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道の駅 とざわ

ファイル 3494-1.jpg戸沢村蔵岡の47号沿いにある道の駅。

「モモカミの里 高麗館」という名の朝鮮王朝のテーマパークのような感じの特異な道の駅。鳥取には中華があったし、千葉にはシェークスピアの英国があったし、滋賀のチューリップは特定してない欧州風なのかな?色々あるけど此処は韓流。前から知ってたけど興味は薄く、寄ったのは夜寝るだけでの一回だけだった。
今日は雨だし昼の新庄では食事できず面白くない気分で、もうどこでもいいから食事しようって思ってて寄ってみた。

斜面を少し上がった駐車場の前の飲食店からしてすっかり韓国。辛そうだった。あーこりゃ無理かな、、
と思ったけど、園内案内を見たらもっと上の方にも駐車場があるようで、食事は無理でもどうせなら少し見てまわろうかと思い進んでみた。

ら、上の上の駐車場はレストランの裏口前の駐車場だった。
えーじゃあ中段の駐車場に戻ろうかと思ったけど、ひょっとしたらと外にあったメニューを見てみたら、辛くなさそうなメニューもあったので、此処で食べようと店に入った。

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完全に裏口のトイレの奥から進むと店内はミントグリーンの柱の高天井で、これが朝鮮風なの?と驚きつつ、道の駅らしからぬ濃い雰囲気が面白かった。

で、たのんだのはコムタンクッパ。
なんか他に変な名前のビビンバメニュー(青春ボーイ、僕らのマドンナ、俺ん家栄誉賞etc)とか気になったけど、辛さ弱者なので冒険はしないで安全牌。

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ってわけでコムタンクッパ。鮮やかな店内に反して白く優しい落ち着く見た目。
味はサラッとしつつコクのある牛骨白湯汁飯。あーこれ好きだわ。これからはこれ狙いで韓国料理行くようにしようかなーと思えた。

そして食事を終えて外に出てみた。
レストランの前からは階段の回廊で下って下の建物へ繋がっていた。その下の建物は売店だった。オール韓流で韓国物産店。菓子から乾物まで派手で怪しい商品が並んでいた。

その外に出ると広い正面の階段で、前の最上川が良く見えた。天気よければねぇ。
これ以上下ったら戻りの登りが億劫だから折り返し。また韓国物産店を抜けて戻った。

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そして回廊とレストランを横に見つつ中央の階段を登った。これってやっぱり城郭とか宮廷とかなんだろうか。
モデルとしたのはどういうものでどのくらいの時代のものなのかといった解説はどこかにあったのかなぁ?韓流ドラマを見てれば普通にわかるようなもんなのかなぁ?まぁどうせ知らないし分からないんだから雰囲気を楽しめばいいんだよね。

そして上の門を抜けると「眺河の丘」という斜面の広場。トーテムポールみたいな人型の柱が立ってて「天下大将軍」とか「地下女将軍」とか書かれてた。
小雨降ってたのでこれ以上は登らずに横に進んで一番下りて駐車場に戻った。


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タグ:餐:飯 餐:汁 観:建 観:園 道の駅

栗駒山麓ジオパーク ビジターセンター

ファイル 3493-1.jpg栗原市栗駒松倉東貴船にある栗駒山地域の紹介施設。

ビジターセンターというと、これから散策したり山歩きをしたりする上で、準備段階としてその地域に慣れ親しむ為の基礎知識案内所ってイメージなので、正直ただ興味持って立ち寄っただけのものが入っていいのか少し迷ったけど、駐車場の案内板を見てみたら、巨大スクリーンとか入館無料とか観光情報案内とかあったので楽しめそうだと思い入館。

入館無料だけどJAFのサービスもあって会員証見せたら缶バッヂもらえた。いいねぇ。

入館して記名して案内の人に軽く話し聞いて館内に進み、展示室を見る前に先に外の案内板で気になった巨大スクリーンの方へ行ってみた。
そのスクリ-ンは小さめの体育館のようなトコにでかく横置きになってて、入ったら暗くなって映像が始まった。

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おおこれはなかなか迫力あっていいね。栗駒山付近の自然や地形や彩りを味わえた。
これって靴脱いで上がってもいいらしいけど、さすがにそれは遠慮しといた。あとから来た子供が上がってはしゃいでたので遠慮しててよかった。。

そして階段で二階にあがって上からも見れた。なかなかいい演出だと思った。

ファイル 3493-3.jpgその二階には「日本最大の地すべり」という平成20年(2008)に当地で起きた国内最大規模の大地の変動を特集してパネル展示していた。
落差150m東京ドーム54杯分の大地が動いた地すべり。この地震で確か国道の橋も落ちて温泉宿が倒壊して救護が難航してたニュースは憶えてるけど、こんな状態だったというのは全然知らなかった。。

そしてこの3,500箇所もの目に見える大地の躍動と災害に対する取り組みから、七年後にジオパークに認定されたそうだ。

そして本館に戻って展示室を閲覧。
展示は平野部から始まって丘陵部、山麓部、栗駒山本体部と続いてて床には航空写真、ジオラマの模型も紹介PVのモニターも各コーナーにあって充実した展示だった。

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丘陵部の前には細倉鉱山があり、かつては大きな町で賑わってたそうだけど、今では鉄道もなくなり静かになってしまったようだ。そして断層の地すべり跡もジオラマで見るとわかりやすい。

栗駒山は春の雪解けで残った雪が馬(駒)の姿に見えるから着いた名だそうだ。

そしてこちらの奧も地すべりの特集コーナーがあって、どちらかというとこちらは災害よりも地質的な内容になっていた。
地すべり地の重さの違う岩石も持って感じられるようにもなってた。

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ゆーっくりじっくり見てたら案内の人に声かけられて色々話を聞けて楽しめた。
「そういえば、ここって元学校とかですか」と聞くと小学校だったそうだ。
でもさっきの巨大スクリーンの所は体育館ではなくて講堂だったとか。「体育館は別にあるんです」と説明され外の裏を見ると確かにあれが体育館だわというのがあった。
ほかにも「ここが職員室だった所です」というトコは子供の落書き壁コーナーになってたりした。

地元出身の人ということで話も具体的で興味ぶかく、長々といろいろ話聞かせてもらえた。栗原市出身の宮藤官九郎の親の実家の話まで聞いちゃったりしてゆっくり楽しんじゃった。
どうもありがとうございました。


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タグ:観:館 観:地 観:石 観:模 観:建 楽:証 楽:触 楽:映 楽:話

道の駅 むろね

ファイル 3492-1.jpg一関市室根町折壁字向山の284号沿いにある道の駅。

初めての立ち寄り。っていうか、通過した記憶もなくここのバイパスじたい初めて通ったような。。って感じの新しい道の駅。(2018年のオープンだそうだ)

朝食しっかり食べた後で満腹で何も食べる気ないのでトイレだけのつもりの立ち寄りだったけど、道の駅の前には「日本一に輝いた室根からあげ」というのが立ってて気になった。

後で腹減ったら食べればいいわけだしーとか思って車を下りたら、唐揚げ売り場はまだ開いてなかった。。

まぁ9時半なら仕方ない。そんなもんだろう。
なんでもからあげフェスティバルで優勝、からあげグランプリで最高金賞とったそうだ。んーこういうのどこの唐揚げ屋でも見かけてるような気もするんだけどね。。

でも直売所の店の方は普通にやってて賑わってたので軽く見てまわった。

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気になったのはかんなりやのだんご。ケースにびっしり入って売ってるのは地元で人気ですぐ売り切れちゃうやつだよね。「室根名物」ともあったので迷わず買ってみた。

外に出たら薄っすら日がさした。けど小雨は止んでなかった。へんなの。
道の駅の向かいに見えた山が室根山かな。湿気は高くなくてクッキリと見えた。
そういえば団子の幟も立っていた。赤い幟でそっちの方が目立ってた。なんだ正解じゃないか。

そして出発。おなか空いてないのでしばらく食べなかった。

食べ始めたのは昼過ぎて12時半。もうすっかり宮城県。

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開けてみたら円形ディスク型の平たく切った団子で個性的、むしろ食べやすくていい形。醤油餡は意外と薄めでさっぱりしてて、とろみも軽めながらもちもちの団子によく絡んでおいしかった。
ひとつ食べたら止まらずに続けて食べちゃって、あっという間に五本なくなっちゃった。
そして味は薄めでも後味はしっかり美味しい醤油の風味が残っていい感じ。おいしかった。
また寄れたら買いたいと思えた。(唐揚はどうでもよくなっちゃった)

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タグ:餐:菓 食:串 景:山 道の駅

鶴亀食堂

仙沼市魚市場前の「みしおね横丁」にある海鮮食堂。

みしおね横丁は「朝も昼も夜もOPEN」と幟の立った仮設商店街で、パット見はどの店もまだ開いてなさそうに見えたし、人影も見えずしんとしてたけど、駐車場には車が何台も停まってたのでダメ元のつもりで間に停めて歩いてみた。

ら、一番奥の店に列ができてて営業してたのがこの「鶴亀食堂」。並んでるのかぁ、、と怯んだけど、前は家族連れ二組くらいなのでそんなでもないかなと思え、時間も余裕なのでまぁいいかと傘さして並んでみた。

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店の外観は洋風で洒落てたけど、暖簾は和風で面白く、銭湯とか書き添えられてた。銭湯?何故に?と不思議に思って見れば隣の店舗は風呂だったようだ。「銭湯休業中 鰹船の入港に合わせて再開致します」とあった。へぇぇ面白い。

タイミングが悪いのか回転が遅いのか列はなかなか縮まず、20分待ってやっと店内。食券買ってまだ少々リーチ状態での待ち、+10分で席に着いた。

ファイル 3491-2.jpg店内も洒落た雰囲気ながら、天井には大漁旗など飾られてて面白い雰囲気。漁業の鮮やかさが爽やかになってて素敵だった。

席に着くと「つるかめ通信」という店員さんのミニ壁新聞みたいなのがあって楽しめた。いろいろと凝ってるなぁ。

さてたのんだのは
本日のおすすめ!のボードにあった「漁師のまかない竹」〈メカジキのハーモニカ煮+刺身〉
刺身は遠洋カツオ一本釣り船亀洋丸さんの鰹だそうだ。
並び始めの時に見てた外メニューで決めてたのは「メカジキのカマ煮定食」だったけど、ハーモニカ煮が食べれるなら多少高くても迷わずこっちだよね。
+5分でまかない定食登場。おおーイイねハーモニカ。

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メカジキのハーモニカは前回気仙沼に来た時にラーメンに乗った揚げたのを食べて感激した希少部位(→)。背びれ部分だそうだ。
今回は煮たものだけどやっぱりおいしくボリュームあり味わいありで一生懸命ほじくり返してかぶりついた。あーもー気仙沼のメカジキ最高。気仙沼で食事できてよかった。岩手抜けちゃってよかった。

そして実は全然期待してなかったカツオの刺身。カツオは高知でしょ、、とか思いつつ食べてみたら蕩けた。なんじゃこりゃ。ホントにカツオ?一本釣りパねぇ。驚いた。

と大満足の食事。いやぁまさか朝からこんなの食べれるとは思わなかった!
っていうかこれは並ぶわな。並んでよかった!

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タグ:食:定 餐:魚 観:街 楽<待 楽:読

道の駅 やまだ

ファイル 3490-1.jpg山田町船越の45号沿いにある道の駅。

ここはむかーし一度来て寝た道の駅だったと思ってたけど、思い返してみればそれは宮古の「道の駅たろう」だった。。「やまだ」と「たろう」ってドカベンかよ。(「たろう」は震災後に場所を変えてオープンしたそうだから未訪だわ)

どちらにしても夜寝ただけだから点景にするつもりもなかったんだけど、寝るときには小雨降ってて予報も後はずっと雨だったので、起きたら雨かなと思いきや、雨は上がってたし、湿気も程よくやや涼しいくらいの心地良い朝だったので、少しウロウロ。
道脇に咲いたツツジなんか見つつ、目の前の国道を渡ってその先を眺めた。

山田湾の海は少し離れてて護岸も堤があったけど、もやーっと見えてた。

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目の前右に鯉のぼりを飾った建物があった。「鯨と海の科学館」だそうだ。興味そそられるけど勿論早朝からやってるわけもなく眺めるだけ。そういえば三陸は海岸の景勝地くらいしか寄ったことなかったかも。。今回も早朝で抜けちゃいそうで惜しく思った。

それはそうと、まわりは鳴く鳥の声でいっぱいの朝。その中でも分かりやすいケーンケーンという声の方を見ると、すぐ野原にキジを見つけた。なんか今年はあちこちでよく見るなぁ。

そしてきの上の鳥を探してみたらヤマバトかな。それとヒヨドリ。どちらもどこでもよく見かける普通の鳥たち。

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そしてどこでもよく耳にするウグイスの鳴き声。ウグイスって声はするけど藪や草叢にいるから見つからないんだよねー、、なんて思いつつ声の方を探ってみたら、枝の間の見やすい所にいるのを発見!おお、ナイス。こんなにじっくりゆっくり見れて写真に撮れたのは初めてかも。かわいい。

ってわけで、遠い海の眺めの景色だけの早朝の道の駅だけど、鶯とれたので点景採用。
ドン曇りの朝なからいい気分でモチベ上がって出発できた。

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タグ:楽:眺 景:海 観:飾 植:花 動:鳥 道の駅

海鮮まんぷく亭 かわ村

ファイル 3489-1.jpgおいらせ町染屋の45号沿いにある海鮮料理店。

もう夜は普通に見かけたラーメン屋かなんかでいいや、、とか思ってたけど、「平目漬け重」という看板を見かけたのでむしろ願ってもない発見で嬉しくなって寄ってみた。

今日は昼に鯵ヶ沢で「ひらめ漬け丼」とか満腹で見送ってて悔しかったのが、まさか此方でありつけるとは思わなかった。
っていうかどちらかというと「平目漬け丼」って、こっちの八戸の陸奥湊の人気の店の話題の方を前から知ってて興味持ってたので、今日鯵ヶ沢で見かけた時もあーこっちでもやってるんだと思った。で、ありながら、こっちの店は魚市場あたりなので夜はやってないだろうから完全に諦めてた。だのでうきうき。

車を停めてみると、意外と洒落た雰囲気で貧乏なおひとりさまは腰ひけそうな感じしたけど(写真であらためて見ると普通の平屋の家屋まんまで、現地での雰囲気の印象って凄いなと思えた)、思い切って入るとやっぱり洒落た店内だったけど、カウンタ―席もあって落ち着けた。

一応メニュー見てみたものの、もう決まってて揺るがず「平目漬け重」にした。

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おお、なんか丼ばかり頭にあって思い切り掻っ込めるのを想像してたんだけど、お重で出ると高級感あってゆっくり味わって食べようって気になるね。
そして見た目普通の白身魚の刺身の平目だけど、食べるとグッと貫禄ある魚。最近は天丼でウマいと驚いたりして天丼で食べたい魚の上位って印象だったけどやっぱ刺身だね。ヅケのたれもいい味で引き立ててたのかも。おいしかった。
あ、ちなみにここの茶碗蒸しは甘くないお出汁のおいしいものだった。

満足のいい夕食になった。手前で適当にラーメン屋とか寄っちゃわなくてよかったー。

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タグ:食:丼 餐:魚

天王つつじまつり

七戸町天王の天王神社界隈で催される花まつり。

今回のドライブはここまで何カ所もの花のスポットがことごとく時季違いでハズレでツツジのスポットまで花はイマイチだったものの、ここのツツジは丁度頃合いでキレイに咲いてて良かった。

ファイル 3488-1.jpgその天王神社は車からよく見えて何か充分だったので寄らなくてもいいかなーって思ったけど「七戸城東門」というのもあって、城跡なら歩こうかと車を停めてみた次第。

七戸城は北方の安藤に対する南部の防衛拠点で、三戸や八戸と同等の権力ある城だったけど康正2年(1456)の蠣崎の乱で城を落とされてカが落ちたと説明にあった。
でも戦国時代までは七戸南部の城で、九戸の乱で秀吉の滅ぼされて廃城だそうで、その後江戸時代は代官所だったようだ。とするとこの東門はどの時代の復元なんだ?とか思ったけど、まぁ深くは考えまい。

取り敢えず門をくぐると、中は門の周りだけでなく斜面などに広くツツジが咲き広がっていた。

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そこから二ノ丸や本丸に上ろうと思ってたけど、そっちにはツツジは全然なく、坂道を登った先の二の丸の口が閉じられてるようにも見えて、そそらなかったので進まずに「門だけでいいや」とツツジを眺めて満足した。

ファイル 3488-3.jpg最後に前の道から天王神社のツツジを眺めて、これで出発、、
 と、思ったけど、城跡に上らなかった分こっちの石段は登ってもいいかも。。なーんて気になって、結局素直につつじまつりを楽しむように歩いた。

参道の石段はまっすぐで急なものの、先見えてるし神社としては極端に高くは無く、なによりまわりのツツジが少し高く植えられてて、ツツジのアーチというかトンネルみたいな感じで見上げつつ楽しく一気に登れた。

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そして登りきって振り返ると町役場庁舎方向の町が見下ろせた。
右手の向かいの丘が七戸城跡。同じくらいの高さかな。まぁこの時季のぼるならこっちだよね。

少し眺めてまわって息整えてから天王神社にお参り。
本殿がわかれてなく中に祭壇があってお寺のお堂のような社殿だった。

そしてゆっくりくだりは横の舗装路を下った。上に駐車場は無いので管理用の道だろう。

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横に緩やかに流れて眺めもいいけど、他に石段との間につづら折りに下る未舗装の細道があったのでそっちに逸れてみた。
これはなかなか花の中のいい小道。真っ直ぐな石段よりも花の背は高く一層包まれた感覚で面白い。つつじまつりというからにはこういう道を通らないとね。夕方だからか人も多くは無くて自分のペースでゆっくり下れた。ナイス。

そして下りきると入口には何気にチューリップとかも並んでた。色が同化して一体感あった。
そういえば「まつり」と言いながら出店は屋台のアイス売りの二台だけで、もう終りな雰囲気で二人で話していた。
夕方で気温下がってアイス!という雰囲気ではないけど、神社の上り下りで少し汗ばんだので一つ買ってみた。「十色・六色アイス」という名前も気になってたけど10か6かとは聞かれずに盛り付けていった。

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ちょっと雑だけどいろんな色の派手なアイス。これは(秋田のババヘラみたいな)青森の御当地アイスなのかな。(ネットで見ると「チリンチリンアイス」とか「カランカランアイス」とか呼ばれてるらしいけど、普通に「十色アイス」と呼んだ方が個性あると思うけどなぁ)

味はさっぱりシャーベット。色による味の差はあるけどほぼ違和感ないくらいの薄めのさっぱりアイス。極端に違って目立つのは黒いコーヒー味かな。どれもおいしかった。


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タグ:植:花 景:季 観:城 観:門 観:宮 餐:冷

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青森市柳川にある記念資料館。

青森港に固定され静態保存された青函連絡船の船内を部分改装して造られた資料館。
「青函連絡船」は青森から函館までの津軽海峡を渡る船。駅から港に延びる線路の先に接続して列車を乗せて渡る鉄道連絡船で、明治の末から昭和の末まで就役してた北海道への大動脈。子供のころの自分は列車ごと載せて渡る船というのが輸送船めいてて空母のようなカッコよさで憧れたなぁ。てっきり電車に乗ったまま船に乗るもんだと勘違いしてたけど、乗客は駅で降りて乗船して渡ってまた駅で乗ってたそうだ。

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そんな鉄道時代の憧れの船の実物、煙突のJNRの国鉄マークが懐かしかった。
外装はさすがに少し錆びも見えるけど昭和で退役した船と考えれば全然ちゃんとしてて、このままリアルに出航してもよさそうな感じだったので、船に乗る感覚で入館できてワクワクした。入館は有料だけどJAF割り効いて410円。

中に入るとさっそくリンゴ売りのおばちゃんの等身大人形ジオラマがあって「津軽海峡文化コーナー」に進むと昭和30年代の青森駅前の市場のような露天商や店の人形ジオラマが続く「青函ワールド」が雑魚寝の客室に広がっていた。

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これ、人形ひとりひとりちゃんと名前と年齢ついてて解説も細かった。面白く見てまわったけど、なんかこう妙に暗くて、大変な時代を支え合った人々の風景って感じで、厳しさと辛さ故の元気さって感じだった。近くの子供が「こわーい」とまるでお化け屋敷のように親にしがみついてた。。

そんな昭和青森区間を抜けると、パネルの青函連絡船写真展示から連絡船の歴史の解説と船や鉄道の模型が並ぶ博物館になった。

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駅内風景の人形もちょこっとあって妙にスタイルいい寅さんぽい人もいた。

細かく造られた模型をじっくり見ながら進むと横の一角には客席があった。
これは運行当時からのグリーン席だそうだ。ちょっと腰かけて休憩。窓から港が見えた。

その先の寝台室は覗く形で飾られてて、ブランケットの巻飾り方(二枚貝とか)のこだわりが面白かった。
他にも「事務長室」「船長室」「サロン会議室」などが覗けた。たまにいる人形にドキッとした。

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桟橋駅の350/1模型を見つつ進んでブリッジに入った。
広く悠々な感じの操舵室。就航時はもっとごちゃごちゃしてたのかな。

そして次の順路は外に出て船橋上での展望。広く青森湾が眺められた。
右の山は下北半島?じゃなくてもっと全然手前の夏泊半島かな。
ぐるっと後ろにまわれば青森市街。アスパムやベイブリッジが見えた。

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ゆっくり眺めてたら青函フェリーが来てた。いつのまに。。思ったよりも速いね。

そして甲板に下りて鯉のぼりを見上げつつ船尾に歩くと、なんと煙突に入れた!こんなトコ入るの初めて。。中ってこんな感じなの?
そして煙突も登れてこっちからも展望。舟橋より少し高いけどそんなに変わらないね。
吊った鯉のぼりも身近に見下ろせた。

そして順路はエレベーターで一気に下層。車両甲板に下ると貨車や貨物が何両も静態保存されてた。
頭の先の奥には連結器。船尾は港に接続する線路が見えて沸いた。
特急の車両もあったけど、客車が乗る事もあったのかな。

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郵便車やディーゼル機関車など見てまわって、更に最下層に下ってエンジンルームまで見れた。すげー。
コントロール室や発電機も見た。ここら辺は今現役のカーフェリーとかとどのくらい違うんだろうかね。

と、一通り楽しく見てまわってロビーに戻った。
最後にトイレ行ってから出ようと思ってトイレの場所を聞いたら「鉄道模型ショー」の展示室の奥だとのことで、通過がてら鉄道模型を鑑賞。
広く長いサークルの線路が組まれてたので走らせてる新幹線も速度ついててカッコよく見えた。城のジオラマがあったので弘前城かな?と思ってみたら彦根城と書いてあった。なぜ?(弘前だと八戸から来た人は嫌がるからとかかな?)

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そして外に出た。あー船乗って海渡りたいなーという気分で悔しく思いつつもスポットとしては大満足のおもしろいトコだった。

車に戻りつつ、少し先に出て船を見た。
横には「津軽海峡冬景色」の歌碑があって曲がエンドレスで流れていた。
うーんこれだよね。このイメージ強いよね。いい歌なんだけど、なんかみんなつらそうで重いんだよね。
そしてその横に何故か戦時中に空襲で攻撃された時の説明があった。なんで館内に展示しないんだろう?とか思いつつ、じっくり読んで出発した。

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海の駅わんど

ファイル 3486-1.jpg鰺ヶ沢町本町にある漁協の観光直売所。

何度か寄った憶えあるけど点景にはしてなかった。
た-しーかーネタ帳に載せてた昔の話題で「鮟肝アイス」に興味があって来てみたものの、売ってなかったし、食事のタイミングじゃないし、軽いもので興味あるものが無かった、、とかじゃなかったかな。
でもその後、ネットで見掛けることがあって、あーなんだそういうのもあったのかーちゃんと見てまわればよかったーとか思うようなものがあった、、ような、、 という怪しいうろ覚えの興味で寄ってみた。
ら、建物二階の窓ガラスにあった「鰺ヶ沢相撲館」の文字見てコレダ!と思い出せた。

焦らずに駐車場でイカ食べ切ってから車を降りた。

で、まずは先に店内を見てまわった。
食堂ではヒラメのづけ丼が気になった。名物のようでキャラまであって、わりと安めでおいしそうだった。あーここで食事にすればよかったなぁ、、と思いつつ、物産店の方では総菜コーナーなど色々と興味あるものあって、ついつい筋子のおにぎりと茶碗蒸しだけ購入。このくらいなら入るかな。

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筋子はほぐれてて小粒のイクラのようでうまかったけど少なすぎて味わえなかった。普通のしょっぱこい筋子でいいのに。
茶碗蒸しは「青森の茶碗蒸しは甘い」と聞いてたので興味もって食べてみた。うん、確かに甘い。けど、思ったほど違和感なくて意外だった。あー玉子焼きで甘いのがあるのと同じような感じかな。すんなり味わえた。
そしてオマケのリンゴジュース。やっぱうまい。朝から青森県を走って来たけど、リンゴを飲んで「あー青森に来たんだ」と実感できた。

もう満腹。無理して平目づけ丼いかなくてよかった。。それはまた次回かな。
取り敢えず満足。と車に戻ろうとして「違う違う」あぶなく本来の目的忘れて出発するトコだった。二階の「鰺ヶ沢相撲館」がメインだった。

店の大きな方の入り口の脇に階段があって、なんと無料だけど若干地味なのと靴を脱いでから階段を上がるのが手間なのかあまり登っていく人は見掛けずすいてそうだった。
下足して登ると二階はなんとも立派な造りで気合入った資料館だった。いいねいいね。

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中は青森の力士というか舞の海がメインのパネルや品の展示で、中心の部屋に小さな土俵と大型モニターがあって舞の海の名取組み20戦の映像が写されていた。いいねいいね。
好きだったんだよね舞の海。技のデパート。映像見てても思わず声出ちゃうもん。
一周回って20戦全部見ちゃった。(当時一番応援してた力士との対戦は無かったのが残念)

そしてゆっくりと資料展示を見てまわって満足の資料館。無料なのに濃く楽しめてちゃんとしてて有難い所だった。イカ食べてる途中だからとスルーしないでよかった。茶碗蒸しとリンゴジュースで満足して出発しないでよかった。

記念スタンプを押して階段を下ると途中の幟の横の窓からCR-Zが見えた。寄った先で駐車場の自分の車を見かけると、車も一緒に楽しんでたような気になって嬉しい。

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けど、外に出てみたら、上から見えてたのは同色の同じ車で自分の車じゃなかった。。自分の車はもっと手前で建物に尻向けて停めてた。そういえばグラストップじゃなかったね。(広島ナンバーだった)

そして駐車場には少し前にTVで人気になってたらしい鯵ヶ沢の犬「わさお」のフォトスポットがあった。
僕はこの番組は見てなかったので全然知らないんだけど、映画にもなったくらいだから話題としては知ってたって程度。軽トラの窓が顔ハメになってて面白いなと思って写真撮っといた。

けど、帰ってから調べたら、その犬を飼ってた店「きくや商店」こそ昔寄ってイカ買って食べた「素敵なお姉さんが焼いてた店」その店だったらしい。ん?飼い主はおばちゃんだよな。素敵なお姉さんは娘さん?バイトさん?まぁいいか。ちょっと映画が見てみたくなった。ネット配信でレンタルできないかな。

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タグ:餐:飯 餐:卵 餐:飲 観:キ 観:館 観:具 楽:映 楽:競

めめちゃんの店

ファイル 3485-1.jpg鰺ヶ沢町赤石町大和田の県道(旧国道)沿いにあるイカ焼き専門店。

そういえば鰺ヶ沢を通るときにはこうして立ち並ぶイカ焼きの店でイカ買って食べながら走るのが好きで恒例になってたなぁーと思った。
最近ではバイパスも出来て通らないことも多くなっちゃったし、手前の深浦の道の駅で食べちゃったりしてたけど、今日は通過して来ててバイパスも回避してたので寄る気満々、最初の方で見掛けた店に寄ってみた。

で、寄ってみてふと思った。あれ?この店ってかなーリ昔の初めて来たときくらいに寄った素敵なお姉さんが焼いてた店かも?
あれはー25年くらい前だから、今焼いてる女の人がその人かも?とか思った。(けど帰ってから日誌や写真振り返ったら違ってた)

そして焼きたてのをひとパック購入。すぐに出発した。

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で、進みながら早速食べた。

んーーーやっぱうまい!
イカ焼きはやっぱ鰺ヶ沢が一番だなぁ。

ついつい止まらずに続けて食べちゃうんだけど、これって噛んでると顎の根が痛くなってきちゃうんだよね。。
間あけてゆっくり食べたいんだけど止まらないんだよね。。
とか思ってたけど、昔よりも柔らかくなってるのか今回は全然痛くならずにすんなり味わって食べられた。ナイスナイス。

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