大洲城
大洲城は明治初期まで天守閣があった復元天守の城。
あれ?一国一城で伊予は松山城が有るけど、天守あったんだ。。
なんでも九州に対する牽制ということで伊予は三つも天守が許されてたそうだ。(あぁ宇和島城も伊予だったっけ)
他の二城が現存天守なのに大洲城は復元かー、、等と言うなかれ。図面と写真と木組み模型を元に、木造で内部まで忠実に復元した天守閣!
というのを受付の人が解説してくれた。すいてて良かった。
ピカピカの平成十六年築。これは一見の価値ありますぞ。新品の綺麗な木組で新築状態の天守っていうのも、そうそう見れるものではない。
↑入口の台所櫓から天守への渡り。

←一階にあった築城風景のジオラマ。好きなんだよねこういうの。
over! 笹野高史?

一階から二階へ→
真ん中のが心柱。
城の中心じゃなくて、北に寄ってるのがこの城の個性だそうな。
寄附された地元の寺の樹齢二百五十年の木を使用。
←二階から見下ろす。
真ん中が吹き抜けになってる。
もちろん階段も急→
over! 注意がちょっとカワイイ
←最上階も展望台とかになっておらず、観光向けじゃない往時の作り。いいね〜。
四隅の窓付近より中心位置のほうが風が集まって涼しかった。
↑最上階からの眺め。
東の肱川と肱川橋。さっき見上げてた方向。手前の屋根は台所櫓。
over! 昔は全部三の丸だった南の町並み。手前の屋根は高欄櫓。
click! : 700×280 西はすぐ肱川。JR予讃線が橋を渡ってた。
←階段下りも注意がちょっとカワイイ

そして現存の高欄櫓にも行けた。
150年分グッと雰囲気が変わる。新旧雰囲気を比較出来て面白い。

高欄櫓の一階→
over! 二階の天井。
やっぱ現存物はいいな。。
←南の眺め。上と同じだけど高欄のある櫓だから、ここから眺めるのが正しい観光なのかも?
over! 小窓から天守も。
外からもゆっくり見た。

高欄櫓と天守→

写真撮りまくってたら、城内の掃除する人が丁寧に説明してくれた。ホントに親切で感じのイイ城だった。

そして教えてもらった川に面した二の丸の苧綿櫓に行った。これも現存物だけど中は見れなかった。
もうひとつ現存物。二の丸の下台所。食料庫だったとか。

over! 縁の下が覗けた→