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橋杭岩

串本町鬮野川にある海岸上の奇岩柱の景勝地。
国の天然記念物。
42号からも見えるスポットなので、毎回毎回チラ見で通過しては「たまには寄ってじっくり見てもいい景色だよなぁ」とは思ってた場所。今回始めて寄ってみた。

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駐車場から立ち並ぶ橋杭岩を一望できていい眺め。
正にその名の通り橋の杭ようにキレイに並んだ岩の列。おもしろい。
どうやら干潮で岩の袂を歩けそうなので歩いて行ってみた。

その駐車場で建物を作ってたから覗いてみたら、ここ、道の駅になるそうだ。へー。
工事の警備の人に聞いてみたら「来月末にはオープンするんじゃないかな?」との話。GWには混み合いそうだ。

ファイル 876-2.jpgそして転がる岩に腰掛けて、さっき串本の市街で買った「キャベツ焼き」を食べた。

うん、あっさり甘めで美味しい。
「キャベツ焼き」ってつまり簡易的な軽く食べる用のお好み焼きだよね。(関東では聞き馴染みのないものだったから、この町のちょっとした名物かなとか思ったけど、関西では一般的でどこでもある物らしい。)
特別個性的なものでもなかったけど、温かい内に食べられてよかった。

ファイル 876-3.jpgさて、食べ終わって少し歩きまわった。
程良く潮が引いていて、岩肌の海草が滑って要注意だけど、不思議な風景の合間を楽しく歩き回れた。

岩の外側は結構波強く、時折ザッパーンと飛沫上がってた。

そして取り残された水たまりを覗くと、磯巾着とか小魚(ハゼ系)が泳いでた。
大丈夫かな、、干涸らびないで欲しいな。。

大きな池くらいの水たまりには、引いた部分の小魚や小巻貝が集まってきてるようで、かなり密度濃く賑やかだった。
ここなら安全だろうな。

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鳥も集まってきてて、また今日はお馴染みのイソヒヨドリ。それと鵜や鷺なんかもいた。

ファイル 876-5.jpgお、これって先の小島まで歩いて渡れそうだな。
途中浅く薄い水たまりくらいになった所もパシャッと跳び越して進むと、思った通り先の島(弁天島)まで難なく渡れた。

沢山人いたけど渡ってきてるのは僕だけだった。
無人島上陸ww

ファイル 876-6.jpg岩の合間に紀伊大島を眺めながらのんびりTS。
岩と林があるだけで道も何もない島だった。
(反対側には祠があったらしい)

そして戻りは港側の岩の無い方を歩いた。
洗濯板のような岩とか楽しくのんびり歩けた。
海の先には大島に渡る「くしはし大橋」が見えていた。

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タグ:楽:歩 餐:焼 景:海 景:磯 景:岩 景:島 観:然 観:橋 動:鳥 動:虫 動:魚

三段壁

白浜町三段にある断崖絶壁の景勝地。
リゾート地の中の観光地なので駐車場が土産屋の「1000円分買物してくださいね」方式だった。

ファイル 875-1.jpgまず入口に「アロエ公園」というのがあった。密集するアロエは花が散ったばかりって感じだった。
抜けて海へ進む。

んーやっぱフラリきままなドライブで寄るような場所じゃなかったかな、、とか思いつつ、まぁ1ドライブに一ヶ所くらいそんな場違いなトコあってもいいかな、、とか思いつつ、賑やかな観光客にまぎれて(会話聞くとここもまた亜細亜系の客が多かった。)モヤモヤしながら歩いた。

そして周りに流されつつ展望台に歩く。
おお。これは絶景の赤い断崖絶壁風景。

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ファイル 875-3.jpg反対側もなかなかの景勝。
どこがどう三段なのか解らないけど見事な壁岸で、岩の赤と海の青が鮮やかでいい眺め。
(「三段」というのは形状から付いた名前じゃないんだそうだ、、、)

ここは底の海面位置に洞窟があるそうで、エレベーターで降りて覗けるらしい。
。。。けどエレベーター1200円。さすがに敬遠。
それはいづれ、もし観光で来るようなことがあれば(なさそうだけど)その時の楽しみということでパス。

さて、南側に続く道を進んでみた。
低い林をチョイと抜けると三段壁の崖の上の広い岩場に歩けた。
おーおー面白い。

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平らだけど段差もあって、なんかこの、人が歩くのにちょうどイイくらいの段差っていうのは自然に出来たサイズなのかな?不思議だな。
人ばかりでなく鳥も多く、ここでも青いイソヒヨドリが囀りながら飛び回ってた。

岩の先には立入禁止っていうのがあるのは最初だけだったので、ずっと先まで歩いて下を覗いたりした。
青い海に吸い込まれそうだ。ここで落ちたら自殺って事になっちゃいそうだww(名所らしい)

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なんか先の景色が楽しみでドンドン歩いて進んだ。

少し大きな溝の先はもう観光客は歩いてなかったけど、釣り人があちこちにいた。(TSはできなかった)

ファイル 875-6.jpgそのもっと先の方にも人が集まってる岩場が見えた。
ああ、あれが「千畳敷」かな?
なんだそんなに離れてないんだ。
もう少し歩けば行けそうだけど「千畳敷」もまた別の機会にってことでここらで引き返した。

どこも登りやすいくらいの段で、適当に登って進んだら戻れた。
ポカポカの陽気で軽く汗ばむくらいの登り降りと歩きで楽しかった。
やっぱすこしは歩かないとね。

ファイル 875-7.jpgそして車停めた土産屋まで戻った。
何も買わないで料金(500円)払ってもいいけど、、まぁ少しは景気に貢献してあげるか、と、土産屋を見た。

「うめソフト」なんてのがあったのでまずそれを食べた。
けど、、これは駐車料金対象外だとか、、
ずるくね、、
少し詰まらない気分になったせいか、「うめソフト」も梅干しの風味が妙な感じでおいしくなかった。(巻き方もクターってしてるし)

でもちゃんと土産も買って駐車場を出た。

タグ:楽:歩 景:崖 景:海 観:地 植:草 動:鳥 楽:買 餐:冷

寿食堂

ファイル 874-1.jpg御坊市塩屋町の42号沿いにある民宿前の大衆食堂。
ここはいつも利用してるラーメンのサイトで和歌山県で朝からやってる店で検索して唯一載ってて評価も高かった店。
もう11時で「朝から」の店にこだわる時間じゃなくなっちゃったけど、せっかくだから寄ってみた。
(御坊名物の「せち焼き」の店にも行ってみたかったけど、、)

ファイル 874-2.jpg店内は広い土間の時代感のある食堂。
釣りの帰り?っぽいおじさま方が定食を食べてた。

ラーメンをたのんで、待ってる間少しウロウロ。
おでんコーナー覗いてたらうまそうだったので、チクワ串と牛スジ串を取って食べた。(どれも一串100円の後精算)

関西風?紀州風?和歌山だけに梅でも入ってるのかな?
ちょっと変わった風味でおいしかった。

そしてラーメン。

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意外な感じだけど和歌山ラーメンとは全然違ってた。
鶏ガラ醤油の甘めでやさしい汁に、柔らかいぷにぷに麺。
甘めといっても播州ラーメンほどではなく、さっぱり程良く塩気もあって美味しかった。

ここきてよかった。
ちょっと遅いけどいい朝食になった。

タグ:餐:ら 餐:煮 食:串

道の駅 白崎海洋公園

ファイル 873-1.jpg由良町大引の県道沿いにある道の駅。
なにやら道の駅っぽくない立派なゲートの入口で、岩山が白く聳えた凄い地形で、一瞬怯んだけど、道の駅の案内を見て堂々と入場。

中にはいると広い駐車場の先にはバンガローみたいなのが並ぶキャンプ場のようだった。
取り敢えず車を停めて、すんごい強風だったけど歩いてみた。

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これはなかなか凄い風景。白崎の名の通りの白い岩の世界。
割って削ったのか自然の形状なのか、白い岩山がダイナミックに集まって覆われた感じの岬。
人は全然いなかったけど、、閉鎖されてるわけじゃないよね?夏向けなのかな。

でも風強すぎて歩きづらく身体も冷えて、、、なんか車でも廻れちゃいそうじゃん、と気付いて車に戻った。

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で、車で奥に移動すると奥にも広い駐車場。
改装工事中のダイビングのクラブハウスがあった。

そして海側には螺旋階段があってその上に展望台があった。
強風に煽られながら登ってみたら、バッチリ海も見えてこれはまたいい景色。
カルスト台地と海をいっぺんに見た感じで面白い。

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車に戻って一回り、元の正面駐車場に戻った。

ファイル 873-5.jpgその脇に売店とかの建物があったので行ってみた。
、、んだけど改装中とかでやってなかった。
んー、和歌山みかんソフトも逃した。

でも中に入れて二階には上がれた。
二階は「貝の展示館」になってた。
沢山の貝や石などの標本が並んでた。

ファイル 873-6.jpg最後に正面裏の鼻の穴みたいなのは何だろうと覗いてみた。
ら、車が通ってた!
地下施設か何かか?と思ったけどこれは県道のトンネルの横穴だったww

穴の周りでは青いイソヒヨドリが啼きながら飛び回ってた。
風強くても勇ましく可愛らしい。

始終道の駅らしくない閑散期のレジャースポットの雰囲気だったけど、気軽に寄れて景色もよく楽しめた。夏とかは混むのかな?

タグ:景:海 景:岩 景:崖 観:館 動:鳥 道の駅

ちゃんぽん亭総本家 豊郷店

ファイル 872-1.jpg豊郷町安食西の8号沿いにある「近江ちゃんぽん」の店。
滋賀県内ではよく見かける御当地メニューのチェーン店で前から気になってた。

ちゃぽんといえば長崎の専売特許みたいなもんだけど、派生の変わり種ちゃんぽんとしてここ彦根と、愛媛の八幡浜にそれぞれご当地ちゃんぽんがある。
八幡浜は五年前に行って食べて美味しかった。(→)

で、気になってた近江ちゃんぽん。やっと寄れた。

ファイル 872-2.jpgチェーンの店名が「総本店」なのでここが総本店ってわけじゃなく他の店舗も「総本店」なのがちょっと間際らしいけど、店もメニューもチェーン店らしくしっかりしてて、ちゃんと近江ちゃんぽんの説明書きもあって丁寧。
ウンチクとか食べ方とかこうして見れるといいよね。

そして近江ちゃんぽん登場。

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これはこれは、ウンチク読んで分かってはいたけどなんか意外な関西風なお出汁のスープのさっぱりちゃんぽん。
おいしいおいしい。
いい味ながらラーメンよりさっぱりしててうどんよりは中華な不思議な麺類。長崎のとは対極にあるような面白いちゃんぽんだった。
へーへーへー
また来たら寄りたいな。
これもっと流行ってウチの方にも出来てほしいな。

タグ:餐:麺

戸隠神社

郡上市和良町にある神社。
夕暮れ時でもう暗くなりかけてたけど、大きな一本杉を見かけて寄ってみた。

ファイル 871-1.jpgで、これがその「戸隠神社の一本杉」
県指定天然記念物、樹高三十三米だそうだ。
あれ?そんなもんか、もっと高く見えたけど、周りが広かったからそう見えたのかな?
でも、真っ直ぐで堂々として立派な樹で見上げて気分良かった。

ファイル 871-2.jpg神社は200mほど先にあるみたいなのでこの樹だけ眺めたらもういいかな、、とか思ってたんだけど。。

結局「岩座」とか「重ね岩」とかの案内が少し気になって神社の方にも行ってみた。
ちょこっと車で移動。
駐車場も広く大きな神社だった。

ファイル 871-3.jpgで、赤い鳥居に並んだ杉の樹がまた立派でキレイに並んでた。
その内の一つ(二つ?)が御神木の「夫婦杉」だそうだ。
根元で二つに分かれながらも真っ直ぐ高く伸びた杉で、股を通り抜けると子宝に恵まれるそうだ。

ファイル 871-4.jpgそして参拝。
田舎の分校みたいな拝殿だった。

説明によると、明治以前は「九頭宮」と呼ばれ、平安時代からの正六位上の格式ある宮だったそうだ。
祭神は手刀雄命。
でも天津神と国津神が広がる前からこの奥の岩座は神聖視され信仰されてたんだそうな。

ファイル 871-5.jpg拝んだ後に神社裏の「岩座」に行ってみた。
どうやら裏山の森の斜面一体が「岩座」になってるらしく、少し登ったりしなきゃならないようだ。
とりあえずメインの「重ね岩」は手前にありそうなので進んでみた。

拝殿の後ろの本殿の横あたりにその「重ね岩」はあった。
いいバランスでチョコンと乗っかった岩は少し不思議でいい感じ。
これはなるほど「パワースポット」という言い方は好きじゃないけど雰囲気あって心地いい。

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「重ね岩」から見上げたらすぐ先に「横岩」があって、結構他も集まってるようなので登って歩いてみた。
「滝口岩」「女岩」と続いた先は柵で遮られててその奥に「曲岩」で、ぐるっと回って下りてきて「結岩」。
五分ほどでひと周り出来た。

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一本杉だけじゃなく、ちゃんと神社まで来てみてよかった。
気まぐれだったけど楽しめた。

タグ:植:樹 観:然 観:宮 楽:歩 景:森 景:岩

道の駅 茶の里東白川

ファイル 870-1.jpg東白川村越原の256号沿いに有る道の駅。
割と細めのマイナー国道の合間に見かけた新しそうな道の駅。
なにやら建物も和な色で彩り綺麗な洒落てそうな感じ。
手前の不知の大きな道の駅は混んでそうで通過しちゃったので丁度いい場所にあってよかった。
ちょっとトイレ休憩。

ファイル 870-2.jpgトイレだけのつもりだったんだけど、ここって食堂メニューとかスナックコーナーのメニューとか、どれもこれも興味そそるものが多い面白い道の駅だった。
「飛騨旨豚」というのが売りらしい。

んー食事するにはまだ早いかな。。
ちょっと迷いつつ、オヤツって事でとナックコーナーに行った。

「ライダーバーガーV3」というのを食べようと思ったんだけど、、メンチが終わっちゃったとかで売り切れ。。
じゃあ、定番人気という「飛騨旨豚」自家製フランクのホットドッグにした。
これ、注文してからちゃんとキャベツも炒めて丁寧に作ってた。
ちょっと時間かかってたのでその間にと思って、残ってた小さい五平餅も買ったんだけど、こっちも味噌付けて炙ってくれたから同時の出来上がり。焦げが付いてたとかで1本オマケしてくれた。

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これは美味しいホットドッグ。
小振りながらプリいプリのフランクとしっかりしたパンで満足。
そしてミートボールみたいな五平餅は味噌が少し独特で美味しかった。お茶にも合いそうな上品なサイズだよね。

ファイル 870-4.jpgそして土産売り場もみてみた。
店内も和な洒落たショップ風で、お茶関係のものが多かった。
ああ、白川茶って聞いたことあるわ。
で、またここでもいろいろ気になって、、その中で一つ、「白川茶リーフパイ」というお茶入りのパイを買ってみた。

これはなかなかいい風味。軽く美味しかった。

濃味紅茶ソフトクリームというのも惹かれたけど、さすがに腹にきそうだからヤメといた。(甲府で食べたしね)
なんか色々ありすぎて食べ過ぎちゃいそうな道の駅。また来たいけど滅多に通らない道沿いにあるのが悔やまれる。。

タグ:餐:ば 食:串 餐:餅 餐:菓 道の駅

うしお

ファイル 869-1.jpg伊那市荒井にあるローメンの店。
伊那といえばローメン!で、前から気になってた店。
なんでも伊那には汁タイプと焼きタイプという二種のローメンがあるそうで、焼き系のローメンの祖が此処なんだそうだ。

店は街角の小さな店舗で駐車場もないけど(伊那のローメン店は殆どそんなかんじ)、ここは目の前の商業ビル「いなっせ」の駐車場が一時間無料なので便利。

さて、メニューを見て普通セットをたのんだ。
普通というのは量のことで、「ローメン」に「うしお煮」とかが付いてくきた。

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ファイル 869-3.jpg「炒ローメン」と書かれてた焼きタイプのローメン。そういえばこのタイプは初めて食べるかも。
ばっちりマトンが醸された美味しいローメンだった。マトン大好き。
なるほどこれはこれだけで大盛りでいきたいとこだ。今まで伊那で何軒かのローメンを食べてみたけど、一番うまいかも。

ファイル 869-4.jpgそして店の名を冠した「うしお煮」
これは塩味のモツ煮で、臭みがあって味も濃く一層「モツだ!」という味わいを実感できる逸品。かなり好み分かれそうだけど僕は大好き。
これは酒飲みたいねー。
そういえばこの地域は「おたぐり」という馬モツ料理がご当地ものだったと思ったけど、これとは違うのかな?
かなり美味しく大満足。セットにしといてよかった。

タグ:食:定 餐:麺 餐:煮 餐:肉

尾白の森名水公園べるが

ファイル 868-1.jpg北杜市白州町にある自然公園。
実は、、武田神社で汲んだ水があまり美味しくなくて、、
で、白州の道の駅で水汲み直そうと思ったんだけど、「名水公園」って案内を見かけて「そっちの方が雰囲気良く水汲めるかなー」とか思って来てみた。

けど、なんか来てみたら、、有料の自然公園?
でも三月までは無料とかあった。ギリギリじゃん。

で、ここはこの季節は園内にある日帰り温泉「尾白の湯」がメインになってるようだ。
駐車場の案内はみんなそっちの案内されていた。
そんななので、あーこりゃ失敗したかな、、とか思いながら広い園内図をみてたら、ちゃんと「尾白の名水」と書かれた場所があったので車停めて歩いてみた。

おーおー
ちゃんとあるじゃん。
寂しい林の中にポツーンとって感じだけどw

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此処の水はさすがにうまかった。
そりゃそうだよね南アルプスの天然水そのまんまだもんね。

タグ:楽:汲 観:水 観:園

武田神社

ファイル 867-1.jpg甲府市古府中町にある武田信玄公を祀った神社。信玄の居所だった躑躅ヶ崎館の跡地。
武田信玄は「人は城、人は石垣、人は堀」と言って城を構えずその本拠地は広い館が有るだけだったというのは有名な話。
甲府にある城「甲府城」は武田滅亡後に徳川の築いた城なのであまり魅力なく、やっぱり甲府で城といったらこっちの「躑躅ヶ崎館」の方が興味有る。

去年の秋に来てみた時はちょうど七五三で混んじゃってて敬遠。。
でもこうして穏やかな春の平日の午前に来れて、却って良かった。

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入口の水堀の桜を眺めつつ参拝。
ほどほどに参拝客もいたし、鳥も多くて賑やかだった。周りの林では鷺がガーガー鳴いて騒いでいた。

神社は広く風格あり、手水とかも家紋の菱形になてったりしながらも質素なキリッとした印象。
でもまさか住んでた館が神社になって祀られて後世に残るなんて思いも寄らなかっただろうな。。

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さて、境内で見かけたのが「姫の井戸」という水汲スポット。ちょっと車に戻って空きPETを持ってまた来てみた。
ちゃんと漏斗もあって楽に汲めた。

その井戸の前には「水琴窟」があった。
ああ、江ノ島にもあったヤツだ。でも少し趣向が違ってて、竹筒に耳をそばだてて聴くタイプ。いろいろあるんだね。
とてもいい音がして心和んだ。

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神社を東に抜けると、東曲輪の先が大手門跡。
一旦堀の外に出ると、こっちは広場のようにならされて土堀とかが復元されていた。
「丸馬出」という部分だそうで、やっぱり城跡だねぇ、、って雰囲気が味わえた。

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今度は反対側の西曲輪。
こっちは逆に木々が生えて林になってたけど、北側の虎口もキレイに整備されて再現されてたり、土塁で囲まれてて立派な城の曲輪。
土塁の上をずっと歩けて気分よかった。
小鳥も多く、(これはヒヨドリかな?)歩く方向へ逃げて追いかけっこっぽくなってた。

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そして最後にまた堀の桜を見ながら正面に戻って、向かいの土産屋を覗いてみたら「信玄アイス」というのがあったので冷菓休憩。
いわゆる信玄餅風のアイス(これはソフトだよね、、)で、ポカポカだったし美味しかった。

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午前中から盛りだくさんの休憩になった。

タグ:楽:歩 観:宮 観:城 観:史 植:花 楽:音 楽:汲 観:水 観:装 動:鳥 餐:冷