那須烏山市神長にある酒蔵。
「那須烏山市近代文化遺産 どうくつ酒蔵 開放中 見学無料」という幟と案内に惹かれてきてみた。
簡単な洞穴の室でチラッと覗いて終わりかな(松本市安曇の「風穴」→みたいな)とか思ってたらアニハカランヤ、しっかりした坑道になってて、案内までしてくれるそうだ。
シブい扉を開け、案内の兄さんの後から一歩中に入ると途端にヒヤリ!冷えてて短パンTシャツサンダル姿では寒かった。。
しかも思いのほか長い坑道で驚いた。
なんでもこの坑道は太平洋戦争末期に戦車を製造するために構築された地下工場跡なんだそうだ。
へーへー。思いがけぬ戦争遺産見学になった。
坑道は真っ直ぐの桝目で長い縦の筋が3本、100m先の山の反対側に通じてるそうだ。
そしてアバラのように5本の横坑があって、部屋みたいなものはなかった。
ここでどうやって戦車造ってたんだろう?流れ作業かな?
そういう資料もあると嬉しいんだけど、あくまで酒蔵として来てる訳だからまぁ仕方ない。
そしてここはロケとかでも使われてるそうで、今年の夏にやるドラマ「金田一少年の~」でも使われたそうだ。(川口春奈とか来たのかな?)
日本酒の古酒の話などを聞きながら一回り廻って来ると、最後は洒落た試飲コーナー。
もちろん運転手なので試飲は出来ない。。んー悔しい。
用意してあるのがまだ貯蔵したての物と十年もの、そして平成元年からという二十四年物。
雰囲気だけでもと思い、匂いだけ嗅がしてもらった。
おお
やっぱ違うね。説明されて嗅いだけど、説明なくても違いわかるもんだね。(うー、、のみたい)
ってわけで、入るまでは買って帰るつもりはまったく無かったんだけど、もうすっかり気分は日本酒モード。
でもなー最近弱いからなー飲みきれるかなーなんてかわいいこと呟きつつ、プレミアムな二十四年物は遠慮して十年物を買って帰った。
なんか今年は春の酒蔵祭りに続いて図らずも日本酒ネタのスポットに足が向いている。
最近どうも弱くなったとかもう若くないとか元気ないこと考えてて、日本酒ガンガン飲んでた頃を懐かしんで知らず知らず足が向いてるのか、、
それとも、「やっぱお前は日本酒のまなきゃダメな男なんだよ!」と神様に喝を入れられているのか、、
ってわけで楽しみにして帰った。
けど、酒飲んじゃうと何も出来なくなっちゃうから先に日誌の更新だけしてから、、
なんてやってたら日付変わっちゃった。。
こんな夜中から飲み始めるのもなぁ、、とか思いつつトクトクトク
おお!
んまい!
よかった!!(実は春の酒蔵祭りで買った酒は口に合わなかった)
よしこれからまた元気取り戻すぞー、、なんて爺クサい事いいながら湯のみ一杯で酔っ払って寝ちゃった。。とほほ