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弘前城

ファイル 959-1.jpg弘前市下白銀町にある城跡。
天守現存十二城のうちの一つで、東北地方では唯一の天守現存の城。桜祭りを含め何回か来てはいるものの未だに天守に入ったこと無かったので気になってた。

さて今日は、裏の「公園最短」という駐車場に停めて工業高校口からの入城。ここは西郭の埋門というのがあったそうだ。
脇には「未申櫓」跡。明治後期まで残っていたそうだけど煙草で消失。残念。

この城内は古い樹木が多く、その其々に「古木名木」と立札がかかってた。
池もあって蓮池という名の通り蓮がびっちり。花は辛うじて一輪だけ咲いていた。

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周りの土塁は駆け上がりたくなるような立派な起伏だったけど「のぼらないでください」とあちこちに出てた。

そんなあちこち惹かれる濃い区間をするりと抜けて南口に上る。
券売所に来たのが9時5分前。天守に入れるのは9時からなのでそれまで内堀に架かる下乗橋から天守を撮したりしてた。

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そして天守入場。入場券がやたらと洒落てた。

この弘前城の天守は元は五重五階の物が南西側にあったそうだけど、落雷で焼失。だそうだけど、この時期に落雷で天守をなくしてる城は結構多いよね。本当は幕府に睨まれないために火をつけて取り壊したんじゃないかな。
で、200年も間あいたけど、よそを見れば三階櫓を天守代わりにしてる城は多く、やっぱウチもと三階櫓を改築ってことで天守としたって事だろうと思う。(江戸時代に陸奥国で堂々と天守を掲げてられてたのは親藩の会津だけだよね)

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そんなわけで櫓にしてはやっぱり広い小型天守。
中は資料館になってるけどフラッシュ焚かなければ撮影オーケーだそうだ。珍しい。
登る順路と降りる順路が別なので、慌てずに登らずに資料の品々を見ておかないと戻りでは見れないのはちと面倒。

最上階の三階は広く、大きな本丸模型もあったけど、展望は格子越しに覗くタイプ。
そして、あまり高くないから街は遠く、場内を見回すくらいの展望だった。(やっぱ、櫓だね、、)

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本丸御殿跡は四角く広い桜の広場。公園にするには実にピッタリな判かり易い形の城だった。
隅の櫓跡はやっぱりそれぞれ説明があって丁寧。
鷹丘橋を渡った北の郭には明治からある休憩所があった。

そして二の丸には現存櫓が三基も残り、他にも幾つもの立派な門も残ってて、見所の多い城。

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これだけ残ったのも幕末戊辰戦争の際に早々に新政府側についたからだろうね。
ということを慮ってか、城跡というより桜の公園という印象をメインにしてるようだ。現存櫓は見事に公園にさりげなく埋もれてた。
そんな桜の木は樹齢100年以上のソメイヨシノが300本以上あって、中でも東内門の前の桜は明治十五年に植えた現存最古のソメイヨシノだそうだ。へーへー。

そして城見物のあとは、二の丸で開催されてた「弘前城流鏑馬国際大会」を見物。
本戦は午後からでまだ9時半だったけど、試走とやらで何騎も順々に駆け出してた。
こんな公園の道の目の前で馬が駆け抜けるのはなんか不思議。ゆっくり回るだけの馬もあったけど、多くはちゃんと走って弓を射ってたので面白かった。

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青いリアカーで売ってた「チリンチリンアイス」というりんごシャーベット(100円)を買って舐めながら馬を眺めた。
このアイス、ちゃんとリンゴの粒も入ってたりして意外と美味しかった。

まだすいてたし、のーんびり(カメラのメモリ整理とかしながら)見物してて、気がつけば10時半。うわ。のんびりしすぎ。

タグ:観:城 観:閣 観:櫓 観:重 観:具 観:模 観:一 楽:眺 植:樹 楽:催 動:獣 餐:冷

道の駅 いなかだて

ファイル 958-1.jpg田舎館村高樋八幡の102号沿いにある道の駅。
何度も来て休憩したことのある道の駅。

まだ朝早く、店も何もやってなかったけど(8時半からだそうでそれでも早い方だけどね)、なにやら奥の方に「第二田んぼアート会場」というのがあるらしい。
あれ?新しく作った?(去年出来たそうな)
一昨年前に来たときはここで田舎館役場の田んぼアート(本家)の案内見かけて場所を調べて行ってみたんだよな。
本家が混みすぎるから分散させようって感じかな。

ファイル 958-2.jpg案内に沿ってちょっと歩いてみたら、奥に「弥生の里公園」というのが併設されていた。これは気付かなかったな。
有料の子供用遊園設備やパターゴルフコースなんかがあった。

その先に塔のような展望台があった。
ああ、これが第二田んぼアートの展望台ね。と近づいてみたら「300円」で、「見学8:30から」とあった。。。えーまだ8時前だよ、、
見上げると展望室は掃除中のようだった。

少しウロウロしてのんびりしてれば30分くらい稼げるかな、、、とか思ってフラフラ。
展望台の先には工事中みたいな駅舎があって、二両編成の列車がやって来た。けど、駅には止まらずに通過。。
あれ?どうした?と思って近づいたら、この駅はまだ作ったばかりでこれから開業するらしい。(今月下旬オープン予定の「田んぼアート駅」だそうだ)

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駅の手前には「農村広場」と「動物広場」とあって、「農村広場」は塚みたいな丘のあるだだっ広い芝生の広場。走り回る歳でもないので通過。
「動物広場」には孔雀やら馬やらがいた。 けど、じっくり見るほどの関心はなく通過。

ファイル 958-4.jpg列車がもう一回通過したのが見えてたから少しは時間稼げたかと思えば、まだ10分も経っておらず、、、

オマケして入れてくんないかなぁ?とか思ってもう一度入口に来てみたら、ウロウロされてもウザイと思われたのか、立て看板を出してきた。
見るとそこには「9時からです」と、、えーー30分のびてない?なんだよー。。
道の駅から来た他の客もブツブツ言ってた。

どう考えても9時までいられる訳がないので、下から田んぼ見るだけにした。
絵柄はウルトラマンだった。上から見たら飛び出して見えるかな?

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田んぼに近寄るとポチャン、ポチャンと逃げるカエルが多数。
逃げなきゃ誰も気付かないのにね。
これはトノサマガエル?ダルマガエル?ちょっと手が届かない距離だった。
展望台には上れなかったけど、カエル見れたからイイや。(最近はカエル見たら満足ってパターンが多いな。。)

道の駅に戻った。
けっきょくどこがどう「弥生」なのか分からなかった。。

ファイル 958-6.jpgまだ8時過ぎ、、フリマみたいなのは開いてたけど、まだ店はあいておらず、そばのスタンドも準備は出来てそうな感じだけど、まだまだだろうな。。
とは思いつつ「何時からですか?」と聞いてみたら、
「冷たいのでいいならもうできるよ」だそうで!おお!
聞いてみるもんだねぇ!

ってわけで空腹に冷やし月見そばゲット。
そばは柔らかく、冷えた汁もキリッと美味しかった。

タグ:観:農 観:楼 観:鉄 観:蛙 動:獣 動:鳥 動:虫 動:魚 餐:麺 楽<残 道の駅

銚子大滝

十和田市奥瀬奥入瀬の102号沿いにある滝。
国指定天然記念物の奥入瀬渓流の景勝地のひとつ。
多分、いつもはここ、観光バスとかマイカーとかが停まってたり停められずにウロウロしてたりして、邪魔だなーとかブツブツ言いながら通過する場所だと思う。
今日みたいなガラガラの時でも停まってる車は結構いたけど、それでも空いてたのでたまにはと思って自分も停めてみた。

で、路肩の駐車スペースからは渓流沿いを歩いて滝に沿って下りながら眺められるロケーション。おお、これはなかなかいいねぇ。

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ファイル 957-2.jpg案内に寄れば、この奥入瀬には注ぎ込む沢には幾つもの滝があるけど、本流にかかる滝はこれが唯一なんだそうだ。へーへー。
高さが7mあるので魚がこれ以上のぼれず、十和田湖には魚がいなかったんだそうだ。
で、十和田湖から見るとこの滝が水の注ぎ口になるので「銚子大滝」と。(他でも滝の名前で「銚子」って多いよね)

脇で見て、正面で見て、少し離れて林越しに見たりしてみた。

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なんか気持ちよく、少し歩きたい気分にもなったけど、歩き出したらずっと行っちゃいそうでキリが無さそうなのでヤメといた。

っていうか、この周りだけでも充実した場所。
樹は面白く、本流の流れもコケもシダも爽やかで、岩あり、沢からの滝もありで奥入瀬渓谷満喫。

こりゃ普段混雑もするわな。

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タグ:景:滝 景:川 景:谷 景:森 観:然

淡島・金勢 まぐわい祭

おいしいもの食べて気分良く少し散歩。
盛岡城跡でも行こうかと岩手公園へ歩いた。
いつもは清らかな流れなのが、今日は濁ってものすごい水量の中津川を渡ると、その先の岩手公園は川沿いの入口で「まぐわい祭」が開催されてた。

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「まぐわい」って言うとつまりアレだよね。
「もりおか奇祭」と幟にあって、ちょっと面白そうだったから足を停めて見物。

中に入るとちゃんとそういった形の神輿があった。おお。
金勢神社のものが棒状のそれ、淡島神社のものがドーナツ状のこれ。
へえ面白い。

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ちょうど祭神事が始まったトコみたいで、周りの人に混ざって写真撮りながら見て回ってたんだけど、フト気づくとみんな「参加証」というのを下げてた。
あ、勝手に紛れて見てちゃまずいのかな?とか思って、受付に行ってみた。

ファイル 956-3.jpg参加自由だけど記帳してくださいということで、記帳して参加証を受け取った。
これは帰りに返却して下さいだそうで、返す時に粗品をいただけるそうな。

ちょっとだけ見るだけのつもりだったけどすっかりどっぷり見物。
城歩きは完全に忘れてた。(盛岡城は興味あるんだけど一度も歩いたことない、、)

そして互いの神輿前で礼が交わされて祭事が進行。

いよいよ神輿が担がれて「逢瀬の儀」。
何度か近寄りつつ戻りつつ回り込みつつしてた。相撲で言うとこの塩撒いて見合うあたりね。

そして「まぐわいの儀」。勢いつけて盛り上がって何度も合体。

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おー、おー、ちゃんとハマるもんだ。これは盛り上がってなかなか面白かった。
見てる人も自由に参加して神輿担いでくださいと言われ続けてたけど、さすがに混じる見物客は見かけなかった。

「まぐわいの儀」が終わると両神輿を正面に飾って「盛岡平和繁栄祈願祭」というのが始まった。

ファイル 956-5.jpg神主さんたちの祈祷と笙や笛の演奏で厳かだったけど、ちょっと長かったので途中で退散。

参加証を返却したら「精をつけてください」と長芋をいただけた。
すげー。ありがたい。と喜んだけど、「次は奥さんやお子さんも連れていらして下さいね」などと余計なこと言われた。。

タグ:景:川 楽:催 楽:験 楽:演 観:飾 観:宮

盛岡じゃじゃめん

ファイル 955-1.jpg盛岡市神明町にあるじゃじゃ麺の店。

もうすっかり盛岡といえば「じゃじゃ麺」が定番で何度も来て何軒かで食べてみたけど、今回はたまには(17年前に)始めて入った店に行ってみようと思った。

その店はアーケードの商店街「肴町商店街」の入口の道路向かいの商業ビルの地下にあったカウンターの店。。だったんだけど、スーパーみたいな商業店舗だった一階はコンビニになちゃってた。
でも、脇に地下への階段があったので行ってみた。
ら、、「盛岡じゃじゃめん」って黒く塗りつぶされてて無くなってた。。あらら。
そりゃ17年もたてば変わるよね。。

あれ?まてよ、
じゃあこのすぐ裏の「盛岡じゃじゃめん指定駐車場」ってなんだ?近くに移転したのか?と駐車場に戻ったら、ちゃんと駐車場から店までの案内地図があった。

ファイル 955-2.jpgてわけで案内に随って、逆の裏の方に進むと、パチンコ屋の隣の立体駐車場ビルの裏の一階に店があった。
なんか分かりづらいトコに来ちゃったんだなぁ、、と思いつつ、ちゃんとやっててよかった。

で、店に入った。

で、「じゃじゃ麺」

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うん、これこれ。
正直、その後他の人気店とかも行ったりしてたので今更どうだろうかという不安もあったけど、いやいや結構本格的で遜色無い立派なじゃじゃ麺。
やっぱ最初に食べたのがココでよかった。

この灰色っぽいセメントのような味噌を初めて見たときは「何じゃこりゃ」と思ったよな。
そして麺はうどんみたいで見た目的に大失敗だと思ってたのが、食べたら味噌はうまく、麺はみずみずしくふっくらでうどんとは別物、酢や生姜や大蒜で好みに調味して面白く食べれて感激したっけ。
このじゃじゃ麺で、地方の見たこと無い変な料理(いわゆるB級グルメ、当時はまだそんな呼び名は無かったけど)に感銘と興味を覚えた「目から鱗」の料理だった。

ファイル 955-4.jpgそして本体食べた後に、残った味噌の皿に卵解いてスープにする「ちーたん」
味噌と卵が意外とさっぱりと混ざって旨いんだ。
これ、17年前の始めての時は知らないで断っちゃってたんだよね。。
二度目の別の店で知ってまた感激。地方食スゲーと思えた。
(その二度目の別の店は国道沿いで夜遅くまでやってるありがたい店だったけど、閉店してラーメン屋になっちゃった、、、)

その17年前の初じゃじゃ麺の盛岡ドライブでこのサイトを作ってみようって気になったわけだけど、当時はまだデジカメも持ってなかったし、食べるものを撮るなんて思いも寄らなかった。
そんな原点となる一品をまた味わえて、こうして纏められるのが嬉しいね。よかったよかった。

タグ:餐:麺 餐:卵 餐:汁

逆ひば

ファイル 954-1.jpg花巻市石鳥谷町小森林の4号沿いにある樹木。
片側二車線の長い直線脇の森の端にあって、そんなに目立つ場所でもないと思うけど、何故か目について気になって寄ってみた。

駐車場はなく、すぐ先の路肩スペースに寄せて停めて、傘咲いて歩いて戻った。

ファイル 954-2.jpgその樹は「逆ひば」という樹。
説明によると、「1200年ほど前に弘法大師が休憩した時に地面に挿した杖が根付いた樹」ということだそうだ。出た。また弘法大師だww
「根元のほうが細く上のほうが太い」ので、杖のまま育った逆さの木ということだそうだ。
んー
取敢えずそういう風には見えないけど、きっと江戸時代にはそういう風に見えてたんでしょう。「奥州街道を行き来する旅人に親しまれ見守られてきた」んだそうな。

ファイル 954-3.jpg樹齢1200年ってことはまず無いとしても江戸時代には立派に目印になった樹だったわけで、そういう昔の旅の目印がたまたま気になったのもなんか縁があるのかもね。前世で通ったかな?
なんて思いながら樹を眺めてたら、幹に開いてた穴がちょっと愉快な人の顔みたいに見えた。
ちょっといい気分になるパワースポットかもね。

で、その根元にあったとされる湧水は、枯れてはいるようだけど、ああ、ここにあったんだなと思える地形のままになってて想像の種になった。

その他にも石碑が幾つも立ってて、見ると「観世音」「金毘羅」「南無大師遍照金剛」とあり、休憩所兼、目印兼、安全祈願場所でもあったようだ。

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タグ:観:伝 植:樹

桂葉清水

ファイル 953-1.jpg栗原市高清水長福寺にある名水百選の湧水。

「日本名水百選 桂葉清水」、、とちゃんとした案内に沿って来てみたけど、該当しそうな場所には何の案内もなくウロウロ。
公園のようなのがあったのでこれかと目星つけて車を停めたけど、園名も案内もなくてハテナ。
取敢えず雨は止んでるので歩いてみた。

庭園風に整備されたような傾斜ある公園だけど、歩く部分は軽く雑草に覆われて、頻繁には整備されてない模様、
雨に濡れた雑草をサンダルのまま足を濡らして歩くと、小さなカエルがぴょこぴょこ跳ねた。
跳ねないでじっとしてれば見つからないのにカワイイやつだよね。ってことで捕まえて戯れた。

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坂の上と下には、水が流れるのであろう池あり、止まって只の水溜りになってた。
そこらへんには沢山の黒い糸トンボ(ハグロトンボ)が植木の中に隠れてじっとしてた。

その先の東屋の前の道は石舗装の道になってた。こっちを歩けばよかったのか。。

ファイル 953-3.jpgその石舗装の道から階段を上がると住宅地に出て公園終了。
振り返ると「桂葉清水」とちゃんとあった!
何だやっぱりここでよかったんだ。こっちが正面だったのか。。
不親切だなあ。

え?ってことは、、と、階段降りて東屋に戻ると、それが清水の湧水だったらしく、気がつけばちゃんと柄杓も置かれてた。

ファイル 953-4.jpgけど、ポールと棒で閉鎖されてて清水には網が被されてた。
網を外して覗くと水も見えたけど、訝しんで終了。
やっぱこれは使用禁止ってことだよね。。
水質や水量の低下とかなのか?整備中とかなのか?
こんな名水百選は初めてだ。
(帰って調べても水量低下とは出てたけど閉鎖とかは出てなかった)

現地の案内が少ないのに、ここ付近までの道案内だけがちゃんとしてるのが気に入らなかったけど、探すのはちょっと楽しかったし、休憩としては沢山のカエルと遊べたので意外と楽しかった。

タグ:観:園 観:水 観:選 観:蛙 楽:触 動:虫

大崎生涯学習センター

ファイル 952-1.jpg大崎市古川穂波にある公共学習施設。
愛称として「パレットおおさき」と言うらしい。
ここはネタ帳にのせてた場所。連休じゃなくて週末くらいの中距離周りくらいで来てみようと思っててなかなか来れなかった。

建物は「生涯学習」という名からも真面目そうな公共施設で、何やら講習会などが催されているような感じだけど、プラネタリュウムとかもあって、「コナン」とか「宇宙兄弟」とか子供向けな要素もあった。(子供は見かけなかったけど、、)

さて目的のはどこにあるんだ、、、と歩き回ってみたら、「体験展示室」というのがあり、入口から天体系の展示だったので、ちがうかな?とか思いつつ覗くと部屋の中に水槽があった。これが目的。ここだった。

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展示は天体だけじゃなく、地域の地質や気象、そして生物なども展示されてたんだけど、照明も暗めでどうしても入口の天体の印象が強く、なんか水槽だけ場違いに浮いて見えた。

その目的の水槽の中に泳いているのが「鉄魚」という魚。
古川から西に進んだ県境の手前の深い山中にある魚取沼に生息する天然記念物の魚。
僕が子供の頃には「金魚の元になった魚」とはっきり本に書かれててそう覚えてたヒレの長い鮒の変種「鉄魚」。一度見てみたかった。
(因みに「金魚」は昔の中国から輸入されたものなので、普通に考えてもその沼の在来種の「鉄魚」とは無縁)

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その鉄魚たちは尾鰭も優雅にヒラヒラと泳いでいた。
けど、
あれ?
鮒のままの自然な鉄色のテツギョも勿論いるけど、なんか半数以上の白いのと黄色いのは何?
自然に変異した色付きのテツギョ?鉄色じゃなきゃ金魚じゃん、、
個人的な趣味では、錦鯉より野鯉、金魚より鉄魚!と、自然なのが素敵だと思ってたんだけど、、
「水槽には純粋なテツギョたちが泳いでます」という説明だけで、そこらへんの白や黄色い種の説明は何もなかった。。

ファイル 952-4.jpg色付きは置いといて、鉄色の純朴なのは可愛らしかった。
色がない分、ヒレのヒラヒラ感が優雅で面白い。
どうして自然の沼で鮒がこういうヒラヒラの変種になったのか謎で不思議。
でも、この鉄魚とは無縁の金魚も交配中の変異でヒラヒラの種が出来た事を思えば、鮒の種はヒレをヒラヒラさせるのを好む趣向が強い魚なのかもしれないね。

タグ:観:館 観:然 動:魚

牛たん かねざき 銘品街道店

ファイル 951-1.jpg仙台市泉区七北田山ノ寺の4号沿いにある牛たん専門店。

笹蒲鉾の土産屋から連なる店舗なので、土産用の店なのかなと思った。
けど、店先に「牛タン定食980円」と出てたし「お食事処」なんていう幟も出てたので寄ってみた。
仙台名物の牛タンが定食で980円ってイイよね!
道が混んでてトロトロだったのでちゃんと見れてよかった。

ファイル 951-2.jpgちょうど時間は昼になって、混んでそうなもんだけど、何故か店はすいててガラガラ。
え?ひょっとして980円って平日だけとか?
と疑ったりしたけどそんなこともなく、狐につままれた気分。

笹蒲鉾を買ってついでに食事する観光客向けってことかな。。
逆にこんな雨天で気温低い日に短パンサンダルで一人ふらっと入ってきた客って店側も違和感あったかもねw

注文はもちろん牛タン定食。通常価格は1260円の特別価格だそうだ。うん、それくらいが相場な気がする。
席からは炭火で焼く厨房も丸見えだった。

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おお。
もっとちまちまと勿体ぶって少量の牛タンかと思ったけど、意外とちゃんとしてて、肉厚の歯応えのいいプリプリ牛タン。
そりゃ仙台市街の某有名店と比べる気はないけど、ここ数年毎年食べてるSUGOのサーキットの牛タン串なんかに比べればはるかに本格的で大満足。
麦飯もテールスープもちゃんとしててこれで980円はありがたい。
っていうか店が空いてるのが不思議すぎる。

天気はこんなでも美味しいもの食べると気分が上がるね。

タグ:食:定 餐:肉

道の駅 安達 智恵子の里

二本松市下川崎上の4号福島南バイパス下り側沿いにある道の駅。
この福島南バイパスは片側二車線で中央分離帯もしっかりした自動車専用道路っぽい道。
道の駅は対向車側(二本松方面上り線側)にしかなくて、ちょうど去年来た時は手前で下の細い道に降りて裏から入る面倒なアプローチだったんだけど、いつの間にかこっち車線にも道の駅がオープンしてた。(今年の5月にオープンしたばかりだったそうだ)ので、思わず寄ってみた。

ファイル 950-1.jpgこっちは駐車スペースだけで連絡通路で対向側に渡るのかな?とかとも思ってみたけどそうではなくて、「智恵子の里」と名のついた別の道の駅。向かい合って2つの道の駅があるという贅沢ゾーン。

まぁ、まだ朝の8時半で、土産屋コーナーは閉まってたけど、喫茶スペース付きの手焼きパン屋と食堂は開いてた。 おお!朝飯食べられるじゃん!と、食堂を覗いた。

けど、面白そうなメニューが、喜多方ラーメンとソースカツ丼、、って、それらは会津でたべたいよなぁ、、と気が乗らずにウロウロ。

ファイル 950-2.jpg奥の休憩コーナーには「二本松の提灯祭の太鼓台」が置かれてた。
ふーんカワイイ山車だなぁ、とか思って説明読んだら、これは3/2のレプリカだそうだ。。
なんだ実物じゃないんか。。

ソースカツ丼でいいかな、、とか思いながらまた食堂通過。

ファイル 950-3.jpg結局、パンでいいや。
と決めてパン屋に入った。

けど、ここでも優柔不断で、、どのパンも美味しそうで迷いに迷った挙句、一番最初に目に付いた「オニオンベーコン」だけになった。
アイスコーヒーとパンで軽く休憩。
僕のドライブにしてはちょっと珍しい展開かな。
(っていうか実は腹具合よくなくて二回トイレに行ってた。何も考えずにアイスコーヒー頼んじゃったときは気がついて少し後悔したw)
パンは思った以上にふっくら柔らかくて美味しかった。
またこの道の駅に寄ったら別のパンもいってみよう!

食べてる間に土産屋コーナーも開店。ゆっくり見て回って休憩終了。

タグ:観:飾 餐:麭 餐:飲 道の駅