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あけぼの山農業公園

柏市布施下沼にある公園。
ここにあるグランドはJリーグの柏レイソルも使用してて、以前J1チームの公開練習を見に来た事があった。けどあれ何年前だ?まだ明神とか玉田とかいた頃だから2003とか04くらいかな(05年でした)。
それ以来ずっと来てなかったのでかなり久々。駐車場がどこかも道がどう繋がってるかも覚えておらず、グランドをまわって裏の細道を折り返してなんとか到着。

ファイル 3053-1.jpg今日はここのヒマワリを見に来てみた。
昨日大網のひまわりスポットで空振りだったので近場でリベンジという感じ。前は花なんて全然興味なかったんだけどねぇ。やっぱり年とると花鳥風月なんだねぇ。
で、駐車場前のヒマワリ畑に歩いてみたら、立て札に「7月11日の大雨暴風によりヒマワリが倒れてしまいました」とあったけど、それでも沢山咲いてていい感じだった。

まずは前の道「風車の散歩道」から花を眺めつつ進んだ。で、その先にサッカーのグラウンド。今日は少年サッカーの練習試合かな、幾つものチームで賑わっていた。

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グラウンドの前が「風車広場」ひまわり畑はこの手前までだったけど、木蔭で休むサッカー少年以外にも散歩して歩く人も多く賑やかだった。
とりあえず風車や池の写真をとってひとまわり。池には蓮の葉が茂っててたまに花も咲いていた。カエルとかいないかなーと探してまわったけどいなかった。

さて、人の多い夏の公園の雰囲気に慣らしたトコであらためてひまわり畑に突入。
まあまぁ歩いてる人も多かったけど、邪魔に感じる程でもなく自分のペースで見て歩けた。
確かに中央のほとんどのひまわりは倒れちゃってたけど、周りの方のはわりと残っててひまわりに包まれる感じは楽しめた。

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東から西に通り抜けると、北西の隅に足場で組んだような展望台があったので取り敢えず登ってみた。
上から見るとより一層ひまわりの倒れた区間の広さが把握できて残念に感じたけど、まぁこれはこれで特別な眺めでもあるし、倒れてても花は咲いてるので悪くはなかった。

台から下りたら花畑区域から出て、その向かいの芝生の「ふるさと広場」に行ってみた。
ここでは何かの祭かイベントかのように車両の移動販売店が幾つか出てて、何か冷たい物でも買えるかと思ったけど、列が長くて並ぶ気ゼロ。列が短くても子供連れの親子だらけのトコに並ぶ気はなく冷やかしで眺めて通り抜けた。その脇にあったヒョウタンの柵がかわいかった。

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この広場の奥には「資料館」というのがあったのでそこまで歩いて入ってみたんだけど、中は売店と休憩室があるだけで何の資料も展示もなくすぐに出た。。

まるで平時のような賑やかな夏休みの子供連れだらけの公園の雰囲気を掻い潜り乍ら「ふるさと広場」を脱してひまわり畑に戻った。

花畑より脇の道の方が日陰っぽくて楽そうだったけど、やっぱりここは花畑を横断。そのために寄ったんだからね。

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駐車場が南側、花は南に向いて咲いてるようで、展望台の方からだと背を向いてたのかな。
振りかえってみると折れたひまわりもそれぞれちゃんと花咲いてて、なんか猛暑でクソ暑いから寝転がったままでゴメンね!とでも言ってるかのような感じ。中には立ち残ってる花もいてちょっとあざとく見えた。

とりあえず昨日空振りだったヒマワリ成分は補完。でもやっぱり人が多いトコはやだな。
花畑はたまたま気になった時にノリで寄るくらいでいいな、と思った。

タグ:植:花 植:実 植:草 観:園 観:装 観:池

高滝ダム記念館

ファイル 3052-1.jpg市原市養老の県道沿いにある資料館。
先月来てて一階の資料館だけみたけど、その時はもう閉まってた二階のレストランのメニューが気になってたのを憶えてて来てみた。
来た時がいきなりの土砂降りの凄い雨だったので雨宿り的にも丁度いいとも思ったけど、ここに来るつもりが無ければ雨降ってない区間で帰れたのかもしれないので、丁度いい雨宿りとはいわないよね。

さて今日はまだ2時なので目的のレストランもしっかり営業中。雨宿り客が結構いたけど店内は広く席も多く悠々テーブル席に着いた。

ファイル 3052-2.jpg「団体さんがメニューを迷ってるところだから先に決めてもらえれば、、」と言われたけど、もう最初から決まってたので迷うことなく外の幟もなってる「黒しょうゆ焼きそば」をたのんだ。
待つ間に雨は更に強くなってて、窓の外に落ちる雨が激しく外も白く目の前のダム湖も霞んでた。

で、「黒しょうゆ焼きそば」登場。

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まぁこういう所のメニューだから少し変わってるなくらいの面白みがあればいいな、ってくらいの期待感だったけれどアニハカランヤ。実にしっかりした味で中華っぽさもある焼きそばで驚いた。
まずチンゲン菜がみずみずしくてうまい。そして焼きそばの麺ももちもちでちゃんとしてて味付けがいい。カテテクワエテ「市原養老産もち豚使用」とあってどんなもんかと思ってた豚肉がまたうまい。最後までニコニコでペロリと食べられた。

これはなめてたわぁ。あまり聞き慣れないメニューだったし、店のメニュー的にはなんとなく「もちもちスパゲティー」とか「高滝ダムカレー」の方を押してるっぽい感じだったし、エビフライとかしょうが焼きとかのメニューの中でまさかの中華風味バッチリな焼きそばが来るとは思わなかった。
いやいや蛇足になっちゃったかなぁとか思ってた食事が一転しておいしい食事で大満足。来てよかった。

ファイル 3052-4.jpgそして食後は一応まだ雨降ってたのでまた軽く一階のダム資料館を見てまわった。
展示は少々古臭くあまりみるものもないけれど揚水車の模型とか水路トンネル跡の解説パネルとか面白い物もあった。そして湖周辺のジオラマもよくできていた。(やっぱりダムカードは「配布中止」とあった)
まぁ完全なオマケって感じの資料館だった。けど、それで外に出たら雨が小ぶりになってたので丁度よかった。

タグ:餐:麺 観:館

睦沢諏訪神社

ファイル 3051-1.jpg睦沢町上之郷にある神社。

表の通りからも途中にも全然案内が出てなかったので分かりずらく不安だったけど辿りつけたマイナーな場所の田圃端の丘にある神社。
町内案内図の大樟の案内で来てみたんだけど、神社は急な石段の上で下からは大樟も見えなかった。
これが表の道に面した神社だったら、階段急だから別に寄らなくてもいいか、、って通過しちゃいそうなトコだけど、細い道を辿ってわざわざ来たので折角なので迷うことなく石段を登ってみた。

まず咲き残ったアジサイを見つつ石段に進むと、その登りはじめに門かぶりのイヌマキがあって見事にトンネルのように頭上を覆ってて面白い雰囲気だった。

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せっせと段の高い石段を登り切ると上に社殿がみえた。普通の田舎の神社って感じだけど、マイナーな場所の割には荒れた感じはなくて整ってた。
大樟はどれだ??と見まわすとその奥の斜面に崩れかけのような大木があった。赤い鳥居と案内板があったのでわかった。(なければわからなかった)

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案内によれば、このクスノキは大同2年(802)に信州の諏訪大社の神官がこの地に分社した時に植えたものだそうだ。樹齢1220年かぁ。。
根周り12m、樹高23mの巨木だけど、出しゃばった感じはなくもう丘の斜面丸ごと飲み込んで一体化したような自然と溶け込んだ丘の一部って感じだった。
鳥居のとこから鉄パイプの足場のような階段が架かってて、登って上からもみれるようだったけど、ちょっと草に埋もれかけてたし見た目不安そうで登る気はしなかった。。

それよか気になったのが(むき出しの)本殿の裏にある洞穴のようなトンネル。これは天然?じゃないよね。落石注意とも立入禁止とも何とも書かれてなかったので通り抜けてみた。

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その先は丘の裏の竹林。下る道があるので裏側からの通路のようだった。神の力の通り穴?
っていうか神社の裏の崖を穴開けて神様的というかパワー的には問題ないもんなの?と気がかりな気もしたけど、ちょっと珍しい景色と涼しい竹林はなんかよかった。
その先に歩いてみたい気もしたけど、やっぱやめてまた穴をくぐって神社に戻った。

また大樟を眺めつつ、境内の先に出て眺望をみおろした。
見えるのは目の前の田圃と、すぐ先のさっき行った歴史民俗資料館くらいなもんだったけど高さは感じられて気分いい。

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そしてまた急な石段を下って車に戻った。この石段は手すりあるからいいけどなかったら怖いくらいだった。
大樟だけ見るつもりで来たけど、いろいろと面白く雰囲気のいい素敵な場所だった。

タグ:植:樹 観:宮 景:洞 景:森 楽:登 楽:眺

橘樹神社

ファイル 3050-1.jpg茂原市本納にある上総国二宮の神社。
日本武尊が東京湾を渡るときに荒れた海を鎮めるために身を投げた妃の弟橘媛の悲哀を引きずって、この地に遺品の櫛を祀って陵墓を築き二本の橘を植えたのがこの神社の始まりだそうだ。境内も船の形してるそうだ。
先週の木更津の続きって感じだね。っていうか引きずってるね。もう東京湾からはかなり離れてるけどまだ未練の痕を残してる。気落ちして進む気を無くした日本武尊を慰めるつもりで周りの者がこういう地をつくったんじゃないかなと思える。

神社の案内、社葬の案内、遺跡の案内、文化財の案内を読みながら境内を進んだ。なんか日本武尊が来る前の石器時代からの古墳の地だったようだ。

そしておまいり。弟橘比売命(弟橘媛)が主祭神。
堂々としつつ小ぢんまりした印象の拝殿は都が開かれてて中の太鼓などが覗けた。

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裏にまわると本殿は意外と大きく立派な造りで彫刻飾りも細かかった。

案内に書かれてた御神木の橘というのはどれだろう?と思いながら境内をまわってたけど、裏の山は「日本武尊が築陵された弟橘媛命の神聖な御陵墓」で無断での立入はご遠慮くださいとの案内が立っていた。二本の橘ってこの中かなぁ。(二千年近くも昔の木が残ってるわけ無いじゃん)囲いがあるわけではなく道もあって立ち入れそうだったけど謹んで進まなかかった。

境内をまわると池があった。吾妻池というらしい。日本武尊が自ら陵墓の土を盛る為に掘り起こしてできた池らしいけど、ほんとかなぁ。。水に身を投げた妃の神社に池なんか作りたくないと思うけど。
池は水濁ってて浮いた枯れ枝にはアメリカザリガニがたむろってた。

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池をまわると表側には騎馬武者の像があった。まぁ千葉だから頼朝なんだろうけど、ここは日本武尊っぽいのがあってほしかった。
ひとまわりして参道に戻ったけど、しめ縄が巻かれてた木はひとつもなく、どれが御神木かわからず、そういえば橘ってどんな木だったっけ?って感じだった。
なので、草むしりしてた宮の女性の人に「案内板にある御神木の橘というのはどの木なんでしょうか」と訊ねてみた。ら、これが御神木という大きな木はないけど境内には幾つもの橘が植えられてるということで「おいしい実が生るんだけど、去年枝葉を刈りこんだら今年は花が咲かなかったから実は生ってないかもしれない」とのこと。取り敢えず社務所の前に二本と拝殿前の両脇に二本あるのが橘だと教えてもらった。ご親切にありがとう。

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ああ、なるほど、橘。ミカンの木みたいな柑橘系の樹だね。昔住んでた家の庭に植えてた夏みかんに似てるわ。あの雛段飾りの桜の対極にあるやつね。
探してみたけど確かに実はひとつも生ってなかった。

そして昔のウチの夏ミカンの木はアゲハの幼虫が食って増えてた記憶が強かったけど、ここの木はどれも葉が食われてなくて綺麗に青々と茂ってた。で、それとは関係ないんだろうけど境内にはアオスジアゲハがひらひらと飛び交ってて、追って見てたらカップルでいちゃついて舞ってた。。日本武尊と弟橘媛の化身だと思えば煩わしさも薄まるかなw
取り敢えずソロで葉に停まった所も写せて佳。

帰り際に「実はありました?」とさっきの人に声かけられ、なかったというと「おいしいんですよ、生ってる時に来れたら味わってください」と言われ是非とこたえた。お正月くらいの時季が良いそうだ。
っていうか、勝手に採って食べていいもんなの??

タグ:観:宮 観:遺 観:飾 観:池 動:虫 植:樹

永田ドライブイン

ファイル 3049-1.jpg茂原市高田の旧国道沿いにある食堂。

この旧国道は最近よく通るようになった新定番コースで、このドライブインと言う名の店はナビ地図にも出てたし、通るたびに人気店っぽく賑わって見えてて気になってた。けど、駐車場も満車っぽく毎度通過してた。
で、今日は手前の「やまべの郷」のヒマワリがまだ咲いてなかったので午前中早めに通れたせいか、まだ駐車場もすいていた。ので、これはチャンスと初めての立ち寄り。

店はいわゆる名前の通りのドライブイン食堂。オープンな印象でドアも窓もあいていた。 え? 冷房きいてないんだ。。まぁ少し蒸し暑いくらいで辛いほどではなかったからまぁいいかと席に着いた。

ファイル 3049-2.jpgメニューは多く、ずらっと並んだ献立の札が店の歴史というか貫録を示していた。
「今日のおすすめは勝浦のカツオの刺身とイワシフライです」と元気に案内されたけど、やっぱりカツオはちょっと腰が引けて、イワシも毎週続いてたので卓上のメニューもよくみた。
で、雑誌の切り抜きにもあった「マグロの巣ごもり定食」という聞きなれないメニューが気になった。ホワイトボードにも「当店人気」とあったのでそれにしてみた。

テーブルにあったチーバ君のうちわで扇ぎながら出されてた熱いお茶をちびちび飲んで待ってた。ら、しばらくして店の人が入口ドアを閉めて冷房がかかった。おお。つくんじゃん。ゆるかったけど。まぁ夏はこのくらいがイイってことね。

そして「マグロの巣ごもり定食」登場。
つまり「マグロのたたき」というか「なめろう」に卵黄がのったユッケ風なかんじね。

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そういえば先月海の方で「本マグロ中おち丼」とか食べたよなぁ、、とか思いながら食べてみた。けど、全然うまかった!
なんだろしっかり料理として味付けがばっちりでマグロの良さも引き立ってる。卵黄がいいのかな、、あ、わかった、ネギがうまいんだ。
割と量もありご飯がすすんでご飯の方が先に無くなってしまった。
これは料理だね。ごちそうさまでした。

会計の時に「巣ごもりってどういう意味ですか」と聞きたかったけど、だんだんとお客さん増えてきてて忙しそうだったので遠慮しちゃった。
また空いてる時間に来れたら寄ろうと思った。

タグ:食:弁 餐:魚

多加良

ファイル 3048-1.jpg匝瑳市野手の県道沿いにある食堂。

九十九里ビーチラインの県道は片貝あたり以外は店は少なくポツンポツンとある感じだけど、この旧野栄町の野手浜付近はわりと飲食店が多い。
観光客向けの海鮮を看板にした店も何軒か見かけてたんだけど、どちらかといえばあまり派手に観光向けっぽいキャッチ―なアピールをしてないおとなしい印象の店がここで、なんとなく入りやすそうなイメージだったので一度は普通に寄ってみようと思ってた。

ってわけで初の来店。
店に入ると広い店内はカウンターとお座敷で、夜なら居酒屋で賑わいそうな感じだった。(今時期はそれができないんだろうけど)半端な時間ながらお客さんも多く、でもみんな数人での客なのでカウンター席は全空きで悠々座れた。

とりあえず入口で見たボードの「おすすめ」は海鮮丼とあじたたき丼と上天丼。個人的に海鮮丼はこまごまして面倒くさく上天丼もピンとこなかったので「あじたたき丼」一択。一応他に面白いのがあるかとメニューも見つつ「あじたたき丼」をたのんだ。
ら、「ごめんなさい今日はもうアジなくなっちゃった」とのこと。
えーじゃあどうしようかとメニューを見てファイルのメニューの方でおススメとあった「あなご丼」にしてみた。

なんとなくアジというと黄金鯵とか釣りにも行った思い出から内房!という印象で、アナゴといえば富津の秤目丼から東京湾側という印象。九十九里っぽいのを前面に出していない感じが地元の人向きな感じで好印象。(だったけど、アジもアナゴも九十九里側でも全然獲れてる地魚だそうだ。失礼しました)

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で、あなご丼。
これ、ぷっくらやわらかいアナゴがさらっととろけておいしくて、あれアナゴってこんなによかったっけ。。と軽く驚きつつ、下手なウナギより全然おいしいく夏のご褒美はアナゴでいいかも!とか思えた。(下手なウナギってどこのだよw)名物でウリにしてる富津よりうまいんじゃないか?なんて思えた。

パクパクと一気に食べて満足の昼食。
ここは定番コースにある店なのでやっとってとこだけど寄れてよかった。

タグ:食:丼 餐:魚

うま煮ラーメン醤 四街道店

ファイル 3047-1.jpg四街道市栗山の県道沿いにあるラーメン店。

東関道四街道ICの手前で渋滞で、信号一回に二台分位進むくらいの詰まりかたで、丁度そんなとこにラーメン屋があったので、腹も減ってきてたから丁度いいかと寄ってみた。

よく通る道なので前からこの店は見かけてて、一度は入ってもいいかなとも思ってたけど、そういえばわざわざ暑い夏のこんな日に「うま煮ラーメン」はちょっと考えなさ過ぎたかな、、とか車を停めてから思った。
けど、車を降りたら意外と外はそんな暑くなくて、日暮れ時で気温下がってたようで、まあいいか、と思いつつ、それでも汗だくにはなりそうだなと覚悟しつつ店に入った。

店は空いてて「お好きな席にどうぞ」ということでカウンターではなく停めた車が見える窓のテーブル席に座った。
店内は冷房ガンガンについてるかと思いきや逆についてないようで、まぁそれでもとくに嫌な気もせず、メニュー見て、(「旨辛ラーメン」というメニューもあるからそうじゃない方は大丈夫だろうと思いつつ)「うま煮ラーメンは辛くないですか」と質問し、花山椒のシビレというのを入れなければ辛くないというのを確かめて、そのシビレ無しの「うま煮ラーメン」をたのんでみた。

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そのメインメニューの「うま煮ラーメン」はトロっとしたあんかけのラーメン。都内の職場近くのあんかけラーメンほど物凄いとろみでは無く程よく食べやすいくらいで味は甘く細く切られた白菜がイイ感じでおいしかった。
暑いから思い切りゆっくり麺も少量ずつ食べたので、思ったほど汗だくにもならずに不快感はなかったし、二つ付いてきたレンゲの穴あきの方が麺も餡も野菜も掬って食べやすくてよかった。

ファイル 3047-3.jpg会計済ませて店を出るときに入り口のガラスの「エアコン故障」の貼紙に気づいた。。
入るとき気付かなかったのはマヌケだと思ったけど、まぁそれでも車を停めてからはサウナに来たくらいの気合を入れて臨んでたので気にせず入ったと思うし、実際不快に思うほど暑くなかったのでОK。
まぁ、なるべくなら寒い時季の方がいいやね。
また渋滞したら寄ろうかと思った。

タグ:餐:ら

道の駅 きょなん

ファイル 3046-1.jpg鋸南町吉浜の127号沿いにある道の駅。

まぁまぁわりと寄ってる道の駅だけど、毎度食事するわけでもなく併設されてる美術館に入るわけでもなく、とくにネタもなくトイレだけの休憩で点景には一度もしたことなかった。

で、今日も実はトイレだけのつもりで来たんだけど、あー海眺めるならここでいいか!と裏の海に歩いてみた。

ほんとはどこかの砂浜の海岸に寄るつもりだったんだけど、そういえばまだサンダルでも短パンでもないから足ポチャするわけでもないし、靴で歩くだけなら砂浜より港っぽいとこの方が歩きやすいし、今日は天気よくて富士山まで見えてるからどこで見ても海はキレイそうと思って歩いてみたんだけど。。

やっぱり思った通り、海は青く輝いて十分だった。

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もちろん海の先に富士山も見えていた。夏の昼間でも見える日あるんだねぇ。
北に見える岬のような山は裏から見た鋸山。高さの揃い具合が丁度いい。

内房とはいえ保田あたりまで来るともう外海に向いてるのかな。少し波があって水中は覗けなかった。
炎天下の下で釣りをする人たちの後ろを通り過ぎてまっすぐ進むと北の先は保田の漁港の湾内で、対岸に人気の漁港直営食堂「ばんや」が見えた。こっちは波の揺れも緩く水中が覗き込めた。底まで見えるきれいな海だった。(それだけにゴミも見えてしまうのは難点)

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こっちでも釣りをしてる人がチラホラいて、自分なんか今来たばかりでもう暑さにやられて怠くなりかけてるというのに、よく一日中釣りしてられるなぁと感心した。

水中をじっと見ると小魚の群れが水面を泳いでいたり、水中にはもう少し大きな魚も見えて楽しめた。砂浜の海岸じゃこういう風には見えないからここで正解だな。
サングラスで偏光効いてたからか写真で見るよりももっと魚を捉えてたつもりだったけどまぁこんなもんか。

そして来た道を戻った。
うー冷房がコイシイーと急ぎ道の駅に戻って来て、あー!美術館とか冷房効いて落ち着くかも!とか思って、(有料なので)いつも敬遠してた「菱川師宣記念館」になんとなくのノリで入ってみた。JAF割りで\400。館内写真禁止なのであしからず。

ここは浮世絵の美術館。鋸南町保田の出身の菱川師宣は切手で有名な「見返り美人」の作者。浮世絵版画を芸術作品にした立役者だとか。

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主に美人画で素敵だとは思うけど、いかんせん学が無くて見てまわってもピンとこなかった。。
面白かったのは「表四十八手」いわゆる交接体位の四十八手ではなく可愛らしい部類のいちゃつき方アラカルト。この四十八手というのもこの菱川師宣からだそうだ。へええ。

それと企画展の「錦絵新聞の世界」というのは面白かった。
明治に入って下火になりはじめた浮世絵版画で各地の珍事件を描く1コママンガのような連作。えぐい事件が多く探偵小説のようなドロドロ感もあって夢野久作の「いなかのじけん」を版画で見てるようなそんな感じだった。

そして最後にソフトでも食べちゃおうかと並ぶ店を見てみた。
意外と食事処はサンガ焼きやクジラの立田揚げなどの房総料理がリーズナブルに食べれそうで、ここで食事って何で今までなかったんだろう?と不思議に思った。
で、ソフトソフト。ソフトはびわソフト。あーそーか。枇杷っていうと富浦の道の駅って印象で面白く感じなかったからここで食べた事なかったのかな。今日は食べた。JAF割りもきいた。

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甘くておいしい枇杷のソフト。普段なら外で幟をバックに写真でも撮るトコだけど、もう暑くて外でなんか食べる気はせず店内で食べた。水もいただけてありがたい。
これだけ暑いんだから多少甘いもの食べてもバチあたらないよね。

タグ:景:海 景:山 動:魚 観:館 観:藝 餐:冷 道の駅

太田山公園

ファイル 3045-1.jpg木更津市太田にある町中の小山の公園。

16号バイパスの高架上から展望台っぽいのも見えて気になって調べてた小山。
こういう町を見下ろせそうな公園は好きだし、展望台があるなら尚の事で、木更津に来たら行ってみようと思ってた所。(っていうか、本当は弁当もここで食べようかと思ってた)

駐車場は何ヶ所かあるようで、登り坂の途中の道沿いの駐車場に停めたら、ちょうどタワーの下で、階段上ってすぐだった。ナイス。

頂上の広場は意外と広くて平らな公園でラジコンカーを走らせてる人がいたたけど邪魔でもないくらいのスペース。

で、「きみさらづタワー」
案内を読むと竹下内閣のふるさと創生政策の一億で建てられたものだそうで、東征で房総に渡ってきた日本武尊と荒れる海に贄となって身を投じた妃の弟橘媛の別れのシーンを表してるそうだ。
日本武尊はこの山に登って弟橘媛を飲み込んだ海を眺め、なかなか立ち去れずにいた事から「君去らず」という地名になり木更津になったとか。へー。

さてさてさっそく登ってみた。
今日は気温高く真夏の日差しだったけど、雲も多く、来た時は少し雲で陰ってたお陰で登るのも少し楽だった。
波のように階段が外側に伸びたデザインだったので、登ってる途中でも眺めはよく、アクアラインとかもよく見えていた。

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下の駐車場の自分の車なんかも見下ろしつつ上まで登ると、船の形の展望台は意外と広く、風も良く、ゆったりと展望できた。

メインは西の木更津市街。海はちょっと遠いいけどアクアラインから君津の工業地帯まで全体を眺められるイイ展望。
裏の東は山頂の公園を見下ろす感じ。南側は房総の山。船の穂先の網になってるトコには勝手に取り付けたような南京錠がいくつかあった。はいはい。

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タワーの二本の柱はここの胸の高さから上がステンレスの鏡面になっていて空と雲を映していた。
その上には片側にヤマトタケル、片側にオトタチバナの像が乗っていて、たまたまだけど日本武尊側は青空が広がり、弟橘媛の方は雲で陰った空になってて、別れのシーンを演出している様だった。

あとは遠くスカイツリーなんかも見えてたし、横浜のビル街もよく見えてた。カメラのズームはちょっと場所を捉えずらくてスカイツリーが頭まで収まらず無念。(でも新しいカメラでちゃんとズーム効いてくれて嬉しいわぁ)
そういえば木更津港の「中の島大橋」はどこだ?と探したけど、ビルに隠れちゃってて間に赤い橋が覗けるだけだった。これだけはちょっと残念。

ゆっくり眺めて涼んで階段を下った。下る途中も眺めよくて、イイ展望塔だった。

さてさて公園にはタワーの横に「橘神社」という小さな神社があった。
海神を宥めるために海に身を投げた弟橘媛を祀った神社。説明には「二人の強い愛情と悲しい運命を伝える伝説から―」縁結びのごりやくがあると書かれている。けど、、なかなか立ち去れなかった日本武尊の悲しみの地と思うと、、縁結びというより、未練を断ち切る別れの神社って感じがするけどねぇ。。

そして「郷土博物館 金のすず」というのがあった。入館無料なようなので入ってみた。

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館内はフラッシュ焚かなければ写真OK。最近の千葉のハコモノは大らかでうれしい。
ロビーはやや昭和感ある感じだったけど、展示はキレイでふるくささなく早速ジオラマ模型もあって楽しめた。

遺跡からはじまる古代の資料は先日千葉の貝塚で見たのと近いので流して見てたけど「金鈴塚古墳」から出土した金の鈴は国重要文化財。展示されてる小さな鈴がキレイ過ぎて複製かと思いきや実物だそうで驚いた。あーそれでここ「金のすず」なのね。
他にも飾大刀や金の馬具などもあり古代の千葉すげーと思った。(また小学生みたいな感想でモウシワケナイ)

山の谷間に立つ頂上までの建物って感じで、階段でフロアを下りながらの順路になっていた。
歴史の展示では戦国乱世は真里谷武田の存亡、幕末戊辰の役では請西藩の攻防が説明され、藩主自ら脱藩して仙台まで転戦したため唯一改易された藩というのが興味深かった。

太平洋戦争では市内の様子と終戦後に降伏調停の為に木更津基地から飛んだ「緑十字」の白い一式陸攻の模型とか興味深かった。
そして戦後は初代東京湾フェリーきさらづ丸の模型。平成はさっき登ったきみさらづタワーの模型もあった。

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平成まで来て終わりかと思いきや、「海辺のくらし」という民族的な資料展示になって、こっちのコーナーの方がジオラマ模型が多く個人的には楽しめた。
「簀立」という引き潮の干潟に網を張って手掴みで魚を捕まえる漁なんか面白そうだなぁ、、と思ったけど、現在でもやってるそうで驚いた。

他にも上総掘りや揚水機の大掛かりな模型も面白くたっぷり楽しめる博物館だった。けど、最後は下りてきた分階段上って戻るのが少々億劫。エレベーターないのか。。

ファイル 3045-6.jpgそして外に出るともうすっかり雲がなくなってカンカン照りの真夏の昼。タワーの上の日本武尊と弟橘媛のご両人も悲劇なんかなかったかのように青空に照らされていた。

もう十分楽しんだけど、一応公園の図をもう一度見てみた。「房州石の広場」とか「旧安西家住宅」とかあったけど、なんか歩きまわる気力も削がれる暑さで、もう充分だと思い車に戻った。

はからずも木更津のルーツとも言える地を歩けて、そんな木更津をよく知ることができる博物館も見れてガッツリ木更津三昧の午前中だった。

タグ:観:園 観:楼 観:橋 観:像 観:塔 観:伝 観:宮 観:館 観:模 観:具 観:重 楽:眺 景:町 景:海

吟米亭浜屋 朝日店

ファイル 3044-1.jpg木更津市朝日のイオンタウン木更津朝日内にある弁当販売店。

「浜屋」のバーベキュー弁当(通称:バー弁)は木更津市民のソウルフードだそうで、「としまやのチャー弁」と共に市民の定番だという事をテレビでよく目にするうになる前からWebで知って興味持ってネタ帳にも書いていた。
でも、木更津で食事とかってなかなかなくて(だいたい富津まで行っちゃったりして)来る機会なかったもんで、やーっと今回来れた。

街道沿いのコンビニ風弁当屋の「としまや」に対してこの「浜屋」は町中弁当店っぽく、本店は木更津駅の西口店なのかな?本当はそっちに行きたかったけど、駅前じゃ車も停めづらいよなぁ、、と思って別店舗を検索してこっちへ来てみた。
っていうかナビで示したトコが来てみたらイオンで、外に「浜屋」の表示は無く若干不安だったけど、店内に入って見たらすぐ先にあって安心した。

で、さっそく「バーベキュー弁当」を購入。
特製と普通のとどう違うのか聞いてみたら、肉の枚数が違うだけだそうなので「特製」にしてみた。

ファイル 3044-2.jpgコロナ時期なので店にあるイートインは閉鎖されてて椅子もテーブルも片づけられちゃってたんだけど、その向かいにはイオンのフードコートがあって「そっちで食べてもいいんですか」と聞いたら「店内飲食の場合は消費税が10%になります」とのこと。この店で食べるんじゃなくて、買った商品を勝手にフードコートで食べるだけだけど、まぁそれも店内飲食になるのか。。っていうか、店のイートイン閉める意味なくね?とか若干腑に落ちない気もしたけど、食べていけるならいいやと払って、そっちで食べた。

かわいいタヌキのイラストは木更津の證誠寺のタヌキ。タヌキが豚肉焼いてるのはシュールといえばシュールだけど、地元に根差した感あって木更津名物って感じいいね。

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さてチャー弁はチャーシューだけど、バー弁はロース肉。食べやすいし肉食べたって気になる満足弁当。甘いタレもいい味でおいしくパクパク。一気にぺろりと食べちゃった。

ファイル 3044-4.jpgそしてフタの裏にはバー弁の歴史とこだわりが書かれていた。
「浜屋のバー弁」は、昭和37年(1962)に木更津駅の駅弁として誕生したそうだ。
そして秘伝のタレは当時から注ぎ足し守り続けたものだとか。なるほどー。
この浜屋は木更津市内に三店舗あるだけだしまさに元祖の木更津の弁当なんだね。
(因みにとしまやは昭和50年代からだそうで、千葉県内に19店舗。ドライブ中に気軽に寄るなら断然こっちで、木更津に来たならば浜屋ってとこかな)

さて余談。
食べ終わった後は軽くイオン店内を見てまわった。スーパーで飲み物安く買えるかなとか思ったけど、レジ並んでたからヤメた。
それはそうとこのイオン二階がなんと木更津市役所。え?そうなの?
イオンに入ってる市役所ってどんな感じだろうか、、と興味持ってあがってみようかと思ったけど、用もないのにフラフラしてても怪しいだけだし、完全に冷やかしなので失礼だろうし、、と思ってやめた。
(帰って調べたら、本庁舎が老朽化と耐震性の問題で解体。で、仮庁舎として移転してきたそうだ。でも、建築費の問題から新庁舎を建てるかどうか決定せず「このままイオンでいいんじゃね」って感じらしい。。こういうトコって他にもあるのかな?イオンに市役所の窓口的なコーナーがある所は他にもあるだろうけど、本庁が入ってるのはここだけなんじゃない? 変に金かけて立派な庁舎を建てるのもどうかと思うので、これはある意味先見性あるケースなのかもしれない)

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