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えりも岬観光センター

ファイル 3739-1.jpgえりも町えりも岬にある土産屋兼食堂の大きな店。

ここは前回来た2007年にも食事したトコで、食後に食べた昆布ソフトクリームがマズくてその印象ばかり強くて食事はあまり憶えていないという所。いやぁ、いまだに過去一のマズいソフトだった。

ってわけで、期待はしてないけど昼過ぎだし、ここで食べとかないと昼食べのがしちゃいそうな気がしたので素直に食事休憩。

店内に入ってみると昭和な観光地のドライブイン的な感じで、せっかく「風の館」が洗練された感じなのに勿体ないなぁ、、とか思いつつ一周まわってレトロでいいかもとも感じた。

ファイル 3739-2.jpg怯まずに食堂に進んで奥の席に座ると、目の前の大きな絵画と「潮騒と霧笛のロマン 襟裳岬」とドーンと出てたのがまた昭和チック。っていうか、その絵がさっき見たアザラシが寝転がってたあたりから見上げた襟裳岬ってアングルで迫力もあっていい感じ!アザラシの気になって魚食うぞーって思った。

で、メニューを見ると「きんき・まぐろ トロトロ丼」とか「時鮭とろ丼」とかそそるメニューも多い中で「えりも産さめがれい刺身」というのが気になって店員さんにどんなのか聞いてみた。襟裳でよく獲れる魚で地元の人達が普通に普段からよく食べてる魚だそうだ。安くて全然うまいのでわざわざ高い魚なんて食べる気にならないとか。。
じゃあそれ!メニュー見たら丼もあったので「さめがれい丼」にしてみた。

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したら、刺身は白身とエンガワの二色丼!どれどれと食べてみたらウマい!
白身は甘味ありつつサラッとしつつ脂の柔らかさがあり味もいい、エンガワはもう脂のおいしさたっぷりでなんじゃこりゃと驚いた。
こりゃ確かに地元の人はわざわざ何とかのトロとか何とかのトロとかそんなん食べる必要ないわなぁと思えた。

いやいやいやこれはたのんでよかった。正直朝の釧路の勝手丼とか何食べたのか印象薄くなってしまった。。
アザラシの群れだけでなく当たりの食事で襟裳岬サイコーだった。

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タグ:食:丼 餐:魚 観:絵

襟裳岬 風の館

ファイル 3738-1.jpgえりも町えりも岬にある資料館。

襟裳岬にはこれで三度目の来訪だけど、ここには入ったことなかった。
以前は有料のスポットに入るくらいならその分ガソリン代にするべきみたいに思ってたもんで、、
最近は高額でなければ極力入ろうって感じだったし、なにより雨が降りそうだったので安心して展望できるならと率先して進んだ。

資料館は建物ではなくて全部地下で、なんか入口から要塞の地下壕みたいな感じで沸いた。カーブしてまわりながら下って入館。

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まずはその中心の砲台のような筒をまわって登って展望室に出た。

その展望室はスタジアムのような湾曲した立体席で劇場のような感じで岬の先と岩礁と海が広く見えていた。(ナバロン要塞の砲台のようで沸いた)

まぁ前に来た時に上の展望台で見た憶えのある眺めではあったけど、何か所かに望遠鏡が設置されてて、覗いたらいきなりアザラシ!え?まじ?こんなにいたの?と驚いた。野生動物がここまでの数で群れているのは初めて見たかも。シカの群れどころじゃないなぁ。北海道ぱねぇわ。
正直、目視だと全然わからず、こりゃ岬に来ただけでは駄目だわ、こういうトコに来るべきだったわ、と思った。

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アザラシはほとんどが寝転がってて動かなかったけど、中には泳いでいたり岩に這い上がったりしてる子もいて、その周りの賑やかなカモメほどではないけど動きが有って楽しめた。
でも望遠鏡では見えてたポイントにカメラのズームで寄るのは結構難しく探しまわったしブレた写真も多かった。
でも空いてて悠々だったので存分にゆーっくり眺められた。

さて、展望以外もとまわってみたら「えりも風体験」というコーナーがあって、風速25mの風を体験することができるそうだ。丁度始まるトコだったので体験してみた。
こりゃなかなか凄いわ。面白かった。
女子高生がスカートおさえてるマンガキャラのパネルがあったけど、そんなもんじゃないでしょw(「青春☆こんぶ」というマンガだそうだ)

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そして「風のシアター」では大きいスクリーンで「アザラシの棲む岬」という映像が上映、こちらは少し時間あったので後回し、先に資料や案内解説の展示を見てまわってから戻って見に来た。

そのあと一旦また展望室に戻ってまた眺めつつ、満足して外に出た。

一応外もひと回り。襟裳岬灯台は飾りの様にさりげなく真ん中に立っていた。
ふり返るとホントにトーチカみたいな要塞みたいな岬にみえたw

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展望台で眺めてみた。ここ、展望室の上だね。少し霧が出てきたのもあってやっぱりアザラシはよく見えなかった。

風の館は入らずにここだけ来てみたらしい観光客が「ふーん」って感じで眺めてすぐに立ち去った。アザラシなんかいなかったよって帰って周りに言うんだろうなぁ、、とか想像しちゃった。
自分も今まで他の岬とかスポットで気がつかなかったものとか沢山あるんだろうなぁ。

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タグ:観:館 観:キ 楽:眺 楽:験 楽:映 景:海 景:岬 景:磯 動:獣

ナウマン象発掘の地

ファイル 3737-1.jpg幕別町忠類中当にある発掘現場跡地。

日本で初めてナウマンゾウの全体骨格が発掘された場所だそうだ。ナウマンゾウ自体はもっと先に野尻湖などで見つかっていたものの部分的で、ここのように80%もの骨格が纏まって見つかったのは初めてだそうで、発掘された昭和45年から虫類はナウマンゾウの地と賑わったらしい。

とはいえ、虫類の町は236号の方にあって、ナウマン公園とかナウマン象記念館なんていうのはそっちの方にあり、ここは現場というだけで駐車場三台分のひっそりした熊が出そうな所だった。(そしてトイレはなかった)

で、ここにあったのは、「ナウマンゾウ発掘産状模型」模型かぁ、、まあそりゃそうだけど。それと歌碑があって、誰の詩かと見たら村の企画室長の人のだそうだ。

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横の一段高いトコにも「ナウマン象発掘の地」の石碑があって、現地として大切にされてる感じはしたけど情報量は少なかった。
せめて町の方の記念館の案内とかあれば行ってみようかと思ったかもしれないけど、普通はそっちに行ってからオマケで訪れるスポットなんだろうね。たまたまこっちから先に来てって人はいないんだろうね。

でもちゃんと草刈って整えてる感じで、自然に生えたフキの葉がイイ感じだった。

駐車場の前にはタンポポの生える原っぱにアヤメが自然な感じで混ざって咲いててキレイだった。

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天然のヒオウギアヤメというやつかな。菖蒲とかって植えた公園のしか見た事なかったからこんな雑草と一緒に生えてて彩ってるのが不思議な感じで良かった。

タンポポはエゾタンポポ?もっとアップで撮ればよかったかな。萼が閉じてるように見えるのでエゾタンポポっぽい。(おとといの礼文のタンポポの写真を見てみたらそっちはセイヨウタンポポだった。。)

かけるのはしのびないけどしのごのいってられなかった。。ようぶんになればさいわい。

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タグ:観:遺 観:模 観:石 植:草 植:花

釧路和商市場

ファイル 3736-1.jpg釧路市黒金町のJR釧路駅近くにある市場。
地下の駐車場から上がったので外観の写真を撮ってなかった。。あしからず。

「勝手丼」の発祥の市場。四年前に釧路に来た時も来てて二度目の来訪。ここに来るつもりだったのでホテルで朝食つけなかったのだ。
腹ペコで来てみたら、朝8時からの営業でまだ10分くらいだけど結構にぎわってた。平日だから空いてるかと思ったけどそうでもないなぁ(とか思ったけど、前回の写真振り返ったら、祝日で全然混んでた。。並んでた)

さて、二度目で勝手は知ってたのですぐにご飯と汁購入、酢飯にした。

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そしてとくに迷わず前回と同じ店で選んだ(つもりだったけど、写真見たら違ってたっぽい) 。
えっとー今回は、、ときしらず、紅鮭、そい、松川かれい、ほっけ、たら、花咲がに、いくら、、だったかな。
礼文産ウニとかあったけど安くないのでヤメ。他にも気になるものあって目移りしまくりだったけどこれで決めた。いただきます。

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まぁ、どれもおいしかったけどやっぱメインで考えてたトキシラズかな。比較のつもりで並べた紅鮭ですらおいしかった。
逆に面白そうな白身は食感も味もそれぞれでおいしかったけど、どれがどれだか記憶は混ざった。。絞るべきでした。
花咲蟹は少なくて一瞬、、イクラは間違いない。カニ汁もうまかった。

んー色々味わえたけど、やっぱもう少し方向性きめた方がよかったかもーと思えた。まずトキシラズなら、鮭鱒系で埋めるとか。
まぁたくさん並んでるからそう潔くはいかないよね。

ファイル 3736-4.jpgで、今回は食べ終わってから市場をフラフラまわってみた。
牡蠣の並んだ店、カニが安い店、鮭専門の店などいろいろあって、あちこちで見かけて気になったのが「鮭鱒子」という筋子とは違って細くて生々しい感じの魚卵。店の人に聞いてみたら、早い時期の筋子だそうでちょこっと味見でいただけた!ありがたい。
食べてみたらしょっぺー。
塩気かなり濃い分味わいも濃くて濃厚な筋子というか凝縮イクラ、こんな爪くらいの大きでご飯一膳ぺろりといけそうだった。
これ少量で売ってたらなーそれだけの勝手丼おかわりと行きたいトコだけど。。100gでしか売ってなかったのであきらめた。いや、血圧的にアウトだろw


ちなみに前回の点景
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タグ:食:丼 餐:魚 餐:卵 餐:汁 観:発 観:市

あんくる&チボリ

ファイル 3735-1.jpg根室市緑町にある洋食店。
根室のB級グルメ「エスカロップ」を食べに検索してきてみた。
ちなみに2007年(17年前)にエスカロップを食べた店はこの少し手前の「どりあん」という店。どの店も健在。

さて店は照明落とし気味の雰囲気あるバーのような感じで怯んだけど、ままよとカウンター席についてメニューを見た。

ファイル 3735-2.jpgいろいろなメニューがあって、昆布唐揚げとかサガリピラフとか気になったけど、もちろん頼むのはエスカロップ一択。そのエスカロップは普通のとエゾシカと二種あったのでエゾシカエスカロップにしてみた。

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うん、うまいね。エスカロップはもう久々でどんなだったか名前以外忘れちゃってたけど、デミカツ乗せピラフってとこかな。
そのソースがやや焦がした苦みもあっていい感じ、しっかり洋食の味わい。エゾシカも食べやすくおいしい肉でグー。
あー根室で宿とれたならここで酒飲んで気になるメニューも味わえただろうになぁ、、と惜しく思えた。

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タグ:餐:飯 餐:肉

納沙布岬

ファイル 3734-1.jpg根室市納沙布にある岬。車で行ける日本最東端。

ここに来たのはこれで三度目かなと思ったけど二度目だった。(前回来た根室は市街までで折り返して霧多布岬にまわってた)
前に来たのは99年、25年も経つんだねぇ。

納沙布岬灯台は本土最東端の灯台。案内板には「一番早く朝日が昇る」ところとあった。明治5年(1872)に北海道で最初に設置された灯台で、現在のものは昭和5年(1930)に改築されたものだそうだ。
標柱には「北海道灯台発祥の地」とあった。

灯台はさておき、その先の海の眺めが目的。まず西に正に沈まんとしてる夕日が海上ぎりぎりの雲の上で輝いていた。いい眺め。
カモメも波の上を飛んで黄昏に身を染めていた。

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西側の海を少し北に目を逸らすと平べったーい水晶島が横たわっていた。そう、ここは北方領土の歯舞諸島が見渡せる場所。国後島は大きいから知床からずっと見えてるけど歯舞の島々はここまで来なきゃ見えないからね。
日が沈むまでのしばらくこの灯台の下で眺めてようと思ってたけど、風が冷たくてあまり長居できずにネを上げて引き返した。

といいつつ、東側にまわって、まず振り返った根室半島、家がたくさんあるだけで平らは平らな丘の半島。なので島側からも同じように平らな島のように見えてる事だろうね。
そして北東の方にまた平たい島が重なって見えた。左手前が萌茂尻島、奥が秋勇留島。たいらだねぇ。

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ズームで拡大してみた。やっぱり平らだねぇ。歯舞諸島の島々はどれもこんな感じで平たい。やっぱりこの根室半島と景色変わらないんじゃないかと思えた。

風が寒いのでこれで退散。と、車に戻って出発した。けど、少し手前なら風も緩いかもと思って、手前の土産店の前で停めてまた海を見てみた。
うん、こっちなら少しは楽かな。まだギリ夕日で灯台を照らしてて、その後ろの島々をゆっくり眺めた。

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灯台の後ろにさっきの萌茂尻島、そこから左の北に勇留島、そして近くて長い水晶島が並んでいた。やっぱりどれも平らで見た目の面白い島ではないよね。

ズームしてみると、萌茂尻島の前から船が進んできてた。ロシアの漁船なのか監視船なのか船体黒くて威嚇して見えた。

萌茂尻島の左ずっと手前には岩礁のような島があって、それがオドケ島というらしい。っていうか、岩礁よりもその左手前の勇留島の岬の端の丸い岩がここらでは珍しく特徴的な形の球頭形でかわいらしかった。名前付いてないのかな?
そのオドケ島の真後ろ奥は別の島で春苅茂尻島だそうだ。

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そして勇留島の左横手前に海に突き立った灯台があった。
これは貝殻島という引き潮の時だけ少し頭を出す岩礁の島だそうで、昭和12年に(もちろん日本が)作った灯台。確か近年、ロシアが旗を垂らして挑発行為と問題になってた場所。今は何もなかった。

ズームしながら左に流すと水晶島。
中間手前の海岸に建物が見えた。ズームを上げたら屋根まで見えた。こんな丘の下の浜だから民家じゃないよね。っていうか写真で見たらその横の丘の上に灯台みたいなのが見えた、こっちをズームアップするべきだった。。

更に左に流すと遠くに山が見えた。国後島の羅臼岳らしい。そっか一応ここから国後も見えるんだね。

で、日が落ちたら途端に更に冷えてきたのでもう無理と車に戻った。
とりあえず歯舞諸島がよくみえて満足。火事場泥棒の居座り強盗が実効支配しているのは面白くないけど、そういう話の通じない平和協定の結べない国が眼の前にあるという事実を実感して忘れないようにしたいと思う。

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タグ:景:岬 景:海 景:島 景:山 景:岩 景:陽 観:灯 観:発 観:船

道の駅 おだいとう

ファイル 3733-1.jpg別海町尾岱沼の244号沿いにある道の駅。

道の駅は羅臼で寄ってその次なのでここは寄るつもりなかった。(各駅ではなくて一個飛ばしくらいで寄るようにしようとかなんとなく思ってたけど、そういえば女満別と網走は隣りだったね。。)
けど、もう5時なので先を急いでる間に日が暮れてすぐに暗くなっちゃうんじゃないかとか思い、じゃあ明るいうちに展望台で海眺めるのはここ逃したらもう無いかも、、とか思って、やっぱ寄ろう!と相成った。

駐車場から歩くと、まずあった三人の像が、ぱっと見、測量隊とかに見えたけどそうではなくて、北方四島への「叫び」という像だった。

そして牛のベンチがあって、黒の模様が北海道になってた。
ボードには「ようこそ!!生乳生産量日本一の別海町へ」とあった。そうなんだ。

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中に入ると店も閉まるトコで、ギリギリで牛乳を売ってもらえた。やっぱ飲んでみたくなっちゃうよね。そして三角パック!なんか懐かしい。ちょとストロー挿しずらいんだけどね。
いやぁ~さすがにやっぱ牛乳おいしかった。

そして展望台ももう閉めるトコだったみたいだけど、折角だからまだしばらくはいいよと開けててくれた。お言葉に甘えてエレベーターで三階に上がって展望休憩。

目の前に根室湾の海。砂州で守られた手前の池みたいなのは春別川。冬には白鳥が来るそうだけど、今はアオサギがのんびり佇んでいた。

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まずは停めた自分の車の駐車場を見ちゃうよね。

そして正面の海の先には国後島。ズームで見ると山(泊山)もよく見えた。
その手前の森は野付半島。こんなに森なくらい木生えてたっけ。

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森を辿って左へスライドしてみると禿げてきて枯木が並ぶのが見えてきた。このあたりが「ナラワラ」かな。
逆方向に辿って森が途切れた先あたりが多分「トドワラ」。こっちは平になっても陸地が続いてたもののズームで見てもよく分からなくて引いて見たら広く見える海の真ん中くらいまで伸びていた。野付半島ってこんな感じだね。

ここは北方領土アピールが強くて展望のメインは国後島って感じだったけど、羅臼からずっと見えてた国後よりも、真横という稀有な角度からの野付半島が見える方がレアで面白い展望場所だと思えた。でも目視じゃピンとこないくらいだけどね。

ファイル 3733-5.jpg一応展望の後に北方領土の案内パネルをサーっと見た。
ホントはじっくり見たかったけどね。もう閉館時間の5時は大きく過ぎてたからね。
自分の少し後から上がってきた他のお客さんは、展望よりもこっちのパネル資料の方をじっくり見てた。

なんかソ連崩壊の後一時期は、二島返還は確実で三島返還は現実的、でも四島返還が当然なので時間をかけるみたいな感じだったけどねぇ。

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タグ:餐:飲 楽:眺 景:海 景:島 景:森 観:一 観:像 道の駅

道の駅 知床·らうす

ファイル 3732-1.jpg羅臼町本町の334号沿いにある道の駅。

ここは前に一度寄ったことある道の駅。点景は初。
ひろい駐車場と、3つの店が並んだドライブイン風な道の駅で、3つの店はそれぞれが土産屋と食堂なんだけど、中では繋がってて、端の店から外に出ずに中でそれぞれの店に行ける構造になっていた。

一通り見てまわって、チョイ食いのスナックコーナーもあったんだけど、一番手前の店の「黒ハモ丼」というのが気になったので食べてみようと二階の食堂に上がった。

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二階は半端な時間だけに空いていて、悠々と窓に向いたカウンター席に座った。
またここも目の前いっぱいに広い海、なんと席には双眼鏡が置かれてた。
手前の国道沿いには「黒ハモ丼」の幟が見えた。
そして根室海峡の海の先には国後島が長く大きく見えた。

ファイル 3732-3.jpg

正面あたりが泊山、左の方が羅臼山。ん、羅臼山って国後にあるのか。てっぺんは雲かぶってたけど、全体は良く見えてて、利尻もこのくらい見えてればねぇーとか思った。(標高は887mだから全然低いけどね)

国後島は沖縄本島よりも大きいという北方領土の島。
火山だらけで温泉だらけで景色もすごそうで行ってみたいけど、まぁ、まずロシアが返すことも日本が取り返すこともないだろうねぇ。

そしてそして「黒ハモ丼」
黒ハモは羅臼港ではキンキ漁の網にたまにかかかる程度なので地元にしか出回らない魚だそうだ。どれどれ。

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うん、うまい。これはウナギによせてるけどウナギとは別のおいしさで食感もよく味もよかった。みそ汁もミニホタテ入ってていい味だった。おいしい食事で満足。(昼のイマイチな分取り返した気分)

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オシンコシンの滝

ファイル 3731-1.jpg斜里町ウトロ西の334号沿いにある滝。

知床半島で一番キャッチ―な滝なのかな、よく耳にする名前だけど、国道から見えてるって今回初めて気づいた。ひょっとして知床って斜里側から進むのって今回が初めてかも?

ってわけで初めての立ち寄り。ずっと手前から案内立ってたからトイレありそうだったら寄ろうと思ってた。
ってわけで、駐車場にあったトイレに寄ってから滝に歩いた。
滝との間に土産屋があったけど覗かずに直行。

そして緩めの階段で滝へ登る。
半分くらいの所で少し広くなってて「オシンコシンの滝」の標示が立ってた。なるほど、まっすぐ落ちる滝ではなくて急斜面の岩肌をザワザワと滑り落ちる滝なのね。

ファイル 3731-2.jpg

そこから少し登るともう大きく見えた。これは天気悪くてもなかなかいい滝だね。細かくソバージュのようにうねってていい感じ。
もうここらで充分な気もしたけどあとちょっとなので一応一番上まで登った。

ファイル 3731-3.jpgってわけで、一番上は滝の中間やや下くらいの高さで真正面から滝が見えた。α波あびるならこっちだね。
左右二つの瀑があり「双美の滝」とも呼ばれて日本の滝100選だそうだ。オシンコシンとは「そこにエゾマツの群生するところ」という意味のアイヌ語だそうで、なるほどエゾマツが、、、無いじゃんw
これはエゾマツの葉の様な細かい筋が折り重なって広がりながら落ちるこの姿を言ってるんじゃないかなーと勝手に思った。

しばらくゆっくりして段を下った。

ファイル 3731-4.jpg

滝からは直角に海へ下る沢が勢いよく流れ落ちてて、こっちの大きな滝がなければその沢も滝だと思えたかもしれない角度で海に落ちていて、それを見ながらゆっくり下りた。
晴れて海が青ければもっとよかっただろうなー。でも満足。寄ってよかった。

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道の駅 しゃり

ファイル 3730-1.jpg斜里町本町の道道沿いにある道の駅。

はじめての来訪。っていうか、斜里は国道以外通ったことなかった。「しゃり」という素敵な地名で地図上では印象強い町なんだけどねぇ。。国道も交差してるし。
ってわけで、たまには町中に進んでみようかと寄り道。まぁ寄ったのは道の駅だけだったけどね。

さて、ここは新しいけど妙に道の駅っぽくない街角のインフォメーションセンターみたいな建物で、駐車場も裏に隠した感じだった。

っで、建物は二階分吹き通しの高い展示ロビーにねぶたの山車が飾られていた。絵柄は水滸伝だそうだ。アイヌの戦いとかじゃダメなのかな。
手前にはロコソラーレ。オホーツク応援大使だそうだ。鮭に穴あいてるのは顔ハメなのかな。。そこに顔はめるの?

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あとはクマみたいなゆるキャラ「シャリッとさん」のパネルがあったり、ああ、ここも冷凍の自販機があってサクラマスやオオカミウオやマツカワやタコの刺身が売られてた。オオカミウオってうまいのか?

これだけの施設で、店も食堂もなかった。。

けど、外に出れば道の前に「鮮魚工房しれとこ屋」というのがあって、道の駅の売店と言っても遜色のない以上のラインナップの土産店だった。
塩鮭も並んでたけどドライブがてら食べられそうな鮭とば(干したシャケ)が何種類もあって買いやすそうだった。けどいろいろあってどれにしようか迷ってたら、店の人が味見させてくれた。

ファイル 3730-3.jpg

で、買ったのは「さざ波サーモン」というののカットされたもの。
それと根室名物とあった「オランダせんべい」いや、根室の名物は根室で買いたいとは思ったけど、根室で見かけた記憶がないので気になった内にと買ってみた。(この先根室に行くかどうかも分からないしね)
あと、ついでに飲み物リボンナポリン。歴史ある北海道限定のサイダー。
そして、すぐには食べずにゆっくりとドライブ中にと思い、おいておいた。(リボンナポリンはすぐ飲んだ)

食べたのはしばらくした後の夕方4時ごろ。
先に「オランダせんべい」、これ大きくて丸くてペラペラの変な菓子。柔らかい南部せんべいみたいな感じかな、、とか想像しつつ、ワッフルみたいなエンボスなのでオランダなのかな、、とか邪推。
食べてみたら、湿った段ボールみたいなしっかりした感じで、ゆっくり噛んで食べる分甘みがいい味わいで楽しめる面白い菓子だった。
正直「なんだこりゃ」と思ったけどおいしくパクパク一気に食べちゃた。

そのあと「さざ波サーモン」、こちらはサーモンパークに来て思い出したように食べてみた。
これはうまっつ!サケのいい味というよりまろやかなイクラ味。でも豪くしょっぱいので続けて食べたら血圧で倒れそうw 間をあけてすこしづつ食べたので翌々日までゆーっくり味わえた。

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