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うどん酒房 たぬき

ファイル 3650-1.jpg加須市諏訪の県道(旧国道)沿いにあるうどん居酒屋。

店を探して市街をぐるぐる廻ってて、この一本南の道の駅から出てきたところに大きな看板があって、他に見つからなけば最後には行ってみようと思ってた店。対向車側から来ちゃったけど店がそっち向きで暖簾がかかってるのが見えて安心して寄れた。

ファイル 3650-2.jpg店内は庵風で居酒屋らしいボックスの席とおひとりさまも気軽な壁向きのカウンター席もあった。
メニューを見ると、定食セットが充実してていろいろあってリーズナブル。家の近所か職場の近所にほしい店だと思った。
「赤もつ煮」というのが気になったけど、聞いたら辛いメニューだそうでやめて「自家製味噌もつ煮定食+冷やしたぬきうどん」のセットにした。

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うん、うどんはミニだけど加須うどんの幟のある店だけあってちゃんと手打ちのおいしいうどん。加須うどんてどういうのだったか覚えてなかったけど、武蔵野ほど重くないけど四角みのある手打ちで上州っぽいみずみずしさもある程よい中間って感じかな。これはミニだからかもしれないけど、麺は短めで食べやすかった。

そしてもつ煮も辛くなくていい味でおいしかった。

ここはいいね。午後休みがないなら寄りやすいしまた気軽に食べに来ようと思った。

この日の日誌

タグ:食:定 餐:麺 餐:煮

浮野の里

加須市北篠崎にある「昔ながらの武蔵野の田園風景を残す」という水の郷百選の自然公園。

加須市内は埼玉方面の定番コースで北側をよく通るし、中央の125号はよく通る帰り道だし、加須うどんで廻ったこともあって割と馴染みの所の印象だったけど、ごく最近地図見ててこの「浮野の里」を何気なく見かけて調べたら「武蔵野の昔ながらの田園風景」で、準絶滅危惧種の「ノウルシ」が自生してて四月中旬に花が咲くというので気になって来てみた。

ファイル 3649-1.jpg正直、道も細く案内も見かけず、自然公園というには区分けのはっきりしない郊外の過疎なところって印象で、駐車場の案内はなかったけど、ここ停めていいのかなって感じの整地されたトコに停めて歩いた。

まず、地図上で公園とされてた入り口にはちゃんと案内図が立ってたし、中に入ると東屋の前に「緑のトラスト保全第十号地 浮野の里」という概要の案内板もあった。江戸時代の新田開発の名残を留める地だそうだ。

そしてまず園内で見かけたのが堀の様でいて自然に馴染んだ池。ちょっとのぞき込んでみたら小魚が沢山泳ぎ回ってた。メダカかな?とか思いたいトコたけど、まぁどうせ外来種のカダヤシだろうなぁ、、と思って微妙な目で眺めた。(けど帰って調べたら、背に黒すじがあるのはメダカだそうで、此の小魚はニホンメダカ〔ミナミメダカ〕のようだ。アピールしてないってことは在来ではなく移殖種なのかな)

あと周りでは鳥も囀ってて、頭上を見上げたらシジュウカラがすぐ見つかった。

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それ以外にも案内板が立ってて、池の間にある土塁のような「クヌギ並木」の道は、天明時代の浅間山噴火(1783)の影響で起きた大洪水後に築いた堤防の名残だそうだ。
いい雰囲気だったけど、まずはそこは通らずに、その先に木道の遊歩道を見かけたのでそっちに行った。

散策木道は湿原と池の間に延びていて、池の案内も立ってた。
「田堀」と言って、水田の収穫運搬を舟で行い、掘った土で堤防を盛った農耕文化遺産だそうだ。へええこういうのは初めて見たかも。花の自生する公園ってだけの興味で来たけどそれ以上の興味深いスポットだった。
っていうかそもそも花の自生も湿原になってるとは知らなかった。
なんかワクワクするんだよね湿原の木道って。

ってわけで木道を進むとノウルシの群生地。鮮やかな黄色でキレイに一面咲いていた。

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ノウルシは割くと漆のような白い液が出るという毒草だそうだ。昔はこんな感じで普通にあちこちで咲いてたんだろうけど、今では準絶滅危惧種で貴重な風景。キレイだねぇ。(同じ埼玉では浦和の荒川のサクラソウ自生地でサクラソウを押しのけて生えまくって嫌われてるとか、、)
花は黄色い苞葉の中に小さく本体があるアジサイみたいな花。つまり黄色い部分は殆ど葉っぱだったりする。そして香りはなんとも変な匂いで、嫌な感じではないんだけどなんかちょっと独特だった。

一面のノウルシの群生は田堀の水路までで、木道の遊歩道は直角に折れて奥の側から見返せた。
水路沿いに咲いたノウルシを見つつ、また広い群生を見返しつつゆっくり進んだ。

そして端の芦原の手前で折れて橋で渡れた。
その水路の先を見ると枯れ芦に亀が見えた。首に赤いのが見えたので外来種のミドリガメだ。
橋から見る水面にも小魚(カダヤシだと思い込んでたメダカ)の群れが戯れてて、草はともかく水辺の生き物は外来種ばかりだわ、、とか思ってたら、その先ではカエルを見つけた。鳴き声が聞こえてたので探してはいたもののどうせウシガエルなんだろうなと思ってた、ら、在来種のダルマガエル!やった、今年初のお目見えのカエルは国産だった。かっこいいフォルム。凛々しい姿。やっぱカエルは国産だわ。と喜んだ。

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さて、その奥の方の野原にはノウルシは咲いてなくてガラガラの原っぱだったけど、ところどころ普通のよくある草花が花を咲かせていた。アカツメクサにカラスノエンドウ、イヌノフグリ。中学校の写生会で描かされた憶えのある身近な雑草だ。別にありがたい花でもないんだけどよく見れば綺麗で可愛いし、面白味のない当たり前の野草の方が原風景なんだよねー。
なーんて思いながらのんびり歩いてたら端に案内板が立ってて、ここは「花菖蒲園」だそうで三千株の花菖蒲を植えて六月に「あやめ祭り」が開催されてるそうだ。 あれ?原風景とは、、

ここで散策木道はおわり。橋で田堀を渡って「クヌギ並木」の堤の道を折り返した。
田堀の水路に挟まれて面白い景色。上から見下すと倒木に大きなサルノコシカケが見えた。
ノウルシの反対側も池の先は広い原っぱになってて、その先の木に猛禽類っぽい鳥が留まったのが見えたからカメラ思い切りズームで撮ってみた。これは胸が白いからノスリかな。凛々しい。

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一旦入口に戻った後にケンケン声がする方へ行ってみたら、いましたいました綺麗なキジ。よく鳴くし大きいから見つけやすい鳥でもある。「雉も鳴かずば撃たれまい」ってやつだね。国鳥でもある。
芦原から木の枝に素早く逃げ回る小鳥は、写真に撮れそうな位置で見かけてもなかなかじっとしてなくてやっと一枚だけ撮れた。腹が黄色いからアオジかな。

そんなかんじで鳥を見つつ、崩れた木のベンチに生えたキノコとか見つつ、フラフラしてまた入口まで戻って、また散策木道を二周目。
今度は写真とか気にせずにゆっくり雰囲気を味わおうと思ってたけど、カエルだけは見逃すまいと足元を気にしてまわった。 ら、なにやら女性下着が落ちてた。。なんなん。

ファイル 3649-6.jpgまた入り口付近に戻って大きな案内板の地図をじっくり見てみた。ら、もっと範囲は広くてクヌギ並木ももっと先まで続いてるのに気づいた。まぁそっちはあまり惹かれなかったんだけど、逆の南側には「トキソウ自生地」というのがあってそれは気になった。
トキソウというのは平野で見ることは殆どない高山植物で、ここが中心で「加須の浮野とその植物」として埼玉の天然記念物に指定されてるそうな。 あ、野漆は脇役だったのね。。

ってわけで、そっちには歩いてみた。
公園の柵を出て前の道を少し戻るとちゃんと天然記念物「浮野とその植物」の石柱が立ってた。
そこからちょっと怪しいコンクリの道を進むと、すぐ先の民家の林の先でさらに怪しい未舗装の畦道になった。けど、そこから折れた先に案内板が立ってるのが見えてたのでそこまでは歩いた。

ここから見える網で囲まれた所がその「トキソウ自生地」のようだ。けど、近寄れる道はなく遠目に見るだけ?
案内板の先に進んで(そもそも案内板からして道側に向いて無くて離れてる上に色褪せてて読みづらい、、というか読ませるつもりないだろこれ)

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田圃っぽい湿原の端にあった細いコンクリ部を歩いて囲いの部分に近寄ってみたけど、その手前は田堀の水路になってて覗けるどころか遠目な距離で、何が生えてるのか見えなかった。。
まぁ近くで見たとしても花でも咲いてなきゃ何がなんだかだろうけどね(花が咲くのはネットに寄れば七月頃とか)。これがしっかり保護されているという事かなと納得して来た道を戻った。

戻る道ではホトケノザが咲いていた。とりあえず色々見れたし思い切りローカルでのんびり歩けて気分いい散歩ができた。


この日の日誌

タグ:楽:歩 景:原 観:然 観:選 観:園 観:池 観:道 観:蛙 動:魚 動:虫 動:鳥 植:茸 植:草 植:花

ハピピランド こどもの国店

ファイル 3648-1.jpg横浜市青葉区奈良町のスーパー三和にあるゲームコーナー。
こちらでの催物の「声優イベント」に推し活で来店。

なんか駐車場はスーパーの駐車場だから無料かと思ってたら、二時間無料で3000円の買い物で三時間、5000円の買い物で五時間無料というやつだった。(そっか、そうしないと「こどもの国」の客に使われちゃうもんね)イベントは1時と3時からだから、、普通に5時間以上いるねぇ。まぁいいか。

屋上駐車場から店内に入るとハピピランドのすぐ前だった。
すこしウロウロしてたらすぐにオタ友発見、合流してふらふらした。
500円分ゲームすると挑戦できるサイコロチャレンジを二回転がしてみたけどアタリの目は出ずダメだった。なんかよそのみんなもハズレてた。難しすぎじゃないかな。
で、まだまだ時間余裕あるし食事するつもりだったので一階のフードコートに移動した。

事務所クロコダイルに所属の女性声優さんは定期的にハピピランドの各地の店舗でのイベントに出演してくれていて、推しの長谷川玲奈ぽんも前から出てたんだけど、何度もやってる立川では行くつもりで行けなかったのが惜しく悔しく、去年の東大宮は用事で遅れつつもたっぷり楽しんだ。(あれ?点景にしてなかったんだっけ?かなりおいしいイベントだったので今年も期待して駈け付けた次第。

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さて、フードコートはロッテリアがあったのでエビバーガーとポテト。
ぽんちゃんが出演する次期夏アニメ「エル痩せ」の愛♡油(アイラブユー)Tシャツを着てきたのでポテトはガンガン食わねばとLにした。

後から来たオタ友も加わって五人でのんびりしてたらあっという間に1時近くになったので三階に上がった。
特典会の券(今回はガチャじゃなかった)を買った後に、サイコロチャレンジに再挑戦したらアタリの目が出た!ナイス。サインがもらえる生写真ゲット。

で、イベント。ビンゴ大会はスカ。4列リーチだったのに。

メインの特典会は二人の出演者それぞれ別で(前は同時平行)ぽんちゃんは順番が後だったので少し待った。
今回もぽんちゃんは握手会で、サインはサイコロチャレンジで当たった人だけ。しかも周回なしで握手会の券は一度に使わなければならないという事を並んでる時に知らされてプチ顰蹙、、、なんか去年の方が自由度高くて楽しめたなぁと思えた。三枚分はあっという間だった。ホントに三枚分あったかなぁ、、

握手会では
最近や昨日見に行った朗読劇の話をして「スーツ姿見れて嬉しかった」とか言ってもらってニコニコだったけど「ぽんちゃんのスーツも~」という返しができず後で気づいて凹んだ。。
「生誕イベント仕事でいけなくてゴメーン」という話では「当日場所は違うけどお互いにがんばろう」と励まされちゃった。神だ。がんばる。
サイコロチャレンジのサインには「安全運転!」で、ドライブの話も少しできた。まぁ三枚分あったかな。それでもあっという間だった。やっぱりキラキラでてれてれだった。

1時からの1部が終わったのが2時半くらいで、3時からの2部とあまり間あいてなかった。ビンゴ目当ての一般客には長い待ちだったのかもだけど、っていうかそういうお客さんもいて驚いた。
このハピピランドやフードコートでの購入は駐車場料金には反映されないそうで、この間に一旦外出て入り直そうかなーと思ってたけど、あんまし時間ないし面倒なのでやめた。

店内ふらふらして配られてた割引券でクレーンゲームとかやったりしたけど、今日はひとつも獲れなかった。。(去年はすぐとれた)

やがて3時からの2部。またビンゴはそろわず。リーチまでは早いんだけどねぇ。

そして特典会。また三枚分なんてあっという間だった。
周回できれば少しは落ち着いて話したいこと思い出せるんだけどなぁ。。

この回はアニメの話。
「愛♡油Tシャツすごく似合ってる」といわれ「ぱつんぱつんになるくらいポテト食べるね」というと「アニメ始まったら一緒にダイエットがんばりましょ」と。「いやいやぽんちゃん細いしー」と楽しい談笑。
あれ?さっきより更に短くないか?ああ、ここでもドライブの話になったっけ。「おかげで滅多に来ない神奈川の道をのんびり楽しめたよ」とか言って「ドライブの写真もっとアップして」と言われ「Xじゃなくてサイトの方には沢山上げてるんだけど」というと「じゃあそっちも見てみる」って言ってた。(昔の握手会でも聞かれて教えた事あったような、、)けどまぁ言葉だけでも嬉しいや。ひょっとしたら見てもらえるかもしれないというつもりで更新がんばろう!

ファイル 3648-3.jpg最後は「また明日ねー」とお見送り(明日も新宿でアニメ1話の上映会があって、昨日の朗読劇からの三連ぽんだった)、終わったのが4時すぎ。またオタ仲間で一階に下りてフードコートで反省会。遅れて到着した一名加わって六名だけど、すんなり席を確保できて実に楽な現場。ほとんどのみんながまたロッテリアだった。またポテトのL、、はさすがに気分じゃなく気になってた抹茶のシェイクと抹茶のパイでのお茶乾杯。お酒入ってないのにちょっとボリューム気にするくらい爆笑で盛り上がって楽しかった。

この仲間は
アイドル時代から劇場に駆け付けてた古参の現場勢。
僕は、アイドル時代は劇場には一度も行ったことのない配信勢(握手会は何度も行ってた)だったけど、声優になってからあちこち現場に行くようになって毎度顔合わせているうちに仲間になってた新参者、(一応配信では劇場オープンからずっと見てて、マジで最初からぽんちゃん推しだったから、歴は長いけど)色々聞けて楽しく、あー自分も劇場行くべきだったなぁーと羨ましくもあり、そんな自分をいつも仲間に加えてくれてありがたい。
そして、みんな、これ以外の趣味もちゃんと充実してて活動的で話が面白く魅力的。正直自分もメインの趣味はあくまでもドライブだけど、ちょっとダラダラし過ぎかな、、と反省したくなるくらい。いい刺激かも。ありがたい。
これからもよろしくお願いします。

気が付けばもう6時過ぎて外は暗くなってた。さすがにフードコート居座りすぎもなんだかねってくらいで解散。「またあしたー」と電車組とは一階で別れ、車組も三階で別れた。

今回のイベントは、ちょっと会場スペースの狭さからか窮屈感と自由度が低くいろんな面で去年よりイマイチに感じる事が多かったけど、それでも今年初の推しと直接話せるイベントなのでやっぱり嬉しい満悦のひととき、そしてこのいつもの仲間での談笑の盛り上がりで楽しい一日だった。(ちなみに超過の駐車料金は1700円だった。。まぁ思ったほど驚く金額ではなく納得)


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タグ:楽:催 楽:推 楽:験 楽:話 楽:証 楽:触 楽:集 餐:揚 餐:菓 餐:飲

水戸城跡

水戸市三の丸にある城跡。

徳川御三家の水戸徳川の居城にして水戸藩の政庁だった城。のわりに他の御三家の名古屋城と和歌山城に比べて城跡としてはパッとしない所。
三城ともに太平洋戦争の空襲で現存天守を失っているけど水戸だけは復元されておらず、その後も城址公園にはせずに学校の敷地となって観光地にはならず、唯一城内三の丸に現存してた藩校の弘道館だけが国史跡としてのスポットになっていた。

で、
最近になって大手門と角櫓が木造復元されて城跡のように整備されたようなので、来てみたいと思ってた。のに、城跡用の観光駐車場というのはなく、弘道館への観光客用の駐車場という事になってて、有料の弘道館から順に見てってねという感じ。
その弘道館は昔家族旅行で来たことあったけど、如何せん子供だったので、まぁ今見たら全然楽しめるだろうと、素直にそっちから行ってみた。(駐車場は無料だけどすいてて、だまって門と櫓だけ見てきても大丈夫そうだったけど)

国重文の正門を横目に通用門から入って券売所、券を買う前に一応「ここ見た後に車停めたままで門とか櫓とか見てきてもいいですか」と聞いてみたら、「ここは5時までだけど角櫓は4時でしまっちゃうから急いでいかないとギリギリですよ」と親切に言われ地図のあるパンフもいただけたので「じゃあ先にそっち行ってきます」と引き返した。

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前置き長くなっちゃったけど、そんなわけでまずは「大手門」。うーん立派。(これができる前に何回か来たことあったんだけど、以前は普通の道路で車でこの先に進めたんだよね)ゆっくり見たいけど、それよりなにより角櫓と先を急いだ。

大手門の先は二の丸跡。現在はほぼ全部学校。広い城内風の白壁塀が並んだ道を進む。(この城内中央の道は往時からの位置でこの広さであったようだ)
立派な門の中学校と小学校(幼稚園)の間を抜けて、高校の手前にある小さな格子戸口が隅櫓への通路。家の玄関みたいで地味で気づかずに通り過ぎそうだった。。お邪魔しまーすって感じで入ると窮屈な塀の間の狭く長い道。うへぇ。

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塀の右が茨城大附属小学校で左が水戸第三高校(現共学の元女子高)、途中で桜が咲いてたのが見えたくらいで景色のない道を急いで進んだ。この桜の内側あたりに天守代わりの御三階櫓があったらしい。(ちなみにこの高校の創立は昭和元年、て事は、空襲で焼失するまでは女子高の校庭に現存してたのか)
その校庭の端を横断して抜けた先の二ノ丸の縁には城跡らしい白壁塀が張られて右の端に復元された「二の丸角櫓」が見えた。

おお、なんかカッコイイ角櫓。直角に多門が続く二重櫓で、心なしか屋根も反っててシャチホコもいるし、天守を復元できない分ちょっと盛って見栄えよくしちゃったかなー?なんて感じたけど、管理してた人の話ではちゃんと図面通り改変なく再現したものだそうだ。まぁ最近はうるさいそうだからねぇ。

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中も入れて新品櫓の木の天井はきれいだった。二階への階段もあったけどそれは立ち入り禁止だった。
水戸城と復元工事の解説のパネルが並ぶ間に「水戸城門扉」という門の戸板が置かれてた。水戸城大手門の門扉だと伝えられてたそうだけど、大手門にしては小さすぎるので別の門だという見解。数少ない現存物ではあるけど、なんか怪しいね。
格子の窓を開くとビルの合間に水戸駅が見えた。往時は駅のあたりはもう仙波湖でいい眺めだったらしい。そんなトコで「はいお時間です。閉めさせていただきますのでご退場願います」と出された。ホントにギリギリだった。通常なら早めに閉めて戻って入口を閉めるのが4時だそうで、自分以外にも数人いたので少しおまけしてもらえてたようだ。

塀の道は戻る時の方が校庭を覗けた。往時は二ノ丸御殿(二の丸屋形)があった場所。御殿は明治にすぐ解体されたようだ。ん?なんで御殿も御三階も本丸じゃなくて二の丸なんだ?(本丸には倉庫としての櫓しかなかったそうだ)

広い道に出て少し戻ると中学校の脇に「二ノ丸展示館」。ここもしまっちゃったかなと覗いたら4時半までとあって開いてたので入って見れた。

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水戸城についてのパネル展示とジオラマ模型があって、ジオラマ模型がいい感じでじっくり眺めた。

さて、そろそろ弘道館に戻らないと、、と思いつつ、まだ城内には他にも見どころあるようで、やっぱ気になって奥に進んでみた。

二ノ丸で先ずあったのが樹齢400年の大シイ。戦国時代から自生してたそうで佐竹がこの二ノ丸を造った頃からずっとここにあった大樹。二つのスダジイが並んでキレイに伸びてて、まだまだ葉も青く旺盛で立派だった。

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その横の格子戸門(こっちは門になってた)をくぐって生垣の細道でまた学校の裏を進んだ先が「二中見晴台」。城跡ではないけど、北の那賀川の側が広く見渡せていい眺めだった。
この二ノ丸の北側には櫓はなかったらしい。北側であったのは本丸の月見櫓。復元はともかくできればそっちが展望台だったらよかったのに、、と思った。

生垣を戻って中央の道に出ると杉山坂を下る脇道の対向に「杉山門」があった。ここは往時は土塁で桝形になってたらしい。門はパンフには(モニュメント)とあった。大手門には(復元)とあったのでこれはちゃんとした復元物じゃないのかな。まぁこのくらいの門はどれもそんなに変わらないだろうけどね。

そして更に進んで二ノ丸の奥の端には本丸への橋が架かってて間は深い堀になっている。

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橋を渡ってたら堀の底の線路を列車が通過。常磐線?じゃなくて水郡線。三両編成だった。この堀は佐竹が割ったのかな?こんな立派な堀を割ったのに秋田に転封されてガッカリだね。

橋の先は本丸跡で現在は水戸第一高校。ここに現存の薬医門があるということで何度か来たことはあるんだけど、駐車場ないし、高校とか入っていいのかわからず怯んで退散してた。今日は弘道館でもらったパンフに門の周りまでは見学可とあったので安心して進入した。っていうか、さっき言った月見櫓跡や南端の隅櫓跡くらいは行かせてほしいものだ。

ちなみにこの高校は卒業生の小説家の恩田睦の作品の「六番目の小夜子」や「夜のピクニック」のモデルとした舞台でもある。どちらも読んでたしドラマや映画も見てたので感慨深い。

門は、
安土桃山時代の佐竹の頃に建立された現存物、長らく別の場所に移されてた物を昭和後期に移築。移築の際に茅葺を銅板葺にしたそうだ。恐らくこの本丸入口の橋詰門だったであろうという事だけど、だったら元の場所はもう少し橋の前の方じゃないのかな。そういう位置や改修や不明な点があるから国じゃなくて県の文化財なのかな。残念。でもかっこよかった。

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門を見て学校を眺めて橋に戻るとまた列車が通った。水郡線ってそんなに本数多いのか。
ゆっくり広い道を戻って、また「二ノ丸展示館」に戻ってジオラマ模型を見た。館の人に薬医門の話を聞くと、戦前には今の場所にあって空襲を避けるためにお寺に移築したので元々の場所な筈と言ってた。ん?そうなの?っていうかだったら御三階櫓も避難させとけばねぇ。。

「二ノ丸展示館」もそろそろ閉館ということで大手門に戻った。
大手門は裏からだけどさっきよりゆっくり眺めた。頭上の横に張った柱が立派だった。

門をくぐって橋を渡った先にあった小さな像を見たら斉昭だった。。なんでこんな小さいの?大手門越しに写真撮った。徳川斉昭や藤田東湖がもう少し長生きしてればねぇ。。

そして弘道館に戻ったのが4時半過ぎ強。「んー今から入るのはもったいないですよねぇ」ってことで、やっぱりこっちはこっちでまた今度来ようかなと思って車に戻った。なんかズルした感じだけど、いやな顔されず「是非是非」と見送られた。


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道の駅 グランテラス筑西

ファイル 3646-1.jpg筑西市川澄の50号沿いにある道の駅。

点景は三度目。いつも混んでる印象の道の駅。まぁ新しめの道の駅はどこも大概混んでるよね。ましてやこのいい天気でちょっと出た人が挙って寄りがちなのも理解にやさしい。
普通なら通過だけどトイレ行きたいので寄ってみたら広場の先の方で停められた。なんか広場はさんで見ると子供が走り回ってるから幼稚園みたいな感じ。気にせず横断してトイレに行ってスッキリ。

ファイル 3646-2.jpgどうせなら食事もと店に入ってフードコート。やっぱ下館ラーメンかね。「筑西タンメン」にしようかと思ったけど「鶏皮ラーメン」が気になったのでそっちにした。確か前回も気になってたと思った。
席はいっぱいかと思いきや、窓側のおひとり様テーブルは空いていた。ナイス。前面ガラスの窓の先には広場の対岸の自分の尻が見えていた。ナイス。

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下館らしい素直な醤油ラーメンに細かい甘めの鳥皮が乗ってて、甘いのは最初だけですぐに汁と混ざって面をツルツル皮をプニプニと妙な組み合わせで面白かった。おいしく食べられた。他で無いよね、鳥皮が乗ったラーメン。
鳥皮は子供の頃親とお買い物に行った商店街でたまーーに串焼きを買って貰えた喜びの食材で大好きなので、なんかホッコリ。っていうか今日は気温暑かったので温まりすぎた。。

ファイル 3646-4.jpgさて、それとこの道の駅といえばスタバのドライブスルーがあるのが印象的。ただでさえ込み合う道の駅でドライブスルーなんてねぇ。。
で、誕生日にラインギフトでいただいたチケットがあったので期限を忘れないうちに消化しなくちゃと思ってたトコなので、丁度いいと普通に店内に入った。ら、注文列になってた。少し待った。
アイスカフェラテにするつもりだったけど「ブロンド ラテ with オーツ ミルク」とかいうのがあって、待ってる間に店員にどんなものか聞いて「今日みたいな暑い日におすすめの優しい味」とかいうのでそれのアイスにしてみた。

走りながら飲んだ。 なんだこれ。 酸っぱくて変な味。普通にフェラテにすればよかった。。失敗した。
(この道の駅に来たときは何かしら文句言ってるような気がする。。)

 
 
ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:ら 餐:肉 餐:飲 楽<待 楽<残 道の駅

肉めし岡もと 足立入谷店

ファイル 3645-1.jpg足立区入谷の都道沿いにある肉めしのチェーン店。

よく見ると「岡もと」の横に新橋とあった。
あーそういえば新橋で入ったことある店だわ。他で見たことなかったけどチェーン展開してたんだ。
新橋の店は建物の一画の小さな店舗だったけど、こうして停めやすい駐車場で車で来れる店があるのはありがたい。たしかその新橋で食べた時も「もっと普通にあちこちにあってほしいなぁ」と思った店だった。

ファイル 3645-2.jpg店に入るとカウンター席に通された。ちゃんとカウンター席が多いのもありがたい。そしてついた席で横を見ると窓の外のウチの車の尻が見えた。気分いい。

メニューはまずは普通の「肉めし」をと思ったけど、「牛すき肉めし」というのがなんかうまそうだったのでそっちにしてみた。

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これはなかなかすき焼きっぽい牛肉が大きく食べ応えあっておいしい。卵黄に絡めてじっくり味わえた。そして大根もトロトロで瑞々しくておいしかった。

この岡もとはかつやとかのグループだそうだ。からやまみたいにあちこちにできてほしいなぁーと思った。

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タグ:食:丼 餐:肉

AnimeJapan 2024

江東区有明の東京ビッグサイトで開催されたアニメの祭典。

割とアニメはよく見る方で好きな作品も多いけど、そういえばこういうイベントに行こうと思ったことはなかった。混みそうだし。
それが今回は、アイドルの頃から応援してる推しの長谷川玲奈さんが声優で出演する作品で二ヵ所(翌日も入れたら二作品三ヵ所)のブースでのステージ登壇があるということで、これは是が非でも駆けつけねばと馳せ参じた次第。

でもこのビッグサイトは来月職場の出展でまた来るんだよなぁ(しかもその日が生誕イベントの日、、)と悔しい気分もあった。
本日のビッグサイトは「モーターサイクルショー」というのもやってて、アニメジャパンの入り口は前の道を横にずっと歩いて東館の先の先の裏だった。。

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そして裏の裏の先の入場口は太い列になってて少し時間かかった。駅前から20分かかって12時前。まぁ丁度いいくらいに到着できた。

目的はMIXIブースで作品は「リンカイ!」4月から地上波放送の競輪女子アニメ。
ブースに着くと早速オタ仲間と合流。ブースの横で競輪バーチャルゲームチャレンジやってて色々もらえるというので並んでやってみた。(タイムは酷かったけど、おかし貰えた)

そして半からキャストの声優6人でのトークイベント。
端だけど最前で見れて、出てきたぽんちゃんすぐ目の前でうちらみんな気づかれてニッコリ。今日のぽんちゃんは大人しめだったけどみんなから「つっこみ役」といわれ「ずばずば言われて気持ちいい」とか言われてて、さすが「叱ってポン」だと思った。声出しの「ハーイ!」までたっぷり一時間楽しんだ。

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ステージ終って撮影まで見届けたら次のステージは45分後なのでぼちぼち移動。
先の棟の広いホールの中ほどのTOKYO MXブース。こちらは30分のステージ。さっきより少し慣れた感じで6人のキャスト声優でわちゃわちゃしてて楽しめた。

これで推しの今日の登壇予定は終わりだけど見送った時に「あとで自転車こぐね」と言ってたので、競輪バーチャルゲームやるようだった。
そのMIXIブースではこのあと競輪選手のトークステージがあるからその後だろうと、オタ仲間そろって食事コーナーへ行った。「味噌だれ豚肉丼」を食べた。

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少し一人でひとまわりしてみた。どこのブースも作品の一場面を再現してみたり、模型があったり、車があったり、コスプレあったりとチラチラ見るだけでも楽しかったけど、大きなブースは展示だけでも整理券がいるようで指くわえてパスだった。どうせならちゃんと調べて好きな作品のを見てみるべきだったかもと思えた。

そしてすっかりホーム感覚のMIXIブースに戻ると、裏には城の変形ロボットアニメコーナーもあって模型がカッコよかった。
横の競輪バーチャルゲームの所ではステージの後の女子競輪選手がチャレンジしてたので、このあとかも!と思って集まったオタ仲間でそのままそこで待った。
けど、しばらくするとスタッフに随分後方まで下げられて、6人のキャスト登場。ごついカメラで撮影してたからテレビの特番で放送するのかも。

最後また見送り終わったとこで閉会の5時になったのでゆっくり歩いて出た。
今日はさすがにこの後に乾杯とかはなくオタ仲間と駅で別れて駐車場に戻った。何気に歩きまわってクタクタだった。
 
 
 
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そして翌日23日二日目の日曜日。
今日の推しの玲奈ぽんの登壇は11時。少し早めに出たつもりだったけど駅に着いたのが10時。まぁ余裕かな、、と思いきや、先の先の裏の入口の太い列は昨日より長くて少し焦った。並び始めが15分で入場は45分、ブースは先の棟の広いホールなので急ぎ足。

ブースの前でコスプレイヤーさんがシール配ってて、なんか凄いいい感じだったので思わず写真撮らせてもらっちゃった。で、なんとか10分前に着いた。ネットで予約した整理券番号で並べた。
けどこれ、整理券は前方優先入場できるだけで、最初また右端の二列目についたけど椅子の位置みて多分逆だと思って移ったら三列目くらいになっちゃった。後からギリギリで来たオタ仲間さんと並んで見れた。まぁ丁度いい。

今日の目的はKING RECORDSブースの「エルフさんは痩せられない。」という太ったエルフのダイエットギャグアニメ。放送日はここで発表されて今年七月!わーいぽんちゃん2クール連続でメインキャラ出演だぁ!
役は主人公のライバルキャラ。ケンカシーンが多く1話からぶつかり合いとのことで楽しみー。来てよかった。

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すっごく楽しみになって横の物販で売ってたTシャツ買っちゃった。KING RECORDSは他にも色々な作品を案内してて、「エル痩せ」のすぐ後にはポプテの着ぐるみが出てきて、これは撮影OKだった。
ブースの裏では巫女のアニメでは巫女のコスした人がいてこれまた写真いただいた。

さて、オタ友は競輪好きなのでまたMIXIブースに戻って分かれた。僕はこれで帰ってドライブの午後!とも思ってたんだけど、やっぱアニメはイイねぇって気分になって折角だからもう少しちゃんと見てまわろうかと思った。
ってわけで、一番気になってた角川の展示だけでもと思って整理券。これはLINEで登録しての申し込み。出た番号は5312番。現在の呼び出し番号は3339。。。。2千人待ち。どのくらい待つんだろ。。他のブース見てまわってフラフラしてみた。

そして2時過ぎにやっと順番でQRコードが出てブース入口で並び、5分で入れた。
まず角川で見たかったのは「ダンジョン飯」、今期はフリーレンの次に面白く見てる作品。このコーナー、なんかダンジョンぽく狭く作ってて葉や根が壁にあっていい演出、そしてアニメ内で登場した食べ物が模型で展示。なーんかうまそうだった!ここは二時間待った甲斐あって楽しめた。

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「推しの子」も大好きだけど、それは2期のKVの劇場と大型アクパネだけだった。
「このすば」はジャイアントトードの口があって、並べば顔出したトコを撮ってくれるようだけど恥ずかしいからパス。
「リゼロ」は続編が一番楽しみな作品だけど、ここでは「ベア子の扉渡り」という扉を開けるアトラクション。扉の中に大型スクリーンがあって、自分は三回ともエミリアだった。。(これよかブースの外の並ばなくても見れる四面スクリーンの動画の方が楽しめた)
ブースを出るとよく作り込まれてる鉄道模型ジオラマがあった。新番組の「終末トレインどこへ行く」という作品に沿ったもののようで面白そうだったし、できればアニメ見たあとでじっくりジオラマ見たいと思った。

これで3時。ここらで帰るかとホールを出ると、そういえば廊下の先の向かいのホールは全然見てなかったなと思い入ってみた。

こっちではまずディズニー+ブースの「SAND LAND」の戦車が目を引いた。ここはXでブースの写真をアップすると巨大ガチャに並べてSAND LANDのグッズが当たるそうで、思わず上げて並んだ。出たのは参加賞みたいな水だったけど、特別パッケージで、劇中にあった17,500ゼニ―と書かれた王国の水とはなかなか面白い。水もってブース内みてたら、この「SAND LAND」は新作の続編が続けて配信されているということをここで初めて知った。映画の部分のバラ売りだけかと思ってた。。驚いた。

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ディズニーの前にはラーメン屋台の作品「赤猫」で海苔を配ってた。食べれるそうだ。
松竹のブースではPVで流れてた平安時代っぽいアニメ「つるばみ色のなぎ子たち」というのが面白そうで見入っちゃった。「この世界の~」の片渕監督の劇場アニメだそうでこれは絶対見に行こうと思った。
それと、あすトろ荘という門柱の先に馴染みある感じの絵が見えたので見てみたら「アストロノオト」という4月からのアニメでキャラデザは「ツルモク~」の窪之内英策だった。あーあー。これも見よう。

あとはドラゴンボールのブースがあって、神龍の模型がカッコよかったけど写真撮るのに並ばされた。俯瞰で撮るのは並ばなくてもよかったみたいで悔しいからアップで撮って、ツーショットでは初期のウーロンの「ギャルの~」のポーズをとったけど、後ろからだと何が何だか。(他の人は皆かめはめ波してた)ところで、このブースはサウジアラビアにできるドラゴンボールのテーマパークのブースだったと気付いたのは帰って翌日のニュースで知ってからの事だった。

他にも東映のブースに「ドラゴンボールDAIMA」があって鳥山明はなんてときに、、と胸が痛くなった。(愛知に造るのはジブリよりペンギン村だろーーと思った)

ちょっと歩き疲れて重い足を引きずって会場を出てゆりかもめに乗車、駐車場の車に戻ったのが4時になった。いやいやいや車でよかったー。この足で座れない電車乗って帰るのはかったるすぎる。
っていうか足疲れてもついつい歩き回っちゃう楽しいイベント。初めて知ったことも興味持った作品もあり、楽しみ増えた。(いや、サウジアラビアは行かないけどね)

推しのぽんちゃんのお陰で来れて良かった。有り難う。次は主役で連れて来てね。


一日目の日誌
二日目の日誌

タグ:楽:催 楽:演 楽:映 楽:競 楽:推 楽:買 楽:験 楽<待 観:館 観:模 観:絵 観:車 観:キ 観:蛙 食:丼 餐:肉

UDON BISTRO 千代田饂飩

ファイル 3643-1.jpg館林市羽附旭町の354号沿いにある饂飩店。

点景記事12回目というお気に入りの店。だのに、館林に移店してからは時間が合わなくてなかなか来れず、なんと二年ぶりのひっさびさの来店。いやぁもう来れないんじゃないかと思い始めてたよ。。

真っ暗な駐車場から洒落た店内へ。店は空いてて他一組だけだったけど、ゆっくりワンオペのお願いの案内看板読んで、窓側の長ベンチで案内されるのを待ったけど、空いてる時は好きに席に着いちゃっててよかったのかな。

ファイル 3643-2.jpg久々に会った店主は少しふくよかになったかな、さすがにおぼえてていただいてて「ごぶさたしてます」というとニッコリ。

メニューも増えてて「みそめんバター」と「ワノベーゼ」新しいメニューをオススメしてくれた。それでわ、、と「みそめんバター」にしてみた。ホントは久々だからもっとシンプルな饂飩の良さを味わえそうなメニューにしようと思ってたんだけどね。(そういえば醤油だけのシンプルな「あぜ醤油うどん」はないんだね)

後から来店の客が普通にプリンたのんでて、フト見ると先に来てた客もプリン食べてた。あ、最近はすぐ売り切れにならないくらいの数を作ってるのかな?と思い、自分も追加でたのんでみた。

ってわけで「みそめんバター」

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いやぁ正直、味噌にバターでしょ、おいしいだろうけど味強くて饂飩の香りは隠れちゃうかもとか思ってたんだけど、ところがどっこい、小麦の感じと瑞々しさがしっかり感じられ、尚バターもうまく味噌も風味良い実においしいメニュー。これはさすがと驚いた。きっと「ワノベーゼ」もしっかりと千代田饂飩なんだろうな。

そして「館林プリン」。あれ?前から館林ってついてたっけ?
こちらも割と最近玉子直売所で美味しいプリン食べてたから、そのくらいだろうと舐めてかかってたら、あれれ?ここまで固形だったっけ?ここまで濃厚だったっけ?とあらためて驚く始末。さすがだ。

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ってわけで、ぱっと見のメニューではいろんな創作的な饂飩が増えて、アイデアと洒落た感じが増したように見えたけど、しっかりブレないおいしさが衰えることなく嬉しく思った。

店主とは会計時にちょこっと話すくらいだったけど、「みそめんバター」絶賛できた。
「本当は久々だったからすだち饂飩とかシンプルなの食べようと思ってたんですけどね」と正直に言ったら「すだちは季節メニューで今はないです」と聞いて、あれ?そうだったっけ?と、そういえば前は暖かい季節にしか来てなかったかも、、魚道とペアだったからね。あ、今日もそうか。

ファイル 3643-5.jpgまたこよう。
早くても時間調整して少し遠回りしてでもまたこよう。
と心に誓って外に出た。

店の前の駐車場は灯りがないから真っ暗。
見上げる夜空は星がよく見えてて、月もクッキリ。毎回夜空見上げる星見スポットになりそうだ。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:麺 餐:菓 観:光

道の駅 玉村宿

ファイル 3642-1.jpg玉村町上新田の354号沿いにある道の駅。

354号はよく通る道ではあるけどこの区間はそんなには通ってなく、高崎からの帰りだったりしてこの道の駅は通過しがち。なのでなんか久々に寄った気がする。
点景はこれで四度目だけど、前回は2018年だった。あーね。
とかいいつつ、今回も食事するわけでもなく、+αのある駅でもなく、トイレだけで点景にするつもりはなかったんだけどね。

ファイル 3642-2.jpg建物の前には背の低い若そうな河津桜がキレイに咲いていた。
こうしてみると屋根の色とオソロで妙に馴染んでる気がした。
っていうか、あちこち河津桜が多すぎな気がする。
春が待ちどうしい気持ちは分かるけど、染井吉野まで待とうよ。河津桜は河津に見に行こうよ。。まぁこれで後はもう春の陽気というんだったら何の文句もないんだけどさ。(また来週から冷えるんでしょ)

さて、とりあえず今日はぽかぽかで気分いいので河津も許す。
店に入って、食べはしないけど飲食コーナーを見てたら、ソフトが「抹茶豆乳ソフト」とかで町内の豆腐とお茶のメーカーがコラボした玉村宿限定だそうで面白そうだしぽかぽかだったから買ってみた。

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今年初のソフトクリーム。(振り返ると去年は元旦から食べてたんだな。。)思いのほかおいしかった。
しっかり豆乳というか豆腐感あって隠れて無くて抹茶に合わせて諄くなくいい味でコラボしてた。

そして座った窓向きの席の正面にうちの車が見えて、眺めながらぺろぺろ。いい休憩になった。

ところで、
以前食べたことのある「軍配山ラーメン」はいまだに販売しててメインを張るメニューの様だった。もうどんなラーメンだったか覚えてないけど。。
で、その名前の元の「軍配山」のこんもりした小さな塚の写真が貼りだしてあった。古墳の塚だった。なんか形良くてかわいかった。どこらへんだ?と気になって情報コーナーで近隣マップを見てみて、なんかうろ覚えで行けそうな場所だったので行ってみようかなと思った。
 
 
ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:植:花 餐:冷 餐:豆 道の駅

玉村八幡宮

ファイル 3641-1.jpg玉村町下新田にある神社。

町の中心となる古刹で、本殿が国指定重要文化財という事で気になって寄ってみた。
356号から折れてすぐ赤い鳥居をくぐって参道に駐車場があり、その他にも何か所も駐車場があるらしく、混むときは混むんだろうな、、とか思いながら、かっこいい門の前で停めて写真撮った。

一瞬この「随神門」が国重文かな?とか思うくらいいい具合に古びれててかっこよかったけど、これは慶応元年(1865)に再建したもので町重文だそうだ。

門をくぐるとそういう建物の説明の案内板があり、境内には「安産撫で犬」という犬の像や人形供養の祠、そしてご神木のまっすぐ伸びた楠の木などいろいろ見るトコある神社だったけど、由緒は石碑で見づらかった。

御祭神は誉田別命(応神天皇)と気長足比売命(神功皇后)、建久6年(1195)に源頼朝が命じて建てた角渕八幡宮を江戸時代初期の慶長15年(1610)に移築して玉村鎮守としたものだそうだ。

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そして手水は花手水になってて華やかで、真ん中の甕に球が浮いていた。あ、玉村だからかな。洒落てるね。

そして社殿の囲いの塀の周りは水堀のような水路になってて「御神水」という地下100mからくみ上げた水があった。ちょっと手を浸して涼んだ。
案内によると「水の溜まる村」というのが「玉村」の由来(説)だそうで、水の配置が洒落てていい感じの神社だった。

そして参拝。
拝殿で拝んでいつものように脇から裏に廻って本殿を拝見。
国重文だからか裏も広めで見やすくゆっくりまわれた。

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この本殿は慶長15年築で、赤白にキレイに塗り直されていつつ、装飾は少ないシンプルな造り。彫刻などをあしらうようになるのは一世紀以上後の江戸中期からだそうだ。

ぐるっと回って拝殿に戻る。確かに本殿は杮葺きで拝殿は銅だね。
建築は一八世紀初期らしいけど、はっきりしないからかこちらは町重文。国から一気に町って差が大きくない?県はどこいった?

彫刻などを見ながら表にまわると中に巫女さんが二人なにか準備してまわってた。ついついそっちばっか目で追ってしまった。おっさんはイヤぁね。

あとは境内の承応元年(1652)の石灯籠などを見つつ、背面からの門を眺めつつ(裏側には「放生楼」とあった)、さっきの御神木の楠はこっちから見ると確かに二本の樹が根元で絡んで立ってて通称が「夫婦楠木」というのも納得。
そういえばこの御神木の前にあった案内看板は「昇龍の松・勝運の松」と別の木を案内してて、案内図では神社を出て裏の駐車場までぐるっと回らないと見れないらしい。。まぁ散歩がてら行ってみるかと門を出て歩いた。

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けど、なんか阿呆らしくなるくらいしっかり裏までまわって到着。これ、本殿のすぐ裏じゃん、、そっちから出られる道をつくってほしかった。。けどまぁ勝利を祈る人ならそのくらいの手間を惜しんでちゃダメだよね。 いや、僕は別に勝ちたいものがあるわけでもないんだけど。。

その「昇龍の松・勝運の松」は横に伸びちゃった松の木で、一旦地面に垂れた幹がV字に折り返して伸び立っていた。
他の道は切られてて特異な部分だけ残されて強調された状態ではあるけど、神社の木としてはGJ。でもでかでかと「パワースポット」「神ってる!!Vってる!!」とかあって苦笑。
でも単に試験合否に限らず運気や健康などの回復上昇なども書かれてて拝めて良かったと思えた。(すっかり消え去った女性運なんかも残りの人生で上昇してくれると嬉しい)


この日の日誌

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