湖南市菩提寺にある廃寺跡。
「石造多宝塔および石仏」というのを見てみようと来てみた。
まず表にあったのが三体の大きなお地蔵さま。
大きく古く形も丸く風化して歴史を感じさせる地蔵さま。
説明によれば158cmの鎌倉時代の物×1と南北朝の物×2だそうだ。
立派だし大事にされてる感じだよね。
そして脇の奥にあったのが大きな石造多宝塔。
説明によれば448cmの鎌倉時代「仁治二年(1241)」の物。
銘文が掘られた珍しい物で国の重文だそうだ。
でも石造と木造建築の多宝塔との違いとか、仏教のこととかよく分からないので、造形的にみてどう感じるかしかないんだけど、なかなか不思議とカッコよく感じた。
この少菩提寺は大寺院だったけど信長の戦乱に巻き込まれて消失してしまったそうな。歴史だねぇ。
そしてちょっと先に閻魔像があった。
コレも少々雨風に磨かれて風化して、丸こい軟らかな感じ。
右から見る表情と左から見る表情が違って見えた。
その先は「歴史の小径」と言う名前の龍王山への散策道がのびていた。いやいや今日は山登りはいいや。