日之影町分城の五ヶ瀬川に架かる旧鉄道橋。
廃線になった高千穂鉄道の線路跡が「TR鉄道跡地散策コース」という遊歩道になってて、その入り口にある駐車場に車を停めて歩いた。
歩いてすぐ先に旧吾味駅があり、ホームと可愛らしい待合室が残ってた。
高千穂鉄道は平成17年(2005)の台風被害で運休してそのまま三年後に廃止になった鉄道。その待合室には時刻表も残ってて一日上下各13本(観光トロッコ列車は通過してたらしい)停まってたらしい。結構走ってたんだ。っていうか周り森で目の前渓谷で何もないトコにあった駅だよなぁ。。
そのホームから見える橋が「第三五ヶ瀬川橋梁」
そのまま歩くとすぐ先に案内板が立ってた。
完成は昭和14年の日中戦争時で鋼材使用が制限されてたのでコンクリ部と鉄鋼部が組み合わさった独特なデザイン、鋼製上路ワーレントラス+連続方杖ラーメン六連及びT型桁八連という構成だそうで、国重要文化財だそうだ。
歩き進むと橋の全体が良く見えた。
天気は悪いけど、水面が鏡のように静かでカーブして橋が映ってカッコよく見えた。
台風の時はこれより下流の第一、第二五ヶ瀬川橋梁が流されたそうだ。これは残ってよかったね。第一、第二はどんな橋だったんだろうね。(上流の第四はトラスの鉄橋で残ったけど現在は解体されて無いらしい)
橋の上は普通の道なので、先に渡らずに手前をちょっと歩いたトコで引き返した。