記事一覧

北のカナリアパーク

ファイル 3713-1.jpg

礼文町香深村フンベネフにある映画ロケ地跡スポット。
とりあえず通るだけでもってくらいの気分で来てみたら、きれいな駐車場があり、なにやら小さな古い学校のような建物があったので傘さして歩いた。

周りは広くほぼ平らに近い丘の上で一面の野原で端に灯台が立っていた。案内の晴れた青空の写真が小憎らしいけど、天気いいと海の先に利尻島がキレイに見える絶好のスポットのようだ。あーくやしいw

学校は「麗端小学校岬分校」とあった。寄ってみたらなんと中にも入れた。っていうか、そのまま映画ロケの資料館になってた。っていうか、無料だった。っていうかこの小学校、凄くリアルで雰囲気あるけど映画のために造られたんだそうだ。へええ、いいねぇ、と中に入ると、主演の吉永小百合と子供たちのパネルがお出迎え。

ファイル 3713-2.jpg

そして海保の巡視船の模型があり、見てみたら映画のシーンのジオラマだった。こってるねぇ、いいねぇいいねぇ。映画は見てないけど雰囲気を感じながらじっくり眺めた。

そして校舎の奥に進んだ。図書室、レクリエーション室と並んでて、そのレクリエーション室に「←順路」とあって、入るとパネルが並んだ映画ロケの資料室になってた。

ぶっちゃけ吉永小百合の主演映画は何作か見たけどちょっと世代じゃなくて無理があると感じちゃって素直に見れなかったのでしばらく見ていないんだけど、この礼文、利尻、稚内が舞台になった『北のカナリアたち』は見てみたいなぁと思った。宮﨑あおい出てるし。(ネトフリで見れないかなぁ、、と探したけど無かった)

そして奥の教室は教室になってて机が並んでた。

ファイル 3713-3.jpg

ゆっくり見てまわって教室を出て廊下を戻った。玄関の反対側の廊下の先の職員室は別の映画『いのちの停車場』のコーナーになってて、中に入ると停留所になってて、ベンチに座って向かいのスクリーンでPR動画を見れるようになってた。
こちらも吉永小百合の主演映画。(でも礼文も北海道も舞台ではないらしい)

外に出たら雨が少し強くなってた。。あーあ。
雨宿りと作戦タイムを兼ねて駐車場の横にある大きなガラス窓のカフェに入ってみた。
あーここら辺、カメラの調子悪くて店の写真写せてないや。。

ファイル 3713-4.jpg寒いのでホットの限定オリジナルブレンド。
あーコーヒーも飲み終わりしか写せてないや。もうこれは予備機と交代かな。。とか思ったら動き出した。

さて、後はどこへ行こうかと礼文のサイト見てみたけど、どこも天気いい写真ばかりなので、逆にこりゃ見ない方が身のためだと思って閉じた。まぁいい行けるだけ行ってみようと結局いつも通りの無計画で行くことにした。
取り敢えず礼文の一発目の寄り道は満足で幸先いい気がした。

この日の日誌

タグ:観:館 観:ロ 観:模 楽:映 楽:懐 餐:飲

食堂丸善

ファイル 3712-1.jpg利尻富士町鴛泊港町のフェリーターミナルにある食堂。

「スープカレー」と大きな幟が出てたので、いやそれはいらんと避けてたんだけど、メニュー見たら色々あったので入ってみた。

入った時はまだ全然すいてて窓際の席についてゆっくりメニュー見て悩んだ。
ここに来る前は港の前の食堂でメニューにはでかでかとある「ウニ丼」が解禁前でやっぱりやっておらず、水を出してもらいながらやっぱりヤメますと出てきてしまっただけに、何かしら利尻っぽいメニューじゃないとなぁ、、と思って見たメニューでは「とろろ昆布そば」と「タコ天そば」が一応利尻っぽいかと目をつけつつ、どっちにするかヒジョーに迷った。

ファイル 3712-2.jpg

で、店の人に「これ、両方トッピングで乗せたそばにできませんか」などど我侭をダメもとで聞いてみたら「できますよ」ってことでそれをたのんだ。

ってわけで「とろろ昆布そば+タコ天」

ファイル 3712-3.jpg

たこ天おいしかった。けどよく考えたら昨夜も唐揚げだけどタコたべてたね。利尻の特産とはいえとくべつ他に比べてうまいというわけでもなく普通にうまいくらいなので無理言って乗せなくてもよかったのかなぁ、、なんて冷静になって思った。

トロロ昆布はふわふわでおいしかった。けどまぁ、そんなにとくべつうまいってほどでもなく、まぁ一応利尻だしってことでOK。
っていうか、いくらドライブ目的とはいえ、ちょっとくらいは調べて渡らなきゃダメだね。

食べ終わる頃には昼で混んで一気に満席になってた。


この日の日誌

タグ:餐:麺 餐:揚 餐:菜

まっちゃんの店

ファイル 3711-1.jpg利尻富士町鬼脇沼浦のオタトマリ沼の前の「利尻富士町レストハウス」にある売店。

店は隅と隅に二店あってどちらも同じように網焼きでホタテとかがメインだった。何か食べられればどちらでもよかったんだけど、パッと見で「生ウニ」「焼ウニ」のメニューがあったこちらにした。

で、「ウニ」をたのんだら、、「利尻ではまだ解禁前だからウニはないよ」だとか。えーーーーーーーー。まじか。ここで初めて知ったショックな事実。
ムラサキウニが6/1~、バフンウニが6/15~だそうだ。うえーーー四日早かった。
それはフェリー乗り場で掲示してよー、いや知ってたら来なかったかも。まーじかー。ちょこっとだけど稚内で食べててよかった、、と思った。

打ちひしがれつつ、気を取り直してじゃあホタテ食べるかと「ホタテバター焼」をたのんだ。

ファイル 3711-2.jpg

うんまぁそりゃおいしいですわ。青森で食べようかと思ってたホタテだけど、ここまで引っ張った甲斐はあったかな。(でもやっぱウニ食べたかったなぁ)

さてさて、ここは店だけじゃなく、一角はパネルでオタトマリ沼を紹介する資料コーナーになってた。

ファイル 3711-3.jpg

写真も多く見やすいパネルで、沼と湿地の成り立ちをじっくり読めた。チョイ食い目的でこういうのがあるとは思ってなかったけど来てよかった。

さて、この「利尻富士町レストハウス」以外にもこれより大きい立派な土産店「利尻亀一」が目の前にあるので、一応そっちも覗いてみた。

ら、こっちは奥が軽い食事コーナーになってた。メインはウニ丼のようだけど、券売機を見るとやっぱりウニ丼やウニ寿司のメニューは全部×になってた。。

ファイル 3711-4.jpg

昨日は団体さんいたから避けて入らなかったけど、今日はお客ちらほらなのでゆっくり見れた。昆布フリカケとトロロ昆布を自分用の土産に買った。

この日の日誌

タグ:餐:貝 食:焼 楽<残 楽:買

ミルピス商店

ファイル 3710-1.jpg

利尻町沓形新湊の道道沿いにある飲料販売店。

ミルピスとは利尻名物のオリジナル自家製乳酸飲料だそうで、まぁなんとなくカルピスとミルクが混ざったような感じ(ヤクルトミルミルのミルかもしれないけど)なんだろうなと想像ついちゃったけど、この利尻にしかないものだというのは興味深いし、朝からやってるならありがたい。

けど来てみたら、なんというか雑な感じで、すたれた感じで、やってるのかなぁ、、と不安な感じ。とりあえず入り込んでみたけど、駐車場というスペースはなく、店前に停めてみた。

そして入り口には「営業中」と手書きの貼紙があり、他にも「箱の中に代金お入れてお飲み下さい」という案内もあった。つまり、人いなくても入って飲んでいいよ、という事らしい。ので入ってみた。

ファイル 3710-2.jpg店の中は写真や切抜きや手書きの案内が壁一面に色あせつつ貼られてて面白かった。上にはメニューも並んでて「ミルピス」だけじゃなくいろんなジュースがあって興味そそった「のぐみ」とか「こくわ」とか「ギョウジャニンニク」「利尻昆布」なんていうのもあった。

見回してたら店のおばちゃんが出てきた。

で、「ミルピス」飲んでみた。

ファイル 3710-3.jpg

思ったよりもサラッとしててクセはなくおいしかった。わるくいえばインパクトも薄かった。ふーんなるほど。

さてさて、他のも何か飲んでみようかと迷いつつ選んでたら、「ここのは全部ここら辺で摘んできたものなの」と、孫と一緒に摘みに行った時の写真を見せてくれた。
じゃあもう一つなんか気になるジュースを飲んでみようかなーと思い、少し迷って「野グミ」にしてみた。
これが意外とさっぱりしてほどよくおいしいジュースだった。

ファイル 3710-4.jpg

そしたら、店のおばちゃん「これもちょっと飲んでみる」といろいろ試飲させてくれた。(「これは内緒よ」と言われてたので他言無用でお願いします)
「小桑」も「浜茄子」も「行者ニンニク」もおいしかったけど「利尻昆布」はちょっと微妙だった(昆布はお出汁でいいよね)

ファイル 3710-5.jpgそして、大瓶の原液を勧められた。まぁそういうことだよね。
ここは買うべきだよね。とは思いつつ、「これはとくにおいしい!」というのはなかったのでヤメといた。

したら、FAXでもいいから後で書いて送ってと注文用紙を渡された。
じゃあ後でゆっくりと受取って店を出た。
んー色々面白かったけど、買うなら「ミルピス」かな。


この日の日誌

タグ:餐:飲 楽:話

姫沼園地

ファイル 3709-1.jpg利尻富士町鴛泊湾内にある湖沼。

ここは広い駐車場に立派なトイレがあって、そのトイレに案内のパネルがあってプチビジターセンターっぽくなっていた。
で、姫沼にはここから少し歩くようで遊歩道の入り口になってた。

まぁ雨降ってないしそんな遠くはなさそうだし余裕余裕と進んでみると、沢を渡る橋が架かっててその先を下ると沼だった。

手前には六角形の売店があった。帰りに寄ってみよう。(と思ってて忘れてた)

ファイル 3709-2.jpg

姫沼はオタトマリ沼より全然小さいけど、山の森に囲まれた静かな湖沼。雨が降ってないのもあるけど、湖面が鏡面のように静かで、周りの森を水面に移していた。中央の水面で鳥が飛び立つのが目立ってた。

周りを一周できる遊歩道があった。んー、このくらいの大きさならそんなにかからないかなと時計回りに歩いてみた。
遊歩道はずっと木の道で、そのまま橋になって湖岸や沢を渡れて楽々悠々な有り難い道だった。

カエルでもいないかなーと足元まわりをよく見て歩いたけど、そういうのはおらず、キノコとか白い花とかは見れた。

ファイル 3709-3.jpg

沼の奥側の方は低いスギの木が多く、その葉の穂先の新葉の黄緑が道に飛び出してて綺麗だった。

そして正面の向かい側には展望デッキがあって沼に突き出ていた。
少しのんびり湖面を眺めてたけど、ぽつぽつと小雨が降ってきてしまったので、慌ててここからはすこしペース上げて急ぎ気味に進んだ。

ファイル 3709-4.jpg雨はパラパラから小雨になってきてて、半分森の木々が防いではくれたものの半濡れで正面まで戻った。一周24分だった。

ちょっと沼を振り返ると、小雨がぽつぽつ叩いて水面はもう鏡じゃなくなっていた。(けど、撮った写真をあらためて見てみると、絵画のようなぼやけ方がなんか素敵に思えた)

そしてそのまま駐車場へ急いだ。
途中で団体さんとすれ違って、煩わしかった。とくに橋で写真撮りだしたりして邪魔だった。まぁ仕方ないけどね。
ああ、そうか、さっき見かけた朝の船来た人たちってわけかー。とりあえず沼を一周歩き終えて帰るとこでよかった。

この日の日誌

タグ:景:湖 景:森 楽:歩 観:道 植:茸 植:花 植:樹

野塚展望台

ファイル 3708-1.jpg利尻富士町鴛泊の道道沿いにある展望駐車場。

ここは昨日、道路上に島の地図があって丁寧だなぁと思いつつ通過してたトコ。やたら広い駐車場でトイレもあったので、今日はトイレが主目的。

で、駐車場からは道路を挟んだ向かいが海岸に面した展望台。
案内板と石碑とあって、読むと,嘉永元年(1848)に捕鯨船から単身ここに上陸したアメリカ人、ラナルド・マクドナルドが長崎に護送され日本人に初めて英会話を教えて日本の英会話学習の礎となったとあった。えーまじか。日本の英会話はマクドナルドにもたらされたのか。そんな歴史的なスポットなら、ぜひともここにマクドナルドを作るべきなのではないかーなんて思いつつ、諸説あります的一文を探したけど、なかったから信じることにした。

ファイル 3708-2.jpg

足元には白い花(オオバナノミミナグサ)が咲いててキレイなとこだったし、雲だらけながら海の向こうには鴛泊の灯台山がきれいに見えていた。
海も青く見えて嬉しくなった。このくらいの天気ならホント助かるわぁ。

でも多分、ホントの展望のメインは、見返した先の利尻富士なんだろうね。そいいえば駐車場には山をモチーフにしたようなオブジェがあってフォトスポットっぽくなってたし、「国立公園利尻島」という大きな石柱も山をバックに写真撮るためのものだろうなぁと思えた。まぁ、山は完全に雲に覆われてぜーんぜん見えないんだけどね。んーくやしい。
ちょこっと見えてる山っぽいのは手前の裾のポン山ってやつだろうね、それすら隠れてるくらいだもんなぁ。

ファイル 3708-3.jpg

しばらく見てても雲が散ることはなさそうなので諦めた。気を取り直して海を見た。

カメラでズームしたら灯台がよく見えた。高所にあるので首のない白い灯台。いい感じ。

それと、朝の便のフェリーが見えた。ん、こんな朝の便あったんだっけ?
少しゆっくりして車に戻った。

この日の日誌

タグ:観:P 観:発 観:灯 観:船 楽:眺 景:海 景:岬 植:花

龍神の岩

ファイル 3707-1.jpg利尻町仙法志久連の道道沿いの海岸にある岩。

この赤い鳥居と赤い祠は昨日から通るたびに気になってて、明日少しでも天気よくなっててくれたらなぁと期待したけどこんな天気、むしろ昨日より悪いかも。今日ももう天気よくなりそうにないよなと、迷わず車路駐で傘さして歩いた。

っていうか、昨日ホームセンター「ニコット」で買った安い靴は、意外と履き心地よくて、しっかり防水で水も浸みず助かった。いやーこんなならもっと早く、稚内で水族館の前に買っておけばよかったんだよなぁ、、と悔しくなった。

さてさて、鳥居の横にあった案内板の由来を読むと、大正初期に地鳴りをたてて来る何物かがあがこの大岩で消えたとかで、後に通りかかった修行僧が祠を立てたそうだ。そして後の昭和後期になって「いつくしま弁天宮」となり、三木元首相の揮毫で「龍神の岩」の碑が添えられたそうだ。思ったよりも新しいのね。

祠には橋が架かってて、こんな天気でも不安なく渡れた。
傘は差さない方がよさそうなので、軽く濡れながら渡って拝んで、飛び交うウミネコを眺めた。

ファイル 3707-2.jpg

そして波で真っ白の南側の浜を見、岩ゴツゴツの北側の海岸も見た。ら、なんか南側の先の岩に標柱の立った展望所が見えた。
ので、ちょっとそっちにも行ってみようと、橋を戻って道道を少し北に歩いてみた。(靴買ってなかったら歩かなかっただろうな。買ってよかった)

道沿いに階段が出てて、それを下ると標柱には「寝熊の岩」とあった。ここにある岩が其れってわけではなく、これはただの揮毫された寝熊の岩を示すだけの岩のようだ。どの岩だ?と一瞬思ったけど、足元にちゃんと写真の説明ボードがあったので海を見てすぐわかった。

ファイル 3707-3.jpg

ああ、ああ、なるほど、寝てる熊ね。見える見える。
っていうか、顔面に波受けまくっててちょっと不憫w どんなに強い波を打ち続けてもずっと熊の姿というのが凄いなぁと感心した。

そしてここの北側にももう一つ写真説明ボードが足元にあって、そっちはもう写真も文字も剥げてて何が何だかわかんなかったけど、先の海岸を見ると、もう一つ先の突き出た岩場にも標柱が立っているのが
見えた。(あとウミネコもたくさん見えた)ので、カメラのズームで見てみたら「人面岩」と書かれてた。
あー、あのしめ縄巻いた岩のことだなとすぐわかった。なるほど人の顔に見える。

ファイル 3707-4.jpg

近くで見ようとまた少し道道を歩いてみた。ら、その突き出た岩は穴があいて潮が通ってるのか見えた。
なーんとなくだけど、この穴のとこが折り曲げた足の膝を立てて顔からつながって寝転がっているような岩に見えなくもないなぁ、、とか思ったけど、「人面岩」と面だけで名前にしてるくらいだから、それは蛇足かな。

裏から見たらどうかとその先にも歩いてみたけど、裏からは角度的に全然見えなかった。
そしてさらに北の海岸は石ゴロゴロの浜で、奇石の海岸はこの一角だけだった。
けど、こんなにいろいろ楽しめるとは思ってなかった。寄ってよかった。

この日の日誌

タグ:景:岩 景:海 観:宮 観:橋 観:石 動:鳥

麺夢 鍋ちゃん

ファイル 3706-1.jpg利尻町沓形本町にあるラーメン居酒屋。

宿で近くの食事できる店を聞いて来た。もう8時くらいだと食事の店は閉まってたのか、観光客とは思われなかったのか、海産物!とか利尻名物!とかそういう店は聞けなかった。まぁわざわざ来た離島で安い宿を当日予約してるような客だもんね。。仕方ない。

さて、店は広く明るく若い常連客が賑やかで、カウンター席についてメニュー見た。卓上のメニューには飲み物の記載がなかったので「あれ?飲み物は?」と店員の女の子に聞いたけど、そんなこと聞かれたことなかったかのような「え?」とういう反応。しかたないからあてずっぽうでレモンサワーをたのんだ。まぁないわけないよね。

友達からのLINEを返しつつ一人乾杯。つまみに頼んだ若鳥ザンギの量が多くて驚いた。

ファイル 3706-2.jpg

まさかとは思ったけど、一緒に頼んでたタコから揚げは普通の量でほっとした。
ゆっくり飲みながら明日の行程を考えた。
んーやっぱ礼文も渡ろうかなぁ、、でもこの天気じゃなぁ、、と悩みつつ、礼文の宿を検索してみたら、安宿なんかはまるでなく、普通のも高いのも満室だらけだった。。え?そうなの?
で、今日は宿代ケチって少々後悔してるトコなので、礼文では普通くらいの宿でもいいかなと思いつつ、探したら明日の宿が一軒だけ空いてるとこあったので、もうそこに決めて昼の船も予約して明日渡ることにした。

さて、せっかくのラーメンの店だから、締めにラーメン食べたいとこだけど、ザンギが思いのほか食いであって腹はってて食べきれるか不安だった。
けどやっぱ「伝説の島のり」が乗った「伝説の塩」というのが気になったのでそれ食べてみた。

ファイル 3706-3.jpg

うんうん、さっぱりだけど味わいあるおいしい塩ラーメン。伝説の海苔はほぐれてとろけてよく絡んだ。
チャーシュウもうまかったけど食いであって困った。やっぱ腹いっぱいで汁飲み干せなくて悔しかった。

うー食べすぎた。宿がすぐ近くでよかった。

ファイル 3706-4.jpgちなみに
安宿はなんかカラオケボックスみたいな部屋だった。っていうかそれを宿にしたんでしょうね。トイレ・シャワーが共同だったけど、まぁ快適で悪くはなかった。
ドライブ目的で車で寝れるならそれが一番いいんだけど、雨と気温でしのげるだけの宿で充分。ではあるものの、滅多にこれない離島なんだし、こういうとこケチっちゃだめだね、と反省。

この日の日誌

タグ:餐:飲 餐:揚 餐:ら

沓形岬公園

ファイル 3705-1.jpg利尻町沓形富士見町にある岬の小さな丘の公園。

周りをまわる一方通行の道のさきに駐車場があって、そこにはトイレもあった。ナイス。
公園らしく芝生の広場になっててベンチもあったけど、ここ以外は岩石ゴツゴツ枝草ボウボウのワイルドな所だった。
そんなゴツゴツの中央の一番高い所に灯台がたっていた。小さい灯台だった。

そしてボウボウの中に遊歩道が続いてたので少し歩いてみた。
その先には八角形の小屋があって、なんと開いてて中にも入れた。これは「MINIビジターセンター」だそうで、中にはパネルと写真で軽めに利尻島を案内、ほぼ休憩所だった。っていうか天気いい利尻の写真が悔しくて見てられなかった。

ファイル 3705-2.jpg

さて、外はあっちこっちで鳥の声が聴こえた。どこだ?と声を辿ってみるとなんとも見つけやすい枝先に留まっててくれてた。優しいなぁ。喉元が赤い小鳥でノゴマというらしい。北海道には夏に留まる渡り鳥で見たことなかったからうれしい。あちこち何ヵ所かで見つけられた。寄ってよかった、歩いてよかった、雨やんでてよかった。
そして何気に足元には小さな花も所々咲いててキレイだった。

道は歩きやすく、上り下りも軽く、木の橋や階段もかけられてて丁寧な公園だった。
港側にまわると利尻富士が綺麗に見えそうな感じだった。まぁ、雲だらけで裾がちょこっと覗けてるだけだけどね。

海も広く見えた。写真右の港の先に雲に隠れた島影っぽいのが礼文島らしい。礼文も行きたいなぁ。まだこの時点では利尻にどのくらいいるか礼文にわたるか全然決めてなかった。

ファイル 3705-3.jpg

そしてまた鳥や花を見ながら来た道を戻った。
うん、雨さえ降ってなきゃこうして楽しめそうだ。
なんとかこのくらいの感じで島を楽しみたいものだと希望が持てる散歩休憩になった。

この日の日誌

タグ:楽:歩 楽:眺 景:海 景:岬 観:園 観:灯 植:花 動:鳥

麗峰湧水

ファイル 3704-1.jpg利尻町仙法志の道道沿いにある湧水水汲み場。

とても目立つ看板で雨でもしっかり気づいて立ち寄れた。
そして屋根付きで蛇口もあって、山のものらしい溶岩石っぽい石を積んで利尻富士を模したような感じのいい水汲み場だった。

さっそく空きのPETに汲んで、一口飲むと甘露甘露。これはおいしい。いい島だ。

そしてその石の下の方は苔も生えてて鮮やかな黄緑が綺麗だった。
肌寒いくらいの雨でも爽やかさを感じた。

ファイル 3704-2.jpg


この日の日誌

タグ:楽:汲 観:水 観:石 植:苔