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鹿島海軍航空隊跡

美浦村大山の霞ケ浦湖岸にあった旧軍の航空隊基地跡。

何年か前にスロープやカタパルトの桟橋跡とかを見に来て、霞ケ浦を広く見れて浦岸ギリギリまで車で出れて夕日がきれいな場所として気に入って何度も寄って通過してる場所。その基地跡が一般公開されてると知ったのはつい最近、去年の夏からだそうで、知らずに夏来てた。。

ってわけであらためて来訪。前来た時に「美浦村週末カフェ」になってた廃倉庫の裏が広く駐車場になってて整ってた。
そして倉庫に入ると、ここで撮影されていた「映像研には手を出すな」のコーナーがあった。

そして広い倉庫の奥のプレハブが受付売店。入館料は通常800円だけど、企画展中で1000円だった。丁度10分後の2時からガイドツアーがあるらしくラッキーだった。(午前と1日2回だそうで)

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そして、前にきた時は此処にいくつもの移動販売車が来てたりしてたのでここで食事するつもりで来たので腹ペコ。だけど、店は受付売店の隣りのカフェだけだし、ガイドツアーまで時間ないし、、軽いものないかと店見て「茨城名産レンコン天ぷら」をたのんでみた。
すぐできてすぐ食べれたナイス。

このレンコンがマジうまかった。
茨城のレンコンってすごいな。甘いんだ。
そして瑞々しくてシャキシャキ。ゆっくり味わって食べてたらガイドツアーの集合がかかってしまってちょと慌てた。

さてこの回のツアーはガイドさん二人と参加者は八人くらいだった。
まず最初にこの倉庫の説明。自動車車庫だったそうで裏の駐車場にももう一棟並んでたそうだ。車輪を持たない水上機を格納庫からスロープの岸まで移動させる為に自動車はかなり活躍してたそうだ。

そして南の裏の燃料庫に歩いた。前に来た時に石碑を見たトコだ。その時は廃棄車両やゴミ等放置されてて少々荒れてたけど、さすがにキレイになってた。
入口側から概要を説明されて裏側から中に入れた。往時は上空からわからないように土で覆ってた為に上には通気口があり、裏側には細狭い通路があるという事だけど、この裏のトタン屋根はいつのものだろう?戦後に掘り起こして倉庫を広げた?

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そして倉庫内にも入って見れた。ガランとして暗い倉庫が大小三庫。これはガイドツアーでなきゃ入れないからいい時間に来れて良かった。

一旦自動車倉庫に戻って通過。
その先の正門跡を案内。衛兵の詰め所があったとか。手前におかれた整地用のローラー(巨人の星的には「コンダラ」)は基地当時のものだそうだ。

そして前の道を跨いでメインの本庁舎跡へ進んだ。
ここは戦後には病院になり結核患者の隔離病棟としてなんと1997年まで使われてたそうだ。他の廃倉庫より50年ちかく現役で使われてたとは思えない廃墟感。。

海軍の錨マークが入った水栓口を見つつ正面口から入館。
造りは友部の筑波航空隊基地跡と同じ印象で、二階への階段も同じに見えたけど、上が見えないように低く遮断する壁板が下がっているのがちょっと異様で、基地の時からあったものという説明だったけど、隔離病棟になってから受けたもののような気がしてならない。

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ガイド内容はわかりやすく、基地当時からのものをちゃんと案内してくれてたけど、病院の時はどうだったのか気になってちょっと不気味だったし、殆ど廃墟っぽい姿のママなので雰囲気バッチリだった。取り敢えず、基地当時から使われてたテーブルや丸いシャンデリアが面白かった。
この本庁舎でガイドは終了。でもガイドさんは入口に残って案内したり質問に答えてくれたりしてた。

企画展というのは「廃墟景観シンポジウム」というもので、二階の暗い部屋にモニター吊るしたり、ブラウン管がポツンとついてたり、アートっぽいオブジェっぽい飾りに包まれたりしてて不気味さを増していた。ガイドが終わった後で一人でまわってみたら余計に深い雰囲気でぞくぞくした。

一階の展示は明るめで、世界の廃墟の写真が並んだ部屋も安心して観れた。ここで撮影された映画やドラマの紹介の部屋だけは撮影禁止でうっかり撮りそうになっちゃった。
食器が並べられた部屋は何だか判らなかったけど、基地に関する資料の部屋も一室だけあり、九三中練水上機の模型があった。

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そして映画「ゴジラ-1.0」の撮影で使われた局地戦闘機「震電」のレプリカコックピットが置かれた部屋があった。おお、これが見たかった。
本当にコックピットだけなので震電なのか何なのかって感じだったけど、覗き込んだ操縦席はリアルでしっかりしてて良かった。
そっか、「ゴジラ-1.0」見た時は基地関係は全部友部の筑波基地だと思ったけど、震電の隠し倉庫のシーンはこっちだったんだ。

そして外に出て、本庁舎の裏にまわり基地跡内を散策。
あちこちに案内板が立ってて番号降られてて順路もわかりやすかった。

本庁舎の裏の先は士官宿舎跡。コンクリの土台が残ってて跡地感ばっちり。部屋は細かく並んでてトイレも分った。(ここらの施設は昭和後期までは残ってたそうだ)
少し先に学生寮跡。学生寮は一棟だけだったのか。赤い消火栓も案内付きで立ってた。

一区画歩いて汽缶場跡(ボイラー室)に向かう。これはドラマの「映像研には手を出すな」でガッツリ出てたトコで、ドラマ見てて「あ、あそこだ」と分かった。(映画は見てない)

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乃木坂ファンには聖地なのかな、個人的には思い入れはないけど、それまでフェンス越しにしか見れなかったトコの内部に入れるのは感慨深い。間近に見る廃ボイラーの廃基地感や剝がれた壁の雰囲気(ハトが停まってた)はなかなか。ゆっくり見てまわった。

外に出ると近くに小鳥が停まった。おとなしい色のジョウビタキのメス。写真でゲット。

すぐ裏に丘のような土塁があって登って上から広く眺められた。
もらったパンフの施設配置図を見ると、ここは第一兵舎の裏の酒保とか烹炊所があった場所。なんだろ、何で一段高いんだろ。第一兵舎は一段高かったのかな。便所跡だけ一段下に残ってたのも謎。取り壊すより埋めちゃった方が楽で盛ったのかな?
っていうか、軽油庫と車庫とボイラー室と発電室だけ残したのも不思議。他にも講堂やら演習場など色々あったようだけど、、んー、装置を解体するのが手間だからかな?

土塁の裏には発電所跡。先五微かに霞ケ浦の水面が見えた。
そっちに降りたかったけど道はなく枯れススキに覆われてたので、戻って廻って行ってみた。

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あれ?こっちの建物には入れないのかな?と思ったけど、ぐるっと回って裏側が入口でちゃんと入れた。入り口前の小屋跡は配電室だったようだ。

この発電室は、さっきのボイラー室より全然小さいけど、屋根まで剥がれ落ちて空が見えて明るくイイ感じだった。
撮影によく使われるのも此処だと案内にあったけど、なるほどって思えた。
奥にあった高圧受電盤を見てみた。製造年を見たら全然戦後だった。。なーんだ、病院時代にも使われてたって事か。(ボイラーも?)

この発電室跡の奥にも盛った土塁があって撮影スポットとあったけど、整備中だとかで登りづらそうだったのでパスした。

最後に一番奥の物乾場跡を眺めて折り返した。
この一番奥にキーワードの紙が貼られてて、あ、そういえば所々にあるワードを書き入れて導き出された言葉が正解するとクリアファイルがもらえるって説明聞いてたっけ!(「ウォークスルーアトラクション」だそうだ)と、ここで思い出し、キーワードの紙を探しながら戻った。(意外と難しくて、本庁舎の入口でガイドさんに少し助けてもらっちゃった)

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そして自動車車庫跡の受付売店まで戻った。キーワードは正解でクリアファイルを戴いた、色々と楽しませてくれていい所だ。
他にもリアル謎解きゲームができるコースなどもあって色々と盛り上げてたし、グッズもたくさん売ってた。ついついいい気になって基地のとゴジラのTシャツを買っちゃった。

最後に駐車場の端の基地当時から残るコンクリート塀を見て車に戻った。この塀、普通に昭和っぽいくらいでそんなに古さを感じないけど、見れば軽油庫前から正門前まできれいに一面のこってて凄いなと思えた。(ひょろく見えるけど地震でも平気だったんだね)

二時間弱、思った以上にじっくり楽しんで歩けた。来てよかった。
 
 
ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:観:軍 観:史 観:建 観:具 観:装 観:模 観:ロ 観:キ 楽:催 楽:買 楽:験 動:鳥 餐:菜 餐:揚

佐野らーめん麺屋いつき

ファイル 3638-1.jpg栃木市藤岡町大前の県道沿いにあるラーメン店。

バカ正直に言うと、もう少し先の渡良瀬川の南のよく通る区間で見かけて気になってた別のラーメン店で食事しようと思ってたんだけど、手前で見かけたこの店が、ぱっと見で駐車場も停めやすそうだし店の雰囲気も良かったので迷わずに寄ってみた。

普段はそういえば、佐野ラーメンはなるべく佐野市内で食べようとか思ってて、こうした近隣の市での立ち寄りは遠慮しがちだけど、茨城とか別の県では気にせず寄ってたし、そういえば初めて食べた佐野ラーメンは小山市だったっけ、、とか思って半端なこだわりはナンセンスだと思い直した。

店内は割と広くゆったりした卓配置で、狭く感じないカウンター席に着いた。

そしてメニュー見て少し迷う振りしつつ普通にラーメンをたのんだ。

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うん。おいしい佐野ラーメン。
汁は少し醬油感強めでやや酸味あってしっかりした味。麺もひらひら感よりクネクネ感強く、やや手打ち麺っぽく感じて、しっかりした輪郭ある印象。最後までおいしく啜って丼干せた。

店は来た時より出る時の方が混んできてた。いいタイミングで寄れてゆったり食べれて良かった。


この日の日誌

タグ:餐:ら

餃子の店 たつみ 小山支店

ファイル 3637-1.jpg小山市高椅の高椅神社前の県道沿いにある餃子専門店。
何度も来てるお気に入りのお店だけど、ここしばらく寄れてなくてコロナの合間以来だから二三年ぶりなのかな。(お店の常連さんがコロナで亡くなったという話を聞いた。。)

点景も久しぶりで、項目としてはまだ三回目、別の項目で書いたのが+二回、殆どは日誌で餃子のアップを上げてたかも。

で、ここ最近も通ればやってるか見ていくけど、早く来れても昼2時くらいで閉まってて通過ばかりだった。出発する時間が明らかに遅くなってるからねぇ。

で、今日は12時半だから大丈夫だろうと来てみてしっかり営業中でやっと寄れた。

テーブル三卓だけの小さな店で、入る前に店の写真撮ってたら中からお客さんが出てきた。 ので、もうガラガラかなと入ってみたら、混んでて一卓しか空いてなかった。めずらしい。

そして店のおばちゃんと久々に再会。このおばちゃんの人柄もよくておいしく食事できる店でもある。嬉しい顔して迎えてくれたけど「明日でこの店最後なのよ」という言葉を聞いて愕然。。えーそれは残念。なくなる前のギリギリで来れたのは良かったけど寂しいなぁ。

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ってわけでいつもの行者ニンニク餃子の定食。
今日はなんか凄くおいしい唐揚が付いてきた。いつも何かしらついてきて「これも食べてみて」とアットホームな対応でほっこりしてたけど、唐揚げは最後だからのサービスかな。軟らかくておいしかった。もちろん餃子も佃煮も。ゆっくり味わって食べた。

いやホントたまにしか来れなかったけど、好きな店がある道は通過するだけでも気分よかったので、いやしスポットが無くなるのはとても残念。それに、最後で混んでる時じゃなくて、何でもないのんびりした時にもう一度来たかったなぁ。ゆっくり話聞きたかった。

だけど、いままでありがとうございました。
最後に店の前まで出て見送ってくれて嬉しかった。
 
 
ちなみに前回の点景  この日の日誌

タグ:食:定 餐:餃 楽:話 楽<残

髙橋肉店

ファイル 3636-1.jpg龍ケ崎市砂町の県道沿いにある精肉店。

龍ヶ崎駅前から真っすぐ長く続く本町商店街の奥の方にある店で、暗くなって他に開いてる店も少なく分かりやすいし車どおりも少なく隣りは建物取り壊して空きになってたので気にせず路駐して店に寄れた。

目的は龍ヶ崎コロッケ。随分前に町おこし的にアピールしてネットでもよく見かけててドライブがてら何度か来て何軒か買ってまわったもんだけど、あまりヒットはしなかった印象ながら、なくなる事はなくずっと幟も立ってたので、最近でもたまーに買いに寄ったりする。点景にも何度かしてるけど、、、振り返ってみたらこの店はしてなかった。。別の肉屋だった(→)(→)
いや、来てない事はないぞと日誌を振り返ったら、2009年の4月に来てた。15年ぶりだったのか。

ファイル 3636-2.jpgさて、店入るとショーケースにコロッケ類が並んでて色々あって取り敢えず幾つかひとつずつ買ってみた。
、、けど注文受けてから揚げ始めて、オヤっ?と思ってよく見たら、このショーケースのはダミーのサンプルだった。あら。気付かなかった。

まぁいいかと、店内に貼られたサインやテレビ放送のプリントとかを見てゆっくり待った。

そしたらもう一人いたおばあちゃんのお客さんが「これついこの前テレビでやってたのよ」と話しかけて来て、「最近でもコロッケが話題なんですねぇ」と、話しを聞いてるうちにだんだんと昔ばなしになって〔あ、つかまっちゃったかな〕とは思いつつ待ちのヒマだからいいかと聞かせてもらった。なんでもこの近所の人らしく、店の子が姉の同級生とかで遊んだりしてたそうだ。もう店は代変わりしてその人は夫婦でよそに移ってしまったそうだけど、自分はたまにここに買いに来て懐かしんでたりするそうだ。おすすめは唐揚げで今日も唐揚げを買いに来てたそうだ。

ほっこりしながら聞いてたらコロッケ上がっておばあちゃんと別れた。あれ?おばあちゃんの注文の方が先だったんじゃないの?とは思ったけど詮索せずに店を出た。
 
 
帰ってから早速食べた。いつもは走りながら食べることが多いけど、今日はもう真っ暗だったからね。
買ったのは「ばあちゃんコロッケ」「豚トロコロッケ」「メンチカツ」そして「玉ねぎフライ」
帰りの車内はこの玉ねぎフライのにおいでいっぱいで、何度も食べちゃおうかと思ったけど、帰って来て食べて正解。甘いタマネギがソースと凄くよく合った。

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「ばあちゃんコロッケ」は秘伝のタレで味付けだそうだ。甘くてソースのいらないしっかりしたいい味のコロッケ。
「豚トロコロッケ」はゴロッと入った豚トロの粒がいい食感の面白いコロッケ。これいいね。
「メンチカツ」はいう事ない間違いない品。たまにうまいけど食べづらい柔らかすぎるメンチとかあるけど、食べやすいしっかりしたメンチで安心。

満足だけど帰ってからあのショーケースの写真見てたら、もっと色々気付いてないのもあって、ゆっくり選んで買えばよかったかもとか思った。(人気商品!!とあるチーズハムカツとか)


この日の日誌

坂田城跡梅林

ファイル 3635-1.jpg横芝光町坂田にある城跡の丘の上の梅果樹農園。

前から何度も来てる梅見スポット。確か、千葉県では一番の梅林だったと思う。城跡を歩きながらの梅見でお気に入り。(ここまでコピペ)
点景は六度目。
でもここ数年来てなかったような気がする。
近所で梅が咲き始めると思い出して、来てみるとちょっと早くてこっちはまだあまり咲いてないという事が多く、少し時期遅らせていこうと思ってると忘れてついつい過ぎちゃうなんて事が続いてた。(ほぼコピペ)

さて今年は、丘に上がって来たトコからもう梅が咲いてていい感じ。でもそのかわりに駐車場は満車で出る車待ちの列に並ばされた。こんなん初めてかも。「坂田城跡天空の梅まつり」の開催日二日目だったらしい。まぁその分ちゃんと咲いてるならいいや。

待ちは一台だけで10分弱で駐車して歩けた。そして今回は三つ折りのパンフレットを頂けた。これも初めてかも。

駐車場の先の梅からもう咲いてていい感じ。写真撮って匂って気分良く先に進めた。
基本農地なので全面梅園というわけではないけど、青々したネギ畑と片隅の梅林とかいいコンビ。

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途中の銚子連絡道路に切り割られた橋から見下ろしたら、銚子道の脇に臨時駐車場が作られてた。へええそんなトコに。歩いて登るの大変そう。

さて、咲いた梅は結構匂い強くてなんか艶めかしい感じなんだけど、橋渡る前から匂っててうわすげえな、、と思いきや、なんか少し違うにおいだぞ。なんだっけコレ、、と進むと菜の花だった。菜の花畑こんなに広かったっけ?まぁ綺麗だからOK。県の花だし。

そして「坂田城跡天空の梅まつり」の屋台が集まる会場に折れると、いつもより少し多いかなってくらいの屋台と移動販売車が並んでた。

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ひとまわり見てまわって買ったのは「梅みそ五平餅」横芝の梅使用だそうだ。なかなか分かってるねぇ。「梅シュガー チュロス」というのもあったけど、やっぱ五平餅だよねぇ。

これはおいしかった。むしろ梅まつり限定じゃなくて普通にあってほしいようないい味。梅と味噌って意外と合うじゃん。
横の挿し木の枝垂れ梅を見つつ、その挿し木を説明する製作者と観光客との会話に耳を向けながらゆっくり食べた。といってもあっという間にペロリだったけどね。

さて後はどこまで歩こうかなと思いつつ、ゆっくり梅を見ながら農地を歩いた。
日陰の大手門跡の林の入口まで梅が咲いてていい感じだった。

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ここからが城跡。まず外城(三郭)はほとんど青い網で囲われた梨農園で、逆に梨の花が咲く時期はそっちの方がキレイなんじゃないかとさえ思えた。

合間の梅を見つつ堀切の林を抜けて次は登城(二郭)、梅があるのはここまでで見台(馬出)と無城(本丸)はずっと林なのでそこまでは行かずに二郭の案内板で折り返した。(実はこの二郭三郭の呼び方がいつの間にか変わってて以前の写真を見ると見台が二郭で登城が三郭、ここの案内板はしっかり三郭だった。。)
こっちの主郭の先の坂田池公園から登ってくる人はご苦労さんだね。自分も最初はそっちから登ったけど、梅を見るまでハイキングだよね。

この二郭あたりの梅は広めに植えられてる感じで、一株一株低く広く伸びてるから見やすい位置で花を咲かせてくれてて有難い。実を収穫するのは大変そうに思えるけどどうなんだろう。

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そんな感じで一株ずつの姿を見ながら三郭に戻って外郭に戻った。なんか見る向きが違うとツボミがよく見えたりで、まだまだ満開は先な感じだった。

やっぱり銚子道の脇の梅はこんもり凸凹の所に植えられてていい感じで見上げられて青空と映えて見えた。(実はこれ、古墳だそうで寺方古墳群というそうだ)
昼間の月もよく見えた。旅客機バンバン通ってたけど、花との写真はうまく撮れなかった。。

そんな感じで一時間歩いて駐車場に戻ると、待ちの車の列は来た時より増えていた。あらあら。ササッと出てあげた。

ちなみに前回の点景  この日の日誌

タグ:植:花 植:樹 観:城 楽:歩 餐:餅

たまごや とよまる 松尾店

ファイル 3634-1.jpg山武市松尾町山室の県道沿いにある玉子直売店。

この県道のはにわ道を通ってて前から「たまごかけご飯」の看板が気になってた。けど、この道はだいたいいつも帰り道で、寄ってみたらもう食事の時間は終わってたって事もあってちょっとむずかしいかなーと思ってた。
でも今日は、いつもと逆走で先に横芝に向かってたので、ちょうど昼くらいの時間なのでバッチリ寄れた。

店に入って食事できますかと一応訪ねて、カウンターの席に着いた。
来た時は他に客いなくて二卓のテーブル席でもいいかなと思ったけど、後から続けて二組の客が来て埋まったので良かった。

たのんだのはプリンセット(定食+極上プリン)。玉子かけご飯食べたすぐ後にプリンというのもどうかと思ったけど、プリンもオススメのようなのでいってみた。

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さてさて、定食はシンプルなTKG。割る前の玉子で登場。
醤油さしは「正油」と「卵かけ専用」というのがあったので、専用の方を垂らして混ぜてみた。
ら、この「卵かけ専用」は甘くて失敗。。先に味確かめてから掛けるべきだった。。半分食べてやっぱ駄目だと正油を垂らした。味は落ち着いたけど濃くなってしまい玉子のおいしさをゆっくり味わえなかった。
そして終盤になってテーブル上の箱の刻み海苔の存在に気付いた。。悔しいから最後の二口くらい掛けた。

あーしっぱいしたー
と凹みつつ定食を食べ終えて、あ、そうそうと思い出したかのようにプリンを食べた。ら、これはすごくおいしかった!
少しかためのしっかりしたプリンで底のカラメルの苦みが心地よくTKGの失敗はすっかり忘れて満足した。

この日の日誌

タグ:食:定 餐:卵 餐:菓 楽<残

namco TOKYO

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新宿区歌舞伎町の東急歌舞伎町タワーにあるゲームセンター。
ここは昔ミラノ座という映画館があった場所で、銀河鉄道999とかヤマトとか007とかドラえもんとかブルースブラザ―スとかE.Tもかな、あ、戦メリもだ、少年時代に見た映画の多くは此処で観てた懐かしい場所。今こんなビルになってたんだ。。歌舞伎町タワーは初めて来た。

本日は此処のMUSICラウンジ「アソビノオト」でバンダイナムコ主催の「電音部ハラジュクエリア 桜のパーティ」というDJライブ。
推しの長谷川玲奈ぽんが犬吠埼紫杏役で出演なので駆けつけた。

ライブは二部あって自分は昼の部しかチケット取ってなかった。(スタミナ的に自信なくてorz)その昼の部は1時開場、半開演で、東急歌舞伎町タワーに着いたのが11時半過ぎ。。早すぎ。
ってわけで、食事でもしてこうとまた街をひと回り。
ゆっくりできる店に入ればよかったのに食べたのはラーメン。昼乍ら並ばず入れたので久々の「桂花」

「桂花」は熊本に本店のある熊本ラーメンの店で、いち早くこの新宿に進出して人気が出て熊本ラーメンの代名詞的な有名店。
だったんだけど、個人的には「肥後のれん」という店の方が好きで、たまにはこっちも食べてみようと来てみたらイマイチ物足りなくガッカリだった。で、その「肥後のれん」も閉店してしまって仕方なく再度「桂花」に入ったけどやっぱりイマイチ。食べたのはその二回だけでもう来る事はないなと思ってた。けど、たまたま今日は目にとまって、久々だしいいかなと入ってみた。
で、普通に桂花ラーメン。
 
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したら、あれ?味変わった?昔の印象よりしっかりした味になった気がする。熊本ラーメンをしばらく食べてないから感覚リセットされてたのかな?うまく感じた。
ああ、本場の熊本でも薄味のさっぱり熊本ラーメンとか食べてて許容が広がってたのかも。
まぁ思い出の肥後のれんには及ばないけど、以前のようなマイナスの印象はなくなった。よかった。


で、ゆっくり戻ってきたらQRコードのチケットの番号順にまばらに列になってて開場待ち。自分はかなり前の方で折り返した近くに仲間のオタさんいたのでゆっくり待った。
そして時間がきて番号順に入場、スマホ画面にQRコード出して進んだ。ら、自分と同じ番号の人がいた。ダブルブッキング?と思いきや「お客様のチケットは夕方の部ですね。。」と、ガーーーン!昼の部買ったつもりで夕方の買ってたのか。。マヌケすぎー。
どうしようか、夕方まで時間潰してらんないなぁ、、と迷いながら、もっと後ろに並んでたオタ仲間に挨拶して、溶かして帰ろうかと思ったけど「当日券買うしか!」と言われ、そうだよなぁ、、と当日券購入。一番後ろで入場。トホホ。でもオタ仲間たちも後ろの方で陣取ってて合流。

で、昼の部。推しのぽんちゃん、飛び跳ねた手しか見えなかった。。
サウンドには乗りつつ、夕の部のスタミナ配分考えて、おとなしめに楽しんだ。

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今日は美々兎の誕生日で、夕の部の後に無料の生誕DJがあるんだけど、本編も美々兎メインで単独DJやってて推しの紫杏は雛との合同だったのでちょっと面白くなかった。
ライブ後のステージ撮影OKタイムでもモニターは「美々兎 HAPPY BIRTHDAY」。端に行って紫杏を撮った。

ファイル 3633-4.jpgさて、夕方の部までの間は例によってオタ仲間六人でお茶いこうと出たけど、下の階のスタバは満席、フロアのメインは屋台村みたいになっててそっちは席ガラガラだったのでそっちに行って奥でカンパーイ。
僕はもちろんアルコールフリー。六人中三人はノンアルだった。あーやっぱ電車で来ればよかった。。
店は地方のご当地メニューが沢山で、あんきも(茨城)山賊焼(長野)長芋フライ(?)とか面白いメニューをつまめた。

そして夕の部。今度はもう折角の前の番号だから最前に行っちゃおうかな。。でも体力自信ないなぁ。。とか迷いつつ並んで、番号順に入場。よし最前列いっちゃおう!と心に決めて入ろうとしたら「お客さんこのチケット違いますね」と止められた。
なんと、昼から出してたそのチケットは、去年のお台場の時のチケットだった。。。。。デジタルめんどくせー
ちゃんとログインしなおして開きなおした今回のチケットは、、昼の部だった。。 そーだよなー 買ったの昼だよなー

もう帰るわ。。としょぼくれつつ、昼には夕方のチケットと言われて当日券で入ったんだから料金払ってるんだから何とかならないかとスタッフに声かけたら、わかりましたと中間で入れてくれた。助かった。
この部は昼よりは少し前の方で陣取ってたオタ仲間とも合流できて、ライブも推しのぽんちゃんのお顔ハッキリ見えて(それくらい当たり前のことだと思うけど)よかった。

そのあとの美々兎生誕DJイベントまでは見ずにここで退散。美々兎も応援してる三人とは別れて、三人で軽く食事。また下の階の屋台村で中華のコーナーの席に着いた。で、また自分はノンアルでカンパーイ。すぐ下で乾杯できるとか、楽な現場だ。二人は記念ラベル缶で写真とってた。(美々兎ばかりの絵柄だったから僕は買わなかった)

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そういえば昼もラーメンだったなぁと思って食べたのは「香港風焼きそば」なんか変な麺であまりおいしくなかったけど面白かった。
餃子は二皿で分けて食べて、なんか今年もイベント目白押しだねと話しつつ、公開されて無いイベントの情報とか聞きつつ、去年の話しつつ遅くならないくらいで程よく終了。店を出た。

自分はイベント現場は11月ぶりだったけど、ミスも含めてたっぷり楽しんで面白い一日だった。
まぁ自分のマヌケ具合に飽きれつつ、なんだかんだ二部ともたっぷり楽しめたのは、推し様のお導きかなw
っていうかもうクタクタ。帰りの事を考えたらやっぱ電車じゃなくて車でよかったと思った。

 
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タグ:楽:催 楽:演 楽:推 楽:音 楽<困 楽:宴 観:キ 餐:ら 餐:焼

花園神社

ファイル 3632-1.jpg新宿区新宿の都道沿いにある神社。

ここは子供の頃に親に連れられて新宿でお買い物の時とかに来た記憶と、大きくなってからは掃除のバイトで近くの現場があった時に昼休みに来た憶えがある。その他でも新宿を歩いてた時に一度は通り抜けた気がするけど、新宿じたい若いころはともかく最近は滅多に来なくなってたので、ちょっと懐かしい場所。というほどの思い出でもないけどね。

今日は停めた駐車場が近くだったし、時間余裕ありすぎでヒマつぶしたかったので来てみた。

通りから横の参道に進むと、最初に見かけた案内板は神社の案内ではなくて「内藤トウガラシとカボチャ」という昔の新宿の話だった。
江戸時代の新宿御苑は高遠藩主の内藤家下屋敷だったそうで、そこでトウガラシがよく採れて人気になって「内藤トウガラシ」と呼ばれ四谷から新宿まで広く栽培されて真っ赤だったそうだ。。。(辛いの嫌いなのでサイアク)ほかにカボチャも人気だったそうだ。ハロウィンは新宿に来るべきなのかもw

そしてかっこいい狛犬にも案内あった。

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これは狛犬ではなく唐獅子像。そういえば阿吽の対にはなってないか。江戸時代の鋳造で文政4年(1821)に造立。造形かっこいい。

そして参道に神社の由緒案内。祭神は倉稲魂命。おいなりさんだね。内藤新宿の総鎮守だけど、徳川が江戸に入るより前(内藤家が来る前)からあった神社。江戸初期の寛永以前は今の伊勢丹百貨店付近に広い敷地であったのが移ったそうだ。今日停めた駐車場のあたりだわ。

そして社殿は日が差してて赤く鮮やかに見えた。人が意外と多く、外国人観光客も写真撮りまくってた。

まずはお参り。参拝は前の人がやたら長くて少し待った。

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そしてその社殿の前の梅の木がいい感じに花を咲かせてて、青空と花と赤い社殿で彩りよく、ビルの合間から差し込む陽の光の眩しさもよかった。
時おりメジロが飛んできて枝にとまって花の間を動き回ってた。カメラを向けたけどコチョコチョと動き過ぎて捉えられずに飛び立っちゃった。
で、またしばらく梅見てたらまた飛んできてチョコチョコと戯れてすぐ飛んでっちゃうイケズなループ。

また少し待ってたら今度はビル脇の日陰の紅梅の方にとまったようで、そっちではしばらくゆっくりしてたので、ばっちり撮れた。

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実に春らしくていいね。まさに花園。気分良く西の正面から大鳥居をくぐって街に出た。


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タグ:観:宮 観:伝 観:像 景:陽 景:季 植:花 動:鳥

一言主神社

ファイル 3631-1.jpg常総市大塚戸町にある神社。

わりと近隣のあちこちで案内見かける大きな神社で、気にはなってて一度向かってみたけど、県道から折れるとあやしい大きなゲートと妙に長い道の先にいくつもの広い駐車場があって神社は隠れるような奥にあって、特別な宗教の神社かと思って手前で引き返してた。

なので初めての来訪。とりとりさんは全然気にせずグングン進んで神社に到着。
来てみたら普通な感じの雰囲気いい神社。夕方の日没間近にもかかわらず参拝してる人はチラホラいて、宮司が片づけをしていた。
そう都市部にある神社のような感じなのに周りに町も村もなく(餃子屋さんだけあった)県道からも奥まった場所にあるのがなんとも不思議だった。

参道には一の鳥居が短い間隔で三つ並び、周りの砂利の中に「日露戦争終戦記念(1905年終戦)」という楠の木がまっすぐ立ってた。樹齢120年てことか。
逆に思い切り曲がって、深界六層の水もどきの害のような姿の木はマテバシイ。「1550年の兵乱で失った楼門を偲びながら鬱蒼と繁ってる」そうだ。

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そして社殿は立派な銅葺き屋根で大きく立派。やっぱり都市部にあるべき神社という風格だった。

祭神の一言主大神は出雲の大国主の長子だそうで、大同4年(809)に奈良の葛城山より奉斎したそうだ。
本殿長録3年(1459)の再建、拝殿は慶応3年(1867)に建てたものだそうだ。江戸時代にはちゃんと村とかあったんだろうか。

参拝して脇にまわると「三竹の由来」という案内があった。
なんでも千五百年前に雪の中が光って忽然と筍が生えて三岐の竹になったそうだ。そして信託があったのでこの場所を神社としたそうだ。その後も時折三岐の竹が生えるので三竹山と呼ぶようになったとか。
ああ、あの拝殿の前にあった青々した竹がそうかな?と戻ってみたら、しっかり根元で三岐になった竹だった。おお。なるほど。

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そして裏にまわると、本殿は大きな社殿と続きになってて、赤くきれいだったけどよくわからなかった。

そして裏には「御神水」と「御神木」があった。なんとも行儀よく並んで纏まってて本殿の関心を逸らしてるように見えた。

表に戻って今一度本殿を眺めた。尖りつつ丸み柔らかく流れるような屋根がカッコよかった。

他にも何気に見た木のうろの中に仏像のような根が立って見えてたりして面白かった。
伝説の竹や古い木など見どころ多く、いい神社だった。


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平将門公胴塚

坂東市神田山にある神田山延命院の境内にある墳墓。

そういえば前の道は何度も通ってたけど、将門の史跡とは今まで気が付かなかった。。
今日はとりとりさんが気になってて自分もまぁ将門は興味ある方なので是非是非と乗り気で寄った次第。

裏の駐車場からは赤い幟が参道のように続いていたので、そこを通って進むと、大きな木と地蔵と石柱と石碑などがある所に出た。

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ここがそうなのかな?「延命院の将門山」という案内もあって読むと、「胴体はこの延命院の一隅に埋められて将門山と呼ばれた」「神領なので将門山はあばかれることなく今に及んでいる」とあったけど、ここが「胴塚」とはなかったのでいまひとつピンとこず、とりあえずもう少し進んでみた。

ら、さっき車で入って来た白い雪の残る方に出た。
ここには「谷原光不動」というのがあり、雪の先には「毘沙門天」があった。

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手前の隅に夕日を背に建ってた赤いお堂は「奉開帳聖観世音菩薩」、カッコよかった。
けど、これらは将門とは別だよな。やっぱりさっきの所が胴塚なのかなと戻った。

石碑の隣りの石の段の上の「大威徳将門明王」というのが墓石なのだろうか。「南無阿弥陀仏」と並んでた。

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くるりと木の裏にまわってみたら「埋蔵文化財将門山古墳」とあった。やっぱりここが胴塚という事のようだ。(っていうか、入口の案内が「将門公胴塚」とあるのだから「胴塚」がどこなのか、およそここらへんという事なのかちゃんと表記して欲しいと思った)
「天然記念物カヤ」ともあった。カヤの木なのね。

そういえば首塚だって塚になってるわけではないので、こんもりしてなきゃ塚なわけじゃないよね。だいたいここら辺に胴が埋められてて、石柱も木も後に標として立てたんだろうね。

とりとりさんも将門に興味あって、将門の史跡をまわりたいと思ってたトコのようでちょうどよかった。「國王神社」おススメですよ。雰囲気を感じる神社だった。(行ったのは13年も前か
この場所はそこで感じたような特別な雰囲気はなかったけど、木陰の裏ながらちょうど木に沈む夕日があたってていい場所って感じだった。


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