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旧平田家住宅

ファイル 3608-1.jpg北杜市小淵沢町にある古民家。

国重要文化財ということで、前に通過した時に気になってたのを赤信号の交差点で気付いて気まぐれで立ち寄った。

敷地内の駐車場前にある郷土資料館が受付になってて、210円の入館料でガイドが付いた。なんとも親切なありがたいスポット。
屋根の断面が覗ける模型も細かくしっかり作れていた。

この平田家というのは武田信玄の家臣の末裔だそうで、合戦で武功を上げたそうで、ああそれで信玄と謙信の対決の像があるのね。
その駐車場と資料館からは一階分上の段に屋敷があって階段を上った。

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近くで見るとまるで裏のような勝手口のような入り口しかない平らな長方形の屋敷で、今日は風が強いからと戸は半開きにしてて中は真っ暗。あぁでも古民家ってこんな感じかも。

屋敷は六割以上土間で、厩が片側にあって曲がらずにそのままワンフロアなので相当馬のニオイしただろうなぁと思った。今はワラで作った馬があるだけだから全然くさくないけど。

囲炉裏の火も消されていたけど、普段は屋根の強度維持の為に閉館までずっと点けてるんだそうだ。「今日は風が強かったものでごめんなさいね」だそうだ。

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と、いろいろ説明してもらってたトコで、後からの観覧客も来て、もう一回ガイドを最初からリピートになった。気にして謝られたけど「急いでないからいいですよ」と返した。その分ゆっくり天井を見たりできた。

そして反対側から外に出てみると、あ、こっちが表だった。
でもなんで日陰側が表なんだろうと思ったら、「この地域では東の金峰山を信仰していたのでそっちに向かって家を建て」てたんだそうだ。そういうもんなんだ。
表側は少し広さがあったので下がって全体が納まる堂々した姿が写真に撮れた。うーんすごい藁葺だよなぁ。

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後から来た客は感激しつつササっと帰っていったので、また女性のガイドさんとマンツーマンになった。
「いろいろ古民家に立寄ったりするけど、ここまで土間がメインのお屋敷もめずらしいですね」とか「それにしても凄い屋根と柱ですね」という話して屋根の吹き替えの話や木材の話などを聞き、栗の柱と聞いて栗の話になったりして、ガイドさんは「お客さんの話の方が専門的なことが多くて日々勉強になります」と逆に感心されて、いえいえ自分なんか全然浅くてと気恥ずかしかった。

そしてこのスポットはJR小淵沢駅から歩いてこれる所なので、小海線と中央線の乗り継ぎ時間で来られる人が多く、来るときは下り坂だから早いけど戻るのは上り坂だからと時間を気にしてササッと帰られる人が多いそうだ。「ゆっくり見てゆっくりお話できるお客さんは嬉しい」とか言われていい気になって、色々話しちゃった。

前に長坂の焼そばを食べに寄った後に前の道を通って気になってて今日やっと来れた、という話をしたら「長坂に焼きそばの店なんてあるんですか?」と返されてびっくり。テレビでも出てたしネットでも見かけるので有名だと思ってたけど、意外と地元の人は知らないもんなのかな。隣りの駅なのになぁ。
「やっぱり勉強になります」とまた言われつつ、気をよくしつつ、ある程度の所で遠慮して「どうもありがとうございました」と礼を言い階段を下りた。

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高遠城址公園

ファイル 3607-1.jpg伊那市高遠町西高遠にある城跡の公園。

昼前で、たまには高遠そばっていうのを食べてみようかと思ってたけどいざ高遠に来てみたらどこらへんの店がいいかわからず、それよりもたまには高遠城に行ってみようか。。と来てみた。
ちょっと逃げではあるけど、こちらも毎度毎度次こそはと通過してたスポットなので、昼前で時間に余裕あって天気のイイ今日みたいな日に足が向いてよかった。
ましてや丁度「もみじ祭り」の期間のようでタイムリー。いや逆に混んでるかも、、と思いつつ、進むと駐車場は広く悠々停められた。

駐車場から城址への階段の前にはゲートと料金所があったけど「無料」だった。以前は有料だったのかな、、(桜の時季だけ有料になるらしい)

そして脇には「信州そば発祥の地」という幟が立っていたので、ひょっとしたら此処で高遠そば食べられるかも!と気分沸いて階段を上れた。
で、階段を登りきると「もみじ祭り」の幟の間に「高遠そば」の幟もあって確信した。やっぱ紅葉より蕎麦だよねー(いやそれより城だろ)

その上がった所はニノ丸跡。完全に葉が落ちた桜の木の合間にモミジがある感じで集中した感じではなかったけど、いい感じに色づいてた。

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そしてその二の丸の奥にある建物に進んでみたら、入り口に「高遠そばまつり会場」とか出てた。え、そば祭りだったっけ!ラッキーと入ってみた。

建物は「高遠閣」という昭和11年(1936)築の文化会館。下足してあがってすぐに受付、蕎麦の券を購入。この券を買うのは並ばなかったけど、そのあと番号呼ばれるまで待機なのでロビーは人だらけで、しばらく時間かかった。
高遠城の鳥観図イラストを眺めたりして待った。建物の奥の廊下を覗くと横の部屋で四五人体制で蕎麦を打ってるのが見えた。正に打ち立てだ。

17分ほどで番号呼ばれて蕎麦受け取って(いつぞやの関東でのそば祭りに比べたら全然早かった)、階段上がって二階の広間が食べる所。テーブルはびっしりではないけど意外と満席ではなくて窓際のおひとり様用っぽい席とか好きに選べて悠々と食べられた。

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食べた高遠そばは、特別な個性とかあるわけではない素直なそばで、しっかりしてツルツル啜れて蕎麦の風味満点のおいしい蕎麦。薬味の大根おろし入れたら辛かったけど美味しく食べれた。(この辛み大根を入れるのが「辛つゆそば」という高遠のスタイルだったそうだ)
ホントいつもそば食べると思うことだけど、やっぱり大盛りにしとけばよかった。。ぺろりと食べて秒で食べ終わってしまった。

さて、おいしい蕎麦で満足したとこで、じゃあついでに城も見て歩くかなと、、いやいや逆逆、それが目的だってばよ。

テント四つの特産品売り場を抜けて、その裏の菊花まつりコーナーも見て抜けて、「桜雲橋」で掘割を渡ると「問屋門」という門があった。これは城下の問屋役所にあった門だそうだ。

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門の先が「本丸跡」。ここにあった大きなモミジが一番赤くて鮮やかだった。じっくり紅葉を感じて真赤な枝葉の下をくぐった。

崖側の端には「太鼓櫓」があった。これは明治の廃城後に対面の山に造られた鼓楼を、公園化してすぐの明治10年(1877)に現在地に移設して昭和初期まで時の太鼓を打ってたものそうだ。形は廃城前の城内にあったという鼓楼と同じなのかな?シンプルな形だしね。
あれ?そういえば国道の交差点にも同じような太鼓櫓があったよな。あれはなんだ。(これの3分の2の縮尺レプリカで平成22年に商店街入口のモニュメントとして建てたものだそうだ)

この本丸からの眺めは良く、中央アルプスの木曽山脈がよく見えた。けど手前の城下の高遠市街は枝に隠れてよく見えてなかった。
北方向に見ると覗けたのはすぐ下の広い駐車場だった。

さて、また掘割を覗きながら土橋を渡ると「南曲輪」、ここもやっぱり葉の落ちた木の中に赤いモミジが立ってて、人も少ないので陽光と紅葉を見上げながらゆっくり歩けた。往時は庭園があって中央に池があった曲輪だそうだ。

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そして次の掘割は「白兎橋」。この橋にかかるモミジの日蔭の感じがとても良くて、個人的に一番綺麗に感じた場所。紅葉はまだ少し早いくらいのやや緑まじりの色づきだけに赤い葉が引き立ってたし、緑黄橙赤のグラデーションな感じも良かった。

橋を渡ると「法幢院曲輪」。戦国時代にはお寺があったという曲輪で江戸時代になると一般に人もお参りできるようにと城外に移ったとか。
ここに南口ゲートがあって折り返し。ゲートからは美術館が見えた。眺めは本丸よりも市街が近く建物も少し見えた。

南曲輪に戻って途中で東に折れてみた。二の丸に渡る土橋からは堀にある池が覗けた。この池は桜の咲く頃には見上げる桜や池に映る桜、また散った桜でいっぱいの水面とか最高の映えスポットらしいけど、秋はひっそりとしてて日が陰ったタイミングだったのもあってパッとせず下りる気にはならなかった。

そして裏からの二の丸は、桜の木だらけでモミジは小さく、日が陰っててこともあってさびしい感じだった。やっぱり基本的には桜の季節がメインの城址公園なんだね。桜の時にも来てみたいよなぁ。
「高遠閣」の前の販売テントに来ると賑やかでほっとした。

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そして最初に気になってたローメンのテントで「焼きそば風ローメン」を買って、あいてるベンチ探して食べた。
ああローメンだわ。本物のローメンの麺で、食べやすくおいしかった。肉がブタなのが残念だけど(くさいくらいのマトンが好きなのに)伊那の名物まで味わえて大満足。

さて、これで城跡公園内はひとまわり。でも駐車場のゲートには戻らずに北口ゲートから前の道に出た。
この空堀の前の道の右手は三の丸跡なんだそうだ。坂を下ると途中に「進徳館」というのがあった。石段を上って門をくぐった。

この「進徳館」は高遠藩の藩校で万延元年(1860)の創設。建物や門は当時の現存物で、城内で唯一そのまま残った建築物。茅葺屋根で堂々としていた。
上には上がれなかったっけど、裏のエンガワまでふすまが開かれててよく見えた。ボタン式の音声ガイドとか押して一人でゆっくり聞いて歩き回った。

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また前の坂道を下ると三の丸跡の先の方にある広場に「伝、高遠城大手門」というのがあった。
「伝」って、そう言われてるけど怪しいってこと?見た目ボロボロで傾いてた。。説明には高遠高校の正門として使われてたとあった。往時は門櫓だった筈の大手門は、切り詰められて普通の門として使用されていたようだ。とはいえ、城址公園の外のこんなところに修繕もされずに放置されているのはどうかと思うが、、
(それはそうとこの門についてる丸いの。イイヨネ)

そして駐車場に戻った。
この広い駐車場は奥の半分が「勘助曲輪」で中央部に堀があり、入口側は武家屋敷だったそうだ。
「勘助曲輪」は築城当時には無く大手門を東から西に移した時に造成したとあった。
んー。ファンタジー要素の強い山本勘助の名を冠した曲輪。なんか怪しいなぁ。と、邪推のタネを土産に出発した。

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御菓子処 川上屋 手賀野店

ファイル 3606-1.jpg中津川市本町の19号沿いにある和菓子店。

まさか朝の8時半で開いてる店があるとは思わなかった。さすが中津川、名物の栗きんとんの時季は違うのかな。と、思いきや、この店は通年8時からの営業だそうだ。。和菓子屋って朝早かったんだ。

まぁ他の町では朝早くからやっていようが和菓子屋に寄るなんてことはまずないだろうけど、中津川だけは別。栗きんとんのおいしさを知ってしまっては寄らざるを得ない。

車を停めて店に入ると、暖簾には創業元治元年とあった。幕末ですねぇ。歴史ですねぇ。(本店は市街の中津川宿の昔からの場所にあるそうだ)

そして、もちろん自分用に買う「栗きんとん」が目的だけど、できれば日持ちがする(来週会う推しにお土産にできそうなくらいの)もので栗きんとんぽさもある商品とかないかなぁ、、と広い店内の長いショーケースを見た。

そしたら若い女性の店員さんが声をかけてくれて「それでしたらこちらを」と、「嬉しの栗」という一週間くらいもつ商品を薦められた。煮炊いた栗に栗きんとんをまぶしたものだそうで、栗きんとん感バッチリだそうだ。
それではそれをひと箱と自分の味見用に一つ買おうかなと思った。。けど、なんか他のも気になって個装のひとつは「苗木城伝説」というのを買ってしまった。(もちろん栗きんとんも)

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「お包みしますので少々お待ちください」というのが意外と長くて、奥から作りたてのものを詰めてくれてたのかな?店内を見てまわってたら、菓子で作られてるというカッコイイ龍「蟠龍」というのが大きなガラスケースに入って飾られてた。「赤壁城伝説の龍」とあり、その伝説が書かれてた。

なんでも中津川の苗木城は城下の木曽川に住み着いた蟠龍に守られてたそうで、城の壁を白くするたびに白色が嫌いな龍に壁を崩されてたとか(守ってないじゃんw)。なので苗木城は日本で唯一の赤壁の城だったそうな。
へええ、そんな城あったんだ。後で行ってみようかなーっとか思った。

そして商品が纏まって購入。店内に囲炉裏のような座席があって、そちらで食べててもいいそうなので、座ってちょこっと味見。
窓からは南っ先の根の上高原の山が見え、自分の車も覗けた。

で、まずはもう待ちきれない「栗きんとん」

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んーん-んー これこれ!
もうホント栗以上に栗。これぞ栗。やっぱうんまいわ。

今日はこれ、自分用に6個も買ったので、たーっぷりゆーっくり味わう栗の一日にしようとほくそ笑んだ。

そしてお試しに買ってみた「苗木城伝説」
栗きんとんを餅で包んだ逸品。

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おおおおおおお
これはこれは。餅だわ。栗きんとんだわ。
なんだこの贅沢なモチモチの柔らかさの中の充実は。ニヤニヤが止まらない。

こちらは四日くらいの日持ちだそうで、帰ってからの自分用に買って帰ろうかとも思ったけど、そんなに食べて味に慣れちゃっても面白くないなと自重。中津川でこその味わいとした。

いやぁ朝から満足。実は店あいてるなんて思ってなかったから、道の駅で少し時間潰そうかとか考えてたんだよね。
そして、味わって満足で、さっき興味持ったばかりの苗木城もすっかり忘れて、あー中津川は最高だわーとニコニコで出発した。(城跡はまた今度ね。凄いいいトコっぽいし)

あ、ちなみに
翌週に持って行って推しに渡した「嬉しの栗」も大好評で、ご家族で味わってもらえたかなと思いきや「おいしかったからもう全部自分だけで食べちゃった」そうだw
この推しには一昨年に行く途中で買えた「栗きんとん」をあげてて大好評だったので、本当はそっちをあげたい気持ちいっぱいだったんだけど、「嬉しの栗」も凄く良かったそうでよかったよかった。(そっちもひとつ味見用に買って自分も食べとけばよかった。。)

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タグ:餐:菓 餐:果 観:模 観:伝 楽:買

湖北ほくほく亭

ファイル 3605-1.jpg長浜市西浅井町塩津浜の8号沿いにあるラーメン食堂。

道の駅の近くだけど少し町からは離れた場所で夜は真っ暗な中で一軒だけ明るく目立ってたので思わず寄って食事。この時間ではもう町に出ても飲み屋しかやってなさそうだったので助かった。

店内は広く悠々とテーブル席に着いた。

ファイル 3605-2.jpgメニューを見るとラーメンも色々あって「牛ホルモンラーメン」とか「ほくほくちゃんぽんメン」とか少し迷ったけど、店の看板にラーメンと焼肉とあって肉食べたかったので定食かなーと思いつつ「焼き肉丼」にしてみた。

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思った以上に甘め強い味付けだったけど美味しく食べられた。
でもやっぱ面白そうな麺類にしとけばよかったかな。

次また同じような感じで此処を通ることがあるか分からないけど、この時間のここらには普通に気軽に食事できる店があるとわかって収穫だった。

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タグ:食:丼 餐:肉

滋賀県立琵琶湖博物館

ファイル 3604-1.jpg草津市下物町にある博物館。

実は2007/5/10にも来てて、その時はブラックバスバーガーが目当てだったけど、とっくに販売終了してて空振りだった。そのころはまさかドライブ中に博物館の寄道とかありえねーと思っててチョイ食い目的だけったので退散しちゃったけど、最近はよく寄道するようになり、特にここだけはちゃんと行きたいと思い始めてた。
というのも、ここ、博物館といいながら水族館のエリアが充実しているらしく、琵琶湖にしかいない固有種とかたくさんみれるそうで、日本の淡水魚のメッカとでもいうべき所。
で、近年、ドライブで寄ろうかと思う機会がありつつも、月曜休みでダメじゃんと空振り続き。。今頃になってちゃんと曜日合わせてやっと来れた。

さて、駐車場から少し歩いて入館は4時苺前になってしまった。
でもまぁ博物館の一部だからミニ水族館くらいだろうと、一時間もあれば充分だろうと思って慌てずに進んだ。(完全に甘かった)

さすがに特別展示エリアまで見る気はなく通常チケットで入館。
さっそく「水族展示室」に進む。
廊下で繋がった別棟のようで、ますますミニ水族館くらいかとの確信と箱物的な簡素な展示かもとまで想像したけどアニハカランヤ。まず展示の水槽に一つ一つテーマのようなパネルがあって、飼育員の愛が溢れる興味深い解説で魚の特性や視点がわかりやすく、見やすい水槽が並んだ濃い水族館だった。

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「鰌、恍惚」「魚界のベジタリアン⁉」「どんこにキュンです。」「幸福を呼ぶ⁉ベンテンナマズ」等々、、「学芸員が見つけたよ!」というのは新種記録されたヨドゼゼラ。「チャットでお問い合わせ」は回答が長くて立体的だったり「置物ではないです」でヒキカエルもコミカルに。

細かく見た後の足元からの大きな水槽「内湖ヨシ原水槽」も気分いい。そしてその中で泳ぐ大きめのタナゴ「カネヒラ」が婚姻色で綺麗で目立ってた。

続いてトンネル水槽は水が抜かれていた。
今年の2月にオオナマズの大型水槽が破損して100トンの水が流出する事故があった後に点検したらこちらにも小さなヒビを発見したので水を抜いているそうだ。あら残念。
個人的には午前中に越前でトンネル水槽をくぐってきたトコなので、残念度は薄かった。

非難した「ビワコオオナマズ」は別の水槽でのんびりしてた。
ここら辺からは普通の水族館のテンションで「くらしの中の魚たち」琵琶湖固有種の魚の水槽が並んでて、全部写真撮ってたけどここには俯瞰でのだけにしとこうかな。特筆するとイワシの様に群れでクルクル回ってた「スズモロコ」が可愛かった。それと、自分が初めてルアーで釣りあげた魚「ハス」もいた。そっかこれも琵琶湖が原産なんだったっけ。

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外来種のコーナーもあったけど、ブラックバスは剥製標本だけだった。。そんな扱いなんだ。雷魚は大きいのが泳いでたのに。
一瞬クロダイかな?と思ったのはオヤニラミだった。こんな大きいのは初めて見た。一応国内外来種ということらしい。

川魚屋のコーナーもあって川魚料理が模型で並んでいた。この店はモデルがあって実際に琵琶湖の魚が並んでいるそうだ。「道の駅でも買えるから是非」とか書いてあった。(食べたばっかだけどね)

ちょこっと中庭に出ると川の流れを再現した水槽にアユが泳いでた。やけに小さいなと思ったけど、ああ、これが琵琶湖の大きくならない「コアユ」かな。鮎の禁漁の幟も立ってた。滋賀は8月下旬から禁漁なんだ。他の県はどうなんだろう。

中に入ると中流域のコーナー。大きな水槽の前で一生懸命に覗いてるカップルがいた。なんだろうと思って後から見たらオオサンショウウオ(交雑種)だった。オオサンショウウオは先月日光で存分に見てたから「なーんだ」って感じだった。

橋を渡って上流域のコーナー。イワナは「ナガレモンイワナ」という虫食い状の特殊斑紋のあるタイプ。希少なので滋賀県では捕獲禁止になっているそうだ。

なぜかその隣に水鳥コーナーがあってカイツブリがもぐりまくってた。これは下流域だよね。
そういえばイワナはともかくマス類といったらビワマスっていないの?それが見たかったんだけどなぁ、、とか思ってたら「海外の古代湖」のコーナーにいた。なぜ??(元はトンネル水槽にいて避難移動したんだそうだ)

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「今日のバイカル湖」とかあってリアルタイムのバイカル湖の水中を映すモニターもあった。
そして「バイカルアザラシ」。。世界一の古代湖にはアザラシまでいるのか。
逆にアフリカの古代湖のマラウイ湖なんかは綺麗な魚だらけでサンゴ礁のような熱帯感。あ、熱帯か。

そしてチョウザメでかっ!広い水槽を悠々と泳いでた。そして解説にも驚いた。昭和の初期までは北海道の川にも遡上して来てたそうだ!へー。それが河川工事で絶滅してしまったそうで。あらら。

あとはふれあいコーナーやマイクロアクアリウムなどあったけど、もう40分だったのでサーっと流して見て通過。時間足りなかった。。二周まわるつもりだったけどとんでもなかった。。

で、一応水族展示室以外もパーッとみておこうかなと上の階に上がってみた。

蘆原の入り口で烏丸半島周りの自然と小動物の紹介。うぉぉこれも面白そうだ。じっくり見たいところをサーっと流して進んだ。リアルな模型が多かったけど、カエルとカメとスッポンは実物で生きていた。すげぇ。

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そして農村の暮らしのコーナーでは民家が再現(移築?)されていた。懐かしいくらいの建物で、座敷にも上がれるけど、あがらすにサッとながめた。池にはコイがいて水路から水を取り込むところも水がちゃんと流れてた。

更には生き物コレクションのコーナー。ここは模型だけど琵琶湖の生き物が並んでて壮観。キノコの模型もよかった。うわぁちゃんと見たいけどもう50分。閉館10分前のアナウンス。悔しいけど展示室を出た。

この展示室がC展示室。まだAとBがあったようだ。全部見るなら丸一日コースか。。まぁとりあえず水族展示室はちゃんと見れたからOK。でもまたもう一度来たいなぁ。
とか思いつつロビーまで戻ると、売店はまだ開いてて見てるお客さんがたくさんいた。
自分も急ぎ足で見て廻って、自分用にTシャツと、土産用にハンドタオル、そして衝動買いでオオナマズのぬいぐるみとか買っちゃった。そして閉館ギリギリで館を出た。

駐車場の前の林を抜ける時、木々の合間から琵琶湖の先に沈まんとする夕日が見えた。
ああ、沈みそうだ、、と歩きつつ駐車場のトイレに寄ってたら、しっかり沈んでた。それでも烏丸半島の先っぽで琵琶湖は広く見えるので少し眺めた。琵琶湖大橋もよく見えた。

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そして車でゆっくり宿検索。周りの車もみんな出て気が付くと自分だけでガラーンとしてた。もっと日が長い時季に来てゆっくりしたかったなぁ。あ、いや、夏は暑くてたまらないか。暗くなってきてから出発した。


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タグ:動:魚 動:虫 動:鳥 動:獣 観:館 観:模 観:蛙 観:屋 観:橋 景:湖

道の駅 草津 グリーンプラザからすま

ファイル 3603-1.jpg草津市下物町の県道沿いにある道の駅。

ここは何度も何度も寄ってるおなじみの道の駅。だけど、店開いてる時間に来たのはこれで二度目くらいかな?だから点景も二度目かと思ってたけど振り返ったら初だった。。そうだっけ?

ここは毎度、夜寝るために立ち寄る定宿みたいなトコで、西からの帰りの最終日にここまで来てれば安心できるという目安にしてた地点。でもそれもCR-Xに乗ってた頃が一番多かったかな。竜王に道の駅ができてからはそっちの方か寄りやすく、高速使っちゃうつもりならもっと手前でもよかったし、最近はちゃんと宿とることの方が多いかも。

ってわけでちょっと懐かしのトイレ前の好ポジションに停めて店に入ってみた。

まず、あおばなのソフトクリ-ムがあったので買ってみた。

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味はよくわからなかった。そもそもあおばなってなんぞ?(草津の花だそうでつゆくさの変種だそうだ)よく考えたら、これ、前にも食べたかも。点景にしてたりして。(してなかった、食べたのは2007/5/10だった)

ファイル 3603-3.jpgさて、なんか昔はブラックバスの煮物とか鮒ずしとかあったような気がしたけど、そういうものはなかったしそういう方向の面白いものもなかった。

琵琶湖的にはホンモロコの甘酢漬けとかあったので買ってみた。
ホンモロコは琵琶湖が原産の固有種で、関東にもいるのは移入種。こっちがホンモノ。開けたら実にキレイに形崩れずホンモロコ。
でもあまりおいしくなかった。。(埼玉のはうまかったんだけどなぁ)

久々の立寄りで懐かしくもあり、馴染みない昼間の姿に気恥ずかしさ感じたりしてくすぐったくてよかったけど、時間的にも味覚的にも些余計な立ち寄りになってしまった。。


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タグ:餐:冷 餐:魚 楽:懐 道の駅

道の駅 塩津海道・あぢかまの里

ファイル 3602-1.jpg長浜市西浅井町塩津浜の8号沿いにある道の駅。

何度も寄ってる所だけど、点景は二度目かな。
前にもここで食事してるので、また今日も軽く済まそうと店を覗いた。
また鮒ずし食べちゃおうかなーとか思ったけど、鮒ずしは「絶賛発酵中 令和四年度の鮒ずしは終了致しました」とあった。。あら残念。
じゃあ普通でいいやと焼き鯖ずしとかき揚げそばのAランチセットにした。

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したら、意外とちゃんとしてておいしい焼き鯖寿司でいい味だった。
そばはつるりと汁はあっさりのオスマシ風だけどかき揚げとあっててまぁまぁよかった。

食後、ちょっとふらふらして裏に出てみたら「おはなばたけだいさくせん」とあってコスモスがいい感じで咲いていた。
雨上がりの空はもう少し青空が見えてくれてたら花も映えるトコだけど、トーンが低かった越前を抜けて華やかな近江に出れた気がして気分良く眺めた。

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ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:麺 餐:鮨 植:花 道の駅

生もっちプリン専門店

ファイル 3601-1.jpg敦賀市大比田の8号沿いにあるプリン販売店。

「変なプリン」という幟とその変なイラストや特異な雰囲気の店が気になって、一度通過したけど戻ってきて立ち寄ってみた。
洒落た感じでもあるしプリンの店だし、ちょっと腰引けてたけど、こんな天気で他に客もいなさそうなので停めて傘さして店に歩いた。

店の前には牛の像があって「この乳牛さんにぜったいにさわってください!」とあった。やっぱ変だ。
乳を触るのはなんかヤだったので角を握ってみた。

商品名は「変なはぶたえ生もっちぷりん」だそうで、今までにない甘さと食べにくさで、食感注意、のびすぎ注意、満腹注意との詫び案内があった。変だ。面白い。
小さな店内もぷりんの瓶を吊るしたりしてお洒落なんだけど妙な感じで面白かった。迷わず一つ購入。

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店の屋上や横のコンテナ積んだ上にソファーやテーブルがあって晴れてればそこでゆっくり食べられたんだろうけど生憎の雨。
積んだコンテナを見てみると先にはブランコが吊ってあり、横には「MOM」の大文字のフォトスポット。斜めになったコンテナには「コノヘンテコナナナメコンテナニ絶対に登ってください!」とあった。仕方ないなぁ、、と喜んで登った。

なんか斜めで変な気分の階段部屋。
でもこれって雨でも平気だし、一番上はガラス張りで海方向展望できるし、上の方は座席っぽくなってるしってことで、一番上で買ったプリンを食べた。

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っていうか、なるほどこれはこれは おもしろい!
解説の通り、あまくておいしいけど、粘りが強くてなんとも食べづらい。ズルズルいってプリンを食べたのは初めてだ。なんじゃこりゃ?と楽しくなった。

ファイル 3601-4.jpgいやいや変テコだけどしっかりしてる。このスポットも含めて実に面白いスイーツで楽しめた。
これってやっぱカップルとか女子向けなんだろうな。。
おっさんが一人ではしゃいでて更に異様だったかなw

雨降っててガラガラで良かった。思い切って寄ってみてよかった。
敦賀の面白いもの味わえて満足。


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タグ:餐:菓 観:像 景:海 楽:触 楽:験

道の駅 越前

ファイル 3600-1.jpg越前町厨の305号沿いにある道の駅。

ここは初めて寄った。っていうか、何度も通ってる305号だけど全然認識してなかった、、こんなトコに前からあったっけ?
っていうか、しっかりした建物の日帰り入浴施設で昼から風呂入るつもりはないので「まぁ通過だけどね、、」とか思ってたら向かいに「越前がにミュージアム」という施設と「越前うおいち」という海鮮市場があってこっちも道の駅と出てたので思わず寄ってみた。

越後の能生みたいにカニ食えないかなーとか期待したけど、越前のカニは11月からの解禁、さすがに冷凍ものは並んでたけど全部土産用。解禁寸前で安くなってる等という事もなく、モチロン買ってすぐ食べるというような雰囲気でもなく、見てまわるだけの冷やかしで終わった。。

さて「越前がにミュージアム」も覗いてみた。もちろん有料だけど500円と安め。入り口の雰囲気はちょっと子供連れ向けかな、、と思ったけど、空いてそうだし雨降ってるしハズレでもワンコインならいいかと入ってみた。

まずエレベーターで三階に上がる順路。
そこにあらわれたのが海中ジオラマ。おお。これはイイ。
なんと縦ジオラマで港の海上から表層-中層-深海と三階吹き抜けで深さを実感できる造りになっていた。

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越前は岸から一気に深く成る地形でカニの絶好の漁場、そういうのはなんとなく知ってたけど、こうして深い深い底にカニがいる情景を見ると、こんな深い所にいる生き物が甘くうまいというのも不思議だし、それを引揚げる漁師もすげえなぁと思える。

そんな港の出航前の雰囲気や夜の漁村もよく造られた細かい模型で眺めがいあるし、下の層に螺旋の階段で潜って、見上げる水面の高さも感じられ、一気に引き上げられるカニはたまったもんじゃないなと、カニに生まれなくてよかったと胸をなでおろした。

さてさて、その螺旋の階段の途中には柱に窓があって、そこにも模型が置かれて漁の解説などが見れた。

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中層にはズワイガニ漁の歴史などパネルや漁具の展示が作業小屋に入るようなレイアウトで楽しめた。

そして深海層には潜水艇の調査の模型。カニって人が潜れない様な深い所の生き物なんだよなぁ。。宇宙人みたいなもんだよな。とか、いろいろと感じさせてくれてなかなかいい博物館だと満足してたら、まだ序の口。ちゃんと実物のカニも樽型の水槽で泳いでた!
なんだちゃんとカニが見れるんだ。知らなかったので嬉しかった。
水槽は幾つかあって雄雌分けられてた。

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これで満足してたけど、更に進むと「海遊歩道」という水槽トンネルがあってプチ水族館にもなっていた!マジか。これは驚いた。まさか魚まで見れるとは。これで500円は破格でしょ。

小さいカニやエビの小さい水槽も並んでたし、更に「ふれあい水槽」もあった。
空いてたのでヒトデをひっくり返したりしてたけど、この水槽には魚もいた。珍しい。っていうか魚は素早くて触れ合えないよね。

そして人だかりになってたのはトリックアートのフォトスポット。最近のはやりがわかってるねぇ。お客さんは団体さんで一気に混んだりしたけど、ゆっくりまわってたら二周目ではゆっくり見れた。ひとりだとゆっくり見れていいわ。

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カニの研究の模型も見つつ、パノラマの大型スクリーンの映像も見たし、漁船体験シミュレーターなんかもやってみた。超難しかった。

存分に楽しいで外に出た。寄れてよかった。雨のおかげだ。城、寺、とハズした後だっただけに嬉しかった。

いやいや、こんなに楽しんじゃったらカニでも買ってかなきゃ申しわけないかな、、とか思って市場をもう一回まわってみたけど、やっぱり今食えないカニは買う気にならず店を出た。
ら、店先でイカと貝の串焼きを焼いてたので、イカを買った。

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これは何ていうイカなんですかと種類を聞くと「ヤリイカですよ」と言われたので、え?こっちのヤリイカってこんな小さいの?とか思いながら甘いヤリイカを想像しいて食べた。のが失敗。おいしく食べれなかった。小さいのってこんな感じかぁ。ちょっと蛇足になっちゃった。
 
 
この日の日誌

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道の駅 蓮如の里あわら

あわら市吉崎の305号沿いにある道の駅。

新しい道の駅だろうか、初めて見かけた気がする。(今年の四月オープンだそうだ)っていうか、この第二駐車場のカフェが気になって思わず立寄り。これは寺のお堂?何の説明もなかったけど「京都本格珈琲純喫茶イクスカフェ」とあり、額には「鳳凰閣」とあった。

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カフェは10時からでまだ閉まってた。開いてたら腰引けて駐車場にも入らなかったかも。。(京都は嵐山と祇園にある大人気のカフェだそうだ)
横には道の駅の施設なのか「蓮如館」というのがあって中は「蓮如上人記念館」だそうだ。9時からなのでまだ開いてなかった。(以前は鳳凰閣が「蓮如上人記念館」だったそうだ)

「鳳凰閣」は高床式になっててその桁下から裏の北潟湖と島のように見える鹿島の森が覗けた。うわーこんな景色見おろしてのカフェはなんか贅沢すぎでお洒落過ぎで、やっぱ縁なさそうだわー。と思いながらじろじろ見て車に戻った。

で、
第二駐車場というくらいだから第一もあるわけで、道の斜め向かいすぐ先にあったのでそっちも寄ってみた。

道の駅の店も9時からで開いてなかったけど、ここはすぐ裏に「吉崎御坊跡」という国史跡がある所で、寺には関心のない自分でもどんなもんかちょっとは気になった。
吉崎御坊というのは室町時代に蓮如上人が布教の中心として建てた坊舎。大人気で門徒が集まりまくって一大宗教都市になったけど、戦乱や火災で何度も焼失して跡地になってしまったそうだ。

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駐車場のすぐ前に「西御坊」の石段があったので上ってみた。その石段の上の「念力門」は天正19年(1591)に豊臣秀吉が西本願寺に寄進したという門で、幕末の蛤御門の変の時には本願寺を守ったそうだ。昭和24年(1949)に京都から16台の荷車で移したそううだ。なんかすげぇ。450年物の門には見えない堂々たる姿。戦国と幕末に触れる思いでくぐった。

「西御坊」というのは西本願寺の別院。わくわくして門をくぐったもののやっぱり寺院はどうも勝手に入っていいものかどうか戸惑いあって、本堂で一礼しつつササッと横に出た。

道に出ると今度は「東御坊」東本願寺の別院があった。
ここは門の先に石段があるのだけれど、門をくぐったらびっくり。あれ?ここって城だったっけ?と思わず勘違いしたくなりそうな楼閣が石垣の上に建ってるじゃありませんか。え?なにこれ?とまたワクワクしながら石段を上った。

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この建物は宝物館だそうだ。延享2年(1745)に大工小屋として建立、屋上の太鼓堂は名古屋城の櫓と同様式だとかで江戸時代に時計台といて親しまれたとか。ちょっといろいろと時代がごっちゃになる。。
北潟湖と鹿島の森なんかチラリと見えて湖岸の城。江戸時代には幕府に睨まれなかったのかねぇ。(お城ファンのサイトでは完全に城と認識している所もあったw)

鐘楼が単体でもう一つあってこちらは寛政3年(1791)のものだそうで、鐘は御坊で法話があることを信者に知らせる合図として鳴らしたそうだ。

「嫁おどし肉附の面拝観所」というのもあった。なにそれ。。
その拝観所への案内に沿って進むと裏口のような細い参道に出た。ここには「室町時代からの唯一現存する参道です」とか出てた。室町の細道、でもちゃんとコンクリの道にはなってて歩きやすそうだった。まぁ拝観所はまだ開いてなくても史跡の御坊跡への道だそうだから、と、進もうとしたら、ここまでパラパラと舞うくらいだった小雨が、一気にサーッとちゃんと降り出した。。さっきの城跡に続いてまたかぁ、と諦めて道の駅に戻った。

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下り坂を滑らないように気を付けて戻っているうちに本降りになって濡れてしまった。それでもすぐ諦めて戻ってよかったと思えるくらいに雨脚は強まって、すっかり土砂降り。

道の駅は開店五分前で入れず、前の屋根付きテラスで雨宿り。
外からはガラス越しに越前瓦で造ったという「あわら伝説 嫁おどし物語」の像が覗けた。

伝説は、、信仰心のない姑と信心深い嫁の物語。
御坊へ通う嫁を姑が諫めようと夜道の竹藪から鬼の面を付けて「親をないがしろにして御坊へ通うとは何事じゃ!」と現れ、ビックリした嫁が蓮如上人に祈ると、姑は動けなくなり面が取れなくなってしまい、御坊へ連れて行って祈ったら取れて、姑も信心深くなったという話。
どうしても邪な僕はこういう話は素直に取れなくて、、面は嫁が用意してたんじゃね?とか嫁の策謀に思えてしまう。いかんいかん。
っていうか、外にはコミカルな顔ハメもあった。。頭が温泉の盥になったマスコット絵だけど、鬼の面をかぶろうとする姑の顔ハメってどうよ。抜けなくなったら面白いよね。あわら温泉に行ったら取れるのかな。

雨はやみそうにないので濡れるの覚悟で車に走って乗り込んだ。少し地図見て出発した。
 
 
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