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焼津ぶしうどん しょうた 焼津本店

ファイル 3805-1.jpg焼津市惣右衛門にあるうどん店。

150号の交差点で信号待ちで「焼津ぶしうどん」という看板を見かけて思わず曲がって来てみた。ら、店は工場敷地内にあって、「水産加工会社の直営かな」と思えた。
車で進むと倉庫の前の詰所を改修したような店の前には行列ができてた。。その奥が駐車場になってて工場側には停めないように書かれてて、満車っぽかったので諦めようかな、、と思ったら奥の方で停められたので並んでみた。

11時苺過ぎで5組10人ほどの待ちで、快晴で気温暑くなってたからやっぱやめようかなーと思ったけど、折角のだから、他に店探す方が手間だからと、「日傘用」と用意されてた傘をさして気長に待った。(並んでたので店の写真は撮れなかった。。)

ファイル 3805-2.jpg20分ほど待って店内に入り、食券買って席着いて、ひとつ無料の半熟ゆで玉子を食べて待った。
店内壁に大漁旗とサインはありがちな感じだけど、他にカツオを捌いて焼いて加工する工程の写真が並んでて、水産会社の直の本格的な味を期待できた。
たのんだのは「焼津なまり冷やしうどん」。とり天か肉か迷ったけどやっぱなまり節そぼろのカツオスペシャルで攻めてみた。
並び始めてから30分で料理出された。(ああ、昨日と同じくらいだw)

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うん、さすがにうまい。削りたてという新鮮な鰹節は勿論いい風味だしなまりのカツオらしさもよく、冷えた汁もいい味で堅く香ばしく、そして麺が意外なことにパスタのような平麺で面白かった。

高知が好きな自分としてはカツオといえば高知だけど、実は焼津の方が漁獲高は全然上で五倍以上で断トツ、たたきもうまいのかなぁ。。だけど鰹節の加工においては枕崎が断トツで焼津の倍だそうだ。あー枕崎は町からして鰹節の匂いだらけだったからねぇ。まぁ枕崎なんて滅多に行ける距離じゃないし、静岡でこういう美味しいものが食べれるなら全然嬉しい。「焼津鰹節」おいしく食べられてよかった。

けど、食事としては並んだ分のマイナスでトントンかな。

店を出ると、昼寸前でさすがにさっきよりも並ぶ列は長くなってた。わぁ、この時間に来てたら諦めてたかも。
並んでる人がいるとやっぱり写真は撮りづらく、さりげなくと思ったけど睨まれたので店の写真はあきらめてすごすご車に戻った。

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タグ:餐:麺 餐:魚 餐:卵 楽<待

能満寺山公園

ファイル 3804-1.jpg吉田町片岡にある山の城跡公園。

「小山城」という案内で来てみたし、駐車場にも「小山城」とはあったけど、公園名は「能満寺山公園」で、寺の裏にある山の公園という事らしいのでそちらを表題にしたけど目的はその小山城。
たまたまだけど来てみたら山の上に模擬天守が見えて気分上がって、このくらいの山ならと登ってみる気にもなった。

で、まず案内に沿って進むと、どうやら門をくぐってしっかり寺に進まなきゃならない形だった。寺も公園の内なのか、寺が管理してる公園なのか、なんかやだなぁ、、と思いつつ門をくぐって進むと、寺の本堂は別の小さな門と塀に囲まれてたので通り過ぎても気にならないような感じだった。
けど、
ふと脇にあった「小山城」の解説を見ると、その隣には「国指定天然記念物 能満寺のソテツ」とあった!え?なに?どれ?と思ったらそれが小さな門の中の本堂の前だった。

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それまではササっと通り抜けるつもりだった寺だけど国天然記念物といわれりゃ足が止まるよね。門からちょっと覗くだけのつもりが結局全体が見たいとどんどん中にお邪魔してたっぷり眺めてしまった。

日本三大ソテツのひとつだそうで、高さ6m、東西に8m、南北に11m広がった雄株だそうだ。平安時代に安倍晴明が植えたそうな。へええ。
後に徳川家康が気に入って駿府に移植したけど、「帰りたい」と夜な夜な泣くので戻されたという伝説もあるとか。へええ。

なんかこれで満足しちゃって城に登るの忘れそうになったw
そして進むと急な階段。いやぁもうソテツだけでいいよね。いいよね。と言いながら結局登っちゃった。

ちょこっと上ると石段は立入禁止。ちょっと怖いくらいの急階段なので横の女坂が登るルートになっててよかった。

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女坂ルートは掃除してる人とすれ違った。登り切った上の虚空蔵尊の前でも若い人が掃除をしてた。行き届いた公園と好感持てた。いやどこも月曜はこういうもんなのかな。でも祝日だよなぁ。ごくろうさまです。

そして虚空蔵尊の先に進むと模擬天守が見えた。ちらっと見つつ、本丸の方から上がる順路。
本丸の広場も一目見渡してから堀を渡って二の曲輪に出て、本丸からの虎口に架かった橋の前に三日月堀を眺めた。変な堀だなぁーと思ったけど、それこそ武田の城の特徴で模擬天守以上の城としての見所。まぁ僕はシロートだからサーっと見て模擬天守の展望台に進んじゃったけどね。

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犬山城型模擬天守の展望台小山城は朝日を背に堂々とかっこよく見えた。中は展望台と資料館で入館料200円だった。
ケチる額ではないけど、ここに来るまでどこにも料金の事が書かれてなかったので少し面白くなかった。

中に入ると城の帽子の吉田町ご当地キャラ「よし吉」がなんかいいデザインで和みつつ、150/1のおおきな模型があって好印象。
建物は何もないけど心臓のような形に堀と土塁の城の姿。昔は麓は川に囲まれていながらも能満寺はちゃんとそこにあったんだね。土塁と濠で囲まれてるけどw あ、ソテツもあるw
あとは鎧と武具のあっさりした展示でササっと見て階段を上がった。

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んん、いい眺め。まず北側は山方向、足元の城内は三日月堀も三日月に見えた。
東方向と西方向は城内の森の木で眺めはなかったけど、南側は吉田町の市街から少し遠い海まで広く見えた。正面やや右の日蔭になった建物が町役場らしい。海はカメラのズームではきらめいて見えた。
他に誰も上がってこなかったのでゆっくり二周して眺めてくつろいだ。

展望台を下りて今度は西側の森の方へ進んだ。こっちから見上げる展望台もカッコイイ。所謂量産型の観光天守楼だけど、素直にカッコイイと思えるのは年とったからかね。十二現存天守全部行って、結局城としては天守じゃなくて構えと造りだーとか思いつつ、そんなに詳しくもないくせにマニアックにこだわってもしょうがないじゃんとか思えてきた。

さてさて、天守天守言いつつこっちに来たのは森の中の三重堀。
これはそれぞれ三日月型の湾曲で並んでて武田の城のエッセンス満タンの貴重な遺構だそうだ。ちょっと木々繁っちゃってよく見えなかったけどね。(やっぱ城は冬に来るべきだよね)真ん中の堀は水溜りになってるのが見えた。
案内には「落城後身を投げた武田方婦女子の化身した赤い唇の蛭が住むようになった」という伝説があるそうだ。

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三重堀の森を抜けると吉田町郷土資料館があった。もうここは城外らしい。小さな城だなぁ。
郷土資料館に入ってみたら、古民家の部分再現やレトロ玩具の展示などあったけど、ただ並べてあるだけって感じで(昨日寄った資料館がよかっただけに)なんかちょっと残念な感じ。すぐに出ちゃった。

あとはまた城内に戻って馬出しの方から三重堀を覗いたりしつつ、三日月堀をまわって虎口の橋渡って本曲輪を歩いて女坂に戻って下った。

ファイル 3804-7.jpg下って来たら駐車場前の売店が開いてたのでちょっと覗いて、ご当地サイダーとかあったので購入、店内に腰かけるトコがあったので飲みながら休憩して店の人と話してたら、後から来た地元の人っぽいお客さんも加わって城の話しや地域の話を色々と聞けた。詳しいなぁと思ったら隣りの牧之原市の観光協会の人だった。

この小山城は最初は今川の砦で、武田が攻め取って修築して城にし、徳川と最前線として激しい戦いが繰り返された場所。「上の模型ではここら辺川になっちゃってましたけど」というと、「その頃はこっちの方が大井川の本流になってた」んだそうだ。ああ、そういうことか。昔は水害の多い地区だったそうでそういう話も聞けた。15分くらいゆっくりしちゃった。

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タグ:観:城 観:楼 観:園 観:寺 観:館 観:模 観:キ 観:然 観:伝 楽:登 楽:眺 楽:話 植:樹 餐:飲

相良サンビーチ

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牧之原市相良の太平洋に面した砂浜の海岸。

昨夜泊まった宿が、防風林と国道を挟んだ海の前の二階の部屋なので、これは朝起きたら目の前海かなーとちょこっと期待してたけど、Wi-Fi不良でやむなく山側の部屋に移動。安い以外いいトコひとつもない宿で起きて、出発しても宿のニオイが鼻に残って気分悪かったので、海くらい見ようと海辺に出てみた。

防潮堤で道からは海は見えず、路駐で階段上って堤の上から眺めてみた。丁度目の前が朝日昇った東方向で、輝く海が青くのびていた。
右に見えるのが御前崎の灯台かなーと思ってカメラをズームさせてみた。尖がって見えたのは手前の御前崎港のキリンのクレーンで、灯台は分からなかった。(帰ってから見たらもーっと右に写ってた。上の写真の真ん中あたり)

けどそういえば浜で遊んでる親子とかいるし、手前左には停まってる車があったので、どっかに入り口でもあるのかなと移動してみたら、少し先にゲートが開かれて広い浜の駐車場に出れるトコがあった。

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ってわけで浜辺で休憩。
久々に車体に海を映して写真撮ってみた。CR-Xに乗ってた頃はよくこういう写真撮ってたよなぁ。。と思いつつ、最近はよくこの車も撮るようになったよなぁと思った。

波打ち際まで歩こうという気はなく、ここでのんびり海と空を眺めた。

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しばらく汐風浴びてニオイも飛んだ気がして満足して出発した。

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タグ:楽:眺 景:海 景:浜

宝明楼

ファイル 3802-1.jpg牧之原市相良の150号沿いにあるラーメン店。

店はなさそうで夜はコンビニかなぁ、、と思ってたトコで見かけた店。そうそうこういう入りやすそうな店がいいのよ。
と思ったけど、やっぱり日曜の夜なんかは家族連れと飲み客でちょっとタジタジ。カウンター席あったからよかった。

たのんだのはラーメンと半焼き飯。
出てきてみたら、なんか思ってた以上にちゃんとしたおいしそうなラーメンだった。

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嬉しくなるような普通の醤油ラーメンだけど、味良くしっかりおいしかった。意外だったのが細麺ストレートで、普通の醤油だと面白くなさそうに思えたけど、いい感じで啜れて悪くなかった。
焼き飯もおいしいチャーハン。完璧。

ホント近所にこういう店ほしいよ。

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タグ:餐:ら 餐:飯

長篠城址

ファイル 3801-1.jpg設楽町清崎中田にある城跡公園。

長篠と言えば武田家滅亡の一端となった「長篠の戦い」が超有名で、そこまではさすがに歴史に浅い自分でも当然知ってて、151号などで通過して「長篠」の地名を見るとああとは思ったけど、戦は野戦で城の攻防ではないからか、ここに寄ってみようと思った事はなく、毎回通過してた。

で、今日は手前で見かけた看板が赤と青の派手な文字色と磔にされた裸の男の絵とで秘宝館ぽくて気になって寄ってみた。

なんか思いのほか地味ーなとこで店もなく、駐車場は広いけど舗装が古くてあまり観光地として大事にされてはなさそうな感じだった。
駐車場から歩くとすぐに白壁の櫓風の建物で「長篠城址史跡保存館」というのがあった。有料だけど220円なので躊躇なく入った。

館内はモロ昭和な感じの資料館で大きなガラスケースで資料展示。
すぐ前にあった門は城の現存物かと思いきや「亀姫屋敷門」長篠の合戦の後に新城に城を移した奥平信昌に嫁いだ家康の長女亀姫の屋敷の門だそうだ。。城じゃないんかい。

そして「長篠の戦い」の戦いの資料展示になるけど、一番のメインは看板にもあったはりつけの男「鳥居強右衛門」名はすねえもんと読む。絵巻の物語のように命をかけた伝言と磔処刑の説明があって、長篠城を救った英雄として旗にもなって代々語り継がれたそうな。
いやぁ英雄にしてはこの図柄は、、っていうのが正直なところで、落ち武者頭はともかく物凄い腋毛と褌からはみ出す陰毛の凄さがインパクト強。去年のNHK大河でもしっかりこの英雄譚をやってて大好評だったそうだけど、陰毛までは再現してなかったようだ。

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さて、合戦の話もちゃんと解説されてて推移はよく分かったし、鉄砲や甲冑の展示もあったけど、鳥居強右衛門のインパクトの方が上でサラッと流して見て出た。

さて、保存館を出た後は城歩き。長篠の合戦後に廃城になった城なので造り以外の遺構はなく、軽く本丸跡を歩くだけ。
この保存館の前は本丸前の帯曲輪跡だそうで、保存館があった所も堀があってその前の砂利の広場に土塁があって、往時はぐるっと回って本丸に進んだところを真っすぐ行けるように整備しちゃったらしい。

駐車場前から湾曲してた立派な堀も、本丸前の土橋跡からは埋められて公園のような溝になっていた。

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本丸は広ーい広場で平らで草は刈られれてて歩きやすかった。
大きな「長篠城本丸跡」の標柱のあるこんもりしたトコが櫓跡のようだ。どんな櫓があったのだろうか。

奥の端は柵の先に線路があって、「武田軍五砦」と「鳶ヶ巣の戦い」が解説されてたけど、文字がかすれて読みづらかった。
鳶ヶ巣山には白い幟が立っていた。砦を構えてたトコかな。
野戦の三段構え(実際には無かったらしいけど)よりもこの5つの砦を鉄砲隊を主として奇襲して武田の武将を撃ち取ったことこそ鉄砲の大戦果だったようだ。

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この線路は一段低くなってその先の先が「野牛曲輪跡」となっていた。往時はこの線路の所に土塁があって鳶ヶ巣方向を見る櫓台があったそうだ。実質天守?

そして北側に残る土塁には赤い鳥居が並んでたのでちょっとくぐって土塁を登ってみた。
ら、土塁の上まで並んだ鳥居の先には神社も祠さえなく、「城藪稲荷様移転のお知らせ」という案内があった。鳥居だけ残すのはどうかと思うけど、鳥居がなかったら土塁に上る道もなくなりそうだから良かったのかな。

保存館の前に戻って館前のパネルを読むと、この解説が一番簡潔でわかりやすかった。

そしてスタンプ台もあった。鳥居強右衛門のスタンプを押してみたら、腋毛と陰毛がなかった!こんなのすねえもんじゃないやい。

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最後に駐車場の前に「さかさ桑」というのがあった。
なんかもう伸び放題伸びた髪の毛のように前の道に蔦葉が流れ出していたけど、よく見ると確かに桑の葉で驚いた。こんな枝垂れてる桑は初めて見た。なんでも落ちのびた武田勝頼が突き立てた杖から出た桑だそうだ。いや、それはこじつけじゃないか。元は退路の豊川(寒狭川)沿いの集落にあったもので、近年枯れたのを惜しんで土地の人が新しいものをこちらに植えたとあった。え、なんで?すね衛門への?

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タグ:観:城 観:館 観:伝 観:門 観:具 観:宮 楽:証 植:草

道の駅 したら

ファイル 3800-1.jpg設楽町清崎中田の257号沿いにある道の駅。

ここも初めて寄る道の駅。この257号沿線は少し手前にも道の駅あったけどどこも全然寄ってなかった。。何度も通ってる道だと思ってたけど、この区間は通ってなかったのかな。。(日誌を振り返ると、2003/04/19、2001/10/07、1993/2/21というあまり寄道しなかったCR-Xの頃に通ってた)

さて、この道の駅はなんか新しく、入口の看板ロゴからカッコよく駐車場の舗装もキレイだった。けど混んでて、停められないかも―と思ったけど、タイミングよく出る車がいていい位置で停められた。
なんかチョイ食いできたらいいなーと店に歩いた。

けど、店に行くまでもなく手前の駐車場前にレトロな電車車両が静態保存されているのに気づいてそっちを見た。
「電車のりば」とあって、駅のホームのようになってて、間近で見れると思いきや車両内にも入れるようになってて沸いた。いいねいいね。

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床は簀の子が置かれてたけどその下に従来の黒い木の床が見えた。上がるとまず運転席もよく覗けた。
車内は片側がガラスケースとパネルの資料館になっていて、片面は昔のままの形と思われる座席になっててくつろげた。

これは豊橋鉄道田口線で使われていた「モハ14」大正14年(1925)製造でなんと来年で100歳。昭和43年(1968)に田口線は廃線になってこの車両も廃車。廃車になってからの方が長いのね。ずっと郷土資料館で保存展示されていたそうだ。

道の駅は人多く賑やかだったけどここは静かで雰囲気良く、切符棚などのレトロな資料展示も面白く、少し寛いで休憩した。

もうこれでこの道の駅は満足だったけど、まぁ一応店の方も見ておこうと移動。なんかいろいろあったけど、サーッと見て奥に抜けると、隣接して「設楽町奥三河郷土館」というのがあった。
二階の展示室が有料のようで一階の展示は無料で見れた。明治期の農民家というのが、実際の廃屋の資材を使って部分再現されていて、完全な形ではないけど雰囲気を見れ、説明の模型なども楽しめた。

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建物は新しく、窓も大きかったので、階段で二階に上がってみたら眺めよかった。前の川がよく見えて、少し先の簗なんかも見えた。

さて、有料の郷土館は¥300、ケチる額じゃないけど、初めて寄ったくらいの馴染みのない地区だから見てもピンとこないだろう、、と、思ったけど、別に急いでないし、むしろ今日は後は静岡で予約した宿に向かうだけだからゆーっくりでいいし、手前の道の駅では焼きそば食べるだけで一時間もかけてたくらいだしw、、ってわけで、折角だからと入ってみた。

したら(ダジャレじゃなくて)中は今風なカッコいい展示で、え、こんなトコでどうしたの?という県立並みのデザインされた資料館になってて驚いた。
入ってすぐの、山の野生動物や鳥の剝製や昆虫の標本なんかは、ゴチャッと並んでたら昭和のまんまのヤレヤレなハコ物に思えそうなものだけど、しっかり区分けされてパネルやVTRなどで分かりやすく、丁寧で凝った展示。鉱物の展示などはもう石がずらっと区分けされて並んでて、ただ眺めるだけでも圧巻だったし、土器などもガラスケースで宝のような展示で楽しく見れた。

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そして民族風土の展示でスポット的なジオラマ模型がいくつもあって、見てると新しいものと古い作りの物がうまく混ざってた。
最新の模型は細かいし、動きやドラマも感じやすい表現豊かな造りだから、ジオラマ好きとしては模型の古さでガッカリしがちな資料館見学だけど、ここは新しくリニューアルする以前の郷土館に展示してたものを基本にしてうまく混ぜて展示してるんだと思え、感心しつつゆっくりじっくり見てまわれた。

ファイル 3800-5.jpgってわけで、大満足。まるで馴染みない地方の郷土館をこんな楽しく見れるとは思てもみなかった。300円ケチらなくてよかった。っていうか、たまには地元の資料館とかも行ってみようよwとか思った。

郷土館を出ると廊下側の大きな窓からも川がまた見れた。アユ釣りしてる人が見えた。

そしてこれでチョイ食いしても蛇足でしかないし、色々あったけどそこまでインパクトあるものも目にとまらなかったので何も食べずに車に戻った。
飲み食いしないでここまで満足の道の駅ネタも珍しいかもしれない。寄ってよかった。

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タグ:楽:乗 観:鉄 観:具 観:館 観:模 景:川 道の駅

道の駅 上矢作ラ·フォーレ福寿の里

ファイル 3799-1.jpg恵那市上矢作町の257号沿いにある道の駅。

初めての立ち寄り。見た目的には洋館のようなかわいい感じだけど、山中の川沿いの小さめな道の駅で、他でもあったような紀伊あたりで見たような感じの道の駅だった。
ちょうど昼だから混んでるかなー、でもなんか食べられたらいいなーと店の奥に進んだ。

ファイル 3799-2.jpgしたら食堂はどうやら席もあいててメニューも壁いっぱいに並んでいい感じ、「どて煮丼」とか気になったけど、朝ちゃんと食べたからそんなに空腹でもなく軽いものにしようと焼きそばにした。明智町の土田金商店さんのそば使用だそうだ。

食券買って席に着いてゆっくり待った。

ゆっくり待った。

ゆっくり待った。

あれ?

自分の番号ってまだ随分先だなぁ、、と、ふと気づくと周りの客も食べてる人は殆どなく待っていた。
呼ばれた番号の人もなかなか取りに来ず、どうしたのかと思えば、外のテラス席で、そっちまで声が届いてないようだ。っていうか、店内だけじゃなくてそんなに待ってる客いるの?
まぁ別に急いでるわけでもないからと気長に待ってたけど、中にはキャンセルすると言い出す客もいた。いや、むしろ辛抱強い客の方が多くて不思議に思えた。

で、食券買ってから45分でやっと番号呼ばれた。

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っていうか量すくなっ。数分でぺろりと食べ終えちゃった。
まぁおいしい焼きそばではあるけど、45分待ってまで食べたい料理ではなく、この時間かけるなら手前の岩村城跡でも歩けばよかったと思った。

で、全然腹ふくれずむしろ足りなくて空腹に思えてきちゃったくらいで、店内見てまわって大きな団子とお茶買ってテラスに出てみた。
ら、テラス席の客は100%待ちでやっぱり食べてる客がいなくて吹き出しそうになっちゃった。。

そのテラス席の手前のベンチで、川を見ながら団子を食べた。団子ならすぐ食べられますよーと見せつけるのも性格悪すぎなのでテラス席には背を向けて食べたw

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岐阜というと団子がうまいという勝手な印象をもってたけど、そこまでうまい団子でもなく、でも量が多くて腹の足しになったので満足。

いやー長居した。

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タグ:餐:焼 餐:菓 楽<待 景:川 道の駅

信玄堂 手賀野店

ファイル 3798-1.jpg中津川市手賀野にある和菓子店。

もう秋の岐阜県と言ったら中津川の栗きんとん!大好物になってしまった。っていうかここんとこの岐阜の点景はほとんど栗きんとんになってしまっている。。
今回はやっと涼しくはなって来たもののつい先日まで猛暑だったためまだ夏のつもりだったけど、暦では9月も中旬で一応秋、っていうか、中津川の栗きんとんは9月1日からの販売開始だそうだ!
ってわけで、今日も岐阜はやっぱり中津川の栗きんとん。今回はこの信玄堂に来てみた。

去年寄った川上屋の国道店の前の道を少し入ったトコで、店の案内は見えていて気になっていたのだ。

店は小さく新しそうで洒落てて気軽に寄れそうないい感じ。
店に入るといろんな商品が並んでてどれも気になって困った。取り敢えず栗きんとんはバラで二日分。それとー「しぶ栗」という栗丸ごと入ったふわっとしたやつを購入。
そしてーソフトクリームもあったので買って店の前のベンチで食べた。

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食べたのは「極みソフト」という栗ソフト。うん、普通においしい。
でもやっぱ栗きんとんの方が楽しみなので、まぁオマケみたいな感じ。っていうかやっぱ季節限定の「栗粉ソフト」にするべきだったかな。いや、ソフトはソフトで取り敢えずなのでこれでいい。

ふと見ると、入口のオブジェのように置かれたいが栗がやたらデカくて驚いた。写真撮りまくってたら他の人も覗いて「わぁ大きい」と驚いてた。地元の人が驚くくらいだからやっぱり大きいんだ。

そして車に戻って、一つ食べてニヤケながら今夜の宿を検索して出発した。

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一つ食べたらあとはしばらく楽しみに取っといてゆーっくり食べた。
なので「しぶ栗」も食べてみたのは午後遅め。栗丸ごとでおいしいけどでもやっぱ栗きんとんにはかなわないなぁ、、と思った。

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タグ:餐:菓 餐:冷 植:実

田村食堂

ファイル 3797-1.jpg伊那市伊那西町下春日町の県道沿いにある食堂。

前に一度来たことがあって、町の中心からは少々歩いた先にあった店。
今回止まった宿がこの店の真正面のホテルで、ああ、ここから賑やかな方に歩くのはヤだなぁ、、と思い、他に店もないのでまぁいいかと入ってみた。

せっかくの伊那での宿泊で、兼ねてから飲み歩いてみたいと思ってた町だけに、一度入った店というのも勿体ないような気もした。

ファイル 3797-2.jpgけど、カウンター席について見たメニューには「馬肉煮込」や「おたぐり」といった食べてみたかった伊那のおつまみメニューがちゃんとあって歓喜。
いやでもどっちがいいだろうと違いを店の人に聞いたら、どちらも馬だけど肉の醤油煮込とホルモンの味噌煮込で全然違うものという事なので、両方たのんで「氷結無糖レモンサワー」で軽く飲んだ。

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おお、なるほど、これはなるほど見た目近くてもまるで違う二品。それぞれいい味でおいしかった。
どちらも日本酒向きなつまみだと思え、二杯目は「井の頭」という銘柄の地元の酒、、とも思ったけど、今夜はまだこれから作業したいから軽く飲むくらいのつもりなので同じサワーでおかわり。

で、二杯の二品で程よく満足。好みでいえばホルモンの「おたぐり」の方がおいしかったかな。

さて、あとは食事して締めよう。
ホントは前回この店来た時に伊那名物の「ローメン」を食べたので、次来ることがあったら店の名物の「ソースかつ丼」を食べようと思ってたんだけどねぇ、昼にカツ丼食べちゃったしねぇ、、そこまで腹も減ってないしねぇ、、ってことで、今回も「ローメン」。まぁ伊那に来たなら食べたい麵でもあるからいいかな。

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たしか直近で食べたローメンは萬里彩園だったかな。(高遠城で焼そばの方が後だった)そこのが甘口でサラッとしてたからか、ここのはそれよりはしっかりした味に思えておいしかった。惜しむらくは豚肉なところ。やーっぱくさいくらいのマトンが恋しい。いや、飲んだ時はこのくらいでいいかな。

考えてみれば駅の近くの飲み屋街みたいなトコが宿から近くても、何軒も飲み歩くわけではなくて、多分一軒で料理と酒に満足したらそれだけで満足してたんだろうから、むしろ店を迷う必要もなく宿まん前の店でおいしく食事できたのでナイスだった。
それに、少しは早めの時間に来れたのでスンナリ店も入れたけど、後から後から客は来てて帰る時には外で待ってる客が沢山いたりしてナイスと思えた。
伊那の宵はいい夜だった。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:飲 餐:煮 餐:肉 餐:麺 楽:宴

道の駅 ほっとぱ~く浅科

ファイル 3796-1.jpg佐久市甲の142号(254号重複)沿いにある道の駅。

ここは割と古くからある道の駅で、CR-Xに乗ってた頃から何度も寄ってた所で夜も寝たりしてた。けど、ここ最近は通過ばかりで、そういえば点景にもしてなかったっけ?点景は今回が初。(と、思いきや、初期に食事した店の名前の方で一回上げてた)んーまぁそういえばいつもトイレか寝るだけだったかぁ。脇腹痛くて唸りながらねたこともあったっけなぁ。。

今回もトイレ。おなかは全然空いてなかったし、そもそも食堂はもう終わってて、ソフトクリームもそっちでの販売のようで終わってた。

でかい熊の毛皮を見つつ、外の浅間山を眺めたりしてしばし休憩。でも人が多くて落ち着かなかった。

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また今回も点景にならないねー、とか思いつつ店内を見まわしてたら
、レジ横の「小ブナの甘露煮」のパックが「毎年大好評!秋の郷土食!」とあって気になった。
店の人に「名物なんですか」とか聞いてみたら。
「ご高齢の名物おばあちゃんの手作りなんですよ」だそうだ。これはいつまでも食べれるものではなさそうだなと思って一つ買ってみた。

出発して食べてみると、おおこれはうまいとパクパク進んだ。
けど割と早く飽きて手が止まった。一度止まるとパタリだった。正月の酒のつまみにはいいんだけどねぇ。ドライブで食べるにはちょこっとでよかった。

リンゴジュースは一気に飲めた。裏見たら松本のリンゴだった。佐久じゃないのか。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

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