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道の駅 たまつくり

霞ヶ浦の岸の道の駅「たまつくり」の食堂「レストラン玉水苑」で食事した。
この道の駅は良く来るんだけどこの食堂で食事したのは初めてだと思う。(売店部分は入ったことあったけど)
いつもトイレ行って物産店覗いて(物産店は逆端で離れてる)帰っちゃうんだよね。。

で、
この食堂には行方市の商工会で企画された新興御当地名物丼の「行方丼」が二種類もある。
行方丼というのは霞ヶ浦の魚の丼。
魚はナマズが多いけど、ここのメニューは「鯉のぽたぽた焼き丼」と「川海老と旬の野菜のかき揚げ丼」の二種類。
ってわけでそこらへん目当てで来た。

ら、
ファイル 246-1.jpg「川海老と旬の野菜のかき揚げ丼」は平日限定。。土曜日って平日?いやいややってなかった。
なんなんだろう?平日限定って。土日に提供しない意味が分からない。

更に「鯉のぽたぽた焼き丼」も品切れだとか。。
行方丼は売りだったんじゃないの?
この手のご当地丼って結局騒ぎ始めた最初だけなんだよね。
鯉料理好きなのに、ガッカリ。

ご当地丼とかは、出始めた当時の記事をネットで見て来る人が多くいるだろうと思うよ。
売り出した以上は大事にしないと、せっかくの町おこしが逆に廃れた町の印象を持っちゃうし、ネット上で何言われるか分からないからちゃんとやった方がいいよね。


ファイル 246-2.jpg仕方ないので「和風カツ重」を食べた。
このカツも「美明豚」という地域の豚だそうだ。。
霞ヶ浦名物は切り捨てて特産豚に走ったか。

醤油みたいなタレをかけて食べるタイプ。
友達と談笑しながら食べたせいか、思い切り空腹だったせいか、味の印象は特に無し。。普通においしかったんじゃないかな。


ファイル 246-3.jpgさて、食後は軽食コーナーでソフトを食べた。
いちごソフト。
予想に反してクリームというよりシャーベット風なソフトだった。
ポスターとも全然別物だけど、この方が好きかも。

タグ:食:丼 餐:揚 餐:冷 楽:集 道の駅

土浦駐屯地 陸上自衛隊武器学校

昔、海軍霞ヶ浦(土浦)航空隊の少年飛行兵志願者の教育訓練施設「予科練」のあった場所が、今は陸上自衛隊の武器学校になっている。
で、ここに旧陸軍から陸自の退役戦車が並べられてて無料で見学できる。
ちょっと興味あって前から行ってみたかった場所だけど、一人で行く程ではなかったので、友達集まってワイワイ来れて嬉しい。

入口が普通の陸自の基地で一般を寄せ付けない雰囲気に紛らわしい案内文があって「ここじゃないのかな?」と引き返したくなったけど、おそるそる門を入り「戦車見学で、、」と言うと挙手の敬礼して通してしてくれた。(一応挙手敬礼して通ってみた)
駐車場で先に来てた友達二人が待っててホッとした。
車を停めて、受付で記帳して案内を受け見学者バッヂ付けて見物。

一番手前の野砲の所から武器話で盛り上がりながらゆっくり見て回った。
旧軍野砲のある火砲館は入れなかった。。(窓から指をくわえて覗いて見た)

で、一番興味あった旧陸軍三式中戦車「チヌ」。
太平洋戦争末期の戦車で、この車体では唯一の現存車輌。

ファイル 245-1.jpg

意外と大きくカッコよかった!
もっとショボく「これじゃあ勝てないよなぁ。。」って思うかと想像してたんだけどね。。

ファイル 245-2.jpg奥まで歩くと旧海軍元帥山本十五六の像があったのが「雄翔館」と言う予科練資料展示館で、ここも閉まってて入れなかった。

でも何で海軍基地跡が陸自基地なんだろうね。。
戦車じゃなく艦戦や陸攻が並んでて欲しいトコだよね。

さてさて、折り返すと陸自の退役戦車が並んでた。(あれ?90は現役?)

ファイル 245-3.jpg

実物見たのは初めてだったよな?
90式より年代古い74式の方が全然カッコよかった。
その開発時期の最新技術や材質や戦術思想や流行りに寄ってデザインも変わるんだろうけど、どうせ作るならカッコいい戦車を作って欲しいね。
あと、戦時でもないし軍隊じゃないとか言ってるんだから、暗い迷彩色にしてないで白とか明るい色のキレイな戦車にしちゃって欲しいな。

ファイル 245-4.jpg並んでる戦車をひとつずつゆっくり話ながら見て歩いた。
個人的に気に入ったのがこの60式自走無反動砲。
低くてコンパクトでスポーツカーみたい。
砲が無反動だから砲台だけ伸ばして打てるそうだ。
土嚢の壕での設置例を性能展示広場なんて名前で展示してた。

全部で何台?
M4とか米国のもちょっとあってズラリ並んでたけど、間に桜の樹があって邪魔で壮観な感じがしなかった。。
もうひとつ不満を言うと、説明板に現役時期を書いてて欲しかった。

ファイル 245-5.jpgちょっと面白かったのはアスファルトに残ったキャタピラ跡。
そっか戦車走らせたら舗装路はガタガタかー。

見れない所も多かったけど、なんだかんだゆっくり楽しく二時間も見て回ってた。

タグ:観:館 観:軍 観:車 観:像 楽:集

道の駅 くりもと

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ファイル 244-2.jpg栗源の道の駅と言えば、地元の栗源産ポークを使った豚肉メニューが美味しい食堂「味処いっぷく」。
お気に入りなので良く来る。この点景のログでも3度目だ。

さて今日は「角煮丼」
初めて食べるメニュー。
トンカツとかしょうが焼きとかのほうが惹かれるんだよね。。
でもうまい角煮だった。
思ったほど甘過ぎず、柔らかくおいしい角煮。
でも角煮乗せただけの丼物ってどうよ、、と思いきや、煮汁がしみてて味ある丼メシだった。

ファイル 244-3.jpgさて食堂を出て、、
ここに来るといつも食べるのが「房総ポーク串焼き」
これがうまいんだ!(ここもコピペ)

今日はちょっと脂身多かった気がするけど、やっぱり美味しかった。
これでソフトクリーム食べればフルコースだけど、さすがに寒いのでヤメた。
だったらホクホクの焼き芋でも食べようかな(芋が名物だし)とも思ったけど、、
あれ?何で食べなかったんだっけ。理由は忘れたけど食べなかった。

タグ:食:丼 食:串 餐:肉 道の駅

神崎神社

神崎町にある神社。
いつも脇を通る時に気になってたこんもりとした森の山。これは城跡っぽいなぁと思ったけど、サニアラズ。神社でした。

ファイル 243-1.jpg

意外と大きく立派な神社だった。
案内には「白鳳時代に遷座」とある。白鳳時代?英文の説明にはHakuho period(673-685)とあった。
1300年以上前か。歴史あるんだな。香取神社は有名だけど神崎神社は知らなかった。。
交通の神とあったのでお詣りした。

さて、目的は拝殿の横にある古木。
「神崎ノ大樟 通称なんじゃもんじゃの木」

ファイル 243-2.jpg大クスの古樹で国指定の天然記念物。

いやぁ大クスで通称なんじゃもんじゃっていうからどんな変な形の樹かと思えば、健全に真っすぐ伸びた立派な樹じゃないですか。。
っていうかなんか若々しいな、、
と思ったら、これは蘖(ひこばえ)という根元から生えた若い木だそうだ。

で、御神木の本樹がその奥。
残念ながら明治四十年に火災で焼けちゃったそうだ。
なるほど、なんじゃもんじゃって感じの幹。
人の顔にも見えますねー。
写真だからじゃなく、こういう形だった。

ファイル 243-3.jpg

因に「なんじゃもんじゃ」っていうのは、1674年に参詣した水戸光圀が「この木は何というモンじゃろうか」と感嘆した事から付いた名前だそうな、、黄門さま、軽い発言が多い気がする。。(ウチの地元の神社でも変な事言ってたみたいだし)

ファイル 243-4.jpg裏側から見るとこんな感じ。
ん〜焼け落ちる前の昔の姿が見てみたいなぁ。
黄門さまを唸らせた面白い形の大木だったんだろうなぁ。


境内の周りの山の縁に小道があったので歩いてみた。
この境内の森も「神崎の森」と呼ばれる天然記念物だそうだ。

ファイル 243-5.jpg

学術的に貴重な森、昔の侭の自然な下総の森って事だけど、シュロの木があちこちに生えてたりした。
どっかから飛んできて勝手に生えちゃったのかな?
天然記念物指定する前に植えちゃったのかな?

木も森もゆっくり見たかったけど、寒くて寒くて早歩きで回って車に戻っちゃった。
屋根開けてドライブするより歩いた方が寒いね。

タグ:観:宮 観:然 景:森 植:樹

矢田部茶屋

ファイル 242-1.jpg深大寺参道近くの蕎麦屋さん。
深大寺は、以前にも墓参りの帰りに来て、蕎麦食べて寺見て温泉入ったりした。
今日はもちろん蕎麦だけ。
ちょいちょいと気軽に入れそうな(敷居が高くなさそうな)駐車場ある店がいいな。
と、思ってて立寄った店。

深大寺の寺の真ん前ながら、通りにも面してて車が止められる店。
参道の蕎麦屋って感じの店で、夕方だからさすがにすいてた。

なーんか夕方になって気温も下がってきてたので、温かい蕎麦にしようかなぁ、、と思いつつ、やっぱ冷たい深大寺そば大盛りで。

ファイル 242-2.jpg

うん、つるつるしこしこ。やっぱりおいしい蕎麦だった。
つけ汁は甘めで柚子の香りもした。

こんな感じで気軽に寄れるならいいねぇ。またこよ。

タグ:餐:麺

山室園

ファイル 241-1.jpg蜜柑畑を走る旧国道ぞいに点在してた蜜柑の直売店。
気になりつつも見送って進んでたけど、真鶴町と小田原市の境近くのこの店は駐車スペースが広かったので思わず立ち寄ってみた。

店番のおばあちゃんがとても感じいい人で、
「いい車乗ってますね」とお世辞頂き、
「どうぞ食べて食べて」と味見も大きい蜜柑丸々一個むいてくれた。
種類は青島蜜柑。大きいのにしまってぷりぷりでとても甘い!

ファイル 241-2.jpg自分用に少しだけ買っていく積もりだったけど、これは土産にしようと思って箱で買っちゃった。

さて、そういえばこの店の脇にも雪が残ってたので
「ゆうべ割りと雪降ったんですか」と聞いたら、
「寝る前は降ってなかったので朝起きたら積もっててビックリ」だったそうだ。
何でも、今日はお孫さんの女の子が成人式なんだそうで、朝から慌ただしかったけど「雪と一緒にいい思い出になりそう」と、微笑んでた。
このおばあちゃんの孫だったらきっと素敵な晴れ姿の娘さんだろうな、、と余計な想像を巡らせたりした。

季節話もたっぷりに気分いい買い物ができた。

タグ:楽:買 餐:果 楽:話

真鶴岬

伊豆半島の根本から突き出た神奈川県の岬、真鶴半島。
ここが神奈川県の先っぽって感じなので来てみた。

その岬の先端に三ツ石という岩礁の島があって、下る階段が続いてたので下りてみた。
あ、その前に、この岬は幕末に台場として砲台が備えられたらしい。そう石碑にあった。

ファイル 240-1.jpg

この岬は結構高く、え〜この階段戻るのヤだなあ、、ってくらいの階段を下って海岸に出た。

ファイル 240-2.jpg
↑三ツ石
丸い石だらけの海岸は、岬なので後方以外300度くらいグルッと広がる海が見え、締め縄が飾られた三ツ石と大島、初島がよく見えた。海岸パノラマ:4000×500

ファイル 240-3.jpgフト、西側の海岸に沿って歩道が続いてるのに気が付いた。
波も穏やかだし寒くなかったので歩いてみた。

細めながらしっかりした道で安心してのんびり歩けた。
海岸は進む毎に変化あり、森な感じもあったし、振り返って見た三ツ石もいい感じ。

途中ちょっと磯に下りてみた。
せっかくの海だから磯巾着くらい見たいなと、滑る石に気をつけて歩いてみた。
磯巾着めっけ!
その辺りを静かに見回すと、蟹もいた!
小さな海老や小さな鯊っぽいのもいた。
可愛らしく暫く眺め観察してた。

ファイル 240-4.jpg

子供連れ家族が近くに来たので、「カニいますよ」と場所を譲って離れた。
いつまでも見入っちゃいそうなので離れるキッカケの積もりだったけど、ヒジョーに感謝されて恐縮した。
その先はすぐ番場浦海岸という砂利石の浜に出た。
そこから駐車場までの登り道が伸びてた。ナイス。
しかも心なしか岬程のキツさは無いような登りだった。ナイスナイス。

登り切ると「潮騒遊歩道」って標示されてた。ちゃんと名前着いた道だったのか。
案内地図くらいあってもいいもんだと思うけど。。

駐車場の上の「ケープ真鶴」という土産施設まで戻って、休憩した。
さっき、海に下る前に「みかんソフト」というのを見かけてて、戻ったら食べようと思ってたんだ。

ってわけで間食。
ファイル 240-5.jpgが、フト見ると「海の幸バーガー」というも惹かれた。
んー、、バーガーは間食ルールから外れるかなぁ。。迷ったけど食べちゃった。

「海の幸バーガー」は鯵フライのバーガー。
だけど、さすがは真鶴。鯵がしっかりした鯵でおいしかった。

んー、、ルール違反かなぁと迷いつつみかんソフトも食べちゃった。
缶詰蜜柑のような甘さのみかん味。

ファイル 240-6.jpg

んーこれは食事じゃないよな。間食だよな。
間食じゃなくて食事だよと思った方はコメント下さい。そのジャッジに従います。

タグ:楽:歩 景:海 景:岬 景:磯 景:岩 楽:眺 観:道 動:虫 餐:ば 餐:冷

西湘PA

ファイル 239-1.jpgトイレ休憩だけのつもりだったけど、やっぱり食べちゃった。
海見ながら。

やっぱ朝飯は朝のうちに食べなきゃね。
っていうかもうハラペコハラペコ。
特にどこで食べよう!と決めてたわけじゃないしね。

今日は「ねぎとろしらす丼」

ファイル 239-2.jpg

おいしい。けど少し丼が小さいよね。。
ドンっていうかワンって感じだった。

きょうはゆっくり海を眺めたりとかせずに、食べ終わったらすぐ出発。
どうせこの先ドライブでたっぶり海見れるからね。

タグ:食:丼 餐:魚 景:海

らーめん超ひがし皐月

新松戸のラーメン屋。

実はこの店、以前は同じ松戸市内の馬橋にあったラーメン屋。
新松戸で「超」が付いて復活!という事にウェブで見かけて知ったのはつい最近。是非是非行きたかった。

というのも以前、馬橋でやってた頃に好きでよく行ってた店で、いつの間にか閉店しちゃってた。寂しかった。

っていうか実はこの店が色々なラーメン屋を食べ回ろうと思う切っ掛けになったラーメンだったのだ。

当時、何年前だろ?ラーメンは好きだけど、うまいラーメン屋とか行列の店とかに興味が無かった頃、職場でラーメンの話になって「松戸に住んでるんだったら此処と此処のを食べてきてみてよ」とラーメン好きの人にリストアップしてもらった中で、唯一「塩ラーメン」が押しの店ってことで興味持ったのがこの店。(元々塩ラーが好きだった)
行ってみたら「うまい!」やっぱ評判の店って違うんだ。。目から鱗!

で、それ以来、松戸市内の色んなラーメン屋を食べ歩いたり、ドライブ先の御当地ラーメンなんかも興味持って立寄るようになった。

っていうかそれまでは、ドライブ先でその土地のものを食べるなんて事は思ってもいなかった。
っていうか、ドライブ中の食事は極力運転しながら食べられるコンビニのパンやおにぎり、もしくはドライブスルーのバーガー類あたりがメインで、店だったら牛丼屋くらいしか寄らず、店で食べる時間も勿体無いくらい病的に少しでも先へ先へと進みたかった。。

そんな走り回るだけのドライブに、店に寄る余裕をあたえたのがラーメンであり、馬橋の「らーめん ひがし」だったのだ。
そのラーメンの興味が、御当地丼とかB級グルメとかソフトクリームとかにひろがって、今になってみれば、食べ歩いているようにも見えかねない「どらいぶ日誌」になっておるわけです(笑)


長くなってごめんなさい

ファイル 238-1.jpgさて、その、超ひがし。
十一時過ぎに来てみたら、開店は十一時半だということで、駐車場はないけど特別に脇に駐車させてもらえた。
ちょっと散歩してみたりしつつ開店を待って一番乗り。

以前の馬橋店とは打って変わって洒落た店内で戸惑いつつ、、
食券買って待ってる間、少し不安になってきた。
というのは、
かなり久しぶりに食べるし、味も変わってるかもしれない。
あれから色々なラーメン食べて来たので「なんだこんなもんだったっけか?」と、がっかりしたらヤだな。。

とか思っている内に、ミニチャーハンが出て来た。

ファイル 238-2.jpg

あ、おいしい。そうそう。おいしかったんだよね。
っていうか前って「ミニ」とかあったっけ?ラーメンとチャーハンそれぞれ頼んで満腹になってた覚えがある。。

そしてミニチャーハンを半分も食べないうちにラーメン登場。
「のりしおラーメン」
。。。なんかドンブリが小さくなったような。。。

ファイル 238-3.jpg


これだ!うまい!
堅めの引き締まった感じの塩ながら味わいタッブリ。
煮干しだしも主張しながら出しゃばってなくイイ調和。
海苔も細かすぎず大き過ぎず麺にまとわるいい感じ。
(何でよそで食べるのりしおはこういう感じにならないんだろう?)
麺も程よく啜り易くシンプルながら素敵な麺。
ああうれしい。一番好きなラーメンが帰って来た。

そして後味がよかった。にがりのような「塩」っぽさが口に残るのに後から気付いた。
あーやっぱここの塩ラーメンが一番好きだ。
次はのりしおじゃなくて塩で大盛りだな。ふふふ。

嬉しかったので最後に一言「馬橋の頃以来久々に来たけどやっぱりおいしかったです、ごちそうさま」と言って店を出た。

ファイル 238-4.jpg

ん?ところで「皐月」ってなんだ?

タグ:餐:ら 餐:飯

茂林寺

ファイル 237-1.jpg館林のお寺。
号は「青龍山」
童話の「分福茶釜」が伝説として残る寺。
先月行った「證誠寺」
と共に狸話で有名な寺ってことで、同じような感じかな?とか思って来てみたら、アニハカランヤ。
こちらの寺は、広い駐車場と(+臨時駐車場?と)門前には土産屋が並ぶ立派な観光地だった。

そして門をくぐるとズラリとタヌキ。
羅漢か何かのように山門前に勢揃い。
見回せばこれ以外にも広い境内の彼方此方にタヌキの置物が散らばっていた。
かと思えば、山門は立派な茅葺屋根。1694年建立の歴史ある重文化財。
更に大きな本堂も茅葺屋根。1468年建立(1727年改築)。すごい。
一見派手に観光地化しながら茅葺きで文化財を残す立派な寺。

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更に¥300払うと本殿内の宝物や「茶釜」が見れる。
したたか〜。
ケチな僕にしては珍しく乗り気で見てきた。

ファイル 237-3.jpg本堂内の撮影は「茶釜だけ」OKだそうだ。
ってわけで写してみたけど、
茶釜前のガラスの映り込みで自分が映っちゃって、まるで自分が茶釜から顔出してるタヌキの様。。

茶釜の部屋には説明の音声がエンドレスで流れてた。

寺に現れた僧が持っていた茶釜から際限無く水が涌いた不思議と、
その僧が160年も住職を務めた上に狸だとばれて行方をくらませた不思議。(なんかSFチックだねぇ)
それが伝説として残って、子供向けの童話に作り替えられたんだそうな。
っていうか童話の「ぶんぶくちゃがま」ってどんな話だったっけ?

この寺が喜劇ドラマになった時の写真やあの裸の大将の山下清(の本物の方)の絵なども飾られてた。
古くはは大名から近代では皇族の方々も来られたらしい。
不思議な茶釜ひとつで様々な人が訪れて凄いね。


さて寺の周りも少し歩いてみた。
寺の裏は沼と湿地になってて遊歩道になってるらしい。
けど、、
なんか荒れ朽ちた感じ。。
沼を見る台に続く木道は完全に荒廃。沼に突き出た橋台も半分沼に落ち、揺れて危険な状態。
立入り禁止になってない放ったらかしなのが珍しくて面白い。(一応、県の天然記念物)
何故かすぐ近くのカモも眠そうで逃げないし。。

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この沼の名前は茂林寺沼。
その先に進んでみたけど、高い蘆の枯れ穂で沼がよく見える場所は無かった。
ずっと進むと茂林寺川に出て、その先にまたまた荒れた木道の入口があった。

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ああ、、また季節外れの湿原を歩いてるwww
でも逆に枯れ穂だらけの湿原は、継ぎはぎの木道とマッチして寂しい冬の風景としてなかなかよかった。
天気いいからいい散歩。曇ってたら気が滅入りそうだから歩きたくない道だね。

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ずっと進むと奥に「ホタルの里」と言うのがあった。
こんな道を暗くなってから歩いたら危険だよな、、とか思って見たら、そのすぐ先は公園で駐車場もあった。住宅地も近かった。

道は木道のまま茂林寺の裏の林に続いてた。
裏の林も自然一杯でいつタヌキが出てもいい感じ。程よく歩いて寺に戻った。

いやぁ、観光地化されててながら、古刹の良さもあり、タヌキの像も境内の樹木も面白く、本殿も山門も立派でお宝もあり、湿原や沼や川まで歩けるけど遊歩道は寂れてて、チグハグな感じが混ざった面白い所で、思いのほかのんびり歩けてよかった。

タグ:観:寺 観:重 観:像 観:具 観:伝 観:道 景:湖 景:原 観:然 動:鳥 楽:歩