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西蓮寺

ファイル 3845-1.jpg行方市西蓮寺にある天台宗の寺院。

樹齢千年以上にして県指定天然記念物のイチョウの紅葉を見によく来るお寺。点景も四度目。
で、だいたいいつも少し早かったり遅かったりなんだけど、今回は食事した店で「丁度見頃」と言われたので安心して来てみた。
ら、まず車が混んで駐車場混雑。こんな混んでるの初めてかも。誘導員が何人も立ってるのに手前に空きがあるのか奥に進んでいいのかハッキリ誘導せず、行っちゃうよーと奥まで進んだら空いてなかった。。けど、脇に無理やり停めた。誘導員は見てただけ。。なんだこれ。

ってわけで門の前で停めて歩いた。
点景四度目だからどこかで書いてると思うけど、この門は国指定重要文化財。天文12年(1543)室町後期の建立。国だよ国。銀杏は県なのに。

門をくぐって進むと林の木の合間から黄色く大きな銀杏がチラチラ見えて、巨大なオブジェのような見事な黄色い樹が青空を背に光るように立ってて神々しかった。
そしてやっぱり人が多くお祭りのように樹を囲んで、写真撮ったり子供が落ち葉で遊んだりしてて賑やかだった。まぁお祭りのようなもんだ。車両販売やテント販売の菓子や珈琲の露店も出てたのは初めて見た。

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地べたもまっ黄色で日陰と日向のコントラストも鮮やかな黄色の世界。
まぁ、もう点景も四度目なので極力写真メインで並べていくとしましょう。

まず一番古く大きい一号株の周りをまわった。裏側からの零れる陽光がイイ感じ。

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まわって見上げて近づいて離れてウロウロ。踊ってるようなもんだw

そして少し若い二号株。共に樹齢千年以上なので若いというのも違う気もする。
こちらは少し紅葉遅めで裏の方はまだ緑の葉が残っていた。そんなとこで若さアピールかよというツッコミもまた違う気がする。失礼しました。

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形はやっぱり一号株の方がイイ広がり方でカッコいいね、と振り返って眺めた。

そうそう、だーれも注目してないけどその横の「相輪橖」も国の重文。9.16m。樹に隠れて地味。立てたばかりの700年前は樹よりも高かったんだろうかね。

塔は人気なかったけどお堂には人が多く、常行堂に集まってた人はおみくじとかお守りとかかな(いやそれ神社だろw)と思いきや、手前の水甕に集まってる人も多く、何やら写真撮ってるので寄ってみたら、水甕の水に映った銀杏の黄色が映えるようでみんな必死で角度を探してた。
なるほど。防火用の水が燃えてるようで面白い。(見返すと、あんましハッキリ樹を映す角度ではなく、少し離れて黄色く輝く円くらいで写した方がよかったなと思った)

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常行堂は天井や壁に絵が描かれ「びんづるさま」というなで仏があったり絵馬が銀杏だったりと情報量豊富だった。ここは九月に大法要があって大行列で堂内をまわるそうだ。

ファイル 3845-6.jpg最後に赤い花手水をながめて黄色一色だった目を休めて境内を出た。

いやぁ今年はバッチリな頃合いで来れてよかった。
こんなに人集まる所だったんだねぇ。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:景:季 植:樹 観:寺 観:然 観:門 観:塔 観:重 観:飾 観:像 観:水

ごはんや

ファイル 3844-1.jpg行方市荒宿にある食堂。

先ず店なんかなさそうな宅地の細道を進んでたらたまたま見かけて寄ってみたらこんな感じで驚いた。
完全に普通の民家で営業している店。古すぎず新しくもない郊外の家で子供の頃に行った親戚の家みたいな民家に上がっての食事。

いや、先月も郡山で古い民家の蕎麦屋に入ったばかりだけど、そこよりは新しめな昭和中後期くらいって印象の建物で凄く馴染める雰囲気だった。

ファイル 3844-2.jpg座敷に上がると客席はテーブルになってて、まぁその方が楽だけど座敷には合わない感じでちゃんと店としての体裁を感じられた。

メニューは「美明豚」という茨城のブランド豚の定食がメイン。といいつつ「お魚定食」も気になって何の魚か聞いてみたら、今日は鯵を煮たものだということでお勧めされたけどパス(霞ケ浦の魚だったらそっちにしてたんだけどねぇ)
素直に「生姜焼き定食」をたのんだ。

部屋の雰囲気を和み楽しんで寛いで少し待った。
正直に言うと、ブランド豚のメニューはいい肉つかってるから肉は少なめなんだろうなぁ、、まぁ仕方ないよなぁ、、という感じかなぁ、、と思って待ってたけどアニハカランヤ、出てきた料理は大きい肉ドンドンドーンのイイ感じの定食だった。いいねいいね。

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そしてもちろんうまい豚。しっかり豚のおいしさを堪能。いいねいいね。
肉の下の野菜もおいしく、小皿のお新香や煮物もおいしく、柔らかく炊いたご飯はやさしく、具の多い味噌汁は薄味ながらおいしく、手料理感あって健康的に気を配ったやさしさを感じる定食だった。

これは普通に雰囲気ある民家での食事というのを抜きにしてもおいしく満足の定食。たまたま見つけて寄ったのが大当たりで嬉しかった。

で、やっぱネットとかで調べてくるんだろうか、自分の後からもお客さんは程よい間隔で続いて来てて、後の方のお客さんは「今日はもう生姜焼き終わっちゃいました」と言われてて、お魚定食やカレーにしてた。きっとそれもおいしいんだろうけど、自分は少し早く来れて食べれて良かった。

さて、満足で店というか家を出た。
ら、その母屋の前の納屋というか離れというか、横にある建物もお店のようでちょっと覗いてみた。

「ばあちゃんの店 花と葉っぱ」という名の雑貨店。手作り感ある小物や農産物などが並んでて、まぁ自分向きな商品の店ではなったけど、見てまわった。

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ギンナンでも買って行こうかと思ったけど「これはそのまま食べれますか」と聞いてみたら、まだ炒ってないものだというので「簡単だし保存がきく」とは言われたけどヤメといた。
けどそこからその店のばあちゃん?(おばちゃんくらいの若さだけど)と少し話が続いて、これから行こうと思ってた銀杏の西蓮寺の話しも聞けた。紅葉も今丁度いいくらいだと聞いて気分高まった。
ギンナンはパスしたけどドライブのおやつにラスクを買って店を出た。やさしいおばちゃんとの話で和んで気分良く癒された。ナイス過ぎる寄り道だった。

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タグ:食:定 餐:肉 餐:菓 観:屋 楽:懐 楽:話

森田屋支店

ファイル 3843-1.jpg館林市緑町の354号沿いにあるラーメン店。

森田屋と言えば佐野で老舗で人気の有名店で、チェーンぽくはないけど何店か支店もあって、それぞれ同じように昭和っぽいレトロな食堂まんまの雰囲気の店。
この舘林の店は国道沿いという事もあって、何度も何度も見かけて、何度も何度も気になってたんだけど、やっぱ佐野ラーメンは佐野で食べなきゃ、、とか思ってて毎回通過してた。
っていうか、そもそも陸橋を下ったばかりの交差点の直ぐ先で若干隠れたようにある店なので通過する時に気付く感じの店なんだよね。

ってわけで、初めての来店。店前の小さな駐車場は他に車もなくて悠々停められた。ここ以外にもあるらしいから知ってれば寄りやすい店だったみたい。

ファイル 3843-2.jpg店内もやっぱレトロなんだけど、草臥れた感じもなく整ってて自然な感じ。いいねぇ。テーブル席は2つだけでメインは座敷になってて、厨房も広く客席と同じくらいあって、そういえば森田屋ってどこもこんな感じだったけ。(いや、他はテーブル席メインだったと思う)
大きく違うのは他にお客さんがおらず、厨房も一人でガラーンとしてた。昼だったら賑やかなのかな。。
メニューはワンタンメンをたのんでみた。

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うん、おいしい普通な佐野ラーメン。青竹ビラビラ麺が心地よい。
ビラビラのラーメンとヒラヒラのワンタンを交互に楽しんだ。
空いててちょっと不安に感じてたけど、落ち着いて食べれて良かった。森田屋というネームがありながら普通な静かな街中華の雰囲気で味わえるいい一杯。こういうのでいいんだよラーメンは。寄ってみて良かった。

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タグ:餐:ら

岩崎屋

ファイル 3842-1.jpg太田市寺井町の県道沿いにある焼きそば店。

太田市の焼きそばの店の中では一番多く来てるおいしい有名店。でもなんか久々。点景はこれで三度目。コワクに上げたのが最初かな。それ以外に何度か来てるし友達とも来たことあったっけ。

メニューも焼きそばと焼きまんじゅうくらいなので新しい情報があるわけでもないけど、ちょっと久々だったので点景にしてみた。(振り返ると前回は七年前だった。思ったほどでもなかった)

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ファイル 3842-3.jpgうん、やっぱりおいしい。

見た目ほど濃い味ではなく、飽きずにしっかり食べれる焼きそば。そしてほかの太田の焼きそばとは同調することもない独特な黒さ。なんか不思議。

そして焼きまんじゅうはほどよい甘さでいいおやつ。っていうかやっぱりパン。まんじゅうの定義とは如何に。まぁよく考えれば中華まんだって蒸しパンみたいなもんだしね。

ちなみに前回の点景 前前回の点景 最初のコワク
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タグ:餐:焼 餐:饅

ラーメン一元 八木間店

ファイル 3841-1.jpg静岡市清水区八木間町の52号沿いにあるラーメン店。

前に静岡の清水には「溶き味噌ラーメン」というご当地ラーメンがあるという記事をネットで読んで興味をもって行こうと思ってネタ帳にのせてた。
んだけど、基本的に味噌ラーメンは普段そんなに食べたくなるわけでもなく、どちらかと言えば寒い季節に食べたい方で、そんな寒い季節は遠出することも少なく、ましてや静岡あたりで昼頃という事はなく、たまーには早朝出の日帰りで静岡メインのドライブとか、週末だけのそのくらいまでのドライブとか行こう行こうと思いつつ、なかなか来れずにお蔵入りしそうなネタになってた。

で、今日はややイレギュラーで早めに西から帰って来ちゃって丁度いいくらいの時間だったので来てみた。やーっと来れた。

「味噌ラーメン」の幟が並ぶ駐車場から歩くと、「え?これ?」ってくらいファンキーで賑やかな店構えで驚いた。

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店に入ってカウンター席に着くと、メニューはしっかり味噌ラーメンメインの店でホッとした。
そしてラインナップには「チョイ辛」のメニューも並んでたので普通のはからくないだろうと思えてホッとした。
ちょっと迷ったのは「白みそ」のメニューもあったことだけど、取り敢えず普通の方の味噌ラーメンにしてみた。

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というわけで清水溶き味噌系「みそらーめん」
まずは中央ん味噌を溶かずに一口。薄味でそのまま食べれるラーメン。そして味噌を溶くと、しっかり味噌の味の立ったおいしい味噌ラーメン。ああこれはおいしいわ。
食べれてよかった。次来れたら白みそを食べてみようかな。

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タグ:餐:ら

道の駅 潮見坂

ファイル 3840-1.jpg湖西市白須賀の1号沿いにある道の駅。

何度も寄ってる道の駅で点景も四度目。
なんか以前はめちゃくちゃ混んでた印象だけど近頃は左程でもなくスンナリ停められる印象でトイレだけでも寄りやすくなったような気がする。
といいつつ今回はなんかちょこっと食べたいなと思っての立ち寄り。さっき軽くしか食べてないからね。

ファイル 3840-2.jpgが、外にあったスナックコーナーがスッキリなくなってて驚いた。
えーなんでー
と思ったけど仕方ない。総菜弁当でちょうどいいのか食堂で軽めのメニューないかなーと店に入ってみた。

ら、食堂のメニューに「生のり汁かけごはん」という丁度いいのがあったのでそれにしてみた。

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生のりの乗っただしのお茶漬け。茶碗一杯でサラサラとおいしく食べられた。丼物ほどガッツリ食べたいわけじゃなかったし、朝定食でも豪華な感じだったのでこういうのがあると助かるね。でもこれじゃもうからないんだろうね11時までの提供のサービスメニューだった。

ファイル 3840-4.jpg席は窓に向いたカウンター席だったから海と1号バイパスをのんびり眺められた。

食堂の中間にはバルコニーに出れるガラス戸があったので出てみた。風もなく寒くもなく、曇った空ながら雲は薄めでもやーっとした陽がすこし海を照らしてた。
っていうか、ここって脇に足湯があったんだ。。今まで何度も来てたけど初めて知った。。まぁ入らないけどね。

ちなみに前回の点景 前々回の点景 
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タグ:餐:飯 餐:汁 景:海 観:道 道の駅

道の駅 にしお岡ノ山

ファイル 3839-1.jpg西尾市小島町岡ノ山の23号沿いにある道の駅。

バイパスの蒲郡方面からしか入れない道の駅。逆の名古屋方面は「筆柿の里・幸田」というのがあって、そっちの方がよく寄ってるかも。柿も印象的。
ここは、、お茶が名物なんだっけ。
なんか抹茶系のお菓子で無理して点景にしたような気がする。。(と、振り返ると2回点景にしてた。意外とこっちも寄ってるようだった)

さて、トイレの後で何か食べられないかなーと店を覗くと、奥の方にちゃんと食堂があった。そうだっけ。あーでも朝はモーニングセットだけだった。。あーね。

ファイル 3839-2.jpgで、店内を見てまわったら、面白そうなのあった。
「抹茶トースト」学校給食で大人気!だそうだ。
それと「イカフライのレモン煮」西尾のソウルフードだそうだ。
買って車に戻った。

ここに寄った目的は、まずトイレで、次は仮眠。
ちょっと寝てから買ったものは食べようかなと思ってたんだけど、やっぱ気になって先に食べた。

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「抹茶トースト」は甘くした抹茶をフレンチトーストのように染み込ませて焼いた食パン。
思ったよりもおいしくて、なるほどこれが給食で出たら大喜びだわと思った。

「イカフライのレモン煮」はこれもまた甘いレモンに浸したイカフライ。
これも意外とおいしく、レモンとカツの芳ばしさがイイ感じでイカの歯応えが程よく、酢の物のような揚げ物のようなおやつのような面白い食べ物。コレはもっと人気になって普通に目にする惣菜になってほしいと思った。(でも、点景を振り返ると前回も食べてたのをすっかり忘れてた。。おいおい)

ファイル 3839-4.jpgペロリと食べ終えて落ち着いてみて、やっぱり眠気あったのでそのままシート倒さずに仮眠した。(倒すとガッツリ寝ちゃいそうなので)

ストンと寝て、ハッと起きたのが40分後。
ちょっと前までは15分くらいでスッキリしたもんだけど、まぁその分しっかり眠気消化。
起きたら天気よくなってたとか道空いてたとかそういうことはなかったけどいい休憩になった。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:麭 餐:揚 道の駅

ラーメン横綱 吉祥院本店

ファイル 3838-1.jpg京都市南区吉祥院這登西町の171号沿いにあるラーメン店。

この「ラーメン横綱」は千葉のうちの地元にもある京都ラーメンのチエーン店で、此処が本店。うちの近所にあるくらいだからあちこちにあるのかなーと思って調べたら、関東地方では千葉県だけに三軒あるだけで他にはなかった。。何故。
ウチの近くの店は気軽に何度も行っててわりと気に入ってるので、一度京都の本店に行ってみたいなと思ってた。

で、来てみた。本店は「第一旭」みたいに小さい駐車場のない店とかかなぁ、、と思いきや、普通にチェーン店の形態で駐車場ちゃんとあって楽々だった。そうあってほしかった。むしろありがたかった。

ファイル 3838-2.jpgカウンター席に着いて、メニューも勝手も分かってるのでとくに迷わずいつものようにラーメンと鉄板チャーハンを頼んだ。

明るく広い店内には、以前の店の写真が貼られてた。あーこっちの方が雰囲気あっていいなぁ。。と思った。(けど創業は写真の店ではなくもっと昔の屋台からだそうだ)

で、先に鉄板チャーハンが出てきた。鉄板の部分に玉子をといて焼いて搔きまわすイベント系。写真ブレてたので画像ないけど、うちの方の店と一緒なのでまぁいいでしょう。

っそして熱くて少しずつ食べてたところにラーメン登場。

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うん、チャーハンもラーメンも味は一緒。だけどなんか少し丁寧な気がしておいしく感じた。いや、気のせいかな?
いややっぱ少しおいしいよ。と食べきった。

会計の時に「うちの方の支店よりおいしく感じました」と言ったら「同じ筈ですけどね、ありがとうございます」と返された。「おおきに」じゃなかった。。

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タグ:餐:ら 餐:飯 観:本

うかいやレストラン 東相生店

ファイル 3837-1.jpgたつの市揖保川町片島の2号沿いにある食堂。

丁度こんな感じの店ないかなーと思ってたトコだったけど、しばらく店のない区間の先だったのでうっかり通過とかしなくて寄れてよかった。
店には大きく「めし&焼肉処」とあり「ひとり焼肉喜んで!」とあって、そんなガッツリじゃなくてもいいんだけどな、、と思ったけど、「道中名物 ホルモンうどん焼き」ともあり、おお丁度いい名物もの!もうメニュー見るまでもなく店に入る前からたのむのは決まった。

半端な時間だけに店内はすいてたので、一番奥の窓の前のテーブルに座った。停めた車のまん前である。

で、少し待って出てきた「ホルモンうどん」は意外と量が多かった。

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ファイル 3837-3.jpgそして、焼きたてで熱くてしばらく食べられなかった。湯気見て待ってて「そういえば」と思い出して本日のチェキと生写真でチェキ飯にした。なんか最近、こうして食事を飾ってやっと戦利品として実感して落ち着くようになってきちゃった。。

さて、少しさめて少しづつたべた。
うん、うまい、、、   ん?  あ。 辛いや。。
まぁたぶん一般的にはこれは全然辛くないよって言うレベルなんだろうけど、苦手な者的には辛く、苦い顔しながら食べた。
いままで兵庫県側(主に佐用)で食べたホルモンうどんはどこも辛くなかったから、「兵庫(佐用)=辛くない」「岡山(津山)=辛い」っていう認識だったけど、兵庫も店によってだったのか、、安心できないメニューだ。

食べ終わってもしばらく口の中と気持ち落ち着くまでゆっくりした。
っていうか店空いてるから少しくらい長くいても問題なさそうだ、、と思って、ここで本日の宿を検索した。

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ゆーっくりしてたので、来た時には横から眩しく照らしてた夕陽も山陰に落ちはじめた。(窓の汚れはアシカラズ)

この日の日誌

タグ:食:焼 餐x辛x 楽:推 景:陽

吉備津神社

ファイル 3836-1.jpg岡山市北区吉備津にある神社。

備前、備中、備後の三備の吉備国の総鎮守。桃太郎のモデルの大吉備津彦命を祀る神社。

ここは昔、まだCR-X乗ってた若いころ(25年前)に来たことがあって、城巡り以外で寄り道とか滅多にしてなかった頃だったので印象深い。

とかいいながら駐車場あたりは全然憶えてなかったけどね。

さて、参道の石段の前に御手水と案内板があった。そういえば鳥居はなかったけど脇に「矢置岩」という苔生したイイ感じの岩のがあった。なんでも吉備津彦(桃太郎)と温羅(鬼)が共に射ち合って空で衝突して落ちた矢を置いた岩だそうだ。んー凄いような凄くないような。

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そして参道の石段は工事中で足場が組まれてシートで幕が作られてた。ひょっとして通れないのか?と焦ったけど、作業止めて通していただけた。提灯枠の改修工事だそうだ。

途中の北随神門(国重文)もよく見えないままくぐって登りきると、門のような授与所の間から屋根が続いだすぐ前が拝殿だった。
大きな神社なのに珍しいくらい参道からすぐの順路で参拝できる神社だなぁと思った。(他が些と煩わしいくらい廻らされることが多いんだよね)しかもこの社殿は本殿と結合した唯一無二の「吉備津造」という建築様式で応永32年(1425)の室町時代に再建された国宝。

拝んで境内を見ると御神木のイチョウの木の落ちた葉を掃除する巫女さん方が見えた。

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巫女さん方を遠目に見て何故かそれで満足して広場へは進まずに、周りを見まわしながら、登ってきた石段を振り返って北随神門のキレイな檜皮葺きの屋根を見下ろしつつ、此処で一番印象的で気に入ってた回廊へ進んだ。(って、違うだろー そっち行く前に広場に出て本殿を眺めなきゃダメでしょー 国宝だぞー なに巫女さん遠目に見て満足してんだよー と帰ってから思った。25年前はちゃんと見てたからいいか。。)

入口にタッチパネルの案内番が立ってて最新な感じがチグハグなのも面白い天正7年(1579)再建の全長360mの長い回廊。なぜかこれは県の重文。この山の稜線に沿って真っすぐ下る回廊は凄くイイ歩きたい景色。肩書なんかどうでもいいね。
まずは少し膨らむように下って中間の南随神門に進む。

この南随神門は延文2年(1357)の再建でこの神社で最古の建築物で国重文。でも申し訳ないけど門は景色的に中間のアクセントでしかなく、じっくり見ずにくぐりぬけてその先に続く回廊に進んだ。

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南随神門からは凹むような下り坂。外の眺めもよく池が見下せた。
そして横にしっかりした社の幾つかの末社も見えた。とくに左方の吉備津えびす宮は明治期に祭祀された新しいものらしいけど堂々としてた。

他にもいくつかの末社への道やアジサイの坂への道などあって、右方に御竈殿というのへの回廊の分岐もあったけど、折れる気はなく真っすぐ進んだ。
その右方は些こっと楓が紅葉してたり、水車があったり、弓道場があったりした。

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回廊の一番奥の先は何もなく、左に折れて少し坂を上がると本宮社というのがあった。
奥に戻って右に外に出た。えっとたしか25年前はまた折り返して回廊を登って戻ったと思ったけど、登る回廊は思ったほどいい景色でもなかったと記憶してるし、やっぱりまた登る気はなく、外の道で戻ろうと思った。

出た先には少し草臥れた長屋門と半分枯れた松の木があって、神領会所とあった。江戸時代から御朱印領となったこの地を治める役場であり社務所であったそうだ。
少し離れちゃった回廊を見つつ道を進んだ。外から見る回廊は特に魅力もなくパッとしなかった。

だんだん日も差してきて明るくなって、脇に咲いた花とか見ながら歩いてたので気分良かった。備中高松からこっち思いきり冬な感じだったけど、花を見るとまだ秋だと思えた。これはヒルガオかな。(葉っぱが丸いからノアサガオっぽい)

そして上から見えてた池に出た。対岸の寺は別だけど、池の中の島にある宇賀神社は吉備津の末社だそうだ。

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とてもいい雰囲気で、赤い橋に赤い社殿がキレイで池の錦鯉もキレイで、ちょっとあざとい楓も少しだけで控えめでよかったし、池に張り出してた松の感じが素敵だった。

そしてここらからは本殿も南随神門も見えたし回廊もいい感じだった。この回廊の土台の石垣積みはいつの時代の物だろうね。時代時代で新しくきれいに補修して歩きやすくなってるんだろうな。(だから国指定じゃないんだろうな)


ファイル 3836-7.jpg犬養毅の像の駐車場でラジオ体操する人たちを横目に(ずいぶん時間ゆっくりだよね)車を停めた駐車場に戻った。

車に乗り込む前に自販機で飲み物買いつつ、些こっと松並木の参道を覗いてさわりだけ歩いてみた。
思いのほかちゃんと舗装されて幅もある参道で、これは車で通りたい道だねぇ。。とか思った。(けど25年前の日誌見たら、その時はここを車で通ってた。 っていうか「180号を走っていたら綺麗な松並木が目についたので曲ってみた」と書いてた。。並木に誘われてたまたま来てみたんだったっけ。そうだったっけ。)

ちなみに昔のコワク この日の日誌

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