木更津市江川から久津間の東京湾に面する海岸。
絶景のウユニ塩湖のような空を映す水面と海上に並ぶ電柱がの写真が撮れるバエスポットとしてあちこちで目にするスポット。
だいたいの位置は知ってたけど来た事は無かった。
で、車止めのロープの前の船溜湾口端に車を停めて歩いてみたら、看板に「江川海岸の海の電柱は撤去されました」とあった。ああそういえはネットのニュースで見た事あったかも。。電柱は「牛込海岸にあります。ネットで調べて下さい」とあった。けど別に自分は電柱にそんなにこだわりがないので問題なし。妹も「取り敢えず行ってみよう」とそのまま進んだ。
空には羽田へ向かう旅客機が次々と通ってたし、広い飛行場を持つ陸自木更津駐屯地が柵から覗けたので何気なく見てたら、昔の掩体壕跡が見えた。海軍基地の時のものだな。(写真は柵でピントが合わず、、)
いろいろ見るトコありながら海に出た。
前の方に潮干狩りスポットで休憩所などの建物があって橋が架かってたけど、そっちには進まずに水門の方に進んで海が広く見えそうな方に進んでみた。
こっちも広く潮干狩り場なのかな。干潟には鳥が歩きまわってて、そんなのを見ながら妹に「まただよ」とか言われながらゆっくり歩いてたら後からきた人達に抜かされた。
えーなんで同じ方向に進んでるんだよーこっちじゃないだろーとか思ったけど、進んでたら先の方に電柱が見えた。あ、あるじゃん。
よく写真で見るのとは違うけど一応ちゃんと海中に立ち並んで続いてる電柱。他の人は知ってたのかね。
行けるトコまでとゆっくり進んでたら、このちょいヤブ漕ぎの細道はゴルフ練習場の裏らしくフェンスネットを越えたボールがたまに飛んできた。。海を見ると落ちてるぼーつが幾つか浮いてた。。おいおい。
そして電柱の手前には出れずに陸になった。電柱の先には小屋が立っていた。なんだろうねあれ。
先に進んでた人達は電柱のとこで海側に下りたりしてたけど、さして景色よくなさそうで戻り始めてた。うちらは先の方に鳥居が見えたので行けるだけ進んでみた。
ゴルフ場の裏を出た先はまた潮干狩り場で休憩室や足洗い場とかあった。
鳥居は埋め立てっぽい空き地にポツーンとあって、神社は見あたらなかった。
雑草はまばらに生えるだけで薄紫の花が咲いていた。
この広いとこの先まで行けば電柱よく見えそうだったけどそこまでの興味はなくここで折り返した。
(そしたらさっきの一行がまた後から来て、その先に歩いて行った。やっぱ先を歩く人見て歩いてたんじゃん)
海の干潟のあたりまで戻ってきたら、雲の端から太陽が現れた!今日はずっと晴れることはないと思ってたからなんか感激。そして静かな干潟もところどころ空と雲が映って見えて、ああなるほど!もう少し潮が満ちて底の凹凹が沈めば広い鏡面に成りそうだよなと思えた。
そして晴れて眩しくなると干潟を歩く鳥も心なしか増えて賑やかになった。陸の方では蝶が飛んで写真撮ってくれとでもいう様な位置で止まって羽を広げた。これなんていう蝶だろ?アゲハみたいな線で丸い羽。(アカボシゴマダラという外来種だそうだ)
鳥は嘴の長いのや短いのがいたけどやっぱりシルエットで(サギ以外は)種類までわからず、まぁどれもシギの仲間だろうけどね。
そして水面にもひょこひょこ動き回ってるのがあちこちにいて、トビハゼ?とか思ったけどカメラのズームで見たら全部カニだった。
面白いのは水面であぶく立てて水紋を揺らしていた。一匹やると真似して水紋だらけのトコもあった。
そんなのをのんびり見てて気づいたら妹は先に行ってていなくなってた。
最後に広く眺め見つつ、戻ってみると水門のトコで座って待ってた。「おそいよ」と言われたけど一人だったらもっと遅かったと思う。
最後に南側の橋の方へ歩いてみた。けど橋は潮干狩りの施設で閉鎖されてて進めなかった。
その裏の方へも歩いてみたけど、妹が「スマホがない!」と慌てて水門まで走って行った。えー忘れて来るもんかね。。
ので、こっちの南の方は軽く一枚写しただけで引き返した。
撤去されたという電柱があったのはこっちの方だそうで、向かいの工場地帯まで続てたのかな。こっちの海が鏡面のように静かになるのはよっぽど風が無い時かもしれない。今日は細かい波で普通の海だった。(夕暮れ時でもないしね)
スマホは後から戻って来た人達が見つけて拾われるトコで戻れて何事もなかったらしい。
あとは水路で釣りをしてる人を少々覗き込みつつ車に戻った。
タグ:景:海 景:陽 楽:歩 観:軍 観:機 観:具 動:虫 動:鳥