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国立歴史民俗博物館

ファイル 2951-1.jpg佐倉市城内町の296号沿い佐倉城跡にある博物館。通称「歴博」

去年10月に来た時は、古代から縄文時代まで見て時間切れで帰ったので今日はその続きから。
ちなみに前回の点景

今日はその前回よりも人が多く、、というか子供連れが多く、ちょっと自分の見るペースが崩されそうだった。けど、順路を無視した近道はちゃんと覚えてたので少し飛び越してスンナリ続きから悠々見れた。

で、弥生時代から。でも農耕の部分は過ぎてたので弥生の大半は縄文からの流れで終わってたみたいだった。
続きの部分からは土器とか武具とかですぐに銅とか古墳のコーナーになった。新品の綺麗な銅の銅鐸模型が新鮮で目を引いたけど他はあまり興味なく素通り。。意外と自分歴史好きじゃないかも、、とか思えた。(榛名山の噴火とかは興味深かった)

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横の部屋に特集のように「沖ノ島」のコーナーがあって、ここでやっとジオラマがあった。そうだ、ジオラマを楽しみに来たんだっけw
この沖ノ島は対馬と壱岐と三角形をなした位置にあり、かつては大陸との国交の中継地点でありつつ、宗方神社の神の島として祭事が行われてきた島だそうだ。知らなかった。現在は宮司と祭事の限られた人以外は立入禁止で行くことのできない世界遺産。今後気にかける事はなさそうなのでじっくり見た。

順路の次はもう大和朝廷を過ぎて奈良平安。
っていうか意外と、政権がどうしたとか乱だの役だのそういう史実や記録を追った歴史の解説は無く、時代時代で人々がどう暮らしたかという民俗が主の博物館だった。そうなんだ。

大きな平城京の朱雀門模型。断面から中が見えるのもいいけど、遊びがあって屋根でネコがネズミを追いかけてた。

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大きなジオラマは200/1の印旛郡神郷村の奈良時代の集落模型。
密集度低く広い敷地に随分と余裕もって暮らしてたんだなぁと思った。

もうひとつのジオラマは宮城の多賀城。ここは行ったことある所だから感慨深い。こんな風に壁で囲われてたんだね。っていうか、多賀城碑はそのままの場所に現存してたんだー。門からの道はもっと勾配ある坂だったと思う。

これで第1展示室は終わり。
廊下とスロープで階下に下り、途中で休憩しつつ第2展示室に進んだ。

ん?時代は引き続き奈良平安かな。大きな平安京が壁にかかり、平安時代の貴族の家というジオラマがあった。少しの間は平安貴族の暮らしのコーナーが続く。

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その次は鎌倉時代。今度は大きな鎌倉の地形ジオラマが壁にかかっていた。鎌倉の地形のまんま山間のさほど広くない区域で都に比べると開けたイメージが涌かない。こんな隠れたようなトコが国の中心だったというのがどうもピンと来ないんだよな。

そして鎌倉時代の武士の屋敷のジオラマ。なんかのんびりしてる。町中じゃないんだ。

逆に京都の町並みという大きなジオラマは生活感もありつつ賑やかで華やいでいた。
もっともこの京都はもっと後の室町時代。幕府も京都にあったんだからサモアリナン。

海外との交流のコーナーもあって大きな朱印船の模型もあった。よその国の船の応用設計乍らこれだけの帆船を国内で造ってたんだからなぁ。鎖国してなかったらどんなだったろうなぁ。

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この時代になると庶民の暮らしも具体的。町で鮎を売る女とかいろいろあった。常に店や人が集まっていたのは都くらいなもんで、地方では月の決まった日にだけ市が開かれていたようで、そんな市のジオラマもあった。もののけ姫に出てきた町はこんな感じかな。なんかケンカしてたりって感じの人が多く不穏な感じだった。

あと、水車の水汲み揚げジオラマも良く作られててじっくり見れた。

ずいぶん端折ったけどこれで第2展示室は終わり。
廊下とスロープで階下に下り、途中で休憩しつつ第3展示室に進んだ。

早くももう近世。
日本の地図のコーナーなどを見つつ、ここのメインのジオラマは大きな江戸橋広小路の模型。江戸橋から日本橋までの町と川の賑わった様子が細かく造られてて見入って廻った。

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江戸東京博物館にも同じようなジオラマがあった気がするけど、縮尺小さい分こっちの方が広い区域でじっくり見れた。(江戸東京博物館は甥を二人連れて行ったので落ち着いて見てられなかったなぁ。。)

そして国内の交易のコーナーで伊勢参りの展示で旅籠の入口が再現されていた。ちょこっと中も入れて腰掛けられた。

あとは北前船も10/1の模型があり、艦尾が便所でケツまくってたりと人形がコミカルだった。

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農村歌舞伎舞台というジオラマもあった。集落の中心の神社境内で歌舞伎芝居が秋祭りに奉納されたそうだ。

これで第3展示室は終わり。
一旦外に出て中庭的な階段を下ると第4展示室。でも今回はこんなとこでいいかな。キリいいし腹八分目というか充分満足。階段上ってロビーを抜けて(書店コーナーを覗きつつ)館を出た。

いやしかし、もっと簡単に日本の歴史を知れる所かとか思ってたけどそうではなくて、長い日本の歴史の中でのいろんな暮らしと文化の場面のアラカルトって感じだった。
常設展示は第6展示室まであるから、まだ半分。また次回の楽しみを残して今日は退散。また駐車場でチルアウトしてから車に戻った。

タグ:観:館 観:模 観:像 観:建 餐:飲

食事処 ふたご亭

ファイル 2950-1.jpg印西市山田の県道沿いにある食堂。

今日もまたGoogleマップ見てから出かけて来てみた食事処。
この店のすぐ手前にある(以前は向かいにあった)「ラーメンすずき」は何度か入ったことあるけど、この店は初めて。
佐倉に行く手前で食事したかったのと定食を食べたかったのでこっちに寄ってみた。

ファイル 2950-2.jpgで、まず店の入口に黒板でおすすめなのか日替わりなのか書かれたメニューがあって、片方には「勝浦タンタンラーメン」と「豚と白菜の広東天理ラーメン」ライス付き。この勝浦~が人気のメニューらしいけど、もちろん辛いから僕はパス。
もう片方には「ぶたねぎ塩焼定食」と「チキンカツ定食」とあった。
このメニューは店内には書かれてないメニューだったのでちゃんと見て憶えといてよかった。

で、また今日もカウンター席についてメニューを見つつももう最初から決めてて、表にあった「ぶたねぎ塩焼定食」をたのんだ。
初めての店で通常以外のメニューを食べるのは少々不粋な気もしたけど、気になったものを食べるべきでしょう。

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で、「ぶたねぎ塩焼定食」
んーこれはいい。ネギの甘みと塩ダレ焼きの豚がいい塩梅で、レモンを絞るとまた更にイイ。
うまかった。これたのんでよかった。
ただ、生姜焼きとかと違ってタレが底にたまってないからキャベツはどう食べようか少し迷ったけどね。

店内には自分以外に二組の客がいて、食事終わってもマンガ読んでのんびりしてて、後から来た自分が先に店を出た。
ヒマな休日のヒマな午後にこういう感じで喫茶店的にのんびりできる店っていいなーと思えた。

タグ:食:定 餐:肉 餐:菜

お食事処 レンキチ

ファイル 2949-1.jpg柏市藤心にある食事処。

いつもの道の近くでいい店ないかなーとGoogleマップ見てて見つけて来てみた店。前の道は何度かは通ってるけど滅多に通らない道なので全然知らなかった。
ちゃんと駐車場あって寄りやすくていい。

店に入ると中は洒落た感じながらも、応援してるらしい野球選手のユニフォームとか飾られて、他にも趣味なのかミニカーや車の雑誌なども並んでた。

ファイル 2949-2.jpgカウンター席についてメニューを見て、色々見まわしたものの最初からほぼ決まってた「日替わりレンキチ定食」をたのんだ。
入口にあった黒板に書かれてたのだ。
やっぱ店名を冠した料理には惹かれるね。

料理を待つ間は、絶景ドライブ!とかそういう感じの雑誌を見てたので早く感じた。

で、「日替わりレンキチ定食」
エビとイカフライとしょうが焼という贅沢ミックス。いただきます。

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うん、一品一品おいしかった。
生姜焼きだけでも満足なのにイカフライもおいしく、エビフライに至ってはやわらかくて驚いた。そして小鉢のがんもも甘くおいしく抜け目なし。大人だけど旗を立てたいような気分のランチだった。

ところで、開店時間丁度の11時半に来た時はお客は自分だけだったけど、後から続々とお客が来て、自分が食べてる頃にはほぼ満席で奥の座敷にまで通されてた。
けど、一人の客は自分だけだったので4席あるカウンターだけは自分だけで落ち着いて食べられた。
(そのかわり、混んできて食後のウーロン茶は出てくるのに時間かかってた)

満足の昼食。これはいい店を知れて良かった。
道的にも遠回りじゃないので是非また来たい。
でも来る時間は早めか遅めか考えたほうがよさそうに思えた。

タグ:食:定 餐:肉 餐:揚 餐:豆

極楽湯 柏店

ファイル 2948-1.jpg柏市大山台の16号沿いにあるチェーンの日帰り湯施設。

ここは近場では一番最初に来たスーパー銭湯だったんじゃないかな?(日誌で見ると04/05/28が最初?)
まさかこんな近場で天然温泉とか凄いなと思い、何度も行ってたけど、その後もっと近くにできたスーパー銭湯や手賀沼にも温泉できたりと続々増えたり他にいろいろ行くようになって、混むから滅多に通らない16号沿いのこの風呂は忘れがちでしばーーらく来てなかった。十年くらい来てなかったんじゃないかな?(日誌を見ると2014年に来たのがラストっぽい)

で、久々に来てみたら、思ってたよりも小さく感じた。
露天風呂ももっとゆったり広めの印象だったけどそうでもなく、お湯も少しべとつくくらいの濃いイメージだったけどそうでもなかった。その後いろいろな日帰り湯行ったからねぇ。

ファイル 2948-2.jpgそれはそうと、今日はここで食事。そういえばここで食事するのは初めてだと思う。っていうか、ほかの極楽湯でも食事はしたことなかったと思う。柏店限定メニューとかはないにしても極楽湯オリジナルっぽいのはないかなーとか思ってメニューを見ると、「極楽スタミナラーメン」と「極楽ちゃんぽん」と「極楽絶品餃子」だけが「極楽」の名を冠してて、スタミナは辛いから無しとしてちゃんぽんにしようと思った。
けど、そういえばそれ以外にも「極楽製麺」と題した鍋焼きうどんの別メニューもあって、「風呂上りに美味しいをコンセプトにした自慢の細打ちうどん」だそうだ。こっちは品名に極楽とはないけど面白そうなので「味噌煮込みうどん」にしてみた。

したら意外なことにコンロが出てきて、席で煮込む鍋焼きうどんだった。
正直ちょっとまどろっこしいなとも思ったけど、風呂上がりの体が少し落ち着くくらいの時間がかかって丁度いいくらいかもしれない。

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煮立ってからゆっくり食べた。
玉子は別になってて煮えてから投入したので最初半熟感も楽しめた。
うどんはこのくらいの細さがイイね。僕は食べ物としてのうどんは好きだけど、麺類としてのうどんは評価低く理由は啜りずらいから。なので、こういう細打ちは大歓迎。おいしくすすって楽しめた。

そしてこの「極楽製麺細打ちうどんアンケート」というのが渡された。まだ試作的なメニューだったのかな。
上記のようなことを書こうとも思ったけど、面倒くさい奴に思えたのでヤメといたw

ところで、ソフトクリームで「パープルメロン」というのがあって凄く気になった。。けど勿論ヤメといた。ソフトクリームはもうさようならかなぁ、、、

タグ:楽:湯 餐:麺 食:鍋

らーめん元気

ファイル 2947-1.jpg我孫子市布佐の356号沿いにあるラーメン店。

今日初めて見かけて初めて寄った。
布佐の町は栄橋への県道はよく通るけどこっちの道は滅多に通らないので、こんなとこにラーメン屋があったのも知らなかった。

そして年末大晦日の夕方で、ましてやコロナで、チェーン店でも開いてないラーメン屋が多そうな中、しっかりと「営業中」のネオンと札が見えてラッキー。思わず寄ってみた。

入ってみると、券売機のメニューは塩、味噌、醤油の正統派!ナイス。しかも上の行が「塩」だった。
塩が好きなので塩がメインの店なんて嬉しいじゃないですか。迷わず普通に「塩ラーメン」、、と、思ったけど、限定メニューに「塩バターらーめん」とかあったのでそっちにした。

自分らが子供の頃は近所のラーメン屋といえば醤油ラーメンしかなく「塩」とか「味噌」とかいうのは商店街にある札幌ラーメンの店くらいだった。(ラーメン一杯300円の時代w)ので「塩バター」なんていうのは親と買い物に来た時に食べる特別なラーメンみたいな憧憬があった。けど、そういえば「塩バター」なんて食べるの久々かも。。

なーんて思いながら待ってて、その「塩バターらーめん」登場。
嬉しいことにバターはネギの上に乗って溶け出していなかった!ので、先に元のままの塩ラーメンも味わえた。

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うん、優しくおいしい塩ラーメン。これはいい!
バターがなくても充分においしいまろやかな汁。そして麺も啜りやすい細麺ながらもちもちで言うことなし。
まぁ、入口脇に置かれてた麺のケースで浅草開化楼の麺だとはわかってたので間違いはない。(開化楼についてネーム以外詳しくは知らないけどw)いい店を見つけた。

そしてバターを溶かして絡めてブーストアップ。やっぱ贅沢だわ。
チャーシューもいいし、アクセントの焼きナスがまたおいしかった!(そういえば食べる前の写真を見ると、焼きナスがあることでニッコリした顔に見えるね)

大晦日の歳末ラストの日が沈む時間においしいラーメンで締めくくれるなんて、そしてそれが狙ってた店じゃなくて、たまたま見かけられた初見の店だったなんて、今年はドライブ的にいい年だったなぁと思えた。

タグ:餐:ら

島崎城跡

ファイル 2946-1.jpg潮来市島須にある城跡。

全然知らずナビ地図にもなかった城跡。目立つ案内板に誘われて来てみた。
したらちゃんと駐車場もあって、案内図や登城口もわかりやすく立ってて整備されてそうな雰囲気。
目の前の丘が城跡らしく少し上り下りありそうでちょっと怯んだけど、折角だからと意気込んで歩いてみた。

まず「城跡中心部への順路は170m先を右へ」という案内に沿って丘の下を進、、、もうと思ったら工事しててショベルカーが道を塞いでいた。。
これは無理だな諦めようか、、と思ってたら「ちょっと前に出すから待って」と、ちょこっと動かしてくれた。170m先へは行けないけど折り返して手前の神社に登る道には出れたので順路とは違うけどこっちから登ってみた。
坂道を廻って丘の端の裏側からも登れそうだったけどまどろっこしいから神社の急な石段を一気に登って上に出ると「島崎城跡」の解説板がまずあってホッとした。

この城は行方氏の一族から別れた島崎氏の居城で、室町時代の中期から桃山時代に佐竹に滅ぼされるまであった城だそうだ。

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神社はトタンで覆われてて閉まってるのかと思った。
木々で閉ざされて展望はなく、合間から池のようなのが見えて、あれ?北浦なんか近くないよな?とか思ったけど、よく見るとソーラー発電だった。。

そして神社を含む平らな林までの一帯が「一の曲輪」本丸ということだ。なかなか広い。

奥に進んで虎口を出ると「虎口」という案内は外側にあった。ああ、完全に順路と逆から歩いてきちゃった形だね。

溝を超えると次は「馬出し曲輪」枯葉でいっぱいの広場。周りの土塁に木が生えててあちこちからコツコツと音がしてた。キツツキだな。音の方を見てみるとコゲラが簡単に見つけられた。
賑やかな森の散歩気分の城歩き、ザクザクと枯葉を踏んで歩き、休み休み鳥を探したりして進んだ。

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鳥は素早くてなかなか写真撮れないけど、もう一種撮れた鳥はシジュウカラかと思ってたけどエナガだったらしい。確かにツンとした尾がかわいかった。

馬出し曲輪を出ると細ーい土橋が堀と深い谷の合間に立ってて、なかなかワイルドなコース。ずっと辿って行きたかったけど、途中でよじ登るような段差と、その先は塀のように更に細い土橋で木の間が狭そうでデブで抜けられるか不安だったから、登らずに堀に下って進んだ。

ら、ちゃんとその先で楽な登り口があった。
その上は「二の曲輪(東)」ここも広く奥に長い広場。枯葉と伐採した木が置かれてた。城としての形がわかりやすいくらいに整備されててありがたい。
この二の曲輪の一番奥は「八幡台」とあった。昔はここに神社があったのかな?曲輪の端の突き出た岬のような箇所で、ここから覗く裏の堀はかなり深く急峻だった。(写真じゃわからないなー)
もちろんその先に降りる道などはなくドン詰まりなので引き返して曲輪の口に戻った。

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虎口を出ると道らしい道に出て、左に進むと「水の手曲輪」。なんかそっちに進んだら方向的に駐車場に戻る方向かなと思ってパッと見ただけで引き返した。(実はこの奥には井戸。先にはもう一つの二の曲輪(西)があったらしい。進むだけ進めば良かった。。)

虎口から右に進むと「帯曲輪」。ここには珍しくベンチがあった。小休止。
別に眺めがいいわけではなく、下の「腰曲輪」が覗けるだけだった。

この帯曲輪を奥に進むとその先は崖に張り付けたような細いワイルドな道が続いてた。ワクワクしながら進むと、その先でさっきの八幡台の裏の物見台との間の深い堀が下から覗けた。

更に土の階段を下ると「坊主屋敷」というなだらかなトコに出た。ここは曲輪じゃないのかな。
さっきの八幡台の向かいの「物見台」は行く道が無いらしく、崖の下に案内が立ってた。

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その奥に進むと「大堀」との分岐の先で「三の曲輪」に登れた。この三の曲輪の立て札は送り仮名が「さん」じゃなくて「に」になってた。。
三の曲輪は鉄塔がある広場。でもホントはもっと広くて一二の曲輪に馬出し水の手まで合わせたくらいの面積がある筈だけど、鉄塔の裏は雑木林で埋もれていた。
端の土塁の脇は進めそうなので歩いてみたけど、どう考えても道じゃないような感じになってきたので引き返した。。

その土塁の途中から裏の大堀に下る階段があるんだけど、これは「高圧鉄塔管理階段」とあるので城歩きルートとは違ってそうだ。んーでも来た道戻るのはつまらないなと、その階段を下ってみた。

おーここもなかなか深くてカッコいい堀。この堀を歩いて進めないかな、、っと歩いてみた。けどすこし先で竹藪でもう道っぽくなくなってた。。仕方なく戻ってきて管理階段の対岸側に登った。

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ら、その上は畑だった。もう作物作ってなさそうな感じだったけどこんなとこ歩いていいのかな? いや、鉄塔管理の人は歩いてるんだろうからいいんだろう、、っと畑の脇を歩いた。

たしか、ここらも「外曲輪」ってあったと思ったけど、もう城の案内はまるでない長閑な田舎。
前の道に出て坂を下ると、途中で横の大堀が覗けそうな箇所もあったので見てみたけど「私有地立入禁止」とあった。無理して進まなくてよかった。

それはそうとこの切り通しの坂道が雰囲気良かった。正面から西日が差して眩しく、脇の崖の苔もイイ感じ。城と関係はないけどね。やっぱ道は歩きやすいしw

そして車で通ってきた前の道に出た。もうすっかり夕焼けだった。
そのまま駐車場に歩こうと思ったけど、途中で城内入り口の案内と島崎城址の石碑、「水堀」とか「御札神社の古面」という文化財の石柱もあった。ここが城の表門があった場所らしい。
水堀は普通に民家裏のドブという感じで、見てたら奥にいた猫に睨まれたw

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いちおう城内に進んでみたら、その先は「腰曲輪」。ああ、帯曲輪に続く道だね。
納得したのでそれ以上進む気もなく、少し戻って駐車場から170mの道を折れてみた。もうショベルカーもいないだろう、、と思ってたけど、まだいた。 っていうか、道ふさいだまま工事終わってた。。
見えた時点で引き返して表の道に戻った。。

で、素直に表の道を駐車場に進んでたら、その駐車場の手前の家の人に呼び止められた。。
えーなんだろ、、コロナのこの時季にフラフラ歩いてんじゃねーとか言われるのかなぁ、、なんて思ってたけどサニアラズ。城案内のパンフレットを暮れて丁寧に解説してくれて、近隣の城とか佐竹の事とかいろんな話を聞けた。「島崎城跡を守る会」の人だそうで、ボランティアで整備しているんだそうだ。ありがたい。ホントに案内多くて歩きやすく存分に楽しめたのもこうした地元の人が大切に守ってくれてるからだよね。感謝感謝。
ついつい長話になりそうなところだったけど、日が沈みそうなのでそろそろと切り上げて車に戻った。

戦国時代に廃城になった城だけど、しっかり城の形を残して素晴らしい所だった。
気紛れでの寄り道だけどこんなに楽しく歩き回れるとは思ってなかった。寄ってよかった。

タグ:観:城 観:宮 景:崖 楽:歩 楽:話 動:獣 動:鳥

浅間尾根駐車場

ファイル 2945-1.jpg檜原村倉掛の都道沿いにある駐車場。

後ろについてたポルシェに先を譲るつもりで寄ってみた。
ここはー
初めて寄るトコかも!景色に見憶えないし。
なーんて思ってたけどバッチリ9年前に寄って点景にもしてた。。。

で、眺めはさすがに冬だけあって遠くまで見渡せて都心部まで見えていた。
多分前はここまでは見渡せなくてそれで印象違ったのかもしれない。
ズームで撮った写真を見ると、ばっちり新宿の高層ビルが写せてた。
右側の四角いオペラシティから並んでやや左側に都庁の第二と第一庁舎。この距離で見るとかわいいもんだ。

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山は割となだらかで奥多摩の高めの山は見えていない方角。
都心に向かって真っすぐ前の山並が浅間尾根。その先っぽ辺りの戸倉三山は歩いたことあったかな。
眺めとしては右端の奥に丹沢の山並が見えていた。

ファイル 2945-3.jpgそして手前は小雪のような綿毛の枯れ草がたくさん生えていた。
これは道路脇でもあちこちで見かけてた。何ていう草なんだろ(「センニンソウ」か「ボタンヅル」らしい)

天気は良かったけどさすがに標高1000m以上なので寒くて、そんなにのんびりはしてられなかった。

車に戻ったら外気温-1度とか出てた。。。まじ?

タグ:観:P 観:建 景:山 景:町 楽:眺 植:草

奥多摩水と緑のふれあい館

ファイル 2944-1.jpg奥多摩町原の小河内ダム脇にある資料館。

奥多摩湖の休憩はこっちのダム側じゃなくて第二の広い方の駐車場での方が圧倒的に多いんだけど、たまにはと思って今日はこっちのダム脇の公園側で休憩してみた。
そしてそんな公園の一角にある入館無料の資料館がこの「水と緑のふれあい館」。たしかここは10年くらい前にまだ子供だった甥っ子らと来たことある。どんなかんじだったっけーと覗いてみた。

建物の四角い外観とは裏腹に中は円形になっていて、螺旋状にスロープを上りながら間にある部屋を見てまわる形。ああ、こんな感じだったっけ。

最初に一番手前の「歴史・文化の旅」という資料展示室を覗く。
資料館らしい展示室で奥多摩の民族やダム湖に沈んだ小河内村の歴史などを展示していた。

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見ていて気になったのは「山の仕事」の炭焼きや、「まつりと芸能」の神楽。大ブームの「鬼滅の刃」っぽいなぁ~とか感じた。
けど、そういえば鬼滅の主人公の竈門炭治郎は奥多摩の雲取山の出身。って事はTVの第一話の炭を売りに山を下りた町はこのダムに沈んだ小河内村だったんじゃないかな?とか思い(写真見たら一応小さな町っぽくもなってたみたい)、見終わって展示室を出たら案内窓口の人に聞いてみた。
ら、とくに奥多摩では鬼滅に関する話題も問い合わせも無いそうで、どちらかというと山梨の大丹波村の方がファンの人が所縁の地と推測してるらしくて「コスプレした人が来てるという話を聞く」そうだ。(鬼滅は東京から出ない話なので僕はこっちだと思うけどね)

あとは、、幾つかあるシアタールームはコロナで中止で他は殆ど見る所がなかった、、
一番上の階の売店も見たけど、とくにこれ!というものは無く、奥多摩の天然水だけ買った。(少し硬かった)

最後に出るときに、あ、そう言えば。小河内ダムのダムカードってどこで貰えるのか聞いてみようと案内にまた寄ったら、なんと!ここで配っててすぐ貰えて驚いた。え、どこにもダムカードって書いてないよね?

ってわけでダムカードゲット。写真は空撮なので同じアングルは無理なので取り敢えずダムを背に写真撮った。(ダムまで歩こうかとも思ったけど前にカップルが歩いてたからヤメたw)

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あとは西日が眩しく照らす奥多摩湖を見ながらすこし公園をフラフラ。「ダム湖100選」なんていうのもあった。いろいろあるなぁ。

面白かったのが日時計。自分の陰が針になるらしい。
最初よくわからなくて3時を指してたから全然ダメじゃんとか思ったけど、日付のとこまで前進しなきゃいけなかったのね。したらちゃんと2時前くらいを指してバッチリ。自分の陰が太いのは仕方ないけどね。

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そして湖も眺めた。
奥多摩湖は子供の頃から親に連れて来てもらってたり、中学生の頃は何度も釣りで来たりしてた馴染みの湖だけど、ダム付近は禁漁なので来た事はなく、ここからの景色はあまり見てなかった。
こんな感じでよく行くところだけど滅多に見ない角度とか拾うドライブとかもイイかも。

タグ:観:館 観:具 観:ロ 観:選 観:装 景:湖 楽:証

小平うどん

ファイル 2943-1.jpg小平市回田町の都道沿いにあるうどん店。

手前で見かけた店の看板にひかれて来てみたら、ラーメン屋みたいな店構えの気軽そうな感じで、駐車場も端に空きがあったので寄ってみた。ナイス。
おいしそうなうどん屋は昼前ながらお客さん多く、それでも列にはなっておらず、入り口で食券買ってたら丁度満席だったようで「外でお待ちください」と言われた。
ぽかぽかの好天で寒くなかったからよかった。

すぐに店内に入れてカウンター席に着いた。
たのんだのは普通に「肉汁うどん」(他はカレーとか胡麻担々とかなので迷うこともなかった)

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うんうん、これはドッシリ重みある武蔵野うどん。
太くて重くて啜れず、麺類としてはアウトだけど、ゆっくりと小麦感を味わって食べられておいしい一品。
そして肉汁の豚肉もおいしくネギもいい。好きだなー。

と、満足の食事。400gのうどんと肉汁もわり湯でおいしく飲んで程よく満腹。ごちそうさま。

店を出ると外には並んでる人がいて列が出来てた。。少しだけ早いいいタイミングで来れて良かった。

タグ:餐:麺

優善

ファイル 2942-1.jpg印西市平岡の356号沿いにある蕎麦食堂。

東方向のドライブで頻繁に通る定番コースの356号利根川土手道から古い方の356号に逸れてすぐなので、もうすっかりお気に入りで何度も寄ってる店。(と、此処まで定番のコピペ)

点景はこれで六回目。もはや定期報告になってしまったw
半年おきに上げようかなと思い令和二年の下半期。

ファイル 2942-2.jpgまず今日は、割と普通に「そば+ミニ魚天丼」のセット。
ミニ天丼とチラシ丼のセットは毎回見るけど、毎回魚は違ってて面白い。今日の天ぷらはエビ、マグロ、サーモン、イサキだそうだ。
まるで海が近いようなラインナップ。イサキの天ぷらなんて初めて食べるよ。

そして写真撮ってたら「これもどうぞ」と猫招き。「焼酎なんですよ」だそうだ。お酒まで面白いのをそろえてるのかw 店が近所だったらなぁー。

で、「そばミニ魚天丼セット」

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そういえば温かい蕎麦でかけは初めてかな。うーめんみたいなサラリとした感じでいいね。
そしてミニ天丼。サーモンとマグロは味濃くて驚いた。その分イサキは白身であっさりだけどコントラストあっていいし逆に落ち着いた。

食後少し店の人とテレビ見ながら話してすっかり常連気分。
ゆっくりお茶飲んで店を出た。
 
 
で、11月は7日

ファイル 2942-4.jpg普段より早めの昼に来た。

冬限定メニューとかも始まってたけど、まだぜんぜん寒くはないからオススメメニューを見て「そば+ミニヘダイメカブ丼」のセット。
?ヘダイ?
真鯛と黒鯛の間くらいの鯛だそうだ(漢字だと平鯛)また面白いものを揃えるねぇ。
(っていうか、あらためて画像でメニュー見ると天丼のフエフキダイってのもめっちゃ気になるけど、、)

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うん、おいしい鯛の刺身にメカブの乗ったくせのある丼。鯛のパサッとした感じをネバネバでとろりとコーティング。ご飯もかっ込めておいしかった。
でもメカブはそばつゆに入れたかったかも。

少し店の人と話をしてゆっくりしてから出た。

 
 
で、10月は18日

ファイル 2942-6.jpgこの日は昼過ぎの1時半くらいに来たんだけど、いつもよりお客さんがいた。

オススメメニューはー?と見てたら、「久々に復活したメニューがあるんですよ是非」と直接すすめられた「かた焼きそば」にしてみた。
っていうか、そば屋でかた焼きそばを食べるとは思わなかったw

かた焼きそばは僕が学校給食で一番好きだったメニュー、だってお菓子みたいじゃんw 人に話すと「えーそんなの出たかなぁ?」と必ず言われる忘れられた給食。まぁ給食話は同世代で同地域じゃないと合わないよね。うちら世代はご飯とか年1くらいしか出なかったし。

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ってわけで「新かた焼きそば」
これが んまかった!
蕎麦屋だけに和風のだしのトロミ餡で、野菜も多く、キクラゲは中華だな、、とか思ってたらキクラゲではなくて茄子だった!面白いし美味しい。そして量が多いいいw
たっぷりの野菜を軟らかく変化する揚麺とともにゆっくり食べて最後まで飽きずに満腹で食べきった。

正直なところ蕎麦屋でかた焼きそばって微妙だなあぁと思ってたけど逆に感激。これはいい。
店の人と(給食の話もまじえて)少し話したい気分だったけど、この日は他に丁度来たばかりのお客もいたので、一言絶賛だけして店を出た。
 
 
で、9月は、、あれ9月は行ってなかったか。

というわけで三回分のおまとめ点景、今回はボタンで隠さずに続けてみました。
点景の最大画像枠七点に収まったので(日誌は九点まで拡張してる)こんな感じの三回分定期が丁度いいかな。

これからも面白いメニュー期待してます。

ちなみに前回の点景

タグ:食:丼 餐:麺 餐:魚 餐:菜