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宇都宮二荒山神社

ファイル 3541-1.jpg宇都宮市馬場通りの県道沿いにある神社。

宇都宮市街の中央にあり下野の一宮であり、近県の二荒山神社の総本社。なんだけど、日光にも同じく一宮で総本社の二荒山神社があって、同じ神社かと思ってたけどどうもそうではないらしく、御祭神も由緒も違う別の神社。でもどちらも一宮だそうだ。
古くから武将が戦勝祈願したのがこちらで、修行僧が山を信仰したのが日光ということらしい。

毎回宇都宮に来た時には見かけてたけど来たのは初めてで、裏に入口がある駐車場は、ゲートをくぐると場内で斜面を登って社殿のすぐ裏まで来るまで登れるというのがありがたかった。夕方で空いてたのでホントにすぐ手前に停められて、殆ど登ることなく社殿に歩けて感激。

一旦お参りする前に門をくぐって出て坂の石段を見下ろした。これを上らずに済んだというのが嬉しくていい気分でお参りした。

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正面から進むと茅の輪があった。
妹ともどもあちこちでくぐってたので説明見ないでもくぐれるわーとか思ってたけど、順番間違えてちゃんと説明見てまわり直した。。

そして参拝。
妹が神社に来たかったのはパワースポットでもあるんだろうけど、御朱印が第一目的。でももう4時過ぎでは社務所は閉まってて空振り。サモアリナン。残念でした。

僕としては、歴史的にここら辺は戊辰戦争の激戦地だった場所でそういう記述はないかなーと廻って見てたんだけど、無かった。井戸とかあるので陣張ったりしてたと思うんだよね。そんな目で見てた井戸ではトンボが飛び回って人懐こく目の前で止まった。

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他にも提灯並んでたり苔の緑がきれいだったり、やっぱりまたトンボが目の前に止まったりしてた。
小高い丘の上だけど周りは森の木々で正面の石段の所しか切り開けらなくて展望がゼロだったのが、なんか残念だった。

御朱印も得られなかった妹はもっと残念だったようで「餃子食べていこう」と言い出した。
えーせっかく石段登らずに済んだのにここから餃子屋に行ったら、結局石段登って戻らなきゃならんじゃん。。と渋ったけど、「せっかくの宇都宮だし」「腹減ったし」としつこいのでしかたなくつきあった。

しぶしぶ下る石段は長くげっそり。あーあ下っちゃった。

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そしてちょっと場所うろ覚えでまわっちゃったけど、神社からすぐの「餃子通り」に歩いた。なんか横断幕やタペストリーや大谷石が積まれたフォトスポットなんかもあって洒落た観光向けの道になってた。
そして餃子を食べた。(それは次の項で)


神社に戻ったのが6時前。うえー石段登るのヤだなぁ。
っていうか、車で移動して下の別の駐車場入れればよかった。。
中央の石段は長そうなので、横の森の中の公園のような上り坂を上った。西日が眩しかった。

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汗かいて登りきって少し休憩。境内は日向と日陰がハッキリ割れてた。
日陰の竹やぶに進んで、駐車場はもう他に停まってる車がほとんどいなかった。まぁ普通そうでしょう。
でもなんかたっぷり宇都宮を堪能した気がした。

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タグ:観:宮 観:具 観:街 楽:歩 動:虫

風布うどん

ファイル 3540-1.jpg吉川市川藤の県道沿いにある武蔵野うどんの店。

ここは割と最近ネットで見かけて気になってた店。場所的に妹と出掛ける時の昼食にいい感じかなと思いつつ、最近妹と出掛ける事がしばらくなかったので(土曜は仕事になったそうで)来れてなかったけど、忘れずにちゃんと思い出せて来れた。場所はもう半分うろ覚えだったので妹のスマホでナビさせちゃったけどね。

ちゃんと来れて、駐車場もあって、店に入るとまだ11時過ぎだけどもう満席で待ちが二組いた。。うわぁやっぱ人気店なんだ。「二組くらいなら待つか」と待った。

ファイル 3540-2.jpg注文は食券を券売機購入、迷うほどのメニューはなく僕は「肉汁」妹は「きのこ汁」。ほかには「ざる」と「山かけぶっかけ」くらいだった。
5分も待たずに席に着けたのはタイミングよかったのかも。自分らの後もすぐ列になってて次は長そうだった。
店内は古風でテーブルも木で洒落てた。カウンター席もあったので一人でも来れそうだけど並ぶのはやだな。

そして「肉汁うどん」登場。

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ファイル 3540-4.jpgうんうんおいしい武蔵野うどん。
しっかり小麦のどっしり感ありつつ、ここのはやや上州っぽい瑞々しさがあって優しい感じ。肉も思いのほかたくさん入ってた。
武蔵野うどんの店は妹とは何軒か行ってて二人とも好きなので満足な昼食になった。よかった。

食べ終えて外に出ると外で待ってる客もいて、駐車場も待ちになってた。うわこれはタイミング外したらアウトだな。11時の早めにきててよかった。

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タグ:餐:麺 楽<待

日月堂 三郷店

ファイル 3539-1.jpg三郷市上彦名の県道沿いにある味噌ラーメン店。

最近はあまり通らなくなったけどまぁたまには通る県道沿いで、前から見かけて気にはなってた店。だけど、やっぱ味噌ラーメンなので(辛いかもと思って)ついつい見送って通過してた。でもなんか最近たまにあちらこちらで行く味噌ラーメンの店はどこも辛く無くておいしい店ばかり、最近の味噌らーは基本では辛くしないのが流儀になってきたのかなと思い、ここもたまには寄ってみようと相成った。

さて、券売機であまり悩まず普通の味噌ラーメンを選んだ。
店の雰囲気はレトロな感じでカウンターだけの席ながら奥に長く悠々座れて好印象。

そして出てきた味噌ラーメンは具もほどよい量で好印象。

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そして辛くなかった!
あ、いや厳しく言えばちょこっと辛いんだけど、辛いの駄目な自分が問題ない程度で、おいしく味わえた。
やっぱりもう味噌ラーメンに苦手意識はもたずもっと気軽に寄って味わおうと思った。

この店もわざわざ来る事はないけど今日みたいにたまたま帰り道がこっちになったらまた寄ろうと思った。

けど、、食べ終えて店出て前の県道を真っすぐ進んで千葉に戻ると、もっと手前の南流山に同じ「日月堂」という味噌ラーメン店があった。こっちにあったのか。。

帰って調べたらチエーン店だった。「まめぞう」という背脂豚骨で始めた会社の味噌ら―チャンネルらしい。でもいちおう「日月堂」ととしては三郷が1号店のようだ。だからなんだというわけでもないけど。


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タグ:餐:ら

浮間公園

ファイル 3538-1.jpg板橋区舟渡と北区浮間の間にある浮間ヶ池の周りの公園。

どこか休憩できるところないかなと地図見て見つけて来てみた公園。まるで縁も所縁もなく今日まで知らなかった場所で、たまにはそんなところを散歩するのもいいかなと思い、裏の有料の駐車場に停めて歩いた。

公園は地図で見た通り大きな池を中心にその周りが敷地となったシンプル構造の領域で、近隣の人が憩う公園という感じ。でもその割には人が多いなと感じたのはやっぱり都内の公園だからかな。

まっすぐ池に進んでみたら、岸で釣りをしてる人が多く子供や若い子も親世代も初老の方も色々で、しかもフナとかコイとかの竿ではなくてタナゴ用くらいの短い竿でクチボソ(モツゴ)を釣っているのを見てなんか懐かしくなった。
自分も上野に住んでた子供の頃は親とクチボソとか釣りに不忍池とか行ってたっけ。でもどこの公園も釣り禁止になったりして不忍池とかでも注意されたりしてやらなくなった。まだそういう釣りで休日を過ごす風景があったんだねぇ。

ちょっと釣りしてたおばちゃんに話しかけて釣った魚を見せてもらった。ブルーギルも交じってた。「半分はブルーギル」だそうだ。そういえばあちこちにブルーギルに関する事が掲示されてて、「ブルーギルバイバイプロジェクト」という名で釣り上げたブルーギルは「ブルーギルボックス」に入れてくださいとあった。ちなみに前日は150匹分釣れた(回収した)そうな。

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池を見るとカイツブリがひょこひょこダイブを繰り返してた。中央には小さな島があり、白い袋のようなブイも浮いてて、そこらに野鳥が停まってた。カメラのズームで見たらゴイサギに見えた。そういえばジブリの新作の「君たちはどう生きるか」のポスターはアオサギと言うよりゴイサギだよなぁアオサギはあんなに青くないよな。。なんてぶつぶつ思ってたけど、園内の野鳥のパネルを見たらそこにいたのはゴイサギではなくてササゴイのようだ。夏に飛来して巣作りする渡り鳥だそうだ。まったくシロートでお恥ずかしい。

さて、ゆっくりそのまま池の西岸を南に歩いた。芝生の広場もあって風車もあった。
ちょいちょい池をぞきながら進むと、トンボも飛んでた。このコシアキトンボはずっと飛び回ってるから写真に撮りずらいんだよね。。何て思ってたら、ホバリングで停まっててくれてたり珍しく葉に停まってくれてたりした。東京のコシアキはサービスいいなぁ。

池の南側が都道に面した公園の入り口正面で、その都道の向かいが浮間舟渡駅だった。あーこんな駅前すぐにある公園だったのか。そりゃ人沢山来るわけだ。

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池の南岸の中央は池に突き出たテラスになってて「都立公園開園150周年」という横断幕があった。まぁ全部の公園が150周年じゃないだろうけどね。この公園は古い方なのかな?(1967年開園だそうだ)

公園入口の東側にはコメダ珈琲店があった。ちょっと休憩してこうかなと店に入ってみたら、待ちの客がたくさんいて込み合ってて諦めた。まぁ駅前でもあるから混んでて当然か。

池に戻ると、南東の端に例の「ブルーギルボックス」があった。おお、これか。
フタを開いて覗いてみるとけっこう入ってた。っていうか、、生臭くてたまらん。。これ回収する人はご苦労様だなぁ。

さて、ここからだったら折り返しても一周しても変わらないかと思いそのまま池の東岸に進んだ。
こっちの東岸の方は釣りをしてる人がおらず、魚がいないのかなーとか思って水面をのぞいたら逆に泳いでる小魚がたくさん見えた!あれ?西岸より魚影濃いんじゃないの。こっち側は釣り禁止ってわけでもないだろうに何故?と思って歩いてたら対岸の先の雲から日が顔出して西日が眩しく池も反射して輝いた。あーなるほど、昼間はこっち岸は暑くて眩しいから釣りには不人気なのね。

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小魚は黒い線が見えたのでクチボソだろうと思ってたけど、よく見たらどれもブラックバスの稚魚だった。。え、こんなにブラックバスいるの?ブルーギルよりこっちを心配するべきじゃないのかな。

そして眩しい水面を見るとまだ白いブイの上にササゴイが、、と思ったけど、これはヨシゴイでした。いろんな野鳥が見れていい所だなぁ。

東岸をずっと北上すると中間よりやや北に「さくら草」の解説パネルがあった。なんでも昔はここら辺一帯がさくら草の群生地だったそうで、江戸時代から大正まで歌人にも愛されてた地区だったそうだ。そのさくら草を残すためにこの裏に「浮間ヶ原桜草圃場」というのがるそうだ。へええ。
ちょっと裏にまわってみたけど、もう時季じゃないので閉鎖されてた。
さくら草かぁ。今ではすっかりもっと派手な色の芝桜ばかりあちこちでモテ囃されてるけど、こういう自生の在来種こそ大事にするべきだよね。
池に戻るトコではさくら草の代わりにアジサイが彩りを見せていた。

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そしてこの池「浮間ヶ池大図解」というパネルもあった。写真で見やすく内容細かくおもしろかった。元は荒川から切り離れた三日月湖だったそうだ。昭和3年の地図ではもう池になってたらしい。天然の池だったんだ。でもあの小島は人工の浮島でコンクリとモルタルとスチロールでできてるとか。。
いやぁこういう情報は公園の入り口の方にあった方がいいと思うけど、こういうことに興味持つ人ならぐるっと歩き回るだろうからってことなのかな。こっちまで歩いて周ってよかった。。

池の北東の角は水生植物園になってて流れ込む水路にスイレンが浮き周りに花が咲いていた。
ぐるっと回って池の北の岸は柵で囲まれたバードサンクチュアリということで立ち入れず、荒川の土手手前の道の近くをまわる森の道。ここらにササゴイが巣を作ってるそうなので見てみたい気もするけどそっとしておきたい。
森の中でもパネルはあって、野鳥の写真とか見れた。

ファイル 3538-6.jpgそして一周まわって北西の駐車場側の出口。50分ほどの散歩休憩。のんびりと楽しめた。いいもんだ。
駐車場も夕日の手前の西日が眩しかった。夏至を過ぎたばかりだからここからまだまだしばらく明るいのはとても嬉しい。

いい公園だったけど欲を言うならちょこっと食べれる茶屋的な売店でもあってくれたら嬉しい。昭和の昔ならあったんだろうね。

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タグ:楽:歩 楽:懐 景:湖 観:園 観:装 植:花 動:魚 動:虫 動:鳥

多加良

ファイル 3537-1.jpg匝瑳市野手の県道沿いにある食堂。

二度目の立ち寄り。地元の人向けという雰囲気で夕方からは居酒屋になりそうな感じの店。なのであまりキャッチ―なメニューはない印象。でも前に来た時の料理待ってる時に見かけた黒板に「磯がき」というのを見かけて気になってた。生ガキでも岩ガキでもなく磯がきなのでひょっとしたら飯岡の牡蠣がここでも食べれるのかなと思い聞いてみようと思ったけど聞きそびれてた。

ファイル 3537-2.jpgで、今日はそのひょっとしたらに賭けて来てみた次第。
やっぱり黒板メニューに「磯がき」とあったので聞いてみた。
ら、
思った通り飯岡の磯がきだった!ナイス!ここで食べれるなら大喜び。飯岡でも食べれる店は少ない上に減ってるし当然ながら混んでるしで、食べるのが難しくなってきてたんだよね。
ってわけで一応値段聞いてみたらひとつ700で二つからだそうで二つたのんだ。で、それだけじゃ食事にはならないのでおなか用には天丼をたのんだ。

そして「磯がき」登場
これこれ。海辺里の特大ばかり見てると小さく感じるかもしれないけど、つちやなら標準サイズよね。それで見るからにミルク。うれしいねぇ。

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んーもう言わずもがな。
あっというま。二つ目もあっというま。蕩けた。
いやぁやっぱ日本一の牡蠣だね、っていうかもう別種だね。

ファイル 3537-4.jpgそして気持ち切り替えて普通の食事。
この天丼は野菜沢山ありながらエビも二本あって豪華。
ゆっくり味わって食べれた。

ところで実は、前日飲んでこの飯岡の磯がきの話をしてて、友達は「海辺里」で磯がきを食べてたそうだ。感激のLINEが届いてた。
こちらは此処で食べてるよと返すと、銚子をまわってたまたまこの前の道を通ってた友達が「見かけた」と店前に駐車してたCR-Zの写真が送られてきたw 見られてたw


ちなみに前回の点景  この日の日誌

タグ:餐:貝 餐:揚 食:丼

大龍

ファイル 3536-1.jpg藤岡市藤岡の254号沿いにあるラーメン店。

ここは来店も点景も三回目。
いわゆる藤岡ラーメンとは違う独特な感じの手打ち麺の店で、五目ラーメンが人気ナンバーワンとあって、前の二回はどちらともその五目ラーメンを食べた。野菜たっぷりで味もよくておいしいんだけど、麺も汁もたっぷりの大盛メニュー。おいしいけど量多くて満腹で帰るのが怠くなるのでちょっと敬遠してた。

で、今日も寄るつもりはなかったけど「群馬で唯一の手打ちやきそば」という看板を見て、やきそばだったら汁ないからそこまで満腹にはならないだろうとか思って咄嗟に寄ってみた。腹は減ってたのだ。

ってわけで、席着いてメニューも迷わず「手打ちやきそば」をたのんだ。

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ら、やっぱり量多かった。なんか写真だと普通に見えるけど、なかなか皿も大きめで立体感あった。
でもやっぱ麺はもちもちでソースはいい味、野菜は邪魔じゃないくらいで思い切り食べた。
紅ショウガを後半に残して雰囲気変えて飽きることなく食べ切った。
ふーやっぱり満腹。
おいしいんだけど嬉しいんだけど、帰り道はやっぱ少しキツかった。


ちなみに前回の点景 前々回の点景
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タグ:餐:焼

北野農村公園

ファイル 3535-1.jpg高山市荘川町惣則にある丘の斜面の休憩所。

国道で見た「ささゆり群生地」の案内が気になって来てみたら、どこがそれなのかよく分からず、駐車場があったけどそれ用のものなのかよく分からず、不安げに車を停めてみた。

一応建物は公衆トイレもあったので公的な駐車場だろうと思えたし、「治郎兵衛のイチイ」の案内板はあった。
まぁユリは咲いてなくても櫟の古木を見れればいいだろうと一安心。案内読むと実は推定樹齢二千年以上で国の天然記念物だそうだ。へええ。
で、その隣りに「ささゆり保護クラブ」のささゆり写真が飾られていた。やっぱここであってた。見頃は六月下旬から七月上旬と書かれてた。ピッタリのような若干早かったような。。今年は花のスポットでハズしまくってて慣れてるから、咲いてなくてもまぁ仕方ないくらいのつもりで歩いた。

まずすぐ先に見えたのが「治郎兵衛のイチイ」
木としてはそんなに大きくないけどイチイとしては大きく形もよくて立派だった。イチイの巨木では日本一だとか。っていうか樹齢二千年以上なのに整った凛々しい木だよなぁ。
治郎兵衛という屋号の家が先祖代々墓標として守り育てたそうだ。なるほど、それで根本にあるのは祠じゃなくて墓石なのね。

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一段のぼった上に「北野農村公園」とあって、図でこの上の斜面がササユリの群生地と言うのが示されてた。イチイからこの斜面までが農村公園らしい。ちゃんと名前があるなら駐車場にも農村公園駐車場って示しててほしかったなぁ。

で、もう一本ある大きなイチイ(墓石もあったけどこっちは若いのかな)を見つつ、もう一段登ってみると、ぱっと見花は咲いてないけど看板があってここが「ササユリの群生地」とあり、通路以外は立ち入り禁止と草木の採集は絶対に禁止とあった。

ああ、またこのスポットも花はハズしちゃったかな、、とか思ってたら目の前に咲いてるユリがあった。お、ナイス!一気に気分上がった。
そして斜面をよく見るとポツリポツリとではあるけどあちらこちらで咲いてるユリがあって嬉しかった。花のスポットで花が見れるというのがなんとありがたい事かw
意外と大きめの花で、色は桃色のと白いのとあった。

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まだ咲き始めって感じでツボミのものも多く、全部咲いたら群生地って感じなんだろうけど、ポツポツ咲いてるくらいの緑の斜面を見上げてるだけでも風が心地よく感じはよかった。ちょっと振り返ると田圃と里の谷の眺めもよくてなごめた。
後から登って来た女性は「なんだこれしか咲いてないの」と不満たらたらで声にしてて、それを耳にして逆に自分は少しでも咲いてて喜べてるのが楽しかった。

ファイル 3535-4.jpgそして草原の斜面を見上げてたら、ヒグラシの声を低くしたようなぜぜぜぜぜぜぜぜという虫の鳴き声が聞こえてて、それが涼しげで心地よかった。
これはセミかな?と思って草原の先の松の枝をズームで見て探してみたけど見つからず、声に近寄って方向を特定しつつ探してみたけどやっぱり見つからず、手前の草原のバッタかなぁ?と諦めた。(帰って来てから調べたら松林のセミならハルゼミらいいんだけど 動画とってて声的にはエゾハルゼミっぽい むずかしいね)

セミは諦めてまたユリを見ながらゆっくり下りた。よく見ると下の木陰の斜面にも咲いてるユリがあり、イチイの裏あたりにも咲いてるユリがあった。落ち着いてゆっくり見なきゃだね。日陰の花の方がひっそりと優しくキレイに見えた。

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そしてまたイチイの前を通って前の道に戻った。そういえばイチイの前や道の脇には植えられた菖蒲が花を咲かせてて青がキレイだった。でも天然の花の群生地で植えた花が目立っちゃいけないよねw
そして水受けの槽に溜まった水にオタマジャクシがいた。干上がらなくて良かったねぇw

ファイル 3535-6.jpgゆっくりして満足して30分で車に戻った。けど今度は目の前の田圃から聞こえるカエルの声が気になった。
田圃のカエルは意外と見つからないんだよねぇ。。セミが無理だったからカエルだけでもと目を凝らして探したけど見つからなかった。鳴き声を追って少し移動しつつ方向を特定して水面、稲の根、手前の畔など目を凝らしたけどやっぱり見つからなかった。水面から頭は出してる筈だから簡単に見つかりそうなもんだけどなぁ。だめかー、、水の中にはオタマジャクシがすぐ見つかった。。あれよりは大きい筈だよなぁ。
10分くらい頑張って諦めて出発した。っていうか、のんびりし過ぎちゃったかな。いいスポットで心地よく楽しめたので、花だけで満足して出発するべきだった。


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タグ:植:花 植:樹 観:然 観:石 観:園 観:農 観:蛙 楽<残 楽:音

蕎麦正

ファイル 3534-1.jpg高山市荘川町牧戸の158号沿いにある蕎麦店。

ここ荘川は、そういえば蕎麦屋以外の飲食店てあったっけ?って感じのおいしい蕎麦の店が点在する地区。店が開いてそうな時間に通るとどの店も列ができてて混んでる印象でいつも通過してた。まぁでもその割には何軒かは寄って食べてるし、友達と集まった時に行った店もあって蕎麦の里だと思ってる。
そしてそんな里の中でも一番気になってたのにまだ一度も寄ったことないのがこの店。やっぱり混んでるし店前の駐車所は停められなさそうで通過してた。

で、今日は平日なのでさすがに空いてるだろうと思いつつ、少し昼をずらすくらいで来てみた。
ら、やっぱり空いたし、初めて知ったけど店の横に広い駐車場があって悠々停められた。前からあったんだっけ?

そして店の前の看板や入口の案内やメニューに挟んだファイルにあった「荘川寒ざらしそば」と言うのが気になった。冬の冷水や冷風に実を晒して乾燥させた蕎麦で、六月から解禁の期間数量限定のまぼろしの名物蕎麦だそうだ。すごく気になりつつもやっぱり初めての店は普通の蕎麦から食べたいよなぁ、、と迷いつつ、結局その「寒ざらしそば」をたのんだ。

さて、お座敷の席から窓の外を見ると、出窓の桟に隠れつつも合間から渓流のような庄川が見えた。青くてキレイだった。

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先に御茶請けのお菓子がでてきた。おお洒落てる。と思ったけど、お土産の味見かなとも思えた。パウチファイルでメニューに挟んであった「そばせんべい」だね。

ところで田圃の向こうに、合掌造りっぽい家が見えた。え?そんなのあったっけ。(後から調べたら道路利用者用のトイレ付休憩施設だった。ああ、国道沿いにあったかも)

そして「荘川寒ざらしそば」登場。
わさびは生のが擦り皿について出てきた。これって思った以上に強いから注意だよね。

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うわ うんまい
これはおいしかった。
なんと瑞々しく香り良く素敵な甘さの蕎麦なんだ。
もうほんとあっというま、あれ?と思うくらいすぐにペロリと完食してしまった。。
あまりにあっという間に食べ終えてしまったのでおかわりしたくらいだった。
さすがだよ大満足だよ。平日に来て良かった。

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タグ:餐:麺 餐:菓 景:川

あやめ沢湿原

ファイル 3533-1.jpg郡上市高鷲町ひるがののスキー場横にある湿原。

ここは以前、国道から水芭蕉が咲いているのが見えてて気になってて、湿原植物園に寄ったときにこっちも歩いてみたことがあった。
そういえば点景にはしてなかったっけ?とか思ってみてみたら「湿原植物園」のトコで書いてた。今回はこっちだけなので独立。

なんか久々に来たら案内板がちょっと廃れ気味で木道もくたびれていた。かてて加えてもう夏のようなこの時季は湿原なんだか藪原なんだかわからないくらい草生えてボウボウ。あれ?水芭蕉の季節っていつ頃だっけ?なんて間抜けなこと思いながら歩いてみた。(水芭蕉はGWがギリギリ)

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正直ただの草原散歩。
植物詳しいわけでもなく小さな花咲いててもアザミくらいしか名前知らないし、見どころの花も無いからやや荒れ気味なんだろうけど、まぁ天気いいからいいやと呑気に進んだ。

なんか葉っぱの勢いが凄くて、木道にも入り込みそうなくらい青々と伸びていた。これって水芭蕉の葉かなぁ?っぽいよね。

途中でイトトンボを見かけた。けどここらの子は頭いいのか、葉に停まる時もこっちを正面に向いて止まってたので羽が見づらく見失いやすかった。かわいくないね。

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ゆっくり見てたら奥の方では足元に水が流れてるのが見えた。おお、ちゃんと湿原なんだ。カエルでもいないかなとか思ってじっと見てたら、こんなトコに小魚が泳いでるのが見えた。なんだろ、アブラハヤの稚魚かな?水が綺麗でズームではっきり撮れたので嬉しかった。 

正直ナンセンスな散歩休憩だったけど、小魚が見えたので点景にしようと思った。

 
ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:楽:歩 景:原 観:道 植:花 植:草 動:虫 動:魚

北濃駅

ファイル 3532-1.jpg郡上市白鳥町歩岐島の156号沿いにある長良川鉄道の終着駅。

手前の道の駅の近隣案内で、ここには転車台があるというので来てみた。

駅舎は割と古いままでしっとりした雰囲気、レトロレトロしているというよりは昭和のままのリアルなヤレ感がよかった。時刻表は思ったよりは本数あるくらいだった。

ホームにはちょうど一両の気動車が停車してた。

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後ろ半分はクロネコヤマトのカラーで、前半分の海老色がオリジナルなのかな。ヤマト一色でも違和感ない鉄道向けの色だけどね。

そのホームをぐるりと越えてその裏の先に進むと、案内板や標柱を前に立てた転車台があった。
おお!柵もなくこんな間近に見れるんだ。
なんとこれ、手動だった。
転車台は機関車を乗せて180度回転させて方向を変える装置。これは明治35年のアメリカ製で岐阜駅で使用されていたものを昭和9年に国鉄越美南線がこの駅まで開通したときに移設、昭和44年までは蒸気機関車、後にはレールバスの回頭に使用し、平成16年で保存展示にされたそうだ。

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っていうかこれ、駅の先の奥にあるのかと思いきや、折り返してきたような位置にあるけど現役の時からこの位置だったのかな?

駅の先はまだ少し線路が伸びていて、歩いてる人もチラホラいた。アジサイも咲いていた。
鉄道の事は詳しくないけど、いい雰囲気のところだった。


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タグ:観:鉄 観:装