新宿区新宿の都道沿いにある神社。
ここは子供の頃に親に連れられて新宿でお買い物の時とかに来た記憶と、大きくなってからは掃除のバイトで近くの現場があった時に昼休みに来た憶えがある。その他でも新宿を歩いてた時に一度は通り抜けた気がするけど、新宿じたい若いころはともかく最近は滅多に来なくなってたので、ちょっと懐かしい場所。というほどの思い出でもないけどね。
今日は停めた駐車場が近くだったし、時間余裕ありすぎでヒマつぶしたかったので来てみた。
通りから横の参道に進むと、最初に見かけた案内板は神社の案内ではなくて「内藤トウガラシとカボチャ」という昔の新宿の話だった。
江戸時代の新宿御苑は高遠藩主の内藤家下屋敷だったそうで、そこでトウガラシがよく採れて人気になって「内藤トウガラシ」と呼ばれ四谷から新宿まで広く栽培されて真っ赤だったそうだ。。。(辛いの嫌いなのでサイアク)ほかにカボチャも人気だったそうだ。ハロウィンは新宿に来るべきなのかもw
そしてかっこいい狛犬にも案内あった。
これは狛犬ではなく唐獅子像。そういえば阿吽の対にはなってないか。江戸時代の鋳造で文政4年(1821)に造立。造形かっこいい。
そして参道に神社の由緒案内。祭神は倉稲魂命。おいなりさんだね。内藤新宿の総鎮守だけど、徳川が江戸に入るより前(内藤家が来る前)からあった神社。江戸初期の寛永以前は今の伊勢丹百貨店付近に広い敷地であったのが移ったそうだ。今日停めた駐車場のあたりだわ。
そして社殿は日が差してて赤く鮮やかに見えた。人が意外と多く、外国人観光客も写真撮りまくってた。
まずはお参り。参拝は前の人がやたら長くて少し待った。
そしてその社殿の前の梅の木がいい感じに花を咲かせてて、青空と花と赤い社殿で彩りよく、ビルの合間から差し込む陽の光の眩しさもよかった。
時おりメジロが飛んできて枝にとまって花の間を動き回ってた。カメラを向けたけどコチョコチョと動き過ぎて捉えられずに飛び立っちゃった。
で、またしばらく梅見てたらまた飛んできてチョコチョコと戯れてすぐ飛んでっちゃうイケズなループ。
また少し待ってたら今度はビル脇の日陰の紅梅の方にとまったようで、そっちではしばらくゆっくりしてたので、ばっちり撮れた。
実に春らしくていいね。まさに花園。気分良く西の正面から大鳥居をくぐって街に出た。
この日の日誌→