若狭町天徳寺にある名水スポット。名水百選。
前々から27号を通るたびに気になってたトコで、いつも夕方とか夜とかが多く通過してたけど、今日やっと寄れた。
駐車場は広く朝は勿論ガラガラだった。
その駐車場に名水の水汲み場があったけど、どうやら有料で、前の売店で料金を払うらしいので売店が開いてない早朝なんかは基本的には汲めないようだ。
まぁ水を汲みに来たわけではないので問題ない。
駐車場からは「名水公園」の杉林の道を少し歩く。
途中に「天徳寺」という寺があった。この公園はこの寺が管理している境内の奥の森的な所らしい。寺は見ずに先に進んで三分くらい歩いた先が「瓜割の滝」だった。
ん?これか?
もっと大きい滝を想像してたのでちょっと拍子抜け。
まぁ瓜を割るには丁度イイくらいなんだろうけど、どちらかといえば滝と言うより沢って感じに思えた「瓜割の沢」
なーんて、最初は感じてたけど、落ち着いて眺めたり柄杓で一口飲んだりしてたら、なんとも清々しいその水の流れと雰囲気のある場所に思えてきた。
水の流れもシュワシュワで白く勢い有りながらも優しく流れ、そして石に生えた苔や藻の色も相まってしっとりした瑞々しい空間だった。(石に付いた赤い藻は珍しいものらしい)
なかなかいい場所で少しのんびり。
人がいなくて静かだったのも良かったのかもね。
滝の周りを見た後は水源とかないのかな?とか思って裏に回ってみたりしたけど、見えるところにそういうのはなく柵で囲まれていた。
でも苔生した森の感じとかも良かったので、気分良く歩きまわってから戻った。
さて、お寺にはあまり興味はないけど、他にも「石仏四国八十八ヶ所」とか「馬頭観世音菩薩」とか色々あったので取り敢えず石段上らずオープンな感じの観音堂だけ覗いてみた。
宝篋山というのは天徳寺の山号だそうな。
もちろん秘仏の馬頭観音は見れないけど、右横隅に妙にリアルな僧の像が椅子に座ってた。
そして駐車場の手前に庭園があって名水っぽくない普通の池があった。ちょっと歩くと、ここも池の鯉が集まってきた。
なんか鯉は人なつこいなぁ。
早朝で腹減ってたんだね。(僕も空腹だわ)
常に鯉の餌を携帯してようかな。。あ、いや持ち込みで勝手に撒いたら怒られるよな。。何もあげられなくてゴメン。