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山田小川屋

ファイル 3325-1.jpgいわき市錦町上中田の県道沿いにある菓子店。

食事が済んであとは帰るだけと余裕な気分で旧国道を進んだら、すぐ先で見かけた店で、上の看板に「駄菓子」とあるのにちゃんとした構えの店というのが気になった。お客さん出てきてたので店はやってるみたいで、もやーっと気になりながら一旦通過したけど、やっぱり戻って来て寄ってみた。

ファイル 3325-2.jpgいわきでは「駄菓子」のニュアンスが違うのかな?とか思いつつ、ガラス窓を覗くと店内に「山田まんじゅう」という暖簾も見えた。ああ、和菓子を謙遜して駄菓子と言ってるのかな。とか思いつつその「山田まんじゅう」というのも気になった。そういえば店名の山田は地域名かなんかなのかな?

取り敢えず店に入ってみた。ら、パン屋だった。。 え、そうきたか。

けど並んでるパンの種類は多くなく、菓子パンだけだった。ああ、「菓子パン」を「駄菓子」というのね。。

で、数種のパンはひとつふたつ残ってるだけで、メロンパンだけは沢山並んでた。あーここはメロンパンがメインの店なのね。
ってわけで、そのメロンパンを買ってみた。

正直カツ丼食べた直後なので腹は全然すいてなかったから、後でゆーっくり食べようかなーと出発したんだけど、、 やっぱ気になって取り敢えず一口だけでもとすぐ開けちゃった。

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ら、 んまかった。
最近ありがちのゴテゴテしたメロンパンではなく、素直においしいビスケットが乗った感じの分かりやすい純朴なメロンパンで、中に入ってたクリームのなめらかさと甘さも相俟ってすんごくいい感じだった。
あーこれはきっと人気のメロンパンかも。何気にいいトコ寄っちゃったかも。と、嬉しくなった。(ちなみに、袋には思い切りメロンが描かれてメロンバターだのシャーベットだの書かれてるけど、メロンの味はしません。あしからずw)

ペロリと食べていいデザートになった。
(そういえば「山田まんじゅう」ってあったんだっけ?)

タグ:餐:麭

お食事処 山武士

ファイル 3324-1.jpgいわき市錦町中央の県道沿いにある食堂。

小名浜港で魚でも食べればよかったのについつい通過しちゃって海から離れてしまった。
まぁ6号に出れば店くらいあるだろうと思ってたけど、出る前の旧国道の町中で暖簾が出てる店を見かけたので迷わず入ってみた。

ファイル 3324-2.jpg一応店の前の看板には「魚・山菜・焼肉」とあったので魚も食べれるかなと思って店に入ってみた。

けど、店内のメニューを見るとごく普通の軽食店。
普通のラーメンと丼と定食だけで、魚のメニューも山菜メニューもなかった。。まぁあの看板は古くからのものって感じだったしね。
それに今日はもう沼で満足なので食事は点景にしないくらいのものでいいくらいに思ってたのでむしろ丁度いいかな。と、普通にカツ丼をたのんでみた。

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うん、普通においしいカツ丼。甘めの味で肉のボリュームもよく、そういえば最近とんかつチェーン店のカツ丼かスーパー総菜のカツ丼しか食べてなかったので、少し懐かしく感じた。
そして味噌汁がなめこ汁でうれしかった。

っていうか、付け合わせのキュウリがみずみずしくておいしかった!丁度テレビで特別なキュウリの特集が映ってるトコだったのも相まってたのしめた。
店のおばちゃんの話では「うちで採れた自慢のキュウリ」だそうで、近所にも分けて好評だそうだ。 で、そこからいろいろと話を聞けてゆっくりできた。こういうのもわるくないね。
なんか気分いい食事だったのでけっきょく点景にすることにした。

タグ:食:丼 餐:肉 餐:菜

賢沼ウナギ生息地

ファイル 3323-1.jpgいわき市平沼ノ内代ノ下にある国天然記念物の沼。

たーしかいわきで寄ってみたいと思ってたトコがあったと思ったけどー、、と毎回思いつつも、どこか思い出せずに来れなかったスポットがこの「賢沼ウナギ生息地」。魚系の国の天然記念物スポットなんだけど、ウナギが見れたのは昔の事で最近では見かけられないらしくネットでもウナギの画像は上がっておらず、どうせ来ても、、っていうくらいの望み薄スポットなので毎回思い出せなくても仕方ないよね。
でも今回は「いわきといえばー」と考え巡らせて思い出せたので、四倉PAで地図を確認して(食事もせずに)来てみた。

ウナギは見えずともウナギのスポットだから鰻屋くらいあるかなーとか期待して来てみたんだけど、広い駐車場の周りには飲食店はおろか売店も何もなかった。。PAで食事してから来ればよかった。。。

さて、その「賢沼ウナギ生息地」と言う石柱は脇にあって、場所としては「沼の内弁財天」というのが入口にあった。
まずはそこから森の中の階段を少し上った。丘というか小山の中腹にある池のようだ。
で、森には「保健保安林」という看板が立ってた。平成9年の看板だけど「湖沼にはウナギの他に多くの生物があり~」と言ってる、、その時点ではまだウナギが多かったのかな。(昭和後期で殆ど見かけなくなってたらしい)

寺の門の先に沼が見えた。寺の門はくぐらずに通過して沼に進んだ。ら、沼の前には弁天堂の山門があった。

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標柱には「市文化財 密蔵院楼門」とあったけど案内板は「賢沼ウナギ生息地」の解説だった。ここでは門について書いてよw
「弁天川を遡上して沼に入ったシラスウナギが保護されたまま巨大化して生息」とあり、「近年生息するウナギの減少が著しいため原因究明の調査を実施中」ともあった。まぁゼロではないんだろうね。いなくなってたら天然記念物の指定は解除される筈だから。

門は修繕されてるようなされてないような、、波の彫刻はキレイになってたけど、両脇の仁王様などは古い侭っぽくって逆に味が出てた。

門をくぐって沼に出ると、水面を黒字に白い帯のコシアキトンボが飛び回っていた。
この子はずっと飛んでるから写真に撮れないんだよなぁ。。とか思ってたら、魚見堂の手前の柳に停まってくれた。
さて、沼を見ると、水は土緑に濁っていて透明度は低そうだったけど、汚れてるって感じでもなかった。水面に見えた魚はやっぱり思った通りコイだらけ。何も見えないよりはいいかもしれないけど、喜ぶほどでもない。

で、沼の畔にはその魚見堂がありその向かいに弁財天堂があった。
案内に寄れば大同2年(807)の創建、奥の院(この弁天堂の事かな)は延享4年(1747)に平城主が造営。山門は仁安3年(1168)、浮見堂は文化6年(1869)に完成とあったけど、仁安3年は間違いでは。。

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弁天堂の奥の方で沼を眺めてたら、コイが波立ててやってきた。慣れてるというかなんというか、ゴメンね、エサ持ってないや。。
わざわざ来てくれたコイたちを横目に、魚見堂に戻ってみた。この魚見堂は新しくキレイだった。(震災でこの辺りは崩れて沼に没したので整備して復元したそうだ)

で、やっぱりコイは集まりまくってたけど、ミドリガメも多かった。。天然の涼しげな沼なのに水面だけは近所の公園の池と変わらない感じで少々残念。

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やっぱり日陰は涼しく魚見堂は落ち着いてゆっくりできた。広い水面にヒグラシの声が響きわたってて爽やかで心地よかった。しばーらく見てたけどコイ以外の魚は見えなかった。
なんでも昔は大人の男の腕くらいの太さの大ウナギがうじゃうじゃいたとか、、映像くらい残ってないものかねぇ、、
っていうか、天然のウナギが泳いでるトコって一度も見たことないかも。。(ドジョウもナマズも無いかも、、)

しばらく涼んで戻った。
楼門をくぐった日陰のトコの沼から水路に注ぐトコは底が覗けるくらい浅いので、こういうトコで魚が見たいよなぁ、、とか思って見てたらイトトンボを見かけた!よく見るとカップルで合体してた。嫉妬しやすい弁天様の領域でなんとも大胆に体位を変えながらイチャコラしてたw

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っていうか、水に落ちた枝の周りにエビが沢山いるのに気が付いた。どうせまたアメリカザリガニだろうさと思ってたけどよく見るとヌマエビだかスジエビだかの透けた色の天然の川エビ。横筋があるからスジエビかな。
なんかたまに枝を登って水面から出たりしてた。え、川エビって水面から出たりするもんなの?遊んでるだけ?
しばらく観察してたら、小さな小魚の群れも泳いできた。なんかちょっと荒れたようなトコだけど逆に自然ぽく賑やかで面白かった。

ファイル 3323-6.jpgなんかウナギの情報でもないかなと思って最後に一応お寺も寄ってみた。
「密蔵院賢沼寺」という真言宗のお寺。
とくになにもなかったけど、遊歩道の入口があった。これは、、沼を一周できるのかな?(そうらしい)けど、案内図は無く、どのくらいの距離とか見どころあるのかとか何の情報も無かったので進まなかった。ひょっとして別のポイントではまだウナギが見れるかも?とかでも書かれてたら進んだだろうけどねぇ。

キレイに咲いてたアジサイだけ見て駐車場に戻った。うちの方はとっくに終わってるけど福島ではこの時期でもアジサイ咲いてるんだね。

とりあえずウナギは見れないにしてももう少し情報は欲しかったかな。けど、ヒグラシとスジエビで癒されので好印象の沼。来てよかった。

タグ:景:湖 観:然 観:門 観:寺 楽:音 植:花 動:虫 動:魚

栃木阿波家

ファイル 3322-1.jpg栃木市尻内町の293号沿いにあるラーメン店。

「夕食は佐野まで走って佐野ラーメンかねぇ」「ちょっと芸がない気もするけど」とかなんとか話してたトコで見かけたラーメン店。「地鶏ラーメン」の看板がちょっと気になってたら妹も気になってたらしく「良さげじゃない」というので、通過しちゃってたけど「ひきかえすか」というと賛成された。

いざ戻って車を停めて見ると、看板とか手書きっぽくてちょっと不安にも感じた。
建物もパッと見の外観は駅舎風というか雰囲気ある形なのに赤提灯がチグハグで、扉や窓の感じがちょっと古い造りで妙だった。

ファイル 3322-2.jpg店内に入るとやっぱりちょっと古くさい感じの内装で、壁にあるバターのアピールの絵や手書きの文字が妙に昭和っぽい感じしたけど、その内容やメニューに書かれたアピールポイントは興味深くラーメンには期待持てた。
スープは北海道「新得地鶏」名古屋「名古屋コーチン」鹿児島「さつま若しゃも」の三種の地鶏を使用
麺は古河の「地鶏ラーメン研究会本店」直送の厳選小麦の自家製玉子麵
玉子は香川の「讃岐コ-チン地鶏」の玉子
そしてバターは北海道の地元でも手に入らないプレミアム品の「倉島バター」だそうだ。

ってわけで、メニュー少々迷いつつその倉島バター入りの「北の塩バターラーメン」にした。
妹は産地直送の甘エビ入りッというのが気になって「甘エビ塩ラーメン」にしてた。
あれそういえば自慢のひとつの玉子のメニューはトッピングの煮卵しかないのかな?と思って見たら。「玉子かけご飯セット」というのがあった。んんん、、少し考えたけどそんなに空腹でもないので今回はやめといた。

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ってわけで「北の塩バターラーメン」
嬉しい事にバターは大きなチャーシュウの上に乗ってたので、溶かす前にプレーンな鶏塩を味わえた。うん、そのままでもおいしい汁。麺は縮れのない細ストレート、だけど意外と汁と絡んでおいしく味わえたし気持ちよく啜れた。
そしてバター。うわ、これ、プレミアムは誇張ではなくマジでおいしいバターだわ。濃厚でいい味でまろやか。ここで食事にしてよかった。

ファイル 3322-4.jpg妹の「甘エビ塩ラーメン」は大きめの甘エビが三尾のってた。一口汁交換して味わってみたら、なかなかエビの味しみてておいしく、こっちとはまた違った感じでおいしかった。正直バターの方が正解だろうと思ってたけどそうでもなかった。こっちもいいわ。もっと腹減ってる時に来たならこの甘エビ塩にTKGでもいいかも。玉子とバターの組み合わせは勿体ないからね。

これはいい店を知れて良かった。妹も大好評だった(そして「私のおかげ」と自慢してた)
293号のこっち区間はそんなに頻繁には通らないけど、定番コースの余裕あるときのバリエーションで来れそうだなと思った。

タグ:餐:ら

岩下の新生姜ミュージアム

ファイル 3321-1.jpg栃木市本町の県道沿いにある博物館。

僕は去年来てて二度目の立ち寄り。今回は妹を連れてきた。ひとつ前に寄ったスポットが少々あっさりしてたので次はこってりスポットへという次第。
点景は前回しっかり書いたので(→)今回は書かなくていいかなーと思って気軽に来てみた。けど、なんだかんだ意外と写真撮ってたのはもうクセかな。

妹には「とにかくピンクだよ」とずっと言ってはいたものの、やっぱり実際に中に入ると驚くよね。思った以上に沸いてウケてて良かった。
でもまだ入り口は序の口なんだよね。ずらっと並ぶサインの口から奥に進んだ生姜資料館もまた嬉しいくらいウケてて良かった。

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更に渡り廊下の先の奥では「世界一大きな岩下の新生姜ヘッド」で、あの穴から「顔出すんだよ」というとウケながら「どれどれ」と顔を出すくらいのテンション。
新生姜ベッドルームでは撮影小道具持って写真撮ったり、壁一面のゲームもノリノリでやって楽しんでた。珍しいけど、まぁテンション上がるよね。空いてたのもあったしね。子供とかもいなかったし。(前来た時はゲームは子供連れがずっとやってた)

と、順番に進んでたけど、さっきの「巨大新生姜ヘッド」の所が暗くなってなんか始まりそうだったので戻ってみたら「2分前」とか出てた。1分前にもなると人も集まってきて、カウントダウンの後にプロジェクトマッピングが始まった!

ファイル 3321-5.jpgラテンぽい曲で始まり、なかなかカオスな映像で面白く動画でずっと撮りながら見てた。
ら、なんか一番前で踊ってる(小学年くらいの)女の子がいて、それがおもしろくて妹大ウケ爆笑。ピンクの服に新生姜グッズをつけて飾ってキメてて、即興っぽく映像と音楽に合わせてノリノリで約4分半ずっと飛び回って踊っていた。
妹は「最初このイベント用の子かと思った」そうだけど、一般のファンの子でしょ。その後も祖母らしき人と館内をまわってた。理解あるご家族に連れて来てもらえて良かったね。(ってわけで、twitterに上げようかと思って撮ってた動画は自分らの声も入りすぎたので上げるのヤメた)

女の子のインパクトが強くてその後見てた展示が普通に思えてきちゃってけど、一番奥の「ジンジャー神社」はまた妹にウケてて、おみくじも引いてた。
その神籤についてるQRコードを祠にかざすと扉が開いてお告げ映像が見れるという面白うギミックのもの。生姜の根っこのコーナーを待ち受けにすると良いとか言われてた。

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そして奥から出てきたゆるキャラを見送りつつ、途中の根っこのコーナーも写真撮るの忘れずにゆっくりと折り返した。
展示内容はそういえば前来た時と若干変わってて、ドキドキ棒とかは無くなってたっけ。

ファイル 3321-4.jpgで、ロビーまで戻ると、さっきのゆるキャラのイベントが始まってた。踊ってた女の子もはしゃいで最善で見てるのを眺めつつ、売店を見つつ、食事コーナーへ行って「岩下の新生姜ソフトクリーム」を購入。
辛くないことを祈りながら食べてみたら、、うん、辛くない。っていうか思ったよりもキリッとした感じはなく甘いソフトだった。一口食べた妹は「でも生姜の味もそんなにしないね」と。いやいや、それは飲食のお客様用のご自由にの新生姜を食べてるからでしょ。。
「これ、試食だけで幾らでも食べれちゃうね」とか言ってるけど、「食べ物をたのんだお客さんだけだよ、ソフト買った俺に感謝しな」てことよ。

一時間弱で車に戻った。
しばらくは躍ってた子の話で持ちきりだった。そして妹が買ってきた小分けパックの「おつまみ新生姜」をパクパク食べながら出発した。「これ止まらないでしょw」と妹。「しばらくは岩下の~しんしょうが!のテーマソングも耳から離れないと思うよw」「たしかに!」

タグ:観:館 観:飾 観:具 観:装 観:キ 観:模 楽:催 楽:音 楽:映 楽:買 餐:冷 餐:菜

下野厄除大師

ファイル 3320-1.jpg下野市下古山にある寺院。

今回のドライブの妹のリクエストはココ「下野厄除大師」。「風鈴まつり」をやっているというネット記事を見て惹かれたらしい。
下野市と聞いて「なーんか普段のドライブコースに近くて面白味うすいなぁ、、」と乗り気じゃなかったけど、その分気軽でいいかと承諾。なんとなくで小金井あたりに来てみたけど、場所は石橋でもっと北で、あまり来ない地域だった。

っていうか、、入口の大きな招き猫。(なんか個人的には厄とか方位とか関心なく、申し訳ないけど「厄除大師」って金儲け的な客寄せ寺院って印象をもってて、そんな印象そのまんまの入り口だった。。)

中に進むと厄除大師らしい厄の表があり地蔵も並んでた。
寺の名は「華蔵寺」という真言宗のお寺。弘安5年(1282)の創建で、宇都宮の支城の児山城の祈願所でもあったそうだ。

そして赤い門があってそれをくぐると「風鈴まつり」だった。

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木材の枠で回廊のように囲った参道に小さめの江戸風ガラス風鈴が吊るされ並んでいた。
けど、なんか絵柄が印刷っぽくどれも同じに見えて、規則正しく並んでいたのもあって少々面白味に欠けて見えた。妹は「もう少し派手な色どりが欲しい」と言ってた。そうね、ガラス風鈴って真っ赤なのも混ざるイメージあるよね。

そして本堂前で終わって、え?これで終わり?っていう感じのあっさりした風鈴まつりだった。風がもう少しあったら音も楽しめたのかもだけど。あまりパッとしなかった。

それでも拝見させていただきましたので、ちゃんとお参りはした。

「あんた好きそうなのあるよ」というので見てみると鉢にメダカがいた。まぁ、好きだけどね。緋目高メインで白い少し高そうなのも混じってた。
本堂の脇に進むと小槌を振れる大黒像や、何故か鬼瓦から水が出てる銭洗い弁天があった「こっちにはお前が好きそうなのあるじゃん」と言ったけど、洗う銭は持ち合わせてないようで手だけ洗ってた。

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これで折り返し、また風鈴の回廊をくぐりつつ、藁葺きの薬師堂や八角の聖天堂など雰囲気イイ横のお堂も拝見。
最後に「ぼけ封じ観世音菩薩」の前では兄妹並んでしっかり拝んだ。二人ともボケてきたからねw

駐車場に戻ると他の車もほとんど東京千葉埼玉あたりの南関東ナンバーだった。んーネットで見てらわざわざ来るほどではないかな。
妹も物足りないようだった。

でもいろいろ見る物はあって、人に来てもらおうというオープンな感じは良かった。ドライブがてらで寄る分にはいいくらいかも。

「じゃあ次は派手なトコ行こうか」と言って出発した。

タグ:観:寺 観:具 観:像 楽:催 楽:浸 動:魚

大森鳥見神社

ファイル 3319-1.jpg印西市大森にある神社。

木下街道と国道の交差点の渋滞を避ける裏道の、対向車が来たら泣きそうになる細い森の坂道の入り口にある神社。僕は滅多に通らないけど友達のとりとりさんはよく通るのかな、前に後ろについて進んでた時に、「ああ、ここも鳥見神社だったか」と気づいて気になってた。

鳥見神社は手賀沼の南西のこの地域だけにある(ご当地)神社。去年、県を跨げずに千葉ばかり廻ってた時に「鮮魚街道」を調べてて知って興味持った。けど、結局行ってみたのは白井の「富塚鳥見神社()」だけだった。。

さて、ちょっと辺鄙なトコにある神社だけど、鳥居をくぐった横には案内板があった。
御祭神は他の鳥見神社と同じく饒速日命、御炊屋姫命、宇摩志眞知命というニギハヤヒ家族の父母息子。産土神とかじゃなくてちゃんと日本神話系なんだよね。
鎮座年は明らかでないそうだけど、本殿は寛永13年(1636)の再建と記録があり、今のものは文久3年(1863)に再建したものとか。
鳥居は元禄12年(1699)の建立で、拝殿の両脇の榧と銀杏の御神木は樹齢500年以上だそうだ。

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その左右の両御神木は、500年の古い樹を思わせないようなスラっと姿勢のいい姿で、左のカヤの木は見上げると実がなってた。そして下の方では若い芽がチョコチョコ生え出してて元気に見えた。
右のイチョウも同じく元気で、こちらも下の方は若い芽が勢い良くドドッと生えてた。
そして取り巻く森と背後から差す西日がいい感じ。うちの近所ではやっと啼きだしたニイニイゼミがここでは合唱のように啼いてたし、夕方らしくヒグラシも啼きだして涼やかだった。

拝殿で拝んだ後は裏にまわって本殿を拝見。
文久3年の本殿はカッコよかった。やっぱりここも絵巻のような彫刻が施され飾られてて、立体感ある深い掘り方でなかなか見事だった。

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何故か煉瓦の低い塀にはトンボが停まってた。セミは見上げても見つからないけどトンボは写真撮れるからいいね。
ヒグラシなんか長く啼いててくれるからいる場所分かりそうなもんだけど、樹上に確認できず悔しかった。しばらく探しつつ声聴きつつ森を見上げて涼んでのんびりした。
こんな感じの休憩で立ち寄る神社というのも悪くないね。(でも少し蚊に刺された。。)

タグ:観:宮 観:飾 植:樹 植:実 動:虫 楽:音

手打ちラーメン みうら

ファイル 3318-1.jpg宇都宮市下小倉町の293号沿いにあるラーメン店。

北方向の定番ドライブコースの彼岸花ロードの先の上河内で折り返した293号沿いの新幹線高架橋の下にある店で、毎回見かけるたびに半端な時間でも沢山車が停まってて人気ある店のようでずっと気にはなってはいた。
けど、「白河ラーメン」とあったので、やっぱ白河ラーメンは白河で食べたいよねーとか思って寄ったことはなかった。

で、今日はどういう風の吹きまわしか、なんとなくたまーには寄ってみようかなと思って来てみた。
駐車場はやっぱり混んでたものの奥には空きもあって停められて、小雨をよけつつ店に入った。

ファイル 3318-2.jpg中はギリギリ満席。え、待ちか、、と思ったけど出る客がいて割とすぐにテーブルにつけた。
メニューは冷やしとかつけ麵とかありつつシンプルで醤油、塩、味噌、でチャーシューで餃子のラーメン店。あ、ワンタンメンもあって少し迷った。
「当店の味噌はちょっと辛味をきかせてます」という貼紙がうれしかった。味噌はたのまないけどね。
白河だからシンプルに醤油かと少し迷いつつ、塩ラーメンにしてみた。

で、少し待って塩ラーメン登場。
正直、白河ってスッキリしてエッジの効いたラーメンのイメージだったけど、ここのは意外と見た目コッテリっぽい感じだった。

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うん、想像してたのとは全然違うけどおいしかった。これは人気もごもっとも。
コッテリというほどではなく甘みあるいい塩梅で、麺は手打ちで縮れ度強くもちもち。なんていったらいいだろう?すいとんっぽいような柔らかさで、とにかく自分の知ってる白河ラーメンの塩とは別物。むしろ白河って言わないでいいんじゃないかな。

おいしく完食。今日が少しだけ涼しめの空でよかった。
そしてやっぱ次は醤油も食べときたい。次来たらワンタンメンかな。
いつもの道だからだからまたいずれ。なるべくすいてる日にでも。

タグ:餐:ら

廣幡八幡宮

ファイル 3317-1.jpg柏市増尾にある神社。

最近になってうちの近所で安産の神社ってどこかあるかな?とか思って地図見て検索して知った神社。いつもドライブで通る手賀への道「大津川コース」の少し裏にある神社で、こんなとこに神社があったんだと初めて知った。
で、
今日は夕方に高知の知り合い(推し)の妊婦のママさんと会うので、御守りでも持ってってもらおうかなと思って来てみた。
まったく、自分の子でもないのに何だこの浮かれようは、、と、呆れないでくださいな。自分では何にもしてないのに出産を微笑ましく見守れる図々しさは、ネットのおかげか酔狂か、「推し」とか言いつつ客観視しし過ぎとも思えるけど、親戚か近所の子以上には身近に感じてリスペクトし慈しんでいる。

さて、神社は林の多い裏道に鋭角に逸れる細道との股の交差点の角に鳥居があって、くぐると参道が長く続いていた。深そうな林の参道のいい雰囲気だけど、すぐ先に道が覗けてて中間あたりが駐車場になってる。ちょっと珍しい感じの三角物件の神社だった。

そして社殿に進んでお参りした。

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拝殿は新しめで彫刻もかっこよくどっしりしてた。辺鄙な場所の割には参拝者多い感じで、こんな土曜の朝でもお参りしてる人はチラホラいた。

ファイル 3317-3.jpgそして社務所で御守ゲット。
覗いても人がいない社務所だったら困るなぁとか思ってたけど、全然そんな心配なくふつうにきれいな巫女さんがいた。
御守りには「柏市総鎮」とあった。きっと初詣とか混むんだろうな。

駐車場の看板には「御鎮座八百年」とあった。けっこう歴史ある神社だったのね。

今回はちょっと変わったご縁で調べてたお陰で知って来ただけだけで、もう来ることはないだろうな、、とも思うけど、この先の人生でまた来るような機会があれば嬉しいなとは思った。

タグ:観:宮 観:飾 楽:買

茨城空港

ファイル 3316-1.jpg小美玉市与沢にある空港。

飛行場としての名は百里飛行場。戦前に海軍の飛行場として建設され、戦後は航空自衛隊百里基地となり、平成になって民間共用化して平成22年(2010)に開港した新しい空港。

僕は出来たばかりの頃に友達と来たことがあって二度目。
今日はたまたま近くを通っただけで、意外と妹が乗り気だったので寄ってみた次第。飛行機は好きな妹だけど普段はハワイだ海外だと国際線にしか興味なさそうで地方空港なんかバカにしてるかと思いきや意外と素直に飛行機が好きなようだ。(単にタバコ休憩したかっただけかもしれないけど)

ってわけで自分もトイレがてらってくらいのつもりで来てみたけど、なんか奥の方に戦闘機が展示されてるのが見えた!え?前来た時はなかったよな?知らなかった。。とテンション上がってその近くの奥に車を停めて歩いた。

ら、その戦闘機の手前の塚に登って空港を見てる人が何人もいて何かなと思ったら、ちょうど旅客機が滑走路に出て離陸体勢に入るトコだった。え、ナイスタイミングじゃん。
ってわけでうちらも塚に登って飛行機を眺めた。(まさかこれ古墳とかじゃないよな、、汗)

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飛行機は格安航空のスカイマークの便。ここはスカイマークのみの就航だっけ。中国や台湾への国際線もあったけど現在は休航中で国内線のみ。この機はどこ行きだろうね。(札幌だそうだ)
南に進んだ機は端で折り返して離陸体勢。この音が変わるトコはやっぱワクワクするね。
そして離陸。基地をバックにした角度の写真がブレているのは忖度ではなくて只の手振れです。。そして飛んだ。滑走から飛ぶまでずっと見れるのはいいね。妹も楽しんでた。

そして戦闘機。F-4型の機体が二機置かれてて、手前の迷彩色のはRF-4EJ偵察機。
偵察機と言っても改修して偵察任務に使ってただけで中身は戦闘機。ライセンス生産の三菱製。っていうかマッハで飛ぶジェット偵察機で迷彩色って意味あるの?まぁ緑一色だと旧軍の戦闘機の印象とかぶってよろしくないのかな。
尾翼には部隊マークのウッドペッカー、機首にはシャークヘッド。逆に米軍機の印象。自衛隊は軍隊じゃないんだからこんな戦争しそうな色じゃなくて特撮番組の防衛隊みたいな色にすればいいのに。。とか思う。

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もう一機はF-4EJ改要撃戦闘機。
グレー単色の自衛隊らしいカラー。尾翼に描かれた尾白鷲は北海道で発足して百里に配備された302飛行隊の部隊マークだそうだ。
両機ともにこの百里基地で使用されてた機体を借受したものだそうだ。どこで使ってたか分からないような古い練習機とかじゃなくて関心。こういうのは好きな人が見に来るからちゃんとしたものじゃないとね。F-1も並ばないかな。。
スルーかと思ってた妹もじっくり見て写真撮ってたのは意外だった。

そして空港に歩いた。
駐車場の先の西日は雲に隠れたり顔出したりでなんかいい感じの空。でも暑かった。
そういえばこの駐車場って何日停めても無料なんだよね。時間と行く場所が合えば使いやすい空港だとオタの友達が言ってた。僕は結局つかうことなくオタ卒しちゃったけどね。

建物の手前の角が喫煙所のボックス、先中入ってるねと別れてトイレにいそいだ。(この喫煙所は霊ぼなくてメチャクチャ暑かったそうだ)

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空港内はまだ結構人がいて、見るとまだ7時発の神戸便があった。コロナもおとなしくなって少し戻ってきた感じかな。
中央のエスカレーターには七夕飾りが吊られててきれいだった。そしてこのエスカレーターと入口の間は滑走路の床になってて上から振り返ったらかわいかった。

お土産売り場を見てまわって、少し少なくなった気がした自衛隊グッズとか見つつ、屋上展望台に出て滑走路を眺めたりした。
そういえば前は基地方向が角度で隠れる曇りガラスだったけど、なんか普通のガラスになってて基地も見えてた。けど特に基地に何が見えるわけでもなく、気になって見たのは手前の空港の車両、乗客が機に乗降する階段のタラップカーにガルパンが描かれてた。飛行機で大洗に来るファンもいるのかな。
そういえば茨城県庁で振袖のパネルだった観光Vtuberの「茨ひより」さんはCA姿だった。

意外といろいろと楽しめた空港だったけど、惜しむらくはなんか名物のチョイ食いグルメみたいなのがあればまた来たいと思った。また10年たって来てみたら変わってるかな。
 
 
ちなみに前回の点景
地震のちょい前だったんだね

タグ:観:機 観:軍 観:飾 観:キ