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24.05.29 礼文95


礼文島~ハートランドフェリー~稚内~238号~宗谷~238号~紋別~238号~計呂地~道道~若佐~333号~端野~39号~北見

天気いい水曜日。九連休の五日目。
朝風呂入って朝食たべてゆったりしつつ、なんか天気良さそうなので気持ち逸って8時前の出発。宿の目の前の「久種湖畔展望台」は結局登らずにそのまま道道を北に馳せた。
で、岬の先まで見える天気に喜びながら進みつつ、途中で丘の上をまわる道を見逃さずに逸れた。

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丘をぐんぐん登ると道は北にまわって、昨日宿で話を聞いたお勧めのスポット「ゴロタ岬」から離れみそうな感じだったので、すぐ先の広いとこで車停めた。まぁここなら大丈夫かな。「ゴロタ岬」へ歩いた。

これは完全に山登り。岬巡りと思って侮ってて参った。けど晴れて最高だった。汗だくで車に戻って9時半の出発。青空見えて転がりまわりたくなるような草原の丘陵をドライブ。
目の前の山頂を廻り込むように登った先の展望スポットみたいなトコは、観光バス停まって団体さんがわらわらと溢れてたので止まらず通過。今しがたもっとすごいとこから景色見てきたとこだもんねーと譲った。っていうか、車でゆっくり進んでるだけで海を見下ろせるので充分だった。

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もう一つの少しとがった山頂も廻り込んで進むと、あとは下りで岬の先まで見下ろせて、スコトン岬の先のトド島までよく見えた。
その先も歩行者の一行を何度もよけつつ、昨日引き返したとこまで進んでまっすぐ海にダイブするような感じで道道に下った。

そして一応やっぱり晴れた状態で眺めたいスコトン岬に進んでみた。うわぁ、やっぱ晴れてると全然違うねぇ。昨日と同じトコかぁ。
駐車場で車を停めて岬休憩。

10時過ぎの出発。岬の復路は昨日も往復した海沿いの道道。やっぱ晴れてるとイイ。丘は高く聳えてかっこいいし海は煌めいてるし対岸の金田ノ岬もハッキリ見えた。

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ウキウキしながら岬の付け根まで戻って横道にそれた。レブンアツモリソウ群生地の道。今日もまず通過して東側の海岸に抜けて、西上泊の港の前の駐車場に来てみた。少し曇ってきちゃってたのと観光バスもいたけど、折角だからと車を停めて、その先の澄海岬に歩いてみた。

ここも満足で11時前強の出発。来た道を戻ると道の先にもゴロタ岬が見えた。大自然だなぁと感じながら丘の道を戻った。で、またレブンアツモリソウ群生地には観光バス。もう今日はいいかなと通過した。
宿まで戻って「久種湖畔展望台」は登ろうか少し迷ったけど、もう登るのは疲れたので通過。ここだけは惜しいことしたかも。
まぁ今日乗る船は1時半なのでそんなに余裕ある方でもなくなってたので妥当かな。船泊の町を抜けて久種湖を廻って港へ向かった。

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道道でメインの西側の海に出ると、煌めく海と雲の先に利尻島が見えた。けどやっぱば残念ながら利尻富士は雲をかぶってて裾しか見えなかった。
長い海沿いの道を進んでいるうちに雲流れて顔出さないかなぁ、、と期待したけど、15分走って香深についても隠れたままだった。んー強情だなぁ。
なので利尻富士が見えたならまた北のカナリアパークに行ってみようと思ってたけど、やめてトンネルに曲がって桃岩を見に行った。

けど、トンネル抜けたらどんより曇ってた。。
取りあえずまた地蔵岩から先に行ってみたけど、昨日とあまり変わらない印象。んーなんか悔しい。
駐車場のトイレに寄りつつ、その横の店のメニューを見てみたら「ホッケバーガー」とかあって面白そうだったので
その店「Dining cafe 海」で食事休憩。

店を出たのが12時ちょい過ぎ。まだ少し余裕あるかと桃岩に向ってみた。
まだどんより曇ってたけど今日はさすがにてっぺんまで見えて桃らしい姿を拝めた。ので、展望台の駐車場では車を停めずに転回して戻った。
そしてトンネルを戻ってすぐのトコを旧道道に曲がって峠を越えて、山側から見る「桃岩展望台」に向ってみた。さっきの店で是非とお勧めされてたのだ。

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けど、途中で別れるその展望台への道は歩行者が団体で歩いてて入り込みがたく、まっすぐ旧道道をすすんだら広い駐車場で途切れてた。ここは南の方への遊歩道の山道の入り口で、やっぱりさっきの道だったかとあきらめた。

で、あとは素直に香深に戻って港に向った。こっちはやっぱり雲が割れててそんなに天気悪くもなかった。
12時半過ぎ強で港に着いちゃったけど、そのまま休憩して乗船した。最後まで利尻富士は隠れたまんまだった。正直、利尻がメインで来たドライブだけど、完全に礼文が好印象でこっちがメインの主役だった、
 
 
 
稚内に4時半前強の上陸。あーあ戻ってきちゃったぁ。っていうか稚内はまたどんより曇ってて礼文の魔法も解けた気分。国道には出ずに港側の道道をそのまま進み、40号の先の238号に出た。
広く長い宗谷湾の道をのんびり走った。ゆっくりだったので大きなRVにスパッと抜かされた。今までの北海道で追い越しされることなんかなかったもんだけど、点数ないしね。ゆっくり進んでたら少しは天気回復しないかなとか思ったりした。

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けど、天気はそのままで宗谷村、道道に折れて丘を登って「白い道」に向ってみた。天気悪い日に通るのはもったいないかなぁ、、と思いつつ、そこまでの丘の道もいい感じ。真ん中の小山のレーダー基地が白みたいでかっこよかったし、横目には牛もいたけど、野生の鹿の群れもいてダイナミックだった。

そして「白い道」貝殻を敷き詰めた丘の一本道。
この道は何かで見て知ってたんだけど、どこだったか具体的な場所を忘れてて一度も来てなかった道。今回は礼文の宿で話した人に勧められて思い出してやっと来れた。
やっぱり天気悪いのは残念で勿体ないけど、それでも不思議な感じの一本道、坂の下りでは海の先に稚内のノシャップ岬が島のように見えてて一瞬礼文か?なんて思っちゃった。

で、この道は東から西への一方通行推奨だけど、道路的に進入禁止ではなく、対向車が登ってくるのが見えたので、少し広がった休憩用の『「よっこらしょ…」と、お休みください』というスペースで待って停車。行かせてから少し車を降りて写真撮ったりした。

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下りきって238号に出たのが5時過ぎ強。さっき進入した道道の少し北だった。宗谷岬に進むとこっちに「白い道スタート地点」という案内があった。あーこっちの道からが正規のルートなのね。
で、礼文より若干北の最北端の宗谷岬は横目に通過。何度も寄ってるしね。そのまま東のオホーツク海側の海岸にまわって南下。
このここらの丘ボコボコのワイルドな海岸の景色は天気悪くてもやっぱり好き。多分歯舞の平らな島ってどこもこんな感じなんだろうなと思った。

しばーらくは対向車にも合わずにひたすら独走。猿払まで来てやっと家が見え、道の駅もあったので寄ってみた。なんかいくつもの建物が分かれてあって、それぞれ車でまわったけど、やってたのはホテルの一階の食堂だけ。名物「ホタテ丼」とかあったのでここで食事しようと思ってたら、宿泊客がぞろぞろと食事に降りて来たのでなんか場違い感強くてヤメ。逃げるように出てきちゃった。

ってわけで引き続き238号、40号のとはちょっとタイプが違うスノーシェルターを抜けてこの先もほとんど独走で黙々と南下。
浜頓別が近くなると山の先で雲が割れてるのが見えて、夕暮れギリギリで夕日が見れるかなーと思ったけど、見れたのはサイドミラーにチラッとだけだった。けど、枝幸から先は雲が切れて空が見えた。さすが広い北海道、場所場所で天気違うのね。

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雲がなくなって少しは暗くなるのが遅れたものの、さすがに7時半近くなると青暗くなった。このあたりで道路わきをトボトボ歩く犬っぽいのを何回か見かけてたけど、それがキタキツネだと気が付いたのは三匹目をすれ違ってたから。ああ、写真撮れんかった。

日が暮れると気温がまた下がって4℃とか出てた。やべ、北海道やっぱ寒いんだ。牛とかそのまま外にいて寒くないのかな。
暗くなったトコで雄武の町に入って街灯が有り難く思えてたら道の駅もあったのでトイレ休憩。

8時前の出発。もう食事は無理かなと思い始めた。真っ暗な道を進むととうとう3℃で「外部温度低下注意」のアラートが出ちゃった。こりゃ車で寝るのもやめた方がいいな。(岩手では4℃で寝たけど)

紋別の町に出たのは8時半。ここは国道から逸れて町中に進入。ラーメン屋でも何でもいいから開いてないかなぁ、、と進んだけど、飲み屋街が明るく賑やかだったためかどの店も飲み屋に見えてしまって、蕎麦屋っぽい店はあるにはあったけど駐車場あるわけでもない町中の店はやっぱり入れずに通過。へたれー。
で、コンビニだけは寄ってそこで宿検索。ここからだと網走あたりかな、、と思ったけど、見つかったのは北見。まぁ北見でもいいかと予約して向かった。

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北見へは網走から36号かなぁ、、と思ってたけど、スマホで宿までナビさせたら、サロマ湖から道道に入って333号に出てトンネルで山越えたら北見だった。
北見市街には10時半前の到着。ナビに従って進んだら飲み屋的に市街中心ぽい賑やかなとこだった。
裏の通りのあまり広くない駐車場に何とか停めてドライブ終了。(本日の走行距離は379.3Km、燃費は23.5㎞/h)

宿は「あれ?予約してた?」とか言われ、風呂は故障してるとか言われ、部屋はくさいし外うるさいし、ここ最近で一番ひどい宿だった。。(フロントがおばちゃんの宿は変なトコが多い気がする)
 
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