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海辺の宿磯料理 かくい

ファイル 3093-1.jpg勝浦市串浜の128号沿いにある宿泊施設。

妹が「ここら辺で海沿いになんか店あったよね」とか言ってた店で、「魚料理」の幟に気が付いて減速しつつ「営業中」と出てるのを見て寄ってみた。

入口前にはメニューも何もなく、高そうかな、、と不安もありつつ、「やめとく?」と妹に言われつつ、こんな時間にやってる店はそんなないだろうからと思いきって入店。

ファイル 3093-2.jpg店内は洒落た喫茶店のようなやや暗めの落ち着いた感じで、広い窓から勝浦湾が見えていた。
けど、若い店員に窓際じゃない席に通されてなんだよ!て思ったけど、窓際は予約席で後から予約客が来た。

半端な時間だから人がいないのか若い店員が要領悪いのか、水も言うまで出てこなかったし、後からきた予約客はなかなか注文取りに来てくれなくて困ってたし、更に後からきた客は「今の時間は予約のあるお客様だけなんです」と追い返されてた。

で、「金目鯛煮魚定食」をたのんだんだけど「金目おわっちゃったんです」と言われ、、少し迷いつつ自分は「かつおヅケおろし丼」。妹は「かんぱちかま焼+ご飯セット」にした。
先に来てた客の料理が出そろうのが遅めだったので、こりゃ随分待ちそうだと気長に構えてたからか、イライラするほどでもなく出てきた。(でも撮った写真で見ると30分かかってた)

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ってわけで「かつおヅケおろし丼」。
ファイル 3093-4.jpg勝浦の名物のカツオだけど、期待は低めで食べてみた。ら、意外とウマかった!やるじゃん千葉のカツオも!っていうかヅケで食べるから柔らかくなっていい感じなのかもしれない。(高知にしばらく行ってないというのもあるかも?、、とか思ったけど最後に高知行ってから一年たってなかったw)タレの味良くおろしもさっぱりしてよくおいしかった。

そして妹の「かんぱちかま焼」もうまいうまいと食べてて、少しシェアして食べたけど、塩の味きいてておいしかった。ミネラルあるようないい塩使ってそう。これはどっちをたのんでても正解でいい食事になった。
ここは意外といい店で(断られる前に)寄れてよかった。

店出た後は「ちょっと海の方行ってみよう」(という面目でタバコ吸うのが目的)とかいう妹に付いて、店の前の海に出てみた。もう日陰になった漁船の合間に夕日のあたる勝浦湾対岸が見えた。
脇の岩に穴があいてるのを妹が見つけて「ああいうのがいいよねー」と喜んでた。

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タグ:食:丼 食:定 餐:魚 景:海 景:岩

田尻海岸

ファイル 3092-1.jpg御宿町岩和田にある海岸。
来てみたら海洋生物環境研究所の横の「ドンロドリゴ上陸地」と案内の立つ場所だった。

ここへは妹のリクエスト。
最近見てるドラマのロケ現場だそうで、「千葉で屛風ヶ浦以外でいきなり崖の海岸ある?」とか言われ、そんなの知らないからちゃんと調べなさいとスマホで探させた。
っていうか僕はそのドラマ見てないんだけどね。。。

で、海岸名や道の案内表示は無かったので一旦通過しちゃって、地図見て「さっきの上陸地とかいうトコじゃん」と戻って来た。
その「ドンロドリゴ上陸地」の観光用の町営駐車場はあったけど、コロナで閉鎖されてて、海洋生物環境研究所をよけて路駐して歩いた。他にも路駐して歩いてる人はチラホラあって人気の場所のようだった。

で、海洋生物環境研究所の建物の脇の道は、もう正面に海が見えてて、進む途中の草の合間の休憩所にも案内文の石碑があった。
ドン・ロドリゴはスペイン人(帝国領だったメキシコ出身)で植民地のフィリピンで臨時提督をしてた人、慶長14年(1609)にメキシコに帰還途中の帆船が暴風雨でこの沖合で座礁し、上陸した317名は漁村で37日間手厚く保護された後に江戸に出発、駿府で徳川家康にも謁見して船を造ってもらい、無事にメキシコに戻れた後に「ドン・ロドリゴ日本見聞録」という本を書いたそうだ。
なるほどね。江戸初期の頃には日本でも太平洋を横断できる船とかぜんぜん造れてたんだね。

さて施設の裏は低めの崖の上で、左右両側の崖の海岸を眺められ、狭い砂浜を見下ろせた。
ここがそのロケ地だったようで妹は大喜び。潮が引いていたなら浜をもっと先まで歩けて洞穴とかもあるそうだ。

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海岸へ下る道はロープで閉鎖さていた。まぁどちらにしても満潮のようで海岸はその崖まで波が来てたから下りなかったけどね。
注意書きには「がけ崩れ」「落石」の注意喚起で携帯も繋がりにくいよと、なんかあっても研究所は責任ないからねという海洋生物環境研究所の注意書きだった。(ロープの閉鎖は御宿町だろうね)

とりあえずドラマ見てなくて、眺めるだけでも荒々しくてイイ感じの海岸だった。

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ゆっくり眺めてたらけっこう後から来る人も多く、子供連れの一行がやってきたりして賑やかになったトコで退散。来た道を戻った。
 
 
ところで、帰ってからGoogleマップとか見てたら、このすぐ先に別の海岸(小浦海岸)に出れる怪しい道があって、手掘りトンネルを抜けて海岸に出たり、崖の中ほどの岩から覗ける海岸とかあったらしい。
妹が知ってたら絶対行きたがったろうにね。スマホのGoogleマップじゃ出ないのかな。残念賞。

タグ:景:海 景:崖 景:浜 観:史 観:ロ

観音寺

ファイル 3091-1.jpg柏市逆井にあるお寺。
うちから東に進むいつもの道沿いにあるお寺。
紅葉や梅などを見に立ち寄ったことはあったけど、彼岸花もキレイだという情報は今日スマホで調べてて知った。
(そういえば手前の看板には「ボタンのお寺」とあったっけ。なんでもあるんだなぁ)

今日はずっと雨だったけど帰りがけに晴れてきたので、だったらと寄ってみた。
ら、もう駐車場入るトコで彼岸花は沢山咲いていて真っ赤だった。

車を停めてさっそく彼岸花に歩いた。
写真を撮ってる人は他にもいて、傘を持った老夫婦は「雨やんでよかったねぇ」と喜んでいた。

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ファイル 3091-3.jpg花はその駐車場前の部分がメインで一番密度濃く、見上げる角度で見るので、背景の木々の緑に映えて鮮やかだったし、雨の水滴が光る感じもよかった。

それにしても葉っぱがなくて一本の茎に一つの花だけが咲く作り物のような不思議な花。(花が終わってから葉が出る球根植物だそうだ)
別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」
毒があるのと彼岸の時季に一気に伸びて一斉に咲く不気味さもあってか縁起の悪い花とされ、自分は少年期にこの花が好きだという女の子が親から叱られるというシーンのあるマンガを読んで知ったけど、花はキレイでカッコいいから好きだった。

さて、花が密集したのはこの一角だけのようだったけど、一応表の庭園の方へも歩いてまわってみた。
沢山の鮮やかな花を見た後は、たまにチラホラ咲くくらいの庭もなんかいいもので落ち着いた。

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そうそう、お寺っぽいとこも撮っとこうかと御本堂。夫婦で手を取り合う像も花ごしにいい感じ。

そして駐車場に戻ってきたけど、その駐車場の前の竹やぶの手前の木陰にも彼岸花がちらりほらりと咲いていたので歩いてみた。
いい感じでまばらで感じよく、このくらいの方が赤が引き立って見えたし、木陰に差し込む日に照らされた花もいい感じだった。

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立ち止まって写真撮ってたら、蝶(ヒカゲチョウ)にまとわりつかれた。この蝶はかなり愛嬌あって何度も服にとまったり、眼鏡にとまったりもした。ういねぇ。

白い彼岸花もチラホラあって紅白でいい感じ。(紅白でも縁起悪いとか言われるのだろうか?)

近場のドライブで田んぼとかの彼岸花はあまり見られなかったけど、まさかまさかの晴れてからのこんな近所で見れるとは思ってなかったので満足。ナイスでした。
 
 
ちなみに梅の時の点景
そして紅葉の時の点景

タグ:植:花 観:寺 観:庭 動:虫

道の駅 とみうら枇杷倶楽部

ファイル 3090-1.jpg南房総市富浦町青木の127号沿いにある道の駅。

いつもだいたい混んでるイメージで通過してて、今年もこれだけ千葉をまわっててまだ一度も寄ってなかった道の駅。
ちょっと洒落た造りなのも寄る気が薄れる要因だし、売りのビワも左程好きではないのでソフトで一度食べれば充分だった。(学校給食で出たビワが、あまりおいしくなかったのに、皮むくの面倒な上に種はうざったく、食べる気しないメニューだった。。と妹に言ったら同意してたw)

で、今日は館山で行ったバナナ屋が空振りだったので、その代わりというかひょっとしたら道の駅にあるんじゃない?という淡い期待も持ちつつ一応寄ってみた次第。

ファイル 3090-4.jpg館山のバナナは「佐藤バナナ店」
幕張PAでコラボ商品のバナナクリームのパンを食べた妹が憶えてて「館山のバナナ屋に寄って」とリクエスト。
けど、
行ってみた店にはバナナそのものしか置いてなく、妹はバナナジュースとかそういう物を期待してたので空振り。(前に自分が見つけた前橋のバナナ屋もそんな感じで、バナナアイスがあったのは良心的だったと思えた)
 
ってわけで「えー口の中がもうバナナを求めてバナナモードだよ」とうるさい妹を宥めながら館山を出た。

店に入り、入り口脇のカフェコーナーとか見てみたら、ガラスケースの中にバナナを発見!「ほら、バナナならあるよ」と妹に言いつつ、よく見るとレジ前には「バナナジュース」のPOP発見!まじか。
文章には「佐藤バナナ店のこだわりバナナ使用」とあった!ナイス!ナイス!ナイス俺!目論見通り過ぎて高笑いしたくなった。ドライブの神様ありがとう。
妹も自分も大喜びで、まよわず二つたのんで席で待った。意外と時間かかった。

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んんんん んま~~い
これはいい!重みがあるくらいの濃厚バナナでバナナ以上のバナナ。口の中バナナ満開。
兄妹二人でニヤケまくり。飲み終えるのが惜しかったけど止まらずに一気に飲んじゃった。
でも飲み終えてからもしばらく口の中はバナナでいっぱいで幸せ気分だった。

気分良くその後店をまわって、じゃあ前に買おうかと思ってた日本酒とか買ってっちゃおうかなーとか思ったけど、なんかお酒のコーナーが小さくなってて、買おうと思ってた銘柄のものは置いてなかった。残念。

ファイル 3090-3.jpg店の奥の方へ進むと、そういえば建物の塔のような部分は吹き抜けだけど、螺旋階段がつながってて登って展望できそうな造りになっていた。へー知らなかった。登ろう登ろう!と言ったものの妹は乗り気ではなく「おもしろそーじゃん」と誘ったけど、螺旋階段の入口は閉じられていた。。管理用だそうだ。残念。

ともあれ、まだバナナの風味残る口のまま車に戻った。
この道の駅、一気に好感度アップ。また来ようと思った。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:飲 餐:果 道の駅

道の駅 鴨川オーシャンパーク

ファイル 3089-1.jpg鴨川市江見太夫崎の128号沿いにある道の駅。

最近はまぁまぁ寄るようになった道の駅。外房を下りてきて最初の道の駅というか、幾つも道の駅がある南房総から上がってきて最後の道の駅というトコで、場所はいいんだよね。
なので春にも点景にしたばかりで、今回は書かなくていいかなとも思ったけど、一応上げとこうかな。

妹を連れてて「鴨川って丁度いい寄りやすい飲食店がないんだよね、、」とか言いながら結局この道の駅で食事。

面白いメニューも有るけどわりと普通に自分は「地魚ずけ定食」妹は「煮魚定食」で、魚はどちらもワラサと出てた。
そういえば自分は昨日の昼に食べたブリの刺身が脂薄めのさっぱり系でイマイチだったので、このワラサ(ワラサは少し若いブリ)もそんなには期待しておらず、夜に食べた煮魚がウマかったので、煮魚の方がよかったかなーとか思いつつ、妹とかぶってもつまらないのでこれにした感じ。

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で、食べてみたら。うまいじゃん!
なんかづけはづけでも味噌っぽいづけでイイ味だし魚もトロッとしてておいしかった。これは正解。

ファイル 3089-3.jpg逆に妹の煮魚の方は、少しシェアして食べてみると少々固めのパサッとした感じだったので、まぁそれはそれで、、とも思うけどこっちでよかった。
妹も「ああこれはヅケの方が正解だね」と言いつつも残すことはなく食べていた。

ファイル 3089-4.jpg食指の後はまた土産屋をふらり。
そういえばここにある「天然ところてん」前に食べた時はイマイチだったけど、ここんとこダイエットとしてスーパーのところてんを頻繁に食べてるから、今なら違いが分かるかも!とか思ってまた買って食べてみた。

けど、なんかやっぱイマイチだった。。
うん、スーパーのの方がイイや。


ちなみに前回の点景

タグ:食:定 餐:魚 餐:煮 道の駅

勝浦海中公園

ファイル 3088-1.jpg勝浦市吉尾の入り江にある海中展望塔をメインとした観光施設。

妹が魚のスポットに興味持つとは思わなかったけど妙に乗り気で、実は前回も千枚田か海中公園と候補に上がっていた。けど夏休み中は子供だらけっぽい気がしたので9月にになってから来てみたというわけ。

それと妹は以前に来た記憶があると言ってるんだけど、子供の頃で父親とだった気がするけど曖昧だそうで、自分は来た事がないから二人で来てた?電車で勝浦まで?まぁ自分が部活とかだった頃とかなのかな。

さて駐車場は入江の陸の奥の「海の博物館」の奥にショッピングセンターのような立体の有料駐車場があって、ちょこっと歩く。

まずは目的の「海中展望塔」
入館券を購入。通常は980円なんだけど、少々水が濁ってるから割引で650円だった。嬉しいやら悔しいやら。。
浜の横の道を進むとトンネルがあって、くぐった裏の入江から桟橋がのびていた。

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この裏の入江は曇ってても海蝕された海岸の崖の岩肌とか景色よく、妹も「いいねぇいいねぇ」と妙にはしゃいでた。
その岩の海面近くや岩礁には四角いプールのような溝があいてて「あれって自然にできたのかね?」とか不思議がってたけど人工でしょうよ。

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左にはそんな四角い溝と勝浦側の海を見ながら、右には鵜原理想郷側の岬を見ながら橋を進んで「海中展望塔」に入った。
中は螺旋階段の灯台のような感じだけど、下りと登りは別ルートのサザエ堂形式なので安心して下れた。

で、80mの海底まで下り切って海中観察室。窓は小さいけど幾つも並んでて、まぁまぁ人はいたけど移りながら除けば邪魔に感じるほどでもなかった。
さてー魚はいるかなーと覗くと、小魚の群れから尺寸くらいのメジナまで結構窓ごとに違う魚が見えたりして楽しめた。これはいいね。透明度2〜3mとか言われてたけど全然見れるじゃん。
そして水面側も見上げられたし海底の岩もボヤっとくらいは見えた。なによりメジナやフグやカワハギ、ベラにメバルにハゼにスズメダイといろいろ魚が見えて面白かった。

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妹が求めてた「熱帯魚みたいな青いやつ」はちっこいのが群れに混ざっているだけだったけどチラホラいたし、写真には全然写らないけどピーマンみたいな形のクラゲもゆらゆら泳いでていい感じだった。「クラゲがイイね」と兄弟で意見合った。

ぐるぐると窓を移りながら五周くらいしたかなぁ、30分ほど見てまわって上りの階段に進んだ。

96段の螺旋階段を登り切るって、艦橋のような船橋のような窓から海を眺めた。この海ぜんぶにこんな海底があって魚がいるんだよなぁ。なんかすごいなぁ。
そして資料館的な展示もあって、来るときの岩の四角い溝はイワシの追い込み漁で使ってた生簀なんだそうだ。(昭和30年くらいまで使ってたらしい)
魚の説明や、さかなクンのサインとイラストもあった。少しゆっくりしてから外に出て橋を戻った。

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戻る時には横の海で子供連れの家族が体験ダイビングをしてるのが見えて、妹が「いいなーいいなー」としきりに言ってた。

そして浜まで戻って、売店と食堂のメニューを見つつ、上の通りまで戻って無料の「海の資料館」に入ってみた。
けど、ここは昭和っぽい展示でパッとせず、入口の海中公園のジオラマ模型くらいしか写真も撮らなかった。奥でみれるVTRの映像が思いっきり昭和で、リュックサック背負った遠足の小学生とかレトロ過ぎててそれは見ていきたかったけど妹に反対されてすぐに出た。

さて、最後に「海の博物館」。これふだけは立派で新しめの建物で、有料だけど200円だから折角だから入ってみた。妹はやっぱり乗り気でなく「じゃあ外で待っててもいいよ」というとしぶしぶ着いてきた。

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自分は自分で勝手に水族館みたいなもんかと勘違いしてて「あれ?模型ばっかで生きてるのはいないの?」とガッカリしてると「だから博物館てそういうもんじゃないの?」と妹に言われて、そう言えばそうか。。と理解。
展示は海だけじゃなくて鳥とか草とかもあって、りかちゃん人形の展示は何かと思ったら服にくっつく雑草の見の説明だった。

改めてジオラマ目線で見ると、ここから鵜原理想郷の岬との入江のジオラマとか、さっきの岩の四角い溝のイワシ漁のジオラマとかなかなか良かった。

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でも小さい水槽とかは奥の方にはチョコチョコと幾つかあって、海流で流されてきた南方の魚とか棘が危険なウニとかが見れた。まぁ200円だから悪くないか。

立派な建物の割には見るトコ少なめでオマケ的な博物館だった。
まぁなにはともあれ海中展望塔はかなり良かったので大満足。また来たいと思うけど、やっぱ一人で来るには腰引けるかな。

 
ちなみに国内で海中展望塔があるのは北海道紋別、和歌山県串本、白浜、高知県土佐清水、佐賀県唐津、沖縄県名護とここの七つだけだそうだ。
子供の頃よく釣りに行ったのは海よりも川や湖だったせいか淡水魚の方が好きで、海水魚は関心も知識も低めなんだけれど、逆によく知らないから面倒なこだわりもなく単純に楽しめるという事に今日気付いた。他のとこも行ってみたいものだ。

タグ:観:館 観:楼 観:橋 観:模 景:海 景:岬 景:岩 景:崖 楽:眺 楽:映 動:魚

勝浦朝市

ファイル 3087-1.jpg勝浦市浜勝浦の市街で行われている朝市。
四百年以上の昔から続く歴史ある朝市で、日本三大朝市に数えられているけど、他の二つの朝市(輪島と高山)に比べて規模が小さくてマイナー。15年前に一度来てそれきりだった。(とはいえ、他の二つの朝市もずっと行ってないけどね)
妹もずいぶん昔に来て以来だそうだ。

今日はまぁ午前中早めに勝浦に着いたので、ちょっと久々にってくらいの気分で寄ってみた。

駐車場からは、とくに何も考えずに前を歩いてた人達を追って歩いて普通に市街に進んだ。あれ?こっちでいいんだっけ?
途中の店で「マリンバーガー」というシイラのフライのバーガーを見かけて食べていきたかったけど、妹に反対されて通過。

そして遠見岬神社の参道前で朝市の通りに出た。
妹が、この丘の上にある神社への灯篭がずっと見えてて気になってたそうで「先に神社行こう!」とか言い出した。「え?登るの?」と聞くと登る気満々で驚いた。まぁ自分も気になってはいた神社だから丁度よかった。

参道の絵馬かけには「勝男みくじ」の青い鰹と「金女みくじ」の赤い金魚(鯛?)も掛かってて鮮やかだった。
妹は御朱印を欲しがってたけど、授与所は灯りついてるけど人がおらず閉まってた。ので先にお参り。その授与所にあったポスターで、最初の急な石段が春の節句で雛人形をズラッと並べる段だと知った。あーここね。「富咲の石段」と名がついていた。

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妹の方が自分より体動かすバイトとかしてて体力ありそうだけど、階段を登るのは遅く休み休みだったのでゆっくり楽に登れた。

で、お参り。御祭神は天富命。
他に案内はなかったけど、7月に寄った「旧鳴海荘跡地」の展望駐車場の点景を書く時に少し調べてて概要は知ってた。元は勝浦湾の島にあった神社で江戸時代の津波で流されちゃってこの場所に遷宮したそうだ。天富命は四国の阿波から派遣されて房総を開拓された方で、この勝浦の地で没したそうだ。

拝殿の龍の彫刻は少しボテッとしてたけどこれも波の伊八(四代)だそうだ。その下の根肘木には波間に魚があってカツオかと思いきやコイだった。。(これは伊八じゃないでしょ)

拝んで折り返すと鳥居から海が覗けていい感じだった。
そして勝浦の市街を眺望。登るときも休憩しつつ眺めてたけど、下りの方がゆっくり展望できる気がする。

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手前の朝市の通りも見下ろしつつゆっくり下った。特に最後の石段は急なので手すりに寄りながらゆっくり下った。なんか年とったなぁーと兄妹で笑った。

で、やっぱり授与所は人がおらず、妹ガッカリ。
「お水取り」の水汲み場も蛇口ひねってみたけど水は出なかった。「お水取り」に興味はないけど一応湧水らしいのでちょっと残念。

さてさて、そして本題の朝市。
並んだ露店は少しまばらで人もぜんぜん密ではなく歩きやすいくらい。まず小鯵を網で焼いてて惹かれたけど、脇でネコが食べてたやつだったので取り敢えずパス。

少し進むと、わらび餅の店があって「味見でいかが」とひと船くれた!え、いいの?ラッキー。
このわらび餅は前も食べてたのを憶えてて「昔は屋台でやってましたよね」と聞いてみたら「え?やってないよ」と否定された。。(屋台で売ってたのは「きんつば」という大判焼だった。。記憶混ざってた)
そして、わらび餅は妹にはイマイチと不評だった。ちゃんと蕨で作った天然物なんだけどね。

もう少し歩くとすぐに朝市エリア終了。え?こんなに短かったっけ?
短いというのは憶えてたけどこんなに短い区間だったとは、、新鮮なくらい改めて驚いた。

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折り返して、途中で見かけてた串焼きやでアサリ串焼を購入。朝ちゃんと食べてないので何か食べたかった。なんか前よりもチョイ食いの店が増えた気がした。そういう方が立ち寄り勢としては有難い。
妹は「アサリでしょ、、いやいらない」とか言ってったけど、ひとつ食べさせたら好評で「めっちゃアサリ」と声が揃った。

その先では焼きそばの店も出てて、これは上の石段から幟が見えてて気になってたんだけど「えーやめなよ」という妹の猛反対で通過。。「だって勝浦カツオ入りって書いてるよ」というと「カツオ節入ってるのは普通でしょ」と言われ納得。あきらめた。

あとは鮮魚や干物の店もあって、見てみるとめっちゃ安かった。
ここでの値段を見てたので、このあと何軒か寄った土産屋の干物などはえらく高く思えた。

ファイル 3087-5.jpgそんなトコで港側に抜けて朝市区間終了。小さな町の夏祭りくらいの感じかな。
妹は「おかしいなぁ記憶と全然違う」と首傾げてたけど、こっち側にあった案内板マップに月の前半は今の区間で、後半はもっと町中の商店街側で倍くらいの長さの区間らしかったので、妹が前に来たのはそっちだったのかも。っていうか16日以降に来ればよかったかも。。

それはそうと、焼きそばをあっさり諦めたのは「マリンバーガー」を食べればいいやと思ってたからで、朝市の区間を出た先の店でも「灰干しさば」を網焼きしてる店で声かけられたり、軽食店の「朝市雑煮」とか気になったりもしたけど通過。妹も興味なさげだった。

だけど、考えてみたら来る途中に通った「マリンバーガー」の店はここからは少し遠いので、面倒になってヤメた。

あとは港前の浜勝浦川に沿って駐車場に戻った。
この川は、浜勝浦橋を渡るときからたくさんのボラが泳いでいるのが見えてて、脇を歩いてるとまるでついてきてるかのように同じくらいの速度でボラの群れが泳いでて面白かった。
魚に興味ない妹は対岸のアロエを眺めてた。

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ってわけで、結局あさり串焼の150円しか使わなかった。。
味見だけで済んだわらび餅の200円分も消費せずに戻ってしまったw
申しわけけない気もするけど、それよりも、もう少し案内板を設置してほしいと思った。せめて駐車場出るトコに地図とか案内板とかさぁ。そしてこの駐車場が出口がわかりずらくて不便に感じた。千葉らしいと言えばそれまでだけどねw

文章では文句ばかりになってしまったけど、まぁ割と楽しかった。久しぶりに来れてよかった。
 
 
ちなみに15年前のコワク
前よりもチョイ食いの店が増えた気がしてたけど、見返すと前もあまり変わらない感じだった。サザエ串食ったりしてた。

タグ:観:市 観:宮 観:飾 楽:歩 楽:眺 景:海 景:町 食:串 餐:貝 餐:餅 植:草 動:魚

おやなぎ

ファイル 3086-1.jpg八街市八街ほの409号沿いにある食事処。

409号の渋滞の中心のJRの踏切前にある店で、前から見かけてて「アジフライ定食」の幟が気になっていた。
そして踏切を渡った先に同じ「アジフライ定食」の幟が立ってて、そこが駐車場というのも判ってて、寄ってみ見ようかと思いつつ、いつも踏切から先が流れ出すのとこなのでついつい通過してた。
で、今日も少々渋滞してて踏切まで詰ってて、越えて思いっ切って真っ暗な駐車場に入ってみた。歩いて踏切を戻って店に入った。

店内は狭めながら
アクリル板がしっかり立ったカウンター席とテーブル席とあり、カウンター席の奥に着いた。
メニューは少し迷ったけど、やっぱり「アジフライ定食」の幟が気を引いた店なので「アジフライ定食」にした。
それと、横を見ると「八街ジンジャーエール」を大々的にアピールしてて、前から市街で登りを見かけて気になってたので、それもたのんで食事前に飲んでみた。

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これは甘くいい感じのジンジャーエール。そういえば前に福井でもその地域のジンジャーエールを飲んだけど、それがドライな直線的な印象だったのに対しこちらは優しく感じた。
けど、、飲んでちょっと経ってから一気に辛さが充満。体が熱くなった。
大将が「お酒いれて飲むとまたおいしいんですよ」と言ってたけど、アルコールなくても胸熱くなって、何か酔ったような気分した。辛いのが苦手だから少しキツかったけど、カラシの辛さよりはまだいくらか平気な方だし、料理出るまでちびちびゆっくり飲めた。

ファイル 3086-3.jpgところで、カウンターの前に何やらファイルが立ってて「私が書いた絵手紙です手に取ってご覧下さい」とあったので見てみた。
これがなかなかいい感じ。野菜や猫や魚が大き目に描かれてちょっとした宝箱。大将の性格を表すようなどっしりした文字で一言添えられてて、五冊もあるファイルを順繰りに楽しく観て回せた。

そして「アジフライ定食」
アジフライ3枚もともかく、煮魚まで付いてくる定食でうれしかった。

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アジフライは(そりゃ房総の海の方の物とはちがい)フワッとはいかないけど柔らかめで食べやすいフライだった。
それよりなにより不意に付いてきてた白身の煮魚がおいしく、なんかアジフライよりこっちの方が主役ってくらいご飯が進んむくらいで、嬉しく箸をすすめた。
おいしい定食で満足の夕食。寄ってみて良かった。

店の人も感じよく雰囲気いい店だったので是非また来たい。
けど、やっぱコロナのご時世だからこの時間でも居酒屋モードじゃなかっただけって気もするので、平時はもう少し早い時間での立ち寄りにしたいと思う。

タグ:食:定 餐:揚 餐:魚 餐:飲 餐x辛x 観:絵

旧茂原海軍航空基地 掩体壕

ファイル 3085-1.jpg茂原市本小轡東ノ妻にある有蓋掩体壕跡。

太平洋戦争の戦争遺跡で、文字どおり海軍茂原航空基地の空襲対策の航空機格納壕。こういった掩体壕はわりとあちこちに残っていて県内では館山でも見たことあるけど、ここのは十数基の掩体壕が倉庫などに使われながら点在して残ってるそうで、高知空港並みに並んでるのかな?とか思って来てみた。
けど、
それぞれ宅地や畑や林に埋もれてて、わざわざ探さない限りは幾つも見かけることはなさそうな感じだった。
そのなかで、ちゃんと案内が出てて道脇にあって見やすかったのがこの三号掩体壕。

ちゃんと案内板もあり、中もスッキリしてて少し剥げたコンクリ面から鉄網がちょこっと覗けたけど、キレイに保存されていた。これだけは茂原市で保存・管理しているものだそうだ。
まぁ形としては他の地域に残る物とそう変わらないので、どうという感慨もないけど、道の前に平然とある感じはちょっと面白かった。

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この茂原基地は日米開戦直前の昭和16年9月から建設が始まったそうで、なんとそれまであった町の家や学校や寺を強制転移させて築いた基地だそうだ。住民たちは補償などない上に家屋を解体して転居せよという命令に従わさせられたとか。鬼だな。
基地の建設は横須賀の設営隊をメインに地域住民や中学高校の学生も動員されたとある。まぁ真珠湾前とはいえ日中戦争継続中で国家総動員法とかあった時代なので逆らえるわけもない。大変な時代だったんだよな。(それに比べれば今の緊急事態なんて楽園)

掩体壕は前と横から見るだけで、裏は茂みになってて入りこめなかった。左のすぐ脇には用水路が流れてて、なんか不安定そうな場所に思えた。

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壕の上は半分草が茂ってて、下の方には薄紫の花(ヤブラン?)が咲いていた。
なんか戦争遺跡のものが草木に埋もれてキレイな花とか咲いてたりしてるのってラピュタっぽくていいよね。「人は土から離れては生きられないのよ」航空基地跡で言うのはトンチンカンすぎるかな。

他の十基の掩体壕は全部私有地内で倉庫に使われたりしてるそうだけど、まぁこれを見れば充分かな。そんなに形がも違わないだろうしね。
ってわけでここだけのつもりでゆっくり眺めて車に戻った。

ファイル 3085-4.jpg出発して少し進んだ先で横目に東側のソーラーパネルの合間にも掩体壕が見えた。
なんかちっこくって筒っぽかった。
これは十数基の掩体壕のひとつではなく車両用のものだそうだ。
ってことは、そういうのも含めたらもっと沢山あるって事か。

タグ:観:軍 植:花

茂原公園

ファイル 3084-1.jpg茂原市高師の128号沿いにある公園。

都市部のど真ん中にある公園ながら広い無料の駐車場があるのはアリガタイ。今日は強い雨がいきなり降り出したので逃げ込んだ、、、というわけではなくて、この公園内にある郷土資料館に行ってみようと思って寄ってみた次第。
雨は不安定で、車を停めた頃には小降りになっていた。サンダルで来た事を少々後悔しつつ傘さして歩いた。

公園は中央の池の周りが桜の道になってて「日本のさくら名所100選」に選ばれてるそうだけど、まぁ時季外れ。それでも歩いてる人はボチボチいて、雨は今しがたいきなり降って弱くなったトコって感じだった。
池の中央には弁天堂のある島があって赤い橋が架かってて興味引いたけど、まずは郷土資料館ってことで取り敢えず通過した。

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歩いてたらまた雨足が強くなって、のんびり歩いてた女の子もキャーとかいいながら駆け出していった。(雨だからだけど、すれ違ってすぐに「キャー」とか言われるといい気はしないね)

池の奥の広場の奥の一番奥まで歩いて郷土資料館の入った美術館に到着。遠いい。雨だからとくに。こっち側にも駐車場つくってほしい。。

この郷土資料館にはこの後行くつもりのトコの資料とか模型とかが目的。入るとこの建物のジオラマ模型もちゃんとした造りで期待できた。

で、受け付けで先に写真はOKかと尋ねてみたら「郷土資料館は現在閉まっております」と言われた。。え?マジ?美術館はやってるのに?
どうやらコロナとかではなく、元々常設展示の入れ換えだそうで来週まで閉館という事だそうだ。。あららー。こんなトコまで歩いてきたのにー。
悔しいから一応美術館の方だけでも軽く見てみた。けどやっぱピンとこなかった。絵画とかももう少し見る目を養えれば面白いのかもだけど、不甲斐無い。(企画展示してたのは「ハルビンソン派のフランス風景画」だそうだ)

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やっぱり茂原は「空振りの町」なのかなぁ。。それが面白くないから今回は少し調べて来てみたんだけどなぁ。とか思いながらトボトボ歩いて戻った。
戻りは池の対面の南側を歩いた。南の丘側の斜面には「秋の野草の保全活動」とかで野草の名の札が立てられていた。その札に蝶が停まってたりして、写真撮ろうかと思ったら、カエルとカタツムリとかも登ってたりしていい感じ。「もう秋だね、、なんか寂しいね」とか言ってそうなアングル。よきよき。
草花は「ヒヨドリバナ」という白い花がパチパチ小さくはじけるように咲いていた。

そして池の中央の弁天橋。橋の上で池を眺めてたら子供連れが来て、池にパンを放ってカメを集めていた。ちょっとエゲツナイ数のカメが集まっててギョッとした。

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そして弁天様に参りつつ雨が水面をたたく池を眺めた。
っていうか、たくさん生えて浮き出た蓮の葉の上にカエルでもいないかなーとか思って見てた。幾つか見つけたけど全部ウシガエルだった。。でもカメはクサガメっぽかった。
雨がまた強くなって波紋が蓮の葉よりも目立つほどだった。

後は対岸に渡って駐車場に戻るだけ、、ってトコで、そういえば公園の隣にちょっと興味あった寺があった筈だけど、、と思い出し、また橋を戻った。その南側の寺へ行きそうな道まで戻ってみたけど案内は無かった。。でも墓が見えてたので間違いないと進んだ。

というわけで「藻原寺(そうげんじ)
お寺にはあまり興味がないんだけど、多宝塔形式の山門がユニークな形なのと、この寺の名が茂原という地名の由来となったとかで一応来てみた。
たしかになんか平和そうな竜宮城っぽい山門。屋根の角の生えた鳥が面白かったし仁王像もしっかりしてた。

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御本堂も大きくて立派。ここは日蓮聖人が南無妙法蓮華経のお題目を初めて唱和した場所なんだそうだ。
さてさて寺をぐるっとまわったら公園の駐車場に出ないかなーとか思って奥に進んでみたんだけど、奥は墓地で抜けられそうになくて諦めた。
その途中で何やらでっかい頭を見かけて、表にまわってみたら日蓮聖人の頭像だった。
なんかでかくてすごいなぁ、、とか見てたら、雲が割れて日がさしてきて驚いた。まずは茂原に来たらこの顔を拝め!さすれば光も差すであろう!とか言われたような感じ。
千葉は日蓮聖人の出身地だしねぇ。そういえば母方の実家は日蓮宗だったっけ。

嘘みたいに差した西日に照らされながら、トボトボと来た道を公園に戻って弁天橋を渡った。

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日が差すと池の眺めも全然印象違うね。
蓮の葉の上のウシガエルは、よく見るとまだオタマジャクシの名残のしっぽが残っててちょこっとだけカワイらしく見えた。
池を除くと集まってくるカメの自己主張もほほえましく、あげるものなくてごめんねーとあやまった。

すぐ脇の桜の樹ではツクツクホウシも啼きだして夏の終わりをつくづく惜しんでた。

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