に長坂の焼そばを食べに寄った後に前の道を通って気になってて今日やっと来れた、という話をしたら「長坂に焼きそばの店なんてあるんですか?」と返されてびっくり。テレビでも出てたしネットでも見かけるので有名だと思ってたけど、意外と地元の人は知らないもんなのかな。隣りの駅なのになぁ。
「やっぱり勉強になります」とまた言われつつ、気をよくしつつ、ある程度の所で遠慮して「どうもありがとうございました」と礼を言い階段を下りた。

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高遠城址公園

ファイル 3607-1.jpg伊那市高遠町西高遠にある城跡の公園。

昼前で、たまには高遠そばっていうのを食べてみようかと思ってたけどいざ高遠に来てみたらどこらへんの店がいいかわからず、それよりもたまには高遠城に行ってみようか。。と来てみた。
ちょっと逃げではあるけど、こちらも毎度毎度次こそはと通過してたスポットなので、昼前で時間に余裕あって天気のイイ今日みたいな日に足が向いてよかった。
ましてや丁度「もみじ祭り」の期間のようでタイムリー。いや逆に混んでるかも、、と思いつつ、進むと駐車場は広く悠々停められた。

駐車場から城址への階段の前にはゲートと料金所があったけど「無料」だった。以前は有料だったのかな、、(桜の時季だけ有料になるらしい)

そして脇には「信州そば発祥の地」という幟が立っていたので、ひょっとしたら此処で高遠そば食べられるかも!と気分沸いて階段を上れた。
で、階段を登りきると「もみじ祭り」の幟の間に「高遠そば」の幟もあって確信した。やっぱ紅葉より蕎麦だよねー(いやそれより城だろ)

その上がった所はニノ丸跡。完全に葉が落ちた桜の木の合間にモミジがある感じで集中した感じではなかったけど、いい感じに色づいてた。

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そしてその二の丸の奥にある建物に進んでみたら、入り口に「高遠そばまつり会場」とか出てた。え、そば祭りだったっけ!ラッキーと入ってみた。

建物は「高遠閣」という昭和11年(1936)築の文化会館。下足してあがってすぐに受付、蕎麦の券を購入。この券を買うのは並ばなかったけど、そのあと番号呼ばれるまで待機なのでロビーは人だらけで、しばらく時間かかった。
高遠城の鳥観図イラストを眺めたりして待った。建物の奥の廊下を覗くと横の部屋で四五人体制で蕎麦を打ってるのが見えた。正に打ち立てだ。

17分ほどで番号呼ばれて蕎麦受け取って(いつぞやの関東でのそば祭りに比べたら全然早かった)、階段上がって二階の広間が食べる所。テーブルはびっしりではないけど意外と満席ではなくて窓際のおひとり様用っぽい席とか好きに選べて悠々と食べられた。

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食べた高遠そばは、特別な個性とかあるわけではない素直なそばで、しっかりしてツルツル啜れて蕎麦の風味満点のおいしい蕎麦。薬味の大根おろし入れたら辛かったけど美味しく食べれた。(この辛み大根を入れるのが「辛つゆそば」という高遠のスタイルだったそうだ)
ホントいつもそば食べると思うことだけど、やっぱり大盛りにしとけばよかった。。ぺろりと食べて秒で食べ終わってしまった。

さて、おいしい蕎麦で満足したとこで、じゃあついでに城も見て歩くかなと、、いやいや逆逆、それが目的だってばよ。

テント四つの特産品売り場を抜けて、その裏の菊花まつりコーナーも見て抜けて、「桜雲橋」で掘割を渡ると「問屋門」という門があった。これは城下の問屋役所にあった門だそうだ。

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門の先が「本丸跡」。ここにあった大きなモミジが一番赤くて鮮やかだった。じっくり紅葉を感じて真赤な枝葉の下をくぐった。

崖側の端には「太鼓櫓」があった。これは明治の廃城後に対面の山に造られた鼓楼を、公園化してすぐの明治10年(1877)に現在地に移設して昭和初期まで時の太鼓を打ってたものそうだ。形は廃城前の城内にあったという鼓楼と同じなのかな?シンプルな形だしね。
あれ?そういえば国道の交差点にも同じような太鼓櫓があったよな。あれはなんだ。(これの3分の2の縮尺レプリカで平成22年に商店街入口のモニュメントとして建てたものだそうだ)

この本丸からの眺めは良く、中央アルプスの木曽山脈がよく見えた。けど手前の城下の高遠市街は枝に隠れてよく見えてなかった。
北方向に見ると覗けたのはすぐ下の広い駐車場だった。

さて、また掘割を覗きながら土橋を渡ると「南曲輪」、ここもやっぱり葉の落ちた木の中に赤いモミジが立ってて、人も少ないので陽光と紅葉を見上げながらゆっくり歩けた。往時は庭園があって中央に池があった曲輪だそうだ。

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そして次の掘割は「白兎橋」。この橋にかかるモミジの日蔭の感じがとても良くて、個人的に一番綺麗に感じた場所。紅葉はまだ少し早いくらいのやや緑まじりの色づきだけに赤い葉が引き立ってたし、緑黄橙赤のグラデーションな感じも良かった。

橋を渡ると「法幢院曲輪」。戦国時代にはお寺があったという曲輪で江戸時代になると一般に人もお参りできるようにと城外に移ったとか。
ここに南口ゲートがあって折り返し。ゲートからは美術館が見えた。眺めは本丸よりも市街が近く建物も少し見えた。

南曲輪に戻って途中で東に折れてみた。二の丸に渡る土橋からは堀にある池が覗けた。この池は桜の咲く頃には見上げる桜や池に映る桜、また散った桜でいっぱいの水面とか最高の映えスポットらしいけど、秋はひっそりとしてて日が陰ったタイミングだったのもあってパッとせず下りる気にはならなかった。

そして裏からの二の丸は、桜の木だらけでモミジは小さく、日が陰っててこともあってさびしい感じだった。やっぱり基本的には桜の季節がメインの城址公園なんだね。桜の時にも来てみたいよなぁ。
「高遠閣」の前の販売テントに来ると賑やかでほっとした。

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そして最初に気になってたローメンのテントで「焼きそば風ローメン」を買って、あいてるベンチ探して食べた。
ああローメンだわ。本物のローメンの麺で、食べやすくおいしかった。肉がブタなのが残念だけど(くさいくらいのマトンが好きなのに)伊那の名物まで味わえて大満足。

さて、これで城跡公園内はひとまわり。でも駐車場のゲートには戻らずに北口ゲートから前の道に出た。
この空堀の前の道の右手は三の丸跡なんだそうだ。坂を下ると途中に「進徳館」というのがあった。石段を上って門をくぐった。

この「進徳館」は高遠藩の藩校で万延元年(1860)の創設。建物や門は当時の現存物で、城内で唯一そのまま残った建築物。茅葺屋根で堂々としていた。
上には上がれなかったっけど、裏のエンガワまでふすまが開かれててよく見えた。ボタン式の音声ガイドとか押して一人でゆっくり聞いて歩き回った。

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また前の坂道を下ると三の丸跡の先の方にある広場に「伝、高遠城大手門」というのがあった。
「伝」って、そう言われてるけど怪しいってこと?見た目ボロボロで傾いてた。。説明には高遠高校の正門として使われてたとあった。往時は門櫓だった筈の大手門は、切り詰められて普通の門として使用されていたようだ。とはいえ、城址公園の外のこんなところに修繕もされずに放置されているのはどうかと思うが、、
(それはそうとこの門についてる丸いの。イイヨネ)

そして駐車場に戻った。
この広い駐車場は奥の半分が「勘助曲輪」で中央部に堀があり、入口側は武家屋敷だったそうだ。
「勘助曲輪」は築城当時には無く大手門を東から西に移した時に造成したとあった。
んー。ファンタジー要素の強い山本勘助の名を冠した曲輪。なんか怪しいなぁ。と、邪推のタネを土産に出発した。

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御菓子処 川上屋 手賀野店

ファイル 3606-1.jpg中津川市本町の19号沿いにある和菓子店。

まさか朝の8時半で開いてる店があるとは思わなかった。さすが中津川、名物の栗きんとんの時季は違うのかな。と、思いきや、この店は通年8時からの営業だそうだ。。和菓子屋って朝早かったんだ。

まぁ他の町では朝早くからやっていようが和菓子屋に寄るなんてことはまずないだろうけど、中津川だけは別。栗きんとんのおいしさを知ってしまっては寄らざるを得ない。

車を停めて店に入ると、暖簾には創業元治元年とあった。幕末ですねぇ。歴史ですねぇ。(本店は市街の中津川宿の昔からの場所にあるそうだ)

そして、もちろん自分用に買う「栗きんとん」が目的だけど、できれば日持ちがする(来週会う推しにお土産にできそうなくらいの)もので栗きんとんぽさもある商品とかないかなぁ、、と広い店内の長いショーケースを見た。

そしたら若い女性の店員さんが声をかけてくれて「それでしたらこちらを」と、「嬉しの栗」という一週間くらいもつ商品を薦められた。煮炊いた栗に栗きんとんをまぶしたものだそうで、栗きんとん感バッチリだそうだ。
それではそれをひと箱と自分の味見用に一つ買おうかなと思った。。けど、なんか他のも気になって個装のひとつは「苗木城伝説」というのを買ってしまった。(もちろん栗きんとんも)

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「お包みしますので少々お待ちください」というのが意外と長くて、奥から作りたてのものを詰めてくれてたのかな?店内を見てまわってたら、菓子で作られてるというカッコイイ龍「蟠龍」というのが大きなガラスケースに入って飾られてた。「赤壁城伝説の龍」とあり、その伝説が書かれてた。

なんでも中津川の苗木城は城下の木曽川に住み着いた蟠龍に守られてたそうで、城の壁を白くするたびに白色が嫌いな龍に壁を崩されてたとか(守ってないじゃんw)。なので苗木城は日本で唯一の赤壁の城だったそうな。
へええ、そんな城あったんだ。後で行ってみようかなーっとか思った。

そして商品が纏まって購入。店内に囲炉裏のような座席があって、そちらで食べててもいいそうなので、座ってちょこっと味見。
窓からは南っ先の根の上高原の山が見え、自分の車も覗けた。

で、まずはもう待ちきれない「栗きんとん」

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んーん-んー これこれ!
もうホント栗以上に栗。これぞ栗。やっぱうんまいわ。

今日はこれ、自分用に6個も買ったので、たーっぷりゆーっくり味わう栗の一日にしようとほくそ笑んだ。

そしてお試しに買ってみた「苗木城伝説」
栗きんとんを餅で包んだ逸品。

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おおおおおおお
これはこれは。餅だわ。栗きんとんだわ。
なんだこの贅沢なモチモチの柔らかさの中の充実は。ニヤニヤが止まらない。

こちらは四日くらいの日持ちだそうで、帰ってからの自分用に買って帰ろうかとも思ったけど、そんなに食べて味に慣れちゃっても面白くないなと自重。中津川でこその味わいとした。

いやぁ朝から満足。実は店あいてるなんて思ってなかったから、道の駅で少し時間潰そうかとか考えてたんだよね。
そして、味わって満足で、さっき興味持ったばかりの苗木城もすっかり忘れて、あー中津川は最高だわーとニコニコで出発した。(城跡はまた今度ね。凄いいいトコっぽいし)

あ、ちなみに
翌週に持って行って推しに渡した「嬉しの栗」も大好評で、ご家族で味わってもらえたかなと思いきや「おいしかったからもう全部自分だけで食べちゃった」そうだw
この推しには一昨年に行く途中で買えた「栗きんとん」をあげてて大好評だったので、本当はそっちをあげたい気持ちいっぱいだったんだけど、「嬉しの栗」も凄く良かったそうでよかったよかった。(そっちもひとつ味見用に買って自分も食べとけばよかった。。)

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大聖寺城跡

ファイル 3598-1.jpg加賀市大聖寺地方町にあった城跡。

北陸の歴史には詳しくなく城も有名どころくらいしか知らなかったけど、そういえば何年か前に大聖寺駅の駅前のホテルで泊まった時に駐車場にあった案内板で「大聖寺藩のあった町」と知って、それで今回「大聖寺城跡」の案内が気になって、気まぐれで立ち寄ってみた次第。気になった先からなのでこんもりとした小山をぐるっとまわっちゃった。

その小山の東側に城址公園の駐車場があって、案内板がいくつも立ってた。

まず案内を読むと、南北朝時代に構築された城で、戦国時代には一向一揆の拠点となり、その後に入った豊臣秀吉家臣の溝口氏が天正11年(1583)に修築して現在に残る城郭になったそうだ。
江戸時代初期の元和元年(1615)に一国一城令で廃城。藩政時代は入山禁止だったそうだ。。あら、大聖寺藩の城じゃなくてもっと前の時代の城跡だったのか。

んーどのくらい登るんだろうか、、と躊躇しつつ進んでみると、登り口にはパンフレットが木箱にあった。ありがたい。

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パンフはカラーで見やすいイラストマップになってて、約100分のじっくりコースと、約30分のいいとこどりコースが紹介されてた。ありがたすぎる。よし行こう!
と、登り始めるとすぐ先に「贋金造りの洞穴」というのがあった。
明治元年に新政府に弾薬の供給を命ぜられた大聖寺藩はこの洞穴で贋金を製造したそうだ。責任者は後に切腹。。あんまりだ。

坂をちょこっと登ると城郭らしい急斜面が見えた。「切岸」と案内板が立ってて「自然の傾斜を人工的に絶壁にした防御施設」とあった。ほんと案内丁寧で楽しんで登れそうだ。
と、気分乗ってきたとこで雨降って来た。。雨具もってなかったから引き返した。

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うーんどうしよう。ポンチョのカッパはあるけどそこまでして登るほどではないし、、なんか熊注意とかあるし、、と言い訳ばかり考えて城歩き諦めた。
「ご城印ご希望者へ」というのにあった「歴町ふるさと館」というトコに行ってみようかな、、とか思ったけど朝の8時に開いてるわけないかと諦めた。

公園の入口だけで退散してしまった城廻りだけど、まぁ概要分かったし興味持てたからいいかな。
最後に駐車場の裏の忠霊塔を見て出発。またいずれゆっくり来れたらいいな。


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卯辰山公園

ファイル 3597-1.jpg金沢市末広町にある山の自然公園。

「奥卯辰山健民公園」から山の上の道でつながってたのでそのまま来てみた。ちょっとどこら辺がどう公園なのかよく分からなかったけど、幾つもの展望台スポットや運動場がある山全体の公園らしい。(以前は行楽施設や動物園などもあったらしい)

「横空台」という所に駐車場があったので停めて歩いてみた。
駐車場の先には配水池があるけど勿論閉鎖されていた。見てどうのという池ではないのでしょう。別に池とかアピールしなくていいのにね。

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ちょっと紅葉っぽい坂をドングリぱきぱき踏みながら進むと、上の池の手前に東屋のある広場があった。展望は山の奥の方の眺め。紅葉にはまだ早くてイマイチかな。(天気よければ立山が見えるそうだ)

「横空台」を奥に進むと「月見台」に出るらしい。坂を下るのは躊躇したけど進んでみたらちょこと下って橋渡って同じ分上るだけだった。

ってわけで「月見台」。ここは周りが樹木に覆われて展望台ではなかった。月見できないじゃん。。っていうか夜に来るトコじゃないよな。。

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でも、月の代わりに木々の合間から朝日が差した。おお、いい感じ。
そして標高138米と出てた。(実は石柱の少し奥が卯辰山の頂上141mだったそうだ)
展望は望めなかったけど横空台に戻る間の橋で見下せた公園の下の方の朝もやの漂う感じがよかった。

さて、横空台の駐車場をぬけて道の対向側に進むと、こっちは「望湖台」。
少し登るとちゃんとした展望台があって、ここはしっかり展望所になってた。
金沢市街の北西部を金沢港への日本海を背に広く見渡せた。

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左手奥から朝日が覗き金沢市街を照らし始めてた。まだ日本海の方は雲ってるようで照らされてなく、手前の石川県庁がクッキリ見えていた。
ん?でもなんで望海じゃなくて望湖?と思ったら、ちゃんと案内に「河北潟を望むことができたから」とあった。(河北潟は金沢市街の北にある海跡湖、干拓前は五倍の面積の湖だったそうだ)
のーんびり眺めてたかったけど小雨パラパラ降ってきたので車に戻った。

気持ちいい展望とちょこっとの山歩きで満足して出発。あーでもトイレ行きたかったんだよなぁ。。とか思ってたら東へ下る坂の途中にも「眺望の丘」というのがあったので寄ってみたら、広い駐車場に新しいきれいなトイレがあった!ナイス。

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一応階段上って眺望してみた。方向は「望湖台」と同じだし、さっきより天気悪いのでパッとしなかった。贅沢な話だ。

ところでこの「卯辰山公園」、最後まで初めて来た所だとばかり思ってたんだけど、点景見てみたら2015年に来てたw
えー全然気付かなかったー、、と思って見ればサモアリナン、前に来たのはまた違う場所で、「卯辰山公園見晴台」という南側の展望所だった。そっかー。

この「眺望の丘」の前の道は通ってたみたいだけど、「眺望の丘」は2019年に整備された所だそうで、ピンと来なくて当然なわけだ。
すっかり忘れて再度来てても、違う角度を見て補完できたのは優秀優秀。よかったよかった。
 
 
ちなみに前回の点景  この日の日誌

タグ:観:園 楽:眺 景:町 景:山 景:陽 植:実

奥卯辰山健民公園

ファイル 3596-1.jpg金沢市若松町にある公園。

山の上の公園なので眺めいいかなと思って来てみた。
広い駐車場はガラガラで、その奥の方が公園の入口。開園は8時からで閉まってた。
案内を見るとどうやらレクリエーションとかピクニックとかそういう公園のようで、早朝からご老人が散歩するような公園でもなさそうで、展墓台とかもないようだった。
そしてどうやらこの駐車場が一番標高高いっぽい感じだった。

ので、入り口側の道路側の端に車を停めなおしてそこから町を見下ろして眺めて見た。

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金沢の南側の眺めかな。どこがどうか全然わからなかったけど、夜降った小雨はやんで雲が割れて朝の青空が開いて朝日を待つ市街。
まぁ取り敢えずひと回りしてきた市街を見下ろせてプチ満足。

これで充分。(点景もこのくらいの情報量くらいだと楽でいい)

ちょっと城壁みたいに見えたのをズームしたら道だった。へへ。

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それと駐車場の端は部分的に紅葉っぽくなってて、秋っぽかった。
ちょこっと小休止して出発した。

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タグ:観:園 景:町 楽:眺 楽<残

中島閘門

ファイル 3595-1.jpg富山市中島にある国重要文化財の閘門。

2016年に来てて二度目の来訪。点景も二度目。
ちょっと時間調整で車停めて休憩したかったので公園の無料の駐車場とかないかなと考えてて思いついたのと、運河環水公園のイルミネーションがキレイで、なんか運河も灯りが続いてるように見えたのでひょっとしたらライトアップとかされてたりしてーなんて期待が有ったか無かったかってトコで、来てみたら灯り点いててぽつんと光ったスポットになってた。ナイス。
駐車場とトイレだけで充分だったけど、折角だから少し歩いてみた。

閘門の横のレトロな小屋は「閘門操作室」昭和9年(1934)に建てられたもので県重文。もちろん扉は施錠されているけど、室内の灯りで中がよく見えた。

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そして閘門。
操作室と一緒で昭和9年(1934)に造られこちらは国重文。
運河と河口の水位の差を緩和して船を通す装置。こちらも明るく照らされていたけど、余計なイルミネーションとかはなく静かに浮かぶような照明でいい感じ。カップルも怪しい人も誰もいなかった。(あ、自分が怪しいかw)

閘門の先から見る運河も奥の運河環水公園まで続いた灯りが水面に揺れていた。
それと脇にはアートのような壁が立っていた。
コミック調なイラストが水か夜空か幻かって感じで混ざりつつ細かくキラキラ反射して輝いててキレイだった。

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こちらは上田バロンというアーティストの「夢幻の星屑」という作品だそうで、「北陸工芸の祭典 GO FOR KOGEI 2023」という工芸の祭典であちこちにオブジェなどが置かれてたそうだ。
そしてこれは北陸のタコの伝説をモチーフにしてるそうだ。どんな伝説だろう。。本来船から見るのを想定されたものだったようだけど、夜景に混ざった感じがとてもよかったので、こうした形で見れてよかったと思う。
特に横のハッとするようなまん丸の月が綺麗だった。歩いてよかった。

ちなみに前回の点景  この日の日誌

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8番らーめん 安養寺店

ファイル 3594-1.jpg富山市安養寺の41号沿いにあるラーメン店。

8番らーめんは北陸メインのラーメンチェーンで、こっちに来るとかなり頻繁に見かけて何となく知ってたので、なんかもっと普通に全国的にあるのかと思てたけどそうではないことに最近気付いた。サイトを見たら加賀市の8号沿いの店が本店で、それで8番らーめんというのは想像ついたけど、そう考えると41号沿いで入っちゃったのは聊か早まったかなと思わなくもない。(いやどうでもいい)

さて、たのむのは普通にメインの「野菜ラーメン」!と思ったら、味は4種類あって味噌、塩、醬油、バターだそうだ。(バター?)ちょっと迷ったけど、メニューの写真は塩っぽかったし、僕も塩が一番好きなので塩にした。それと安いから餃子もセットでたのんだ。

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これは野菜の甘みが活きたやさしい汁と、柔らかく啜りやすい麺のほど良いラーメン。特筆する個性はないけど長く愛されるのがわかる気がする。近所にあったら一番行くラーメンチェーンかも。
餃子は小型で食べやすく軽い感じ。お腹にも軽く、悪く言えば食べた気しない。
よれてよかった。なかなか普通に思える店って寄れずに通過しがちだからね。(でもやっぱ石川県で行くべきだったかも、、とは思った。いずれ加賀の本店には行ってみたいものだ)

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双葉SA

甲斐市龍地の中央道にあるサービスエリア。

初めての立寄り。っていうか、中央道の甲府から西はいつ乗ったかはっきり憶えてないくらい乗ってない区間で、どこにSAやPAがあるのか知らなかった。
燃料灯点いてたのでSAでと思ってここに寄った次第。

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割と空いてたので店に近いイイ位置で停められた。けどなんかやたらと暗く感じた。
日が暮れたばかりの暗くなりかけで、まだ西の空は明るかったからそう感じるのかと思ったけどそればかりではなく、「武田信玄 生誕500年(2021年)風林火山」というテントブースが店の前にあってもう閉まってたので、余計に暗く感じたのかも。
あーブース開いてる時間に来たかったな。いや、そんな時間なら高速乗らないか。

さて、ここでササッと夕食すまそうと店に入った。
そんでフードコート。「つけ麺ほうとう」なんてのがあったのでそれにした。
うん、夏にはいいね。食べやすくおいしかった。
っていうかこれって「ほうとう」じゃなくて「おざら」だよね。一般にはほうとうと書いた方が売れるのかな。

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それとオマケに、「田舎の豚まん」というのを買ってみた。
すぐ食べるから袋いらないのに、、と思ってたら、袋の底に油が?いやこれ肉汁か?

食べたら肉まんの具のおやきって感じでよかったけど、肉汁が残ってれば焼き小籠包みたいでおいしかったかも。。 おいおい。
まぁいいや、熱くてすぐに食べられないのも困るからササッと食べられたし。

ファイル 3571-3.jpg外出たらすっかり暗くなってた。
けど月が昇ってて、割と明るい夜だった。
それに店や外灯の灯りがちゃんと照らしてた。やっぱ半端に明るい空が暗くさせてたんだね。事故の多い逢魔時に休憩して丁度よかったのかも。

そして給油して出発。ちゃんとスタンド有って開いててよかった。(けどL=192円はなかなか)


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道の駅 奥飛騨温泉郷上宝

ファイル 3570-1.jpg高山市奥飛騨温泉郷田頃家の471号沿いにある道の駅。

何回かは寄った憶えのある道の駅。点景は初。
っていうか時間的に余裕なくて寄るつもりはなかったんだけどねぇ。

眠気纏っちゃってこりゃマズイなと、少し仮眠しようと思っての立寄り。
だので、道の駅の奥の歩の端っこに車停めてシート傾けて寝た。

若い頃はよくあちこちで仮眠したよなぁ。
っていうかその頃は夜ほとんど寝ないで走ってたりしてたから、むしろたった30分くらいの仮眠でリフレッシュ出来てたのが嘘みたいな幻のように思えるけど。
この歳じゃ夜しっかり宿で寝ても眠気でるのがなんとも憐れ。
戻りたいとは思わないけどね。

 
起きたら夜になってたらヤバいよなぁ、、という不安もあったけど、ほんの仮眠の一寝入りだけですぐ起きた。25分寝てたようだ。おお、若い頃みたい。
っていうか、ぼんやり雲陰って日差しは無かったし場所的にもいくらか涼しいので窓ちょこっと開けてでキツくはなかったと思ってたけど、やっぱ暑くて汗かいた。日が差してたらヤバかったかも。
 
 
ファイル 3570-2.jpg一時間は寝ちゃうだろと思ってたので少し余裕な気分。
Tシャツ着替えたら駅内の端から中央へ車を移動して、トイレがてら道の駅を覗いてみた。

ここは裏のキャンプ場の入口のある道の駅で、今いる客が今夜キャンプ場で泊まるって事はないだろうけど、多分今夜泊りか近県からの客だろうなぁ、、今から東京へ帰るっていう人はいないんだろうなぁ、、なんて思いつつ、でもここで焦っても仕方ないので、まぁ何とかなるろぅとのんびりした。

で、「飛騨牛串焼き」購入。
そういえば富山では魚ばかりだったので、岐阜に入ってやっと肉!
そりゃもちろんおいしかった。

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それと水飲み場があったので空きPETに汲んだ。ありがたい。(そういえば「飲料水」とはあって山の水とか湧き水とかは書かれてなかったので、ありがたがって汲むものでもないのかもだけど)

そして「飛騨高原牛乳」とう自販機もあったので購入。
なにげに牛づくし。おいしかった。リフレッシュできた。

(帰ってから日誌振り返ってみたら1999年の9月にここで「イワナ丼」と「飛騨牛串焼」を食べてた。え、それ以来寄ってなかったっけ?)


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