
野田市関宿三軒家にある城の形の千葉県立博物館。
城の話をすると、実際の城跡は600mくらい南にあって、堤防工事でほとんど崩されて消え、地形も大きく様変わりしている。
ので、地形的には現在の堤防の先端近くのこの位置に城が建ってる方が好ましくも思える。
さてそんな城型博物館に入るとまず、マスコットの河童の「カッピー」がサンタ姿で出迎えた。チーバ君がトナカイだった。。
(あれ?河童のカッピーって他の所でもあったよな。。)
そんなのはさておき、まだ入場料払う前のロビーから、ジオラマがならんでて、ジオラマ好きの僕はワクワクウキウキ。

¥200で券買って入館。
ロビーと四階の展望以外は撮影禁止。
展示内容はこの関宿に於ける治水と川に寄る水運の歴史。
キレイで見やすく興味あるテーマだったので楽しく見れた。
っていうか、作りの細かいジオラマが沢山並んでて凄くイイ。
水面下の魚まで作り込んでたり、人の表情も丁寧に出来てて素晴らしい!
子供向きのゲームとか映像絡繰も有ってなかなか充実。
これで¥200って安すぎ!
全然期待してなかった分、驚くほど面白かった。
さてさて、エレベーターで四階の展望室に上がる。
ロック掛かったガラス窓からの展望。
天井がイヤらしいなぁ。。あ、そうか城の形してたんだっけここ。
まずは東から北側の利根川の眺め。筑波山が見えた。

そして南と西の眺め。こっちが江戸川。
ああ、パノラマ機能試せなかったな。。

階段で下りると三階にやっと関宿城の歴史の資料展示がボードで簡単に並んでた。
二階では「房総発掘ものがたり」という企画展がやってて、県内で出土した土器とかが並んでた。
全然知らなかったけど、柏で随分とカッコイイ縄文式土器がボコボコ発掘されてるんだね。へー。
十二分に楽しんで博物館を出た。
少し土手を南に歩いて関宿城址に来てみた。

右手前の一角が本丸跡。辛うじて残ったホンの一部。博物館とこの距離。
その城跡はただの草むらだった。。
戻って博物館脇の公園「千葉県立関宿にこにこ水辺公園」を歩く。
(中之島公園には行かなかった。そっちはまたいずれ)
ここ、この川の股の先っぽが千葉の先端かと思いきや、地図見ると博物館から先は茨城県が浸食してんだね。。昔はそこまで川だったって事か。。イヤイヤ昔なんかどうでもいいから川の又まで千葉にして欲しい。。
公園から見ると、茨城県内に入り込んだ千葉県立の公園ってことになる。まぎらわしい。
博物館の裏は狭い庭園っぽくなってた。(ここは千葉)
ここからが一番よく天守の形が見えた。
なんでも、江戸時代に立てられた関宿城の天守代わりの「御三階櫓」は、江戸城の富士見櫓を模して作られたんだそうだ。
ってわけで、平成に入ってから、現存する江戸城の富士見櫓と同形のものを建てたそうだ。
まんざらインチキでもないわけだ。
城の形してなかったら僕も来る事は無かったと思うし、まあいいんじゃない。
松戸市のラーメン屋。
坂東市小山にあるラーメン屋。

さてさて、石碑に書かれた説明に寄ると安倍晴明はこの(旧)明野町に生まれて筑波山で修行して、超能力で帝の病を知って京にのぼったとある。
そしてここに水害を防ぐための清明が架けた石橋があったんだそうだ。
門があったのでくぐってみたらどうやらそっちが参道って雰囲気だったので、やっとどっちが前か分かった。
あれ?なんか珍しいねぇ。
丘の先端にあるので拝殿前は狭い。
戻って、最後にL字に折れる参道を歩いて神社を出た。
利根町横須賀のバーガーショップ。
そしてバーガー。
もうひとつはチーズバーガー。


それと東の海には灯台の影がクッキリ見えた。
灯台を下りると外に「灯台資料展示館」があった。
灯台から出た後は、灯台の前の南側の海岸に遊歩道を少し歩いた。
銚子漁協第二市場近くの寿司、地魚料理店。
が、間違えてアジ丼もイワシ丼も用意しちゃったようで、じゃあって事でイワシ半分アジ半分の我侭贅沢な丼をいただいちゃった。


そしてパンがなくなると、一気におとなしくなった。
木更津にあるお寺。
でも思いのほか寺は小さめの普通の寺で、整った庭に立派な鐘楼と紅葉がキレイだった。
そして庭園もこぢんまりと整って、童謡碑や狸塚などがおかれ、その合間合間に地蔵や小さい狸像が幾つか置かれてるという質素なお寺だった。
萌え萌えキャラで客寄せする寺が現れるこの御時世ながら、有名なタヌキで飾り立てるでもなく、さりとてまるで無視するわけでもなく誠実で好印象に感じられた。