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塚崎の大楠

ファイル 3257-1.jpg武雄市武雄町武雄にある巨木。

前の道で案内見かけてこれが「武雄の大楠」かなと思って来てみた。
中の方に案内はなく取り敢えず武雄市中央公民館の裏の駐車場に停めて周りを歩いてみたけどそれらしいものが見あたらず、案内も出てなくて困った。。
じゃあ中央公民館で聞いてみようかと入口の方に進んでみたら、建物の向かいの丘に「塚崎の大楠」の案内板が立ってたのをやっと見つけられた。

けど、、この丘を上った上にあるそうで登るのが億劫だったし、目的の大クスとは別の樹らしいし、、と躊躇しつつ、案内板にこの丘は「武雄城(塚崎城)の一部です」とかあって興味ももちつつ、少し迷ってままよと登ってみた。

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グングン一気に登ると上まではすぐだった。堅掘とあった竹林を進み、城跡と云えばそう思えなくもないくらいの埋もれそうな道を進み、木の根の張った坂を上るとその頂に朽ちたような太い木が見えた。
え、枯れ木なの?とか一瞬思ったけど脇からのびた幹の先に緑の葉を蓄えてしっかり生きていた。なんかすごいな。

下の案内では幹周:13.6m、樹高18mで佐賀県内三位の巨木、推定樹齢は2000年の市の天然記念物。2000年なのに市なのか。吉野ケ里遺跡と同じくらいなのに市か。。
昭和38年に落雷にあったそうで、近年では幹の空洞化が進行してるとか。でも逆にこの空洞がカッコよく、触れないように寄って包まれてみた。

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ゆっくり眺めて下りは別の道、文化会館へ下った。
廃墟後っぽい小さな曲輪っぽいのがあったりして荒れた感じではあったけど、こっちの道の方がコンクリ舗装された坂でちゃんとしてた。

車に戻ると、車体に映った周りの木の葉の感じが良かった。
この駐車場の裏の森の感じがよく、来た時はてっきりこっちに巨木が埋もれてるのかと思って迷わせてくれた。地図には「迎田緑地」とあった。脇に蔵があったりして雰囲気良かった。

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タグ:植:樹 観:城 景:森 楽:登

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