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淡島・金勢 まぐわい祭

おいしいもの食べて気分良く少し散歩。
盛岡城跡でも行こうかと岩手公園へ歩いた。
いつもは清らかな流れなのが、今日は濁ってものすごい水量の中津川を渡ると、その先の岩手公園は川沿いの入口で「まぐわい祭」が開催されてた。

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「まぐわい」って言うとつまりアレだよね。
「もりおか奇祭」と幟にあって、ちょっと面白そうだったから足を停めて見物。

中に入るとちゃんとそういった形の神輿があった。おお。
金勢神社のものが棒状のそれ、淡島神社のものがドーナツ状のこれ。
へえ面白い。

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ちょうど祭神事が始まったトコみたいで、周りの人に混ざって写真撮りながら見て回ってたんだけど、フト気づくとみんな「参加証」というのを下げてた。
あ、勝手に紛れて見てちゃまずいのかな?とか思って、受付に行ってみた。

ファイル 956-3.jpg参加自由だけど記帳してくださいということで、記帳して参加証を受け取った。
これは帰りに返却して下さいだそうで、返す時に粗品をいただけるそうな。

ちょっとだけ見るだけのつもりだったけどすっかりどっぷり見物。
城歩きは完全に忘れてた。(盛岡城は興味あるんだけど一度も歩いたことない、、)

そして互いの神輿前で礼が交わされて祭事が進行。

いよいよ神輿が担がれて「逢瀬の儀」。
何度か近寄りつつ戻りつつ回り込みつつしてた。相撲で言うとこの塩撒いて見合うあたりね。

そして「まぐわいの儀」。勢いつけて盛り上がって何度も合体。

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おー、おー、ちゃんとハマるもんだ。これは盛り上がってなかなか面白かった。
見てる人も自由に参加して神輿担いでくださいと言われ続けてたけど、さすがに混じる見物客は見かけなかった。

「まぐわいの儀」が終わると両神輿を正面に飾って「盛岡平和繁栄祈願祭」というのが始まった。

ファイル 956-5.jpg神主さんたちの祈祷と笙や笛の演奏で厳かだったけど、ちょっと長かったので途中で退散。

参加証を返却したら「精をつけてください」と長芋をいただけた。
すげー。ありがたい。と喜んだけど、「次は奥さんやお子さんも連れていらして下さいね」などと余計なこと言われた。。

タグ:景:川 楽:催 楽:験 楽:演 観:飾 観:宮

盛岡じゃじゃめん

ファイル 955-1.jpg盛岡市神明町にあるじゃじゃ麺の店。

もうすっかり盛岡といえば「じゃじゃ麺」が定番で何度も来て何軒かで食べてみたけど、今回はたまには(17年前に)始めて入った店に行ってみようと思った。

その店はアーケードの商店街「肴町商店街」の入口の道路向かいの商業ビルの地下にあったカウンターの店。。だったんだけど、スーパーみたいな商業店舗だった一階はコンビニになちゃってた。
でも、脇に地下への階段があったので行ってみた。
ら、、「盛岡じゃじゃめん」って黒く塗りつぶされてて無くなってた。。あらら。
そりゃ17年もたてば変わるよね。。

あれ?まてよ、
じゃあこのすぐ裏の「盛岡じゃじゃめん指定駐車場」ってなんだ?近くに移転したのか?と駐車場に戻ったら、ちゃんと駐車場から店までの案内地図があった。

ファイル 955-2.jpgてわけで案内に随って、逆の裏の方に進むと、パチンコ屋の隣の立体駐車場ビルの裏の一階に店があった。
なんか分かりづらいトコに来ちゃったんだなぁ、、と思いつつ、ちゃんとやっててよかった。

で、店に入った。

で、「じゃじゃ麺」

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うん、これこれ。
正直、その後他の人気店とかも行ったりしてたので今更どうだろうかという不安もあったけど、いやいや結構本格的で遜色無い立派なじゃじゃ麺。
やっぱ最初に食べたのがココでよかった。

この灰色っぽいセメントのような味噌を初めて見たときは「何じゃこりゃ」と思ったよな。
そして麺はうどんみたいで見た目的に大失敗だと思ってたのが、食べたら味噌はうまく、麺はみずみずしくふっくらでうどんとは別物、酢や生姜や大蒜で好みに調味して面白く食べれて感激したっけ。
このじゃじゃ麺で、地方の見たこと無い変な料理(いわゆるB級グルメ、当時はまだそんな呼び名は無かったけど)に感銘と興味を覚えた「目から鱗」の料理だった。

ファイル 955-4.jpgそして本体食べた後に、残った味噌の皿に卵解いてスープにする「ちーたん」
味噌と卵が意外とさっぱりと混ざって旨いんだ。
これ、17年前の始めての時は知らないで断っちゃってたんだよね。。
二度目の別の店で知ってまた感激。地方食スゲーと思えた。
(その二度目の別の店は国道沿いで夜遅くまでやってるありがたい店だったけど、閉店してラーメン屋になっちゃった、、、)

その17年前の初じゃじゃ麺の盛岡ドライブでこのサイトを作ってみようって気になったわけだけど、当時はまだデジカメも持ってなかったし、食べるものを撮るなんて思いも寄らなかった。
そんな原点となる一品をまた味わえて、こうして纏められるのが嬉しいね。よかったよかった。

タグ:餐:麺 餐:卵 餐:汁

逆ひば

ファイル 954-1.jpg花巻市石鳥谷町小森林の4号沿いにある樹木。
片側二車線の長い直線脇の森の端にあって、そんなに目立つ場所でもないと思うけど、何故か目について気になって寄ってみた。

駐車場はなく、すぐ先の路肩スペースに寄せて停めて、傘咲いて歩いて戻った。

ファイル 954-2.jpgその樹は「逆ひば」という樹。
説明によると、「1200年ほど前に弘法大師が休憩した時に地面に挿した杖が根付いた樹」ということだそうだ。出た。また弘法大師だww
「根元のほうが細く上のほうが太い」ので、杖のまま育った逆さの木ということだそうだ。
んー
取敢えずそういう風には見えないけど、きっと江戸時代にはそういう風に見えてたんでしょう。「奥州街道を行き来する旅人に親しまれ見守られてきた」んだそうな。

ファイル 954-3.jpg樹齢1200年ってことはまず無いとしても江戸時代には立派に目印になった樹だったわけで、そういう昔の旅の目印がたまたま気になったのもなんか縁があるのかもね。前世で通ったかな?
なんて思いながら樹を眺めてたら、幹に開いてた穴がちょっと愉快な人の顔みたいに見えた。
ちょっといい気分になるパワースポットかもね。

で、その根元にあったとされる湧水は、枯れてはいるようだけど、ああ、ここにあったんだなと思える地形のままになってて想像の種になった。

その他にも石碑が幾つも立ってて、見ると「観世音」「金毘羅」「南無大師遍照金剛」とあり、休憩所兼、目印兼、安全祈願場所でもあったようだ。

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タグ:観:伝 植:樹

桂葉清水

ファイル 953-1.jpg栗原市高清水長福寺にある名水百選の湧水。

「日本名水百選 桂葉清水」、、とちゃんとした案内に沿って来てみたけど、該当しそうな場所には何の案内もなくウロウロ。
公園のようなのがあったのでこれかと目星つけて車を停めたけど、園名も案内もなくてハテナ。
取敢えず雨は止んでるので歩いてみた。

庭園風に整備されたような傾斜ある公園だけど、歩く部分は軽く雑草に覆われて、頻繁には整備されてない模様、
雨に濡れた雑草をサンダルのまま足を濡らして歩くと、小さなカエルがぴょこぴょこ跳ねた。
跳ねないでじっとしてれば見つからないのにカワイイやつだよね。ってことで捕まえて戯れた。

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坂の上と下には、水が流れるのであろう池あり、止まって只の水溜りになってた。
そこらへんには沢山の黒い糸トンボ(ハグロトンボ)が植木の中に隠れてじっとしてた。

その先の東屋の前の道は石舗装の道になってた。こっちを歩けばよかったのか。。

ファイル 953-3.jpgその石舗装の道から階段を上がると住宅地に出て公園終了。
振り返ると「桂葉清水」とちゃんとあった!
何だやっぱりここでよかったんだ。こっちが正面だったのか。。
不親切だなあ。

え?ってことは、、と、階段降りて東屋に戻ると、それが清水の湧水だったらしく、気がつけばちゃんと柄杓も置かれてた。

ファイル 953-4.jpgけど、ポールと棒で閉鎖されてて清水には網が被されてた。
網を外して覗くと水も見えたけど、訝しんで終了。
やっぱこれは使用禁止ってことだよね。。
水質や水量の低下とかなのか?整備中とかなのか?
こんな名水百選は初めてだ。
(帰って調べても水量低下とは出てたけど閉鎖とかは出てなかった)

現地の案内が少ないのに、ここ付近までの道案内だけがちゃんとしてるのが気に入らなかったけど、探すのはちょっと楽しかったし、休憩としては沢山のカエルと遊べたので意外と楽しかった。

タグ:観:園 観:水 観:選 観:蛙 楽:触 動:虫

大崎生涯学習センター

ファイル 952-1.jpg大崎市古川穂波にある公共学習施設。
愛称として「パレットおおさき」と言うらしい。
ここはネタ帳にのせてた場所。連休じゃなくて週末くらいの中距離周りくらいで来てみようと思っててなかなか来れなかった。

建物は「生涯学習」という名からも真面目そうな公共施設で、何やら講習会などが催されているような感じだけど、プラネタリュウムとかもあって、「コナン」とか「宇宙兄弟」とか子供向けな要素もあった。(子供は見かけなかったけど、、)

さて目的のはどこにあるんだ、、、と歩き回ってみたら、「体験展示室」というのがあり、入口から天体系の展示だったので、ちがうかな?とか思いつつ覗くと部屋の中に水槽があった。これが目的。ここだった。

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展示は天体だけじゃなく、地域の地質や気象、そして生物なども展示されてたんだけど、照明も暗めでどうしても入口の天体の印象が強く、なんか水槽だけ場違いに浮いて見えた。

その目的の水槽の中に泳いているのが「鉄魚」という魚。
古川から西に進んだ県境の手前の深い山中にある魚取沼に生息する天然記念物の魚。
僕が子供の頃には「金魚の元になった魚」とはっきり本に書かれててそう覚えてたヒレの長い鮒の変種「鉄魚」。一度見てみたかった。
(因みに「金魚」は昔の中国から輸入されたものなので、普通に考えてもその沼の在来種の「鉄魚」とは無縁)

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その鉄魚たちは尾鰭も優雅にヒラヒラと泳いでいた。
けど、
あれ?
鮒のままの自然な鉄色のテツギョも勿論いるけど、なんか半数以上の白いのと黄色いのは何?
自然に変異した色付きのテツギョ?鉄色じゃなきゃ金魚じゃん、、
個人的な趣味では、錦鯉より野鯉、金魚より鉄魚!と、自然なのが素敵だと思ってたんだけど、、
「水槽には純粋なテツギョたちが泳いでます」という説明だけで、そこらへんの白や黄色い種の説明は何もなかった。。

ファイル 952-4.jpg色付きは置いといて、鉄色の純朴なのは可愛らしかった。
色がない分、ヒレのヒラヒラ感が優雅で面白い。
どうして自然の沼で鮒がこういうヒラヒラの変種になったのか謎で不思議。
でも、この鉄魚とは無縁の金魚も交配中の変異でヒラヒラの種が出来た事を思えば、鮒の種はヒレをヒラヒラさせるのを好む趣向が強い魚なのかもしれないね。

タグ:観:館 観:然 動:魚

牛たん かねざき 銘品街道店

ファイル 951-1.jpg仙台市泉区七北田山ノ寺の4号沿いにある牛たん専門店。

笹蒲鉾の土産屋から連なる店舗なので、土産用の店なのかなと思った。
けど、店先に「牛タン定食980円」と出てたし「お食事処」なんていう幟も出てたので寄ってみた。
仙台名物の牛タンが定食で980円ってイイよね!
道が混んでてトロトロだったのでちゃんと見れてよかった。

ファイル 951-2.jpgちょうど時間は昼になって、混んでそうなもんだけど、何故か店はすいててガラガラ。
え?ひょっとして980円って平日だけとか?
と疑ったりしたけどそんなこともなく、狐につままれた気分。

笹蒲鉾を買ってついでに食事する観光客向けってことかな。。
逆にこんな雨天で気温低い日に短パンサンダルで一人ふらっと入ってきた客って店側も違和感あったかもねw

注文はもちろん牛タン定食。通常価格は1260円の特別価格だそうだ。うん、それくらいが相場な気がする。
席からは炭火で焼く厨房も丸見えだった。

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おお。
もっとちまちまと勿体ぶって少量の牛タンかと思ったけど、意外とちゃんとしてて、肉厚の歯応えのいいプリプリ牛タン。
そりゃ仙台市街の某有名店と比べる気はないけど、ここ数年毎年食べてるSUGOのサーキットの牛タン串なんかに比べればはるかに本格的で大満足。
麦飯もテールスープもちゃんとしててこれで980円はありがたい。
っていうか店が空いてるのが不思議すぎる。

天気はこんなでも美味しいもの食べると気分が上がるね。

タグ:食:定 餐:肉

道の駅 安達 智恵子の里

二本松市下川崎上の4号福島南バイパス下り側沿いにある道の駅。
この福島南バイパスは片側二車線で中央分離帯もしっかりした自動車専用道路っぽい道。
道の駅は対向車側(二本松方面上り線側)にしかなくて、ちょうど去年来た時は手前で下の細い道に降りて裏から入る面倒なアプローチだったんだけど、いつの間にかこっち車線にも道の駅がオープンしてた。(今年の5月にオープンしたばかりだったそうだ)ので、思わず寄ってみた。

ファイル 950-1.jpgこっちは駐車スペースだけで連絡通路で対向側に渡るのかな?とかとも思ってみたけどそうではなくて、「智恵子の里」と名のついた別の道の駅。向かい合って2つの道の駅があるという贅沢ゾーン。

まぁ、まだ朝の8時半で、土産屋コーナーは閉まってたけど、喫茶スペース付きの手焼きパン屋と食堂は開いてた。 おお!朝飯食べられるじゃん!と、食堂を覗いた。

けど、面白そうなメニューが、喜多方ラーメンとソースカツ丼、、って、それらは会津でたべたいよなぁ、、と気が乗らずにウロウロ。

ファイル 950-2.jpg奥の休憩コーナーには「二本松の提灯祭の太鼓台」が置かれてた。
ふーんカワイイ山車だなぁ、とか思って説明読んだら、これは3/2のレプリカだそうだ。。
なんだ実物じゃないんか。。

ソースカツ丼でいいかな、、とか思いながらまた食堂通過。

ファイル 950-3.jpg結局、パンでいいや。
と決めてパン屋に入った。

けど、ここでも優柔不断で、、どのパンも美味しそうで迷いに迷った挙句、一番最初に目に付いた「オニオンベーコン」だけになった。
アイスコーヒーとパンで軽く休憩。
僕のドライブにしてはちょっと珍しい展開かな。
(っていうか実は腹具合よくなくて二回トイレに行ってた。何も考えずにアイスコーヒー頼んじゃったときは気がついて少し後悔したw)
パンは思った以上にふっくら柔らかくて美味しかった。
またこの道の駅に寄ったら別のパンもいってみよう!

食べてる間に土産屋コーナーも開店。ゆっくり見て回って休憩終了。

タグ:観:飾 餐:麭 餐:飲 道の駅

神戸岩

ファイル 949-1.jpg檜原村神戸の神戸川にある岩の峡谷。
神戸は「かのと」と読むそうだ。

ナビ地図の景勝地マークで見かけて来てみたんだけど、変わった形の岩でもあるのかなーとか思ってたら、そうではなくて高い岩山の割れた崖だった。
そういえば、滝でも見て涼もうとか思って寄り道してたのに、何で岩山に来てるんだろう?とか思いつつ、少し手前にあった駐車場から歩いてみた。

まぁ、聳えた岩崖は立派だけど半分木々に埋もれてたし、わざわざ来るほどでもなかったかも、、なんて思った。

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けど、
岩の袂まで来てみたら、その岩の狭間を川が流れてて、小さい滝が重なっててイイ感じの峡谷になってた。
下る階段もあったので道から下りてみた。

んー涼しくていいね!ナイスナイス!ちゃんと滝見て涼めた。
滝は小さいけどすぐ脇に行けて風と飛沫が爽やかだった。

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この滝の脇の鉄梯子、滝を上から見る用のものかと思いきや、登ってみたらそうではなくて、その先の岩の峡谷を歩くルートだった!
おお!おお!
何とその先は鉄の鎖をつたって岩沿いを進むプチ山歩き風なワイルドな道だった。
これ、サンダルでも平気かな、、、とか思いながらも躊躇なく進んだ。

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ファイル 949-5.jpg結構岩肌は滑って恐かったけど、鎖つかまりながらゆっくり進めば安心だった。
これはいい景色。ずっと滝が連なった峡谷で水はキレイで空気感も気分よくゆっくり味わって進んだ。

そして岩の狭間を抜けるとその先は広くなってた。
トンネル抜けてこっち側からも車停めて歩けたようだ。
また小さな滝で折返し。

振り返ってみたら、峡谷に射し込む午後の陽光が神々しく、まさに神の戸の岩!
戻りはトンネルでもいいかなとか思ったけど、やっぱりまた鎖の道を引き返した。

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ファイル 949-7.jpgそして元の入口の滝でまた涼んだ。

最後にその手前の所でちょこっと足ポチャ。
おー冷たくて気持ちいい。
やっぱ夏は川がいいね。
ここは来て良かった。こんなトコあったんだね。

さて、車道からの入口にあった案内板によると、この「神戸岩」大嶽神社への入口の戸って意味なんだそうだ。
大嶽神社ってどこだ?近くなら行ってみようか、、と思ったけど、分からなかったので帰った。(帰って調べたら全然近くじゃなかった)

タグ:楽:歩 景:川 景:谷 景:岩 景:滝 楽:浸

羽村市郷土博物館

ファイル 948-1.jpg羽村市羽の多摩川沿いにある博物館。
駐車場使ったし無料だったので入ってみた。

建物は結構新しめで展示室も大きく見やすかった。
管内の写真はOKだったんだけど「インターネットなどの掲載は禁止」ということであしからず。
でもジオラマの展示も思いの外ちゃんとしてて見ごたえあったし、展示品も見やすくきちんと並んでたし、実物大の昔の水門や現在の水門なんていうのも部屋のしきりに使われてたりして、無料の割になかなかの施設だった。
(でもガラガラだった。駐車場に停まってる車はやっぱり、、、)

そして建物を抜けて裏庭に出ると外には江戸中期の眼科医宅の「赤門」が移築されてた。

その先には「旧下田家住宅」とい国重文の民家が移築復元されてた。
弘化4年(1847)築のものだそうだ。

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ファイル 948-3.jpg中に入ると囲炉裏で火を焚いてた。
おおーこんな実演があるんだ。結構煙り籠もるもんだなぁ。。
換気扇あるわけじゃないもんな。
けど風通しいいから不思議と煙くなく暑くもなく、墨の匂いを楽しんで見てた。

囲炉裏焚きの人が話しかけてきてくれたけど、ボランティアガイドかと思ってたらただの管理人のおじさんだったようで、説明とか解説とかしてくれるかと思いきや、普通の世間話(「韓国の飛行機が落ちた」とか)だった。

なんとなく受け答えしてるウチに話が弾んじゃって長話。(お客も少なくてヒマしてるところを捕まっちゃった感じかなww)
富士山の話や旅行の話とか地図の話とか得意な方向だったので飽きなかった。
おじさん曰く
「若い頃はあちこち行きたくても仕事忙しくてヒマがなくて、老人になってからはヒマはあるけど気力が無くて出かけられない」だそうで、「だから、旅行やグルメの番組見てると行った気になって面白くて有り難い」んだそうだ。。
ファイル 948-4.jpgそういう話聞くとつくづく自分はフラフラと贅沢に過ごせてるんだなぁ、、とか、
そんな自分のこんなサイトでもどこかでは有り難がられてたりしてたら嬉しいな、、とか思えて気分よかった。

で、一時間半もの長話の合間にこの屋敷のことで聞き出せたのは、奥の間の畳は166年前の物という話くらいだった。。畳って長持ちするんだねぇ。

タグ:観:館 観:屋 観:重 楽:話

羽村堤

羽村市羽東の多摩川にかかる取水堤。

対岸の羽村市郷土博物館の駐車場に停めて少し多摩川の土手を歩いた。
猛暑の中歩くのはツライかな、、とか思ったけど、思ったほどの距離でもなく、土手上でバードウォッチングしてる一行の解説を耳にしながら鳥眺めながらのんびり歩くと、すぐに「羽村堤下橋」という歩道橋に出て、多摩川を渡れた。

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左手が上流で「羽村取水堤」が見えた。夏だけに水遊びしてる人達もぱらぱらといた。
右手が下流で車で渡った羽村大橋が見える。

さて、羽村堤には小さな公園があって、そこに「玉川兄弟像」があった。

ファイル 947-2.jpgそうそうここ、ここ、杉並区の小学校に通ってた時に社会科見学で来た場所。
3年生か4年生くらいかな?社会科見学って遠足と違って写真残ってないんだよね、、
来れば懐かしく思い出すかと思ったけど、、
友達の顔とか浮かんで欲しかったけど、、
何故か「玉川兄弟像」だけはしっかり憶えているのに他は何一つ思い出さず、、
ちょっと寂しいなぁ。でももう35年くらい昔のことなので仕方ない。(勿論ぼっちだったわけではないww)
その後はコーラ工場に行ったんだけど、そこは貰って飲んだ190mlのコーラしか憶えていない、、そんなもんか

そして取水堤と水門を眺めた。

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ファイル 947-4.jpgここから玉川上水が始まる。
承応3年(1654)からずっと多摩川の水を江戸に流す水路。
すごいよな。江戸は大都会だよな。

そして玉川上水は緑の長いトンネルの中を豊かな水量で青々と流れていた。
風もながれてて涼しかったので少し立ち止まって眺めた。

公園脇からは川原に降りる階段があったのでおりてみた。

ファイル 947-5.jpg取水堤の前は石タイルの並んだ浅い流れだったので、サンダルでそのまま足ポチャしながら歩いて対岸に渡った。
流はまあまあ有り底も滑りがちなので注意しながらゆっくり歩いた。(はだしになればよかったね)
いやーひゃっこくて気持いい。
夏は川がイイネ。
対岸で水から上がっても砂浜じゃないから汚れないし。

対岸では橋まで戻らずにそのまま川原の野原を進んでみた。

ファイル 947-6.jpg土手に戻れなかったらヤだな、、とは思ったけど、ダメなら戻ればいいか。
野原には自然な感じで花が咲いてて、川の風も爽やかで気分よかった。
(でもこの白い花って帰って調べたら「ヒメジョオン」っていう要注意外来生物だったりする。。昔から咲いてる野菊の一種とかじゃないんだ)

ずっと歩くと、丁度いい具合に羽村市郷土博物館の前で土手に戻れた。ナイスナイス。

駐車場に戻ったけど、これで出発しちゃったらただの無断駐車だから(他の車はみんなそれっぽいけど)一応って訳じゃないけど、ちゃんと羽村市郷土博物館に入ってみた。

タグ:楽:歩 景:川 景:原 観:堰 観:橋 観:像 楽:浸 植:花