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気仙沼海の市 シャークミュージアム

ファイル 3111-1.jpg食事して満足したトコで二階に上がってここのメインの「シャークミュージアム」に入館。
ここも写真全面的にOKだった。ありがたい。

11時過ぎで入口の前にはあまり人がいなかったけど、中には結構お客さんいて密になる事はないけど賑やかだった。
入ってすぐは東日本大震災の津波被害のコーナーで、パネル写真や町中に流されてきた大型漁船(第18共徳丸)の模型とかが並び、プロジェクタのビデオ映像もゆっくり見た。

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その先は漁港のコーナーでこれまた中型漁船の模型が細かくて見入った。
ん?ちょっとまて?サメはどこだ??
と丁度気が付いたトコからサメのコーナーになった。いや、別に文句ってわけじゃないけど、サメのミュージアムなんだから、そっちを全面的にしておいてくれないとねぇ、、

さて、サメのエリアはまずはホホジロザメの模型がドーン。実物大かな?歯は本物を使ってて危ないから触らないでと書かれてた。

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たしかに魚の中でもサメは特種で興味深い生態の生物、そして古代からもう完成されてたような種族で、凶暴だという印象が強いけど本来はわざわざ人を好んで襲うようなサメはあまりいないそうだ。(でも血が出てたらやばいんでしょ。。)
パネルの展示や映像の展示で分かりやすく見てまわれた。

ああ、そうか、博物館は資料だけで水槽なんかないか。(先月勝浦でも同じ事言ってたような。。)とか思ったけど、一応中型の水槽が二つあった!

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いるのは小型のサメ。ネコザメは岩に隠れて恥ずかしがってるように見えた。(ブチャイクだからねぇ)よく見えたのはイヌザメ。スラリとした小型のサメ。っていうか、そのイヌザメの水槽には今年の三月に生まれたという卵が岩に幾つも付いていた。うわ、変な卵。。なんか子宮を取り外したような感じに見えた。よく見ると中でベビーが動いてるのが見えた。
ちょっと気持ち悪いけど貴重な珍しいものが見れて満足した。
(けど、希望を言えば、サメだけじゃなくてカジキのコーナーも作ってほしかった。さっきうまかったから)

シャークミュージアムを出ると屋上の先では「おかえりモネ展」というのをやってた。NHKで今やってる朝ドラで、気仙沼も舞台なんだそうだ。
ドラマ見てないけど(東京での話を一話だけ見たっけ)無料で写真もOKなので入ってみた。
沢山の大きなパネルと人物やロケ地の丁寧な案内、オープニングの曲の雰囲気になれるフォトスポットとか、いいなぁードラマ見てる人なら嬉しいだろうなーと羨ましかった。

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ここから漁港への階段と通路があって市場見学者と矢印が出てた。もう昼じゃ市場なんかやってないだろうけど、そっちに歩く人もけっこういたので何か見れるのあな?とか思って進んでみた。
ら、その人たちは市場の屋上の駐車場に戻るだけの人だった。。

とりあえず暗くなった市場を見下ろして戻った。
外人向けに日本人の魚の食文化を説明してるイラストパネルが見やすくて面白かった。

タグ:観:館 観:模 観:市 楽:映 動:魚

気仙沼海の市 氷の水族館

ファイル 3110-1.jpg気仙沼市魚市場前にある観光物産施設。

ここはたしか前に来てふかひれラーメンを食べた所だと思う(正解◎05/4/11)
なのでもうふかひれラーメンを食べる気満々で「とにかく食事!」ってつもりで来たんだけど、そういえば「シャークミュージアム」というのも気になるし、一階を入るとすぐの所に「氷の水族館」というのもあって気になった。(「海の子神社」というのもあったけど、それはまぁ別に、、)

で、「氷の水族館」は入口に案内のお姉さんがいて、「零下20度の氷の世界をお楽しみ下さい」と呼びかけられ、シャーク~との共通券(\900)もあるようなので、モノは試しと入ってみることにした。

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防寒着のコートは全然余裕で着れて前も閉まった。ナイス。
「いつでも好きな時に出れますので」と厚い扉を開いて入ると一気に冷凍庫。
氷の中の魚を見てまわるだけだけど、光の色の変化などで氷が面白く、観るというより体感する所。一人だったので悠々と零下の雰囲気を楽しんだ。
写真もOKなので撮りまくったけど、やっぱ色は極端になっちゃって難しいね。

しばらくすると奥の広い所でプロジェクションマッピングが始まって、それもまた面白くこれは入って良かったと思った。
(これも写真じゃ難しすぎた)

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魚とかもじっくり見てたらまたプロジェクションマッピング始まらないかな、、とおかわり希望でゆっくりしてたけど、後から人が来はじめると、続々と続いて混み始めたので退散。写メ撮る中高生をよけながら外に出た。

ファイル 3110-4.jpg外に出ると一気にメガネが曇って温度が戻って来た。面白い感覚だった。

さてさて、いい具合に体が冷えたのでふかひれラーメン食べよう!と飲食店へ歩いた。(食事は項目分けます)

タグ:楽:験 楽:映 観:館 観:宮 観:光 動:魚

道の駅 高田松原

ファイル 3109-1.jpg陸前高田市気仙町土手影の45号沿いにある道の駅。

震災の津波で松原ごと流された道の駅のリニューアル版で半分「東日本大震災津波伝承館」になっている。
一昨年に来てそっちは見たので今日はもっぱら売店側メイン。来たのが9時半過ぎだから食事コーナーはまだやってないよなぁ、、と思いつつ覗いたら、やっぱやってなかった。開店準備してる店員さんに何時からか聞いてみたら「10時半くらいからですね」だそうで諦めた。

しょうがないから惣菜かなにかすぐ食べれるものないかなぁとか思いつつ店ないを見ると、「広田湾の小さな水族館」とかあって小さな水槽が並んでた!
おお!おお!正直言って食事が空振りだろうが、店内が小じゃれていようが水槽あって魚がいれば好感度満天。ましてや目の前の広田湾の魚というここでこその内容なら尚のこと。いいねいいね。
覗くとまず小さなイシダイとマツカサウオがゆっくり泳いでいた。
縞々がキレイでかわいいのはキヌバリという魚。三陸ではなぜか日本海と同じ線の数なんだそうだ。
メジナの水槽は魚が俊敏すぎて何の魚か分からないくらい元気だった。

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そして水槽は鮮魚コーナーに面した側にも並んでいて、こっちではシマスズメダイが元気でかわいかった。

さてさて、これで満足とはいえ空腹は空腹。なにか惣菜でもないかと見てまわったけど洒落てて総菜コーナーというのは無く、パンと菓子のコーナーで「がんづき」というのを買ってみた。
レジで「がんづきってこの地域の食べ物ですか」と聞くと「そうですね冠婚葬祭でも必ず出されます」だそうだ。
かったのはそれとヨモギのゆべしと龍泉洞の水。車に戻って走りながら食べた。

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「がんづき」はつまり蒸しパンだね。外がふにゃっと柔らかかった。買ったのはリンゴ味でいい甘味だったけど、途中で飽きて一気に全部は食べずに残して後で食べた。
ゆべしはやっぱり普通においしく一気にペロリ。龍泉洞の水もやっぱりおいしかったけど、ここはお茶にしとくべきだった。。


ちなみに前回の点景

タグ:動:魚 餐:麭 餐:菓 道の駅

サン・アンドレス公園

ファイル 3108-1.jpg大船渡市大船渡町笹崎の大船渡港にある公園。

朝からやってる店ないかなぁと検索して向かった「海の幸ふるまいセンター」は販売だけで食事は11時からで空振りだった。で、その近くで見かけたのがこの公園の展望台。眺めいいかもと思って来てみたら、ちゃんと駐車場もあり、舞わない砂の歩きやすい広場の整った新しい公園だった。
なんて公園だろうと中央の入り口に歩くと案内板の表側に「サン・アンドレス公園」とあった。洒落ていた。
案内によると慶長16年(1611)ビスカイノというスペインの探検家が伊達政宗の許しを得て三陸を測量してた時にこの大船渡の入江を気に入り「サン・アンドレス」と名付けたそうな。ふーん。

公園は親子連れ数組が広々とのんびりしているだけで、空のカモメと足元のバッタの方が賑やかなくらいのんびりした感じ。まぁまだ朝だしね。
さっそく奥に見えている展望台に歩いた。

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展望台の上り口は階段とスロープとがあり、バリアフリーで上まで行けるのかと思いきや、途中からは螺旋階段だけでグルグル登った。
上の展望台に出てまず裏の山側の市街側を見つつ、公園も見下ろしつつ、表の港側の大船渡湾をゆっくり眺めた。

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思ったほどの高さではなかったけど、充分よく眺められる高さで港で釣りをする人や船に荷を積むクレーンや湾の口の方の島とかのんびり眺めた。
まぁ食事はともかく、こういうのんびり眺められるスポットをも探してたトコなので丁度よく見つけられてナイスだった。

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タグ:楽:眺 景:海 観:園 観:楼 観:船 観:装 動:虫 動:鳥

陣ヶ丘

ファイル 3107-1.jpg北上市立花の「展勝地」の前にある丘の上の展望所。

南側から上がる道があったけど歩いて登りたくなくて、北側の「みちのく民俗村」の駐車場が丘の上っぽかったのですぐ行けるかもと来てみた。
ら、ちゃんと「陣ヶ丘」の案内板があった! けど、まだ早朝で駐車場はロープで閉鎖されてた。。
んー、駐車場の前で路駐して歩いちゃおうかなぁ、、なんて思ってたら、警備員の人がいたので「すみません、ちょこっとだけ停めてていいですか」を声をかけてみた。そりゃ当然最初はダメと断られたけど、「陣ヶ丘はすぐ裏なんですよね、すぐ戻りますから」と頼んでみたらOKもらえた。やった。

ってわけで民俗村の駐車場から歩いてみた。
ここからちょこっと登ったとこが丘だと思ってたけど、道は折り返してまだまだぐんぐん登った。。実はこの駐車場はまだ全然中腹で、あと半分くらい登る感じ。ほんの数分だけど、やっぱり登るのかぁとがっかりしつつ、許してくれた警備員さんの手前のんびりはしてれないなとキビキビ登った。

汗かきつつも一気に登ると上にも案内板があり、見ると「史跡陣ヶ丘(中世の城跡)」とあった。あ、城だったのか。まぁ名前からしてそれっぽいけどねぁ。

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説明によると、古くは1062年の前九年の役で源氏が構えた陣の跡と伝承されてるそうで、後に戦国時代には和賀氏の城があり、目の前の谷の沢が境で江刺の葛西氏と対峙してたそうだ。その和賀氏と葛西氏が天生11年(1590)に豊臣秀吉に滅ぼされた後は南部と伊達の境になり、江戸時代には関もあったそうだ。
江戸時代は「陣ヶ森」と呼ばれてたそうで、城としては和賀氏とともに廃城って事かな。城というより砦だよね。

それはそうと、この頂上は裏の山側は開けてて朝日が照らしてたけど、正面の西の川側は開けておらず展望はなかった。。
あれ?おかしいな。と思いながら先に歩いてみると、堀割とされる下に東屋が見えた。ああそっちが展望台かなと下りてみた。

ら、正解。この堀切の溝の先が下からも見えていた展望所になってて、展勝地と北上川とその先の北上市街が見下ろせた。
なるほどいい眺め。桜が咲いててたら更にいい眺めなんだろうね。

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それはそうと、後ろの東屋には四五人の人が集まってて、並んで正座して能楽?を唱え始めた。練習なのかそういう会なのか知らないけど、風流と思うべきかなんとも分からないカテゴリーだったので驚いた。
邪魔しちゃいけない気もするし、遠慮する必要もない気もするけど、まぁもともとゆっくりしてるつもりはなかったので静かに裏にまわった。

そして副郭(二の曲輪?)の方の頂点の歌碑を見つつ(こっちも展望はなかった)下って戻って主郭の丘には戻らずに脇の周りを進んでみた。色の落ちた葉の草が赤い実をつけていて秋っぽかった。

見下ろす下の公園のような中に、どうやら南側からの道のドン詰まりが見えた。駐車場は無く折り返すスペースだけだったのでやっぱり車で登らなくてよかったと思った。

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ファイル 3107-5.jpgそして朝日のあたる丘の中腹の西側をぐるりと回った。清清しく気分のいい山の丘の朝の散策。来て良かった。

最後に民俗村への下り坂をゆっくり下りた。朝日は山に隠れてまだ夜明け前に逆戻り。駐車場前で遠くにいた警備員さんに会釈して車に戻った。

タグ:楽:眺 楽:音 景:川 景:町 観:城 植:実

展勝地公園

ファイル 3106-1.jpg北上市立花の県道沿いにある公園。

広い駐車場のある観光地で、春の桜の花、秋の桜の紅葉が綺麗らしい景勝地「展勝地」の公園。名前がなんともストレートで、以前から気にはなってたものの、そういう季節じゃなきゃ来てもしょうがないっぽいので来たことなかった。
で、今日はホテルにあった近郊ガイドのイラストマップで、ここらの眺めのいい展望台の「陣ヶ丘」というのが気になったので来てみた。
んだけど、その丘への道は、車で進んでいいのかちょっと不安な一車線の細い道。上の駐車場があるとも出てないので、管理の車くらいしか進まなさそうな雰囲気。
なので、この展勝地の駐車場に停めて歩いて登るか、、とも思ったけど、登ってみて駐車場があったりしたらそれはそれで悔しいし、、とかモヤモヤしながら、取り敢えず川も眺めてみた。

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駐車場の中央の売店前に観光案内マップがあったので、そっちまで移動。
見てみたら、やっぱりさっき入ろうかと思った道の先には駐車場は無さそうで、それよりも少し北の「みちのく民俗村」の駐車場が丘の上の方なのでそっちに停めたら登らずに済むかも!と思った。

それはそうとトイレに寄ったら、その前の自販機は東北の「おみやげ自販機」で岩手だけじゃなく東北各県のものがあったけど、盛岡の冷麺の缶があってそそられた。あーでも辛いかも、、そして今食べたら寒いかも。と躊躇して、結局ここ北上のリンゴジュースを買ってみた。

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さて「みちのく民俗村」に向かってみようかな、、と思ったけど、そういえばさっき通った時にSLを見かけてたっけと思い出し、駐車場内を少し移動。この広い駐車場は北側にも同じくらいの広さの駐車場がある巨大なもの。その北側に進んで手前で停車。

川の方に歩くと屋根付きで静態保存された蒸気機関車と除雪車があった。
機関車はC58(C58342)昭和18年製で、宮古機関区、仙台、八戸と昭和46年まで走り続けてたものだそうだ。D51とかC62とかはよく見る気がするけどC58っていうのも珍しくは無いのかな?詳しくは知らないけどスマートでカッコいいモデル。塗装もキレイに保全されていた。

除雪車(雪掻車)はキ100。国鉄北上線の山の区間(昨日107号が通行止めだった辺り)で活躍していたそうだ。
もう、そのまま厳めしい顔のような見た目で面白かったし、横に白抜きで書かれた「盛」の字もよかった。

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そうそう、そしてその先が桜並木の入口。この桜の道がこの展勝地のメイン。咲いていない時季とはいえ一応見とかないとね。
大将9年(1920)に整備され、日本の桜名所100選で、みちのく三大桜名所だそうだ。
少し歩いてみようかな、、とも思ったけど、やっぱりやめてそれよりも丘に向おうと車に戻った。

タグ:景:川 観:園 観:装 観:飾 観:鉄 観:道

やや

ファイル 3105-1.jpg横手市駅前町にある居酒屋。

「横手焼きそば」の幟を見かけたので来てみて覗いて「焼きそば食事だけでも大丈夫ですか」と聞いてから入店。
もうこの時間でやってる店は、みんな居酒屋のようで、まぁ仕方ないよね。市街を車で廻ってて他にも気になる店はあったけど、駐車場いっぱいだったし店も賑わってそうだった。まぁ確かに秋田とはいえ全国的な緊急事態明けの週末だけに飲みに出てる人も多いだろうね。

でも逆に考えたら、居酒屋と言うかたちでも夜に御当地焼きそばが食べられるのは有難い。焼きそば専門店ばかりの町だったら昼間しか食べられないだろうからね。

店内はカウンターメインのスナック風な感じで、常連さんが一人飲んでるだけだったので気楽に席につけた。

で、焼きそばは大盛にしようかとも思ったけど普通盛でたのんだ。
登場した焼きそばは目玉焼きが乗ってるのは横手の定番だけどキャベツの千切りもあって「崩して混ぜて食べてください」といわれちょっと独特だった。

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さて、久々に食べた横手の焼きそば。ジューシーなソースが特徴だけど、あれ?こんなにおいしいイイ味のソースだったっけ?とちょっと驚いた。
最初は混ぜずに焼きそばを普通に楽しんで、半分混ぜて食べて、ラストは少し残したキャベツをソースに絡めて食べた。おいしかった。
あー、大盛にしとけばよかったなぁ。。と思った。

そういえば横手の焼きそばはいつ以来だろう?
点景は十文字の「味一番」でしか上げてないなぁ。っていうか市街では二回しか食べたことなかったかも。。やっぱり昼時に横手というのは滅多にないよな。(マンガ美術館もなかなか来れなかったくらいだし)また食べ歩きたいなぁと思った。
 
 
オマケで以前横手焼きそば食べまわった時のコワク
2004/07/05

タグ:餐:焼

横手市増田まんが美術館

ファイル 3104-1.jpg横手市増田町増田新町にある漫画の美術館。

この地の出身の漫画家で去年亡くなられた故矢口高雄氏を中心に建てられた美術館で、僕は少年時に「釣りキチ三平」が好きで読みまくってたので是非来てみたい場所だった。
けど、毎度ここらを通る時は夜だったり早朝だったりと時間が合わず、今ごろになってやっとこれた。

ってか、来てみたら立派過ぎる建物で驚いた。え?これってマンガの施設だよな?美術館じゃないよな?(いえいえ美術館です)
ちゃんと入口に大きく「髙橋よしひろ50周年記念展」とあってホッとした。そしてボードには入館料大人800円とかあって、あれ?やっぱり有料か?とか思ったけど、それは特別企画展だけで他は全部無料とのこと。

中に入って検温して記名して、企画展の800円は払おうか少し迷ってたら「髙橋よしひろ記念展は9日からです」と言われた。来週かぁ~、じゃ仕方ないね。(とかいいつつ、髙橋よしひろの作品はジャンプで読んでたけどそんなに好きでもなかった)

で、館内は展示室は全面写真禁止。まぁさもありなん。「このロビーはどこを写しても大丈夫です」と言われ、辛うじて点景にできたかな。

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さて、展示は、矢口高雄がメインかと思いきや全然そんなでもなく、最初の映像とマンガの解説コーナーくらいなもので、メインは色々な漫画家先生たちの原画展だった!。そして展示の仕方も洒落てて、白い木を取り巻くように螺旋のスロープを上って周りながらの閲覧で1つ1つ見入れたし、他にお客さんはおらず自分のペースで気兼ねなく見られて最高だった。(けど、閉館まであまり時間は無かったから少し飛ばした)

それがそれが、懐かしの作品から、かなりの懐かしん作品や、レジェンド的な作品まで並んでて驚き。手塚赤塚石森に藤子、松本零士も見入っちゃう。江口寿史のホワイトの多さにも驚いた。
そしてカラー原画は塗料もキレイで正に芸術作品。見入っちゃう。これはサラッと見る程度じゃもったいないしすまないね。もっと時間に余裕もって来るべきだった。っていうか、絶対また来よう。マンガ読める図書室コーナーもあるし。

展示室を出てもテラスへのドアがコマのように吹き出しが貼ってあったり、トイレも凝ってて面白かった。個室でしゃがんでまた面白く、それぞれ覗いちゃった。(女子トイレも覗きたかったけどそれはやめといたw)

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名セリフの吹き出しの並んだ壁をまわって一階に下ると、売店コーナーの前のソファーは「ウオオオー」だった。
なんとか数分だけ売店覗けたけどTシャツとかサイズなく時間切れ、閉館6時ギリギリで館を出た。面白かった。

ファイル 3104-4.jpg外に出ると真っ暗で駐車場には自分の車だけ。
ちょっと地図とか宿検索とかしてなかなか出発しなかったけど、何も言われることなく入口も閉鎖されなかったのでいい気になってゆっくりしちゃった。
出発したのは6時半前。真っ暗すぎて出口さがしちゃったw

タグ:観:館 観:絵 観:藝 楽:映

新庄市エコロジーガーデン 原蚕の杜

ファイル 3103-1.jpg新庄市十日町にある文化施設。

ダンプの後ろから逃れるつもりで気まぐれに来てみたスポット。
なんかよく分からなかったけど、古い建物が気になたので取り敢えず寄ってみた。

なにやら昭和9年(1934)に作られた旧農林省の「蚕糸試験場新庄支場」の建物を利用したすっぽっとだそうで、国の登録有形文化財だそうだ。
っていうか、つまり昭和初期の養蚕研究施設といういわけだけど、その頃の建物って軍国の暗い時代な割にカラフルで味のある建物だったりするよね。
さて、よくわかんないけど取り敢えず中に入ってみた。記名だけ求められて見学は自由で写真も自由だそうだ。

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靴を脱いで上がって廊下の雰囲気を楽しみつつ、中央に堂々と置かれた文化財プレートを見た。
見る所としては資料展示室があって、養蚕研究の道のりと資料が展示されていた。詳しくはないのでぱーっと流して見てたけど、スタンプラリーのクイズの雑学が面白かった。

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後は建物を繋ぐ通路というか廊下を見て歩いてレトロを感じた。
奥の棟は内装をリフォームして交流スペースということになってた。ちらっと見ながら裏から外に出た。

さらに奥に幾つかの棟が並んでて建物を見ながら歩いてみたら、手前の元第四蚕室というのがカフェになってて、一番奥の元第五蚕室というのは「産直まゆの郷」という売店になっていた。
こっちにもこっち用の駐車場があって、直売店はお客さんが来てて賑やかだった。覗いてみたけど、チョイ食いによさそうな惣菜は無かった。(生きたモクズガニが沢山売ってて気になった)

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あとは建物を眺めながら外をまわって車に戻ろうと歩いてたら、並木の前に標柱があって「新庄市指定文化財 原蚕の杜のクワの大木(十一本)」とあった。
え、これ桑なの?桑ってこんな木になるもんなの?知らなくて驚いた。小学生のころ教材で蚕を飼わされてて、あげてた(友達の家の)庭の桑の葉は低くて細い木だったのでそういうもんだとばかり思ってた。。蚕糸試験場の開設当初の昭和初期に植えられた桑の木だそうだ。へーへーへー。
じっくり観てまわって車に戻った。
ほんの気分転換くらいの軽い散歩だったけど、桑の並木が妙に面白くて満足。珍しいよね。

タグ:観:建 観:館 楽:懐 植:樹

道の駅 白鷹ヤナ公園

ファイル 3102-1.jpg白鷹町下山の287号沿いにある道の駅。

何度か寄ってる道の駅。その名の通り裏の最上川に掛けた鮎獲り用の柵棚仕掛の罠「簗:やな」がある場所。
っていうか、鮎ってもう初夏のイメージで秋はもう中流から下流に下ってるイメージだったので、閑散としてるかとか思ってトイレ休憩だけのつもりで寄ってみたんだけど、アニハカランヤ。
鮎の串焼きを焼くテントが出ててぜんぜん賑わってた。
まだ今時期は落ち鮎の時季らしくこれはこれで旬の子持ちでうまい季節だったらしい。そうなんだ。

車を下りて炭火で燻るいい匂いを嗅ぎつつ、トイレへ。
そして「あーでもお腹空いてないんだよなぁ。。」と残念に思いながら見て歩いた。

ファイル 3102-2.jpg鮎を焼くテントは駐車場側のが少々高めで奥のテントが一番安かった。。ああ、前来た時も一番奥で買ってたっけ。

その間に池があった。覗き込んでいる人も多く魚も沢山泳いでいたけどコイだった。。そこはアユを泳がせておいてほしかったなぁ。。

そして奥に簗へ下る階段の橋が架かっている。ここはいつも閉まってるんだよなぁ、、とか思って見たら、今日は開いてて下にくだれたのでおりてみた。

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魚が獲れてなくても川や谷の景色が見れればいいだろうってつもりで、橋の桁から剥がれたような赤トンボが舞う階段を下ると、簗の脇のハコには獲れたような魚が何匹も泳いでたし、よく見ると、簗の上にも正に捉えられたばかりの魚がピチピチ跳ねていた!
おお!おお!他で簗は何度か見たけど魚が捉えられたトコは初めて見たかも!と興奮しつつ、他にも見てる人いるので先におとなしく川を眺めた。

広い川幅いっぱいに水量豊富で勢い猛々しい最上川のいい景色。間近で水流を感じられ、その勢いを浚うように仕掛けられた簗は水も魚も力強くていい景色だった。

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もちろんゴミも沢山浚っててそれは残念だけど、合間に現れる魚に目がいってて気にならなかった。
魚はもちろんほとんどアユで、たまにフナも交じってた。ピチピチ跳ねて川に戻れるものもままいて応援したくなった。(魚からすると応援なんて鬼の遊びのような所業に思えるかも)
アユは心なしかフチが赤みがかって婚姻色っぽい感じがしたのはそういう目でみてたからかもしれない。しばらく眺めて楽しんだ。

少し人が増えてきたので交代するように階段を登って戻った。
さて、アユを観てきちゃったからアユを食べようかなーとか思ったものの、やっぱり串焼き一匹食べるほど腹は減っておらず、もっと軽いものないかな、、と見てたら小さいのパックの「鮎ごはん」とかもあった。けど鮎じゃないけど「こしあぶらごはん」というのも気になった。
んーどうしようかなー。それ食べるくらいなら串焼きの方がイイかなー。。と迷ってて、そういえばちゃんとした店の方にはどういうメニューがあるんだろうと「あゆ茶屋」の方も覗いてみた。

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ら、入り口横の階段の前の休憩スペースに鮎の水槽があった!あ、なんだ水槽もあるんだと眺めつつ、何気に木の椅子に置かれたクッションも鮎だったりしておかしかった。っていうか、今まで隣りの売店は毎回覗いてたけどこっちは入ったことなかったから知らなかった。。なんてこった。
ちなみに店には鮎の刺身とかもあったけど、混んでたのですぐ出た。

で、結局「鮎ごはん」を買ってテントの簡易テーブルで食べた。(「こしあぶらごはん」はどういうのか聞いてみたらコシアブラという山菜のご飯で少し苦いそうだ)

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うん、やっぱりおいしいけどこれはこれでおにぎり二個分くらいの食べ応えあったので、素直に串焼きでよかったかなーと思った。

いやいや思いのほか色々見れて魚も見れて充実した楽しい休憩になった。満足で出発。


ちなみに前回の点景

タグ:楽:眺 景:川 景:谷 観:池 観:橋 観:装 観:具 動:虫 動:魚 餐:飯 餐:魚 道の駅