上野村にある江戸時代の大庄屋屋敷。
国指定重要文化財。
道の駅にあったパンフで気になって提案してきてみた。
旧屋敷とかってみんな興味あるか知らなかったけど、結構みんな好きで楽しんでゆっくり見て回れた。
っていうかココ凄いよ。
まず門をくぐるとそのでかい屋敷がドーンと現れる。
江戸時代中期の屋敷とは思えない大きさ。
勝手口の土間から入ると、広い板の間の囲炉裏の茶の間。
そしてパンフで気になった大きな神棚。
いやなんかすごいね。
そして奥には幾つもの畳の部屋が並んでた。
その配置は江戸時代の幕府の天領での大総代としての屋敷に相応しいものらしい。
やっぱり昭和四十年代までは末裔が暮らしてたらしい。何人くらいで住んでたんだろうか、掃除や手入れも大変だよね。
二階にも上がれる。
上は板の間で、養蚕に使われてたそうだ。
現在は色々な上野村の昔の民具などが並べて展示された資料館。
並べ方もキレイに整頓されつつ触れるくらいの距離感で親しみやすい。ゆっくり見て回れた。
外に出ると分かるのが、三つの玄関。
来客の位によって使い分けてたらしい。
それと屋根の解説。
この屋敷は栗板に石の重石を乗せた独特の屋根。
山中の工夫なのかな。そんな屋根は裏庭の奥の少し小高い所からものぞけた。
いやしかし周りから見ても大きくすっきり四角くい建物っていうのは旧家屋らしからぬ独特な感じがして面白かった。
たっぷりじっくり見て回れた。来てよかった。