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スコトン岬

ファイル 3716-1.jpg礼文町船泊村スコトントマリの礼文島西北端の岬。

岬の先で舗装路が切れてて見事に「岬」って感じなのはいいけど、展開するスペースがないのなら、手前の駐車場から先の道は未舗装か歩道でよかったのでは?と思いつつ、バックして停めた駐車場から歩いてその端に戻った。

と、いきなりもんくで始めた点景だけど、岬としては坂を上ることなく駐車場から楽に来れて有り難く、眺めのいい岬。
三方の周りの海は勿論のこと、さらに北の先にある島(海驢島:無人島)もよく見えた。これは天気悪くてもいい所だわ、と思えた。

その端の手前には三角点みたいなのがあって、山なのか?と思ったけど、それは三角点ではなくて「鰊定」とあった。(ニシン漁の漁業者用の境界線だそうだ)

そして先まで歩くと、岬の丘の下に突き出た展望台が見えて、下る道が続いてた。そっちが普通に歩いて行ける北端ってことね。それじゃあやっぱり行かなきゃねーと進んでみた。

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横に下って折り返してきた中間の東側の折り返しで横に下る道があってその下に旅館があった。すごい所にあるなぁ、、と驚いた。

ファイル 3716-3.jpgそしてその先の「最北限の地スコトン岬」とあった石砂利で平らに整った出城の展望台。まぁそりゃ低い分上の道の端ほどいい眺めではなく、島の北の端とはいえ、宗谷岬よりは南なので北海道の最北端というわけでもないので、下ることもなかったかもな、、とか思った。

目の前のトド島は少しだけ近く、振り返ると岬の丘が見えた。登るのかったるいなぁ、、と思ったけど、苦も無くすんなり上って戻れた。

さて、横のトイレに寄りつつ、その前の土産店「島の人」に入ってみた。(またここでカメラの調子悪くなって店の写真がとれなかった)
これが、最果ての僻地の土産店とは思えない新しい感じのちゃんとした店で、土産品も豊富にそろってて試食もあった。そして店員さんが皆さん若くかわいいお姉さんで、やっぱ声かけられるとついつい見てるだけとはいかず、試食の昆布巻がおいしかったので迷うふりして話をたのしんじゃった。(おっさんは仕方ないよね)
で、サーモンの昆布巻と昆布出汁(利尻より安かった)を購入、「ふりかけもおいしくてお勧めですよ」と言われ「ごめん、それは利尻で買ってきちゃったんだわ」というと「なーんで買っちゃうんですかー」とふくれるのがかわいらしくてもう一つ買っちゃおうかと思った。(買わなかったけど)

そして、店の奥の方は食事コーナーになっててうに丼がメインでメニューに出てた。
そこの店員さんに「ウニ食べれるの?」と聞くと「ムラサキウニだけになりますけど」というので「え?解禁まだじゃないの?」と聞くと「エゾバフンウニは解禁前だけどキタムラサキウニは27日の解禁なので食べられますよ」だそうだ。そっか、利尻と礼文では違うのか!
んーどうしよう、、今食べたら宿の夕食たべられなくなりそうだよなぁ、、と迷った。んー宿でもウニ食べられなかったらまた明日くればいいか。。と考えてヤメ、他で気になってた「とど肉まんじゅう」を食べてみた。

ファイル 3716-4.jpg

トド肉は、以前知床半島の羅臼で食べたことがあって、クセあるけどおいしい印象だったんだけど、このとど肉まんじゅうはクセという程のクセはなく普通に食べやすい中華まんだった。
「どうですか」と店員のお姉さんに聞かれて「普通においしいですね、昔、知床で食べたときは、、」と話をしたら、知床ってこの礼文にもある地名だったので少し話が食い違っちゃった。「ヒグマも食べたけど、あれはクセが強すぎた」とか余計な話でちょっとしばらく雑談を楽しめた。(団体さんが来てないときは割とヒマで話し相手がほしいらしい)

と、思った以上に楽しめた。また明日来ようと思った。

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